このページでは橋本金一衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○橋本金一君 政府は常に耐乏と協力、血と汗の労力によつてのみ経済の安定、食糧危機の突破をはかり得ることを強調いたしておられるのであります。國民もとより、これらは首相の申すまでもなく、よく承知はいたしておりますればこそ、それら血となり肉となるべき食糧を求むるのに悩みある現実にあるのでございます。組閣以來、いろいろと食糧問題に対する対策は講ぜられたのでありまするが、遺憾ながらすべては蹉跌を來しまして、今日の非常危局を招來いたしてまいつたのであります。 さいわい今回連合軍の好意によりまして、二百三十万六千石の放出を許されたのではございますが、しかし必要なる食糧問題解決のためには、明日をはからなけれ……
○橋本金一君 司令部の食糧放出により一應緩和した感はありますが、少くとも食糧に関する限り、再三の施策は遺憾ながらほとんど不成功に終つておるのであります。しかして明日に備えるために、本日の討論会を機に、各方面からの生産供出に対する御意見を承つたのでございます。殊に菊池君の発言中にありました生産並びに供出の問題に対しましては、私ども理想とし、理論的には全面的賛意を表するのでありますが、ただ理想、理論によつてすべての政網が行われ得るならば、今日まで政府当路の計画はこれほど蹉跌を來すべきものではなかつたのであります。要は、人心の機徴をつかみ、そこに理論づけがなければ、ほんとうの実ある計画は立つものでは……
○橋本委員 御迷惑ですが、理事の方だけでやつていただいたらどうかと思います。
○橋本委員 実はどの証人に聽きましても、ほとんど現場と処理委員会との連絡がはつきりいたしません。そこでお尋ねしたいのは、いずれの会社におきましても、委員会の委員の更迭等がありますと、先の行為が不明のために、あるいは運営上における組織等について、責任上当然前委員との打合せなり事務の引継ぎがあると思いますが、そういう点は別に今日までなくして、たとえば今の証言でありますと、昨年九月更迭する場合においては、何もそういう連絡はなくして就任せられたものでありますか。
○橋本委員 ちよつとお尋ねしますが、辻氏と交わるようになつたのは個人としてですか、会社を通してですか。
【次の発言】 それはいつごろですか。
【次の発言】 会社の関係は……。
【次の発言】 それではお尋ねしますが、先ほどの証言の中に、お礼をすることはその都度物で差上げたこともあると言つておりますが……。
【次の発言】 そこです。礼とか見舞とかいうものは、大体通念的に、一般社会の観念というものがあるわけです。これは身分によつても違いますが、しかし時によつては季節々々なり、あるいは何かの動機があつて物をもつていく、時によつてはこのような厖大な金をもつていくについては、何かそこに非常な異なつたことが……
○橋本委員 先ほど世耕氏の証言の中に書籍の買入と新聞記者の各位を招待したほかにあれを受けておるのではない、その間においていずれからも金を受取つておらなかつたこと。受取つたことはないということは世耕氏の性格並びに選挙区が金が要らないからである。かような証言がありましたが、その間さすれば金を渡すとか、渡さぬとか、断わられたとか、あるいはそういう話が全然なかつたとかいうその点をお伺いいたします。
【次の発言】 重ねてお伺いいたしますが、さすれば先ほどの証言の中にありました選挙費用が要らない、世耕氏の性格から世耕さんという人は金を受取らない、もつてこなかつたのだ、こういうお話でありますが、金はもつてき……
○橋本委員 ちよつとお尋ねします。辻、河野二方からは直接受けておらないということははつきりしております。いろいろな関係からそれに類似したような方面によつて陣中見舞とか、何とかいう名目できておることはありませんか。
【次の発言】 先ほどからの御証言を聽いておりますと、結果はいろいろな風説、あるいはパンフレツト等によつて得た記事、それを総合的にとりまとめたあなたの主観の表現と考えてよろしいのですか。
【次の発言】 はつきり御返事を願いたいと思います。
【次の発言】 あなたがいろいろ総合的な主観を記事にせられましたものとしてよろしいですか。
○橋本委員 ちよつとお尋ねしますが、最初工事を請負うときに、請負に対する見積仕樣書を出しますね。それによつて請負を命ずる、それから支拂いを大藏省がする、この請負仕樣書による檢査は、地方の出張所がやりまして、非常に嚴格であるが、あなたが放漫だと言われるのは、仕樣書にもたれて、大藏省がそれに相当するか否やの檢査をするのが放漫だと言われるのか、どちらですか。
【次の発言】 私のお尋ねしておるのは仕樣書にもたれて――その工事に対しては大藏省所管と違うところの現在の建設院が嚴密な調査をして、それによつて支拂いを大藏省がすべきであるが、建設院の調査が疎漏であるかどうか、放漫であるかどうかということを、現場……
○橋本委員 ちよつと証人に承りますが、今お言葉の中に芦田氏が総裁であつたから何も知らないというお言葉でありましたが、私の記憶を辿りますと、当時芦田氏は総裁でなかつたように思いますが、証人になお一應お伺いいたします。
○橋本委員 大島証人に聽く前に、ちよつと先ほど当時の堀切大臣の証言並びに坂次官の証言について、なお一應お尋ねしたいと思います。堀切証人の先ほどのお答えに、大臣就任以前における調査部の結成であつたから、その当時のいきさつはわからないというお話でありましたが、今大島証言によりますと、ちようど就任後であつて、十月の中旬にこの調査部ができたということをはつきり申されておりますが、その点何か思い違いでありませんか。
【次の発言】 なお大島証人に伺いたい。
【次の発言】 よくわかりました。先ほどから委員長のお尋ねに対して、私どもはなはだ大島証人の答えが、責任のある地位にある人の回答としては、ほとんど青木氏……
○橋本委員 バラード大佐に初めて呼ばれて、單なる民間会社によつて代行さすべきような命令だけでありましたか。そのときにいろいろとあるいは接收資材がどのくらいあるいは飛行機をどういうふうに解体して取扱わせるか、何かその間にお話があつたか、もう少し明細に。それから一週間後に大体人選をして報告をしたという、そのときの報告によつてそのまま受入れられたか、何か意見があつたか、この点を一つ……。
【次の発言】 そうしますと数字の話は少しもなかつたわけですね。
【次の発言】 その間に大体三社をあなたの方の課で選び、それから上司に報告して大体承認を得たわけなのですが、その間において三社を商工省のあなたの課へお呼……
○橋本委員 前に組閣せられたのはちようど二十一年五月ですが、その当時星島氏が商工大臣になられ、その後二十二年の一月に星島氏が國務大臣に左遷せられたように聞いておりますが、これは何か理由があつたのでしようか。
【次の発言】 なお当時巷間傳うるところによれば、星島氏が落下傘の附属品等に対する不当の拂下によつて國務大臣に左遷をせられたというようなことも承つておりますが、そういうような考えはお持ちにならずしておやりになつたのですか。
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