このページでは高倉定助衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。
○高倉定助君 農民新党は小平忠君を指名いたします。
○高倉定助君 私は、農民協同党を代表いたしまして、国務大臣の演説に対する質疑を行わんとするものであります。 敗戰によつて、あらゆる武器を捨て、戰争を放棄いたしましたわが国は、一日も早く講和会議が持たれ、日本の自立によつて、平和にして明るい文化国家の建設を国民が念願しておつたのであります。幸い本年は講和という朗報が伝わり、特に休会明け冒頭の吉田総理の施政方針、青木安本長官の経済、池田蔵相の財政演説に対しましては、全国民が大いなる関心を持つていたのでありまするが、三大臣とも、わが国の現状を無視せる手放しの楽観論に終始いたされて、国民の期待をまつたく裏切つたことは、まことに遺憾にたえない次第であり……
○高倉定助君 私は、農民協同党を代表いたしまして、総理大臣の施政演説に対し数点の質問をいたさんとするものであります。私は各派代表質問の最後でありまするので、あるいは重複する点があるやもしれません。この点御了承の上、どうか懇切丁寧な御答弁を切望するものであります。 終戰後六箇年、わが国民が待望しておりました対日平和條約はサソフランシスコにおいて調印され、国民の将来にとつて明るい希望がもたらされましたことは、まことに欣快に存ずる次第であります。しかし、この平和会議に、中国を代表する政府が未決定のためその出席を見られず、ソ連代表が出席しながら遂に調印せず、中、ソ二箇国との関係が依然として戦争状態持……
○高倉委員 過般の委員会におきまして帰還遅延の原因をいろいろ述べられましたが、私の考えている大きな原因は、実は私のせがれが今年で七年になりがまだ帰つて來ません。今ソビエトにおりまして居所がわかつておりますから、最近も手紙が來ておりますが、その戰友が昨年の十一月に帰つて來ましたので聞きますと、私のせがれももう間もなく帰ることになつておつたのであります。ところが弟が向うの本人のところに手紙を出した。うちの方は何も心配ない、皆達者でおるし、これこれだというくわしい事情を書いてやつたところが、その手紙がソ連の方の上官の人が日本語もわかるし、また日本語の文字も知つておるので、その手紙を見て、お前のところ……
○高倉(定)委員 これで感情がとけたようですから、この報告は別として、昨日代表されて大使館その他においでになりましたその経過を委員長なり、ここにいる委員の中でおいでになつた方々からひとつ詳細な御報告を願つたならばその内容がよくわかると思いますから、ひとつ御報告をお願いします。
【次の発言】 私は委員長にひとつお願いしたいのですが、ここで論議しても容易に引揚げの促進がスムースに行くとも思われませんので、ただ実行に移すよりほかに方法はないと思うのであります。そこで、われわれが過般衆議院において決議いたしましたところの決議の條項に対して、ただちに議長にソ連の大使館あるいは対日理事会の方に出向いていた……
○高倉委員 今の木村君のお話ですが、昨年のこの委員会で確かに大きなグラフを持つて來て、ここには何ぼ、ここには何ぼと書いて発表したのです。それがたしかあるはずです。ですから、それを根拠としてさらにここで去年のように親切に発表していただけば、こういう問題は出ないと思うのです。あれは院内にある。援護局の人で背の高い、横田君とか、何とかいう、あの人が説明してくれました。あの人に説明を受ければ判然とすると思うのです。さように考えますので、そういうふうにしてもらえればすべてのことが氷解するのではないかと思うのです。委員長においてそういうようなとりはからいをなさつたらどうかと思います。
○高倉定助君 ぼくの方は中村寅太さん。
【次の発言】 賛成。
○高倉委員 石狩川の支流であります石狩原野を横断しております豊平川治水工事完成促進に関する問題でありますが、御承知の通り豊平川は第二期治水工事残程部分をすみやかに施行完備するとともに、新水路の堰堤を苗穂鉄橋下附近に移設し、かつ鴨々川水門取入口附近及び束橋下発電所用水取入口附近に、新たに床止堰堤工事を施し、もつて質平川の治水事業を早急完備せられるよう請願する次第であります。 豊平川の治水工事は、北海道拓殖計画に基きまして、護岸堤防、新水路開鑿等の工事も大体完了いたしまして、これによつて沿岸各市町村は洪水の災害から免れ、水利を確保し、民生の安定、産業の振興に寄與するところきわめて大きいものがあつ……
○高倉委員 四國、中國地方の地盤変動及び廣島平和記念都市計画の調査のため、増田連也君並びに、不肖高倉は、去る六月三日より十日間にわたつて、現地を調査して参りました。詳細なる報告は、閉会中審査報告書に譲りまして、ここにはその概略を御報告申します。なおわれわれの他、村瀬委員が香川、愛媛縣、越智、大西両委員は愛媛縣において、さらに宇田、宮原、前田各委員が廣島縣においてそれぞれ参加いたしました。 最初に四國の地盤変動について申し上げます。去る昭和二十一年十二月二十一日の南海大地震に基因しまして、四國一帶は地盤の変動を惹起し、高知縣の室戸岬及び足摺岬は隆起し、その他の海岸線はすべて沈下の現象を示してお……
○高倉委員 受刑者の土木事業について、現在どのくらいの数が使われておるかということをお伺いしたいと思います。実は北海道のある土木現業廳で、直営の土地改良をやつておる。ところがこれに失業者も入れたらというので、その方針をとつておつたところが、受刑者の土木事業に使役するものがある程度人員が配給になつて來た。そこで所長は、この受刑者を断わるわけにも行かぬし、そのうちに内地から七十名から参つた。そこでこれを使わないわけにも行かないし、相当の費用がかかるのに――監督なんかにかかるのですが、これをほうつておくわけにも行かないしと、いつて失業対策としての失業者を使うことが、これではばまれることになりますので……
○高倉委員 私はこの法案に対して提案の理由をお聞きしなかつたので、理由の全貌を知ることができませんけれども、飼料を確保するということに重点をおいて、この法案を御提出になつたことに対しましては、全面的に敬意を表するものであります。今日の日本の農業が、長い戰争のために地方が減耗し、しかして生産が減退していることは事実であります。これを増強するというよりは回復することに力をおいて、今後食糧の需給態勢を整えなければならないのでありますが、これにつきましては、どうしても家畜と通して厩肥、あるいは堆肥によつて地力を増進して、増産に邁進しなければならないのであります。從つて酪農を今後の農業の一環として織込ん……
○高倉定助君 私も賛成であります。
○高倉定助君 ちよつと伺いますが、新聞によりますれば、何か検事控訴をされたと聞いておりますが……
○高倉委員 主食の問題がありましたが、公団を廃止するかしないかという問題につきましては、事前割当の問題がただちに現われて来ると思うのです。これらに対する支障があるかないかということを、十分に検討しなければならぬと思いますが、政府におかれては、どこまでも公団を廃止しないでこのままで行かれるというお考えでありますか。今のお考えをひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうするとこの総司令部よりの廃止に関する件がこれで出たのですが、これに対して政府としては三大臣の名によつて一応回答をしておられるという話も聞きましたが、いつごろこれを案を立てられて、いつごろ大体のものがきまるような御予定であるか……
○高倉委員 最近北海道開発法案が上程されるというお話を聞くのでありますが、この地方開発計画と何かの関係がございますか。また別の観点からこれをなされるのか、これだけ一つお伺いいたします。
○高倉委員 物調法にちよつと関連しておりますので、幸いに農林政務次官もおいでになるようでありますから、供出報奨物資に関してお伺いしたいと思います。供米及びいも類の供出の報奨物資といたしまして、農業協同組合に対しまして約四十六億円ばかりの報奨物資が配給になりました。その中で大体半分ばかりは農村でこれをとつたのでありますけれども、現在においての滯貨を金に見積りますと、大体二十二億五千万円ばかりあるのであります。これは主として綿織物とそれから作業用ズボン、自転車、放出用の衣料あるいは放出用の皮ぐつ、タオル、たびその他のものであります。これにつきまして本日農村衣料全国協議会緊急大会を、十三農業団体が開……
○高倉委員 私は農民協同党を代表いたしまして、本法案に賛成の意を表するものであります。先ほど森山委員、受田委員より賛成の意見が述べられましたのと同意見でありますので、申し上げませんが、ただここで申し上げておきたいことは、さきに北海道開発法が決定されまして、北海道の開発に大きな法的措置が現われたのでありますが、北海道の総合開発とこの国土開発との問題が今後どういうふうになるかということは、審議があまりに短時日でありましたので、詳細に承ることができなかつたのでありますけれども、少くとも北海道の特殊性については、北海道開発法とこの法案との間におきまして、相剋摩擦のないように、十分に今後調整されて進んで……
○高倉委員 一点だけお伺いしたいと思いますが、領土問題につきまして講和七原則において琉球、小笠原諸島を国連信託統治に、台湾、澎湖島、南樺太、千島列島につきましては、英米ソ華の四箇国の決定に待つというのでありますが、ダレス特使との会談において、吉田総理は小笠原、琉球の返還を要求されたいというように新聞に報道されているのであります。ダレス氏とどんなぐあいに話合いが行われたか。ことにこの千島列島といたしましては、現在ソ連に一括占領されている色丹を含む歯舞諸島は、昔から北海道の一部に属しておりまして、千島列島の中には入つていないのであります。これは明白な事実であります。従つて日本領として確認さるべきも……
○高倉委員 関連して……。ただいま総裁より、ソ連との関係における北海道の重要性にかんがみまして、第二管区の札幌、函館、帶広、惠庭、美幌等で予備隊の訓練をしておられる。ところが最近小樽に上陸いたしましたアメリカ州兵二個師団の一部が各キャンプに入つたように聞いております。これに対して、ことに札幌と惠庭方面の予備隊が撤退いたしまして、そのキャンプを返さなければならぬ、かようなことを聞いておるのでありますが、この点に対してどういうような形において処理されておりまするか。
○高倉定助君 小会派も一人入れてください。
【次の発言】 特別委員会の二十五名は決定するけれども、各党の割当は決定しないのですね。
【次の発言】 前の発表のように願いたい。
○高倉定助君 農協党は原案に反対、修正案には賛成でございます。
○高倉定助君 私どもは延長に賛成です。
○高倉委員 農協党でも小平忠君の賛成討論をやらしていただきたい。
○高倉委員 二重煙突の問題ではなくて、その次に説明がありました連合国軍健康保險組合預金に関する融資のあつせん問題でありますが、この北海道の組合というのは、どういうような組合でありますか。石炭手当は、連合国軍要員の健康保險組合の北海道の何をさすものですか。
【次の発言】 これによりますと、北海道拓殖銀行に預金する前は、この金は一体どこに預金してあつたのですか。
【次の発言】 一体調達庁等がそういうような要請をし、また預けかえのあつせんをするところの権能があるのかどうか。これは組合から要請があつてやられたのか、あるいは調達庁の方で、北海道知事が要請されたのでそのあつせんをされたのか、そういうような……
○高倉委員 先ほど証人は、有馬久という人が食堂か何かにおつたということを言つておりますが、この有馬という人はどのくらいの年齢の人ですか。
【次の発言】 この有馬久という人はなにをやつておつたのですか。
○高倉委員 警察予備隊の問題でありますが、現在七万五千人の警察予備隊が各地に配置されて、治安維持について警察と協力をしておるようで、まことに心強く存ずるわけでありますけれども、先ほどお話がありましたように、武力によるところの集団不正入国等があつた場合において、現在一番私たちの考えるのでは北海道であります。北海道に対しましては、相当に警察予備隊等が配置されているようでありますけれども、北海道においても最も重要な地点であり、またソ連に相通ずる一番近いところの根室、この根室国は、相当広いところでありますけれども、人口が非常に少いのでありまして、ここにいまだに警察予備隊の設置がないのであります。これは……
○高倉委員 米麦のパリテイの問題に関連してお尋ねしたいのですが、二十五年度産の雑穀類が約百八十五万石くらい米に換算して主食として供出買上げになつておる。米麦パリテイ指数の上昇に伴いまして、これらの雑穀も当然米麦同様に取扱つておられることと思いまするが、この点一点だけお伺いしたいと思います。
○高倉委員 先ほどから各委員会から米の価格並びにバツク・ペイの問題が出ましたが、私はこれに関連いたしまして二十五年度産の大豆を主とする雑穀類につきましてお尋ねしたいと思います。本年の三月にこれらの豆類は統制が撤廃となりまして、その後農家より供出いたし、政府において買上げたものが、現在買上価格をはるかに上まわつておる。政府は第一回、第二回、あるいは第三回を最近やつたかわかりませんが、業者にこれらの相当数量を払い下げておるのであります。ところが雑穀の主産地でありますところの北海道におきましては、過般業者に払い下げたものを見ますと、一俵六十キロ入りの豆、大豆は別ですが、菜豆類、これは実にマル公で生産……
○高倉委員 わが党はこの国際小麦協定につきましては、米麦の統制が撤廃せられる場合は相当に考えなければならないと思いますが、やはり統制が継続されることに決定いたしました今日におきましては、現下のわが国の食糧事情におきまして、また国際情勢を勘案いたしまして、賛成するものであります。ただわが国が今後独立国家として立つ以上、国民生活の安定及び経済自立の立場より見まして、産業及び経済の根幹をなす食糧政策、ことに農業政策はきわめて重要であると思うのであります。この観点よりいたしまして、国の政策の樹立によりまして食糧増産の政策を強力に推進いたしまして、これによつて輸入食糧を漸次減ずるよう努力せられんことを要……
○高倉委員 一、二お伺いしたいと思います。私はちよつと遅く参りましたので、参考人の御意見を全部聞いておりませんので、あるいはすでにお聞きになつたことがあるかもわからぬが、率直に御意見を聞いておきたいと思います。参考人は全指連の会長でもあられますので、主として米穀の検査の問題、これが今度は半減されるというような問題でありますので、それについて御意見を拜聽したいと思います。米毅の検査の重要性はすでに申し上げるまでもないのであります。戰前におきましては、地方各県において自治的検査をしておつた。戰争になつてから国家検査に移行したことは御承知の通りでありますが、現在の検査制度をこのまま存続することは当然……
○高倉委員 本会議また昨日の委員会を通じまして、いろいろと條約問題につきまして質問がなされておりますので、われわれの言わんと欲することも大方言い盡されているような次第であります。実は二十四日に大体質問をする考えでおりましたし、本日は総理もお疲れのことと思いますから、頭を冷静にされてからお聞きした方がむしろいいかと思いますので、簡潔に二、三御質問申し上げたいと思います。 まず領土の問題でありますが、過般のサンフランシスコの講和條約の第二條の(C)項によりますると、日本国は千島列島の主権の放棄を認められたのである。しかしその千島列島というものはきわめて漠然としておる。北緯二五・九度以南のいわゆる……
○高倉定助君 この海外同胞引揚の名前をかえるというのは、どういう名前にかえようという案があるのですか。
○高倉委員 先ほど証人は火薬筒がひつつぶれて出て来たと言われたのです。火薬筒がつぶれるということになつて、爆発したものであるとすれば、跡形もなく原形がないと思うのですが、つぶれたというのは、どういうわけで出て来たのですか。
【次の発言】 そうすると、その火薬はカンの中からどこかへ行つてしまつたんならば、つぶれてあるだろうけれども、火薬の入つたカンがつぶれてしまうということは、火薬の性質からいつても、爆発するとわれわれは想像するのですが……。
○高倉委員 簡單にお尋ねしたいと思いますが、最近頻発するところの暴行事件に対処いたしまして、自警と国警がしつくりしていないということ、また特審局の人員が不足であるということは、過般京都事件の調査をいたしましたときに、これははつきりとは言えませんけれども、その奥底にはそういうようなことがわれわれには感じられたのであります。従つてこれに対して、自警と国警を一つにして国警にする意思があるかないか。また特審局の人員が不足であるために、捜査その他に大きな支障を来しておるというのでありまするが、これらに対して人員をふやすところの意思があるかどうか。それからもう一つ、これで最後でありまするが、先ほど総裁は国……
○高倉委員 私は同僚委員からいろいろと質問したいことも質問されましたので、簡單に有畜農業の確立と農業政策についてお尋ねしたいのであります。 昨日の予算の御説明を承つておりますと、有畜農業の確立のために明年の予算に必要経費として三十四億の融資の便をはかつて、これに対して五分の金利の補給を行うための経費として九千二百万円を要求しておるというようなお話であつたのであります。家畜あつて農業あり、これなくしては農業がないのでありますから、これは最もいい施策であると思います。しかし現在の情勢を見ますると、家畜というのは主として牛であると思いますが、今日の場合その牛を内地で購入されて参るといたしますならば……
○高倉委員 大臣にお尋ねしたいのでありますが、例の甜菜糖の問題であります。私は過般の本委員会におきまして、本年四月より砂糖が統制を解除される、その後におけるところの甜菜糖等の重要性にかんがみまして、その処置についてお伺いしたのであります。そのときに大臣は、この問題は相当大きな問題であり、ビートの平均年度の砂糖の糖分と歩どまりを規定して、この歩どまりのどの点に免税点を置くか、そして外糖とどういうところで調整するか、このことは外国等でも甜菜糖には相当の保護政策をとつておるし、また家畜飼料との関連性より考えて、二十数年の経験と完備せる工場のある北海道の大きな問題として、早急に解決したいと思うというよ……
○高倉委員 ただいまのばれいしよの検査に関連いたしますのでお尋ねしたいと思いますが、先ほど政府当局から足鹿君の質問に対して、北海道のばれいしよの検査は北海道庁に委託してあるというようなお話を承つたのでありますが、これは昨年の六月から国が検査する品目に入つておらないわけです。これはどうなつておるのでありますか。
【次の発言】 そこで内地に種子用ばれいしよ送りまして、今年はヴアイラス病が出たとかなんとかいうので、非常な非難を受けておる箇所が数箇所あるように聞いておるのでありますが、検査は厳重にして、規格その他のことははつきりとして移出をしておることになつておるにもかかわらず、かようないろいろの問題……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。