このページでは今村忠助衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○今村忠助君 ただいま議題に供せられました昭和二十六年度及び昭和二十七年度衆議院予備金支出の件について御説明いたします。 昭和二十六年度衆議院予備金のうち、昭和二十六年十二月九日までに支出された分については、すでに第十三回国会において御承諾を得ておりますからこれを除き、今回御承諾を得る分は、その後支出された六百四十八万千七百六十二円と、昭和二十七年度衆議院予備金のうち、昭和二十七年十月二十三日までにおいて支出された百三十六万八千円であります。その費途は、予備金支出の報告書に詳記してあります通り、昭和二十六年度の方は、在職中逝去されました議員の遺族に対して贈つた弔慰金と、議員会館会議室等の営繕……
○今村忠助君 ただいま議題となりました、自由党、改進党、両社会党、各派共同提案に基きます海外移民促進に関する決議について説明致します。 まず第一に案件を朗読いたします。 海外移民促進に関する決議案 平和的独立国家として国際社会に復帰したわが国は、今や再び海外移民の道がようやく開かれる段階に至つた。政府は、国民のし烈なる海外移住の要望に応え、すみやかに総合的海外移住対策を樹立して、工鉱業者・農漁業者その他産業技術者等の海外移民を促進し、世界各地の産業振興並びに未開発地域の開発に協力し、もつて人類の平和と幸福と繁栄とに貢献するよう努力すべきである。 右決議する。 この提案の理由につきま……
○今村忠助君 ただいま議題となりました、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案について、提案の理由を簡単に御説明いたします。 本案は議院運営委員会において立案したものでありまして、今回内閣総理大臣を初め国家公務員の給与が改訂されるにあたり、これに対応いたしまして、この改正案を提出した次第であります。 まず歳費について申し上げますれば、議長は従来通り内閣総理大臣及び最高裁判所長官と同額、副議長は国務大臣と同額とし、議員は、国会法第三十五条により、一般官吏の最高のものより少いことはできませんから、各省次官の俸給に比較いたしまして七万八千円といたしました。また議員秘書の……
○今村忠助君 ただいま議題となりました裁判官弾劾法の一部を改正する法律案につきまして御説明いたします。 本案は議院運営委員会において立案したものでありまして、裁判官訴追委員会は、その取扱い件数が開庁以来年々増加の傾向にありますが、現在は参事定員二名でありまして、事務処理上支障を来すおそれがありますので、弾劾裁判所と同様、参事三名にしようとするものであります。何とぞ御賛成願います。
○今村委員 動議を提出いたします。理事の互選はその数を五名とし、選挙の手続を省略して、委員長において指名されんことを望みます。
○今村委員 先ほど来各委員の質問に答える政府当局の答弁を聞くと、どうもはつきりしないのであります。つまり数量の度合いに対して、国民の声の程度であるというような御答弁のようでありますが、私はそういう問題でなくて、日米安全保障条約というものは、それ自体が日本に再軍備する形というものを認めておらぬ。と言うと簡単な言い方でありますが、この日米安全保障条約の間には、日本の憲法を改正して軍備を持つというようなことは、不可能であるというふうに考えるのであります。そして今国会の承認を受けて日本は国際連合に参加しようとしておるのでありますが、国際連合に参加できる機会があれば、これはもう当然国際間の義務として、日……
○今村委員 条約局長にちよつとお尋ねしておきたいのでありますが、日華平和条約第三条に、将来特別とりきめによつて相互の財産請求権の問題が決することになつておるのでありますが、このとりきめによるかよらぬか、むしろその以前のものであるから別に考えるベきだと思う者に、つまり台湾人にして当時日本人であつて、軍人となつて戦闘に参加し、中には戦死しておる者さえあります。ところが実際軍隊に入つておるときの俸給も払つておらぬし、日本人として戦死しておるのに、それに対してのしかるべき待遇もしてない。実際日本人としての義務を果したのに、国はそれに対して何もしてないという者が残つておるのであります。これに対して条約局……
○今村委員 私は昨年暮れ、本会議に移民促進に関する決議案を上程し、その説明に当つたものでありますが、実はこの外務委員会でさきにぜひ移民に関する小委員会を設けてほしいということを申し出まして、適当な時期にこれは設けていただけるよう私は了承しておるのであります。今いろいろお話を聞きますと、いよいよ独立後の日本として、新しく移民問題に取組まなければならぬ時期が来たと思うのでありまして、ぜひひとつ小委員会を設けてほしい。ことにアイゼンハウアー元帥は、その教書の中で、移民法を改正する用意があることも明らかにしたようでありますし、ブラジルはアマゾン並びに松原移民に対する大統領の許可といいますか、国策的なも……
○今村委員 実は大臣にも出てもらいたかつたのでありますが、所用があればいたし方がありません。さきにもちよつと私簡単な質問をしたのでありますが、要するに独立後の移民問題は、簡単に申して一切まき直すといいますか、出直さなければならない立場にあると思うのでありまして、これは昨年の暮れ、各党派の共同によつて、移民促進決議案というものを議決いたしてあるのでありますが、政府の側の移民に対する諸般の立場といいますか、それぞれの点をひとつお尋ねしてみたい、こう思うのであります。 まず第一に、敗戦によつて一度出直さなければならない移民問題を、政府はどのように考えておるか、たとえばアメリカは、御承知の通り、移民……
○今村委員 今の御答弁を聞いていると、どうもふに落ちない点がある。一体日本は独立国であるのかどうかを疑うくらいな感じが起る。独立国なら敵国が入つて来れば、当然しりぞけるだけの決意が政府になければいかぬと思う。それがぼかされているのは、日米安全保障条約というものがあつて、それによつてアメリカがこの仕事を担当しているのだ、そしてそれに基いて処置がなされて来たからだと私は想像していた。こういう問題に対して日米安全保障条約はどう規定しており、それによつてどういうような細部のとりきめがあるのか。この点を明らかにしてもらわないと、その都度起きて来た問題を漫然とアメリカにまかせておくと占領時代と同じような気……
○今村委員 ブラジルでは来年独立四百年祭をするというので、すでにいろいろの準備が始まつておると聞いております。現に日本系市民とでもいうか在留邦人が一億からの金を集めて、この独立祭にいろいろ準備されておるものに協力する。計画は何でも五十種類にわたるいろいろの会議、あるいはスポーツの大会、博覧会等がされるのだそうであります。しかるに御承知の通り、ブラジルには戦時中日本が勝つたといい、負けたという、勝組、負組というものができておつて、最近その軋轢等も順次なくなりつつありますが、この独立四百年祭に際しても、多少その軋轢が実際現われて、一応計画したサンぱウロ州の議員をしている田村氏の案というものは、結局……
○今村委員 私は昭和五、六年ごろブラジルを見たのでありますが、当時外国から合せて七、八万からのコロニーが入つておつたのであります。これらは主としてコーヒー園の除草、実取りの仕事をしておつたのでありますが、現在これにかわる移民とでもいうものはどこから入つているか。従来二、三年契約で入つたコロニーの仕事というようなものは以前通りで、やはり短かい期間の契約でやつているものかどうか。つまり簡単に言つて、コロニーの仕事の内容とか契約方式はどうなつておるか。 第二段には、日本人でブラジルに土地を持つておつて、日本に不在地主となつている人が相当あると思うのですが、これらの人々の土地が戦争を通してどうなつて……
○今村委員 これは衆議院だけの問題ですから……。
【次の発言】 これは議院の構成だから、先にすべきでしよう。
【次の発言】 それに関連して、議員としての希望ですけれども、当日自動車を持つていない人のために、国会から皇居までバスを出してもらいたいという希望があります。それは、議員がこちらに集まつて、ここから出していただきたい。
○今村委員 庶務小委員長の私が遅れて申訳ございません。実は陳情団につかまえられて、ちよつと遅れたわけでありますが、この点は事務総長にも連絡いたしまして、庶務小委員会できまつたことを、ひとつ議院運営委員会にかけたいという打合せをしてあつたわけであります。たまたま私が陳情団につかまつて遅れたため、かような結果になつたので、先ほど来老練な土井氏から説明のあつた通り、庶務小委員会では、従来のベース・アツプの場合と同じように扱いまして、各会派の御了解を求め、庶務小委員会の案として十日ここに出した次第でございます。計算の基礎は、一応こういう形でありますけれども、それは行政関係の方で決定をしてないことでござ……
○今村委員 これは定員はあるのですか。
○今村委員 この際ちよつと御報告申し上げます。先ほど庶務小委員会を開きまして、前から懸案になつておりました、参議院の記章をぜひかような形のものにきめたいというので、向うから要望して参りました。見本がここにございますが、大体衆議院のものと同じ形で、色は水色と申しますか、このような色でございます。庶務小委員会では、大体これならよかろうということになつたわけでございます。
○今村委員 十五分くらい。
○今村委員 お手元にある二つの刷りものをごらんいただきたいと思います。去る十九日、庶務小委員会におきまして事務担当者から説明を聞きまして、庶務小委員会としては決定したのでありますが、要するに、一般公務員の給与の改訂に伴うものでございまして、特別にこれが取扱われておるわけではありません。従つてここにあります通り御決定いただきたいと思うのであります。
【次の発言】 国会職員関係も同様でございます。これだけが特別に扱われておるわけのものではございません。
【次の発言】 これは庶務小委員会のときにも問題が出まして、当時院の側からも説明を聴取したのでありますが、ある一定の方式に基いてきまつたものに、従来……
○今村委員 それではこの際、昭和二十八年度国会関係の予算要求主要事項というのをごらんいただきたいのでございます。庶務小委員会担当の予算関係の政府との折衝の経過並びにその結果をちよつと簡単に御報告申し上げます。 福利関係として一覧表になつておりますが、その次には、施設関係が一覧表になつております。庶務小委員会においていろいろ折衝いたしました結果、一応認められたものが以上の一覧表になつて予算に計上されることになつたのでありますが、われわれ庶務小委員会としては、このほかに福利関係では、滞在雑費を増額してほしいということがございました。これは折衝の結果、一応保留になりまして、前年通りということになつ……
○今村委員 再質問は、持時間の四十分以内でやつてもらいたいと思います。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。