樋貝詮三 衆議院議員
24期国会発言一覧

樋貝詮三[衆]在籍期 : 23期-|24期|
樋貝詮三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは樋貝詮三衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

樋貝詮三[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|
第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 衆議院本会議 第16号(1949/04/12、24期、民主自由党)【政府役職:国務大臣】

○國務大臣(樋貝詮三君) 今の久保田君の御質問に対して御答弁申し上げます。  取締りは必要の限度にとどめたのでありまして、決して彈圧の事実はありません。なおトラツクが非常に狭い所に出ておつたというようなお話でありましたが、これも出ておりません。  それからなお、警察法の規定に從いまして、いろいろの方面に対して助力を求めることが、今日適法になつております。從つて、消防として出動を求めることになりますので、決して違法ではありません。  それからなお政府の責任云々と言われましたが、ちようど昨年の三月に警察制度が改正されまして國家警察と地方警察とに分離せられました以上、非常事態が発生いたします以前にお……

第5回国会 衆議院本会議 第30号(1949/05/16、24期、民主自由党)【政府役職:国務大臣】

○國務大臣(樋貝詮三君) ただいま本院において御決議になりましたところに從いまして、政府も十分にその意を尊重して断行して行くつもりでおります。  去年の三月、御承知のごとく警察制度が改正せられて、自治体警察と國家地方警察とに区別せられたような事情でありましたが、以後一年間の経験を見ましても、警察が非常に明るくなつて参りましたことは事実であります。またわれわれにおきましても、政府におきましても、この明るさをますます説明るくして行こうということは考えておりますけれども、他面において、地方自治体警察等におきましては非常に弱くなりましたことと、また財政上非常に苦痛を伴うことは事実でありまして、これに対……

第5回国会 衆議院本会議 第33号(1949/05/19、24期、民主自由党)【政府役職:国務大臣】

○國務大臣(樋貝詮三君) ただいま本院において御決議にありましたところの消防強化に関する御決議は、政府におきましても、本年頻々と起りまするところのあの大災害等にかんがみまして、つつしんで今の御趣旨を取入れたいと考えております。お答えいたします。(拍手)

第5回国会 衆議院本会議 第41号(1949/05/31、24期、民主自由党)【政府役職:国務大臣】

○國務大臣(樋貝詮三君) 昨夜ちようど東京都廳の中で事件が起りまして、一人の行動を起しました者が死んだことは事実であります。しかしながら、はたして論者の言うがごとくに殺したのであるかどうかということは、ただいま法務総裁の言われたことく、解剖しなければわからぬので、ただいま解剖しております。從つて、その結果がわかると思います。  それからまた、ただいま申し上げたことくに、この警察につきましても、すでに共産党の諸君からお話があつたがごとくに、逃げ口上するなということもおつしやられておりますが、今日のあの警察法によりますと、政府におきまして監督することはもう少し事態が大きくなつた場合において総理大臣……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 衆議院本会議 第8号(1949/11/11、24期、民主自由党)【政府役職:国務大臣】

○国務大臣(樋貝詮三君) 春以来、警察法の改正につきましては、私ども政府におきましては非常に沈默を守つておりまして、改正するともしないとも申したようなわけではないのであります。従つて、過日の新聞に改正するようなことが出ましたのに対しても、私ども政府においては、慎重を期して、そういうことを申したことはないのであります。また社会不安が経済上から来る、政治上から来ることは、明らかにさようだと存じておりますが、しかしながら私どもは、警察がこの裏づけを十分に持つておると存じておりまして、決してこの方面においても、なおざりにしていることはないのであります。警察が裏づけになつている、また同時に、警察がわれわ……

樋貝詮三[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|

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委員会発言一覧(衆議院24期)

樋貝詮三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-|24期|
第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 考査特別委員会 第35号(1949/09/12、24期、民主自由党)

○樋貝証人 私は、総理大臣の代理という関係において、警察の方を担当しております。
【次の発言】 私が今の警察法におきまして考えていることと、現在の事情とはよほど事情がかわつていると思います。それは日本の警察を明るくしなければならない、民主的にしなければならぬということは考えておりますが、そのために自治体が皆独立する。政府は自治体の警察に対しては絶対に干渉すべからずというような主義で現行法ができていると思います。從つて情誼的に助け合うというようなことは別といたしまして、法律上は相助け、相助けられることがないような建前になつております。そこで、それがはたして日本のためによいであろうかどうかというこ……

第5回国会 地方行政委員会 第7号(1949/04/06、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝國務大臣 ただいまの法律によりますと、総理大臣の所轄のもとに公安委員や、それに附属しているところの警察事務官が動くということになつておりますので、総理大臣のことを私がやらしてもらつておるような次第であります。
【次の発言】 さようでございます。
【次の発言】 総理大臣のもとに公安委員があり、これに付属して事務局があるような組織になつておりますので、その事務局の方の長が、國家に関する限りにおいては、ここにおる齋藤長官がいたしております。そういうような関係であります。
【次の発言】 選挙によりますることは、政府といたしましてもその選挙母体に法律上讓らねばならぬことでありまして、直接にそれに行……

第5回国会 地方行政委員会 第16号(1949/04/27、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝國務大臣 今回政府から提出いたしました都道府縣の所有に属する警察用財産等の処理に関する法律案の提案理由について、御説明申し上げます。  御承知の通り、昨年三月新警察制度が実施されまして、内務省の統制のもとにありました道府縣警察部は廃止され、國家地方警察と自治体警察とが誕生したのであります。この根本的な制度の切りかえに應じまして、從來都道府縣が所有しておりました警察用の施設、器具、物品等は、新たに警察の職務を程当することになりました國または市町村に無償で帰属させるのが当然であると考えるのであります。しかるにこの点につきまして、警察法附則第九條は、國または都道府縣の所有する財産、または物品で……

第5回国会 地方行政委員会 第17号(1949/05/06、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝国務大臣 古物営業取締法案提出の理由を御説明申し上げます。  現行古物商取締法は、明治二十八年に制定せられ、すでに五十年以上を経過しているのでありますが、憲法、警察法を初めといたしまして、各種の法令が改められました現在、その形式、内容ともに時代にそわない点が多くあります。また戰後各種の犯罪が激増して、昨年は遂に百六十万件を突破し、そのうち約八割が盜犯で、しかもその贓品の過半数が古物商、ことにもぐり業者の手でさばかれている実情でありますが、現行法ではこれに対して盜犯を防止するに不十分なうらみがあります。そこでまず古物商、市場主、露店、行商、せり賣などをすべて公安委員会の許可を受けしめること……

第5回国会 地方行政委員会 第19号(1949/05/11、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝國務大臣 ただいまのお尋ねは通信機関に対して、それを道具として、吉田内閣が外資に対して通信機関を賣り渡すかどうかという御質問であります。総理がどういうような機会において、どういう話をしたか、私はあなたと同じように存じませんが、しかしこの内閣においてまだ決定したことでないことが、新聞に現われただけの事実をもつて、ただちにそういう話をされてもはなはだ困る。吉田内閣におきましてまだ外資導入をするともしないとも、そのことが決定いたしたわけでもありませんし、また議に上つているわけでもないのでありまして、從つてそのことについては御答弁することはできません。しかし通信機関に対しては、戰後のあの物資の不……

第5回国会 地方行政委員会 第20号(1949/05/12、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝國務大臣 ただいまお尋ねになりました第一点の「使用」の中に美術の鑑賞が入るかという問題ですが、使用ということは御承知のごとくわれわれの欲望に沿うように物質を利用することでありまして、從つてその範囲は鑑賞ももちろん入ることと思います。現実にわれわれの目をもつて眺め樂しむ、われわれの美術鑑賞の欲望を満足するという以外に、なおわれわれの精神的における非常な多数の欲望がありますが、物質によつてわれわれの要求するところを満足するものは、すべて廣い意味の使用ということに使われておりますから、從つてその使用という意味の中には、鑑賞も当然入るという考えでおりましたわけであります。從つて特に鑑賞だけをえり……

第5回国会 地方行政委員会 第21号(1949/05/13、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝國務大臣 地方が今日税金で非常に苦しんでいることは事実であります。それで政府においても、なるべくこれについて緩和をはかろう。少くとも内部における公平を保とうと考えているわけでありますが、今日の税が非常に重いがために、先ほどお話のごとく、今まで無関心であつたものがこれに対して非常に異論をとなえ出したということは、事実あることを認めております。從つておそらくは今年度末、來年早々でありましようけれども、日本のこの財政の苦しみも緩和して來るであろうという見込みをただいま持つているようなわけで、それまでは日本として、民族として苦まなければならない。われわれの自力をもつて立つて行かなければならないと……

第5回国会 地方行政委員会 第22号(1949/05/14、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝國務大臣 ただいま御審議を願いましたところの道路交通取締法の一部を改正する法律案の提案理由の御説明を申し上げます。  最近におきまして、自動車など高速度交通機関の著しい増加によりまして、道路における交通はとみに混雜の度を増して参つたのでありますが、これに伴いまして、交通事故発生の危險も著しく増大しているのであります。事実道路上における交通事故の件数は、終戰以來増加の一途をたどつており、それによる悲惨な死傷者も日々想像以上の数に上つているのであります。  現行道路取締法は昭和二十二年十一月に制定され、翌二十三年一月から施行されたものでありますが、現在の道路上における交通の実情や、交通事故累……

第5回国会 地方行政委員会 第23号(1949/05/16、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝國務大臣 この点に関しましては、ただいまのところでは、自動車の数が非常にふえるから、一日も早くやつた方がよろしいということで、いろいろと打合せをしましたようなわけであります。今の小まわりの点も東京で進駐軍の方面でやつたのもありますれども、どうも結果はアメリカの例によつてやつた方がよいように思います。それから、京都は知りませんが、ごく最近に神戸に参りましたが、内まわりと外まわりと両方進駐軍の方でやつているのを見ましたが、やはり向うでやつた方がいいし、さしあたりとしては信号機を右に見たようなまわり方がいい、すなわちこの法律案のようなやり方がよろしいと考えております。これで実行した方がよろしい……

第5回国会 地方行政委員会 第28号(1949/05/21、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝國務大臣 ただいまのところ、ちようど恩給と同じようなぐあいに、自治体の方へ轉じて行きました先の自治体の方でいずれ昇給しますから、その昇給した人を標準にしての手当を與えるというような考えでおりますために、從つて國の職員としての在職期間というものに対する國からの手当ということが、ただいまでは当面の問題になつて参らなかつたような事情であります。しかし実質的には國の方で働いておつた人々でありますために、國の方で地方の財源にも十分にその点、助けなければ、実行できないだろうということを考えておりますようなわけで、非常に遅れましたのは、はなはだその点については私どもも怠慢であつたかもしれないけれども、……

第5回国会 地方行政委員会 第31号(1949/06/15、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝國務大臣 警察に関しましてのいろいろな制度等についても長所もあるし、短所もあるわけで、その短所に向つては、これを是正したいという考えで研究はいたしております。しかしまだそれの提案とか、あるいは発表とかいうような段階には達しておりませんので、從つて内閣といたしましての態度はどうであるということは、申し上げることがまだできない状態であります。いずれ欠点についてはこれを改正することについて皆樣の御助力を仰ぎたいという考えでおります。  なお現在において各地方から、ことに地方自治体から財政上非常に苦痛を感じておるというような陳情がありました。なお自治体警察がよろしいということは、わずか一箇所ばか……

第5回国会 地方行政委員会 第38号(1949/09/14、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝国務大臣 ただいまいろいろな問題についてのお尋ねがありましたが、私ども警察をあずかりますところの立場上からして、遺憾と思つた点もありまするけれども、私ども考えますのは、響きの声に応ずるがごとく、ただちに消滅させるということをいたすべきであつたのが、時間的な多少のずれ、場合によりますと一日遅れたとか幾日遅れたとかいうようなことになりましたのは、それに対する十分の手当ができなかつたということを遺憾といたしまするようなわけであります。しかし日本全体として見たときに、この種の犯罪につきましては、私どもは現在の警察力をもつてしても遺憾ないということを考えておりますが、これに対しましては、現に日鋼事……

第5回国会 法務委員会 第32号(1949/07/07、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝國務大臣 お説の通りであります。
【次の発言】 自殺でないというふうに考えております。その点は当時総裁が失踪した前後の状況から考えましても、それから死体発見の状況から考えましても、自殺ではないという終局的な考えを持つております。さらに進んで檢察側でも、本日の新聞で見たところですが、他殺の疑い十分であるということを申しておりますが、これは新聞の報道であります。ただいま政府といたしましては、自殺ではないだろうということを考えておるような次第であります。
【次の発言】 当時時間をもつて犯人が出るだろうかという話でありましたから、時間ではない、單位は日であろうということを申した次第で、幾日という……

第5回国会 法務委員会 第34号(1949/07/25、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝國務大臣 お答えいたしますが、警察法の六十二條では、國家非常事態に際して、治安の維持のため特に必要があると認めるときは、内閣総理大臣が非常事態を全國または地方に宣言することができる。こういう規定がありますので、この非常事態というのは現在やつておりますように、いろいろ請求などを、たとえば公安委員会を通じて國警に請求して來るのがずいぶんありますけれども、そういうふうなもはや援助などでは足りない、全体を見ましてすでに援助くらいは突破したような大きな事件になると考えますときに、すなわち平常の状態でない、もうすでに暴動化し得るというような状態に達しましたときが、ここに言ういわゆる國家非常事態だと考……

第5回国会 予算委員会 第7号(1949/04/08、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝國務大臣 今上林山委員からお尋ねになりましたように、確かに自治体警察が――ことに小さい自治体警察か、地方の重い負担になりますことは、六・三制補助金廃止とともに、まことに御説の通りだと思うのであります。それに対しましては、私どもも早くからそれを耳にしておりましたし、また同時にこれに対してあるいは國費を十分出す、あるいはそれが不可能な場合においては、自治体警察に対しても考慮を加え、いろいろ根本的な考えをしなければなるまいということは考えておりますけれども、ただいまにおきましては、私としてもそのことをこうするつもりだということを、表示できない立場にありますので、その点はぜひお察しを願いたいと思……

第5回国会 労働委員会 第22号(1949/07/19、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝國務大臣 今いろいろと事実について承つた次第でありますが、今日政府におきまして、治安の責をとらなければならないと思つております。絶つてその結果に対しても、十分な責をとつて行きたいと考えておりますが、今日における警察の制度につきましては、非常に遺憾とするところが、御承知のごとくあるのであります。これに対しても十分にわれわれは考なければならないと考えておりますし、われわれは民主的な明るい警察を考えておりますけれども、決して弱い警察を考えておりません。警察は時代の正義を考えて、強くなければならないと思つている次第であります。もとより從來ありましたような暗い警察を考えておりませんけれども、しかし……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 地方行政委員会 第2号(1949/11/02、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝国務大臣 この問題は今委員長からお話のありましたように、全体を通じて九万五千人と限定されております。それは現在の警察法で九万五千人とあるのみならず、一昨年におきますマッカーサー元帥の書簡によりましても、全体を通じて十二万五千ということに限定されました。さらに法律によりまして国警が三万人であれば、差引九万五千であります。また現在の警察法におきましても四十六條で九万五千ということになつておりますから、従つてある自治体において増加があれば他方において減少しなければならないいうようか、関係に立つております。ただいまお説のごとくに、たとえば尼崎市が五百人分の住民に対して、一人の警察官が配置されてお……

第6回国会 地方行政委員会 第3号(1949/11/14、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝国務大臣 まことに御説の通りに、自治体の方の警察吏員につきましては、非常に困つている。ある場合にはかえつて多過ぎるし、ある場合においては少い。たとえば尼崎や川崎などは、非常に人口に対して警察吏員が少いというような状態で尼ケ崎のごときも五百人以上約七百人に近い人間に対して一人しか警察官がない。その隣である大阪が百五十人に対して一人というような割合で、非常に不公平があるのでありまして、そういうことが現われて来たのは、二十年の十月一日の国勢調査の人口を元に警察官及び警察吏員を配置したようなわけであります。従つてそういう不公平がありましたが、戰後における各都市、ことに戰災をこうむつた都市におきま……

第6回国会 地方行政委員会 第6号(1949/11/18、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝国務大臣 たびたび申し上げた通りに、政府においては研究はいたしておりますけれども、ただいまのところ事務的にもそういうようなことはこの議会では間に合わぬと思います。ただいまではこちらとしても決定しておりません。さよう御了承を願います。

第6回国会 予算委員会 第7号(1949/11/22、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝国務大臣 この前の議会で御決議になりましたことに対しては、書面をもつて御答弁した通りであります。言いかえれば、兇悪犯罪や多数の犯罪等に対しましては、十分な処置をとつておるし、だんだん強化して参ります。それから警察官の再教育等につきましては、今日各学校及び地方の学校等をもつてこれに当てております。その訓練もますますいたしており、ただいま決議の通り進行いたしております。また科学的な捜査につきましても、各機関を通じたり、あるいは今までの既存の制度を通じましてこれを完備して行く、予算の許す範囲内において着々と進行しておるのは事実であります。それからまた警察制度の改正等につきましては、私どもは現在……

第6回国会 予算委員会 第10号(1949/11/25、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝国務大臣 御返事いたしますが、私が申し上げているのは、現在の與えられた條件でも、十分に治安は維持できますということをこの間申し上げた。治安については私どもは現在の警察を整備することによつて、十分にその目的を達成することを確信いたしております。昨日でしたか、ちようど御質問がありまして、数時間占領されたというのは春のことであります。言いかえれば、今日よりも訓練が足りない、どちらかと申せば、警察が逡巡しているような時代のことを言うのでありまして、今日においてそれをとりもどした状態においては、決して心配がないから、まくらを高うして寝られる次第であります。しかしながら警察を元のむちやな警察にしよう……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 地方行政委員会 第2号(1950/01/28、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝國務大臣 内容は警視総監からこの間参りましたのと、多分同じだろうと思いますが……。
【次の発言】 ちよつと拝見しませんと、可じものかどうかわかりませんが、この起債を願つておるというような請願は、私はまだ弄見しません。従つてその内容を存じません。この間受けたのは、自治体警察の長とした、警視総監から受けたもので、しかもそれは起債のことは一つも入つておりません。だから起債というのは別の請願かもしれません。なおそれを拝見して、そし上で申し上げます。
【次の発言】 それは大蔵大臣の所管でありますけれども、多分自由に起債を許す必要はないと思います。ほかの方の起債の関係と同じことに入ると思いますから、……

第7回国会 地方行政委員会 第4号(1950/02/10、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝国務大臣 お説の通りに自治体の警察吏の定員等におきましては、非常に古い標準で配分しております。ことに戰災面後の人口を標準として配分しておりますから、現在において実情に沿わないという状態が現われておると思います。今お説にありましたように川崎においても、尼ヶ崎あたりにおいても、今日の需要に応じて警察吏の数があまりに少い。他方におきまして地方の小さい町村などにおきましては、定員以内においてしかもなお余裕をそこに生じておるというような有様でありました。それで実は本年にならないうちに一応の仮案をつくりましてそれで人の分配をも考えたのであります。いろいろとその方面にも交渉をいたしました結果として、し……

第7回国会 地方行政委員会 第12号(1950/03/30、24期、自由党)【政府役職】

○樋貝国務大臣 質屋営業法案の提出理由を御説明申し上げます。  ちようど現行法に質屋取締法がありますが、これは明治二十八年に制定せられたものでありまして、すでに五十年以上を経過しておりまして、また憲法とか、警察法とか、それらを初めといたしまして、各種の法令が改正せられました現在として、その形式と内容とは、非常に現在には沿わないようなものが多いのであります。こういう点は改正いたさねばならないとともに、さきに風俗営業取締法、これが昭和二十三年の七月法律第百二十二号で出ており、また古物営業法が昨二十四年の五月二十八日に法律第百八号で出ておりますが、これらが制定せられ、及び改正せられた今日におきまして……

第7回国会 地方行政委員会 第18号(1950/04/07、24期、自由党)【政府役職】

○樋貝国務大臣 今の御説ごもつともと存じておる次第で、罰則の適用についてはなるたけ注意をいたしまして、そういうことの少いように考えて行きたいと思います。
【次の発言】 どうもただいまの御質問で、警察関係の者が出て説明するのはおかしいじやないかというのでありますが、実はなるべく一歩ずつでも営業法のものに近づきたいというので、題名も質屋営業法にしたわけであります。もし現在のような取締りの方面からのみ考えるならば、取締法とするのですけれども、しかし今申し上げるごとく、営業の方に一歩でも進みたいからというので、こういうような名前をつけましたが、現在では権限から行きましても、また両方にまたがつている。ど……

第7回国会 地方行政委員会 第36号(1950/06/15、24期、自由党)【政府役職】

○樋貝国務大臣 今の御質問ですが、私もけさほど読売新聞だけ見ましたようなわけであります。私ちようど昨日三時半に外相官邸を訪れまして、その出ぎわを新聞記者が見ておつたというわけで、ただそれだけのことでありまして、会見の内容等は昨日申し上げませんし、新聞があれや、これやと想像して書いたもので、私が発表したといようなことはありません。発表したというようなことを書きましたについては、私の方も非常に慎重を期しておりまして、厳重な注意をいたしておるわけであります。ああいうことを言えば、結局損ではないか。政府がいくら慎重に取扱つておつても、ああいうことを発表すれば損ではないかということまで申したようなわけで……

第7回国会 内閣委員会 第8号(1950/03/09、24期、自由党)【政府役職】

○樋貝国務大臣 実は私ども警察の方を担当しておりますが、御承知の通り警察方面は、ひとり国内関係のみならず、国際事情においても重要な関係に立つておりますので、全部のことを申し上げる自由を持つておらぬのを遺憾と思います。しかし昨年私が就職いたしまして以来、実は内部的で、外部に現わすことはできなかつたとはいえ、いろいろの方面で研究もし、苦心もいたしておつたわけであります。あのときはちようど私は歯が痛いから歯医者に行くと言つて出かけましたけれども、ちよつと行つたところで出て来たやつを新聞記者につかまつたというようなことも一再ならずありまして、非常に機微を要する問題でありながら、注意の的でありましたけれ……


樋貝詮三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院24期)

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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1950/02/17、24期、民主自由党)【政府役職】

○樋貝国務大臣 ただいま御質問のありました自治警察を持つておるところの自治体が、財政の方面に非常に苦しんでおる。ことに小さい自治体が財政に苦しんでおることは、今のお尋ねの通りであると思いますし、よく知つております。日本各地から参りますところの陳情等においても、昨年以来その点は十分に現われておりまして、たびたびその点につきましてはそういう意見があるということを、関係方面にも申し述べておるような事情であります。ただいま警察については非常にいろいろの方面についての改正を考えておりますために、一部分切り離してどうするということを申し上げられないのを、はなはだ遺憾に存じておるわけでありますけれども、しか……



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データ更新日:2023/02/05

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