このページでは森田重次郎衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○森田委員 関連して私からも二、三質疑いたしたいと思います。まずお伺いいたしたいのは、この教育委員会の町村における構成でございます。それは大体教育長なども自然それに付随してちやんと置き、その他になお職員なども置くといつたような関係になるのですか、その全体の構成をまずお伺いしたい。
【次の発言】 今のような構成単位で、一月の費用は大体どれくらいかかるという見込みなのですか。
【次の発言】 大体中くらいの標準でよろしい。
【次の発言】 それは教育委員の手当、それから教育長の報酬、主事、職員といつたようなものを見込んで、どれくらいかという質問なのです。
○森田委員 二、三点お尋ねいたしたいと思います。まずこの教育委員会の給与の問題でございますが、これは二十数億を要求するのが適当だというお考えですが、その根拠をお伺いいたしたい。というのは、これは何か一定のモデルのような組織を考えられて、それを基準にして幾らずつ金をやるのだということが大体定まつて、それを総計したものが二十数億になるのだ、こういう計算の仕方だろうと思うのでございますが、もしそうだとすれば、具体的に一体教育委員長の給与は大体どれくらいに見るか、あとの委員の手当、それから教育主事の数、その手当、そういつたものを御説明願いたいと思います。
○森田委員 これは単独で開くことなしに初めからやるのでございますか。今の警察法に関する委員会を最初の質疑から併合してやるということになりますか。それとも何回かこつちでやつた後に、適当な時期に併合するという意味でありますか。
○森田委員 関連して。この問題は私も非常に重大視しておるのであります。国民もまたこれは詳細に聞きたいことだと思うのです。たとえばあるところで交番の襲撃があつたとか、あるところへ何人かの人が集まつて暴動的なものを起したとか、そういう個々の現象の起つておることは新聞などである程度まで国民も知つておると思う。しかしそれが一貫せる一つの計画を持つた個々の顕現であるという点については、国民は必ずしも深く知つておらぬのであります。従いましてこの警察法の改正などをするにあたりましては、ただいま大臣がお述べになられた程度では、とても国民は納得の行かないものがある。従いましてもし大臣が詳しいことがよくおわかりに……
○森田委員 この間、大臣の提案理由の説明をお伺いしたのでありますが、その御説明のうち、なぜ今回の警察法改正案をお出しになられたか、その前提事実としてあげられております点の二、三について質疑いたしてみたいと思うのであります。 説明書によりますと、他面において現下のわが国の実情に適合しない部分のあるのはいなめない事実であります、こう言つておるのであります。わが国の実情に適合しない部分があることはいなめない、これは言葉としてきわめて抽象的な言い方なんですが、一体どういう具体的な事実をさしてこうおつしやつておいでになるのか。これを単なる抽象的な言葉でなく、具体的にはこうこういうことがあつたんだという……
○森田委員 今の問題は私も少し調べてみたのですが、ここに私有財産は云云と書いているのですが、これはだれが所有権を持つているかという主体の公、私の違いによつて起るものではなくて、その所有権を持つている作用あるいは形態が私法的性質を持つているかどうかによつてきまつて来ると思うのです。現に国有財産で、たとえば山林なら山林があつて、その所有権の争いが起つたというときに、一体だれが判定するか、今日でははつきりと司法裁判所で決定するのでありまして、決して国家がかつてに権力を振つてああでもない、こうでもないと言うことはない。それから国有林の境界査定の問題が起るような場合は、大体元は営林局に一方的な境界査定権……
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