このページでは寺島隆太郎衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○寺島委員 郵政大臣に伺いますが、ただいま御提案に相なりました放送法第三十七条第二項の規定に基き、国会の承認を求めるの件につきまして、高瀬郵政大臣に二つの点について基本的な線を御説明願いたいと思います。 第一点、高瀬郵政大臣は御提案の案件の意見書の中において、しかもとうとう四行を費して明確に、電波法及び放送法はその立法の立場に立つて、民営及び日本放送協会の二者並立すべき問題であるということを御肯定になつておるのであります。さらに加えて日本放送協会に対しては、あまねく日本全国において受信出来るような放送を行うことを使命としておるものであるということを述べておる。ところが私は電気通信委員会は、終……
○寺島委員 この前はきわめてソフト・フォーカスにお尋ねいたしましたが、国会議員たること七年間、実は農林委員会と厚生委員会以外に経験を持たざる余輩が、かかるふなれなる委員会において質問いたすということは、テレビジヨンを日本に現出せしむべしというきわめて重大なる段階なるがゆえに、あたかも前週末来きようまで農林委員会がちようど休会をいたしておりましたので、その間心配のあまり、与党議員の理由をもつて来たのでありますから、高瀬大臣といたしましても率直明快なるお答えを願いたい。しかも率直明快なるお答えの裏口には、吾人はきわめてしろうとであつて、テレビジョンを大臣は見たかどうか知りませんが、NHKのテレビジ……
○寺島委員 提案者を代表いたしまして、一言飼料需給安定法案提案理由の説明を申し上げます。 ただいま議題と相なりました飼料需給安定法案に関して、提案の理由を御説明申し上げます。 飼料の国内需給の現状を見まするに、供給量は需要量に対しまして相当の不足を告げておりますために、その格価は必ずしも低廉とは申せないのであります。特に一部の主要飼料については、生産と消費との時期にずれがあつて、価格の季節的変動が著しいのであります。また、飼料の輸入に関しましては、国内価格の安定に欠くるところがあつて、民間輸入は至つて低調な状況であります。しかして、畜産業の現状よりいたしまするに、専業者はもちろん、一般有畜……
○寺島委員 農家に積極的に家畜を導入して有畜営農を普及奨励して参りますることは、一方におきましては、土地の生産力の維持、増進に資するとともに、農業経営の改善と安定をはかることになり、また他方におきましては、動物蛋白質並びに脂肪資源の供給を増大することによつて国民の食生活の改善に寄与することができるのでありまして、このためにすでに御承知のように農林省におきましては、米麦等の主要食糧の増産計画と並んで家畜の飛躍的な増加をはかりますとともに、わが国の農家の約半数に及ぶ無畜農家にすみやかに家畜を導入いたしますため、とりあえず昭和二十七年度より有畜農家創設要綱によつて家畜導入資金の融通とこれに対する国の……
○寺島委員 私は、日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の行為による特別損失の補償に関する法律案に対しまして、以下順を追つて政府委員並びに参考人にお尋ねをいたしてみたいと思うのであります。本法案は無過失責任による損害補償を新たに立法化いたしました、考えようによつては劃期的な法案であると考えるのでありますが、本法案運用の上に、これを圧縮して解釈をするのと拡張して解釈するのとでは、その間に天地雰壌の差が存在するであろうと思います。 本法はかかる法律的な背景を持つて水産委員会並びに農林委員会に付議せられました。ただいま三参考人からるるたる御説明を承つたのでありますが、今日までこのお三方以外に間接被害に……
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