熊本虎三 衆議院議員
24期国会発言一覧

熊本虎三[衆]在籍期 : |24期|-25期-26期
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このページでは熊本虎三衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

熊本虎三[衆]本会議発言(全期間)
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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第34号(1952/04/24、24期、日本社会党)

○熊本虎三君 私は、日本社会党を代表いたしましてこの法案に対して反対を表明するものでございます。われわれが安保條約並びに行政協定に反対いたしましたゆえんは、それが著しくわれわれの自尊心を傷け、講和が成立したにもかかわらず依然として占領が継続しておるの感を国民に與えることを遺憾としたからであります。(拍手)はたせるかな、ここにその行政協定に基き、最も不愉快なる刑事特別法が提案されるに至つたのであります。この法案の目的とするところは、かの戰時中多くの無事の良民を苦しめましたる軍機保護法、国防保安法の復活であり、再生でありまして国民の基本的人権を、脅すことはなはだしきものがあるのであります。本法案は……

第13回国会 衆議院本会議 第42号(1952/05/15、24期、日本社会党)

○熊本虎三君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されております破壊活動防止法案並びに他の二案、さらに提案されております修正案に反対の意見を開陳するものであります。(拍手)  本法案に対しましては、さきにわが党は数回にわたつて撤回を要求したのでありますが、政府はこれに応ぜず、強硬に提案したのでございます。そこで、わが党といたしましては、各代表が委員会においてあらゆる角度から本法案の反動性並びに危険性を指摘いたしまして、政府並びに與党の反省を促したのでありますが、政府並びに與党は、メーデーに突発いたしましたる一部分子の騒擾事件を幸いとして、しやにむに委員会を通過せしめ、本会議に持ち込……

第13回国会 衆議院本会議 第46号(1952/05/27、24期、日本社会党)

○熊本虎三君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されております労働関係調整法等の一部を改正する法律案に対しまして、原案には反対、わが党の修正案に賛成の意を表明するものでございます。(拍手)  私は、法案の内容を検討する前に、政府の提案方法について一言いたして、おきたいと存じます。この案件は労働関係の数個の法案を一括審議することになつておりまして、各法案ごとに分割して審議ができなかつたのでございます。それは政府の本法案審議に対する悪辣なる謀略といわなければならないのでございます。(拍手)それは、労調法、基準法の極端なる改悪に伴い、世論の反対をカバーせんがために、形式的な公企労法の進……

熊本虎三[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

熊本虎三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 運輸委員会 第19号(1952/04/16、24期、日本社会党)

○熊本委員 二、三御質問申し上げてみたいと存じます。従来は單に規則とか條例とかで運用されておつたものを、今回單独法をもつてこれを拡充されようということでございますが、提案理由の参考資料にもありまするまうに、これは幾多の他の機関、各法令と関係が深いわけでございます。ただいま提案されました法案の作成にあたりまして、冬関係法令はもちろんでございましようが、何か機関との御連絡、了解の上、原案を作成されたかどうか、その点についてまずお尋ねしてみたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明でその面は了解いたしましたが、あとは運用上の問題だろうと思いますので、運用にあたつてもさらに御留意を願うようにお願……

第13回国会 運輸委員会 第20号(1952/04/17、24期、日本社会党)

○熊本委員 本法案に直接関係はありませんが、やはり自動車輸送に関する関連質問といたしまして、特にお許しを願いたいと存じます。その一つはナンバーの更新の問題ですが、この問題で業者は非常に悩んでおる実情でございます。終戦後すでに三回ナンバーのとりかえをされておるわけでございますが、ことに今回のナンバーとりかえに対する料金が、四百円徴收されることに相なつておるということでございます。この問題につきまして業者の言つておることを聞きますれば、官庁の機構改革に伴つて、これが何回となく行われるということであります。しかもそのナンバーの販売は、たとえば東京におきましては整備懇話会という代行機関があつて、これに……

第13回国会 運輸委員会 第22号(1952/04/21、24期、日本社会党)

○熊本委員 この法案について少しお聞きをしたいと思いますが、一つはこの理由説明の中に「木船は通常機帆船と称せられ、燒玉機関を装備する」ということが書いてありますが、一方要綱の方には、機関のない、單にろかいで運転するというようなことが書いてあります。これはどつちがほんとうなのか。私しろうとだからよくわかりませんが……。
【次の発言】 次にお聞きしたいことは、回漕業者に大体関係があるという説明でございますが、回漕業者の荷扱い以外の直接船主であり業者であるものが、荷を扱つているものがありはしないかと思うのですが、そういうものはないかどうか。もしありとすれば、数の比例等を知らせていただきたい。

第13回国会 運輸委員会 第23号(1952/04/22、24期、日本社会党)

○熊本委員 二、三点お伺いいたしておきたいと思います。第一には最近観光ホテルの認可を受けたいという希望者が非常に多いということでございますが、それについて申請のあつたものの数、それがわかつておればそれをお知らせ願いたい。それからその申請に対する査定許可等の処置は、どこでやつておられるかということを承りたい。
【次の発言】 次にお尋ねいたしたいことは、先ほどからいわゆる観光客誘致の建前から、いろいろと熱心に質問が行われましたが、私は現在この法律によりまして受けている補助の程度、言いかえまするならば耐用年数が一般的なものより非常に減殺されているので、これが所得税に関する減価償却の面から行きまして、……

第13回国会 運輸委員会 第24号(1952/04/23、24期、日本社会党)

○熊本委員 関連して質問いたします。先ほど来何回かこの問題については質疑があり、ただいまの滿尾委員からの御質問で、大体焦点が出て来たと思うのですが、私の聞きたいと思うことは、国策上、観光客招致の問題は非常に重大でありますので、この奨励についてはだれも異論はなかろうと思う。しかるにこの整備法によつて、助成方法によつて減税して、これを保護援助しようという建前が、そもそも明確でないと思う。そのために先ほどの質問を聞いておりますと、どうしても耐用年数が長いとか短かいとかいう議論になつておるのでございますが、耐用年数が長い短かいということは、ひとりホテルばかりに適用されるものではない。従つてホテルに関す……

第13回国会 運輸委員会 第25号(1952/04/24、24期、日本社会党)

○熊本委員 この問題の大体の提案の理由といたしまして、海上機帆船の輸送について、これを一定規正し、そうして円滑ならしめようとする精神につきましては、私も賛成でありますが、しかしこの実態といいますと、説明者のお話にもありましたように、回漕業者と單なる運航業者とが、その識別がはなはだ複雑でございまして、その点が明確になつておらない合せ兼ねておる者もあり、あるいは一方のみを経営しておるという状態でございますので、これが規正あるいは円滑なる運用については、相当の考究を要することだと思いまするが、それに対して本案によりますれば、その点が明確になつておらないうらみがあるのであります。従つてこの点に関する法……

第13回国会 決算委員会 第10号(1952/04/15、24期、日本社会党)

○熊本委員 初めて出て来ましたので、なかなか情勢がわかりませんで、愚問かもしれませんが、ただいまの質疑応答を聞いておりまして、なるほど理由としては、予備費から支出されたものの案件でございます。そこで支出の分だけを説明されて、ここに承認を求めようとされておると思うのです。ところが、質疑応答の中で、たとえば外国為替特別会計の問題につきましても、それから競馬の予備費の支出につきましても、これは収支のバランスをとれば、必ずしも予備費を支出しないでもいいと思う。そういうことについては、こういう案件について何か参考資料として、支出の結果をわれわれに知らすというような親切なことがあれば、質疑応答をしなくても……

第13回国会 決算委員会 第14号(1952/05/14、24期、日本社会党)

○熊本委員 せつかく検査院の報告書が出ておるにかかわりませず、私まだ詳しく拝見する機会を得ておりませんので、はなはだ申訳ないと存じますが、大綱について御質問を申し上げたいと存じます。  大蔵次官の先ほどの説明と、検査院の報告とを受けまして、私は大蔵政務次官に質問したい、かように思つておるのでございます。政務次官の報告を見ますと、国民経済の安定を強化し、さらに再建復興のために諸施策を積極的に実施するというように、まことにもつともなことだけを書いてあります。しかるに、ただいま会計検査院長の報告によりますれば、大綱としては、次官から報告があつた通りであろうかと存じますけれども、その具体的運用の面にお……

第13回国会 決算委員会 第16号(1952/05/21、24期、日本社会党)

○熊本委員 ただいま上程されました案件につきまして、いろいろ審議の余地はまだ私どもとしては残つておるとは存じますが、総括的に見ますれば、ただいま改進党から御発言のありましたように、承認することができないわけでございます。と申しますのは、一般の予算執行にあたりまして、総括的のことは別といたしましても、会計検査院から指摘されておりまする不当支出につきましては、これは政府は大いに陳謝し、もつて将来に処するの心構えがおのずからなくてはならないと考えております。この前の委員会でも、ちよつと私発言いたしましたが、政府のこれに対する説明は、日本の再建復興のために、誠意、熱意をもつて予算の執行に当つたというこ……

第13回国会 労働委員会 第11号(1952/04/26、24期、日本社会党)

○熊本委員 先ほど労働大臣から御報告のありました事件について、二、三御質疑をいたしたいと思います。まず第一に、十八日のゼネストにつきまして簡単な御報告がございましたが、新聞紙等の報ずるところによりますれば、百数十万を突破したというような報道が大々的になされておるわけでございますが、先ほどの報告によりますと、あまり大したことのないような御説明でございます。そこで今刷りものがあればけつこうでございますが、もしないといたしますれば、それに参加いたしました各業態別、ストの種別を全部書類によつて提出していただきたい、かように考えますが、その書類ができておりますかどうか。

第13回国会 労働委員会 第15号(1952/05/17、24期、日本社会党)

○熊本委員 数日間にわたり、あらゆる角度から御質疑がございましたので、なるべく重複しない範囲でお尋ねをしたいと思います。特に労働大臣に冒頭お聞きしておかなければならないことは、労働関係法は保護法であるか規制法であるかということであります。私どもは言うまでもなく労働関係法、保護法であるという観点に立つて論じたいと思つておるのでございますが、労働大臣はいかがお考えになつておるか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの答弁によりまして、大体労働問題の保護立法であるということをお認めになりました。ただ調整法は文字の示すごとくに、これは調整するにはおのずから一定の限度があるというふうにお話に……

第13回国会 労働委員会 第16号(1952/05/21、24期、日本社会党)

○熊本委員 岡本君に二、三伺つておきたいと思います。それは第五條の問題について削除を主張されておるわけでございますが、なるほど組合の立場ではそうだと思いますけれども、これについての字句修正を根本的にやれば、大体において了解ができるのじやないかと私は思うわけですが、その点をお伺いしておきたいと思います。この法律では「労働組合を結成し、若しくは結成せず、又はこれに加入し、若しくは加入しないことができる」などと書いてありますので、これを根本的に修正して、精神だけをうたえば削除しなくてもいいのじやないかと私は考えるのです。その点について伺いたい。  それから第七條の管理及び運営に関する事項ですが、問題……

第13回国会 労働委員会 第17号(1952/05/22、24期、日本社会党)

○熊本委員 この前私が資料の提出方をお願いしておつたのですが、まだ私の手元に参りませんので、それに関する部分は次会まで留保させていただきたい。そのことを前もつてお断りしておきます。  まずお尋ねしたいことは、特別調整委員任命の問題であります。これは公聴会等でもいろいろ意見が出たようでありますが、現在の中央労働委員会の強化によつて、屋上屋を架するがごとき調整委員というような特別なものを任命する必要はない、こういう意見が強いようでありますし、私自身もまたそう考えておりますが、あらためて大臣の御答弁を求めたいと存じます。
【次の発言】 そうなつて参りました場合に、どうしても現在の中央労働委員の機能及……

第13回国会 労働委員会 第18号(1952/05/23、24期、日本社会党)

○熊本委員 私資料を要求しまして、昨日もらつたわけですが、なおこの資料に基いて、二、三お尋ねしたいと存じます。  それは協約締結に関する問題でございます。この資料を見ますと、二十六年末の表によりますれば、まだ五〇%の締結しかできておらない。その後相当増加しつつあるという報告でございますが、その後の状況がわかつておれば承りたい。推定でもけつこうです。
【次の発言】 次に、私の一番ねらいといたしておりました改訂交渉の期間でございますが、それに対しては、資料がはなはだ少いので残念に存じますけれども、これもやむを得ないといたしまして、ここに示されております十七組合の交渉状況によりますと、期間一箇月で締……

第13回国会 労働委員会 第19号(1952/05/24、24期、日本社会党)

○熊本委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま審議中の労働関係調整法等の一部を改正する法律案に関する件に対しまして、原案に対しては反対、わが党修正案並びに森山君及び青野君提出の修正案中わが党の修正と同一のものに対しては賛成し、その他の修正部分に対しては反対の意見を述べたいと思います。  第一に申し上げておきたいことは、御承知の通り労働三法というものは、その立法の精神におきまして、これは労働関係に関する保護立法でなくてはならないのでございます。しかるに今回提案されました労働関係調整法等のごときは、まつたく労働階級を規制し、労働者を圧迫するための改悪でありまして、断じてわれわれの承服できな……

第13回国会 労働委員会 第20号(1952/06/09、24期、日本社会党)

○熊本委員 二、三点お尋ねいたします。  第一には今の国鉄の問題ですが、青野君からいろいろお聞きに皆著たが、それについて労働大臣が非常にお骨折りになつておる、こういうことでございますから、まことにけつこうでございますが、問題は時日があまり長びいておるので、特にお急ぎを願いたいと思うのでございますが、それに関連いたしまして国鉄は昨年のベース・アップのときのいきさつもあるかもしれませんが、当初より一年を通じて。五の賞典を見積つておる。しかしこれからの成績は、どうなるかということについて、相当の見通しが大事であろうと思う。そこで私はお尋ねいたしますが、これはちよつと労働大臣だけでは困難だと思いますけ……

第13回国会 労働委員会 第21号(1952/06/11、24期、日本社会党)

○熊本委員 本請願の要旨は、川南工業株式会社香鹿島造船所の融資をめぐる紛争の結果、昨年二月に工場閉鎖となり、従業員四千四百名は全員解雇され、その大部分の者とその家族は路頭に迷つている。一方川南氏は追放解除とともに社長に復帰したが、現在に至るも事業は始まらず、募集にも偽りがあつて応募する者もなく、また船主団工事に対しても暴力をもつて出港を妨害し、大阪地裁で行われた裁判で、退職金額が決定したにもかかわらず、一月末の三千五百万円は支払われる見込みが薄い。ついては川南工業をめぐる事件に対して、国会の責任において現地調査を行い、現在の失業者の生活保護、救済、就業につき善処されたい、また元従業員を中心とし……

第13回国会 労働委員会 第23号(1952/06/19、24期、日本社会党)

○熊本委員 先ほどの柳澤委員の組織構成に関する質問についての関連質問でありますから、私の持てる他の質問は次期に譲らしていただきたいと思います。  この質問に入る前に、議事運営について委員長に念のためお尋ねをいたしておきます。関連質問とは要するに質問者の質問内容についての関連について質問をするのであつて、その質問内容が他にかわつて参りまするその以前において関連質問は許さるべきが当然だと考えておりますが、先ほどの委員長からの内々の友誼上の問題もございましたからこれは多くは言いませんけれども、念のため島田委員長から御答弁を願いたいと存じます。  それから先ほどの構成内容についての質疑が行われましたが……

第13回国会 労働委員会 第26号(1952/06/30、24期、日本社会党)

○熊本委員 二、三点御質問を申し上げたいと存じます。大体基本的にはよいと思いますけれども、いろいろこれに関する御意見等もあるようでありますから念のためあらためて関係者の御意見を拝聴しておきたいと存じます。第一には、本法の第六條による認可、許可の問題でございますが、これは従来は地方の自治体の長がこれをやることになつておつたものを、本法によりますれば、労働大臣がこれを許可する、こういうことになつておる。このことが何か許可、認可の制を中央に集約してやるということは、地方事情の関連とにらみ合せて妥当であるかどうか、こういう御意見があるようでございます。その点について、原案において労働大臣の認可制にする……

第13回国会 労働委員会 第30号(1952/07/30、24期、日本社会党)

○熊本委員 ただいまの動議についてはもちろん異議もありませんし、手続等について委員長にお願いすることも異議はございません。ただ一言の希望を付しておきたいと思いますことは、これは御承知の通り非常に重要であり、特に労組関係におきまして最大の関心を持ち、これが無事通過を希望する向きが非常に強いのであります。従つてこれが継続審議になりました限り、来るべき国会に際しましては、何をおいてもこれを優先審議の上、労組関係の希望のように早くこれを決定するようにおとりはからいのほどを希望を申し上げておきたいと思います。


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各種会議発言一覧(衆議院24期)

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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 法務委員会労働委員会連合審査会 第2号(1952/05/07、24期、日本社会党)

○熊本委員 法務総裁がおられませんことは、はなはだ残念でございますが、前もつてお断りをいたてしおきます。それは私の質問の内容は、当然労働行政と本法の関連性を重点として、お尋ねするわけでございます。しかしながら何といいましても、立法の方針やあるいは運用について論究しなければ、関連性が明確にならぬわけでございまして、これを労働大臣の専門的な立場からだけ質問をすることは、非常に困難でございます。従いまして吉武労働大臣は、その専門的な大臣としての立場と、国務大臣としての政府を代表する立場と、両方の意味において御答弁を願いたい。もし専門的な法務総裁でなければ答弁のできざるものは、法務総裁がお見えになつて……

第13回国会 労働委員会公聴会 第1号(1952/05/19、24期、日本社会党)

○熊本委員 細川さんにちよつとお尋ねするのですが、先ほどから緊急調整は現状においては一応必要であろうというお話でございました。そこでお尋ねいたしたいことは、たとえば従来ありました十八條の調停による冷却期間を十五日にする、さらにこれに却下権を與えた理由は、結局三十日間の冷却期間を置いても、その原因がどこにあつたかは知りませんが、いずれにいたしましても、争議権の発生したその瞬間でなければ問題が片づかない。だから従来は罷業権獲得の方法として調停申請がなされるきらいがあつた。従つてこれを却下する制度を設け、それから三十日というものを十五日に減らすという十八條の改正條文が出ておるのでございますが、それと……

第13回国会 労働委員会公聴会 第2号(1952/05/20、24期、日本社会党)

○熊本委員 藤林先生にお尋ねします。さつき藤田君から調停要求及び調停期間、さらに諾否期間の平均数字が出ました。これは間違いはないと思いますが、あらためて公益委員のあなたからお尋ねしておきたいと思います。  それからもう一つは、あなたの御意見は体験上、しかも良心的にお話くださつて非常に参考になつたわけでございますが、ただ最後に、労使双方ともという冷却期間の問題でお話があつたのですけれども、私がちよつと納得しかねるのは、すべて物事は対等の立場に立つてものが論じられなければならない、しかるに最悪の事態の労組の罷業権を制約しておいて、そうして問題の進捗があるということは、私どもなかなか簡単に了承ができ……



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データ更新日:2023/02/05

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