このページでは清瀬一郎衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○清瀬一郎君 本動議の本文は次のごとくであります。 議員吉田茂君を懲罰委員会に付するの動議 右動議を提出する。 昭和二十八年三月一日 吉田茂君は、本院議員の一員でありますが、さきに国会の決議により内閣総理大臣に指名せられました。同君は、本年二月二十八日午後に開かれました本院予算委員会において、議員西村榮一君の質疑に答うるに際し、ここに直接にその言葉を引用するには忍びません、およそ三色の野卑かつ下劣なる言辞を弄したのであります。(拍手)かくて、西村議員を侮辱いたしましたこの行為は、ひとり西村君に対する侮辱ばかりではなく、同時に、本院の秩序を乱し、本院の品位を傷つけたものであります。(……
○清瀬委員 今松岡君のお求めになつたのは、先方の発表の中にある、八週間前に日本が国連軍に提示した最終案でしよう。松岡さん、そうでしよう。これは向うが提示したのではなくして、こちら側が提示したものなんですね。こつちが出したもの、そのことをおつしやらぬと、きのうのやつはそれに対する向うの答えだから、答えの方だけ聞いてもよくわからぬ、こういうことなのです。
【次の発言】 そのことは松岡君のお問いの補充として私申し上げたのであります。外務大臣と司法大臣が来られましたら、なお伺いますが、この時間を利用しまして、少し予備的にあなたに聞いておきたいことがあるのであります。この協定の相手は一体だれですか。国連……
○清瀬委員 ほんの一言でわかることですから……。あなたが安全保障条約に属する行政協定を交渉された際、あのNATO基準と違う基準でおまとめになりましたね。あのときには、すでに連合軍との今日の問題も予見できておつたのです。吉田・アチソン交換公文もあることであります。世の中でも朝鮮派遣軍の地位というものが問題になることはわかつておつた。それゆえにあの行政協定に属する裁判管轄を相談される際、これは安全保障だからこうしておくのだ、朝鮮に派遣された連合軍のことはこれを先例にせぬといつたようなことを、公にか私にかお話なさつたことはないのでありましようか。
○清瀬委員 そのことは私は平素からたいへん心配しておることであります。今おつしやつた少しくらいの促進でこの問題は解決しないと思う。わが国の裁判制度の根本に何か欠陥がありはせぬか。近時少し減つたとおつしやいますけれども、それは上告受理の条件を非常に厳重にしたのです。ことに民事上告は別の臨時法をつくつて非常に制限しておりますし、刑事の方も刑事訴訟法四百五条というので非常に制限されておる。これがために被告の身になつてみると、非常に不平があつても上告ができない。その門をくぐつてようやくできたものが一年に一万件で、そのうち六千件近くが、裁判になるというのですからだんだんたまつて行くばかりです。これはつつ……
○清瀬委員 われわれは最後に政府の予算に対する態度をきめなければなりませんから、過日以来議に上つたことも二、三ありますが、ごくわずかな点について首相の御信念を確かめておきたいのであります。事柄は二つか三つであります。議論はいたしません。 本年の五月三十一日に、吉田首相は、かの吉田書簡なるものをお出しになつております。国会では公表されておりませんけれども、世間ではわかつております。間違つてはいけませんから、その第三項だけを読みまして、その通り相違ないかを直接総理より拝承いたしたいと思います。三項には、「日本国の当局は、罪を犯したこれらの軍隊の構成員及び軍属並びにそれら家族を」これが大切なんです……
○委員(清瀬一郎君) これより衆議院両院法規委員会を開きます。
私が年長着のようでありますから、両院法規委員会規程第一条第三項の規定によつて、委員長が選挙されるまで、委員長の職務を行います。
ただいまより委員長の互選を行いますが、その方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 大橋君の動議に御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり」
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて花村四郎君が委員長に当選されました。
本席を花村委員長にお譲りいたします。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。