角田幸吉 衆議院議員
24期国会発言一覧

角田幸吉[衆]在籍期 : 23期-|24期|
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このページでは角田幸吉衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

角田幸吉[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|
第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 衆議院本会議 第22号(1949/12/01、24期、民主自由党)

○角田幸吉君 ただいま議題と相なりました刑事補償法案について、その要旨及び委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず要旨から申し上げますと、新憲法は、第四十條において刑事補償を規定しております。この規定は、もし刑事司法機関が誤りに陷つたときは、国民に対し国に対する補償請求権を認め、もつて人身の自由を保障せんとしているのであります。しかるに、現行刑事補償法は、旧憲法時代に制定されたものであつて、多々改正すべき点があります。その改正をしたのが本法案であります。  その内容は、第一に、刑事補償法の本質は、国家賠償法の本質と同様の考え方をとりました。第二に、刑事補償の原因を拡大し……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 衆議院本会議 第29号(1951/03/31、24期、自由党)

○角田幸吉君 私は、自由党を代表いたしまして、国務大臣大橋武夫君の不信任案に対して反対の意を表するものであります。(拍手)  かつて愚か者がありました。(笑声)その愚か者は、ゆうがおを見て幽霊だとふるえ上つたのであります。(「愚かなる演説をするな」と呼び、その他発言する者あり)今鈴木義男君が、夏に咲くゆうがおを恐れて、ものを知らずに幽霊だと断じたのが本案であります。以下私は、これから鈴木君の不信任案について、一つ一つ駁撃してみたいと思うのであります。(拍手)  そのためには、第一に大橋君の人となりを説かなければなりません。大橋君は、まれに見る信念の人であります。信念の人は決して不善をなさないこ……

角田幸吉[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|

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委員会発言一覧(衆議院24期)

角田幸吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 議院運営委員会 第52号(1949/10/17、24期、民主自由党)【議会役職】

○角田法務委員長代理 本年の八月三十一日に社会党の県会議員で大部市郎という人が、右翼団体の煙山清二郎ほか五名に何か凶器をもつてやられてずいぶんひどい被害を受けた。ところがだんだん調べてみますと、ここに右翼の団体がある。ばく徒らしいのです。この日は約二十人くらい来て、実際に凶器を持つて来た者が六人おつた。こういうのですが、この検挙にあたつて日立警察署がきわめて検挙にスローモーシヨンであつた。わかつておりながら手をつけなかつたといううわさも飛んでおります。警察とこの右翼団体の間に何らかの深い関係がありはしないかというようなことも疑われております。なお六人が実際に凶器を持つて暴行しておりますが、起訴……

第5回国会 災害地対策特別委員会 第3号(1949/04/05、24期、民主自由党)

○角田委員 河川局長に、技術方面から私はお聞きしておきたい。本年度の少くなつた予算で、昨年のアイオン台風のようなまれに見る大水害で支障がありませんかどうですか。普通の水害であれば今の予算の程度でそう支障を起さないで行かれるかどうか、この技術面のことをお聞きしたいと思います。

第5回国会 災害地対策特別委員会 第8号(1949/08/09、24期、民主自由党)

○角田委員 ただいま山口國務大臣から、災害地の視察についての御報告、御感想を承つたのでありますが、その御言葉の中に、天災地変に対しては日本の國が無防備であるという一節があつたのであります。私はこの言葉を聞いてすぐに考えましたことは、天災地変に対して、ことに災害に対しまして予算上から無防備で承るということをこの際申し上げたいのであります。そこで私はこの際建設大臣に承つておきたいのでありますが、災害復旧費会計を一般会計から独立させて、災害が起きるたびごとに、随時これを出して行けるような特別会計を立てるような御構想がないかどうか。なぜ私がさようなことを申すのかと申しますると、御承知のごとく災害があり……

第5回国会 大蔵委員会 第35号(1949/05/18、24期、民主自由党)

○角田幸吉君 まず八一から申し上げます。請願の要旨を冒頭に申し上げます。  夏季用一般大衆向きの扇子には、物品税免税点を設定し、その額を四十円と定められたい、こういう趣旨の請願をいたします。  現行の物品税は、昭和十三年に事変の特税別法によつて制定されたものでありまして、当時國民のぜいたくな生活を抑制するための立法として、物品税が重要な意義を持つておりましたことは、いまさら申すまでもないことであります。ところがこの税金によりまして、非常に大衆向きのものにまで物品税が課せられるようになつて、いわゆる一般の大衆課税化してしまつて、國民生活の上に非常な不都合を來しておるのであります。そのうちで、ただ……

第5回国会 法務委員会 第30号(1949/06/24、24期、民主自由党)

○角田委員 あなたにお尋ねするのだが、あなたの警察では、証拠金なるものを預かつておるようであるが、これはだれの責任において預かつておるのですか。法律上はどの規定によつて、だれの責任において、どれだけの金額をだれが預かつておるのであるか、そのことをお聞きしたい。
【次の発言】 たれの責任ですか。
【次の発言】 これは金銭ですか。
【次の発言】 金銭については、いやしくも証拠金であろうと何であろうと、法律の規定に準拠しなければいけないじやありませんか。
【次の発言】 どういう通牒があるのですか。だれが預かづてもよろしいという通牒があるのですか。まさか一巡査にそれを自由に保管さしてよろしいという通牒……

第5回国会 法務委員会 第31号(1949/07/01、24期、民主自由党)

○角田委員 この際法務当局に承りたいのであります。過般の國鉄ストの際に、檢挙した者がきわめて少くて、その背後関係がまつたくどうなつておるかということが、これはひとしく疑問としておるとこうであります。これにつきましては檢挙する自信がないかどうか、これは法務総裁にお聞きした方がいいと思つたのでありますけれども、この際承ります。

第5回国会 法務委員会 第33号(1949/07/13、24期、民主自由党)

○角田委員 調査委員のどなたかに一点だけお尋ねを申し上げたい。先ほど警察に四百名ばかりの者が押しかけたということですが、これは警察の廳内に入つたのでありましようか、または警察廳外にあつたのでありましようか、また代表者がたれと会つてどれくらいの問答しておるうちに、それが結局不法の行動に出たのでありますか。その辺の詳細なることをお尋ね申し上げたい。
【次の発言】 そういたしますと、先ほど猪俣委員から雨が降つたために入つたのであろうという御意見的なものがありましたが、これは雨が降つても何も警察に入らなくても、よそのどこかに入れるし、そのへんはどうなんですか。一体雨が降つたために入つたのですか、それと……

第5回国会 法務委員会 第34号(1949/07/25、24期、民主自由党)

○角田委員 その前にちよつと平事件について……。これは樋貝國務大臣、あるいは斉藤長官どちらからでもけつこうでありますが、お尋ねを申し上げたい点は、平の自治警察の不法占據事件がありました際に、國家警察の方から何らの応援に参られた事実がなかつたのでありますか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 國家警察が応援に行つたのは、大分遅かつたはずだと思つておりますが、なお占據されたときからどの程度の時間のときにおいて國家警察の応援があつたか、その実を明らかにしていただきたい。
【次の発言】 その点非常に疑問にしておつたのでありますが、何でも平の自治警察の方に占拠があつた。ところが地区警察署の方へは一……

第5回国会 法務委員会 第35号(1949/08/30、24期、民主自由党)

○角田委員 中舘教授に二、三の点を承りたいと思います。日本の理論物理学は世界の水準に逹しておるといわれておりますが、應用科学の点においてはまことに低い、このことは先般アメリカの教育視察團が参りましたときの報告にも現われております。さてあなたのただいまの御説を承りましたが、現在の法医学の理論的研究が実際應用の上において、どれだけ一体確信をもつて証明することができますか、まずその点を承りたい。
【次の発言】 もう一度承りたいことは、死体につきまして、死後何時間という認定が現在の法医学上できますかどうか、その点を承りたい。
【次の発言】 そうすると、あなたは下山事件をただいま御報告になるにあたりまし……

第5回国会 法務委員会 第36号(1949/09/20、24期、民主自由党)

○角田委員 まず最初に田中警視総監にお尋ねを申し上げたいと思うのであります。時間の都合がありますので、きわめて簡單に要点だけをお尋ね申し上げたいと存じます。  下山事件に関しまして、当局が捜査するにあたりまして、近代科学をどの程度において応用されていたか、これを具体的に御説明を願いたいのであります。まず第一に、三越から轢断されました現場までの足取りにつきまして、これは科学的な捜査の方法がなかつたかどうか。この点をひとつ第一に承りたいと思うのであります。  第二点といたしましては、まず現場に状況、ことに死体の解剖についての関係、これは古畑教授の解剖があるのでありますが、その際に取上げて承つておき……

第5回国会 法務委員会 第39号(1949/10/11、24期、民主自由党)【議会役職】

○角田委員長代理 これより会議を開きます。委員長が所用のため、理事の私がかわつて委員長の職務を行うことにいたします。  本日の議題は小委員長選任に関する件及び委員派遣に関する件であります。去る十月六日犯罪科学捜査に関する小委員といたしまして、角田幸吉君、田嶋好文君、高木松吉君、佐瀬昌三君、花村四郎君、猪俣浩三君、中曽根康弘君、梨木作次郎君の八名を選任いたしましたが、小委員長を選任しておりませんので、この際小委員長を選任いたしたいと存じますが、小委員長の選任はいかがとりはからいましようか。
【次の発言】 ただいまの小玉治行君の動議に御異議ありませんか。

第5回国会 法務委員会 第40号(1949/10/24、24期、民主自由党)【議会役職】

○角田委員長代理 これより会議を開きます。  本日は委員長が所用のため出席いたしませんので、理事の私が委員長の職務を行います。  本日は閉開中の最終日でありますので、委員会といたしましては一応締めくくりをつけておきたいと存じます。まず第一に徳島市における人権蹂躙問題につきまして、委員派遣の調査報告を委員会として聽取いたしておりませんので、この際聽取いたしたいと存じますが、派遣委員の委員が見えておりませんので、その経過の概要を小木專門員より報告していただきたいと思います。小木專門員。
【次の発言】 以上の報告に基きまして、調査報告書を議長に提出したいと存じますが、その案文につきましては、委員長に……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 法務委員会 第1号(1949/10/31、24期、民主自由党)【議会役職】

○角田委員長代理 これより法務委員会を開会いたします。委員長が所用のため私が委員長の職務を行います。  まず、座席の件についてお諮りいたします。座席は委員の異動等必要の際に変更いたすことになつておりますが、ただいま御着席の通り決定いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければさよう決定いたします。  これより理事の互選を行います。
【次の発言】 小玉君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ       角田 幸吉君    北川 定務君       小玉 治行君    高橋 英吉君       田嶋 好文君    石川金次郎君       小野  ……

第6回国会 法務委員会 第4号(1949/11/11、24期、民主自由党)

○角田委員 法務総裁あるいは刑政長官がおいでになつておりますので、お伺いいたすのでありますが、ただいま青少年の不良化防止ということが問題になつております。不良化を防止するためには、結局教育ということになる。教育という面から申しますると、文部省でやつているいわゆる文教型の教育、法務府でやつている行刑型の教育、あるい厚生省でやつておりますから厚生省型の教育ということになろうと思います。その際におきまして、まず第一に法務府では青少年の感化教育をして行こうという場合に、どういうことに重点を置いて、たとえば文教あるいは厚生と異なつた特異性としてどういう方向に教育せんとしておりますか、そのことを承りたいの……

第6回国会 法務委員会 第6号(1949/11/17、24期、民主自由党)

○角田委員 討論省略の動議を提出いたします。
【次の発言】 ちよつと法務総裁にお尋ねを申し上げたいのでありますが、今度の判事の報酬に関する件でございます。一号から五号俸までがすえ置きになつておりますが、これが法律的に見て、裁判官の報酬等に関する法律第十條ないし憲法違反になりはしないか、この点お尋ねいたします。つけ加えて申し上げますが、これはただいまのところで、一号俸から五号俸までは改正する御意思がないかどうか、あるとすればいつごろか、それをやらなければ結局法律違反になりはしないか、こういうお尋ねであります。
【次の発言】 ただいまの御説明では、まだ満足しかねるのでありますが、前の第四国会にお事……

第6回国会 法務委員会 第7号(1949/11/18、24期、自由党)【議会役職】

○角田委員長代理 これより会議を開きます。委員長が所用のため理事の私がかわつて行います。きようの日程は昨日に引続いて刑事補償法案、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案、検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案を一括議題といたし、昨日に引続き質疑を続行いたします。  まず刑事補償法案を議題として質疑を続行いたします。質疑の通告がありますので、順次これを許します。石川金次郎君。
【次の発言】 ちよつと速記をやめてください。
【次の発言】 その点は、こまかい法律論に入りますから、留保しておいていただいて、あとでお答えがはつきりできるように願いたいと思います。

第6回国会 法務委員会 第8号(1949/11/19、24期、民主自由党)

○角田委員 議事進行について。付託された法律案を先議炉ていただきたいのであります。もし相当長ければ讓つていただいて、ここで付託された法律案を審議していただきませんと、忘れてしまうので、そういうような御処置をお願いいたします。
【次の発言】 私は最高裁判所事務総長に質疑をいたしたいのでありますが、質疑の前に資料の提出方を求めておきます。一つは法務庁に、一つは裁判所に、法務庁側に対しましては、検事の勤務年限と俸給とがどういうふうに扱われておるかという資料を出していただきたいのであります。これは検事の特から十二号まで、年限でどの程度支給をしておるかという資料を至急出してもらいたい。それから裁判所側に……

第6回国会 法務委員会 第9号(1949/11/21、24期、民主自由党)【議会役職】

○角田委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が常任委員長会議に出席されておりますので、理事の私がかわつて委員長の職務を行います。  この際議員中山マサ君より発言の申出があります。これを許可したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは中山マサ君。
【次の発言】 本日の日程は、刑事補償法案、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。まず刑事補償法案を議題といたします。質疑は通告順にこれを許します。佐瀬昌三君。
【次の発言】 猪俣浩三君。

第6回国会 法務委員会 第10号(1949/11/24、24期、民主自由党)【議会役職】

○角田委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所用のため、理事の私が委員長の職務を行います。  きようの日程は刑事補償法案、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案であります。   きようの日程に入ります前に、佐竹委員及び梨木委員より、最高裁判所の誤判事件について発言の要求があります。これを許します。佐竹晴記君。
【次の発言】 この際お諮りいたします。本間最高裁判所事務総長より発言の申出がありますから、国会法第七十二條によりこれを許したいと思いますが、御異議ありませんか。

第6回国会 法務委員会 第11号(1949/11/25、24期、民主自由党)

○角田委員 私がかわつて御説明を申し上げます。  本請願は盛岡市長小泉多三郎君外一名により提出されましたもので、その要旨は、民法及び戸籍法の改正によつて、戸籍事務は非常に増大し、事務諸費もまた多額に要する状態でありますので、この経費を全額国費負担として市町村に交付されたいというのであります。  御承知のように戸籍事務は、市町村長が管掌するところの重要な国の委任事務でありますが、これが事務執行に要します経費負担は不明確で、しかも終戰後民法及び戸籍法の改正によりまして、事務取扱い内容は非常に増大し、従来の六倍強に及んでおります。何とぞかかる地方公共団体の実情を参酌して、御審議、御採択あらんことをお……

第6回国会 法務委員会 第14号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○角田委員 刑事補償法案の一部を次のように修正いたします。  1 第一條より第二十四條まで、各條に順次次のような見出しを加える。第一條(補償の要件)第二條(相続人による補償の請求)第三條(相続をしないことができる場合第四條(補償の内容)第五條(損害賠償との関係)第六条(管轄裁判所)第七条(補償請求の期間)第八條(相続人の疎明)第九條(代理人による補償の請求)第十條(同順位相続人の補償の請求)第十一條(同順位相続人に対する通知)第十二条(同順位相続人の補償請求の取消)第十三條(補償請求取消効果)第十四條(補償請求に対する裁判)第十五條(補償請求却下の決定)第十六條(補償又は請求棄却の決定)第十七……

第6回国会 予算委員会 第3号(1949/11/17、24期、民主自由党)

○角田委員 そうです。
【次の発言】 ただいまの動議に反対いたします。


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 運輸委員会 第3号(1950/02/10、24期、民主自由党)

○角田幸吉君 ただいま議題となりました請願の趣旨及び理由を簡単に御説明申し上げます。  三陸沿岸を縦貫する鉄道の非常に緊要であることは、政府も認められまして、数回国会において請願が採択になつておらのであります。 宮城県、岩手県、青森県を結ぶ三陸鉄道のうち、宮城県石巻を起点として飯野川、柳津、志津川、津谷を経て気仙沼に至る区間の鉄道敷設を、すみやか、に促進していただきたいという請願であります。  理由を簡單に申し上げますと、終戰後国土の開発を考えますときは、どうしても未開発地に力を注ぐ必要があるのでありまして、東北地方のうち、岩手県、宮城県沿岸というものは、物資の点から非常に重要なのであります。……

第7回国会 議院運営委員会 第28号(1950/03/09、24期、自由党)

○角田幸吉君 御説明申し上げます。訴追事件が起りますと、こちらに呼ぶことももよいのですが、地方に行つてみませんと捜査難であります。実相をつかめないことが多い。臨時の措置とか、その場その場のいろいろな証拠の收集も必要なので、いつも出張して来ておるのであります。訴追委員会の名は捜査でありますから、ちようど警察官が捜査する、検事局が捜査するようなもので、実際は出張しなければ実相がつかめないので従来そうしております。本件におきましてもそうなのであります。現場に参りまして捜査をいたしませんと、ほんとうの捜査ができないのであります。これは單なる証人調べ等と違います。検事の捜査的な行動をとります。場合により……

第7回国会 法務委員会 第3号(1950/01/24、24期、民主自由党)

○角田委員 会社には大会社と小会社とがあるのであります。大会社におきましては、実際上事業の経営参加というようなことよりも、株の上げ下げをもつて投機的に株主になるという、いわゆる不在株主というものが多いようであります。ところがただいまのところで言えば、数百万円程度の小会社、これはおそらく不在株主というものがきわめて少かろうと思いますので、そういう会社とこの大きな会社とには区別があるのであります。これらについてどういう構想でやられておるか。取締役の権限の強化も必要であります。しかしそれはちよつと拝見すると、大体において大会社というようなものを目標にして構想になつたのではないかという感がいたすのであ……

第7回国会 法務委員会 第5号(1950/02/07、24期、民主自由党)【議会役職】

○角田委員長代理 これより会議を開きます。委員長が所用のため、理事の私が委員長の職務を行います。  本日はまず副検事の任命資格の特例に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第一四号)について、政府の提案理由の説明を求めます。法務政務次官牧野君。
【次の発言】 御質疑はありませんか――他に御質疑がなければ、この際お諮りしたいことがあります。本委員会におきましては、去る一月二十四日商法改正に関する小委員会を設置いたし、商法改正に関して鋭意研究中でありますが、このほど小委員会において、広く財界より意見を聽取いたし、調査に資したいとの意見がありますので、  山一証券取締役  阿部 康二君  日本発……

第7回国会 法務委員会 第8号(1950/02/16、24期、民主自由党)【議会役職】

○角田委員長代理 田嶋君に申し上げます。法務総裁は今予算委員会に行つておりますので、刑政長官が詳しく御承知だそうですから、刑政長官に御質問なさつてはいかがですか。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。――御質疑がなければ、本日はこれにて散会いたします。     午後三時十七分散会

第7回国会 法務委員会 第9号(1950/02/24、24期、民主自由党)

○角田委員 花村小委員長の代理として御報告申し上げます。  去る二月十四日、ただいま議題となりました法案につきまして小委員会が結成され、その際、株式会社の総会招集等の臨時特例に関する法律案を立案するの必要ありやいなやを審議いたしました。審議の結果、この立法に対する要望は経済界の総意であることが認められました。これは経済団体連合会や商工会議所等の意向を徴したのであります。引続き政府の意向を徴しましたところが、政府の方においても賛成の旨を知りましたので、その立法の大綱を定めまして、衆議院法制局に立案を委託し、小委員会はこれから述べます草案を得たのであります。その草案をただいまここで朗読いたします。……

第7回国会 法務委員会 第11号(1950/03/02、24期、自由党)

○角田委員 前回猪俣委員から佐藤昇事件について取調べをされた検事が、しばしばその主任係が交代されたということを述べられておつたのでありますが、そういう事実があつたかどうか、その点たつた一点だけ重ねて刑政長官にお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 私はただいま猪俣議員から提案になりました佐藤昇事件についての国政調査に遺憾ながら二つの理由から反対をするのであります。  まず第一点は、御承知のごとく委員会の国政調査は衆議院規則九十四條によりまして、議長の承認を要することになつておるのであります。しかして本委員会におきましては、昨年の十二月二十一日に国政調査の承認を議長に要求いたしまして、承認さ……

第7回国会 法務委員会 第12号(1950/03/06、24期、自由党)【議会役職】

○角田委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所用のため、理事の私が委員長の職務を行います。  今日の日程に入ります前に、委員の異動を御報告しております。去る三月一日委員高橋英吉君、山口好一君、吉田省三君、田方廣文君、大西正男君が委員を辞任せられ、その補欠として同日菅家喜六君、田渕光一君、畠山鶴吉君、武藤運十郎君及び床次徳二君が議長の指名で委員に補欠選任され、三月三日委員菅家喜六君、田渕光一君、畠山鶴吉君、床次徳二君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として同日高橋英吉君、山口好一君、吉田省三君、大西正男君が議長の指名で補欠選任いたされ、また今日武藤運十郎君が辞任され、田万廣文君が補欠選……

第7回国会 法務委員会 第14号(1950/03/10、24期、自由党)【議会役職】

○角田委員長代理 これより会議を開きます。  委員長がやむを得ない所用がありますので、私が委員長の職務を行います。  本日は、栃木県喜連川町における人権蹂躪に関し証言を求めたいと存じます。本日出頭されました証人の方々は、澁江等君、伊藤茂君、大草寛君、小口徳重君、深尾法順君であります。  証人となられる方に申し上げます。皆さん今日は御苦労さまでございました。本調査は御承知のように、憲法第六十二条に基く国政調査の一環として行うものでありますので、証人の自由な、良心的御協力を望んでやまない次第であります。証人の方々には証言を求めます前に一言申し上げますが、昭和二十二年十二月二十三日に公布になりました……

第7回国会 法務委員会 第15号(1950/03/16、24期、自由党)【議会役職】

○角田委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所用のため理事の私が委員長の職務を行います。  今日の日程に入ります前にお諮りいたしたいことがあります。去る三月十三日小玉治行君が委員を辞任されましたにつきましては、弁護士法による大学指定に関する小委員長が欠けましたので、小委員長の補欠選任を行わねばなりませんが、小委員長の補欠選任は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、北川定務君を小委員長に御指名いたします。
【次の発言】 次に通商産業委員会より商法の一部を改正する法律案及び矯正保護作業の運営及び利用に関する法律案について、本委員会との連合……

第7回国会 法務委員会 第19号(1950/04/04、24期、自由党)【議会役職】

○角田委員長代理 次に山口好一君。
【次の発言】 次に世耕弘一君。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか――御質疑がなければ、この際お諮りいたします。土地台帳法等の一部を改正する法律案の施行期日が四月一日になつておりますので、これをこの法律は公布の日から施行するというように修正したいと思いますから、この修正意見について関係方面と折衝したいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さようとりはからいます。  本日はこれにて散会し、明日午後一時から開会いたします。     午後四時三十五分散会

第7回国会 法務委員会 第20号(1950/04/05、24期、自由党)【議会役職】

○角田委員長代理 これにて政府の説明は終了いたしました。  速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。  次に昨日に引続き矯正保護作業の運営及び利用に関する法律案を議題とし、質疑に入ります。質疑の通告がありますから、これを許します。石川金次郎君。
【次の発言】 次に田中堯平君。

第7回国会 法務委員会 第22号(1950/04/07、24期、自由党)【議会役職】

○角田委員長代理 これより会議を開きます。  本日は委員長が所用のため、理事の私が委員長の職務を行います。  本日の日程に入ります前にお諮りしたいことがあります。民事訴訟法の一部を改正する法律案について、参考人より意見を徴したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければさよう決定いたします。参考人の指名につきましては委員長に御一任を願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければさようとりはからいます。
【次の発言】 これより昨日に引続き商法の一部を改正する法律案を議題といたし、質疑を続行いたします。質疑の通告がありますからこれを許します。田嶋好文……

第7回国会 法務委員会 第25号(1950/04/11、24期、自由党)

○角田委員 私はほかの委員会に行つておりましたので、どなたかから御質問があつたかもわかりませんから、簡單でけつこうなんですが、最高裁判所において事件が停滞することについて、こういうことを一応考えてみたのです。十五人の判事を五部にわけて、三人ずつで小法廷を構成する、小法廷で別な他の部の判例を変更しようじやないか、こういう場合には合計二部でやる。しかし、六人では会議がまとまらないと思うから、他の部から一人を加えて、七人の者でこれを会議するというふうにして行つたならばもつと順調に行くのじやないか、こういうことを一応粗雑に思いついたのですが、そういうふうな構想のもとにやつて行けるかどうか、この機会に眞……

第7回国会 法務委員会 第26号(1950/04/12、24期、自由党)【議会役職】

○角田委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所用のため、理事の私が委員長の職務を行います。今日の日程に入ります前に、お諮りしたいことがあります。理事でありました高橋英吉君が去る三月三十一日委員を辞任せられ、四月一日に再び委員に補欠選任せられたことにつきまして、理事の補欠選任を行いたいと思いますが、理事の補欠選任については委員長に御一任願いたいと存じます。御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なけれげ押谷富三君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に土地家屋調査に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

第7回国会 法務委員会 第30号(1950/04/17、24期、自由党)【議会役職】

○角田委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所用のため、理事の私が委員長の職務を行います。  本日は、まず民事訴訟法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑の通告があります。これを許します。猪俣浩三君。
【次の発言】 お諮りいたします。最高裁判所より発言を求められておりますから、国会法第七十二條によりこれを許したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさよう決定いたします。最高裁判所民事局長關根小郷君。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか――御質疑なければこの機会に、議員各位の御同意を得て、私は最高裁判所……

第7回国会 法務委員会 第32号(1950/04/19、24期、自由党)

○角田委員 ただいま上程になつております民事訴訟法の一部を改正する法律案に対しまして、修正の意見をこの際申し上げておきます。こういう修正の意見を申し上げます。    民事訴訟法の一部を改正する法律案修正案   民事訴訟法の一部を改正する法律案を次の通り修正する。    最高裁判所における民事上告事件の審判の特例に閲する法律   民事訴訟につき最高裁判所が上告裁判所である場合には、裁判所は、民事訴訟法(明治二十三年法律第二十九号)第四百二條の規定にかかわらず、上告理由で左の各号に該当するもののほか、法令の解釈に関する重要な主張を含むと認めるものに基いて調査すれば足りる。   一 原判決が憲法の解……

第7回国会 法務委員会 第35号(1950/04/27、24期、自由党)【議会役職】

○角田委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所用のため、理事の私が委員長の職務を行います。  請願の審査に入ります。今日は請願の審査にとどめ、その決定は明日に譲りたいと思います。審査の方法を申し上げますと、紹介議員の來られておりますものはこれをまず審査いたし、紹介議員の來られておりませんものにつきましては、便宜上文書表の朗読によつてその審査を進めて参りたいと存じます。  まず日程第一八、増田町に簡易裁判所設置の請願、文書表第九三七号を議題といたします。紹介議員より説明を願います。飯塚定輔君。
【次の発言】 政府の意見を求めます。牧野法務政務次官。

第7回国会 予算委員会 第11号(1950/02/08、24期、民主自由党)

○角田委員 農林大臣に承りたいのでありますが、最近非常に農村人口が激増して参りまして、過剰人口が大分ふえて来たようであります。いわゆる半失業者的存在が非常にふえて来たようでありますが、その増加の傾向と散布の状態とをまず伺いたい。
【次の発言】 昭和二十四年十二月発行にかかるもので、農林省大臣官房調査課の編纂にかかります「経済安定計画と日本農業の現状」というパンフレットの中に、すでに昭和二十四年度においては、前年度よりも百二十万人の農村人口がふえておる、こういうことを発表されてあるのでありますが、これはこのままでありましようか、どうですか、この点を承りたい。

第7回国会 予算委員会 第12号(1950/02/09、24期、民主自由党)

○角田委員 吉田内閣総理大臣にお尋ね申し上げます。総理大臣は過般の施政方針の演説におかれまして、地方行政調査委員会議の調査と相まつて、地方制度を改革し、健全なる自治の発達と、地方財政の確立をはからんことを期するものであるという御演説をなされておるのでありますが、この地方自治の健全なる発達について、地域的に内容的にどういう御構想に立つておられますか、お尋ねを申し上げたいのであります。聞くところによりますと、二、三の県の統合あるいは何州かにわけてというような御構想があるように新聞などは伝だておりますが、まず地域の点でどういうふうに御構想なさつておりますか、お尋ねいたします。


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 人事委員会 第2号(1950/07/31、24期、自由党)

○角田委員 請願の要領を簡單に申し上げます。新憲法下において、裁判所の任務は増大し、勤務する職員も一層高度の法律的素養と識見とを要し、中でも裁判所書記官の任務は重大であることは、最高裁判所の裁判所書記官昇任試験方法等によつてわかるのであります。かようにほかの公務員と比較いたしまして、その試験が非常に嚴重なのでありますので、こういう点を御考慮くださりまして、ほかの一般公務員よりは特別なる俸給の制度をつくられまして待遇されるよう、新たなる考慮を拂われたいというのであります。以上であります。

第8回国会 法務委員会 第12号(1950/09/20、24期、自由党)

○角田委員 証拠についてのただいまの古島委員の質問は、これは仙台の高等裁判所において高等裁判所の判事、仙台地方裁判所判事からの希望によつたものでありまして、日本はアメリカよりはきわめて法律家が多い、そこで自由心証による裁判がもつとできる方がかえつて公正な裁判ができると考える、こういう議論でありますからお答えいたします。  それから今の保釈の問題でありますが、これは弁護士会等からはちようどただいま古島委員のような御質問がありました。要求もありましたからこれにつきましては裁判所側、あるいは検察庁方面からもただちに弁護士会側が考えたようなわけにいかぬという議論もありました。ただそれだけの一応の議論を……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 予算委員会 第8号(1950/12/03、24期、自由党)

○角田委員 私は国鉄裁定の問題に関連いたしまして、労働大臣、運輸大臣にお尋ねを申し上げたいのであります。具体的に申しますと、第二次国鉄裁定が本院におきまして、公労法十六條の規定によつて、昨日四十九億五千百八十一万三千円を承認いたしたのであります。これに関連いたしまして、若干の問題が起りまするので、この機会におきましてまず第一に労働大臣に承りたいのでありますが、大体この第二次裁定すなわち今年の三月十五日の裁定書によりますると、大よそこの裁定の趣旨に従えば、本年六十億ぐらいの金を支出しなければならないと思うのであります。ところで四十九億といいますると、そこに残りがある。この残りが一体どうなるのか。……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 予算委員会 第8号(1951/02/06、24期、自由党)

○角田委員 最初に天野文部大臣にお尋ねを申し上げたいのでありますが、大臣が御就任になつてから、非常な努力の結果文教予算が非常に多くなつたということは、教育界において非常に感謝をしておるのであります。二十六年度におきましては、六・三制建物整備のために四十三億、育英資金として二十五年度よりも五割増しの二十三億、学校その他の研究費として七十九億、これまた五割の増額をしておる。これは一に天野文部大臣の御努力であるということでひとしく教育に関係しておる者は感謝をしておるのであります。にもかかわらず、一方におきまして教育関係、ことに大学教職員に対する待遇のことについては、あまり御考慮を払われておらないじや……

第10回国会 予算委員会 第19号(1951/02/23、24期、自由党)

○角田委員 ただいま出席されました公益事業委員に私は御質問を一点申し上げたいのであります。私は公益事業委員は国会の承認を得て総理大臣がこれを任命いたしますけれども、総理大臣は公益事業委員に対して何らの監督権を持つておらぬと私は了承して参つたのであります。監督権がなく、従つて公益事業委員のなした行為については総理大臣は責任を負わないものであるという法律的な見解を私は今日まで持つて参つたのでありまするが、ただいま出席されました公益事業委員の言葉によりますと、何か総理大臣にも責任があるかのごとき見解が述べられておるので、この際法制上総理大臣がどういう点について公益事業委員会の監督権を持つておるか、お……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 地方行政委員会 第3号(1951/09/12、24期、自由党)

○角田委員 田中警視総監に承りたいのでありますが、先ほど東京警視庁において、都の治安と国の治安とを双方取扱つておる、こういうお答えでありました。事実その通りであろうと思います。そこで承りたいのは、国の治安と、都の治安とをどういう観念のもとにこれをわけておるかということが一点。  もう一つは、取扱つておる警察事務、治安のうちで、国の分量がどれくらい、都の分量がどれくらいということにお考えになつておるか、これをひとつ承りたいのであります。
【次の発言】 私は観念論を分析しようとしているものではありません。ただ都で守るべき治安であれば、都の財政で負担すべきものである、国家の治安的なものであるならば、……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 法務委員会 第15号(1951/11/21、24期、自由党)

○角田委員 ちよつと関連して……。超過勤務手当の問題でありますが、超過勤務をしないところに超過勤務手当というものがあり得ないということは当然でありますけれども、各官庁によつて非常な差があるのであります。御承知の通り大蔵省の主計局というものはべらぼうに多く、全部の官庁について見ますと、かなりの開きがあるのでありますが、私の感想としては、裁判所の予算的の方面が比較的少いのではないかと考えておりますが、この点についての事務総長の御見解をこの機会に承つておきたいと思います。
【次の発言】 それではこの資料を一ぺん御調査になりまして、先般私は予算委員会で大体調べてみたものがありますが、これもひとつ調べて……

第12回国会 予算委員会 第8号(1951/10/29、24期、自由党)

○角田委員 ただいま無記名定期預金で貯蓄の増強をはかる、こういう御見解でありますが、無記名定期をやりますと、一体どのくらい預金ができるというお見込みでありますか。これをひとつお伺いいたします。
【次の発言】 ただいまのお話で、投資信託が二回で百億という見当がつくと思います。そういうものを基礎にして、どのくらい無記名預金が出て来るというような御経験上の推測ができると思いますが、そういう御経験上の推測ができますれば、この際承つておきたいと思います。
【次の発言】 米の統制撤、これはほんとうの意味においての全面撤廃の意味ではありませんが、言葉上わかりやすく米の統制撤廃、こういうことで先生にお尋ね申し……

第12回国会 予算委員会 第9号(1951/10/30、24期、自由党)

○角田委員 過般同僚の宮幡君から、運輸大臣に対しまして、講和後における通商協定について、いろいろただされたのであります。その際におきましては、船舶の建造、航行の関係だけにとどまつておりましたので、私はもう少しく進みまして、港湾関係などにつきまして、これから運輸大臣にお尋ねを申し上げたいのであります。  昨日の新聞によりますと、日米通商航海條約の原案が政府から発表されまして、来月から予備交渉に入る、こういう段階に入つて参りました。このことはわれわれの非常に喜ぶところなのであります。そこでお尋ね申し上げたいのは、通商関係は單に船舶だけをいかに建造いたしましても、その目的は十分に達せられない、それに……

第12回国会 予算委員会 第10号(1951/10/31、24期、自由党)

○角田委員 今度の補正予算を審議するにあたりまして、政府が主食の統制撤廃をやるかどうかということは、審議をする上におきまして重大な問題でありますので、もしその主食の統制撤廃をするということになれば、いつごろするつもりであるか、農林大臣に承りたい。
【次の発言】 本予算が主食の統制撤廃というものを含んで、一つのインフレの可能性を含んでおる、こういう議論が一般に立つておるのであります。一昨日もここで東京大学の名誉教授那須浩博士、朝日新聞の論説委員土屋清の二人ともそろつてこのことを述べられておるのでございます。そこで御承知のごとく、ただいまの米の消費者価格が内地米で十キロ六百二十円、これを一升に換算……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 法務委員会 第14号(1952/02/15、24期、自由党)

○角田委員 新憲法は昭和二十二年五月三日から施行されております。しかしポツダム宣言を受諾いたしまして無條件降伏をいたしました日本は、占領下に置かれまして、天皇及び日本政府の国家統治権が連合国の最高司令官の制限のもとに置かれておりまして、御承知のごとく、新憲法は百パーセントにこれが適用されておらないのであります。近く講和が成立いたしまして、日本は完全なる自主権を回復して、初めて新憲法が百パーセントにその適用を見るに至るのであります。われわれはここで初めて新憲法の精神に従つて国政に大いに盡して行かなければならない。またそれに伴うところの諸法令の改正等もしなければならないのでありますが、憲法の條章に……

第13回国会 法務委員会 第26号(1952/03/27、24期、自由党)

○角田委員 私一点だけ関連してお尋ねしておきます。今の大赦に関係があります。法務総裁に承りたいのは、先ほど田嶋委員から申されたことは大体刑事犯的なものであります。そこで行政罰的な、いわゆる商法違反であるとか銀行業違反であるとか、無盡業法違反であるとか、何業法違反であるとかいう、刑事罰よりも行政罰的な意味についてのものは大赦としてどういう御構想をもつておられるか、この機会に承つておきたいと思います。

第13回国会 法務委員会 第30号(1952/04/11、24期、自由党)

○角田委員 関連して村上政府委員にお尋ね申し上げたいのでありますが、国連軍と将来あるべき駐留軍との区別でありますが、これは外務省当局にお尋ねになつた方がよろしいのではないかということでありますが、むしろ私はこの区別は法務府ではつきりすべきではないか、これははつきりできるのではないかと思います。というのは、日本に米軍が将来駐留いたしましたときのあらゆる行動は駐留軍として見る、ところが軍でありますから、出動命令に伴つて命令服従の関係がある。従つて国連軍として出動命令であつた後は国連軍として見るべきだ、こういう法的解釈が成り立たないものかどうかお尋ねいたします。

第13回国会 法務委員会 第42号(1952/04/25、24期、自由党)

○角田委員 まず第一にお伺いいたしたいのは、このただいま議題になつております破壞活動防止法案は臨時法的性格を持つものであるか、恒久法的な性格を持つものであるか、この点を承りたいのであります。
【次の発言】 では臨時法的な性格を持つといたしますと、現下の情勢といたしまして、臨時法的な性格を持つこの法案を提出しなければならない理由を、簡單に御説明願いたいと思うのであります。
【次の発言】 それではそれは後刻承ることにいたしまして、次に移ります。  次にお尋ねを申し上げたいのは、この法案におきまして、教唆と扇動とを独立罪としておるのであります。このことから危險性があるのかないのかということを認定いた……

第13回国会 法務委員会 第72号(1952/07/05、24期、自由党)【議会役職】

○角田委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所用のため、私が委員長の職務を行います。  委員派遣に関する件についてお諮りいたします。法廷等の秩序維持に関する件、呉市における英連邦軍等の兵士による暴行傷害事件、大学の自治と治安に関する件について、実情調査のため各地に委員を派遣いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ委員を派遣することに決定いたします。  なお、派遣委員の数並びに氏名、派遣の期間及び派遣地の決定につきましては、委員各位とも十分協議願うことにいたしたいと存じます。なお委員派遣承認申請書の作成並びに提出手続とともに委員長に御一任願いたいと思い……

第13回国会 両院法規委員会 第1号(1952/01/23、24期、自由党)【議会役職】

○委員長代理(角田幸吉君) これより衆議院の両院法規委員会を開きます。  委員長に事故がありますので、私がかわつて委員長の職務を行います。  この際お諮りいたします。委員長高橋英吉君より委員長辞任の申出がありますが、この辞任の申出を許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それではこれより委員長の互選を行います。その方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいまの佐瀬昌三君の動議に御異議ありませか。
【次の発言】 御異議なればさよう決定いたします。(拍手)  それでは牧野君に本席を譲ります。


角田幸吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院24期)

角田幸吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 法務委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1950/04/08、24期、自由党)【議会役職】

○角田委員長代理 これより法務委員会、通商産業委員会連合審査会を開きます。法務委員長が所用のため、理事の私が委員長の職務を行います。  本日の議題は商法の一部を改正する法律案でありますが、まず政府より提案理由の説明を聽取し、引続き質疑に入ります。牧野政府委員。
【次の発言】 以上をもちまして政府の提案理由の説明は終了いたしました。これより質疑に入ります。質疑の通告がありますから、これを許します。門脇勝太郎君。
【次の発言】 私は議事進行についての意見をこの際申し述べておきます。通産との連合審査会は、なるべく今日にとどめていただきたい。何と申しましても、どういう御意見が出ましても、付託された主た……

第7回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1950/02/17、24期、民主自由党)

○角田委員 ちよつと関連して……。会計検査院から先刻もらつた予算の中に、国立国会図書館支部に必要な経費として五十万円見積られておりますが、今国立国会図書館の支部は幾つくらいあるのですか。そうしてその経費等はどういうふうになつておるか、お尋ねいたします。
【次の発言】 今の法務府関係で、私は関連してお尋ね申し上げたいのですが、先般この問題について法務総裁にお尋ねしたところが、法務総裁は、別にほかの方と比較して安いということにはなつていない。ただ職務上の関係から見ると、ことに検察事務官というものは相当危險も伴う、相当の劇職である、こういう点がありましたので、その点について検察事務官の俸給について、……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 法務委員会公聴会 第1号(1952/04/30、24期、自由党)

○角田委員 私は阿部さんにひとつお尋ねを申し上げたいのであります。私は、今月の二十六日の日に慶応の学生が集つて、この法案についていろいろ意見を聞きたいということで、約二時間ばかり話したり問答をやつたんですが、ところがほとんどこの法案を知らないで、そうしてほとんど全部が反対している。そこで私は意外に思つたのでありましたが、先刻、こういう法案を通すためには輿論の指導をするように輿論に問うことが必要だ、こういうお話で、私どもごもつとものことだと思います。ただいま船山さんは法律であるからよくわからぬ、こういうお話である。そこでこういう法律を一体提案前に国民に徹底させるような、そして輿論を集めるような方……

第13回国会 法務委員会労働委員会連合審査会 第2号(1952/05/07、24期、自由党)

○角田委員 私は法務総裁にお尋ねを申し上げたいのであります。これは破防法審議の上に重大な関係を持ちますので、特に法律問題について詳しく御回答を求めたいのであります。  御承知のごとく旧憲法時代にありましては、国家の緊急権というものを認めておりました。戒厳、緊急勅令、非常大権の制度があつたのでありますが、ただいまの憲法におきましては、このことがないのであります。ただ警察法の六十二條以下におきまして、国家非常の場合におきましては、総理大臣が公安委員会の勧告によつて国家非常事態の布告をすることができる、こういうことになつておるのにとどまつておるのであります。そこでこの警察法の六十二條以下の規定により……

第13回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1952/02/21、24期、自由党)【議会役職】

○角田主査代理 それでは最初に警察予備隊関係の説明を求めます。増原政府委員。
【次の発言】 これにて警察予備隊関係の説明の聴取は終りました。
【次の発言】 ちよつと中曽根君に申し上げますが、岡野国務大臣が来ておられますので、上林山委員からごく簡単に質問したいとのことでありますが、よろしゆうございますか。
【次の発言】 ではこの際上林山榮吉君から発言を求められておりますので、これを許します。上林山君。



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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