尾崎末吉 衆議院議員
24期国会発言一覧

尾崎末吉[衆]在籍期 : 23期-|24期|-25期-26期
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このページでは尾崎末吉衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

尾崎末吉[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-25期-26期
第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 衆議院本会議 第31号(1950/03/28、24期、自由党)

○尾崎末吉君 私は、ただいま上程になりました昭和二十五年度政府関係機関予算補正(機第1号)に対し、自由党を代表いたしまして賛成の意を表するものであります。  本予算の提案理由につきましては、先ほど委員長が報告をされた通りであります。従来かかる経費は終戰処理費によつてまかなわれたのでありますが、今回の予算におきましては、見返り資金の予備費から五十二億五千六百万円を貸し付けるという形をとつておることがその特色と見られるのであります。  本予算に賛成を表するゆえんのものは、第一には、現在わが国は連合国占領軍の管理下にあるという嚴然たる事実であります。去る昭和二十年九月二日、ミズーリ号艦上において調印……

第7回国会 衆議院本会議 第35号(1950/04/08、24期、自由党)

○尾崎末吉君 私は、ただいま上程せられました鉄道建設促進に関する決議案に対する提案者といたしまして、自由党、日本社会党、民主党、国民協同党、農民協同党、労働者農民党、社会革新党、公正倶楽部、新政協議会を代表いたしまして、その提案理由の趣旨を説明いたします。  まず決議案を朗読いたします。    鉄道建設促進に関する決議  一、わが国の経済的復興と人口問題対策としては、国土の有効利用と国内資源開発が絶対に必要である。  一、このために第一に必要なのは鉄道の建設であるが、現状は全くこれを停止しており、しかも既に路盤も完成し、採算も成り立つ優良な処さえも空しく放置せられておるものがあるのは、国民……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 衆議院本会議 第12号(1950/07/31、24期、自由党)

○尾崎末吉君 私は、ただいま上程せられました鉄道建設並びに電化の積極的促進に関する決議案に対する提案者といたしまして自由党、国民民主党、社会党、農民協同党、労働者農民党、社会革新党、公正倶楽部、新政治協議会を代表いたしまして、その提案理由の趣旨を説明いたします。  まず決議案を朗読いたします。   鉄道建設並びに電化促進に関する決議案   戰後荒廃せる国土に過剰なる人口を擁するわが国が、経済的且つ文化的に立ち直るためには、交通機関、なかんずく鉄道の整備と建設拡充とを前提條件とするのである。今や鉄道の復興顕著なるを見るも、新線の建設はほとんど行われず、既成線の電化また小線に止まる。   かくて国……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 衆議院本会議 第8号(1950/12/04、24期、自由党)

○尾崎末吉君 私は、ここに自由党を代表いたしまして、ただいま上程せられました昭和二十五年度一般会計予算補正(第1号)並びに特別会計予算補正(特第1号)及び政府関係機関予算補正(機第2号)に対しまして賛成をいたすものであります。(拍手)  今、この昭和二十五年度予算補正を総括してみますとき、第一に、終戰以来国民が苦しんで来た租税負担の実情にかんがみ、かつわが自由党の責任ある公約による大幅減税を忠実に盛り込んであるのを見られるのであります。第二に去る六日はからずも勃発いたしました朝鮮動乱を機といたしまして、世界的に軍需資材等の需要が急速に高まつた影響及びその他によりまして、わが国の経済が活況を呈し……

尾崎末吉[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-25期-26期

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委員会発言一覧(衆議院24期)

尾崎末吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 運輸委員会 第3号(1949/04/08、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 理事の選挙はこれを省略いたしまして、委員長において指名せられんことを希望いたします。
【次の発言】 本多國務大臣の先ほどの御答弁を伺つておりますと、いまだ決定したことではないが、十分に研究をしてきめたい、こういうことなのでありますが、研究をしておきめになるということは、大臣の手元だけでおきめになろうというお考えであるのか。かような専門のわれわれ委員がおるのでありますから、われわれの意見も十分に徴しておきめになるというのであるか、その辺のところを伺つておきたいと思います。
【次の発言】 それでありましたら、やはり抜打ち的に御決定にならないように、特に希望いたしたいのであります。……

第5回国会 運輸委員会 第4号(1949/04/11、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 私はただいまの日程第一、第二、第三、第四のほかに第五、第六、第七及び第二六を説明申し上げるのでありますが、便宜上第一から第四までをまず説明申し上げることにいたします。  第一、鹿兒島、東京間夜行急行列車復活の請願、上林山榮吉君紹介、文書表第三号でありますが、本請願の要旨は、地方の復興開発は、あらゆる分野において中央との連繋のもとに促進されるが、現在運行されている鹿兒島、東京間列車は、わずかに一本で、しかも東京着は夜の九時半なので、旅客の不利不便はまことにはなはだしい。ついては從前の鹿兒島発夜行の直通急行列車を復活運轉されたいというのであります。  第二、門司、古江間直通列車運……

第5回国会 運輸委員会 第6号(1949/04/18、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 先般予算委員会でも大臣から御答弁を伺つたのでありますが、特に関連する二、三を簡單に伺つておきたいのであります。それは機帆船に対する燃料が半減せられるという事情は絶対的にやむを得ない事情であるのかどうか、やりようによつて相当増加して行ける見込みがあるのかどかという点が一点。もう一点は先ほどの石炭輸送の問題についての関連でありますが、昭和二十三年度は一億三千二百万トンの貨物輸送の計画であつたのでありますが、二十四年度は一億四千万トンと伺つております。現在國鉄の持つ輸送力というものは二十三年度一億三千二百万トン、二十四年度一億四千万トンというものに対して、完全にこれを輸送するだけの……

第5回国会 運輸委員会 第7号(1949/04/20、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 この問題はちようど今回の全体の予算と同じような事情でございまして、予算全体の問題につきましては、予算委員会で討論いたしたのでございますが、國際的な信用なり、日本の自立経済を絶対に確立して行く、こういうことのためには、どうしてもああなければならない矛盾であるという厳然たる事実と、この國際的な信用をつなぎ、同時に日本の自立経済を維持して行くために必要だということの反面に、國民は当面非常に困る、こういう相反した矛盾であるが、大局から考えれば、絶対ああいう予算でなければならなかつたのだ。この鉄道運賃の値上げにおいても、同じ性格を持つておるように思うのであります。これは独立採算制を保持……

第5回国会 運輸委員会 第8号(1949/04/21、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 今の大臣の御答弁に関連をするのでありまして、一般定期並びに学生定期に関しては、現在の計画を変更する意思はないとおつしやるのですが、最近の新聞その他の論調を見ましても、一般の非難を耳にいたしましても、こういうことが盛んに新聞に書かれ、議論となつておることはお聞きだろうと思うのであります。それは鉄道職員がパスを持つて通勤をいたしておる。その向う側には、他の官廳の職員が定期券を持つて通つておる。ところがいわゆる賃金ベースは、やはり同じようなベースで支給されておる。こういうことの議論が最近非常に高くなつて参つておるのでおります。しばしば私は、鉄道の方でなすべきことを十分になして、国民……

第5回国会 運輸委員会 第9号(1949/04/22、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 運輸大臣に御質問申し上げます。先般の委員会において数回にわたつてほとんど他に御異議がないほど致した意向といたしまして、道路運送監理事務所の存置方について――行政整理の面から、適当に機構の改革並びに整理をせられることについては異存はないが、いわゆるこの道監の性格上、各縣にあるものは存置すべきものである、こういう意見を申し上げておいたのでありますが、この問題についてその後どういうことに相なつておりますか、あるいは進行しつつあるか、まずそれを伺いたいのであります。
【次の発言】 ただいまの御答弁を伺いまして、いささか意外に感ずるのであります。それは先般しばしば質問を申し上げ、論議が……

第5回国会 運輸委員会 第10号(1949/04/23、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 せつかく本多國務大臣が出ておられますから、道監に関しましてひとつ明快なる御答弁を伺いたいと思いますので、しばらくこの動議を御延期願いたいと思います。
【次の発言】 本多國務大臣に御質問を申し上げます。一を話すと十をおさとり願える本多國務大臣でありますので、以下御質問申し上げることにつきましては、率直に御同意を願えるものと考え、そうした前提のもとに、質問をいたして行きたいと思うのであります。前に本委員会に御出席を願いまして、例の道路運送監理事務所につきましては、その性格上存置すべきものである、但し行政整理の目的にかなうように、機構の縮小改革や、人員の整理等については、御方針の通……

第5回国会 運輸委員会 第14号(1949/04/28、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 田中委員の動議は適切なもののように考えられるのでありますが、この種の問題は委員長におかれて各理事と御相談の上で、適当なる方法と適当なる解決をおはかりになるのがしかるべきと存じます。
【次の発言】 動議を出された田中委員その他ほかの方の趣旨はよくわかるのでありますが、私どもも長らく議員をいたしておるのでありますけれども、この種の問題は、御要求になつたような賃料等についても、一應運輸当局の方から出してもらうべきものは出してもらつて――私どもも大体その調査の範囲とか、方法とかいうことのいわゆる御提案の実体は、よく了承いたしておりますから、そうやるのが最も適当である、こういうふうに考……

第5回国会 運輸委員会 第15号(1949/05/09、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 御趣旨はまことに賛成でありますが、一点だけ伺つておきたいと思いますことは、もとの議会の時代におきましては、両院が同意してなかつた場合においては、その案件はもともと通り水に流れてしまう建前になつておつたと思います。そういうことのために、衆議院が同意をして参議院が同意をしない場合には、衆議院の同意に從うということになつているものが、たくさんあるように思うのでありますが、そうした両院の意見の同意が完全に得られなかつた場合には、どういうような方法でやろうというお考えなのか。その点だけを一つ伺つておきたいと思います。
【次の発言】 その点よくわかりましたから、私はそれでけつこうです。

第5回国会 運輸委員会 第19号(1949/05/14、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 動議が出た以上は、動議についての採決をなさるのが、これは議事進行に関しての当然のやり方でありますので、一應動議を御採決願います。それとも動議を撤回されるか。
【次の発言】 これは私は直接には関係がありません、この種の問題を一昨年來しばしば私どもは耳にしたり、実際体驗をいたして参つております。たとえば民営と省営との関係におきまして、最初民営の航路なり、あるいはバスその他の路線等のものが賛成をいたしておきながら、あとから、ある種の事情のもとに、その賛成を翻してみたり、先ほど大西議員が述べられたような事情のものが、今までも相当あつたのであります。そういうことのために、國民が民主政治……

第5回国会 運輸委員会 第24号(1949/05/20、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 私はただいままでの質疑應答を伺つておりまして、そのポイントがはずれておるような感じがしますので、その点について、ひとつ御質問申し上げてみたいのであります。佐々木委員の言われる御趣意は、御趣意としてはまことにけつこうだと思うのであります。しかしながらこの法律案の趣意は、はつきり第一條に出ておるのであります。ひとりいわゆる財政の面からだけでなくして、地方鉄道を強化して、地方交通の利便を増進しという目的がはつきりうたわれておるのであります。この目的をはき違えて、ただ財政上の面だけで云々するということは、本法の趣意でなかろうと思うのでありますが、もしこれでやるといたしますならば、第一……

第5回国会 運輸委員会 第25号(1949/05/21、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 昨日もこの種のことについて申し上げたのでありますが、提案者に重ねて伺いたいのであります。これは要するに、戰時中政府が買收した鉄道の譲渡に関する法律案なのであります。この法律案であるということと、田中委員が御質問になるところの、いわゆる具体的にどういうふうに公共の利益になるか、またならぬかということとは、おのずから私は別問題であると思つておるの藤あります。ということは、この法律案が決定いたしますれば、第一條に定められておりますところの地方鉄道を強化して、地方交通の利便を増進することになるかどうか。さらに第二十一條には――いわゆる公共の利便になるかならないかということについては、……

第5回国会 予算委員会 第9号(1949/04/12、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 大藏大臣に御質問があります。質問は数点あるのでありますが、まず第一に特に明らかにいたしたい点は、大藏大臣はショープ博士が來られてから税制の徹底的整理とともに、減税ができるかのように言つておられるのであります。またわれわれも衷心からそれを希望いたしておるのでありますが、この際これに関連して特に伺つておきたいと思いますことは、國民はこの問題に関して税金の総額が減ぜられ得るかのような印象を受けておるのであります。そこで大藏大臣の言われる減税というのは、國民が印象を受けておるような税金の総額が減るという意味であるのか、または所得税だけが減税せられるのであるか、その点をはつきりいたして……

第5回国会 予算委員会 第12号(1949/04/16、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 私はここに民主自由党を代表いたしまして、政府提出昭和二十四年度一般会計、特別会計及び政府関係機関予算に対して、賛成の意を表するものであります。  本予算は一般会計において、歳入総額七千四十九億三千四百余万円、歳出総額七千四十六億六千七百余万円、歳入歳出の差引歳入超過額二億六千七百余万円でありまして、これを前年度予算額歳入歳出とも四千七百三十一億四千五百余万円に比較いたしますと、歳入において二千三百十七億八千九百余万円、歳出において二千三百十五億二千百余万円を増加いたしております。  また特別会計予算においては、地方配付税配付金特別会計ほか二十九の特別会計に関するものでありまし……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 運輸委員会 第14号(1949/11/28、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 そこで委員長に申し上げますが、今言つたような運賃値上げが、どういうふうに企業その他に響くかということを今日聞いておるのであつて、響いた後における合理化をどうするというような問題は、第二段の問題でありますから、その点質問者に御注意願います。
【次の発言】 これはこの委員会で決議か申合せをやつて、嚴重に厚生委員会に申し込まれたい。
【次の発言】 動議を提出いたします。質疑のことに関する問題ではなく、各委員の御了解をいただきたいと思うのでございます。それは国際観光ホテル整備法案に関係のある動議を提出いたして、各委員の御賛成をいただきたいと思うのであります。国際観光ホテル整備法案に主……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 運輸委員会 第7号(1950/03/07、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 満尾君の質疑に関連をするのでありますが、御説明の文句を見ましても、なおそのほかに対日援助見返賞金から受入れる特別の資金が四十億円ございますと、特別の資金がというこの文句等から考えて見ましても――実は私昨日予算の方に行つておりまして、こちらに出なかつたので、同じ質疑をなさつた方があるかもしれませんが、対日援助見返資金から受入れる特別の資金などという文句を使つてあるところを見ますと、どうしても出資ということについての疑問が解けないのでありますが、やはり補助金とかあるいは借入金とかいうような名目に変更して使うわけに行かないのかどうか。ここらがどうしても割切れない気持がいたすのであり……

第7回国会 運輸委員会 第11号(1950/03/17、24期、自由党)【議会役職】

○尾崎(末)委員長代理 発言の通告があります。これを許します。林百郎君。
【次の発言】 満尾君、まだ相当時間がかかりますか。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします。     午後五時十三分散会

第7回国会 運輸委員会 第28号(1950/04/20、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 鹿児島、大島、琉球間に定期航路を設けていただきたいという請願なのでありまするが、御承知の通りに大島は従来鹿児島県でありまして、現在占領されておりますけれども、依然として住民も元のままでありますし、鹿児島県及びその他内地との関係はずつと連続をいたしておるのでありますが、ただいまのところ定期船がないために、交通にいたしましても、あるいはまた経済上のいろいろの事情等の上からいたしましても、非常に不便を来しておるのであります。琉球も、もとより物資の交の流やそ他人の往復、そういう点に非常に現在のところでは不便な状況でありますので、ここに定期の航路を開いてもらつて、その便益を見ることがで……

第7回国会 運輸委員会 第32号(1950/04/27、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 最初おつしやつた項目を、私ちよつと聞いていなかつたので、もう一ぺんお伺いしたいのであります。
【次の発言】 わかりました。ありがとうございました。
【次の発言】 ごく簡單に福原さんに伺つてみたいと思います。第十七條の委員の欠格條項に対しての御所見を伺えますれば幸いだと思います。
【次の発言】 その点はわかりました。そこで横浜と神戸の、平山さんと助役さんとに伺つておきたいのでありますが、これは総括的な質問でありますが、大体時間的に考えまして、先ほどお述べになりましたような多くの修正をいたしましては、とうてい今回の国会に間に合わないと思うのであります。大体法律というものは時代の変……

第7回国会 運輸委員会 第33号(1950/04/28、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 この法律案は、長い間、およそ一年平以上と思いますが、前からの問題でありましてこれに対しましてはもうすでにあらゆる角度から研究をされ、論議されておりますので、なるべくこの質疑応答の明らかになつておるところのものは省略いたしまして、そしてすみやかにこの法律の成立を希望いたしますので、そういう観点から総括的質問と、この法案の中にあるところの要点だけを御質問申し上げてみたいと思うのであります。  第一に伺つておきたい点は、この法律は法案の総則第一條にありますように、「港湾管理者の設立による港湾の開発、利用及び管理の方法を定めることを目的とする」のであつて、その開発、利用及び管理に関し……

第7回国会 運輸委員会 第34号(1950/04/29、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 きわめて簡単に、自由党を代表いたしまして、賛成の討論をいたします。この法律は、昨日も私が総括質問におきまして申し上げましたように、港湾管理者の設立による港湾の開発、利用及び管理の方法を定めることを目的とする法律であります。その開発、利用及び管理に関しては、提案理由に政府から御説明になりましたように、最大限の地方自治権を与える。そうして国家的及び地方的利益に最も適合する形態の港湾管理者を設立する権能は、地方公共団体に与えるというのでありまして、従つてこの建前から政府の監督規制は、国家的利益を確保するための必要最小限度にとどめるのであります。しかしながら港湾の開発責任を地方に移す……

第7回国会 運輸委員会 第38号(1950/06/27、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 二、三点総裁にお伺い申し上げます。国鉄が、顧みて終戰当時の模様を考えますと、あの今考えるだに戰僻するような状況であつた中から、非常な努力を拂つていただきまして、いわゆる日本の復興はまず鉄道からともいうほど??もとよりいまだ十分であるとは考えておりませんが、ともかく他のものに先立つて早く復興をし、サービスの点においても、その他の点におきましても、今日の状態になりましたことは、国鉄当局の御盡力に深く敬意と感謝を表する次第であります。  そこで総裁が申されましたように、いれゆる公共企業体になりました後の新しいやり方について、特に深い御構想と御盡力を願つておることは、十分にこれを了と……

第7回国会 予算委員会 第8号(1950/02/04、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 大蔵大臣に対する質問は、大方私が準備いたしておりましたのは終つたようでありますが、ただ一つだけお伺いいたします。それは昨年の第五国会におきまして、大蔵大臣に繰返し質問申し上げた税金の減額ができ得るかどうか、所得税が減るだけで、全体の税金はふえるのじやないか、こういう心配を繰返し申し上げたのでありましたが、その際大蔵大臣は、決してそうではないので、総体の税金が減る、こういうことをしばしば言明されたのであります。おつしやつた通りに、すべての税金が今回の予算に出た通りに少くなりましたことに対しましては、まず敬意を表しておきます。與党であるというのでなくて、敬意を表しておきます。  ……

第7回国会 予算委員会 第9号(1950/02/06、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 吉田総理大臣に対しまして、講和問題そのものでなく、講和問題に対するわれわれの態度に関することと、自衛権に関するわれわれの態度に関すること、この問題について若干お伺い申し上げたいと思います。  その第一は、近く講和会議を迎える機運の中におきまして、現在国会の中で、講和そのものを早く招来せしめるという構想と努力とはさておいて、議論をするための全面講和を唱え、その議論の対象として單独講和というような独立したものを仮定しておいて、それがいけないというようなことを曲説するものがあるのは、私どもが熱望する講和そのもののために、まことによろしくないと私は信じておるのであります。他のことと違……

第7回国会 予算委員会 第17号(1950/02/20、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 第五分科会の審議の経過及び結果について御報告いたします。  本分科会において審議いたましたものは、運輸省、郵政省及び電気通信省所管の予算でありまして、去る十七日、十八日の二日間にわたり、それぞれ政府側より提案理由の説明を聴取の上、慎重に審議いたした次第であります。この間委員諸君は政府委員と終始熱心かつ活溌なる質疑応答をかわされたのであります。  今幾多の問題となりましたもののうち、主要なものについて述べてみますと、まず運輸省所管の予算につきましては、船舶運営会改組の意味、新設予定の商船管理委員会による統制継続の時期、新方針による節約額いかんとの質問がありました。これに対して政……

第7回国会 予算委員会 第22号(1950/03/06、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 運輸大臣の他の委員会に行かれる時間があとないと承つておりますので、予定いたしました質問の一部だけをここに申し上げて御所見を伺いたいと思います。それは鉄道の建設線についての質問であります。最近特に国土保全とか、国土開発とかいう問題が真剣に取上げられまして、これが重要な国策的の課題となりつつありますが、国有鉄道の来年度の予算を見ますと、開発のために最も重要な役割を持つ鉄道の一本の建設線も、計画されておらないのをはなはだ遺憾に思うのであります。国有鉄道が当面だけの独立採算制のみを考慮して、最も重要な公益上の問題を取上げるところが少いかのごとく考えられることは、国民の一員としてまこと……

第7回国会 予算委員会 第24号(1950/03/08、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 予算各案に対する質疑はこの程度をもつて終局し、明九日午前十時より委員会を開き、討論採決を行われんことを望みます。  右動議を提出いたします。


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 運輸委員会 第1号(1950/07/18、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 理事はその数を五名とし、選挙の手続を省略し、委員長において指名せられんことを望みます。
【次の発言】 ただいま御答弁を伺つておつたのでありますが、もし速記がいけなければ速記をとめてでも、御答弁願いたいと思います。今の第三部長の御答弁の中に、なるべく早く上げるようにということなので、というお言葉がございましたが、なぜなるべく早く上げなければいけないということなのか、なぜというその原因。それからただいま政府がとつておる物価その他の安定政策と、ガソリンの値上げをするということとは両立いたしません。これは大きな一つの矛盾になつて来ると思いますので、特になぜなるべく早く値上げをせよとい……

第8回国会 運輸委員会 第2号(1950/07/20、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 第三の自動車税のあとにある「(二)、道路法第四十條を削除し道路損傷負担金を廃止すること。」という、これは廃止した方がよいか、存続した方がよいかということについての、何かわれわれの納得の行くような、しつかりした理由があれば、一ぺんお示しを願いたいと思います。これは地方によりましては、いろいろ問題になつていることでありまして、なお例を申しますと、私の県ではありませんが、島根県等のごときにおいては、道路損傷負担金に対して、業者みずからがりつぱな道路にしようというような一大運動を起しているところさえもあるくらいでありますので、これは廃止した方がよいか、存続した方がよいかということにつ……

第8回国会 運輸委員会 第3号(1950/07/22、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 滿尾君の御発言同様に、議事進行を円滑にする意味において、一言足羽監督局長に御質問申し上げてみたいのでありますが、この国有鉄道法を制定いたしますときに、私どもこれに参加いたしたのであります。その際私どもが質問をした記憶の一つを思い出しましたので、議事進行に資するように質問をしたいのであります。当時この国有鉄道法の全体を見て、われわれ国会が国有鉄道に対してどの点で監督をさせるのか、国有鉄道と国会とにはどの点で直接につながりがあるのか、こういう質問を私はいたした記憶があるのであります。ところが当時の御答弁の中では、あの国有鉄道法そのものには直接国会とのつながりはないが、いわゆる予算……

第8回国会 運輸委員会 第4号(1950/07/25、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 一、二ごく簡單に御質問申し上げます。この問題は前々国会から前国会にわたりまして、私としては十二分に質問をいたしましたので、あらためてむし返しませんが、一、二の点を聞いておきたいのであります。それは前にも申し上げましたように、去る第七国会において、鉄道促進の決議案を上程して、これが可決された後におきまして、特に関係地方等で、新線の建設をやつてもらいたいという熱望が高くなつて参りました。その結果として、県会等を開いて、鉄道を敷設してもらう、その公債の発行ができるならば、これを引受けてよろしい、こういう決議をして申出をしておるところが、数県にわたつておることを承知いたしておるのであ……

第8回国会 運輸委員会 第11号(1950/09/20、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 関連の質問でありますが、御説明はよくわかりましたが、八千五百万円に達する被害を、三千六百万円で一応間に合わせる、こういうのでありますが、そうすると標識そのものよりも、たとえばこれに勤務をいたしておる人たちの住居とか、その他の附属物の方の損害が多かつた、こういうことになるのでしようか。
【次の発言】 次長の御説明一応わかつたのでありますが、これは他の災害ももとより大事でありますが、航路標識の問題は、先ほど岡田委員が申されましたように、影響する範囲と申しますか、程度というのは、非常に大きいのでありますから、わずかくらいの予算の関係であとまわしにするというようなことでなしに、僅々こ……

第8回国会 運輸委員会 第15号(1950/11/20、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 簡單に申し上げます。私はかつて長い間バスを経営いたした経験がありますから、御参考に申し上げてみたいと思うのでありますが、先ほど滿尾委員が言われましたように、断崖絶壁でありますから、いわゆる車どめ等の設備がなかつたということが、この事故の大きな原因の一つで、もう一つは、交通取締規則等について、深い考慮をしなければならぬ点があろうかと思うのであります。それは、かつて不景気時代にひかれ商売というのがあつて、自動車が通るところにわざと立つていて傷を受けて、それで慰藉料をもらうというのですが、不景気時代にはひかれ商売をする者が非常に多くて困つた時代がありました。これは何かと申しますと、……

第8回国会 法務委員会 第7号(1950/07/28、24期、自由党)

○尾崎末吉君 実にこの問題に関しまして、昨日私の所属する予算委員会、本日同様に私の所属する運輸委員会におきまして法務庁総裁の御出席を求めたのでありますが、お時間の都合上おいでが願えませんでしたので、委員長の御了解を得まして出ましたようなわけであります。その段御了承を願います。  先ほど猪俣委員並びに世耕委員のお尋ねになつたことの一部にも該当するのでありますが、時間の関係もあるようでありますから、ごく簡單に四点だけをお尋ねいたします。その第一点は、先ほど猪俣委員から御質問になつたことの一つに関連をいたすのであります。警察予備隊七万五千を新しく設けるのでありますが、一方におきましては、海上保安官八……

第8回国会 予算委員会 第3号(1950/07/27、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 時間の割当があまりないようでありますから、ごく概略五点ほどお伺いいたしておきます。  大蔵大臣に伺いたいのは、先日地方税法が衆議院を通過いたしたのでありますが、地方税と国税とは不可分の関係があることはもとよりでありまして、大蔵大臣は特に新しい地方税と国税との関係は、不可分の関係にあるということを強調されて参つたのでありましたが、今回衆議院を通りました地方税と国税との関係をどういうふうにあんばいされて二十六年度の予算を編成されるのか、もう少しつつ込んで申しますならば、地方税法によつて前面と違つた修正がなされたわけであります。その修正部面と国税との部分、そういう点について大まかな……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 運輸委員会 第6号(1950/12/09、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 鉄道建設に関する意見が前から引続いて行われたようでありますが、私はここに鉄道建設促進に関する決議案を提出いたしたいのであります。その前に、ごく簡單に要約いたしまして数点だけ、この決議案提出の前提として御質問申し上げますから、簡明率直に御答弁か希望いたします。  第一に、去る第七、第八両国会において決議案を上程いたし、これが衆議院において議決せられたことについては、前回の委員会において岡田委員から御質問があり、この趣意に対して政府はこれを尊重するのだ、しかし経費あるいは資材その他の事情等によつて、今日まで積極的に建設に着手するに至つていないが、あらゆる政治的の考慮を拂つて、これ……

第9回国会 予算委員会 第3号(1950/11/28、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 安本長官に二、三お伺いいたします。  第一問は、昨日御説明があつたようでありましたが、私少し遅れて参りまして、十分に聞きそこねましたので重ねてお伺いするのであります。昭和二十六年度の国民所得の見積りを先般新聞紙上で見ますと、第一次の見積りにおいて三兆二千三百八十億であつたものを、去る十八日かに、さらに一千五百四十億程度増大をするという見込みで、合計三兆三千九百二十億円という案を向うさんの方に提出せられた、こういうことが出ておつたようであります。そこでこの数字は大体において間違いないかどうかということをまず伺つておきたいと思います。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 運輸委員会 第2号(1951/02/07、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 岡田君の御質問の通りに、こまかい資料が手元にありませんので、詳細な質問は次の委員会に譲ることにいたしますが、一点だけ伺つておきたいのは、先般予算委員会におきまして、運輸大臣に出席を求めて御質問を申し上げる計画であつたのでありますが、運輸大臣に支障があつて出られませんでしたので、一点だけ伺つておきます。予算の中の国鉄に対する二十億円の貸付金でありますが、これは私どもが主として数年来、鉄道の建設を急げ、経済開発のため、あるいは交通の発展のため、国土総合開発のため、すべての意味から考えてみて、鉄道の新建設を急げ、こういうことを連続主張して参り、すでに国会の本会議におきましても二回決……

第10回国会 運輸委員会 第3号(1951/02/09、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 関連して、これは基本的な問題ですから特に伺つておきたいのでありますが、先ほど岡田委員から言われましたように、私ども予算委員会におきまして、二十六年度予算につきましては各党がむし返しまず基本的に聞いたことと、多少今の御説明とは食い違つておるようでありますので、その点をはつきりいたしておきたいと思うのであります。それは予算委員会における大蔵大臣並びに安本長官等の説明によりますれば、二十六年度予算は十月ないし十一月の物価を基準として組んだのだ、こういうことであるのであります。その点がまず今の御説明と相当食い違つておるようでありますが、国鉄だけが八月、九月の物価を基準としておやりにな……

第10回国会 運輸委員会 第21号(1951/05/14、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 岡田委員から御質問が私の来ない前にあつたかと思いますが、第九条の運賃、料金というものを届出制にした根本の理由はどこにあるのでしようか。これをまずお聞かせ願います。
【次の発言】 そうしますと、岡田委員から繰返して御質問になつたいわゆる荷主の方に対する保護というか、利益というか、その逆の面を考えて、そうして今の質問をいたすおけでありますが、結局一つの港湾に対して二つ以上の業者があつた場合、それらの業者はおのおの荷主と話し合つて、自分の欲する料金及び運賃をきめることができますかどうか、その点をお聞きいたします。
【次の発言】 今の御説明の点はわかりましたが、半分違つた意味の御質問……

第10回国会 運輸委員会 第29号(1951/05/23、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 この海上運送法等の「等」を除いた理由は、何を相当の理由があるわけでしようか。ということは海上運送法ですが、大きな川などは当然加わるものだと思うので、そういう意味で海上運送法等と置いてあつたのではないかと思うのですが、「等」を抜いた理由の説明を願います。
【次の発言】 そうすると、第二条のことはわかりましたが、ただ海上運送と川の上の運送とが関連する場合が生じて来ると思うのでありますが、そういう点には支障がないかどうか。
【次の発言】 第六条の一項の第七号に「鉄道建設二関シ学識ト経験トヲ有スル者」とありますが、「学識ト経験トヲ有スル者」の要するにその「経験」というのは、どういう範……

第10回国会 運輸委員会 第31号(1951/05/25、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 まず第一に提案者に伺いますのは、この法律は暫定的の、すなわち臨時立法であるのかどうかという点であります。この質問の内容は、要するに第三条に、「前条に規定する会社が、鉄道の譲渡を受けようとするときは、商法(明治三十二年法律第四十八号)第三百四十三条に定める決議を経た上、この法律施行の日から三箇月以内に譲渡申請書二通を日本国有鉄道に提出しなければならない。」こう定めてあります。要するに三箇月以内に譲渡の希望を受けようとするものは申出をしなければならない。そうすると三箇月から何十日目に決定する、こういうことになる趣旨だと思うのでありますが、そういう意味で臨時的の暫定的の立法であるの……

第10回国会 予算委員会 第3号(1951/01/31、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 大蔵大臣に対しまして質問をいたします。  昭和二十六年度予算の大綱につきましては、去る二十六日の本会議及び昨三十日の本委員会におきまして、大蔵大臣の御説明を伺つたのでありますが、御説明の中にあつたように、二十六年度の予算は、第一に総合予算の均衡を確保いたしてあること、第二に二十五年度に引続き、財政規模を縮小し、財政と国民経済との調和をはかつてあること、第三に大幅な減税を行い、国民負担を軽減し、国民生活の安定と資本の蓄積に資するよう考慮をいたしてあること、第四に民生の安定、文教及び科学の振興等のため、積極的な施策を講じてあること、第五に政府資金の産業及び金融に対する積極的活用を……

第10回国会 予算委員会 第4号(1951/02/01、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 国民があげて待望する講和條約が刻々に近づきつつある今日におきまして、その講和條約に関する基本的なものの中から、最も大きな問題と思われる七つの問題について、吉田総理大臣に御質問参を申し上げます。  その七つの問題とは一、終戰当時の日本の降伏條項に関すること二、全面講和か多数講和かの問題 三、軍事基地なるものの問題 四、再軍備の問題五、講和後における日本の国連加入に関する問題 六、安全保障の問題 七、政治及び経済の自主自立の問題であります。これらの問題は、従前から今日までの段階においてしばしば論議または希望せられたやり方を異にいたしまして、今日の段階におきましては、新しい趣と、き……

第10回国会 予算委員会 第19号(1951/02/23、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 先ほどの井出君の質問で大体わかつたのでありますが、ごく簡單に三点ばかりお伺いしておきます。  その一点は、再編成される会社の定款はいつつくられたかということであります。
【次の発言】 今度新しくつくられる九会社のです。
【次の発言】 最初の定款はいつごろつくられたのですか。昨日つくられた確定酌のものではない、もつと早い定款――はつきりしなければ大体でけつこうですが……。
【次の発言】 そこで総裁に伺うのでありますが、そうしますと、新しく再編成される会社に会長制というものが必要だ、なければいけないという経営上の必要性はどこにあるのですか。

第10回国会 予算委員会 第20号(1951/02/24、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 岡野国務大臣に、時間の関係上簡單に御質問申し上げます。先ほども川島委員から質問があつたようでありましたから、違つた角度から伺つてみたいと思うのであります。地方財政平衡交付金は、前年度と比較いたしますと増額をされております。しかしながら二十六年度の予算には増額はいたしましたものの、平衡交付金としては一千百億円が計上せられておる。ところがこれに対しまして、地方財政委員会は千二百九億円が必要だ。これは先ほども川島委員等が述べられたように、公務員のベース・アップその他の問題で、どうしても千二百九億円が必要だ、こういう意見が政府に出されたと聞いておるのでありますが、それがほんとうである……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 運輸委員会 第1号(1951/08/18、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 川島君の御発言はまことに重大な問題であり、貴重な御発言だと思いますが、本日のこの委員会には日程があらかじめ公示されているわけですから、一応その問題についての説明を聞いたりいたしながら、今の重要な問題についての裁量を下して、しかるべく進行願いたいと思います。


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 運輸委員会 第9号(1951/11/07、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 ただいま国鉄総裁から、今回の事故に関しての御報告があつたのでありまするが、この機会にちよつとお伺い申し上げておきたいと思いますことは、近年、特に最近こうした事故が頻発をいたします点につきましては、もとより国鉄当局におかれましても、あるいは運輸省当局におかれましても、万全と思われる手段は講じておられることと察するのであります。またしばしばそうしたことについての質問を申し上げ、御答弁も伺つておるのでありまするが、それにもかかわらず、こういう事故がしばしば出ますことについては、一体何が一番大きな原因か、こういうことについてあらましのお考えでも伺つてみたいと思うのであります。と申しま……

第12回国会 予算委員会 第2号(1951/10/17、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 今の質問に関連しての質問ですが、先ほど国有鉄道の営業局長の御説明は非常に合理的な御説明であつたので、一応よく了承いたしたのでありますが、そのあとの方がただいま上林山委員の質問にありまするような運輸省の方との意見に相当の開きがある、こういうことになりますれば、この資料自体について相当論議が出て来るわけであります。非常に信用すべきものを、今度は信用すべからざるものだ、そういうふうにかわつて来るだろうと思います。であるから、今言われたような資料については、よく納得の行くような具体的なものを御用意を願うことを申し上げておきます。  それからその次に関連した問題は、絶えず運賃値上げのた……

第12回国会 予算委員会 第10号(1951/10/31、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 与党の持ち時間の関係があるようでありますから、ごく簡単なことを短かい時間で、まず建設大臣に御質問を申し上げたいと思います。  去る十月十四日からルース台風が襲来いたしまして、九州、山口、四国の一部等に前例のない大災害が起つたのであります。特に鹿児島県下におきましては、あるところは七十年ぶりの災害だといわれ、またあるところに襲来いたした津波は、その土地の神社に残されてある記録によりまして、二百五十年前に同じ程度の大きなものがあつたというようなことがわかつたほど、大きな災害であつたのであります。あるいは七千トンの船が小山の上に押し上げられたり、漁船や機帆船が海岸から数町を隔てた、……

第12回国会 予算委員会 第14号(1951/11/06、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 この際動議を提出いたします。すなわち補正各案に対する質疑は、この程度をもつて終局せられんことを望みます。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 運輸委員会 第4号(1952/02/06、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 鉄道の新線建設につきましては、今の質問並びに御答弁で一応わかつたのでありますが、建設の問題に関連してなおわからない点が二、三ありますので、御答弁願いたいと思うのであります。それは二十七年度の総予算を見ますと、その中に電源開発に対する相当の用意がなされておるのであります。特に電源開発に対しましては、資金の面からも千二百億というものを二十七年度中に確保したい、また一方石炭の増産対策にいたしましても二百億の資金を確保する、こういう計画が立つておるのみならず、さらに電源開発のために貯蓄債券等を発行するということで、一面におきましてはこれがいわゆる資本の蓄積にもなるし、一面におきまして……

第13回国会 運輸委員会 第9号(1952/02/22、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 航空に関する小委員会における審議の経過の中間報告を申し上げます。  当委員会は去る二月十三日、十五日、十九日及び二十一日の四回に亘り会議を開きまして、航空法案制定審議会における審議の経過状況、航空機輸送事業、航空機生産事業、航空行政組織、航空保安施設、航空要員及び外国の航空事情その他航空関係各般につきまして、航空庁長官から詳細な説明を聴取し、これを対し各委員から熱心なる質疑が行われ、慎重な審議がなされたのであります。特に十九日には航空機生産事業の関係者として、新日本汽船株式会社専務郷古潔君、富士産業株式会社社長野村清臣君を、航空機輸送事業関係者として日本航空株式会社専務松尾静……

第13回国会 運輸委員会 第11号(1952/03/06、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 先ほどの質問者の方方から一応御質問があつたようでありますが、要点に歯して重複するところがあるかもしれませんが、二、三お伺い申し上げておきます。  第一にまず伺つておきたいのは、行政の分限の確立ということをもととして行政機構の改革をやるのだ、こういう御答弁をしばしば伺つたのでありますが、行政の分限の確立という点についてどういう構想か、機構的なことについて伺つてみたいのであります。
【次の発言】 大体わかりましたが、そういたしますといわゆる分限の確立の基本をなす問題でありますが、先ほど岡田委員からもこの種の質問があつたようでありますが、いわゆる大蔵省あるいは建設省、あるいは運輸省……

第13回国会 運輸委員会 第18号(1952/04/15、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 ただいま滿尾委員から御質問になつた点以外のことについて、若干御質疑を申し上げたいと思います。大臣並びに御当局の方々がもく星号の遭難の善後措置につきまして、深甚なる御用意をもつて善処しておられることに対しましては、一応ここに敬意を表しておく次第であります。また大臣が御説明または御答弁になつておられますように、この大きな犠牲によつて民間航空の将来に暗影を投ぜしめることなく、これを将来への貴重な力として、民間航空の発達に資したいということでありますので、この点もまことにそうあるべきだと敬意を表しておく次第であります。つきましてはその将来の対策に関係がありますので、二、三基本的なこと……

第13回国会 運輸委員会 第28号(1952/05/10、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 運輸大臣に本法案に対する総括的な質問をまず申し上げたいのであります。  講和発効の日からわが国に対する占領政策が解けることとなり、従つて諸外国が一方的にわが領土に航空機を飛行させて来るのを拒むこともできるはずでありますし、またわが国としても、相手国の承認を求めれば外国を飛行することもできるはずでありますし、わが国の空を飛ぶことも自由となつたわけでありますが、わが国が被占領中に変則的形態を規定しておつた国内航空運送事業会と、外国航空会社が日本へ乗り入れするのを片務的に認めた外国人の国際航空運送事業に関する政令、この二つのポツダム政令があるだけでありまして、航空に関する独立した完……

第13回国会 運輸委員会 第29号(1952/05/12、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 一昨日運輸大臣に対しまして、この航空法案に関する総括質問を一応終つたのでありまして、あらためて行政管理庁長官並びに通産大臣に質問する用意をしておるのでありますが、ちようど今岡田委員から法案第十條の耐空証明についての質問が出ましたので、これに関連しまして二、三郷質問申し上げておきたいと思うのであります。  まずこれを結論から申しますと、第十條の耐空証明に関する規定は、国際民間航空條約に定めてあるところの規定とぴつたり一致してないのじやないか、こういう気持をお持ちにならないかどうか。ということは、岡田委員から詳細に質問がありましたように、第十條の規定は、いわゆる航空に関しては最も……

第13回国会 運輸委員会 第30号(1952/05/13、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 総括質問における行政機構改革の点から見た各種の問題につきましては、行政管理庁長官に午後から御質問申し上げることにいたしまして、ここでは航空法案の各条章の中で疑義とするところを、主として航空庁長官に御質問を申し上げたいと思うのであります。  まず第一に、第二条の第十九項に、「この法律において「航空機使用事業」とは、他人の需要に応じ、航空機を使用して有償で旅客又は貨物の運送以外の行為の請負を行う事業をいう。」こう書いてありますが、この内容は一体どういうことになつておりますか、その説明を伺いたいのであります。
【次の発言】 そうしますと現在の日航のやつておりますことは、この航空機使……

第13回国会 運輸委員会 第31号(1952/05/14、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 昨日各條章にわたつて御質問申し上げたのでありますが、その継続といたしまして、第七十條からあとについて疑義の点を御質問申し上げます。第七十條に「航空機乗組員は、酒精飲料又は麻酔剤その他の薬品の影響により航空機の正常な運航ができないおそれがある間は、その航空業務を行つてはならない。」こうした規定をいたしてあります。これは当然のことなのでありますが、過般のもく星号の遭難に関しても、この問題についてはいろいろの風説でありますが、そういうものが出たくらいでありますので、この七十條に関して、実際これを適用するには、どういうやり方で七十條を適用するのか。具体的なやり方についての御構想を承つ……

第13回国会 運輸委員会 第33号(1952/05/16、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 私は運輸省機構改革の問題に関して、簡単に三つお伺いいたしたいと思います。第一は、観光のことに関連してでありますが、観光監というものは、御答弁によつて伺いますと、従来の観光部長がやつたと同じことをやる、こういうことでありますか。
【次の発言】 そうしますと、観光部長または観光監のもとにある課または係その他の方にも何らの変更はない。それから観光監というものと観光部長というものとの処遇、待遇はどういうことになつておりますか。
【次の発言】 あともう二つ御質問申し上げておいて、あとで総括的の御所見を承りたいと思います。  次に、この航空庁でありますが、航空庁は内局の航空局、こういうこ……

第13回国会 運輸委員会 第39号(1952/06/05、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 ただいま塚田予算委員長から離島航路整備法案に関しまして、先般来しばしば提案者の一員である關谷委員や私が御相談に当りまして、いろいろ御了解を願つて御援助を請うたのでありました。その際御了解くださつた点に対して御説明願いまして、その点がはつきりしたことはまことにありがたいことでございますが、これにつきまして一、二補足的に御質問申し上げておきたいと思うのであります。これは少しこまかいようでありますけれども先ほどちよつとお述べくださいました中に、離島航路整備法の原案から建造並びに改造補助の條項及び安全施設補助の條項を削除する、こういうことを私ども提案者の側として快く承認をいたした、こ……

第13回国会 運輸委員会 第41号(1952/06/07、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 離島航路整備法案の中で最も重要な点につきまして、安本の政府委員に質疑をいたしたいと思うのであります。現在質疑をいたしますこの事柄につきましては、過日の本委員会におきまして、予算委員会の委員長並びに大蔵省当局に御出席を願いまして、十分に政府の御意思を聞いたのであります。この事柄の中で安定本部に関係のある重要な問題について、御質問申し上げたいと思うのであります。  この離島航路整備法案を提出いたしました趣意は、もうすでに御承知でありますように、現在離島航路というものは、いわゆる本土から島へ、島から島へとつながつて行かなければならない航路が国内に四百八十九ありまして、これに準ずるも……

第13回国会 運輸委員会 第46号(1952/06/18、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 航空法案に対する修正案を提出いたします。  まず修正案の提出理由を簡單に御説明申し上げます。本法案中の第十條第六須及び第七項の規定によりますと、航空機の耐空性に関する製造過程における検査は、製造工場の一定の従業者または通商産業大臣が運輸大臣に協議して指定する通商産業省の職員が行うことになつており、その指揮監督を航空庁長官ができることになつておりますが、これでは実施の運用に際しまして、航空機の安全性に関する責任の所在が明確を欠き、従つて完全な安全性の確保を期し得ないと見られます。従つてこの條項及びこれに関係ある條項を削除いたしまして、耐空性に関する検査は運輸省で一元的にこれは行……

第13回国会 地方行政委員会 第51号(1952/05/23、24期、自由党)

○尾崎末吉君 時間がないようでありますから、ごく簡單に建築学会の伊藤さんと齋藤さんに二、三お伺い申し上げてみたいと思います。  今委員長から話がありましたように、私は本委員会の委員でなく、予算委員をやつておるのでありますが、毎年国会の休会中各地方の自治団体の財政の事情等を調査に参つておりますので、そういうところからお伺いしたいことを二、三お尋ね申し上げます。  まず建築学会の伊藤さんに伺つてみたいと思いますことは、建築面の行政を強化したいという御意見がありまして、私も非常に同感なんですが、日本の従来の都市計画というものが、土木の面からばかり主として考えられて、土木による都市計画が定められたあと……

第13回国会 通商産業委員会 第47号(1952/06/04、24期、自由党)

○尾崎末吉君 たいへんよい機会でございますので、十分に参考人の方々の御意見を拝聴したいと思つておるのでありますが、ただいまの御注意のように、あとにまだ本委員会の継続審議があるそうでありますから、ごく要点二、三につきまして率直な御質問を申し上げてみたいと思うのであります。  ただいま委員長のおつしやいましたように、私は本委員会の委員ではなくして予算と運輸の常任委員をいたしておりますので、いわゆる委員外発言であります。先ほど参考人の各位からお述べになりました航空法との関係がありますので、御意見を拝聴さしていただいて、そうして二、三御質問を申し上げたいと思うのであります。法律ができ上つてしまいますと……

第13回国会 予算委員会 第4号(1952/01/30、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 私は本国会の予算委員会の劈頭におきまして、まず総理大臣に御質問申し上げるつもりでありましたが、総理大臣に故障があるようでありますから、延ばしまして、主として講和條約に関係があり、また貿易、外資の導入等に関係のある予算の問題につきまして、大蔵大臣に質問を申し上げたいと思うのであります。  まず敬意を表しておきますことは、昭和二十七年度予算が幾多の重要経費を含んでおり、関係方面との交渉はすこぶる難航が予想せられまして、従つてその国会提出が相当に遅れるのではないかと憂慮されておつたにもかかわらず、政府原案の予算総額が何らの変更を見ることなく、また講和関係諸費にいたしましても、初めは……

第13回国会 予算委員会 第5号(1952/01/31、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 吉田総理大臣に対しまして、御質問を申し上げるのでありますが、まず昨年の講和条約以後におきましても、これら調印国との間における批准の問題、並びに未調印国の国国との間に国交を回復することに、たゆまない御尽力を願つていることに対しまして、深い敬意を表しておきます。  まずお伺い申し上げたいと思いますのは、平和条約に調印した日本以外四十八箇国が、その批准に対して現在の段階ではどういう態度で進んでおるかという、批准に対する模様を一応承つてみたいのであります。
【次の発言】 ただいま御答弁を伺いました中で、米国はただいま批准にかかつておるが、二月中には大体終るであろう、こういうお見通しで……

第13回国会 予算委員会 第26号(1952/05/16、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 ただ一点であります。さきの簡易保険の運用の方法の問題であります。この問題に関しましては、先年来この予算委員会におきまして、しばしば私が御質問を申し上げたところであります。その申し上げました趣意は、郵便貯金や簡易保険等が、だんだん政府の方に集まつてしまう。特に近年の状況としては、農協等が非常に不信用となつたために、特に郵便貯金、簡易保険というようなものが非常にふえて来た。それが中央に中央にと集まつてしまうと、地方が枯渇して来て、それじや困るじやないか、だからできるだけ多くこれらのものを地方に還元させなければいけない、こういう趣意でしばしば御質問を申し上げたのでありました。先ほど……


尾崎末吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-|24期|-25期-26期

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各種会議発言一覧(衆議院24期)

尾崎末吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-|24期|-25期-26期
第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 内閣委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1949/05/06、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 先ほど柳澤委員から御質疑になつた点と同樣な点ですが、ダブルようであつて違つた点だけを御質問申し上げてみたいと思うのであります。それは運輸審議会の性格に関しては、先ほどの御説明でわかつたように思うのであります。しかしこの運輸審議会というものは常置されるのでありますが、これは大臣に直属しておるものか、もしくはあとの方の第二十七條の鉄道監督局というものにこれは常時関連を持つて來るものであるか、どちらかということを、まずお答え願いたいのであります。
【次の発言】 そういたしますと、あげられておりますところの仕事が、監督局の方と同樣なことを書いてありますので、これはなわ張り爭いの起る心……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 観光事業振興方策樹立特別委員会地方行政委員会大蔵委員会厚生委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1949/11/21、24期、民主自由党)

○尾崎(末)委員 ただいまの二、三のご意見、まことにけつこうだと思いますが、ただ私は先ほどから問題になつておりました根本的な問題でありますけれども、これを見ますと、国際観光ホテル整備法案(最終案)とありますから、この点予備案であるか、最終案であるか、そういうのをはつきりしてかかつて行かないと、いいかげんに逐條審議なり、その他の審議をやつてしまつておいて、そしてここにプリントしてありますように最終案だ、こういうように逸脱するおそれもありますので、今申しました点を簡明にはつきりしておいて、それからかかるべきだと思います。
【次の発言】 どうも審議をやらない先に討論会みたいになつた観がありますが、た……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 大蔵委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1950/03/04、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 同僚諸君の御質問と重複をするかもしれませんが、今米窪君が御質問になつたいわゆる第四條の、三等の乗客には通行税を課さないという問題でありますが、これをもう少し掘り下げて根本的に伺つておきたいと思います。これはなぜかと申しますと、古い歴史を思い起しますと、かつては政友会、憲政会というものが対立した場合には、一方では税金をとつて鉄道の路線を延ばそうとし、一方では通行税は天下の悪税なり、全廃すべしというので、長い両政党の闘いがあつたことを、われわれは思い起すことができる。そこで通行税かいいか悪いかという根本的のことを論ずることは、時間の関係上、ここではやめます。というのは、この内閣で……

第7回国会 大蔵委員会農林委員会運輸委員会電気通信委員会連合審査会 第1号(1950/03/27、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 今伺うことは、先日運輸委員会においても伺つたのでありますが、幸い小澤電通大臣もおいででありますし一大蔵当局も農林当局もおいででありますから、違つた角度からごく短い時間で、二、三点御質問申し上げたいと思うのであります。但しこれば助太刀でもなければ、この法案を全面的にのもうというわけでもありません。結論はあとから申し上げますが、一応違つた角度から御質問申し上げます。  それは国有鉄道に対しまして、見返り資金の中から四十億を出資する。あるいはまた二億円の資本であるところの電気通信省に対しまして、百二十億の出資をする。あるいは農林関係も――数字は記憶ございませんが出資をする。そういう……

第7回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1950/02/17、24期、民主自由党)【議会役職】

○尾崎主査 これより予算委員会第五分科会を開会いたします。  この際審査方針についてお諮りいたします。御承知のようにこの第五分科会は、昭和二十五年度一般会計予算、昭和二十五年度特別会計予算、及び昭和二十五年度政府関係機関予算中、運輸省・郵政省及び電気通信省所管の審査に当ることになつておりますが、本日は午前、午後を通じ、運輸省所管の予算について審査し、明日は午前に郵政省所管、午後に電気通信省所管の予算について審査いたすことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さようにはからいます。  それではこれより昭和二十五年度一般会計予算、昭和二十五年度政府関……

第7回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1950/02/18、24期、民主自由党)【議会役職】

○尾崎主査 ただいまより作目に引続き、予算委員会第五分科会を開会いたします。  本日はまず昭和二十五年度一般会計予算及び昭和二十五年度特別会計予算中、郵政省所管を議題といたし、審査を進めます。  まず政府より郵政省所管予算の概要について説明を求めます。坪川郵政省政務次官。
【次の発言】 ただいま御説明を承りましたが、特別会計について、その事業内容の補足的説明があれば承りたいと思います。
【次の発言】 これより質疑に入ります。西村英一君。
【次の発言】 山本利壽君。
【次の発言】 ほかに質疑はありませんか。  なければ郵政省関係の質疑はこれをもつて一応終るごとにいたしまして、午後は一時半から電気……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 予算委員会公聴会 第2号(1951/02/17、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 たいへん参考になつたのでありますが、四点ばかりを簡單にお伺いいたします。  最初にお述べになつた輸出入の問題でありますが、輸出だけに重点を置かないで輸入の方に大いに力を入れてもらいたい、こういうことでありました。もとより政府も、われわれ政党といたしましても、御説明のような輸入に力を入れることに大いに努力をいたしておるのでありますが、ただ伺いたいのは、お述べになつた言葉の中で、国民生活に必要な品物の輸入をというお言葉をお使いになつたようですが、それには何か特殊のこういうものとかああいうものとかいうものがありますか、「国民生活に必要な」ということをちよつと御説明願えませんか。

第10回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1951/02/20、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 運輸省並びに国鉄関係の質問をするのでありますが、まず運輸省の関係から質問をいたします。まず第一に、国内航空会社が許されて、来る六月からその運航が開始せられることになつたのでありますが、その通りであるかどうかということと、国内航空会社を一社のみとしたその理由はどこにあるのか、この点をまず伺います。
【次の発言】 その点は航空庁の長官がお見えになつてからお伺いすることにいたします。  この航空会社による輸送の対象は、旅客、貨物、郵便物となつているようであります。そしてその標準料金というのが東京、大阪間旅客四千四百円、貨物は一キロ当り八十九円、郵便が一通当り二十円、こうい計画のよう……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 通商産業委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1952/05/21、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 ちよつと関連して―ただいまの南委員の御質問に関連しておりますから、南委員に対する答弁と私に対する答弁と一緒でけつこうであります。今南委員の御質問を伺つておりますと、先ほどの御質問のうちに自動車と航空機と同じようなものだ、こういう御見解が述べられたのでありますが、これはもとより相当の逕庭があり、開きがある、こう私は思うのでありまして、これに関連してもしよくない飛行機をつくつた場合には、それが売れないじやないか、買手がないじやないか、こういうような御意見も質問の中に出たのでありますが、航空機というものはまずいものをつくつてしまつて、これが事故を起すとか、たいへんな問題を起すとか、……

第13回国会 通商産業委員会運輸委員会連合審査会 第2号(1952/05/22、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 昨日、航空法案並びに航空機製造法案に関する総括的の御質問から、今度は航空機製造法案の逐条にわたりまして第八条までを御質問申し上げ、第十条について半分質問を申し上げまして、一応それで保留をいたしました。本日特に通産、運輸両大臣の御出席を煩わした次第であります。質問に先だちまして、御答弁の便宜かと心得まして、きのう質問申し上げました項目だけを申し上げておきます。  昨日質問申し上げましたことは、航空事業の安全性というものはいかに大事であり、いかにあるべきか、こういう点についての質問と、それから大臣の代理といたしまして本間政務次官の御答弁、それから今回の行政機構改革には二つのはつき……

第13回国会 通商産業委員会運輸委員会連合審査会 第4号(1952/05/28、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 今御了解を得ましたが、このことはきわめて重大でありますので、関連して質問を申し上げておきたいのでございます。  加藤委員の御質問に対しまして協議ということは、そう強い意味のものではない、協力をする意味だ、こういうような御答弁があつたのでありますが、これは私はお考え違いじやないかと思うのであります。と申しますことは、この四月二十六日の閣議決定事項を、当時主管いたしました野田行政管理庁長官から御報告がありましたときも、文字は入つていないが、この四の一番あとの方に、運輸大臣は安全性検査についてはすべて指揮命令をすることができる、こういう意味が含まつておるのだ、文字には入つていないが……

第13回国会 通商産業委員会運輸委員会連合審査会 第5号(1952/05/30、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 関連して質問問したいと思います。関連質問で今の点をはつきりいたしておきたいと思うのでありますから、あらためて御答弁をお願いしたいのであります。いわゆる四月二十六日の閣議決定の一、二、三、四、五、六、七に関する問題に関しましては、実はこういう委員会等であまり発言をしたくないのであります。ということは、先日運輸委員会におきまして、野党の諸君から閣議決定云々ということは与党間のことであつて、われわれ野党には関係ないのだ、こういうことで私自信がとつちめられましたので、あまり言いたくないのでありますけれども、この閣議決定を例に引いて申しますならば―例に引いて申しますならばという前提で、……

第13回国会 通商産業委員会運輸委員会連合審査会 第6号(1952/06/02、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 本間政務次官に若干御質問申し上げます。大体総合的の質問並びに各條章にわたつてのおもな点につきましては先般御質問申し上げたのでありますが、その他残つたごく若干の点について御質問申し上げたい。  その中でまず最初に、先日お出しになりました「航空機生産行政の所管について」という資料、すなわち通産省が航空機生産をやつた方がよりよいのだ、こういう御答弁に基いて同僚の委員から、そのよりよいということについての資料を出してもらいたい、こういう要求に基いてお出しになつた資料がこの「航空機生産行政の所管について」ということでありますから、その中で二・三お伺いしてみたいのであります。この中の一ペ……

第13回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1952/02/20、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 予算につきましての御質問は、もう少し数字を検討いたしまして、明日に延ばしまして、二、三重要なことと思われる点をお伺いしておきたいのであります。  第一に、昨年の郵便料金等の値上げ後の状況につきましては、数字の上では七十億ほど増しておるということを伺つたのでありますが、利用する数――はがき、郵便切手等の数におきましては、値上げ前とどのくらいの開きになつておりますか。その点をおわかりであれば伺つておきたいのであります。
【次の発言】 それではその点はあとでお伺いすることにいたしまして、年賀はがきでありますが、特に年賀はがきの料金を下げて売り出されましたので、最初のほどは地方の小さ……

第13回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1952/02/21、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 まず郵政省から御質問申し上げます。郵政省の関係で歳入のことは昨日大体お伺いしたのでありますが、歳入歳出の予定額対照表によつて若干御質問申し上げます。歳入の中で、二枚目の二十七年度病院等収入の予定額が三億一千二百四十八万五千円であるのと、二十六年度の予算が二億六千三百九十四万四千円、こういうことになつております。その増額いたしました理由として薬治料等の単価の一点五円を六円に改定したためと説明いたしておるのでありますが、治療を受ける患者の数は、二十六年度と二十七年度との間にどのくらいの増減をお見込みになつておるのか、大体同数にごらんになつておるのか、その点をお伺いしたいと思います……

第13回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1952/02/22、24期、自由党)

○尾崎(末)委員 今その御質問を申し上げるつもりでなかつたのですが、江崎委員からごくやさしく御質問があつたので、私もちよつと違つた角度から申し上げておきます。昨今国会でも問題となつておるのですが、追放解除組で、次の選挙に立候補したい人たちが選挙運動をやつておる。このことが相当問題になりまして、大分騒いでおるようであります。そこで私はこの問題に関連するので一言申し上げておきます。これはひとり建設省だけでなく、ほかの省にもそういうのがあるように私ども聞いておるわけであります。大臣のような方があつちこつちと時間を割いて御多忙の中から御視察を願うことは、非常にけつこうでありまして、私はできるだけ多くや……



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データ更新日:2023/02/05

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