このページでは有田二郎衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○有田二郎君 ただいま議題となりました一般職の職員等の俸給の支給方法の臨時特例に関する法律案の提案理由並びにその内容の大略を御説明申し上げます。 御承知の通り、現行の一般職の職員の給与に関する法律では、俸給の支給方法は月二回払いとなつております。特別職の職員の場合におきましても、大体一般職の職員の例にならい、またはこれを準用しておるのであります。このたび公務員諸君の家計支出の現状並びに諸般の実情にかんがみ、本年十二月分に限りこれを一回払いとし、十二月の上旬に支給する必要を認めまして、ここに本法案を提出した次第であります。何とぞ御賛同をお願い申し上げます。(拍手)
○有田二郎君 ただいま議題となりました、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案並びに特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、人事委員会における審議の経過並びに結果の大要を御報告申し上げます。 まず一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について申し上げます。 御承知の通り、政府職員の現行給与は昨年十月から実施されたものでありますが、その後における民間給与及び家計費等の上昇の事情にかんがみ、この際政府職員の給与引上げの必要を認め、本年八月一日付で人事院が勧告いたしました給与改訂案につきまして慎重な検討考慮を重ね、最近における民間給与、家計費……
○有田(二)委員 いや決議案は違いますよ。
【次の発言】 これから調査して行くとうらのだから……。
○有田(二)委員 人数が少し多過ぎはしませんか。
○有田(二)委員 ただいま石田君からお話がありましたが、それは議員の常識で判断してやるべき問題であつて、あまりに逸脱するという場合は、これは御了承願わなければならぬ。議員の常識に基いてやつていただくことで、議長をそこまで制約することはどうかと思います。
【次の発言】 これは井出君が説明をされたら、その中に与党に対する攻撃もあるだろうと思います。従つて、自由党から反対、またそつちから賛成というようにやらないで、井出君の説明だけで中間報告を聞く、またそれ以上もめて来れば話は別として、中間報告をするという意味合いからいつて、井出君が説明して、太田委員長がそれに対して中間報告をするというところでどうで……
○有田(二)委員 十分くらいにしたらどうか。
○有田(二)委員 各党の意見は大体終つたようです。いろいろ意見もあることと思いますが、野党から非常に強く要望されておる点であるから、われわれも異議なくこの議題を採択すべきであると思います。この点、委員長においてお諮り願いたいと思います。
○有田(二)委員 法案の委員長報告をできるだけ簡潔にしていただくことと、両漁案の質疑もできるだけ時間を短縮しやてつていただきたい。
○有田(二)委員 第一の、緒方国務大臣及び戸塚労働大臣の綱紀粛正に関する緊急質問は、労働委員会などで質疑応答なりして聞いていただくことにしてもらいたい。こういう問題を一つ一つ本会議でやることは、決して望ましい慣例でないと思う。この点はひとつ御撤回願いたい。それから田中君の方の、稻村順三君提出にかかる対日援助費に関する岡崎外務大臣の発言に関する緊急質問は、わが党としては、一応これは調査いたしたいと思いますので、次の機会にお譲りをお願いたい。
【次の発言】 春日さんからお話がありましたが、吉武さんからの労働委員会の質疑応答の話を聞いても、われわれ常識で考えても、こういうことを本会議でおやりにならぬ……
○有田(二)委員 田中さん、土井さんからいろいろお話があつたけれども、これは国会の運営上、野党としてもいろいろなかけひきもあるでしようが、こういつた問題を出して来るとお互いにおもしろくない事態が将来に起る。やはり、どうしても強引に野党としてがんばらなければならないということは感ぜられるけれども、議運にかかれば、もちろんそれを本会議に持つて行くのが議運の仕事ではある。けれども、議会運営の建前からいつて、双方に主張がある問題ですから、何とかお取下げを願えればお取下げを願いたい。最後のお願いをしてみたいと思います。
【次の発言】 田中さん、あなたの方は質問もありますので、ひとつよくお考えを願つて、十……
○有田(二)委員 われわれも椎熊君の御意見に賛成するにやぶさかではありませんが、これはほかの法案と違いまして、実は解散をかけての決議案が野党三派から提出されている。いつもの問題なら小会派で話合いがまとまつたものについてやつていただくということはけつこうなのですが、この際はまつたく解散の算が非常に多い内閣不信任決議案でありますから、自由党としては中山マサ君をやめさせることには異議はありませんが、同時に、この際はすつきりした形で、改進党、社会党両派、自由党一人というところでお願いしたい、こうわれわれは考えております。
【次の発言】 そうです。
○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。 この際一言ごあいさつを申し上げたいと思います。 このたび、はからずも諸君の御推挙により人事委員長に就任いたすことになりましたことは、まことに光栄でありますとともに、責務の重大なることを痛感いたすものであります。まことにふなれでありまするが、また知識も乏しいのでありまするが、諸君の御協力と御指導によりまして、大過なく任務を遂行いたしたいと思います。簡單でありまするが、委員長就任のあいさつにかえる次第であります。(拍手) まず、諸君の議席の件についてお諮りいたしたいと思います。諸君の議席は、必要のあるときは委員長において随時これを変更し得る……
○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。
まず国政調査承認要求に関してお諮りいたします。諸君御承知の通り衆議院規則第九十四条によりまして、会期中に限り各常任委員会は議長の承認を得て、所管に属する事項の国政に関する調査をし得ることとなつております。当委員会におきましても、調査する事項を公務員の給与に関する事項とし、公務員の給与の適正をはかる目的のために、調査の方法は関係各方面よりの説明並びに意見聴取及び資料の要求等といたしまして、議長に対し国政に関する調査の承認を要求いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつてさように決定いたしました。……
○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。 議事に入る前に、まず御報告いたします。去る二十四日、人事院より一般職の職員の給与に関する法律第二条第三号及び第六号の規定による勤務地手当の支給地域の区分に関する勧告が、国会に提出せられました。 また昨二十七日、国家公務員法第二十三条の規定に基いて、人事院より一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する必要を認めて、その意見を国会に申し出ました。 また去る十一日の委員会におきまして、皆様の御賛成を得て議長に承認を要求いたしました国政に関する調査の承認要求に対しましては、十二日、議長はこれを承認いたしました。 以上、御報告いたしておきま……
○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。 議事に入る前にまず御報告いたします。本三日、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第一二号の審査が当委員会に付託となりました。また去る十一月十四日以来開かれておりませんでした国鉄裁定問題に関する労働委員会との連合審査会は、明日午前十時より開会される予定になつておりまするので、質疑のある方は御出席願いたいと思います。以上御報告申し上げておき産す。 ただいまより、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第一二号を議題といたします。まず政府側より提案理由の説明を聽取いたします。緒方官房長官。
○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。
ただいまより一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、
内閣提出第一二号を議題として質疑に入ります。質疑は通告の順序によりこれを許します。小松幹君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は公報をもつてお知らせいたします。本日はこれにて散会いたします。
午後二時三十九分散会
○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。
議事に入る前に、まず御報告いたします。去る六日、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十六号の審査を本委員会に付託されましたので、御報告いたしておきます。
まず公述人の選定に関してお諮りいたします。明十日午前十時より、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして公聴会を開きますので、出席して意見を述べていただく公述人を選定いたしたいと思いますが、これは委員長及び理事に御一任願つておきたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつてさように決定いたしました……
○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。
ただいまより一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十二号及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第一六号の両案を一括議題として質疑を継続いたします。
つきましては、昨日の公聴会において館委員の質問に対し、天野官公労組協議会議長より、人事院において官憲から弾圧を受けた云々の言辞がありましたが、これに対して人事院側の言い分を承りたいと思います。浅井人事院総裁。
【次の発言】 それでは質疑を継続いたします。質疑は通告順にこれを許します。小松幹君。
○有田委員長 ただいまより一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第一二号及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案内閣提出第二八号の両案を、一括議題として質疑を継続いたします。
【次の発言】 森三樹二君。
○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。
ただいまより一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案内閣提出第十二号及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案内閣提出第十六号の両案を一括して議題として質疑を継続いたします。加賀田進君。
【次の発言】 受田新吉君。
【次の発言】 この問題は先般政府からその結果を報告することになつておりますが、今日までまだその報告を受けていないので、本日御報告願います。
【次の発言】 今の菅野官房副長官の御趣旨は了承いたすのでありますが、この際大蔵省の方にお尋ねしたいのは、今、菅野官房副長官からお話になつた点について、いわゆる各省の……
○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。
ただいまより一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十二号、及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十六号の両案を一括議題として質疑を継続いたします。
これに関連して人事院側より発言を求められておりますので、この際これを許します。淺井人事院総裁。
【次の発言】 次に法案について質疑に移ります。小松幹君。
【次の発言】 小松幹君の御質問に対してお答え申し上げます。先般委員長として出しました原文は、「先般御報告申し上げました貴地の地域給引上げを含む一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正す……
○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。ただいまより一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十二号及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十六号の両案を一括議題として質疑を継続いたします。受田新吉君。
【次の発言】 ただいま受田委員より最高裁判所関係について御質疑があつたようでありますが、国会法第七十二条第二項の規定により、最高裁判所説明員としてお見えになつている最高裁判所人事局長鈴木忠一君より、御説明を願うこととしたいと思いますが、これに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは鈴木最高裁判所人事局長より……
○有田委員長 ただいまより一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十二号及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十六号の両案を一括議題として質疑を継続いたします。生焼住貞太郎君。
【次の発言】 お答え申し上げます。明日衆議院と参議院との間で合同の会議を開きますので、その際にお話申し上げたいと思います。
【次の発言】 実は本委員会の終りに各委員にお諮りして、明日参議院と午前十一時から合同で協議会を開く、かようにお諮りをいたしたいと考えておりまして、まだお話してなかつたのです。
【次の発言】 それでは生悦住貞太郎君の国鉄職員局長に対する質疑はあと……
○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。
ただいまより一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十二号及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十六号の両案を一括議題として質疑を継続いたします。小松幹君。
【次の発言】 委員長としてお答えいたします。小松幹君のお申出に対しまして、委員長としても最善の努力をいたすつもりであります。受田新吉君。
【次の発言】 委員長としてお答えいたします。あとで皆さんにお諮りしてやることになつておりますから、御了承を願います。
【次の発言】 この際委員長として一言申し上げます。森君の今の質疑の中で、特別職……
○有田委員長 これより人事委員会を開会いたします。
まず理事の補欠選任についてお諮りいたします。昨二十三日理事でありました受田新吉君が一旦委員を辞任いたしましたので、理事一名が欠員となつております。この際理事の補欠選挙を行いたいのでありますが、これは先例によりまして委員長において指名いたすことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは受田新吉君を再び理事に指名いたします。
【次の発言】 次に請願及び陳情書の審査に移ります。まず本日の請願日程にあります四百六十五件の請願を一括して議題といたします。小委員長の報告を求めます。請願及び陳情書審査小委員長灘尾弘吉君。
○有田(二)委員 私は、岡本君の動議また木村君の動議に賛成をするものであります。というのは、先刻中村高一君からお話がありましたが、議院運営委員会におきましては、総理大臣吉田茂君に対しまして、西村榮一君から訴状が議長に提出されておる。本会議において議員吉田茂君の懲罰が可決されまして、懲罰委員会にかかつておるから、総理大臣吉田茂君の訴状は却下してもらいたいということを、中村高一君と同じ党であるところの社会党右派の土井君にわれわれはお願いをしたのであります。ところが土井君は、内閣総理大臣吉田茂君の議長としての処分も当然あるべきものであつて、これは却下しない、かようなことで拒否をされたのであります。従……
○有田(二)委員長代理 ただいま委員長不信任の動議が提出されましたので、その動議について議事を進めます。この動議の趣旨弁明を許します。石田一松君。
【次の発言】 御静粛に願います。
【次の発言】 これにて趣旨弁明は終りました。
討論の通告があります。順次これを許します。木村文男君。
【次の発言】 日野吉夫君。
【次の発言】 静粛に。
【次の発言】 次は古屋君。
【次の発言】 御静粛に願います。―御静粛に願います。
【次の発言】 これにて討論は終了いたしました。
採決いたします。石岡一松君提出の動議に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立少数。よつて本動議は否決されました。
委員……
○有田(二)委員 関連して。東条為替局長にお願いしたいのですが、お話を承つておると、非常にうまく行くようなお話ですけれども、東条さんは大体おとなしいのです。実際各銀行、金融関係、あるいは大蔵省の銀行局方面の十分御検討を願つて、おざなりの話でなく、やはりこういつた貿易については、通産委員会の各位が、また国民全体が熱望しておる。特に私は大阪の選出議員であつて、大阪の商人も中共貿易に対しては非常な熱意を持つておる。そういうわけで、この問題についてはいろいろ複雑な問題がありますけれども、事貿易の点については、占領下ではないのですから、独立国家になつたということをよくお考えになつて、ひとつ積極的におやり……
○有田(二)委員 今政務次官からお話がありましたが、許された商品はもつと積極的にやつてもらいたい。それともう一つは、由来通産省は腰抜けが多い。通産省の役人は大蔵省にやり込められたり外務省に押えられたり、腰抜けが非常に多いことを私は長い間痛感しておる。一例をあげますと、輸出銀行法というものが今から三年ほど前に出て来た。そのときは私大蔵委員をしておつたが、通産省から連絡があつて、貿易のためには不利である、何とか御協力願いたいという話が、当時の石井経理部長からあつて、私もその勉強をした。ところが当時の池田大蔵大臣は――その点、大蔵官僚は非常にずるい、あした一日という日に法案を国会に提出して、どうして……
○有田(二)委員 議事進行について。中曽根君のお話と大蔵大臣のお話が一致しないので、いつまでもこのまま待つていると質疑は進行しません。この際中曽根君を他の質疑者にかえられんことをお願いします。
【次の発言】 ただいまの申し上げた問題に触れました場合においては、私の動議をただちに採択されんことを望みます。そしてこの問題を中曽根君のこれからの質問を見ながら保留いたします。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、中曽根委員の大蔵大臣に対する質問は何回聞いても同じであります。従つてこの際、中曽根委員の質疑は打切られんことを望みます。
○有田委員長 これより人事委員会公聴会を開会いたします。 開会にあたりまして、委員長より、一言ごあいさつ申し上げます。 本日、当委員会が、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、特に公聴会を開き、学識経験者並びに真に利害関係を有する方々より広く意見を聞くことといたしましたのは、本法律案が、一般職の国家公務員の給与改善に関する重要な法律案でありまして、国家公務員にとりまして、深い利害関係を有しますとともに、一般的関心及び目的を有するものであり、院の内外、国民の各層におきましては、これに対して重大なる関心を寄せられており、特に給与の引上率、支給方法、また勤務地手当の支……
○有田(二)委員 最初に藤山さんにお尋ねして、あとで野口さんにお尋ねしたいのでありますが、四年前に私が商工省におりましたときに、肥料部を農林省によこせという話が、農林委員会側からもありましたし、また農林省の側からもあつたのであります。先刻藤山さんが言われたように、当時肥料だけが化学工業ではない、化学工業の一部をなしておるのだから、これは通産省に置くべきである。しかも御存じの通りに、肥料部の中には農林省から課長なり係官が出向しておるのでありまして、私はこの点でいささかも影響ない、かように考えて当時がんばつたものでありますが、その後今日まで四年、その間通産省のあり方を見ておつても、通産省のやり方が……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。