有田二郎 衆議院議員
23期国会発言一覧

有田二郎[衆]在籍期 : |23期|-24期-25期-26期
有田二郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは有田二郎衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

有田二郎[衆]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第67号(1947/11/27、23期、日本自由党)

○有田二郎君 すでに衆議院を通過して、目下参議院において審議中の臨時石炭鉱業管理法案について、はなはだしい錯誤のあつたことは、昨日の参議院の鉱工業委員会において問題になつたと承つておるのであります。すなわち、第十八條の第四行目の「炭鉱管理者は、前項の原案を作成する場合には、生産協議会の議を経なければならない。」この項につきまして、提出者は單に「案」と言つておられるのでありますが、この印刷物によりますと、「原案」となつておるのであります。さらにまた第三十三條、すなわち改まりまして第二十九條でありますが、この説明について、提出者は何ら触れていないのであります。さらに第六十一條におきましては、「第八……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 衆議院本会議 第21号(1948/11/26、23期、民主自由党)

○有田二郎君 ただいま議題となりました海事仲裁等に関する法律案について、運輸委員会における審査の経過並びに結果を簡單に申し上げます。  本法案は、去る十一月二十二日、本委員会に付託され、二十四日、まず運輸大臣より提案理由の説明を聽取し、二日間にわたり、これを愼重に審議いたしたのでありまして、本法案の趣旨を簡單に御説明申し上げますと、過般制定せられました事業者團体法が、一般的には事業者團体が紛爭の仲裁、解決等に関する行爲をすることを禁止しておりますが、海事に関しては、海事取引の特殊性からこれが除外例を必要とするので、運輸大臣が特に認可した海運の公益法人については、特に海事仲裁等の行爲を行い得るよ……

第3回国会 衆議院本会議 第25号(1948/11/30、23期、民主自由党)

○有田二郎君 ただいま議題となりました日本國有鉄道法案について、運輸委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本法案は、十一月十一日、本委員会に付託され、翌十二日、政府より提案理由の説明を聽取して以來、委員会を開くこと十五回、その間、十一月二十日には公聽会を開いて、本法案について学識経験者及び利害関係者の意見を聽取するなど、特に愼重審議をいたしたのであります。  本法案の趣旨を簡単に申し述べたいと思いますが、本法案は、去る七月二十二日、連合軍最高司令官より日本政府に発せられた書簡に基き、國家公務員法の改正に関連して、現在國が國有鉄道事業特別会計をもつて経営している鉄道事業その……

有田二郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

有田二郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 厚生委員会 第7号(1947/08/04、23期、日本自由党)

○有田委員 東醫務局長にお尋ねしたいのでありますが、厚生省の醫務局の製藥課長というものは藥品をつくるために置いてあるのでありますか、藥品をつくらないために置いてあるのでありますか、責任ある御答辯をいただきたいと思います。
【次の発言】 戰爭中も同じでありますが、戰後におきまして藥品が非常に足りない。特に醫務局長のお醫者さんでありますから、その點御痛感になつておられると思いますが、製藥課長が藥學士でありまするために、化學方面にもつと積極的に働きかけて醫藥品をつくるというような努力が足りないだけでなく、むしろ化學藥品工場の方から醫藥品をつくりたいというような話合いがあつても、極力これを阻止しておつ……

第1回国会 厚生委員会 第11号(1947/08/18、23期、日本自由党)

○有田委員 厚生大臣にお尋ねいたしたいと思います。先般製藥課の問題について大臣にお尋ねをしまして、大臣の非常に熱意ある答辯を承つて、心強く感じたのでありまするが、その後におきまして、三菱化成がスルフアクワニジンの製藥の屆けをいたしましたところが、これが却下になつたのであります。今までの過去の前例から見まして、ほとんど製藥課において何ら醫務局長竝びに厚生大臣の許可を得ずしてこれを却下するというような權限をもつておやりになつている例をわれわれ目撃いたしているのでありますが、何がゆえに三菱化成のスルフアクワニジンを許可しないか、その理由をお聽かせ願いたいと思うのであります。そうして長い間の藥業界の封……

第1回国会 厚生委員会 第13号(1947/08/25、23期、日本自由党)

○有田委員 醫務局長と藥務課長がお見えになつておりますので、醫務局長がおわかりなら醫務局長から伺いたいのですが、製藥課が發表しておられる製藥の量と、藥務課が配給しておられます醫藥品の配給量との間に相當の開きがあるそうであります。先般關係方面からこの點について嚴重なるお取調べがあつたそうでありますが、製藥課において、これだけ藥品ができているという發表がありますのに對しまして、實際の配給量が非常に少い。この統制藥品がやみからやみに處分されているということは、まことにけしからぬと思うのでありまして、この點を全國民に明らかにしたいと在ずるのであります。

第1回国会 厚生委員会 第15号(1947/09/18、23期、日本自由党)

○有田委員 樂泉園の問題に關連いたしまして厚生大臣に調査をお願いいたしたいと思います。それはこの九月十三日の大阪新聞に接待婦等の花柳病患者の入院いたしまする病院についてこういうような記事が出ております。「これでも病院か」という題で、「十一日晝過ぎ、私を留置場に保護してくださいと西成署に訴え出た女があり、事情を聽取すとる、この女は、府立大阪病院(舊難波病院)を脱走して來た本籍福岡縣宗像郡池の村住所不定深田フミ子(二六)=假名=で、その語るところによれば同病院はモヒ患のやみの女によつて軍隊生活以上の專制主義生活が行われ、手きびしいリンチなぞおよそ民主國の名にそぐわぬ恐しい事實が平然と行われているこ……

第1回国会 厚生委員会 第16号(1947/09/22、23期、日本自由党)

○有田委員 これに關連して戰災復興院の方にお聽きしたいのですが、各工場は戰災復興院の用途變更の許可がなければ、今度は工場としての認可を受れられないという状態なのでありますが、その工場が最近のような状態で經營が非常にむずかしくなつて工場を賣りに出す。そしてその工場を新しく買つて、大した用途變更なくして他の事業に移つていくような場合に、その屆けを出す場合に、戰災復興院において相當長い時間その手續にかかるという現状にあるように聞いておるのでありますが、それは日本の復興、日本の産業復興の上に大きな隘路になるわけであります。大した資材が要らないというような場合においては速やかにこれを許可して、日本の産業……

第1回国会 厚生委員会 第17号(1947/09/26、23期、日本自由党)

○有田委員 局長がお見えになつておりますから、簡單にお聽ききしたいと思います。先般私が質疑いたしました中の大阪新聞の記事に關しましては、目下調査中であると思いますから、調査ができましてから、御報告が願えればまことに結構であります。ただこれらの吉原病院あるいは大阪の府立大阪病院等におきまして、ほとんど食糧が十分に行つていない。この點については農林省と十分な御交渉を願つて、食糧の獲得に御努力願いたいと同時に、今日刊務所におきましても、留置場におきましても食糧が十分に交付されておるのに、こういつた病院の人たちが、實際的に町籍をもたないというような關係上、非常に食糧の面において全國的に困つている。しか……

第1回国会 厚生委員会 第24号(1947/10/23、23期、日本自由党)

○有田委員 東醫務局長から今答申ということがありましたが、答申ということはどういう意味合のことでありますか、お尋ねしたいのであります。
【次の発言】 ただいまの東醫務局長の御説明の中に結核を除いてというようなことがありましたが、これはどういう御趣旨なのかお聽きしたいと思います。
【次の発言】 あとに「會議に付する陳情書」として京都の結核療養施設市營還元の件と、それから大阪市の結核療養所還元の件と、二つの陳情書が出ておりますが、このそれぞれの都市が長年苦勞をして、そうして結核療養所というものを建設したのに、戰時中戰爭目的に副うために、醫療團というものに強制的に買上げ、あるいは強制的に所有の移つた……

第1回国会 厚生委員会 第28号(1947/11/06、23期、日本自由党)

○有田委員 大阪の灘波病院の先般私が質疑いたしました件は、農林大臣から御答辯を承ろうと思いますが、實質的に先般私が申し上げました中に、食糧問題について厚生省としてはその後どういう對策をおとりになつたか、この問題をまず具體的に御説明願いたい、さらに全國におけるああいつた吉原病院あるいは大阪の灘波病院のごとき病院内におけるリンチ事件、これはおそらく厚生大臣からの説明がありました場合においても、多分そういうことはないというようなお話であろうと思いますが、私が先般豫防局長室でお話した場合においても、リンチ事件は局長自らも御承認になつておられるのであります。しかもそれに對して今日までどういう計畫とどうい……

第1回国会 厚生委員会 第37号(1947/12/05、23期、日本自由党)

○有田委員 本日議題になつておりまする醫藥部外品等取締法案につきまして、衞生綿が漏れておりまするが、この衞生綿は婦人にとりまして重大なる問題であります。この問題につきまして、當局はどういうお考えでありますか、伺いたいと思います。

第1回国会 鉱工業委員会 第7号(1947/08/16、23期、日本自由党)

○有田委員 意匠法の第三十條の特許局職員または、その職にありたる者に對する處罰に闘しまして、非常に罪が輕過ぎるように思う。一年以下の懲役または千圓以下の罰金に處するというようになつておりますが、こういつた特許局職員またはその職にある者が、その祕密を漏洩しまたは盗用した場合においては、少くとも五年以下の懲役、あるいは五千圓以下の罰金というくらいな刑罰にされてはどうかと思いますが、これについて御意見を伺います。
【次の発言】 御趣旨はよくわかつたのでありますが、特に特許という重要なる使命から考えまして、特許局の職員の使命から、特にその點について、もう一度司法御當局とも御相談願つて、いま少し合理的な……

第1回国会 鉱工業委員会 第8号(1947/08/18、23期、日本自由党)

○有田委員 私は二つの希望を申し述べまして、本案に日本自由黨を代表して贊成をいたすものであります。  一つは先般の質疑におきまして申し上げました通りに、特許の重要性に鑑みられまして、特許局の職員がその祕密を漏洩したる場合におきまして、一年以下あるいは五千圓以下の罰金、ということになつておりまするが、この點について司法當局ともよく御相談願いまして、さらに重罪をおかけ願いますように、ひとつ御努力願いたいと思います。  さらにまたその率におきまして、一年から六、七年くらいまでのところは安く年額をおとりになるのも結構でございますが十年、十五年という場合は、なお率を殖やしていただきたい。というのは、敗戰……

第1回国会 鉱工業委員会 第9号(1947/08/21、23期、日本自由党)

○有田委員 ただいま官廳の方でこの硫化鑛の増産に對する一つの會合ができておるそうでありますが、そういつたものができてどういう活動をしておられまするか、今日までの活動状況を御報告願いたい。
【次の発言】 いつごろできて、今までどれだけの活動をしておるか。
【次の発言】 第二にお尋ねいたしたいことは、硫化鑛の價格の問題であります。増産をいくらやかましく言いましても、採算が合わなければ、なかなかできないのです。これについて物價廳の方面ではこういうことはスピーデイーに御解決になつておられることだろうと思いますが、その點についての御意見を拜聽さしていただきたいと思います。

第1回国会 鉱工業委員会 第11号(1947/09/27、23期、日本自由党)

○有田委員 理事會で御研究になつて、さらにわれわれの委員會におかけになつて、そうしておきめを願いたい。理事會に一任をするわけじや決してない。理事會に十分な御審議を願つて、さらにこの常任委員會にかけて決するというように、私ども解釋しておるのであります。さらに委員長にお願いいたしたいことは、この委員の中に炭鑛を長年御經驗の方もありますが、私どもその他の者は炭鑛には十分な經驗をもつてない者であります。しかも刻下非常の問題でありまして、委員長は先ほどから、また昨日來非常に焦つておられるように私どもは見受けるのだあります。しかしどうか私どもはほんとうに、この問題を過つた場合においては切腹して國民に申しわ……

第1回国会 鉱工業委員会 第17号(1947/10/10、23期、日本自由党)

○有田委員 ただいま社會黨の今澄さんからお話がありましたが、私どもはさように考えていないのであります。石炭國管案なるものが、こういうわけで増産になるという確固たるものを政府から何らわれわれはもらつていないのであります。しかも私どもは石炭については過去において十分な經驗をもち合わさないのであります。愼重にやらなければならぬ、政府がこうこういう理由でこの國管案を通したら必ず増産になるという基礎的なものは、何にもわれわれはもらつていないのであります。これを眞劍に討議するのは當然であります。われわれはなにも怠けているというようには絶對に考えていないのであります。過去の電氣を見ましても、また鐵道の例を見……

第1回国会 鉱工業委員会 第24号(1947/10/27、23期、日本自由党)

○有田委員 今淵上君と委員長といろいろ質疑應答がありましたが、理事會での約束を守つてくれという點については、委員長も將來とも十分考慮していただきたいと思います。われわれ自由黨としては、できる限りこの審議を推し進めていつてそうしてできる限りマツカーサー元帥の書簡に副うてやつていきたい。かように私どもは考えてやつてきておるので、將來とも委員長が十分理事會の申合せを尊重していただいて、そうして審議を進められんことを、私は希望する次第であります。

第1回国会 鉱工業委員会 第25号(1947/10/30、23期、日本自由党)

○有田委員 それに關連してちよつと……。
【次の発言】 委員長は理事會をもつと重視しなければならないということを一言申し上げますので、お聽き願います。私たちは何も言わずにおこうと思つておつたのでありますが、委員長の答辯がおもしろくないから、一言委員長に御注意申し上げます。  一昨日の委員會におきまして、淵上君なり私の質問に委員長が答えて、理事會に十分御相談申し上げてやるということは、速記録にちやんと載つておるのであります。しかるに昨日のことは――御存じの通り、この委員會は本會議にも出席しないで委員會を續行しておるということは、委員長御存じの通りであります。しかるに昨日は社會黨の叶凸君の單なる一……

第1回国会 鉱工業委員会 第29号(1947/11/06、23期、日本自由党)

○有田委員 一昨日十一月四日の鑛工業委員會におきまして、委員長から、十月三十一日の夜の第一放送のニユースにおきまして、與黨側から質疑打切りの動議が提出せられるのではないかとも見られておる、こういう放送があつたという報告に接したのであります。「その出所は單なる放送記者の觀測でありまして、別にその根遽と稱すべきものはないのでありまして、同放送が事實を傳えたものでないことは、本委員會が引續き質問を繼續しておる現状に照して明僚であります。」かような委員長の御報告があつたのであります。すなわち委員長の報告によりますと、單に放送記者の觀測である。かようなお話でありますが、私の調査いたしましたところによりま……

第1回国会 鉱工業委員会 第30号(1947/11/07、23期、日本自由党)

○有田委員 ただいま岡田委員から御説明を承りまして了承したのであります。特に昨日岡田委員に會いまして、自分はそういう質疑打切りというようなことについて言つた覺えは全然ない。かようなお言葉を頂載いたしまして、まことに意を強うしたものであります。十一月四日の鑛工業委員會の速記によりますと、與黨側から質疑打切りの動議が提出されるのではないかと見られているという放送局の放送に對しまして、委員長はその出所は單なる放送記者の觀測でありまして、別にその根據と稱すベきものはないのであります。かようにはつきり申しておられるのであります。しかるに、昨日深津委員に對してわざわざ委員長が深津委員のところまでお出向きに……

第1回国会 鉱工業委員会 第36号(1947/11/23、23期、日本自由党)

○有田委員 昨日の午後二時に議長室に私ども参りまして、事務總長もお呼びいたしまして、いろいろ話合いました結果、この問題は議長の裁量により決する問題でありまして、事務總長もこの問題はまだどちらとも決していない。さようなことも事務總長も申しておられますし、そうしてこのことは議長に善處方を一任して私どもは引上げてまいつたのであります。しかも昨日の本會議におきまして、院議をもつて明日の十二時までに上げるようにということが決定いたしました以上、この問題は一應議長にその善處をお願いしてあるのであります。院議を尊びまして、明日の十二時までにこの鑛工業委員會としての、第一囘國會の委員會としての立場をはつきりい……

第1回国会 懲罰委員会 第2号(1947/12/06、23期、日本自由党)

○有田二郎君 私、昨日午前中は厚生委員會に出ておりまして、かぜを引いておりまして、發熱のために、晝から自宅におりまして寝ておつたのでありますが、本朝の新聞を見まして、懲罰委員會にかかることを初めて知つて、かぜ引きを押して出てきたのであります。ただいま初めて議長から御説明を聽いたのでありますが、議長は二十一日というお話でありますが、二十一日には私はそういつた事實はなかつたように記憶いたしているのであります。二十二日に、私は荒畑勝三君と山花秀雄君からひどい目に毆られまして、これはただいま傷害罪として地方裁判所に告訴をいたしておりますが、そういつたようにいろいろひどい目に毆られましたので、そのときの……

第1回国会 懲罰委員会 第3号(1947/12/08、23期、日本自由党)

○有田二郎君 一昨日の證人の話されましたのと、實際とが違いますので、お聽き願いたいと思います。一昨日の速記者の證言されましたあとで、私が鉛筆をとばしたとこういうお話でありましたが、私は君の鉛筆をとばしたことはないが、一體どこから跳び上つて君の鉛筆を飛ばしたのか、こういう質問をしたのであります。すなわち速記者はここに坐つておられたのであります。私はここからやつてきまして、ここにはすでに七、八人の人がおられたので、ここに飛び込んだのであります。飛び込んでここから上ろうとしたら、ここには深い階段がある、階段があるということを知らずに飛び込んで、その階段に轉げ落ちたのであります。そうして、ここから上つ……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 厚生委員会 第6号(1948/06/08、23期、民主自由党)

○有田委員 細目にわたりましては後刻質疑いたしたいと思いますが、総括的に政府当局に質問いたしたいと思います。まず最初に全國藥学生連盟から、私の紹介で請願が出ておりますので、その請願の点をお読みいたしたいと思います。  先般全國藥学生は一丸となり、藥学の発展を目的として全國藥学生連盟を組織し、爾來医療制度の合理化と意義及び内容の一致せぬ國家試驗の不当等を指摘しつつ今日に至つたのであります。しかるに今回政府原案として國会に上程される「改正藥事法案」は現行藥事法をさらに改惡したものであり、殊に一般公衆衞生及び医療制度合理化の万全を期し得られない惡法であると、全國藥学生一般の不満とするところであります……

第2回国会 厚生委員会 第7号(1948/06/10、23期、民主自由党)

○有田委員 わが國の医制は医藥分業を建前として制定せられ、また欧米先進國はいずれも分業となつております。かつ医学、藥学の進歩により、当然分業になることが公衆衞生のため正しいと思うが、政府はこの問題についていかなる考えをもつておられますか、御答弁を承りたいと思います。
【次の発言】 しからば、医者は診療が本分でありますし、藥剤師は藥品について責任をもつておるわけでありますが、政府としては医藥分業について、將來は医藥分業になるべきものである、かようにお考えになつておられますものか、將來とも医藥を分業すべきものでないとお考えになつておりますか、どちらでありますか。

第2回国会 厚生委員会 第8号(1948/06/12、23期、民主自由党)

○有田委員 事業税から特別所得税ということに変つたのでありますが、この点について今野溝大臣からお話がありましたが、厚生大臣としてはどういうようなお考えをもつておられるか。特に病者に大きな負担となるという見地からいきまして、これに対して日本自由党の榊原委員は、日本自由党は大体與党的立場をとつておられるように私どもは解釈しておつたのでありますが、野党であるわれわれ民主自由党においては、断固としてこの惡税に対しては反対をいたしているのであります。日本自由党がこれに御賛成願つていることはまことに結構だと思います。私はかかる病院の負担のかかることにつきまして、厚生大臣としてどういう御見解をおとりになるか……

第2回国会 厚生委員会 第10号(1948/06/16、23期、民主自由党)

○有田委員 民生委員法第一條に「民生委員は、社会奉仕の精神をもつて、保護指導のことに当り、社会福祉の増進に努めるものとする。」とありますが、民生委員会によりますと、「民生委員は、社会の福祉を増進するために、仁愛の精神を以て保護誘掖のことに從ふ。」というのであります。大体民生委員会が民生委員法になりましたが、第一條における保護誘掖の誘掖という文字は、もちろん漢字制限になつておりますので、これをかえることによつて、大体民生委員令のこのままの文字を使う方がいいと思うのであつて、現在民生委員の方々が代るたびごとに、民生委員の定義が変るというような感じを與えるじやないか。大体民生委員法の第一條も、民生委……

第2回国会 厚生委員会 第11号(1948/06/17、23期、民主自由党)

○有田委員 現在の民生委員は憎まれ役であつたことを知つておられますか。それが公選になるとそうでないというのはどういう訳でありますか。
【次の発言】 木村さんは実情を知らないのでそういわれるのであつて猛省を促します。人物を見つけるのが大切である。議員が第十一條一項によつてなれないことも明らかでありますが、このことをどう考えます。
【次の発言】 それでは國会議員をどう考えますか。
【次の発言】 この委員会で修正するようになつたらどうします。

第2回国会 厚生委員会 第13号(1948/06/22、23期、民主自由党)

○有田委員 民生委員法につきまして、附帶決議をつけることに先般の委員会で決定をみたのでありまするが、その筋の方の達しによりまして、附帶決議はなるべく遠慮してくれということでありますので、ここにその附帶決議を読みまして、政府の御協力をお願いする次第であります。     附帶決議   新憲法下議会の議員の職責は重大であり、かつその職務も繁忙を極め、一方において民生委員の諸君もいよいよ重大かつ繁忙を予想せられるので、議会の議員が民生委員の職を兼ねることに対し、今後十分考慮せられたい。なお現在議会の議員にして民生委員の職にある者については、兼職はこれを努めて遠慮してもらうようにすること。官公吏の民生委……

第2回国会 厚生委員会 第15号(1948/06/25、23期、民主自由党)

○有田委員 私に医師法、歯科医師法についてお尋ねします。両法案の十二月末日現在までの届出について藥事法と同樣にしたいと思いますがいかがですか。
【次の発言】 藥事法では登録の効力が失われることになるので罰金を課してもよいと思う。藥剤師も、医師も、歯科医師も一つの資格であつて、効力を失わしめるだけで十分重い刑罰に値すると思う。この委員会で藥事法と同じく一律にされたらどうか。
【次の発言】 どちらも政府提出の法案であつて、藥事法の修正は政府の意見によるものであるから、表現している意味は違わないと思います。我々の修正は最初医師法と同じようにしたのであるが、こうなつたのであるから、政府の意見に変りはな……

第2回国会 厚生委員会 第16号(1948/06/26、23期、民主自由党)

○有田委員 昨日の政府の御答弁の中に、処方せん料をとるのが妥当である、こういう御答弁であつたのでありますが、処方せん料をとることは、世界各國にその例を見ないのであります。昭和十九年でありますか、昭和十八年でありますか記憶しておりませんが、政府の答弁として、処方せん料は診察料の中に含まれておるという答弁があつたのであります。しかるに昨日の委員会における政府の御答弁は、処方せん料をとるのが妥当であると言われております。私はそれと見解を異にするのであります。世界各國において処方せん料をとつておる例がどういう状態にあるかをひとつ承りたい。
【次の発言】 先般当委員会において通りました藥事法の事二十五條……

第2回国会 厚生委員会 第17号(1948/06/27、23期、民主自由党)

○有田委員 旅館も興行場も浴場も大体同じでありますが、許可の問題で、特に旅館についてお尋ねしたいのであります。  今まで旅館は警察が所管しておりましたときに、各警察署の保安係が旅館の監督をしておつたと思うのであります。それで各地でいろいろ問題があつて、警察の保安係の警部補とか、主任の巡査部長とかいう者に相当役得があつたのであります。それが今度は警察の手から厚生省の方の衞生部の所管になりましたが、その後もいろいろな問題がある。ちようど榊原委員が理髪業の問題について心配をされて、理髪の法律についていろいろ御議論になつたと同じように、旅館についてもいろいろ地方的には問題が起ります。特に旅館の許可とい……

第2回国会 厚生委員会 第18号(1948/06/28、23期、民主自由党)

○有田委員 医師法案の第二十二條に、「医師は、患者から藥剤の交付に代えて処方せんの求があつた場合には、これを交付しなければならない」という項目が設けられたのであります。しかもこの問題につきましては、これを医師が履行しない場合におきましては、五千円以下の罰金という罰則の項も設けているのでありまして、今度の新医師法の第二十二條は、一つの大きな新しい行き方である、かように私は確信するのであります。民主日本の医療の面におきまして、処方せんは患者の求めによつと交付しなければならぬ、しかもそれを交付しない場合においては、五千円以下の罰金になるということは、國民のために非常にいい法律であると私は確信するもの……

第2回国会 厚生委員会 第20号(1948/06/30、23期、民主自由党)

○有田委員 性病予防法案の中「性病は、梅毒、りん病、軟性下かん及びそけいりんぱ肉芽しゆ症をいう。」とありますが、第五性病はこの中に含まれていないのですか。
【次の発言】 第六條の終りの方に「文書をもつて、患者の居住の場所を管轄する保健所長を経て、必要な事項を都道府縣知事に届け出なければならない。」というのがありますが、この書式は大体どういうような方法でございますか。
【次の発言】 第八條は先般福田委員から質問世ありましたが、婚姻をしようとする者は、診断書を交換するようにつとめなければならない。 第九條に「妊娠した者は、性病にかかつているかどうかについて、医師の健康診断を受けるようにつとめなけれ……

第2回国会 厚生委員会 第21号(1948/07/02、23期、民主自由党)

○有田委員 第二十六條にも「傳染の虞がある性病にかかつている者が、賣いんをしたときは、これを二年以下の懲役又は一万円以下の罰金に処する。」とあり、その他これに類した法律がありますが、これらの病氣にかかつておる者が懲役になりました場合に、刑務所の中に病院の設備がありますかどうか承りたい。
【次の発言】 承知いたしました。
【次の発言】 ただいま私が質問したのに対しまして、法務廳から刑務所の中に十分の設備があるというような御答弁でありました。幸か不幸か私はまだ刑務所のお世話になつたことのないものですから、刑務所の内容はよく知らないのでありますが、この性病予防法によりますると、相当多数の人が刑務所の……

第2回国会 厚生委員会 第24号(1948/07/05、23期、民主自由党)

○有田委員 本法案の内容とする消費生活協同組合の事業は、大体産業組合法により設立されておるいわゆる市街購買組合、消費組合の内容と同じものであると思うのでありますが、なぜ別個のかかる法律を必要とするのか、この点を伺いたい。
【次の発言】 しからば産業組合法と上程されました消費生活協同組合法との間におきまして、どれだけ民主的になつたか。民主的になつた点をお示し願いたい。
【次の発言】 政府のお話によりますと、この提案の理由が法案の一番最後に「國民の自主性自発的な生活協同組織に対し、その機構と運営に関する民主的な規準を與えて」云々というように出ておるのでありますが、ただいまの政府のいわゆる民主的とい……

第2回国会 鉱工業委員会 第6号(1948/05/11、23期、民主自由党)

○有田委員 全日本金属鉱山労働組合連合会中央執行委員長原口幸隆君より金属鉱業再建に関する請願書が衆議院議長宛提出されております。    硅肺に関する請願書  われわれ全國十一万の金属鉱業労働者は、日夜金属鉱山復興のために他産業に先かけて、昨年より生産鬪爭を実施中でありますが、本請願書に述べる硅肺問題については、鑿岩夫等の熟練夫が、この職業病のため、中途にして悲惨にも倒れていく現状にあり、生産を著しく阻害し、金属鉱業再建に及ぼす影響は、きわめて重大なものであります。退職後においても、硅肺による死亡者は、相当数に上るものなることも考へられ、これはまた人道上由々しき問題でもあります。これに対し早急に……

第2回国会 鉱工業委員会 第7号(1948/05/26、23期、民主自由党)

○有田委員 これは増産の方のことではないのでありますが、配分のことでお尋ねしたいと思います。他の産業であつて、たとえば化学関係であつて苛性ソーダとかその他のいろんなものの安本から出たチケツトの現物化が、非常に困難になつている。近く値上げがされるということを見透しまして、そして品物を出さないとか、あるいは出すにいたしましても、指定のないさきに値上げをして品物を出すということが、実際においてある。たとえば私の経営する会社に重曹の配分を受けまして、四月に頂載するのがマル公で一千いくらでございますが、五月にもらうときは二千八百円ほど、一俵についてとられる。四月にさかのぼつて金をとられた。ところが物價廳……

第2回国会 鉱工業委員会 第8号(1948/06/18、23期、民主自由党)

○有田委員 この問題は特許局だけに依頼しないで、本委員会全委員の決議でこの増額に努力しなければならないと思うのであります。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 運輸委員会 第1号(1948/11/09、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 開会いたします。  不肖私、今回運輸委員長を拜命いたしましたにつきまして、將來ともどうぞよろしく御指点を願います。
【次の発言】 それではこれより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの前田君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、それでは委員長より指名いたします。    前田  郁君  佐々木更三君    原   彪君 以上の三名を理事に指名いたします。  それでは本日はこの程度に止め、明十日午後一時より開会することにいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後零時十四分散会

第3回国会 運輸委員会 第2号(1948/11/10、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 それでは開会いたします。  本日の日程は、睡政調査承認要求に関する件、小委員会設置に関する件でありますが、都合により後日に延期することにいたします。  委員の異動がありましたので、御報告申し上げます。すなわち本委員でありました大澤嘉平治君が昨九日辞任せられ、その補欠として同日新たに原孝吉君が議長指名で委員となりましたので、念のため申し上げておきます。  それでは明十一日午後一時より開会し、運輸関係における労需物資の現況について当局より説明を聽取することにいたします。  本日はこれをもつて散会いたします。     午後一時五十七分散会

第3回国会 運輸委員会 第3号(1948/11/11、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより会議を開きます。  まず理事追加選任の件を議題といたします。去る十一月九日の議院運営委員会におきまして、小会派より理事を一名出すことになり、本委員会は社会革新党より出すことに決しましたので、これより理事の追加選任を行います。
【次の発言】 ただいまの萩原君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、社会革新党の高瀬傳君を理事に指名いたします。
【次の発言】 引続き、当委員会に近く日本國有鉄道法案が付託される運びになつておりまするが、これと同じ性質をもつ公共企業体労働関係法案が労働委員会に付託されることになつておりまして、これとは不可分のものであり……

第3回国会 運輸委員会 第4号(1948/11/12、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより会議を開きます。  委員の異動がありましたので、御報告申し上げます。昨十一日深律玉一郎君が辞任され、新たに山本猛夫君が委員に選任されました。
【次の発言】 それではこれより昨十一日本委員会に付託になりました日本國有鉄道法案を議題といたします。まず政府より提案理由の説明を聽取いたします。小澤運輸大臣
【次の発言】 本日はこの程度にいたしまして、明日午後一時より開会して、本案の質疑に入りたいと思います。  本日はこれをもつて散会いたします。     午後三時二十一分散会

第3回国会 運輸委員会 第5号(1948/11/13、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 開会いたします。  これより日本國有鉄道法案を議題といたします。本日より質疑に入る予定でありましたが、政府よりさらに逐條的な説明を聽取いたしたいと思います。下山運輸次官。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて……。
【次の発言】 それでは速記を始めてください。  おはかりいたします。本案は、一般的関心及び目的を有する重要なる法案であると思われますので、各派委員諸君におかれましても、本案の審査のために公聽会を開くことを希望されておられるのであります。衆議院規則第七十七條によりまして、公聽会を開こうとするときは、あらかじめ議長の承認を得なければならぬことになつておりまして、意見を聞こう……

第3回国会 運輸委員会 第6号(1948/11/15、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより会議を開きます。  それでは日本國有鉄道法案を議題といたします。右案に質疑に入る前に皆さんにおはかりしたいのですが、本日内閣委員会より、本案に対して当委員会と連合審査会を開きたい旨の申入れがありましたので、内閣委員会との連合審査会を開くことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なして認め、さよう決しました。
【次の発言】 この際公聽会開会の件についておはかりいたします。去る十三日委員長より提出したしました公聽会開會承認要求書に対しまして、ただいま議長の承認を得ましたので、これより正式に公聽会を開くことを議決いたすことに相なるわけであります。これにつきましては公聽会開……

第3回国会 運輸委員会 第7号(1948/11/17、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより会議を開きます。  前会に引続き日本國有鉄道法案を議題として、質疑を続行いたします。
【次の発言】 ちよつと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 委員会における御発言中、委員長として不適当と思われる個所がありましたら、委員諸君、運輸大臣ともよく相談いたしまして、これを修正いたしたいと思いますが、御異存ございませんか。
【次の発言】 御異存ないものと認めます。本日はこの程度で散会するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、次会は明日午後一時より開会することとし、本日はこれをもつて散会いたします。     午後三時四十四……

第3回国会 運輸委員会 第8号(1948/11/19、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 開会いたします。  まず日本國有鉄道法案の審査に入るに先だちまして、これより戰時海運管理令の効力延長に関する件を議題として、当局の説明を聽取いたします。片岡政務次官。
【次の発言】 本件に関して何か御質疑はございませんか。――御質疑なければ本委員会として本件を了承するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なして認め本件を了承いたしました。
【次の発言】 それではこれより、前会に引続き日本國有鉄道法案を議題として質疑を続行いたします。高瀬傳君。

第3回国会 運輸委員会 第9号(1948/11/22、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより会議を開きます。  日本國有鉄道法案を議題といたし、質疑を続行いたします。
【次の発言】 正木委員。
【次の発言】 正木委員に申し上げますが、大臣のおられる間に境さんの質問を……。
【次の発言】 この際正木委員に私からお話したいと思います。先般石炭増産協力会に出席をしまして、特に冬場の北海道の資材関係、軍手その他の問題について会議を開きまして、運輸省からも商工省からも安本からも來て会議を開いたのでありますが、石炭の方へまわされる物資を現地で運輸関係にまわそうという話を承つて來たわけであります。從つて先般ここで資材の会議を開きましたようなわけでありますが、とにかく長ぐつとい……

第3回国会 運輸委員会 第10号(1948/11/24、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 開会いたします。  去る二十二日本委員会に付託になりました海事仲裁等に関する法律案、内閣提出第二十九号を議題といたします。まず政府より提案理由の説明を聽取いたします。小澤運輸大臣。
【次の発言】 本案に対する質疑は明日より行うことといたします。
【次の発言】 次に議員並木芳雄君より、食糧輸送の現況について発言したいとの申出がありましたので、これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて並木君の発言を許します。
【次の発言】 日本國有鉄道法案は、先般來の大臣の御答弁によりますると、鉄道総局がそつくりそのままパブリツク・コーポレーションの形をとつて來……

第3回国会 運輸委員会 第11号(1948/11/25、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより会議を開きます。  まず海事仲裁等に関する法律案を議題として、質疑に入ります。質疑はこれを許します。原委員。
【次の発言】 内閣の方から本案に対するミスプリントがあるそうでありますから、壺井政府委員から御説明を願います。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。
【次の発言】 なければ、この際皆さんにお諮りいたしますが、本案に対する質疑はこの程度で終了し、ただちに討論、採決に入りたいと思いますが、いかがでありましようか。
【次の発言】 ただいまの高瀬君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、討論を省略してただちに採決に入ります。原案に御賛成の諸君の御……

第3回国会 運輸委員会 第12号(1948/11/27、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 開会いたします。  これより前会に引続き、日本國有鉄道法案を議題として質疑を続行いたします。佐々木君。
【次の発言】 この際成田委員にお諮りいたしますが、委員長もお聞きしますると、どうも労働省と運輸省との間の連絡が、非常にあまく行つてないように考えられますので、この第三十三條に対するただいまの成田委員の御質疑に対する点については、本日中に労働省と運輸省で御協議願つて、明日一時から開催いたします本委員会において、政府の方針により、この三十三條の解釈を正式に御回答願うというようなことにしてはどうかと思いますが、いかがでございましよう。

第3回国会 運輸委員会 第13号(1948/11/28、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 会議を開きます。  本日、地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き、船員職業安定法第八條第一項の規定による公共船員職業安定所の設置に関し國会の承認を求めるの件が本委員会に付託になりましたので、これを議題といたします。  まず政府の説明を聽取いたします。
【次の発言】 質疑に入ります。質疑はこれを許します。質疑はございませんか。――委員長として質問いたしますが、從來の紹介はどういうようにやつておりましたか、お伺いいたします。
【次の発言】 質疑はございませんか。――なければ、この程度で質疑を終了し、討論を省略してただちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。

第3回国会 運輸委員会 第14号(1948/11/29、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより開会いたします。  法案の審査は、都合により次会に讓り、次会は、明三十日午前零時五分より開会することにして、本日はこれにて散会するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午後十一時五十九分散会

第3回国会 運輸委員会 第15号(1948/11/30、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 開会いたします。  これより日本國有鉄道法案を議題といたします。まず本案の正誤について政府当局より説明を聽取いたします。
【次の発言】 それでは本案に対する質疑はありませんか。―ないようでありますから、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより討論に入ります。討論はこれを許します。岡村利右衞門君。
【次の発言】 原彪君。
【次の発言】 高瀬君。
【次の発言】 館俊三君。
【次の発言】 佐々木更三君。
【次の発言】 討論は終了いたしました。  これより採決に入ります。まず社会党提出の修正案について採決いたします。本修正案に賛成の諸君の御起立を願います。


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 運輸委員会 第1号(1948/12/04、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 開会いたします。  これより運輸関係の資材について当局より説明を聽取いたします。最初に先般の委員会に引続いて労需物資について御意見を承りたいと思います。まず鉄道関係から承りたいと思います。
【次の発言】 次は海運関係労需物資について。
【次の発言】 陸運関係について……。
【次の発言】 鉄道にちよつとお尋ねしたいのですが、ゴム長ぐつの問題でありますが、先般ゴム長ぐつについては、ゴムの量が非常に少いので、半長ぐつで代用してもらつておるという話でありますが、私の聞いた範囲内では、特に東北、北海道方面にかけては、雪に対して半長ぐつではどうしてもいけないというようなお話を資材局長から承り……

第4回国会 運輸委員会 第2号(1948/12/06、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 会議を開きます。  これより小運送行政の現況について、当局より説明を聽取いたします。
【次の発言】 正木委員。
【次の発言】 ちよつと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めて。ただいま労働大臣がお見えになりましたので、小運送に関する御当局の説明を一時留保して、正木委員の寒冷地手当等についての発言を許します。正木君。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 正木委員の仰せの通り、委員長としては近い日において、祕密会を開くようにとりはからいたいと思います。
【次の発言】 速記をとめて……。

第4回国会 運輸委員会 第3号(1948/12/07、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより会議を開きます。  前会に引続き小運送問題を議題といたします。正木委員の発言を許します。
【次の発言】 正木委員長にお答えいたします。正木委員の申されることは至当だと考えますので、來る十日午後一時より小運送に関して、特に複数制に対しての反対の側である日通の重役、日通の労働組合、あるいはまた複数制に賛成である各位をお呼びいたしまして、打合会をやりたいと思つておるのであります。さらにまた日通の問題にいたしましても、非常な大きな問題でありまして、しかも先般第三國会を通過しました日本國有鉄道法案によりますと、日本國有鉄道は投資ができないことになつておりますから、日通のうち日本國有……

第4回国会 運輸委員会 第4号(1948/12/13、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 会議を開きます。  これより十二月六日及び十日に付託されました請願二十件、さらに日程を追加いたしまして、十二月十二日及び本十三日付託になりました請願十九件を議題といたします。  日程の順序は紹介議員の都合により、随時変更することとして、まず日程第一四、旧小倉鉄道拂下促進の請願、文書表第四九号、紹介議員高瀬傳君の説明を願います。
【次の発言】 次に、追加日程第二、小笠原八十美君紹介、大畑、佐井間國営貨物自動車運輸開始の請願。
【次の発言】 日程第一七、原孝吉君紹介、米澤、喜多方間國営自動車運輸開始並びに野岩羽線全通促進の請願を、高瀬傳君に紹介をお願いいたします。


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各種会議発言一覧(衆議院23期)

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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 鉱工業委員会公聴会 第1号(1947/10/13、23期、日本自由党)

○有田委員 市川さんと高原さんにお尋ねいたしたいと思います。社会化並びに社会主義についての御高見を拜聽いたしたのでありますが、御存じの通り社会党がまだ議会の過半数を占めていない現状でありますために、市川さん、高原さんのお考え通りのことになるかならないかは、これからわからないと思うのでありますが、國会が一たび決定した場合においては、市川さんも高原さんも、あげて増産に御努力願えますかどうか。自分たちの思う通りの法案でなければ増産しない。あくまでも掘らないというようなお考えであるかどうか。それからまた、これが國会が決定した場合にはどうであろうとも、とにかく決定するまでは大いに反対した、あるいは大いに……

第1回国会 鉱工業委員会公聴会 第4号(1947/10/16、23期、日本自由党)

○有田委員 この際國会の権威のために、先般自由党から動議を出しまして各党から御賛成を願つた件、すなわち炭鉱業者が一千万円の運動費を出して政党の離合集散のために使つておる云云ということに対する調査委員会について、今日に至るも委員長は理事会を開催されておらないようであります。この点について委員長はサボをやつておるのではないか。かように私は考えますが、いかがでございましようか。
【次の発言】 それでは本法案は増産できるかできないかわからないのですか。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1948/11/20、23期、民主自由党)【議会役職】

○有田委員長 これより運輸委員会公聽会を開きます。  本委員会が日本國有鉄道法案の審査にあたりまして、本日特に公聽会を開き、利害関係者及び学識経驗者等の公述人各位より、日本國有鉄道法案についてという案件に関しまして、御意見を聞くことといたしましたゆえんのものは、申すまでもなく、國有鉄道がその規模においても、形式、内容におきましても、わが國最大の公企業であり、國民生活と密接不離の関係を有し、その健全なる発展は経済再建にとつて一大前提でありまして、國家社会に及ぼす影響のきわめて大なるにかんがみ、その國有鉄道の機構改革については、一般國民諸君がひとしくこれに大なる関心を寄せておるからなのであります。……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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