このページでは原彪之助衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○原彪之助君 私は、日本社会党を代表いたしまして、内角総理大臣の施政に関する演説につきまして御質問申し上げたいと存ずるものでございますが、去る四日に行われました首相の施政方針演説を拝聴いたしまして、まことに失望を感じたものでございます。これは、ただ單に私一人の感じのみではなく、諸君もおそらくそうであつただろうと存じますが、國民全体のひとしく感じた感じであろうと私は感ずるのであります。いやしくも施政方針と名づけまする以上は、その行わんとするところについて具体的にこれを示して、われわれに審議の基準を示すと同時に、また國民に向つては、この内閣を信頼していいかどうか判断するところの材料を與えなくてはな……
○原(彪之助)委員 その點に關しましては、實は昨日衆議院と兩方の文教關係の者が手分けをいたしまして、文部省、大藏省、終戦連絡事務局、G・H・Qなどへ大體の文教委員會の意向を傳えると同時に、文部省を鞭撻する意味のことを申し傳えてあるのですが、なお今日機會を得て、兩院の關係者が総理大臣にもこの意味を傳達しようという申合せを、實はいたしているのであります。ただいまの御提案の趣旨とも合致すると思いますので、早急にそういう取計らいをしていただきたいと思います。
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