このページでは岡田勢一衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。
○岡田勢一君 私は、新政治協議会を代表して、かつ海運議員連盟の賛成を得まして、外国航路進出推進に関するその他数項目にわたつて質問を試みんとするものであります。 戰後わが国の各種企業は、一様に苦難の道をたどつて来たのでありますが、わけても海運関係の事業は、十数万の過剰船員並びに関係従業員とともに、今やまさに死活の関頭に立つておるのであります。先日勃発いたしました全国の船員ストライキは、二十四時間を経ざる十八日の夜、無事に解決をいたしまして、一般国民に対する被害を最小限度に食いとめましたが、これは労資双方が、当時おのおの誠意を披瀝して努力をされた結果で、まことに不幸中の幸いであつたのだあります。……
○岡田(勢)委員 この問題はよほど以前から取上げられておる問題でありまして、一面から申しますと、ある一部には観念的に地方出先機関の整理という問題に結びつけて、廃止すべし、あるいは委譲すべしというようなことが言われておるのではないかと思うのであります。私は時間の関係上あまり詳しいことは今申し上げませんが先ほど小幡陸運監理局長が説明されました意見の通りを、大体私も信じております。それで私ら國民協同党としては、との道路運送監理事務所を地方に委譲すべきでない、こういう意見を持つております。なお現在のこの機構を、今日の実情に即するがごとく幾分の改革を加え、あるいは縮小すべきものは縮小するということについ……
○岡田(勢)委員 先ほど米窪委員から発表されました海難審判所に関する修正意見につきましては、まことにごもつともであると思います。海上における警備事項、あるいは檢察事務とは、また別個に重要な機関であり、また審判の結果、この判定は陸上の裁判所における判決と性質を同じうするものでありますから、私は米窪委員の修正意見に、全面的に賛成の意思をこの際表明しておきたいと思います。
○岡田(勢)委員 ちよつとお尋ねしますが、先ほど秋山長官の御答弁の中にも出ておつたようであリますすが、2Aの貨物船が脆弱でありますから、輸入品を積むに外國の荷主が船級の問題を言つておるのでありますが、この國際的のフリー・ボートの檢査機関と申しますか、それの日本における、戰前に行われておりましたロイド、あるいはBCアメリカン・レコード等の檢査機関の復活は、どうなつておりますか。
【次の発言】 先ほどお話がありましたが、2A型の貨物船を外國へ行かすために、改造をやつたらという声があるようです。その点は資金の関係もありましようし、いろいろ外國で許してくれる関係の船もあると思いますが、今の見通しはどの……
○岡田(勢)委員 今日の水産経営の危機を救うために、まず当面の問題として、第一に金融を打開しなければならぬという諸君の御意見、まつたく同感であります。ついてはそれに対して一つの方法として、見返り資金を獲得するということが、一般の国内の金融にも非常な好影響を来すことになると思うのでありますが、先ほど部長から説明がありました経済安定本部との交渉の経過について、水産庁側の要望しておられる四十五価円のわくを考えておるようですが、それはただいまの私企業に対する見返り資金の予定が、四百五十億という範囲内ではなかなか実現しない。六百七十億ということに拡張されたならば、相当貢献するであろうという部長のお話でご……
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