平野三郎 衆議院議員
24期国会発言一覧

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このページでは平野三郎衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

平野三郎[衆]本会議発言(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 衆議院本会議 第27号(1949/05/12、24期、民主自由党)

○平野三郎君 私は、ただいま議題となりました農地調整法の一部を改正する等の法律案に対し、民主自由党を代表いたしまして賛成の意見を述べるものであります。  ただいま社会党の石井君も大いに礼讃せられましたことく、農地改革は、多年封建的なからに閉じ込められておりましたわが農村を革命的に解放いたしまして、農民の自主性を確保いたしまするとともに、農村を完全に民主化するところの画期的なる一大改革であつたのであります。今やこの改革は、おおむねその所期の目的を達成いたしました結果、わが農村におきますところの階級的闘爭は著しく変貌を遂げたのであります。すなわち、從來の多数小作人はそれぞれ自作農の地位を確保いたし……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第25号(1952/03/27、24期、自由党)

○平野三郎君 ただいま議題となりました、坂本實君外二十三名提出、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案並びに平野三郎外二十三名提出、森林法等の一部を改正する法律案につきまして、農林委員会におきまする審議の経過並びに結果の大要を御報告いたします。  農林漁業施設の災害復旧につきましては、現行の農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律によりまして、政府は復旧事業者に対し、農地及び一般林道については事業費の五割を、また農業用施設、奥地幹線林道及び水産協同組合の維持管理する漁港施設については六割五分を国庫補助いたしまして、これが復旧に努めて来……

第13回国会 衆議院本会議 第33号(1952/04/19、24期、自由党)

○平野三郎君 ただいま議題と相なりました、坂田英一君外二十三名提出、主要農作物種子法案につきまして、農林委員会における審議の経過並びに結果の大要を御報告いたします。  わが国経済目立の基礎條件であります食糧増産の必要性については、いまさら申し上げるまでもないことでありまして、現在朝野をあげて国内食糧の自給度向上のために努力いたしております。従いまして、これが達成に必要な方法手段を総合的に講じて行かなければならぬのは当然でありますが、なかんずく稻、麦等主要食糧の優良種子の確保とその普及臓最率有効ね手段でありまして、今日まで、政府当局におきましても、その重要性にかんがみ、優良品種の生産及び普及事業……

第13回国会 衆議院本会議 第47号(1952/05/29、24期、自由党)

○平野三郎君 ただいま議題と相なりました、内閣提出、農業災害補償法の一部を改正する法律案、農業災害補償法臨時特例法案並びに農業共済基金法案の三法案につきまして、農林委員会における審議の経過並びに結果の大要を御報告いたします。  御承知のごとく、現行の農業災害補償制度は、昭和二十二年十二月、農村の民主化並びに農業の近代化促進の一環として実施せられ、爾来四年有半の歳月を経過いたし、この間、不慮の天災地変あるいは早害、冷害または病虫害等により多大の災害をこうむつた農家の損失を補填し、もつて戰後におけるわが国農業の経営の安定と農業生産力の発展とに至大の貢献をいたし、今や農林行政遂行上欠くことのできない……

第13回国会 衆議院本会議 第52号(1952/06/10、24期、自由党)

○平野三郎君 ただいま議題と相なりました、原田雪松君外四十四名提出にかかる畜犬競技法案に関しまして、農林委員会における審議の経過並びに結果の大要を、委員長にかわつて御報告いたします。  本案は、去る第十国会におきまして本院を通過し、参議院において審議の結了を見なかつたものに若干の改訂を加えて、再び提出せられたものであります。  すなわち、本法の趣旨といたしますところは、畜犬の能力検定を行い、犬その他の動物の改良増殖及び輸出の促進をはかり、かつ動物愛護に寄與するとともに、地方財政の改善をはかる目的をもちまして、優勝投票券を発売して行う畜犬競技を公認するというにあります。  畜犬競技の施行権は、都……

平野三郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

平野三郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 政府支払促進に関する特別委員会 第4号(1949/05/18、24期、民主自由党)

○平野委員 ただいま理財局長からだんだんの説明がありましたが、その内容はほとんど今までの支払い遅延に対する事務的な説明であつて、遅延の愼の原因がどこにあるかということについて何ら御説明がなかつたように拝聴いたしたいのでありますが、事務的のただこういう事情で延びて来たのだということや、あるいはそれの対策として最近政府は支払い促進の調査室というものを設けられ、またさらに別に監査会いうものも設置せられたようでありますけれども、そうして機構だけをつくつたからといつて、問題の本質が解決するわけではありません。何ゆえにかような政府支払いの促進を行わなければならぬような原因が生じたのであるか、その根本の理由……

第5回国会 農林委員会 第6号(1949/04/01、24期、民主自由党)

○平野委員 官行製炭について、ごく簡單に伺いたいと思います。ただいままで論ぜられたのは、おもに民有林からの買上げ木炭でありますが、官有林からはどの程度生産されておるか、またそれはどういう條件と経路で配給されているのか、その点について伺いたいと思います。
【次の発言】 官行製炭をされる場合における労務加配米というものは、どの程度になつておるのか。きようはちようどあとに米價の問題も議題になつておるようでありますから、これに関連して、幸い食管の方もお見えになつておるようでありますから、伺いたいと思います。最も最近はどうなつておるか。
【次の発言】 一俵について一合七勺の労務加配米で、それだけで完全に……

第5回国会 農林委員会 第8号(1949/04/12、24期、民主自由党)

○平野委員 二十四年度の予算におきまして、特に農林関係が著しく圧縮せられたこと、特に公共事業費のうちにおきまして、土地改良費が全然計上せられなかつた等、実にさんたんたる結果に相なつておりますることについても、ただいま農林大臣からもはなはだ遺憾であるという御説明がありましたけれども、この問題は單に遺憾を表明するようなことでは済されないことと思うのであります。今回農林関係が著しく削減を受けたということは、もとよりドツジ氏の強い線によつてやむを得ないと見られるのでありますけれども、しかしこれが公共事業の各費目を通じまして、総括的に一律に削減されたというならば、あえてこれは了承するにやぶさかでありませ……

第5回国会 農林委員会 第10号(1949/04/15、24期、民主自由党)

○平野委員 ぼくはきわめて重大な問題について緊急質問をいたします。それは坑木代金の未拂い問題であります。石炭の増産計画に沿いまして、政府におきましては、これが資材であるところの坑木の供出を農林省を通じまして割当をし、責任集荷をなしたのでありますけれども、これに対する代金の安拂いが延滞に延滞を重ねて、今日ではすでに二十数億円に及んでいるのであります。これの詳細なる内容につきましては、すでに本委員会にも請願がされておりまするし、政府においても、十分その内容を承知しておられるはずでありまするから、ここでは申し上、げません。ただいかにしてこの問題を解決するかということに帰清いたしておるのでありまするが……

第5回国会 農林委員会 第19号(1949/05/11、24期、民主自由党)

○平野委員 私はただいま議題となりました農地調整法の一部を改正する等の法律に対しまして、民生自由党を代表して賛成の意を表明するものであります。ただいま社会党の石井君からも大いに称賛せられました通り、農地改革は多年封建的からにとじこもつていたわが農村を、革命的に解放いたしまして、農村の自主性を確立いたしますとともに、食糧増産の面にも大いに寄與するところがあつたのであります。この改革を通じまして、多数の小作人は自作農に轉化いたしまして、実にわが國の農村の階級的構成はまつたく変貌を遂げたのであります。この新しい農村の姿に適應するごとく今回この法律案が農地委員会の構成分子を変更することは、実に新しく変……

第5回国会 農林委員会 第26号(1949/05/19、24期、民主自由党)

○平野委員 ただいま淵君の言われました木材の差益金の点につきまして、簡単に三浦長官にお伺いいたしたいと存じます。先ほどの、生産業者からは絶対とるべきものではないという長官の言明は、私も了とするのでありますが、この際重ねてお伺いいたしたいことは、昨日参議院の農林委員会におきまして、物價廰の責任者がこういうことを言明しておるのであります。それはすなわち、淵君も先ほど述べられましたように、農林省の統計を物價廰は全然無視しておるということについての質問に対して、物價廰の方では農林省の統計を軽蔑するものではないけれども、價格差益金の本質にかんがみて、この徴收は保護を対象とする、保護を対象とした場合におい……

第5回国会 農林委員会 第27号(1949/05/20、24期、民主自由党)

○平野委員 行政の簡素化の建前からいたしまして、不要なものは廃止することが理想でありますが、しかしながらもとより行政整理と申しましても、單に画一的に考えるべきではないのでありまして、簡素化し得るものは極力簡素化しなければなりませんが、一面また増強も要するものもあるわけでありまして、要は統制法そのものに関連するわけでありますが、供出制度というものはますます妥当化、合理化しなければならぬという面から申しまして、これまた作物報告事務所を存続し、これを整備するということは、必要であると考えるのでありまするけれども、この提案理由の中に、内地の方につきましては、郡單位からさらに市町村單位というように書いて……

第5回国会 農林委員会 第28号(1949/05/21、24期、民主自由党)

○平野委員 今物價廳の方では十分なる調査ということを言われながら、一方におきましては、ある一つの基準を求めて、いわゆる拔取檢査のようなことをやるということで、まことにこれは矛盾撞着もはなはだしいのであります。農林省の統計というものは、御承知のごとく知事がそれぞれ当該木材業者を個々に調べて集計したところの数字であります。從つてこれが最も実態に近いものであります。しかるに物價廳の方においては、ただごく少数の一部の代表者と称するところの業者を拔取り檢査するだけなのです。どちらが正確であるがと言えば、むろん農林統計の方が正確であるとわれわれは断定すべきものと考えるのであります。現に今渕君が紹介されまし……

第5回国会 農林委員会 第37号(1949/06/17、24期、民主自由党)

○平野委員 先般本委員会におきまして、目下候補地となつております春日井市、並びに一宮市を御観察になつたのでありますが、その後さらに岐阜市から新たに出願があつたように聞くのでありますが、しかしかいたしますれば、当然岐阜市もこの際あわせて観察調査されました上に、御決定あらんととが適当と思うのでありますが、本委員会において御審議を願いたいと思います。

第5回国会 農林委員会 第38号(1949/06/18、24期、民主自由党)

○平野委員 質疑に先だちまして本案の審査に対する態度について一応明確にしておきたいと思います。先ほど野原君も言われました通り本案を來るべき臨時國会に必らず成立せしめると、いうように決定的前提に立つべきものではないと考えるのであります。要はこれに賛成するかいなかを今度の審査の途上において決定せられることである。あるいは終局におきましてこれに賛成する場合があるかもしれませんが、それも條件次第であるということをこの際明らかにしておきたいのであります。  次官がありませんから簡單に一二の点について質問したいと思いますが、第一点は農業所得税の納期の問題であります。今回所得税法の改正によりまして、第一回の……

第5回国会 農林委員会 第40号(1949/07/30、24期、民主自由党)

○平野委員 薪炭特別会計の失敗というものは、これは事務上の問題にあらずして、まつたく政治的な重大な責任問題になることでありまするので、こういう瑣末なことについては、あまり問いただすほどの意味が少いのじやないかと思われるくらいのものでありますが、先ほどお願いしましたように、あらためて明後日大臣の出席を求めてその点は伺うことにいたしまして、まずこれの失敗は、近代の統制経済というもののいかに愚劣きわまるものであるかということの中でも標本のようなものでありますが、政府の今配られた印刷物の中に、現在堆積しておるところの特別会計の赤字、これがはつきりしておるところはどれだけおるかということを伺いたいと思い……

第5回国会 農林委員会 第41号(1949/08/01、24期、民主自由党)

○平野委員 薪炭特別会計の一大破綻は重大なる政治問題でありますが、農林大臣がお見えになりませんので、大臣の出席を求めて改めて質疑をするということをここに保留した上で、政務次官並びに林野局長官に対してこの際伺つておく次第でございます。  まず第一に、薪炭特別会計の一大失敗ということについて、政府としてはいかなる責任を感じておるのであるかどうか。この責任の所在をいかなる方法によつて明らかにする意思であるか。この点、政府の責任者の信念をまず伺いたいと思います。  次にもとよりこの特別会計の失敗は、現政府の責任のみではなく、前内閣以來の引続く失政の結果でありますから、必ずしも現政府のみを攻撃する意思は……

第5回国会 農林委員会 第44号(1949/08/22、24期、民主自由党)

○平野委員 見返り資金の農林業関係に対する活用について、政府が非常な努力を拂つたことについては感謝をいたしておりますが、この金融の條件について、どうしても農林関係はある程度特別の保護を與えなければ、とうてい円滑に行い得ないということは明らかでありまするが、その点についてはなはだ疑問がありまするので、一、二伺いたいのであります。最近問題になつております代表的な一例をあげれば、かんしよでありますが、これは先般の委員会におきましても、政府から大いに抱負経論を述べられたのでありまするが、やはりこれの金利も、最近商工業方面と同様に一割ということになつた関係上、当初全國にわたつて五億円の予定であり、申込も……

第5回国会 農林委員会 第45号(1949/09/07、24期、民主自由党)

○平野委員 けさほど來井上委員から質疑という形式ではありましたけれども、あたかも討論の領域に触れるのではないかと思われるほど、きわめて巧妙な政治的意図を持つた言論が行われまして、まことに聞き捨てならないところと感じたのでありますが、幸いただいま野原委員からきわめて適切なるところの御指摘があつて、大体要点は解決したと思いますが、さらに念のために政府当局の確固たる態度を明かにしたいと思うのであります。すなわち政府の本委員会に対する回答のうち、二十三年度のみにおいて三十四億という赤字を生じたものでないことは、ほぼ確実であるということが―会計檢査院の決算との間に食い違いがあるということから、あたかも最……

第5回国会 農林委員会 第48号(1949/09/29、24期、民主自由党)

○平野委員 中部班は、民自党から遠藤委員と私、共産党の深澤委員三名で、藤井專門員、林野庁から土屋技官が随行したのでありますが、班長の遠藤委員は、途中まつたく余儀ない事情で参加をやめられた関係上、私から御報告申し上げます。  調査いたしましたのは静岡、岐阜、長野、山梨でありまして、大体先ほど北海道並びに東北の各班から御報告になつたのと共通の点がたくさんありますので、詳細については後ほど書面に讓ることにいたしまして、この際きわめて簡單に特殊の点を御報告申し上げます。  まず木炭については、岐阜縣は過般私から御報告申上げましたので、静岡、長野、山梨について、特に今回特別会計の赤字の処理の問題を調査い……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 農林委員会 第7号(1949/11/18、24期、民主自由党)

○平野委員 小委員の数は十名とし選挙の手続を省略し、ただちに委員長において指名せられんことを望みます。なお小委員長も同じく委員長において指名せられんことを望みます。

第6回国会 農林委員会 第9号(1949/11/22、24期、民主自由党)

○平野委員 一点だけ重要な点を確かめておきたいと思うのですが、証人は北村前政務次官から四千万円の残金三千万円をしばしば請求された、この事実について先ほど山村委員の質問に、証人は否定せられたのであります。一方昨日の本委員会において本多証人はおおむね茫漠とした証言をされたのですが、そのうちこの点だけはきわめて明確に証言をさせられておる。従つてこれはいずれかが間違つておる、いずれかが偽証になるというわけで、非常に重大な点でありますので、この際念のために証人に対しまして、証人が北村さんから三千万円をしばしば請求されたという事実があるかないかという点だけをお尋ねいた七ます。


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 農林委員会 第14号(1950/09/13、24期、自由党)

○平野委員 今井上委員の動議に関連しまして、委員長にこの際強くお願いしておきたいと思うのでありますが、それはただいま本問題について農林通産両政務次官から懇切な御報告があつたのでありますが、どうもこの問題は両政務次官がいかに誠意ある態度をとられても、下の局長とか課長というような連中はきつねかたぬきのようなのがそろつている。少しお人よしの政務次官だから、私は政府だけにこの問題の処置をまかしておいては、本委員会として使命が全うしかねると思うのであります。待つて明日この結果を報告せられるということであるならば、本委員会として、どこまでも責任あるところの解決をするために、万全の対策を講ずることが必要であ……

第8回国会 農林委員会 第15号(1950/10/03、24期、自由党)

○平野委員 実はただいま委員長からの御報告もありました通り、最近発生しておる重大な肥料の輸出問題につきましては、目下当委員会でも審議中でありまして、明日小委員会の報告を求めて、さらに本委員会としての態度を決することになつておりますので、実はあらためて農林大臣の出席を求めて、その問題を徹底的に追究する予定でありますが、幸い本日は大臣と政務次官が一緒に御出席の機会でもあるし、明日以後において時間的に齟齬を来たすかもわかりませんから、この際中間ではあるが一応農林大臣の所見を質してみたいと思うのであります。  すでに大臣もお聞き及びと思うけれども、先ほど本委員会が始まる前に、この問題についてちよつと話……

第8回国会 農林委員会 第16号(1950/10/04、24期、自由党)

○平野委員 ただいま河野委員からいきなり結論に入られたわけでありますが、これは根本の重大問題として、十分に愼重に審議を要するわけでありますが、私はさらにただいま小笠原委員からのお話がありました通り、今回発生したこの問題そのものの検討から、まず入ることが必要だと思いますので、この点から若干お尋ねいたしたいと思います。先ほど通産政務次官から、肥料の輸出は内閣できめるべきだというようなお話があつたので、実に驚き入つたのでありますが、確かに内閣できめるということは理想でありましようが、すでに通産省が通産大臣の権限においてどんどん輸出しておられる、しかも内閣どころではない、当然協議をすることになつておる……

第8回国会 農林委員会 第17号(1950/10/05、24期、自由党)

○平野委員 法制局第三部長に対してお尋ねいたします。お聞き及びの通り、最近政府において、肥料の輸出に関し、政治的に考えれば理解することのできないようなきわめて不当な行為が行われているのでありますが、これに対して法的にどういうことになるのかということについて、お尋ねをいたすのであります。  われわれ立法府は、單に法律をつくり放しだけで事足れりとするわけではなしに、この法律が正しく施行されるということを監視する義務もあるのでありまするが、最近の政府の行為を見ますると、法律を片つぱしから破るようなことをやる役人がおるのであつて、かようなこととでは、とうてい安心して政府にまかすということもできませんし……

第8回国会 農林委員会 第18号(1950/10/06、24期、自由党)

○平野委員 横尾通産大臣にお尋ねをいたします。最近肥料の輸出に関しまして、あなたが所管しておられる通産省において、きわめて不法な行為が行われておる事件に関しまして、本委員会としては、休会中であるにかかわらず、数回にわたつて審議をいたしておるのでありまするが、この件につきましては、私がここに詳しく申し上げるまでもなく政務次官から、委員会の都度、大臣には詳細に報告してある、こういうお話でありまするから、すでに御承知のことであると思いまするので、その結論だけについてお尋ねを申し上げまするが、この不法な行為を直接行つた通産省の化学局長か、ある官吏が、すでに大臣の手元にも進退伺いを出しておるということで……

第8回国会 農林委員会 第19号(1950/11/16、24期、自由党)

○平野委員 横尾さんにお尋ねいたします。大分大臣お急ぎのようですから、きわめて簡潔にお尋ねいたしますが、どうか納得の行くような答弁を願いたい。そうすれば決して長く引きとめはいたしませんから、そのおつもりでお答えいただきたいと思います。私は、各委員が皆非常に熱意をこめて質問されるのは、これはどうも通産省に誠意がないからだというふうに考えられまするので、お尋ねをいたすようなわけであります。  第一点は、先般の違法措置を行つた問題の善後措置であります。これについて、その事務的な責任者に大臣は訓戒処分を加えられたということでありますが、その訓戒処分というものはどういう法的根拠によるものであるか。  そ……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 農林委員会 第8号(1950/12/08、24期、自由党)

○平野委員 委員長に対する今の小林委員の議事進行に関する発言がありましたが、これに対する委員長の御答弁は、私は小林委員の要求を少し誤解しておられるのだろうと思います。小林委員の要求は、本日の農林委員会において政府から行われるところの先般の決議の申入れに対する答弁が、ここで口頭でもつて行われるのであるかどうかということなんです。実際今ここでこういうものが配られておる。昨日の本委員会における島村農林政務次官の口頭による御答弁とこの書面と、一字一句も違つていないのであるから、あるいはこういうものが準備せられてあつたということは明らかに指摘せられるのです。しかも本日安定本部長官がここにお見えになつて、……

第9回国会 農林委員会 第9号(1950/12/09、24期、自由党)

○平野委員 昨日の本委員会におきましてお尋ねをいたしました、目下通産省で御計画になつておる過燐酸の二万数千トンの輸出問題につきましては、農林省としてどういう態度をとるかということについての御答弁を、本日に譲るというお話でありましたから、それについて島村政務次官にお尋ねをいたしたい。それは私はくどくどしい御説明はいらないので、ただそれに対して同意をする方針であるか、あるいはしないか。それだけでけつこうですから、簡單にはつきりとお願いします。
【次の発言】 そうしますと、同意を與えられる可能性があるということになるわけですが、本日の回答書を拝見いたしますと、第三項には明年五月末までの輸出可能限度を……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 農林委員会 第8号(1951/02/10、24期、自由党)

○平野委員 防災のため池につきまして、若干の質疑をいたしたいと思います。実は経済安定本部の方から一応お尋ねいたしたいのでありますが、まだ御出席がないようでございますので、順序を変更いたしまして、まず農林省の方にお尋ねを申し上げたいと思います。  最近の洪水によりまする被害が、全国的に厖大なものでありますことは出すまでもありませんが、特にこの農業関係に対する被害は、近来年々激増いたしておる状況であり、すでにその流失、埋没町歩というものは莫大な数に上つており、農作物の被害もすでに十百万石以上に達するというような状況になつているわけであります。これに対しまして農林省は、昭和二十二年から防災ため池に関……

第10回国会 農林委員会 第14号(1951/03/02、24期、自由党)

○平野委員 何か委員長のお取扱いの関係で、問題が非常に紛糾したようですが、私はその点ははつきりしておると思います。こういうことではありませんか。政府提案の資金融通法案が、本委員会において強い修正意見がある。しかし本委員会において修正するよりも、一応政府がひつ込めて委員会の意向ももう熟しておるのだから、あらためてその線に沿つて出し直すということがよいのではないかという緊急動議が小笠原委員から出まして、全会一致でそれに賛成しておるわけです。従つて政府の方は一応研究せられて、これをひつ込めて、あらために提出し直すか――それには本会議の決議を要するとのことですが、それは手続をとればよいのである。しかし……

第10回国会 農林委員会 第36号(1951/05/18、24期、自由党)

○平野委員 それではただいま議題となりました森林法案並びに森林法施行法案につきまして、若干の質疑をいたします。私も本案の提案者の一人であります。従つてもちろんこれに賛成をし、通過成立を希望いたしたいのでございます。ただこの法案の施行に関連して、同時にこの機会にわが国の林業政策全般に関連いたしまして、主に政府の方のお考えを承りたいと思います。提出者におかれましては政府の方と御相談の上、しかるべく御答弁いただいてけつこうでございます。  まず第一に、本案の施行に際して最も憂慮されることは、この法律が効力を発する前に森林の濫伐が行われるというような点がありはしないか。この法律中最も重要なのは第十六条……

第10回国会 農林委員会 第38号(1951/05/22、24期、自由党)

○平野委員 ただいま委員長から御報告のありました通り、本委員会におきまして森林法案の審議を行うにあたりまして、パルプの問題について重大な疑問が発生いたしましたので、特にパルプの監督官庁としての通産省当局に出席をお願いいたしたわけであります。これは局長に御出席を願わなければ政治的な問題についての質問はちよつといたしかねるのでありますが、本日のところは事務的な点について、特に政府の立場をお尋ねして、さらにその結果によつて質疑を継続するという前提のもとにお尋ねを申し上げます。  実は先般の森林法案の審議にあたりまして、われわれとしてきわめて疑問に感じましたことは、今日森林法を改正して、日本の林政につ……

第10回国会 農林委員会 第39号(1951/05/24、24期、自由党)

○平野委員 ただいま御提案の両法案は、ことに整備法の方は、多年の懸案であります国有林野の民主的管理を目的とする国有林野解放の意義があるのでありまして、心から賛意を表するものでありますが、両法案につきまして二、三お尋ねをしたいと思います。  まず政府の方に国有林の管理につきまして伺いたいのでありますが、どうも現在の国有林の機構というものは、あまりに複雑煩瑣すぎるのではないか、現在営林局が十四あるのでありますが、これはもつと数を少くして、全国的に機構を整備する方が、かえつて能率が上るのではないかということを考えるものであります。また営林署のごときも四百ぐらいあるのでありますが、これはむしろ、このう……

第10回国会 農林委員会 第40号(1951/05/25、24期、自由党)

○平野委員 過般来森林法案の審議にあたりまして、農林当局と通産当局との間におきましてはなはだしく意見の食い違いがあり、かつまたきわめて連絡不十分であることが明白になつたのでありますが、その間におきまして、木材の諸般の施策については、経済安定本部を中心として両省との間で連絡をいたしておるという御説明がありましたので、特に本日は経済安定本部における御計画についてお尋ねを申し上げるわけであります。  まず第一に伺いたいことは、木材の供給は、森林法の今回の制定によりまして、今後一段ときゆうくつになつて参るわけであり、同時に日本の森林に対する根本的の計画性が与えられる関係上、その供給に対する数字というも……

第10回国会 農林委員会 第47号(1951/07/12、24期、自由党)

○平野委員 実は私、今回国政調査に中国方面を主として森林法の施行後に伴う林野の関係について調査をいたして参つたのでありますが、その報告は目下まとめておりますので、明日の委員会におきまして御報告をいたす予定になつております。しかし幸い本日は林野庁の長官もお見えになつておりますので、今回の私の視察に伴つて特に感じました重大な点について、二、三お尋ねいたしてみたいと思います。  実は今回中国方面をまわりまして、私は今回ほど自分の視察したことについて意義の多かつたことはなかつたとさえ思つておりますのは、先般も本委員会において、しばしば林野庁の当局からも、中国方面に非常にパルプ会社が濫設をせられている、……

第10回国会 農林委員会 第48号(1951/07/13、24期、自由党)

○平野委員 それでは中国班の国政調査の結果につきまして御報告を申し上げます。中国班は私のほかに木村委員が前半参加せられ、去る七月二日から同九日まで、鳥取、島根、山口、広島各県の農林関係事情につきまして調査をいたしたのであります。その概要を簡単に御報告をいたします。  まず鳥取県の会議におきまして問題となりました点は、一、農林漁業資金融通法につきましては、現在のところ全国的にきわめて申込みが低調であつて、特に鳥取県におきましてはきわめて申込みが少い状態であり、これにつきまして種々論議をいたしました結果、一般に対する趣旨の徹底をきわめて欠いておるという点に原因が多くあることが発見せられ、この点につ……

第10回国会 農林委員会 第49号(1951/07/14、24期、自由党)

○平野委員 米価問題が当面の重大問題となつておりまして、熱心な質疑が行われておりますが、重大問題は米価問題だけではございません。およそあらゆる国政に関する問題ことごとく重要ならざるものはないのでありますが、ことに国土の面積の八割を占めておりますところの林野の問題こそは永遠の重大問題であるのであります。特に日本の歴史が始まりまして以来、今日ほどこの問題が、国家的に見まして重大なる時期に際会しているときはないと考えるものでございます。この点につきまして、私は根本新農相にきわめて簡単に御認識と御抱負を伺いたいと思うのでございます。  最近におきまするところの日本に発生いたしまする風水害その他の災害は……

第10回国会 農林委員会 第51号(1951/08/10、24期、自由党)

○平野委員 実はただいま伺いました災害に直接は関係のないことでありますが、やはり農地の災害の問題で農地局長にちよつとお尋ねいたしたいと思います。これは鉱害の問題であります。目下特に福岡県を中心にして、石炭の被害による農地の埋没について、政府におかれて次期国会に特別の立法措置を講ずべく準備中であるということを聞いておるのでありますが、その構想の大要を承りたいことと、あわせて伺いたいことは、これはおもに石炭の問題が重点になつておるようでありますが、当然亜炭その他の金属等もこれに包含されて行くものであると考えますが、政府はその点どうお考えになつておるか、ちよつとお尋ねいたします。

第10回国会 農林委員会 第52号(1951/08/11、24期、自由党)

○平野委員 前の国会以来非常にこの問題については議論を繰返して参つておりますが、その結果明らかになつたように、木材の需給調整のアンバランスということはもう明瞭になつて、これを何とかしなければならない。農林省の方では森林法をいよいよ八月一日から施行することになりましたが、これによつて森林の供給の方は非常にきゆうくつになるわけであるから、どうしても木材の消費の節約、合理化ということが必要であります。ここで私のお尋ね申し上げたいことは、木材の節約についてはいろいろな方法が現在研究せられております。たとえば一例をあげますれば、薪炭自動車というものを今後ガソリンに切りかえて行く。これが四万台自動車があり……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 大蔵委員会 第19号(1952/02/23、24期、自由党)

○平野三郎君 私も委員外発言の取扱いに感謝いたしまして、時間がありませんので、簡單に一言だけ主税局長にお尋ね申し上げます。森林の特異性につきましては、ただいま金原君からるる説明されたところで盡きております。問題は課税上いかなる措置をとつて特に森林を擁護するかということでありますが、ただいまの主税局長の御説明のように、今回の改正によつてやや森林に対する特別措置があつたということは、私どももよく承知いたしております。しかしそれは消極的な面であつて、ひとつ何らか積極的な手を打つということはないか、この新しい構想についてお尋ねしてみたいのであります。現在の日本の森林の状態は、御承知の通り、成長量は六千……

第13回国会 大蔵委員会 第97号(1952/06/25、24期、自由党)

○平野三郎君 ちよつとお答え申しますが、資金を業者と農協等の方にどういうふうにわけるのかというようなお尋ねでございますが、これはちよつと誤解があるので、御了承願いたいと思いますことは、資金を割当てるということは全然ないわけであります。すなわちこの法律は、政府が飼料を買うことができるという法律でありまして、政府で資金を持つて飼料を輸入いたしまして、その現物をそれぞれ配給をする、こういうことでありまして、資金を直接業者とか農協とかに配分するということではないわけであります。
【次の発言】 この法律はただ、政府が食糧以外に、飼料をも輸入することができるというのでありまして、その輸入いたしました飼料を……

第13回国会 大蔵委員会 第98号(1952/06/26、24期、自由党)

○平野三郎君 ただいまの御質問は、国会の問題でありますので、提案者としてお答えを申し上げます。実は井上君外野党各派諸君の御提案の飼料需給調整法は、まつたく今日何も政策がとられない白紙の状態においてはまことに必要な法案であり、私どもも賛成をいたしておるのであります。しかしながらなるべく法律というものは、つくらない方がよろしい。できれば自由にして目的を達成することが妥当であるということは、これは野党の諸君も御同感であろうと思うわけであります。そこで私ども考えまして、要するに飼料の統制をするということは、絶対量が不足しておるからそういう必要が起るのであるから、とにかく国内で足らないままにしておいてい……

第13回国会 大蔵委員会 第99号(1952/06/27、24期、自由党)

○平野三郎君 提案者としてお答え申し上げます。この点は昨日も内藤委員からお尋ねがありまして、われわれの見解をお答え申し上げておいたのでありますが、この特別会計に改正をするということは、当然食糧管理法の法的根拠に基くものであるから、食糧管理法を改正すべきでないか、こういうお尋ねでございます。これは法理論としてはいろいろの解釈もあろうかと存じますけれども、われわれ提案者の考えといたしましては、法律はそれぞれ独立で権威を持つておるわけでありまして、食糧管理法は食糧としての法律であつて、飼料というものは副産物として出るという意味においては含んでおりますけれども、直接の対象になつておりません。しかしなが……

第13回国会 内閣委員会 第26号(1952/05/23、24期、自由党)

○平野委員 朝から熱心な論議が行われまして、すでに数時間に及び、政府側も大分お疲れと思いますが、これも本案の重要性によるところでございますので、私は前委員の御質疑とできるだけ重複を避けてなるべく簡単に若干のお尋ねを申し上げたいと思います。まず第一に、今回の政府の御提案は国会の意思を軽視しておられる点があるのじやないか。具体的なことを申し上げますと、農林省設置法案を先般政府が提案されましたときのいきさつを申し上げますと、今度の法案には農政局の中の農業協同組合部を廃止することになつている。また農地局に三部ありまするが、これがなくなることになつている。次長一人置くということになつておりますが、この前……

第13回国会 農林委員会 第4号(1952/01/31、24期、自由党)

○平野委員 廣川農林大臣は農林行政にはしろうとであつたために、多分に不安と危惧を持つておつたのでありますが、その後農林大臣としては、農林漁業資金融通法あるいは農漁協同組合再建整備法等をつくり上げ、また農林予算の獲得についても予想以上の手腕を発揮いたしまして、しろうと大臣としての杞憂を一掃したということは、遺憾ながらいささかの讃辞を呈せざるを得ないのであります。今回再び農林省に出もどることになつたのでありますが、この前のときよりは一層農林行政の複雑性と困難性は増加しておるときであります。この前の委員会におきましても、どうか快諾院不実行居士の汚名をそそいでもらいたいというような発言もありまして、い……

第13回国会 農林委員会 第11号(1952/02/29、24期、自由党)

○平野委員 先ほど委員長からも御報告がありました通り、二月七日に本委員会は、農地及び開拓地の接収及び使用に関しまして決議をいたしたわけであります。これに対して政府がこの決議を尊重し、十分適切なるところの措置を講ずるということを期待いたしておつたわけであり、ただいま大橋国務大臣からこの点について、われわれとしては満足の行く御説明がございました。しかしこれはこの委員会においていかに口先だけで言われても、事実が伴わなければ何にもならない。先ほど小笠原委員からも肥料に関連して同様な御発言がありました通り、いかにここでわれわれに満足の行くような口頭だけの御説明があつても、それが実行されなければ何にもなら……

第13回国会 農林委員会 第13号(1952/03/13、24期、自由党)【議会役職】

○平野委員長代理 この際委員長から本間政務次官にちよつとお尋ねいたします。ただいま野原政務次官から断固という非常に力強い御発言がありましたが、断固という形容詞の中に問題の急所があるわけであります。先ほど万一価格が騰貴した場合には、輸出のさしとめもあえて辞せぬというお話でありましたが、そういうことが実際にできるかどうか。今までもそういうことがたびたびありまて、ことにかつては農林大臣の同意を得なければ輸出の許可が與えられないといつていたにかかわらず、同意を得ることなしに許可したというような、まつたく違法行為の輸出もあつたのであります。これなどは当然取消すべきものであると思うが、そのときに、もうすで……

第13回国会 農林委員会 第17号(1952/03/25、24期、自由党)

○平野委員 ただいま御審議を願います森林法等の一部を改正する法律案につきまして提案理由を説明いたします。  この法律案は、去る第十国会で制定せられました森林法並びに国有林野法の一部をそれぞれ改正するものであります。  まず森林法でありますが、同法は、戦後の経済事情の変化に応じて、森林の保続培養と森林生産力の発展をはかることを趣旨といたしまして制定せられ、その円滑な運用を期して参つたのでありますが、その後の施行の状況にかんがみまして若干の改正を行う必要が生じましたので、所要の改正を行い、法律運用の完璧を期したいと存ずる次第であります。  その改正の主要な点を申し述べますならば、第一に従来森林区実……

第13回国会 農林委員会 第18号(1952/03/26、24期、自由党)

○平野委員 たいへん恐縮でございまするが、お配りいたしました法案のうちで、正誤表によりまして訂正する箇所がございまするので、御了承を願いたいと存じます。  それは第一条の中の『第百十八条の見出中「民法」を「民法及び商法」に改め、同条中「(理事の代表権等)」の下に「並びに商法第二百六十一条ノ二(取締役会社間の訴の代表)」を加え、「同法」を「民法」に改める。』この三行は印刷の間違いで入つたのでありまするが、ないのがほんとうでございまするので、これを削除するように訂正をいたしまするから、御了承をお願いいたします。
【次の発言】 委託林は国有林野法によつて委託林と簡易委託林と二つの制度があるわけであり……

第13回国会 農林委員会 第21号(1952/04/02、24期、自由党)【議会役職】

○平野委員長代理 ちよつと申し上げますが、この審議会に国会議員が入るか入らぬかという問題が今足鹿君から政府にお尋ねがありましたが、これは国会みずからきめるべきことであつて、政府に関係がないことですから、提案者からお答え申し上げるのが妥当だと思います。
【次の発言】 本日は午後一時からこの部屋で通産、建設、経済連合審査会もありますので、次会は公報をもつてお知らせすることといたしまして、本日はこれにて散会いたします。     午後一時十九分散会

第13回国会 農林委員会 第27号(1952/04/24、24期、自由党)【議会役職】

○平野委員長代理 竹村君にちよつと御注意申し上げますが、本筋の質問をお願いします。
【次の発言】 簡潔にお願いします。
【次の発言】 竹村君、今の開墾の問題はまた他の機会に十分やつていただくことにして、本筋の麦の問題について御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 本案に対する残余の質疑は次会に続行することとし、本日はこの程度で散会いたします。     午後五時二十九分散会

第13回国会 農林委員会 第32号(1952/05/09、24期、自由党)

○平野委員 この法律案はすでに前国会に提案されまして、本委員会において徹底的に質疑が行われ、文字通り愼重審議をいたしたのでありますが、今回さらに提出をせられました。前会においてもう議論が盡きておると思いますが、今回は修正された部分がありますので、先ほど提案理由の御説明がありましたが、かわつた点をこの際もう一度明確にしていただいておきたいと思います。その点だけ承つておきたいと思います。

第13回国会 農林委員会 第37号(1952/05/22、24期、自由党)

○平野委員 ただいま委員長からお話がありましたように、目下通商産業委員会で審議中の臨時石炭鉱害復旧法案につきましては、本委員会としても決議をいたしまして連合審査をいたしたわけでございます。私ほか委員各位から、種々連合審査会におきまして発言をいたしましたが、提案着たる政府の答弁は、まことに本法の施行によりまして農民の保護をする上におきましては遺憾の点が多々あり、またこれを修正すべきところも相当あるかのように考えられまするので、この際委員諸君の御賛成を得まして、本委員会の決議において通商産業委員会に対しまして、申入れをいたしたいと存じ、ここに動議を提出する次第でございます。  すなわち臨時石炭鉱害……

第13回国会 農林委員会 第41号(1952/06/06、24期、自由党)【議会役職】

○平野委員長代理 これより農林委員会を開会いたします。  昨日小笠原委員よりの御発言もありましたので、この際一言申し上げます。さきに本委員会を通過いたしました畜犬競技法案が、相当長期間にわたつて本会議に上程せられず、在荷今日まで日を送つておりますることはいかにも奇異でありまして、この点につきまして御発言があつたわけでありまするが、昨日議院運営委員会に連絡いたしましたるところ、明日本会議に上程をすることに相なつておる由でありますることを御報告申し上げます。なおこの際御発言があればこれを許します。
【次の発言】 ただいま小林君の委員長に対する御質疑に対してお答身を申し上げます。  まず第一点は、畜……

第13回国会 農林委員会 第42号(1952/06/07、24期、自由党)【議会役職】

○平野委員長代理 これより農林委員会を開会いたします。松浦委員長が本日病気のため、私がかわつて職務を行います。この機会に念のためにお知らせいたします。昨日坂田英一君外二十三名提出、耕土培養法案が本委員会に付託になりました。御承知おきを願います。これより本案を議題といたし審査を進めたいと思いますが、御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 異議なしと認めます。それでは本案の趣旨について提出者の説明を求めます。坂田英一君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明を終りました。本案に対する質疑は次会より行うことといたします。

第13回国会 農林委員会 第43号(1952/06/10、24期、自由党)

○平野委員 本法案は、開拓者が一応その基礎を確立いたしました後において、さらに営農資金の融通をはかろうとするものでありまして、開拓者に対するきわめて深い理解を持つた法案であり、もとよりこれに異議のある者はないと信ずるのでありますが、しかしながらこの法律につきましては、なお開拓行政に対する政府の熱意が徹底を欠いておるうらみを若干感ぜざるを得ないものであります。それは、開拓者は一般の農家に比較いたしますならば、やはりすこぶる脆弱な基礎にいまなお立つておるのでありまして、さらに国が強力な保護育成の措置を講じなければ、この開拓行政の全きを期することはできない。その点におきまして、問題は利率の点でありま……

第13回国会 農林委員会 第44号(1952/06/11、24期、自由党)

○平野委員 ただいま松浦委員長からお話がありました狩猟鳥獣の件につきまして、千賀康治君、その他の諸君と共同にてこの際決議の動議を提出いたしたいと存じます。  まず決議案文を朗読いたします。    狩猟鳥獣の種類追加指定に関する件(案)   狩猟鳥獣は現在狩猟法施行規則により指定されているが、荷この外にアトリ、カシラダカは稗、粟、稻穂等を食し、いづれも農作物に損害を與えるものであり、又ツグミは農産物に対する益害馴れが大であるかを判定し難い点は、一般狩猟鳥と同一である。然かもこれら三種類は皆シベリヤ方面からの渡り鳥であつて、農作物に有益な働きをする雛の育成期を遠く海外に過しているものであり、且……

第13回国会 農林委員会 第46号(1952/06/16、24期、自由党)【議会役職】

○平野委員長代理 これより農林委員会を開会いたします。  この際井上良二君より森林の虫害の問題について質疑をいたしたいとの申出があります。これを許します。井上良二君。
【次の発言】 他に御発言はございませんか――別段御発言もないようでありますから、暫時休憩いたします。     午後二時四十五分休憩

第13回国会 農林委員会 第48号(1952/06/25、24期、自由党)

○平野委員 一昨日のダイナ台風は非常な降雨を伴いまして、特に岐阜県下に対し甚大なる災害をもたらしたものであります。特に長良川が決壊をいたしまして、穀倉地帯でありますところの岐阜県の南部地帯は、目下非常な災害が進行しつつある状態であります。このほど岐阜県知事から私の手元に参つた電報によりますと、「長良川本堤五十五メートル決壊、本県海津郡一帯濁水にのまる。目下災害救助法を発動。六千二百戸、三万四千人救済中」となつておるわけでありますが、政府とせられまして、今までにこの災害について入つた情報並びにこれに対しとられた処置、また今後どういうふうに御処置あらんとするかについて、農林大臣にごく概略のお話を願……

第13回国会 農林委員会 第49号(1952/06/27、24期、自由党)

○平野委員 ただいま議題となりました農村生活改善の件は、きわめて重大な問題でありまするので、この際農林省及び厚生省のそれぞれ関係当局に対しまして二、三の質疑をいたしたいと思います。まず本年度から厚生省におきまして、農漁村の簡易水道施設事業を取上げることといたし、これに対して国庫補助をするということになつたように聞くのでありまするが、このことは農山漁村の生活改善、伝染病予防の上にきわめて重要な問題であり、農林委員会としても深い関心を拂わなければならない問題であるわけでありまするが、このことにつきまして、主管省である厚生省としては、簡易水道の現状及び将来についてどういう方針を持つておられるか、まず……


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各種会議発言一覧(衆議院24期)

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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 内閣委員会農林委員会連合審査会 第1号(1949/05/07、24期、民主自由党)

○平野委員 先ほどの坂本委員の質問と重複する点がありますので、ごく簡單にお尋ねいたしたいと思います。  第一は、土地改良事業の重大性にかんがみまして――從來五部であつた開拓局の部制をこの際全廃するというような、実に思い切つた簡素化でありますが、事柄が非常に重大でありますので、これではとうていその目的が達し得られないのではないかという危愼の念を抱きまするがゆえに、本案に対しましては賛成を躊躇いたしておつたのでありますけれども、先ほど大臣のかたき信念を拜聽いたしまして、いささか安心をいたしたのであります。しかしながら、すでに公共事業費の著しき圧縮によりまして、土地改良事業はほとんど中断のやむなきに……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 通商産業委員会農林委員会連合審査会 第1号(1952/05/14、24期、自由党)

○平野委員 今回政府から提出せられました臨時石炭鉱害復旧法案は、主として農地の被害に甚大な関係がありますので、われわれ農林委員会といたしましてはこれを重要視いたし、全会一致の決議をもつて連合審査を通産委員会に対してお願いいたしましたところ、快くこの提案をいれてくださいまして、本日ここに連合審査会のお運びをいただきましたことは、まことに感謝にたえない次第でございまして、ここに委員長並びに通産委員各位にまずもつて厚く御礼を申し上げる次第でございます。  そこで政府当局に対しまして若干の質疑をいたしたいのでありますが、その前にわれわれの前提だけを簡単に申し上げますならば、鉱業の重要であるということは……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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