このページでは松原喜之次衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○松原委員 数日来質疑応答が繰返されておりますから、ほとんど質問し尽され、答弁し尽されたようにも考えますけれども、私はなお二、三の点について当局者の御意見を承つておきたい、またその心構えを承つておきたいと思う点がありますので、以下二、三の点についてお尋ね申し上げたいと存じます。 まず減価償却の問題でありますが、示された表によりますと、国鉄の全償却財産を新しい財産に換算いたしまして、一兆七千億前後となつております。かりにこれの残価を二割と見て、あとを定額償却するといたしまして、大体二十六箇年でもつてできるような償却金額を、他のところで国鉄としては求められておるのであります。従つて二十七年度に計……
○松原委員 私はただいま議題と相なつております国有鉄道運賃改訂案に対して、日本社会党を代表して反対をいたすものであります。 独立採算制を建前とする企業であるところの国鉄が、その健全なる企業経営の立場から、最初三割の値上げを計画立案したことは、一応当然の処置といわなければならない。しかるに、これに対して政府は、運賃値上げの各種産業に及ぼす影響並びに直接国民生活に加える圧迫等を避ける意図をもつて、この三割案を一割にとどめしめたのであつて、その意図それ自身は、これまた正しいと私は思うのであります。しかして政府はよつて生ずるところの国鉄の償却不足、荒廃施設とりかえ等に要する経費は、別途措置するという……
○松原委員 実はこれは大蔵大臣に聞いた方がよいことであるかもしれませんが、省内の空気というものが、ことに受持ちの銀行局長でよくおわかりであると思いますので、承るわけであります。大蔵省は低金利政策ということを打出しておられるようであります。そこで比較的低い金利がすなわち低金利政策だといえば、もちろんそれでおしまいでありますけれども、しかしながら日本の現状において、大蔵省が目ざしておるところの低金利政策というものは、一体どのくらいのところを目ざしておるのかということが第一点であります。 第二点といたしまして、その低金利政策と七分五厘以上の補給という問題であります。一体大蔵省はこの七分五厘以上の利……
○松原委員 関連して……。
【次の発言】 承知いたしました。小平次官がこの問題を慎重に考慮する。総合的に、合理的に考えるとおつしやつた、その言葉に対しては、私は敬意を表し、かつ信頼をしたいと思うものであります。しかし私が私の身をもつて通産省の首脳部諸君に会うた感じから申しますと、何が何でもこれを再開にひつばつて行きたいというような気持が、相当強くあるのではないかと疑わせる証拠がある。一例をあげますれば、大阪府の商工部長あるいは副知事というふうな人が、枚方市と寝屋川市の当局者を府庁に招致して、そうしてできるだけ地元の反対を緩和するように努力しろ。しかもその口実たるや、もしこの日セル――はつきり申……
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