このページでは米田吉盛衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○米田吉盛君 ただいまから文教問題について質問をいたしたいと思つています。詳細な点は委員会に讓りまして、特に重大と思われる問題について、総理大臣、文部大臣、その他関係の大臣に質問をしたいと思うのであります。 わが國は、今や文化國家としてすでにその出発を始めたのであります。このことは、言うはやすく、これを実行し、これに成功いたしますことは、まことに容易ならぬ大事業なのであります。それゆえに、前もつてよほどの覚悟と用意とが要るのであります。このために、画期的学制の大改革が断行せられまして、その出発にあたり、第九十議会におきましては、文教再建に関する決議案が上程せられまして、教育の尊重と教育の独立……
○米田吉盛君 私は、民主党を代表いたしまして、ただいま上程せられておりまする吉田内閣不信任決議案に対し賛成の意を表明するものであります。(拍手) そもそも現下國政の根本は、混乱せる人心を一新し、わが國経済産業の起ち上るべき態勢を速やかに整備強化して、悩める八千万の過剰人口を生産人口として活用する方途を明示し、國民をしてわが國再建の自信と熱意とを回復させることにあると存ずるのであります。しかして、これが具体的諸施策は有効適切に講ぜられ、しかも一日もすみやかなることを要し、一刻の偸安、空白も許さるべきではありません。それゆえに、この難局を背負つて立つ総理大臣としての第一要件は、これをなし遂げ得る……
○米田吉盛君 重信川は一市十五箇町村にわたり、しかも道後平野の中間を貫流しております關係上、非常に廣域にわたりまして美田が存するのでありますが、これが昭和十八年の大水害で堤防が決壊いたしまして、川が今三つになつておるわけでございます。このため四百町歩餘りの美田が河原と化してしまつている。そこで内務省でもこのようなことをお認めになつて、内務省直轄工事として改修をせられておりますが、水源地帯の濫伐が原因をいたしまして、その後も、風水害のあるたびごとに土砂が流れてまいりまして、耕作地よりも河底の方が實は高くなつておるという状態になつております。これを完全に改修いたしますれば、今日やかましく言われてお……
○米田吉盛君 重信橋は愛媛県と高知県を結びまするところの幹線道路、國道二十三號線に架設してあるのであります。明治三十七年五月建造以來實に四十三年の長年月を経過しておりまするために、腐朽がはなはだしゆうございまして、近時重量物の通行に際しまして、上下左右の振動が著しく、危険になつておるのであります。應急策といたしまして支柱を設けて危険を防止し、かつ重量の制限等によりまして辛うじて今日交通しておるのであります。本橋は御承知の通り、四國地方の太平洋岸と瀬戸内海岸を結びまする重要な道路でございまして、唯一の四國中央横断道路であるということでございます。從つて産業物資輸送の重要性は非常に大きいものがある……
○米田委員 ちよつとこの際委員長にお願い申し上げます。大體いつでしたか、私は委員長にも申し上げておいたのでありますが、理事會を開いて、その上でしかるべく決定すると仰せになつて、その後こういうような状態に委員會が流れておるのであります。申すまでもなく、新しい國會は、今までの議會とは異なる使命をもつておる。その議會の使命、機能を達成するためには、お役所がどうやつておられるかという行政實情を拜聽し、議員が個々的にその意見を、たとえば今の伊藤君のごとく、私立、官立を問わず、ごつちやにして總合大學をつくつたらいいというような御意見、これなどは非常に反對論が多いと思うのでありますが、そういうような委員會と……
○米田委員 七億圓を承認せられた根據、どういうわけで七億になつたか。たとえば、ちようど半分だからというわけか、あるいはほかにもつと理由がありますれば、それを伺いたいと思います。 それから、豫算がこういうように閣内で一應承認になつたので、大體議會でもこれは通過するものと考えてよいわけですが、その場合にこの七億圓をどう使われるかということを、ひとつ御研究の進んでおる範圍で結構ですから伺いたいと思います。
○米田委員 ちよつと私遅れて参りましたので重複するかわかりませんが、第七條の三項の会員の手当というのと、それから十五條の委員会の委員の手当というのがあります。これはどのくらい予想されておるのですか。
【次の発言】 日本学術会議に事務局を置くという規定があつて、局長があることは書いてありますが、どういうような程度の陣容で事務をおやりになる御予定ですか。
【次の発言】 そうすると、從來の三つありました会議、学士院その他そういうものが一本に変つたわけですが、前との比較をしてみますと、どの程度拡大強化されているわけですか。
【次の発言】 第十一條の三項に地方区というのがあるのですが、これは縣單位でござ……
○米田委員 私の知る限りでは大学設置委員会できめようとするところと、現地の要望するところとは、大分異なつているようであります。今後大臣なり局長なり設置委員会の審査員なり、めぼしい人々においで願つて十分に話し合つておちつくべき所におちつくようにしたいものです。たとえば、今までよりもちよつと程度の低い、新しい高等学校の卒業生が入学する大学に、地元、特に学者等に多いようでありますが、そういう人達は、非常に程度の高い大学を作ろうというような理想に走り過ぎた点もあるようでありまして、実情に即するような大学をつくるというようなことは、今後十分檢討しなければならない問題でしよう。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。