千賀康治 衆議院議員
23期国会発言一覧

千賀康治[衆]在籍期 : |23期|-24期
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このページでは千賀康治衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

千賀康治[衆]本会議発言(全期間)
|23期|-24期
第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第15号(1947/07/10、23期、民主党)

○千賀康治君 私は、みずからくわをとる耕作農民でございまして、故郷にありましては、小作を代表する農地委員の一人でございます。毎日の執務におきまして、一番苦労いたしておりますることは、この農地問題を中心といたしまして、いろいろな便乘が起つてくることでございます。あるいは自作農も、あるいは小作も、または地主も、今こそこの農地問題を巧みに利用して、自分の考えておることを一挙にして到達させよう、こういういろいろな企みが、農地委員を中心にして訴えられてくるのであります。われわれは、ともすると、それらの人々に巻添えを食つて、たいへんなことになることを常に自覚しながら、執務をいたしておるのであります。  し……

第1回国会 衆議院本会議 第26号(1947/08/19、23期、民主党)

○千賀康治君 私は、民主党を代表いたしまして、ただいま上程になりました淺沼稻次郎君ほか五十五議員の諸君が提出せられましたこの議案につきまして、若干の意見を加えて賛成の意を表示したいと思うものでございます。  麦、馬鈴薯、こうしたものの供出が、われわれの当面いたしまするこの食糧危機突破に際しまして、いかに重要であるかということは、われわれがここで喋々する要はないのでございます。ただ、この供出がほんとうにできるかできないか、農民がわれわれの意思をほんとうにくんでくれて、最後のふごに残る一粒までも出してくれるかどうか、この点が問題でございます。現在の状況におきましては、この供出の運動もどうやらひとつ……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 衆議院本会議 第24号(1948/03/04、23期、同志クラブ)

○千賀康治君 同志クラブを代表いたしまして、ただいま上程されておる議題に対して反対意見の討論を行います。  國家公安委の制度がことに発足をいたしまして、かがやかしいわが國の警察制度の元締はただいま定められんとしつつあるのでございます。國民は、この問に対しまして異常なる関心をもち、興味をもつてこの成り行きをながめております。しかして、かような大きな問題に対しましては、相当なる期間を残して内閣はわれわれに意見を求めるべきであります。すでに三箇月以上の期間がここにあるのに内閣は一体何をしておつたか。さだめて個人的には、人間的には、いろいろな問題――内閣を投げ出されるほどでありますから、いろいろな氣持……

千賀康治[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

千賀康治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 国土計画委員会 第15号(1947/10/07、23期、民主党)

○千賀康治君 私が紹介議員を勤めておりますが、この問題はかつて愛知縣の全代議士十九名が愛知縣知事の官邸に招請を受けまして、ここで知事と協議をいたしまして、集合いたしましたところの者は全員賛成をいたしておるのでございます。私便宜上代表としてここに紹介の役目をいたします次第でございます。  愛知縣の海岸線は約百里に及んでおります。しかしてこのうち海岸堤防は三十里前後に及んでおるのでございます。この海岸堤防が包容しております耕作地の面積は約一萬町歩弱に達して、非常に廣大なるものでございます。これが海岸堤防の保護によりまして、年年愛知縣は特に優秀なる農作物を生産いたしております。たとえばオランダの某々……

第1回国会 国土計画委員会 第33号(1947/12/05、23期、同志クラブ)

○千賀康治君 矢作川改修工事促進に關する件でございますが、矢作川は昭和八年に二十箇年の期限で改修計畫が國営事業ではじまつているのでございます。しかしながら物價が非常に高騰いたしまして、その後ほとんど工事が困難になつております。全豫算を投じましても既定計畫の五割できるかできないか、現在のところでは非常に疑問な状況になつております。ところがこの流域で一番多い雨と申すと、昭和七年七月一日には、三日間で七百五十ミリの豪雨が降つております。關東の水災と比べましても、關東の水災が二日間で二百五十ミリといわれておりますが、雨量の多い地方であるということをは、實にこの一事でも思いなかばに過ぎるのであります。あ……

第1回国会 国土計画委員会 第34号(1947/12/08、23期、同志クラブ)

○千賀康治君 政府は近く海上保安法竝びに開港法案を國會に提案せんとして準備中である由ですが、右法案中地方自治體において、管理又は經營している開港に對し、開港上の保安強化の名目のもとに、新に中央官廳の特別行政機關を各港ごとに設けんとする條項があるのは、地方港灣運營一元化に反するばかりでなく、地方自治尊重の精神に背馳しまするにとどまらず、また地方港灣の振興上障害をなすものと確信します、以上の理由からして左の如く修正を要望します。すなわち一、海上保安法の適用區域より港灣區域を除外すること、一、港灣運送業の監督は地方公共團體に移管すること、一、開港法の施行は地方公共團體の管理する港湾については地方公共……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第4号(1947/07/15、23期、民主党)

○千賀委員 私は今囘このメンバーに入れていただいて、なお今日遅刻をいたしましたので、私の質問と同じ質問が前にあつて重なつておるならば、そ方にお聞きいたしますから、その點は御答辯のときに御注意を願います。私は衆議院議員になりまする前には、愛知縣會に席をおいておりましたが、こちらに参つたのであります。ところが縣におきましては、隱退藏物資を摘發すれば、一割ないし二割、この數字ははつきりいたしておりませんが、報獎が政府から出るのだということを、役人の口から當時言われて、縣民は隱退藏物資の摘發にいそしんでおつたのであります。この點が今日になつてみると、あるいはこの世耕事件に關係があるのやら、ないのやら、……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第5号(1947/07/24、23期、民主党)

○千賀委員 世耕事件につきまして、だいぶ新聞にかれこれ出ております。われわれが第一に怪訝に思い、また憤慨にたえないのは、世耕氏の談話として、民主黨にも社會黨にも同じ疑いのかかるべき者がある。あるいはその劇中の人物があるということを言つて發表されておりますが、これはわれわれは、ただ新聞の記事として看過すべきか、あるいは世耕氏が公の席においてこれを發表しておるのか。やはり新聞でありますが、内閣が世耕氏を名誉毀損で告發すべきだという記事も出ておりますが、これも事實はさような點まで進んでおるのかどうか。殊にこれを議會の名誉といたしまして一番憤慨もし、また一番詳細に理非曲直を調べ上げて、内閣の、あるいは……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第7号(1947/08/04、23期、民主党)

○千賀委員 やはり世耕事件を引合いに出しますので、私もちよつと氣がさすのでございますが、世耕事件に關しまして、私は主観的に世耕氏が、官憲が悪いということを盛んに力説されることに對しまして、非常に不満であり、また義憤を感じておつたのであります。愛知縣に永く公職に就いておりました際も、できるだけ警察制度というものをピユアーに保つて、ほんとうに民衆が信頼するものにしたいということに關しましては、私どもは率先して努力を續けてきたのでございましたけれども、そうした潜在的な感情があることに對しましても、いたずらに世耕氏の言説をもつて、他を誣うるものだというような感じをもつておつたのでございますが、最近なか……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第8号(1947/08/07、23期、民主党)

○千賀委員 これは會期の問題でありますが、大體豫定があつて、議員全體が承認をしておるはずであります。各派交渉會の根本からすつかりやり直して、決議をし直すならば變更はできると思いますけれども、ここの決定としますれば、ほかの委員會の進行にも大きな支障が起つてくるだろうと思います。かような意味で、私はここだけで今決定することは不可能でもあり、またよつて起る影響が大きいと思いますので、豫定通りに進行せられることを希望いたします。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第9号(1947/08/14、23期、民主党)

○千賀委員 私は衆議院の本會議におきまして、狩獵法の獵期のことで意見を發表いたしておりますが、狩獵法は警察關係と農林關係と兩方にまたがつておるようでございます。農林委員會におかれましては、近く狩獵法の改正につきまして、殊に政令でやられる改正につきまして意見をもつている議員が集團をいたしまして、交渉會を一日開いていただくことになつておりますが、この公安關係にも危險物取締りとかいう方で關係があると思います。むしろ獵期などを決定いたしますのは、警察關係の方が主であるような氣もするのでありますが、この點は私の見解のように今運行いたしているでございましようか。または現在は、ほとんど農林に一任していられる……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第10号(1947/08/22、23期、民主党)

○千賀委員 先ほど御説明の、北海道の開發に關する官制の機構について御上程になつたのでありますが、そのもとはいつころからできておつたのでございますか。
【次の発言】 北海道の開發の重要性は、もちろんわれわれは無視するものではございません。しかしながら今委員長がお答えになりましたところでは、三十年以來の問題のようでございまするが、ちようどわが國が朝鮮を獲得し、または満州國と特惠關係ができた。そのころからでありまして、日本の全民衆が北海道にかけておりまする望みの比重は、現在これらのものを、臺灣まで入れてすつかりなくした今日、北海道に望むこの望みの重大さと、三十年以前とは大分目方が違うと思うのでござい……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第12号(1947/08/28、23期、民主党)

○千賀委員 交通の取締りにつきまして、これは昨年のことで、必ずしも現内閣の政令を批判するということにはあたりませんけれども、ここに御出席の政府委員諸君は、當時から責任の衝におられた諸君であると思いますので、官僚諸公が政令を取扱う一つの傳統的な動きに對しまして批判をするという點については、やはり今お答えを願つても有意義だと思いますからお伺いをいたしますが、昨年の十二月頃左側通行が右側にかえられて、實に執拗に日本の各警察を通じて民衆を指導せられたのでございます。これについては、ずいぶん悲喜劇もあり、ずいぶん不自然な點もたくさんに出ておつたのでありますが、われわれはこれは連合國の後ろの力がかくさせる……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第13号(1947/08/30、23期、民主党)

○千賀委員 私も松谷議員と大體において同様な意見をもつておるものでございます。私どもは愛知縣の郡部でございまして、この問題には相當に深刻な關係があるはずでございます。しかしながら、私はイデオロギーにおきまして、最初から特別市制は斷行すべしという意見を抱懷いたしておるのであります。さらに地もとの議員竝びに町村長の諸君から猛烈な反對運動も起きておりますので、そのたびに私は自分の信念は斷固として變りはない。何度言われても信念は信念で變りはない。しかしながら政治行動にこれを移す場合には、おのずから考えることもあるだろう。考えないこともあるかもしれない。これはまたそのときである。こういうような返事をして……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第14号(1947/09/15、23期、民主党)

○千賀委員 特別市制を研究しているうちにぶつかつてきた問題ではございますが、出先機關の整備ということに、相當に大きな關係があると思うので、この際政府當局に御意見を伺い、また私の見解も申し上げておきたいのであります。  特別市制を斷行するに際しまして、たとえば愛知縣の尾張の國であるとか、京都府の山城の國であるとか、中心地を拔き取られた殘存部分をいかに處理をするかということは、相當に大きな問題で、これは特別市制とともに宿命的な問題でございます。しかしながら、この問題に必ず逢着すべきはもちろんでございますけれども、前國會におきましても、この問題について相當に憂慮されて、附帶決議もついておりますけれど……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第15号(1947/09/18、23期、民主党)

○千賀委員 私は東京、北海道の鐡道線路の連絡状況を伺いたいのが一つ、田畑の収穫皆無を豫想せられる浸水面積はどれくらいあるか。それから浸水した家屋で、所有する食糧その他重要生活資材をことごとく水中に埋没といいましようか、すつかり浸水さしてしまつて、再び生活の用に供することができない、このロスの程度、まつたく食糧がだめになつてしまうだろうと豫想される程度の浸水家屋がどれくらいあるか、この三つを伺いたいのでありまするが、こういう方針の集計ができておつたら、概略でもいいからお伺いしたいと思います。
【次の発言】 昭和七年の七月でありますが、愛知縣に非常な水害がありまして、このときには、三日間に七百五十……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第17号(1947/09/25、23期、民主党)

○千賀委員 われわれの職務を通じましてこの提案を實行いたしますことは、非常に必要なことであると思います。但し調査委員の數その他につきましては、あげて委員長に一任をいたしたいという動議を提出いたします。皆さんの御贊成を願います。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第19号(1947/10/02、23期、民主党)

○千賀委員 さいわい有名なる調査局長がお出になつておりますので、この際二、三御質問をいたしたいと思います。農林の統計がほんとうの正鵠をつかみ得ないということは、わが国の過去においても相當に悩みがあつたのでありますが、世界においても農林の統計に限つては、なかなかほんとうの實情をつかみ得ないということがいわれております。ソ連が比較的世界の中では農林統計においても正確であるといわれておりましても、なおソ連でも工業生産の統計ほどには農林統計はいかないのだ。結局農林統計、殊に農業統計というものは、統計の現實としてほんとうのところがつかみ得ないということがまず世界の定評に近いのでございます。日本におきまし……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第22号(1947/10/09、23期、民主党)

○千賀委員 私は二つお伺いたしたいのであります。一つは、東軍鐵道の三等列車に乗りますと、まことに煽情的ないい文句で、旗は道ずれ何とかということが書いてあります。また見ますと、ときどき絵までかきまして、混んでいるときには四人掛けのところへこうしたら六人掛けられるのだ、また向き合つてその間にはいれば八人掛けられるのだ、というようことまで指示をしてあります。しかしながら二等車の方に乗りますと、そういう額のかかつたこともなければ、また八人乗れる絵をかいて、混んだときにはそうやつて乗れということも書いてあつたことがない。これは鉄道省の指導原理といたしまして、三等車の乗客というもの、二等車と違う國民、たと……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第24号(1947/10/16、23期、民主党)

○千賀委員 木村内務大臣竝びに林地方局長、御兩氏の説明によりまして、大體は了承することができたのでございますが、この法案は選擧の關係がありましたり、これは非常に慎重を要するものでありまして、さらにまた一方の事情によりましては急速審議決議の必要もあるように伺つております。ただいまの御説明は、やがて公報になつてわれわれの手の中にはいつてくるのでありますが、急速にこれを慎重審議しようといたしますと、それを待つておつては事が足りませんので、どうか書面にしてわれわれの手もとに御配付を願いたいと思います。以上、動議と言つてはあまり大袈裟ですが、みなさまの御賛成があればぜひお取計らいを願いたいと思います。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第26号(1947/10/22、23期、民主党)

○千賀委員 私六・三制の問題は、酒井委員と政府委員との應答に關連をいたしますが、政府委員の答辯を是なりと承認をするものであります。六・三制につきましては、まつたく日本の國力を無視したこの制度を内閣が取入れてしまつたということに悲しみのもとが胚胎しておるのであります。最近におきましても、從前の國民學校の教育をする本もなければ、資材もない。教材の補給もできないというようなこの現状の上に、さらに六・三中學をここに加えていくということが、實際問題としてできるはずがない。これの見透しなく、なぜ文部省がこれをわが國策として取入れたのか。また内閣總理大臣がこれを總攬しながらこれを承認しておるのか。この點まつ……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第27号(1947/10/23、23期、民主党)

○千賀委員 第一にお伺いするのは、地方議會に、今度は豫算の發案權にひとしい豫算の追加、削減が認められることになつております。しかし但書がつきまして、これは市町村長の豫算發案權を侵害してはならないということでありますが、ここがまことに曖昧でありまして、發案權を侵害せないということであるなら、それでは市町村長が、あるいは縣知事にいたしましても、その團體の長が承認をする範圍内で豫算を修正するということが、この事實にあてはまるか。承認をしなくてもやれると見てやれば、他日民事訴訟等の問題が起きても、それは民事訴訟で敗訴になれば、もちろん議會側が負けるのでありますが、勝訴になればそれで市町村長が承諾をしな……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第31号(1947/11/06、23期、民主党)

○千賀委員 特別市制が問題になつておつたころに、府縣と大都市との間の警察網が二つに分段されるということで、犯罪捜査が非常に困難になるということが、特別市制反對論の有力な一つの理論であつたのであります。私もその點については、相當の共鳴をしておつたのでありますけれども、こういうような場合うまくいくかどうか。たとえば一例を私の出身の愛知縣のことで申し上げますと、名古屋を中心としたところで犯罪が起つたとしますと、これを押さえるには、西にいけば木曽川橋、北にいけば犬山橋、東にいけば矢作橋、こういうふうに要所々々が、一元の命令系統でいけば、ただちに押さえることができるのでありますけれども、現在の御提案にな……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第37号(1947/11/20、23期、民主党)

○千賀委員 簡單に質問をいたします。私は地方公安委員の性格について二、三不審な點を伺いたいのであります。地方公安委員が政黨に所屬しておると、ある數をもつて制限をせられる、また公安委員中に政黨に所屬いたしましても、ある數に達するとこれは退職しなければ罷免を受けるということがありますが、政黨の政黨員たることはどうして認めるのか、この點が私にははつきりいたしません。たとえば政黨の首領のごときも政黨員であるし、また地方に、おきまするごく先端な政黨員で、ただ某に投票をし、選擧のときには某に聲援を與えるというようなものも、政黨の役員と言えば言えるかもしれぬし、この限界をどの點にもつていつておられるのか、そ……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第39号(1947/11/22、23期、民主党)

○千賀委員 ちよつとこれに關連して、御答辯の前で結構ですから……。私も酒井委員とまつたく同じ觀點からこの問題を眺めておるのでございます。ただいま酒井委員が詳細に、中部日本におきまする名古屋市の實力の梗概、あるいは實情その他の諸點についての梗概を述べられましたが、ことごとくこれは私も異論なく承認をいたしておる點でございます。當然名古屋市に地方警察の中心をもつていかなければ、その機能を發揮することは斷じてできないと考えております。噂に聞きますると、名古屋市を入れることは、當然全國に八つの管區を置くことになる前提となり、八つということは昔の軍閥時代の師團の管區に以てくるから、これはその筋で忌避をせら……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第41号(1947/11/26、23期、民主党)

○千賀委員 私はこの問題は、當委員會において採擇さるるよう希望する一人であります。と申しますのは、この陳情があつてもなくても、多數の料理屋で營業した者が、その生活をどうするのかというようなことを、はつきり政府から指示も與えられず、國家からほとんど何の保護も與えられずして、過去數箇月間空しく暮してまいつた。なおここで、將來も同じ立場が必要なんだというような冷たいことを宣告されますると、國民に對しまして非常な暗影を投ずるものであることは言をまちません。われゝはいかにしても、彼らが安んじてその生を全うする途を何とか見つけ出してあげなければならない。この委員會は單に一つの關係委員會でありまして、國民の……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第45号(1947/12/05、23期、民主党)

○千賀委員 いろいろ御意見が出ましたが、私は假決議は結構だと思います。よくぞやられたと思つております。これはG・H・Qに對しましても、委員の意見がここにあるのだということは、明瞭にするほうがいいと思います。本当に委員の意思が多数をもつてはつきりとこうきまり、それによつて向うの人の考えを指導したいという気持ちが現れるときは、いつも假決議をやる方がいいと思います。それについては、まつたくこのごろのようにわれわれの意向がまとまりかけても、まず一應向うに聴いてというような態度、殊に政府當局などの態度もそれが多いのでありますが、これが横行することになると存外便乗されまして、委員の意見でも、そちらの名をか……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第46号(1947/12/06、23期、同志クラブ)

○千賀委員 ただいま消防法の説明を伺いましたが、この際小委員長に質問をいたします。  私はこの席におきまして、火災を豫防するのには何よりも水である、しかも日本國内には、たくさんの小型のタンクがひつくり返して水をあけられ、また大型のタンクは土を入れて埋められてある、これを再び復活いたしまして水を盛ることになりますと、國内の殊に各都市及び小都市自身といたしまして、應急の用になる水の保有される量はおよそ莫大な量になる。これをすることが本法の火災豫防のために何をおいても必要であるということを主張したことがあるのでございます。この點につきまして、私は少々出席が遲れましたので、前に何か觸れておられたかもし……

第1回国会 通信委員会 第2号(1947/07/29、23期、民主党)

○千賀委員 委員長……
【次の発言】 通告があればどうぞ。

第1回国会 通信委員会 第3号(1947/08/01、23期、民主党)

○千賀委員 私は遞信事業に對しましてはまつたく素人でございまして、どうして勉強しようかといろいろ苦心をしまして、機會のあるごとに郷里へ歸つて、郵便局長初めの方、關係者に集まつてもらつて座談會をやつては教育をしてもらつておるのでございます。その際聽きました一致した議論の方向は、よほど今までの皆さんの質問の中に盛られてはおりまするけれども、大體鐵道省の吏員と遞信省の吏員と少し待遇が違うということに相當な不平があるようでございます。鐵道省などは鐵道運賃の値上げ等も非常に手ぎわよくやつていくのに、遞信省の方はいつもこの値上げにぐずついて後囘しになり、輿論にぶつかつて相當に難儀をしていくことになる、かよ……

第1回国会 通信委員会 第8号(1947/08/22、23期、民主党)

○千賀委員 ただいまの御質問の點は私もよく隨所で見受ける光景であります。ただいま全逓にというお言葉でありますけれども、一體從業員の監督權というものは、政府及びその直系の下僚にあるものか、あるいは全逓とかそういうものにあるのか、こうした組合は組合員の幸福増進のためにつくられておると思うのでありますが、こういうものに監督權あるいは事業の運營權が相當に抑えられておるのか、これはゆゆしい問題であると思います。これに對して當局の御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 わかりました。私もそうあるべきだと思つておりますが、ただいま御質問の中に、全逓を督勵するとか、全逓と了解を求めてかかることがないように……

第1回国会 通信委員会 第9号(1947/08/26、23期、民主党)

○千賀委員 奄美大島の問題が本會議で問題になつたのでございます。むろんわれわれの國民感情といたしましては、なるべく早急に奄美大島が昔通りわれわれの同胞を置く版圖になることを希望してやまないのでございますが、現在においては種子島、屋久島等はわが最南端の一つの民族生存の基地となつておるのであります。屋久島につきまして無線の増強をぜひせられるという政府案に對しましても、非常にわれわれは意を強くしておるのでございますが、同時に種子島と本邦との連絡ははたして遺憾なきや否や。この點も併せて報告を願つておきまして、われわれが本請願に贊成するかどうかという資料にしたいと思います。

第1回国会 通信委員会 第11号(1947/09/16、23期、民主党)

○千賀委員 昨日の豪雨で通信の被害について發表がありましたか、ありませんですか。
【次の発言】 どうか委員長からお取計らいを願つて、一應通信の被害の多かつたものだけ御發表願いたいと思います。

第1回国会 通信委員会 第13号(1947/09/26、23期、民主党)

○千賀委員 ただいまの三つの島の面積と戸數、人口がおわかりになつたら承りたいと思います。
【次の発言】 わからなければ、また次の機會に知らしてください。
【次の発言】 無線關係の政府委員がお見えになりますので、特にお伺いしたいのですが、硫黄島に無線局をつくるとすれば、鹿兒島と通信連絡の可能の程度のものができるのか、全日本と通信連絡ができるものをおつくりになるのか、その點を伺いたいのであります。というのは、なるべくそうしたものは効用の廣い程度でできることがよいのだと思うのですが、もしかおつくりになるならば、どの範圍のものをお考えになつておるか、伺いたいと思います。

第1回国会 通信委員会 第16号(1947/10/31、23期、民主党)【議会役職】

○千賀委員長代理 日程第五、ただいまの御説明のあつたのに對しまして御質疑はございませんか。
【次の発言】 今日は初めの委員長の宣告のように、採決には入りません。採決は後日にまわします。
【次の発言】 御質疑等ございませんか……。
【次の発言】 それでは日程第四、西郷村に郵便局設置の請願を議題にいたします。紹介者飯村泉君。
【次の発言】 これに對しまして政府委員の意見を聽取いたします。
【次の発言】 以上に對しまして御質疑がございませんか……。
【次の発言】 御質疑がございませんから日程第六を上程いたします。歌垣郵便局に電信電話事務開始の請願、紹介議員前田種男君。

第1回国会 通信委員会 第17号(1947/11/07、23期、民主党)

○千賀委員 個人の利益を認めて、いろいろ新法案につきましては、舊法案のしからざるところを改訂したという御意思は、まことにごもつともであります。しかしながら現今の山猫爭議のごときは、この新法令が實施されておるのではありませんけれども、將來ああいう種類の爭議が起りました際は、これによつて個人の受ける損害はだれが負據するのであろう。せんだつての爭議の際現場に行つてみますると、すでに山と積まれた小包の行襃の中には、中の食料品が醗酵いたしまして、もう熱を出しておるものもあるし、鼠が行嚢を食い破つて、中から栗その他の食料品を引きずり出して、至るところで散亂、狼藉をきわめておる。これはみな個人の深刻なる損害……

第1回国会 通信委員会 第18号(1947/11/11、23期、同志クラブ)

○千賀委員 郵便料が安いということは、從前のわれわれの觀念でさようであつたのでありまして、また事實そういう結果でもあつたのでありますが、最近の郵便料は相當に高くなつております。今日表をいただいたのを見ても相當高くなつておる。しかしこれは安本の標準から言えば、まだ相當安いという政府の見解でありますが、國民の間ではインフレに惠まれておる人々は、これははなはだ安いという人もありましようし、未亡人あるいは恩給者というようなもので、ほとんど収入が増していないのに、物が高いということばかりをかこちながら生活しておる人は、依然としてインフレに慣れておらないので、非常にこれは困るだろうと思います。その一つの事……

第1回国会 農林委員会 第38号(1947/10/22、23期、民主党)

○千賀康治君 ただいま野溝委員長から私にというお話でございまするので、まことにこの點私光榮に感じて御説明いたします。私自身がこの榮養週期農法の體驗者でございまして、この體驗の概略は前囘本席において、皆様の前に報告をさしていただいたところでございまするので、この點はあまり言葉を重ねることを避けます。  この榮養週期農法たるものが世間に認められてまいりまして、ことしの夏でございましたが、かの小石川の護國寺等に夏期講翌會を開いたのでございます。全國から集まりました青年の數は實に二千に上り、あの護國寺の七堂伽藍の大建築を埋め盡くしてまだ足らずに、隣の某裁縫女學校の建築をことごとく埋め盡して、三日間この……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 議院運営委員会 第81号(1948/10/01、23期、民主自由党)

○千賀康治君 私治安及び地方制度委員会の理事を代表いたしまして今日ここに発言をさせていただきます。ただいま事務総長から御説明がありましたから、同じ言葉を重ねる煩を省きますが、地方制度委員会におきましては、この中に盛られてあります問題は、今までずつと審査をやつてきておりますので、問題を取扱うのに慣れてもおるし、こつもわかつておるというようなことで、この問題はなるべく私どもの申し出を採用していただいて、今度の地方行政委員会の権限にこれをさしはさまれていただければ非常にぐあいがよいし、慣れたことを慣れた人間にやらせるという点で、たいへん能率も上ろう、かようなわけで理事会を代表して申入れをさしていただ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第3号(1948/02/03、23期、同志クラブ)

○千賀委員 列車回数が減つたことを、石炭の減産に責任を轉嫁しておられるようでありますが、丸ビル前に石炭。月産額が大きな罫線で示されておりますが、去年の四月ころと今日と比べますと、非常な差をもつて増産されておりますが、こういう増産の事実があるのに、石炭減少のために列車が出ない、また列車の回数を減らされるということは國民として受け取れない。この点政務次官の説明では納得しかねるのであります。  それから東北の集團強盗の件は、すこぶるわれわれの遺憾とするところであります。その後東海道線で、再び同じようなことが繰返えされておると新聞は報じております。この事実を当局は認められるかどうか、伺います。  また……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第4号(1948/02/05、23期、同志クラブ)

○千賀委員 私も、ただいまの川橋委員の発言と似たところもありますので、当局の答弁の前に、ここでさしはさましていただきます。  特別市制が問題になりましたときに、われわれ特別市制を断行すべしという意見のものも、結局行き詰つたところは、縣をいかにすべきかということであつたのであります。たとえば愛知縣の例だけを引きましても、名古屋を特別市制にすると、まん中に蛇の目のような穴が明いた尾張の國を愛知縣にどうやつてくつつけるか。それもいけないから三重縣に一部分、あるいは岐阜縣に一部分というふうにくつつけなければならない。そう言うとやはり、傳統的な郷土愛というような氣持からか、そういつたような氣持から、とて……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第12号(1948/03/02、23期、同志クラブ)

○千賀委員 料理屋の轉廃業に関して政府は、措置をとつておると今説明しておいでになるが、轉廃業に対してどんな実質的な措置をとつておられるか。言いかえれば、轉廃業をする者にどのくらいな生活援助なり補助費なりを支給しておるのか、その点がはつきりしないから明瞭にお答え願いたい。掛声だけでは、もちろんさようなことはできるはずがない、また何をするにも、このインフレの世の中で相当多額の費用を要するときに、掛声くらいで轉廃業してくださいと言つたところで、これはむしろ反感を買うばかりで実効はあがらない。その点に対して、どの程度の実際的な援助をしておられるか伺いたい。そば屋等を許可するようにしたいというお話であり……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第13号(1948/03/04、23期、同志クラブ)

○千賀委員 前回の委員会で、農林省が配給しました毒だいず粉、この事情についてきようは当局の説明を求めるお約束になつておりましたが、出席しておりますか、いかがでございますか。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第19号(1948/04/01、23期、民主自由党)

○千賀委員 地方制度並びに地方財政制度の改革につきましては、最近地方財政の窮迫が実に焦眉の急に追つておるのでございます。私は昨日も愛知縣に帰つて縣廳並びに私の出身地である岡崎市役所等に出頭して、いろいろ問題を討議したのでございまするが、縣会は済ましてみ、また市会は済ましてみたのでございまするが、結局根本がきまつておらないので、ほとんで暗中模索の形で安定を欠いておりまして、実は当事者たちは困つておるのであります。これは單に愛知縣の問題だけではなしに、この愛知縣の事実は、あげて日本のことごとくの地方財政の事実を、ここに反映しているものであると断ずるものでございます。かようなわけでございまして、何と……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第20号(1948/04/02、23期、民主自由党)

○千賀委員 昨日私はこの問題の決議案を提案した者でございますが、地方で困つておるということは皆さん言つておられますので、あまり言葉を重ねてもどうかと思いますが、一昨日、一昨々日愛知縣並びに岡崎市の方に参りまして、ちようど定例会議を済ましたところでありますので、その首脳者に状況を聽いたのでありますが、ほとんど收入に対しては自信がないから、縣会議員、市会議員に、收入に対する質問は妥協して止めてもらつて予算縣会を済ましたというような、ほとんど会議の実体を喪失したというような予算会議をやつておるのであります。いかに地方の基礎がうわついておるか、浮き上つてしまつておるかという点は申すまでもありません。と……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第23号(1948/04/15、23期、民主自由党)

○千賀委員 委員長の言葉で、特に当局のとるべき必要なことが忘れられておると痛感せざるを得ない事実がございます。というのは、先ほど警備部長も、警察官の士氣が高揚されることが欠けておつたということをしきりに言われますけれども、一つは警察の精神だけでなしに、國民精神が高揚されておらない、民族全体が非常に萎靡沈滞をして、気絶の状態にある。ひとりこういう民族の中の警察精神が高揚されるはずがない。そこで警察精神を高揚させるならば、もう少し民族の目標というものをはつきりして、その目標に対する民族精神というものを高揚しなければ、警察だつて、いつまで経つてもいくじのない腰抜けばかりの警察であるはずであります。こ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第30号(1948/05/20、23期、民主自由党)

○千賀委員 この市町村のなし得る仕事の條文の中に、たくさんあげてありますが、たとえば自動車であるとか、鉄道であるとか、電氣、水道、ガス、そういうもので現在市町村の区域内において私設会社がこれを経営しておる。市町村会がこの條文の目的によつてこういうものをやろうという決議をするときには、その優先権といいますか、私設会社が先にやつておる優先権というものははつきり認められるか、またはここに指定されたものは、いつでも地方公共團体の後まわしになつていくのか、あるいはその点は政府が調整するか、政府でなければ上級地方官廰が調整するものか、そこらの根本はどういうつもりでありますか。伺いたいのであります。それから……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第31号(1948/05/25、23期、民主自由党)

○千賀委員 この前にも質問をいたしたのでありますが、市町村がこの法案では法人だということをはつきり明示をいたしております。もしも法人だということになると、株式会社その他と対等の位置になるはずでありますが、現在株式会社が市町村の区域にいろいろ既得権的営業をもつておりましても、市町村がこれを集中排除法によりまして、おれの方でその部分だけは経営をするのだ、お前の方はガスなり電氣なりを卸賣をすればいいのだから、小賣はおれの方でやるんだということになると、容易にその区域は市町村に巻上げられるのでございますが、逆に今度は市町村が相当な計画と投資をいたしまして、水道、電氣その他ここにいろいろな事業をやつても……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第32号(1948/05/27、23期、民主自由党)

○千賀委員 この法案はかつて軍閥??日本のいわゆる指導者が無理な政治を地方に強いてきたから、それを是正するためというような意味が含まれておるかもしれませんが、地方の市町村で合併をされる場合を考えてみますと、あるいは地方に大きな工場ができたため、しかもそれが軍に関する工場であつて、その工場に至る鉄道幹線から道路等のごとき、あるいは引込み線のごとき、大きな都市と関連をしなければ、なかなか縣道、市町村町に思うような修築を加えることができなかつたり、あるいは鉄道線路に対する大きな負担をすることができなかつたということで、あるいは一部分はそうした戰爭指導者の圧力のかかつたこともあつたかもしれません。しか……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第33号(1948/06/01、23期、民主自由党)

○千賀委員 ただいまの三件の請願中、第五、地方自治法の一部を改正する請願並びに第一〇、監査委員制度の確立整備に関する請願、この両件は関係するところも非常に廣範でありまするし、未だ見透しのはつきりつきかねる点もあり、また当局の答弁におきましても自信のうかがわれざる点もございまするので、これは当分保留にいたしまして、他日さらに研究をする方がよいと思います。  また第六の、主要都道府縣に建築部設置の請願でありまするが、主要都道府縣には土木部はすでにできております。しかしながら建築部をさらに設置するという問題でありまするけれども、出先官憲の整理に関しましては当委員会におきまして過去すでに長い歴史をもつ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第34号(1948/06/03、23期、民主自由党)

○千賀委員 私は質問をいたします前に、先ほど某方面に当委員会を代表いたしまして意見を質しに行つた点がございます。それは門司委員が前回地方制度の一部を改正する法律案の中で、修正意見を吐露いたしましたので、これを向うが了解するかどうかという点について話合いに行つたのでございます。大体その点は了解を得ましたのでその点をここで発表いたしまして御参考に供したいと思います。朗読をいたします。  「地方自治法の一部を改正する法律案の修正案(追加)  第百九十五條第三項に次の但書を加える。但し市にあつては條例で四人とすることができる。」これは監査委員が大きな市では二人で少いのではないかという問題であります。 ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第36号(1948/06/05、23期、民主自由党)

○千賀委員 私は大体の質問のときには欠席しておりましたが、きのう労働組合の陳情を聽きまして、相当重大な問題だということがはつきりいたしました。全委員外の林君も請求をいたしましたが、取扱者等の意見を聽くために、公聽会を開くことが適当だと思いまするので、適当にお計らいを願いたいということを進言いたします。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第37号(1948/06/11、23期、民主自由党)

○千賀委員 ただいまの修正案に賛成いたしますならば、私は特に重大な点をここに討議をいたしまして、これはぜひとも委員長から本会議において御披露を願いたいのであります。十二條の條例の改正でありますが、この問題が先般來地方自治團体の職員の労働組合関係から強く取上げられております理由は、彼らが職員として執務をいたしておりまする際に、政府から非常に無理な注文が來る。最も短期間において、たとえば市町村民税の総計をいつまでに割付けをして徴税しろというような、まつたく不可能なことを言つてまいるので、当該吏員たちも政府の言つてくることに反抗する方法もないから、その期間においてとにかく形ばかりの仕事はやつてみるの……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第38号(1948/06/15、23期、民主自由党)【議会役職】

○千賀委員長代理 ただいまから開会いたします。  今日の日程は風俗営業取締法案、警察官等職務執行法案、市町村立学校職員給與負担法案の三件でありますが、その前に日程を追加いたしまして、警察制度改革小委員長の小暮藤三郎君から中間報告を聽取いたすことにいたします。小暮君。
【次の発言】 私は高橋委員のもつておられる思想並びに見解と大体一致をいたしておりますのみならず、この場内の空氣も大多数はこれに一致だろうと思いますが、なおこの際はつきり伺つておきたいのは、第六條の臨檢にかかわることでありますが、今までの應答を聽いておりますと、やはり淫賣の現行犯をあげるために臨檢をするのだ。その臨檢は火急を要するか……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第39号(1948/06/16、23期、民主自由党)

○千賀委員 ただいまの御発表に対しまして、早急でありまするから、民主自由党を代表した意見ということは、ここに申すことができませんが、ただ私個人としての意見を申し上げます。  この修正は、元來民衆のすでに獲得した権利を大幅に縮小する案でございまするから、大体案そのものに対しまして、非常に私どもは大きな疑いをもつておつたのでございます。しかしながらまた地方行政を進めていく上から、直接その衝に当つておる責任者たちの公聽会にひとしいような懇談会における意見を聽きましては、また考えさせられる筋合いもございますので、私は意見を附してこの問題は賛成をした次第でございまするが、ただいま委員長から発表になりまし……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第40号(1948/06/18、23期、民主自由党)

○千賀委員 西尾長官はきわめて御多忙のようでございますので、私の質問をこの際ちよつと挾ましていただきたいと思います。昨年の七月二十二日でありますから、ほとんど一年になんなんといたしております。当委員会に西尾当時の官房長官を招致いたしまして、私の質問に答えていただいたのでございますが、その内容は西尾官房長官が世耕君その他当時の自由党に属しておつた方々が、隠退 藏物資に現閣僚が関係をしているという言葉に対しまして、当時の総理大臣である片山哲君か、あるいは西尾官房長官か、あるいは閣僚全部か、いずれかにいたしましても名誉毀損の訴えを当然起すであろうという新聞記事を見まして、当委員会においてその賛否を質……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第43号(1948/06/24、23期、民主自由党)

○千賀委員 地方の町村長諸君からの陳情に、出先機関は絶対に廃止してこれを地方の行政機構の中に組み込んでくれ、並びに六・三制の経費全部は完全に國庫負担でやつてくれなければとても地方財政は成立たない。こういう二方向の陳情が毎日はがきを見ることができないほどたくさんな数でまいります。そこできようはさいわいこの地方團体から代表として財政委員会に選ばれた方々がおられますので、お伺いをいたしますが、先ほど二千億に地方財政を切詰めた、これが最小限度である。これは地方の團体からはあまりにも委員会が地方に冷た過ぎる措置であろという叱言を受けておるということを言われましたが、その二千億は、六・三制の経費というもの……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第44号(1948/06/25、23期、民主自由党)

○千賀委員 私はまず第一に総理大臣にお尋ねいたします。内閣もわが憲法の規定するところに從つてつくられ、すべての法律もこれをもととしてできておるということをわれわれは知るのであります。およそ総理大臣もこの点には否定をせられる箇所はないと思います。ところで地方制度に最も関係の多い六・三制の財政経理関係でございますが、六・三制を地方が引受けさせられまして、運営をいたしていきますると、どうしても経費が足りないのであります。そこで地方政廳では、いたし方がないから、民衆から寄附をもらいまして、これは強要の形になるか、どういう形になるかしりませんが、おそらく寄附をする人は、だれも喜んでは寄附しないでありまし……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第45号(1948/06/26、23期、民主自由党)

○千賀委員 地方財政法並びに地方税法案等につきましては、一般質問は次会に讓りまして、今回は〇・Kのきている議案もありますので、この方の進行について特に促進をされたいとの動議を提出します。
【次の発言】 この問題は大澤君から提出された動議がすでに成立をいたしておりますから、順調にいけば採決が残されるばかりでありますけれども、ただいま門司君以下数名の方から申されるところにも傾聽すべきことがあると思う。そこでわれわれは必ずしもここで紛糾混乱を希望するものではありません。きようはこの程度で散会をされまして、次回にこの問題の採決を行われんことの動議を提出いたします。(拍手)

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第46号(1948/06/28、23期、民主自由党)

○千賀委員 私は第一に今の問題で大藏大臣にお伺いいたします。聽き捨てならぬことをあなたの部下は言つておりますが、國会議員の権威を保つために、そのようなことを言い、そのようなことを指導したと言つておりますが、われわれは官僚にわれわれの権威を保つために指導されなければならないか、官僚にわれわれがしからば教育されなければならないのか、あなたはそんなふうに部下の監督をしておいでになるのが、実に心外なことを聽くものであります。われわれは民衆の代表といたしまして、われわれ良心の命ずみところに從つて、みずから権威を保ち、みずから國民に信頼を寄せられる、その最善の途をとつておるのであります。あえてあなた方の部……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第49号(1948/07/01、23期、民主自由党)

○千賀委員 私は第一案をわれわれの基本の案とされたいと思います。そしてなお第一案につきまして全力を盡して了解を求めてもらう、これがどうしても不可能であるという場合には、さらに第二案に移ることもやむを得ませんが、まず基本的に第一案ということで猛進していただきたいという考えをもつております、

第2回国会 通信委員会 第4号(1948/02/03、23期、同志クラブ)

○千賀委員 ただいまの大石議員の発言に関連をいたしておるのでありますが、私も愛知縣におきまして――定便という言葉は使いませんが、飛脚屋という言葉で、通信の料金が高くなればなるほどこの飛脚屋が発達していくのだ、現在も飛脚屋というものは相当に発達しておるという発言をいたしております。議員が会議におきまして発言いたしますことは、まつたくこれは不覇奔放な立場で発言ができるので、われわれが申すことに、ただいま大石議員が地方の郵便局の労働組合からいやみをつけられたような、こういう責任はまつたくないはずであります。いかなる発言をいたしましても、それに政府が痛みを感ずれば、政府自身が自分の責任においてその発言……

第2回国会 通信委員会 第5号(1948/02/05、23期、同志クラブ)

○千賀委員 ただいまの御質問のポスターについてでありますが、この赤い旗は逓信從業員の正規の團旗といいましようか、そういう旗ですか、あるいはそうでないのか、これはいかがですか。
【次の発言】 正規の旗は地が赤いですか。やはりこういうふうな、大部分が赤いところの地ですか、どうですか。

第2回国会 通信委員会 第9号(1948/05/06、23期、民主自由党)

○千賀委員 私は司法委員会と両方出ておりますので、他の方の質問と重複するかもしれませんが、その点はお許しを願つて、簡單に伺つておきますのは、この電話公債の法案が予定通り通過するならば、いつから実施するのか。それから前からのかかり合せの電話申込者に、この実施を要求する時期はいつになるのか。その点を伺つておきます。
【次の発言】 現在の工事費は多分千円内外だつたと思いますが、その程度でありました物價騰貴の今日、相当に安い價格であつて、困難だろうとは思います。しかしながらこれは形の変つたやみ商賣を政府がやろうとする一つのシステムであつて、平時におきまして、たとえば今から十年くらい前に電話の移動につい……

第2回国会 通信委員会 第16号(1948/06/18、23期、民主自由党)

○千賀委員 緊急質問があります。逓信大臣の全逓從業員の指導原理についてどういう御信念があるのか、若干疑わしい点があるので、私はここに御質問をいたします。これは昨年の十二月二十九日、ほとんど月も押し迫りまして最後のことでございますが、全逓新聞が衆議院議員、殊に逓信委員のうち、特定局國有問題に対して現在の制度を維持しようという意見をもつた者に対して、相当のひどい侮辱を記事の上で與えておるのでございます。当時この問題をひつさげて立ちましたのが大石議員であつたと思いますが、これに同調いたした者は同じ傾向をもつた議員の全部であつたのであります。これは政府当局を通じまして、この新聞をつくりました責任者に対……

第2回国会 通信委員会 第17号(1948/06/19、23期、民主自由党)

○千賀委員 わが國の官業というものの起源を調べてみますると、大体政府の一般会計を助けるために、民間事業の中から利益の確実に上り得る、しかも独占企業に適当なものを選定して、これを官業にしたようにわれわれは記録をひもどいて知ることができるのであります。しかしながら現今のように官業をもてばもつほど、一般会計への負担が大きくなるというような場合にはどうしたらよいのか。ここでわれわれは深刻に考えなければならないと思います。もちろん今までの日本は、戰爭が終局の目的、軍事的発展がわが民族の使命であると見ておつた関係から、通信のごときも、交通のごときも、これは一本に政府の手で握る必要があつたのでございまするが……

第2回国会 文化委員会 第19号(1948/07/02、23期、民主自由党)

○千賀康治君 制限漢字のことで、委員外の質問のお許しを願つたのでございますが、これは私一人の意見ではございません。治安及び地方制度委員会におきまして、法律の中に、制限外漢字がかなで表現されたり、あるいは半分かなで半分本字で表現されたり、非常に復雜多岐、乱雜を極めた表現が出てまいりますので、それに関していろいろ檢討を行つたのでありますが、結局は制限漢字の線でということで、その整理がつかないのであります。そこで治安及び地方制度委員会では、決議といつても過言でない申合せをいたしまして、私がここにその代表として質問さしていただくのであります。  治安委員会でまず問題になりましたのは、地方制度の今度改正……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 地方行政委員会 第2号(1948/11/11、23期、民主自由党)

○千賀委員 第三條から第十五條に至るまでの間、消防署を全部抹殺するので、先ほどの説明で消防署長の機能をことごとく剥奪しようというところにねらいがあるということを伺いましたが、消防署長の機能を生かしておくことは、われわれは決してこの消防の操作以外の目的で消防署長の権限を残そうと考えたことは絶対にないので、たとえば軍隊にかわる勢力だとか、そういうような氣持は全然ないので、消防署長というものを中心にしておかないと、火災の指揮にも困るし、あるいはたくさんな消防團体の統制にも困るし、現場でも第一困るのだし、この衆議院の火事などを見ましても、ポンプはたくさん來ても、無統制のまま、だれも指揮する者がないから……

第3回国会 地方行政委員会 第5号(1948/11/24、23期、民主自由党)

○千賀委員 衆議院議員選挙法第十二條の特例等に関する法律等の一部を改正する法律案起草小委員会は、去る十一月十六日十名の小委員の指名選任によつて成立し、私が小委員長に選任せられました。爾來、本小委員会は回を重ねること三回、法案の起草に関して愼重協議を遂げましたところ、一應の成案を得ましたので、ここに法案の内容、協議の経過並びに結果につき簡單に御報告申し上げたいと存じます。  まず、法案の内容から申し上げますと、この法律は衆議院議員選挙法第十二條の特例に関する法律、選挙運動の文書図画等の特例に関する法律及び地方自治法の各一部を改正しようとするものでありまして、全文三箇條からなつております。  まず……

第3回国会 地方行政委員会 第7号(1948/11/27、23期、民主自由党)

○千賀委員 第二國会の終りごろでございますが、私は第三國人の海上の犯罪を取締る上につきまして、現在の裝備では非常に危險であり、また從事する人たちの勇氣も出ない。ことに將來相当な裝備を相手が持つて來るであろうことも想像されるので、これでは困るのではないかという質問をいたしたことがございますが、ちようどその國会が終る前後に、日本は管理國から海上保安維持のために三インチ以下の大砲を積むことを許されたということが新聞に出ておつた。私はこれを非常にけつこうなことであると喜んであつたのでございます。現在は日本人以外の外國人といえば、九〇%は最も近い外國人といわれますから、この人たちなら大した工業力もないの……

第3回国会 地方行政委員会 第8号(1948/11/29、23期、民主自由党)

○千賀委員 ただいま御提示になりました件の御報告をいたします。  選挙運動等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案起草に関する小委員長報告は次の通りであります。  昭和二十三年十一月二十九日、選挙運動等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案につき、小委員会における審議の経過並びに結果について簡單に御報告申し上げます。  本案につきましては、去る十一月二十日私を小委員長とする十名の小委員会を設けられましたので、鋭意研究を重ね、その間法制局及び全國選挙管理委員会事務局、各当局の出席をも得まして立案に努力いたしました結果、現下の諸般の状況よりして、選挙界における事前運動の防止をすることに……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 地方行政委員会 第3号(1948/12/09、23期、民主自由党)

○千賀委員 私は夏休みのうちに本委員会から東海地区並びに北陸地区の出先機関廃止に関する地方の声を調査する、その班長に御選任をいただいたのでございまして、愛知縣、岐阜縣等の調査をいたしました。さきに本委員会におきましても、数種の各地方の御報告がございましたが、内容が大同小異でございまするので、私は取立てて御報告する煩を避けましたけれども、その精神とするところはまつたくよく似通つておりまする上にことに東海地区の各縣知事が訴えましたところにおきましては、農林関係の出先機関に対して最も眞摯な叫びをあげております。早くやめてくれろ、いつまでも與える権利だけは政府が握つており、農民から取立てる義務だけを縣……

第4回国会 地方行政委員会 第4号(1948/12/10、23期、民主自由党)

○千賀委員 選挙に関しましてはあすの十一時から特に選挙小委員会を招集するつもりでありまして、そのときにまた御出席いただいて聞かしていただきたいこともありますが、今日は警察関係で特にお聞きしておきたいことがあります。一つは選挙が行われるについて、國家警察並びに地方警察とも相当に大きな予算がいると思いますが、この予算はすでに計上されてあるのか、または從來の費用の中から繰りまわしてやられるのか、この点どうなつているのか。動くに動かれないというような状況であるならば、取締りもまつたくから念佛になるのでございますが、その点はどういう自信を持つておられるか伺います。  次に國家警察並びに地方警察は連絡をと……

第4回国会 地方行政委員会 第6号(1948/12/14、23期、民主自由党)

○千賀委員 私が起草者の一人ですから御説明いたします。公務員その他が職権を濫用して選挙を有利に導こうということは、國民の好まざる人がその方法によつて選挙をされて行くということを、大多数の國民とともに非常にわれわれはおそれるわけで、何の障害もなしに國民の好む人を率直に当選せしむる、こういう意味でございます。


千賀康治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|23期|-24期

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各種会議発言一覧(衆議院23期)

千賀康治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|23期|-24期
第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 決算委員会治安及び地方制度委員会国土計画委員会連合審査会 第1号(1947/08/15、23期、民主党)

○千賀委員 委員長私の質問も速記を止めていただきたい。
【次の発言】 今日は關係の各委員會の方々がみなお集まりでありまするし、またその向き向きの政府當局も御出席でありますから、まことによい機會でありますので、ぜひ御質問かたがた注意を喚起いたしたいと思うのであります。災害の防止の機能についてであります。特に水災の防止の機能についてでありまするが、近ごろ日本の歸還者あるいは戰災者等のために入口が急激に殖えまして、これら入口を保持するために食糧を供給する一助として、國内のあらゆる方面で新農地の開拓を計畫いたしておられます。もちろん多數の人口を養うために耕地を擴げようというこの作用につきましては根本的……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第9号(1948/06/16、23期、民主自由党)

○千賀康治君 金澤、江島間道路は靜岡縣濱名地方から名古屋田口線に出て、名古屋方面への運輸路となり、さらに長野縣伊那地方から東三奥地を経て豊橋方面に通ずる最も近道であり、かつ、交通量もきわめて多く、附近農村の供出米麦並びに蔬菜、青果、木材等の搬出路として重要であるから、該路線を縣道に編入されたい。

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第11号(1948/06/23、23期、民主自由党)

○千賀康治君 愛知縣下の各河川は戰時中における森林の濫伐と、砂防事業の不振とによつて年々土砂を押し流し、このまま放置すれば豪雨の際はその沿岸地帶に多大の損害を及ぼすことは明らかである。ついては次の河川に対して砂防工事を施行せらるるよう要望する。 一、矢作川 二、籠川 三、西中山川 四、木瀬川 五、木曽川 六、天白川 七、澁川 八、市木川 九、庄内川 十、境川



千賀康治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

千賀康治[衆]在籍期 : |23期|-24期
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