尾崎末吉 衆議院議員
23期国会発言一覧

尾崎末吉[衆]在籍期 : |23期|-24期-25期-26期
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このページでは尾崎末吉衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

尾崎末吉[衆]本会議発言(全期間)
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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 衆議院本会議 第33号(1948/03/27、23期、民主自由党)

○尾崎末吉君 私は、ここに民主自由党を代表いたしまして、現在行われておる全官公廳の労働爭議に関しまして、眞心からなる質問をなすものであります。  難局を匡救する途は、実に國民の希望してやまざる政治の混迷を打開することから始まるべきであります。政治の混迷を打開するに最も大切なことは、政治が國民の大多数に了解せられ、納得のいく態勢と手段とによらねばならぬことは申すまでもありません。混迷と恐怖の中にある労働爭議も労働問題の解決も、また政府がこれらの問題に関していかなる対策を有するか、いかなる誠意を有するかを明らかにして、これに対し國民の多数が了解し納得し、労働者の多数もまたこれを正しく理解納得するこ……

第2回国会 衆議院本会議 第76号(1948/07/02、23期、民主自由党)

○尾崎末吉君 私は、ここに民主自由党を代表いたしまして、政府提出の國有鉄道運賃法案に反対をいたし、原案に大幅の修正を加えた民主自由党議員提出修正案の趣旨を弁明するものであります。  政府が提出した本法案に規定する運賃並びに料金の値上げ倍率は、旅客、貨物ともに現行の三倍半という驚くべき値上げであり、北村大藏大臣、その他政府委員が、国会の委員会その他において、しばしばこの値上率は変更せずと明言したものであります。(拍手)その後政府と與党間に、この倍率低下のことをめぐつて相当のいきさつがあつたようでありますが、わが党は、本案はわが國の現状においては、とうてい忍ぶことのできないものとして、これに反対し……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 衆議院本会議 第20号(1948/12/22、23期、民主自由党)

○尾崎末吉君 私は、民主自由党を代表いたしまして、ここに上程せられました、政府提出にかかる昭和二十三年度一般会計予算補正第二号及び特別会計予算補正特第二号、すなわち追加予算案に賛成をいたすものであります。この追加予算案の実質は、歳入歳出ともに総額五百八十六億余円でありまして、昭和二十三年度末予算総額の一割四分に当るのであります。そのうちのおもなるものは、官吏の現在賃金三千七百九十一円ベースから今回新たに修正決定せられて、昭和二十三年十二月一町から支給すべき六千三百七円ベースの差額金二百六十二億並びに災害復旧費六十億円及び既定経費不足や新規事項の追加にして緊急やむを得ざる最小限度のものであります……

尾崎末吉[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

尾崎末吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 運輸及び交通委員会 第13号(1948/06/10、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 松本委員の御発言に関連するのでありまして、これは私は最大の好意をもつて申し上げるのでありますが、前にお話があつたように、所管大臣その他の方がお見えにならないままに、散発的の質問をだらだらやつておりましては、かえつた重複したり、あるいはまとまりが困難になつてくる、こういうように思うのであります。でありますから、本会議その他の問題がありますならば、それらのことをにらみ合わせまして、そうして所管大臣その他が出てこられるきちつとした計画を立てて、そこで筋の通つた質問をやつてまいりますと、かえつてその方が早く片ぢくかと思うのであります。開きますと、予算の方でも、財政金融の方でも、未だこ……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第16号(1948/06/15、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 六、七回前の委員会で質問を保留しておいたのであります。大臣の御出席が、御多忙のためか思うように願えなかつたのでありますが、この問題はいまさら申すまでもなく國をあげて注目もし、かつ論議をしている問題でありますのと、先般岡田運輸大臣が、わが党の前田委員の御質問に対しましての御答弁の際に、財政法第三條なんかは、これにあてはめても、あてはめなくてもいいのであつて、鉄道自体でもやれる問題であるかのような印象のある答弁をなさつたことを、非常に私は遺憾に思つたのであります。この問題は少くとも非常に愼重に眞劍に考えてまいりませんければ、國民の受ける感覚というものは、非常に大きいのでありますか……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第18号(1948/06/17、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 岡田運輸大臣並びに安本長官に対する質疑は後刻に讓りましてとりあえず数点について政府当局の御答弁を煩わしたいと思うのであります。その第一は、昨二十二年度中の労働爭議並びに怠業によつて受けた直接の損害額及びそれらによる能率の低下によるところの損害の見込額、これは大ざつぱでよろしゆうございます。それから爭議及び怠業等によつて滯貨をし、その復旧にどういう影響があつたかということと、旅客に與えた直接間接の実情等を一通り伺つてみたいと思うのであります。
【次の発言】 それではその点は明日伺うことにいたします。長い間運賃ならびに料金につきましては遠距離逓減法が用いられてまいりました。現在も……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第19号(1948/06/18、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 岡田運輸大臣に対しまして、こまかい問題でありますが、この予算に出ております財産整理の金額の中味は何ほどでしようか、お伺いいたします。
【次の発言】 先般から各委員によつていろいろな角度から質問されたのでありますが、鉄道財産の中で不用不急なものをもう少し整理する余裕はないのですか、どうですか。
【次の発言】 次に伺いますのは、新聞で傳えられるところによりますと、專從職員が三千名余りあるように言われるのでございます。專從職員の正確なる数字、もう一つはやみ專從の職員が相当多数に上つておると傳えられておるのであります。それの推定をお伺いいたします。

第2回国会 運輸及び交通委員会 第20号(1948/06/19、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 私が総理に質問申し上げたいと思つたことは、高瀬委員が質問されたことと重複することがたくさんありますので、それらのことをなるべく省きまして、簡明にお伺い申し上げたいと思うのであります。まず高瀬委員のお質しになつて行政整理並びに行政機構の改革に関してでありますが、先日安本長官に伺つたところによれば、行政整理等に関しては、行政調査部において十分に計画並びに方法を練つておるから、近くこれによつて努力をする、こういう意味の御答弁があつたのでありますが、一体行政調査部というものは、私ども名前は聞いておるが、行政調査部においてかようなことをやるのだ、かようにことをやつたのだという発表をあま……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第22号(1948/06/22、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 先般來商工省の石炭廳にお願いをしてあつた資料が、そのまま延び延びになつておりまして、一向できてまいりませんので、運輸大臣と安本長官に対しまして、最後的に御質問申し上げたい問題をしばらく保留をいたしまして、本日二、三のことについてお伺いいたしたいと思うのであります。先般岡田運輸大臣から、労働問題、並びに紛爭等の解決のために、紛爭処理機関というものを設けて、これによつて善処していきたいという、頼もしい御答弁をいただいたのでありますが、その紛爭処理機関というものの内容について、お差支えのない程度の御説明を願いたいと思います。

第2回国会 運輸及び交通委員会 第26号(1948/06/29、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 石炭廳の政府委員の方のお尋ねいたしたいと思います。この前から再々資料をお願いしてあつたのですが、御多忙中と見えて一向届きませんでしたので、ここで直接伺いたいと思います。第一に伺いたいのは、現在五千五百カロリー以上六千カロリーまでと、六千カロリー以上の二つにわけて、石炭の出炭量をまず伺いたい。
【次の発言】 商工大臣にお伺いいたします。國鉄がいわゆる健全財政に則つた独立採算制のようなものが、うまくいくかいかないかということは、わが國の産業の再建がなるかならないかという非常に重大な問題でありますので、今伺うことについては特に責任をもつてお答えをお願いいたしたい。それは國鉄の経営の……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第19号(1948/05/06、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 先ほどおつしやつた虎姫の工場賣却代金が九十万円ほどはいつたというお話でありますが、その時期はいつごろでございましよう。
【次の発言】 松本淳造君に第一回に五万円をお渡しになつたのを先ほどお伺いいたしますると、二月中旬ごろとおつしやつたのですが、その点。
【次の発言】 ころでなくて以後でございますね。
【次の発言】 そうしますと、松本君にお渡しになつた時期は、工場の代金がはいつてからか、どつちが先かあとかわからないわけですか。
【次の発言】 先ほど西村君に金をお渡しになるときに今後毎月二十万円くらいずつ政務調査会の費用を出してもいいと言われたと檢事調書に出ておつた、こういうこと……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第21号(1948/05/08、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 私は今の問題です。この問題を今中野委員が言われるように円活に議事の進行ができるような状態におくためには、今の問題についての何らかの処置を委員長がとられることをまず前提として希望いたします。
【次の発言】 簡單に伺います。先ほど伺つた中に、局長としていわゆる大口の滯納等についての調査報告を受けておつたというお話でございましたが、その大口の調査報告書の中に、竹中管理人以外のものでああいつた大口の分がどのくらいあつたか、それとその名前とをお聽きしたい。
【次の発言】 私の質問しようとするところは、大口の徴收方については係の者を設けて愼重にならねばいかぬ、こういう意見ですか。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第22号(1948/05/20、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 ちよつと御参考に……。十時といつて予定を立てて、証人を十時前に喚び出しておいて、午後まで待たせるということは、非常にお氣の毒だと思う。一方雅推をしますれば、同じ控室にはいつておると証言を統一するおそれもないではないと思います。やはり時間はきめられた通りお開き下さるか、それでなければ、十時に予定しておいて午後になるようなことはしばしばあるのですから、午後一時なら一時ときつちりやつていただきたい。その代り時間通り開く。こういうことでなければ、証人にも氣の毒ですし、われわれも困ることがありますので、特に注意を願います。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第24号(1948/05/22、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 きわめて簡單に御質問いたします。  先ほどお述べになつた中で、差押えを受けてからいろいろ心配をしてくれた人たち――解除のために奔走してくれた人たちの中で、清水組の八階かに共同事務所があるというのは、それはあなた方の同業者の方々が使つておる事務所ですか。
【次の発言】 各組から出したのですね。
【次の発言】 特にその方面に何か優れた経驗をもつような人にお頼みになつたのですか。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第26号(1948/06/01、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 西尾証人御自身が淨財である、天下に何ら疑いないものであると思つて受けたとおつしやるくらいでありますから、正しいと信じていらつしやるその費用の明細を御発表になることは、かえつて天下の疑惑を解いて、しかも政党に対しましても國民の信頼をつなぐゆえんだと思いますので、その点と、いま一つは先ほど高橋委員が申されましたように、本委員の一人々々が質問する権利があるのでありますから、それはよく御了承願つて、ぜひともこの四十名足らずの人々の名前を御明示願いたいと思います。
【次の発言】 これ一問だけで結構です。その代りに明快にお答えいただきたい。それはこういうことです。この証人は竹中とも親密で……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第27号(1948/06/02、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 くどいようでありますがさつき伺つたところによりますと政調会の性格についてはつきりしませんので、もう一遍お伺いいたしますが、大体政調会の人件費は本部でもつことになつておつたのですね。
【次の発言】 そうしますと、さつき会計が苦しいものだから政調会のことは見て見ぬふりをしておつた、こういう態度をとられたということは、要するに人件費並びに事務費の一部は本部で負担しておつたのだが、その他の政調に必要な資料を集めたり、そうした方面の経費は政調の人たちが適当につくる、こういう趣旨なんですか。
【次の発言】 そうすると政調会の方で使つた金は一應こうしろということで、人件費も本部でもつ、事務……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第28号(1948/06/05、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 簡單に伺います。今のことに関連をいたしますが、鈴木新会長に三十万円を渡すということをお話になつたときに、西村君に渡してくれと言つたその西村君は会計監督のような立場になつておつたのですが、そのあとを伺いたい。鈴木新会長に渡されるはずの金を西村榮一を通じてやられた、その使つた金について先般細野証人から伺いますると、政調会は政調会で人件費と本部からくる若干の事務費以外のものは政調会自身で金の調達をして活動するような建前になつておつたが、そういう金の相当できたものを使つて、あとは月末に一括してそういうものを報告せよという建前になつておつた、こういうことを承つておりますので、察するに鈴……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第34号(1948/06/22、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 せつかく本委員会は超党派的に最も嚴粛にやろうということになつておりますが、ただいま梶川君がこの委員会において出された動議は、先ほどから述べられましたように從來理事会で協議をしてみて、その大多数の結論か一致の結論が出た場合にここに委員会に移されるというのが今までとつてきたやり方であります。この從來のやり方を覆えしてここに違つたやり方を採用するということになりますならば、その後の理事会並びに委員会の運営ははなはだしく歪曲されてくるのであります。從つて本委員会の権威のために、この問題は先刻の理事会にもどして明日理事会で重ねて審議せられるよう強く希望いたします。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第42号(1948/07/06、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 椎熊さんの今の御発言ごもつともと思います。やはりあらかじめ御報告なさる前に、一應今までのようなものを御配付願つて、われわれの方でも一應檢討して、改むべき場所があれば理事を通じて改める。こういう行き方の方が、やはり正しく行けようかと思いますので、この点を申し上げます。

第2回国会 労働委員会 第11号(1948/06/22、23期、民主自由党)

○尾崎委員 先般の全官公爭議における非現業員問題の結果について、労働大臣の所見を聽きたい。
【次の発言】 当時の政府の処置について、國民は重大な関心をもち、健全なる組合の発展を望んでいる。國民の納得の行く処置をとられたい。
【次の発言】 次に私鉄爭議について、私鉄も國鉄同樣公益性をもつている。先般のその筋の声明の趣旨は、私鉄爭議にも当てはめねばならぬと思う。私鉄爭議の事情について、労働大臣の答弁を聽きたい。
【次の発言】 過日本会議において、組合專從員の給與問題について、総理、運輸相から答弁があつて、閣議決定の説明と、給與全廃の主旨に賛成であると言明されたが、ここで労働大臣にあらためて意見を承……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 労働委員会 第11号(1948/11/28、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 総論で大分議論があつたから、はつきりしておりますね。
【次の発言】 それでは暫時休憩いたします。     午後零時三十八分休憩
【次の発言】 第六條に関しまして政府委員に念のために伺つておきます。この第六條の趣意の事柄は、第二國会において、運輸交通委員会で、私がその趣意のことを設けよということを質問いたした條項がそのまま出て参つて來ておりますので、内心私はこれを非常に愉快に思つておるのでありますが、ただ一つここに足りない点は、定期的監査をやつた結果、その内容において不当不正なことがあつた場合に、いかなる処置をせられるかということの規定のないことであります。それらのことについて……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 不当財産取引調査特別委員会 第4号(1948/12/12、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 証人に伺いますが、梅村さんと証人並びに前に述べられた加藤証人との三者の関係は、今伺つておりますと、前の加藤証人よりも鈴木証人の方がやや近しい関係のように承つておりますがそういう点は……。
【次の発言】 それでは伺いますが、前の寄付された封鎖小切手五十万円、自由小切手五十万円の問題でございますが、封鎖小切手は御承知の通り、これは支拂う場合に受取る方からの封鎖小切手を受取らなければならない請求書もしくは証明書というものが必要であつたのでありますが、何らかのそうした手続をされなければ、銀行から突然に封鎖小切手を持つて行つて提示することは困難と思うのですが、そういう点について前もつて……

第4回国会 予算委員会 第15号(1948/12/22、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 ちよつと私野党の皆さんに対して発言さしていただきます。ただいま民主党の小坂さんの御発言に対しまして、まことに私どもも申訳なく思つておるのであります。と申しますのは、この重大予算の審議にあたりまして、非常な御熱意を示していただいて、審議の途中に先刻のようなことができましたことは、まことに申訳なく思つておるのでありますが、これは決してそういうことではありません。これはああいうごらんのごときごたついておつた際でありまして、そのためにああいう不都合が起つたのであります。決しておつしやるような謀略などということは毛頭ないのであります。どうぞひとつそういう点をよく御了承くださいまして、ど……


尾崎末吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院23期)

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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 労働委員会決算委員会連合審査会 第3号(1947/07/30、23期、民主党)

○尾崎(末)委員 まず最初三つのことを國務大臣にお尋ねいたします。第一はきわめて急ぐ問題だと思いますが、まだ勞働省ができ上つていない今日でありますから、あるいは厚生省の所管に属するかもしれませんが、第一の問題は、現在勞働教育という點について、どういうようなことをやつておられるかということがその一つであります。それからこの勞働省設置法案の全體を眺めてみまして、いかにも勞働者のみに偏した行き方が多いように現われておる。またその第一条にあるところの「政府は、勞働者の福祉と職業の確保とを図り以て経済の興隆と國民生活の安定とに寄与するために」というこの「経済の興隆と國民生活の安定とに寄与するために」とい……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 運輸及び交通委員会公聴会 第1号(1948/06/12、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 後藤さんに伺いますが、今おつしやつた旅客二・五倍ないし三倍、貨物四倍ないし五倍値上げはやむを得なかろうということは、これは國鉄に対しても私鉄に対しても同樣のお考えでありますか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 大体おつしやつた意味の半分は私ども同感ができる。ということは、國鉄はもとより國の中央を走つておる栄養線でありますから、その他の不利な地位にある私鉄の行き方とは違うと思う。その点は私どもの氣持も大体お考えに似寄つてきておりますが、そうなつてくると、國鉄二倍半ないし三倍値上げをする、私鉄はさらに今言つたような根本的の理由によつて、それ以上のものが必要だ、こういつたこ……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 人事委員会労働委員会連合審査会 第1号(1948/11/13、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 議事進行について……。中曽根君のさきに述べられた言葉の中に、憲法を侵して解散をやるということをはつきり述べられた。一体この解散ということが、現在行われている解散論がどうして憲法を侵しているという断定がでかるか、中曽根君は日本一の憲法学者であるかもしれない。しかしながら憲法を犯してと断ずることのできるほど、それほどの権威ある判定をどこからいたしましたか。これはけしからぬ問題であります。憲法を犯したということを断定するに至つては……、(発言する者多し)憲法を犯したということははつきり聞きとれました。この中曽根君の発言の取消しを希望いたします。それによつて……。

第3回国会 人事委員会労働委員会連合審査会 第2号(1948/11/15、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 御発言の御趣旨には賛成なのでありますが、せつかく人事委員長も労働大臣もお見えになつておりますから、ひとつ他の方がお見えになりませんが、まげて御審議を願うように希望いたします。

第3回国会 労働委員会公聴会 第1号(1948/11/22、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 星加さんにお伺いをいたしたいのであります。今までの、特に昨年の暮ごろ以來、今日までの労働爭議のあり方について、私が考えていることでありますが、そのことについておさしつかえない程度のお答えを、お願いしたいと思います。  それは前に特に感じたことでありますが、賃金値上げの要求を初めなさつたときに、但し鉄道運賃の値上げはやつてはいけない。こういうことを強く主張されたことを、記憶しておるのであります。この賃金の値上げは要求をするが、運賃の値上げをやつてはいけないというこのやり方、最近電産爭議にしても、電氣をとめるということをやつておる。それから北海道あたりに先ごろ起りました職場放棄。……

第3回国会 労働委員会公聴会 第2号(1948/11/24、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 後藤さんにちよつとお伺いいたしますが、先ほどの御意見を伺つておりますと、公共企業体労働関係法案みたようなものができると、すぐに私鉄の方にも及ぼされて來て、右へならえ式になる。こうようようなことであります。そのお氣持はよくわかりますが、私は多年考えておつたのでありますが、あなた方の方にそうした御計画なりお考えがないかどうかということを、お伺いしてみたいと思います。われわれ同胞というものは模倣をあまりやり過ぎる、こういうようなことが相当に、民族的と申しますか、生活の上に強過ぎる。そこで私が質問申し上げたいと思うことは、一体私鉄では、洋服にしても、帽子にしても、帽章にしても、みんな……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 予算委員会公聴会 第1号(1948/12/06、23期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 今の問題に関連して清水さんにお伺いいたしたいのであります。この問題はおつしやる通りきわめて重大な問題であります。從つて六千三百七円案、五千三百円案、あるいはお説の通り社会党あたりで六千六百円案、これが可能であるという場合には非常に響きが大きいのであります。かりにそうした優良な案が社会党なりその他にあるといたしましても、一体財源をどこからどういうふうにして求めるのか。そこまで突き詰めてお調べになつていないと、あなた方総同盟のような有力な團体で、さつきお述べになつたような趣旨を述べることは、非常に響きが大きいのではないか。從つてそれに対する責任上、今言つたような財源をどうするか。……



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データ更新日:2023/02/05

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