このページでは井谷正吉衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○井谷正吉君 国営自動車の運営についての請願でありますが、御答弁をしてくださいます方の御身分を承つてから申し上げます。
【次の発言】 これはややこしい問題が付随しておりますので、それをつけ加えたいと思いますが、最初に請願の趣旨を申し上げます。
本路線は県道宇和島中村線の幹線に沿い、人口密度高く、関係一市六箇町村住民の戸数四千戸、人口二万余に上り、交通量においても南豫地方屈指の幹線であり、地方文化の向上、産業経済の発展に資することはなはだ甚大でありまして、交通界の理想たる近郊都市乗入れの真の理想的自動車路線であると信ずるものであります。如上の理由により直接関係の前記市町村以外の日吉、三島、泉、……
○井谷委員 今度の災害は、新聞によつても、世間の常識でも、九州が主体になつております。ところが、やはりこれにはすそがあるので、ございまして、愛媛県のごときも、前回に三十億円を越え、このたびもまた三十億円を越えるという被害がダブつております。先ほどからのお話、またいただいた印刷物を見ましても、この方面のことがどうかと思われるので非常に不安を覚えておりまするが、今回の災害に対しまする被害県の区域をどういうふうにお考えになるか、国務大臣の御答弁を願いたいと思います。
○井谷委員 長官には連日御苦労をかけまして、私ども心から感謝をいたしておる次第であります。ここで一つお願いがあるのでありますが、今回の災害につきましては、災害をこうむらなかつた他府県におきましても非常な関心を持つておるのであります。この救援等についても相当努力をいたしておるのでございますが、ちようど昨日電産の執行部から人が参りまして、自分たち組合の方においても、米であるとか、衣料であるとか、その他のものを集めておるのであるが、ただ米についての輸送が認可がとれないということで困つておる。これは、そうした組織の人たちは、筋肉労働者でありますから一米の生産者ではありません。従つて、自分たちのいただき……
○井谷委員 酪農のことでありますが、私どもの方では終戦後非常に酪農を奨励いたしまして、非常に無理をしてみな乳牛を買つた。ところが乳が安くなりまして、飼料は高い、乳は安いというようなことで、最初乳牛を買つた者も、これを手離すというような段階にただいまなつているのであります。明治製菓が工場を設けて簡易な装備をしておるのでありますが、聞くところによると、乳の値段が安くなるということは、外国から乳製品が無制限に入つて来るために圧迫を受ける、そういうようなことを工場長は言つていたが、そういうようなことがあるのであるか。さらにまた、輸入しているのは間違いありませんから、どういう種類のものが入つておつて、年……
○井谷委員 前十六国会におきまして、農産物価格安定法が制定され、これに伴いまして近くかんしよ基準価格、切りぼしかんしよ、澱粉の価格が決定されることになりますが、この価格の決定いかんは、いも作農家の死活問題でありますから、すでに収穫を前にいたしまして、九州、四国のいも作農家の代表は、先般福岡県に集合いたしまして、九州、四国かんしよ対策協議会を結成して、大要次の決議をいたしたのであります。 一 昨年産かんしよ生切干及びでん粉の滞荷を本年産かんしよ及びかんしよ生切干の価格に悪影響を及ぼさないよう早急適切な方法をもつて、処理されたいこと。 二 かんしよ類の消費を阻害する糖蜜、トーモロコシ、タピオカ……
○井谷委員 大臣にお伺いしたいのですが、それは今度の新しいかんしよの切りぼしの価格の問題であります。先日ちようど大臣おいでになつていませんでしたから、通産関係だけのお話を承りましたが、非常にわれわれにとりまして不満な回答であつたのであります。御承知のように九州、四国のかんしよ地帯の諸君が、九州、四国かんしよ対策協議会というものをつくりまして、本年の価格の決定の迫つておりまするこのときに、この協議会で決定をいたしました価格は、先般長官の方に出しているはずであります。もはや相当日たちが迫つて来たと思うのですが、本年の切りぼし価格はどの程度のお考えであるかということを、第一に承りたいのであります。そ……
○井谷委員 私は前谷さんに、かんしよ及び切りぼしの値段を御決定になつたことについてお伺いしたいのであります。 第一は、ただいまプリントを拝見いたしたのでありますが、この価格を決定いたされました基準、それから方法、根拠、どういうところから割出されたのかということを伺いたいのであります。 それからこの表によりますと、第一のかんしよ及びばれいしよの原料、基準、価格のところに歩どまりのことが出ておりますが、この歩どまりはどういうふうにしてきめて行くのかということであります。もちろん生かんしよの場合は、ここにありますように、生産された市町村の区域内において売渡しが行われる場合の価格というのですから、……
○井谷委員 前谷さんにお伺いしたいのでありますが、この農産物価格安定法が設けられまして、前の委員会において私はあなたに、今度のかんしよの切りぼしの買上げにつきまして、その価格決定において、団体等の手数料、俗に言うマージンが農家手取りの価格の中に入らないように希望し、またお答えもそのごとくであつたと私は思つておるわけであります。またこれは個人的でありましたけれども、渡部官房長からも同様なお答えがあつたのであります。ところが、先般食糧庁からお出しになりました印刷物によりますと、さようでないことに受取れる内容が現われておるわけなんであります。これがいも作地帯の農民諸君に非常にシヨツクを与えまして、た……
○井谷委員 切りぼしについてちよつとお伺いしたいのです。ことしの価格は大体希望の線で食いとめることができる、そして政府の保管しているのを払い下げても、この価格に影響がなかろうということなんですが、これは前にも申し上げましたように、糖密なりその他とうもろこしの横流れとか、そういうものに手を打たれた結果であるか、あるいはまた本年のかんしよの減産のためであるか、長官はどういうふうな御解釈をされているか、承つておきたいと思います。
【次の発言】 糖密の方には手を打たれましたか。
○井谷委員 最近世潮の逆コースに伴いまして、農村関係においても、あらゆる面に復古調と言いますか、封建的な時代に逆行しようという傾向が察せられる。農村におけるこれらの動きを検討してみますと、最近なかんずく特異な現象として起きておるのは、旧地主諸君の失地回復といいますか、その土地を自分のものに返す、こういうような動きが濃厚であるように思うのであります。伝え聞くところによりますと、降旗さんあたりが中心になられて、農林専門員の方においてもそういうような農地法の改正に対しまするいろいろな研究がしばしばなされているというようなことも承つておるのでありますが、こういうような傾向が全国的に盛り上つておるようで……
○井谷委員 去る三月の十五日付で香川県綾歌郡昭和村字中植西、中植西地区代表責任者池下善行君からこういう書面が来ております。要点を簡単に読んでみますと、「当地区においては過般農業協同組合農業改良普及員の奨励により麦作に対し尿素を施肥したるところ(注、尿素製造銘柄は東洋高圧大牟田工場、販売者は昭和村農業協同組合)数週間経過したるも全然成育を促進せず、葉の伸長はもとより分蘖もせず、元肥に施用したるものは芽さえ出ず、このような状態であつたが、最初は原因も不明にて、普及事務所に調査を依頼しても他因のごとく何ら熱意も示さず、このありさまなれば、さらに数回施肥したるものは裸麦は著しく赤く、小麦は白くなつて枯……
○井谷委員 私は本年四月の凍霜害による群馬県下の被害状況を、昨五月十日に視察して参りましたので、その概要を御報告いたします。 参加者は、綱島正興、金子与重郎、小平忠、五十嵐吉藏、井谷正吉の各議員でありまして、農林省蚕糸局より小林蚕業課長、事務局より高木、工藤両君が同行いたしました。 まず佐波郡に入り、勢多郡、前橋市、群馬郡、碓氷郡、甘楽郡の順に実地調査を行つたのでありますが、沿道における被害状況はもちろん、要所に車をとめて、桑、麦等を手にとりその惨状を見聞するとともに、地元各位の要望を聞いたのであります。 県下の被害状況を申し上げますと、去る四月二十一日及び二十八日両度の降霜が今回の被害……
○井谷委員 時間もありませんから簡単にお尋ねしておきます。まず最初に保安庁の大森さんにお尋ねをいたします。愛媛県温泉郡小野村の演習地の問題でありますが、これは中村委員がきようお尋ねするように申していたのですけれども、来ておりませんから、私かわりまして概要を承つておきたいと思います。これはどういう構想でおやりになるのか、まずそれからひとつ承りたいと思います。
【次の発言】 一番小規模な演習場というお話でありますが、ここでは射撃をやらないのですか。
【次の発言】 この演習地については、地元で数回にわたつて反対の運動が行われたように私は聞いておるわけでありますが、先刻のお話にもありましたように、地元……
○井谷委員 公共事業費の中で急傾斜の方はどうなつておりますか。
【次の発言】 相当増すつもりですか。
【次の発言】 積寒地帯も同じですか。
○井谷委員 今芳賀委員にお答えになりました中で、私は大体ばれいしよ澱粉が中心だと思つて聞いたのですが、私はかんしよ、かんしよ切干し、かんしよ澱粉、こういう面についてお尋ねをしたいのです。今のお答えの中にありましたように、去年よりも大幅に引上げられるものだというふうな概念を持つてよろしいかどうか、一番最初にお尋ねしたい。
【次の発言】 昨年の場合と比べて、本年は今御調査中で詳しい点はわからぬといたしましても、大体において収量は増加しておるかあるいは減つておるか、さらに今度の台風関係で、減収はどういうふうなことになるか、これをちよつと伺いたい。
○井谷委員 私はみつまたについてお伺いいたしたい。このみつまたは紙幣の原料として、これまで大蔵省が非常な力を入れて指導協力をして参つたのであります。また農林省においても同様、みつまた栽培については非常な熱意をもつて奨励をいたされたのであります。山間地帯の住民といたしましては、換金作物としてこれは唯一のものでありますから、こういう奨励のもとに非常な努力を続けて今日増産の域に達しておるのであります。ところが最近大蔵省におきましては、このみつまたを使えば非常に高くつく、マニラ麻の方が安くつく、こういうことでみつまたの購入を中止したとは行くまいが、非常に減額をされた。従つてみつまた産地の者は、今日まで……
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