井谷正吉 衆議院議員
23期国会発言一覧

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このページでは井谷正吉衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

井谷正吉[衆]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第18号(1947/07/26、23期、日本社会党)

○井谷正吉君 昨日來、食糧問題について各位の御意見が述べられたのでございますが、私は少し異なつた方面からこの問題を論じてみたいと思うのであります。  およそ食糧問題の解決には、二つの観点があると思つております。第一は、今日ただいまの問題でありまするし、第二は、明日及び將來の問題であります。今遅配、欠配がやかましく論じられておりますのは、今日の問題でございます。供出制度の改革や肥料問題が論じられておるのは、これは明日の問題であります。ここに私の申し述べんといたしますのは、明日の食糧問題に関しましてではありまするが、しかしこれは、直接今日の問題に密接なつながりをもつておるのでございまして、ただいま……

井谷正吉[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

井谷正吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第3号(1947/07/11、23期、日本社会党)

○井谷委員 前會でも承つたのでありますが、省營バスで民業を逼迫しないようにということから、省營バスは、現在運行しておる運營路線には、御遠慮になるというふうに察せられたのであります。この省營バスは先ほどお話のように、國有鐵道の代用か、もう一つは國有鐵道の補助と申しますか、次は國有鐵道でなくてはできない地區、大體この三つのように承つておるのであります。私の地方の問題でありますが、四國循環鐵道というのはまだ完成しておりません。宇和島というところから高知縣の宿毛という線がありますが、この線の運行を中止いたしまして、その他に代線ができて、今その進行中であります。これをその地方の人が引込んだといふことは、……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第5号(1947/07/22、23期、日本社会党)

○井谷委員 先ほどの船員局長のお話で二つほどお伺いしたい。今の船員の再教育をやると言われて、學校が餘つているというお話も承つたのですが、それはどういう方面の學校ですか。もう一つは、無線の技術者が餘つている、これを甲板の方へまわそうということでありましたが、ああした特殊な技術を得ている人を何かほかの方面でお使いになる途はないものであろうかということをちよつとお伺いしてみたい。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第7号(1947/07/30、23期、日本社会党)

○井谷委員 前囘の任意組合のお話の中で、ちよつとわからない點がありますからお尋ねしたいと思います。政府は行政措置において任意組合をつくらすということを言われておるのでありますが、この任意組合という意味がどの程度のものであるか。ほんとうに自由な氣持に出た任意組合であるか。先般はある程度までこれに干渉せられるような意味にとれる點もあつたようでありますが、どういうほどあいのものであるかということと、もう一つは任意組合にはいらないものがあつた場合には、どういうお考え方をせられるか。この二つをちよつとお伺いいたしたいと思います。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第10号(1947/08/11、23期、日本社会党)

○井谷委員 私は先ほどからのお話でどうもまだ納得のいかない點がありますので、多少重複するかもしれませんがお伺いいたしたい。その前に水産廳が今度設けられるということは、概念的でありますけれども、これはよいことだと思つておるのであります。しかし今お話に相なりました水産廳の仕事を一元化するために、商工省のものやあるいは運輸省關係のものがここに集まつてくるということも、そうあらねばならないこともあるでありましよう、たとえば漁網のごときは私は、漁具と解釋しておるのであります。これはどうしても水産廳のお仕事であると思つておるのであります。しかし漁船が漁具であるか、船舶であるかということについては、私十分腹……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第13号(1947/08/23、23期、日本社会党)

○井谷委員 私は「國有鐵道の現状」という先日お配りになりました册子を拝見いたしまして、十分國有鐵道の實相を翫味してのでありますが、一口に、端的に感想を申しますならば、國鐵は現在日本の縮圖のようなもので、どうにもこうにも、自力ではこれ以上手も足も出ないという結論を説明されたように受けとれて、まことに憂慮にたえぬ次第であります。從つてこの報告書の内容につきましては微に入り細にわたつて御説明になつておりますので、これの内容についての質問は私はないのであります。しかしこれに附随するものとして伺つておきたいことが四、五點おるわけであります。  まず第一は、鐵道車輛は戰爭中の酷使と保守不良によつて、その状……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第17号(1947/09/20、23期、日本社会党)

○井谷委員 この休會中にちよつと歸つたときにぶつかつた問題でございますけれども、省營バスのタイヤのないということはかねがねよく承つているのでありますが、私の方はこれが實に深刻で、現在トラツクは一臺も通つていない。バスの方にいたしましてもタイヤが悪いからというので三十人以上乗せない。そうすると多くの者がずいぶん殘るわけです。終便のバスが歸りにえんこしてしまうと、それを迎えに來るバスがあすの朝の一番に出る車のタイヤをはずしてもつてくる。それでようやくお客を送つて歸つてから、またそのタイヤをはずして朝のにつけかえるというような、實に從事員は涙ぐましい奮闘をしておるわけでありますが、これも囘數がだんだ……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第19号(1947/09/25、23期、日本社会党)

○井谷委員 私は總括的な御質問を申し上げまして、あとは逐條審議のときに聽いてみたいと思いますが、前に御配付くださいました道路運送法要綱案という中の二の六に「企業獨占の排除竝びに不當な競争及び協定その他公共の利益に反する行為の禁止」ということがあります。この企業獨占を排除する上について、どの程度の餘裕性を認められるのであるか。海運の任意組合のような方法にお認めができるのでありますか、あるいは一縣にいくつというおよその基準を考えられておるのであるかということを承りたいのであります。それから第五の「國營自動車の開設に伴う民營自動車運送事業の廢止または減益の補償、國における沿線自動車運送事業の開設に伴……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第20号(1947/09/27、23期、日本社会党)

○井谷委員 この鐵道營業法の一部を改正する法律案は、今後運賃改正の際には國會の議決を經ることになりますので、その審議の經過においては國民もその大綱を知る餘裕が相當あると考えますから、これは最低限度七日まで短縮することができるよう改正しようとするものでありまして、この法律案に對しまして、社會黨といたしましては全面的にこれを認めることにいたしております。
【次の発言】 私は道路運送委員會のことについて御質問申し上げたいと思います。ただいま御配付くださいました政令案要綱の中にあるのでありますが、その第三章の道路運送委員會の中で「中央道路運送委員會は九人を以て、地方道路運送委員會は、その關する地區内の……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第21号(1947/09/29、23期、日本社会党)

○井谷委員 道路運送委員會の問題でありますが、前會の私の質問に對しまして、自動車運送事業者は、これが知事の一名の推薦に該當する場合に、知事の考慮に期待するというような意味の御囘答を得たように思うのであります。しかし法律というものはそこをはつきりしておきませんと、これをこしらるときにお互いの含み合いで了解しておりましても、實際にこれを實施する場合には、違つた人が各方面でやるのであるし、法文通りに解釋してまいりますから、私どもはここで氣持はわかつていても、實際の面においては、これが文字の通りに行われていくだらうと思うのであります。先般も申し上げましたように、知事の推薦の一名ということが、私はどうも……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第22号(1947/10/01、23期、日本社会党)

○井谷委員 二、三追加の質問をいたしたいと思います。第一は國營自動車も本法によつて取締られていくだろうというふうに思いますが、そうした場合に、地方の道路運送委員會で今の知事の推薦が一名というときに、これが單に民間の業者から出ておりまして、省營の運行に反對する。こういうことになつた場合に、運輸省としてはどういうふうなことをおやりになるのであろうかということから考えましても、やはり委員の一名ということが私はどうも腹にはいらない。  それからもう一つは輕車輛の問題でありますが、この輕車輛運送事業を經營しようとする者は、命令の定めるところにより、事業計畫を備えて行政官廳に届け出ねばならないとなつておる……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第24号(1947/10/06、23期、日本社会党)

○井谷委員 五十四條であります。「自動車及び旅客の運送の用に供する輕車輌は、命令の定めるところにより、使用に適する構造、装置及び性能を有するかどうかについて、行政廳の檢査を受けなければならない。」となつておりますが、以前お尋ねいたしましたときに、下級行政廳は地方の鐵道局というように承つたように記憶いたしますが、ここの行政廳はどれに當るのでありましようか。たとえば輕車輌の檢査を受ける場合に、鐵道局にもつて行くわけにもいかないし、どこの邊でこの計らいがつくものかということをちよつとお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 この道路運送委員に地方長官が兩院の議員を推薦したというような場合には、委員の……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第25号(1947/10/09、23期、日本社会党)

○井谷委員 今の局長のお話についてちよつと附け加えて承りたいのでありますが、この中央委員會というものは、これは大した權限になると察せられる。お話のようだと、國民の代表とか、それから運輸省の道路行政とかを左右するほどの大きな發言をなす權限があり得るというように承つた。そうしますと、私どもこの交通運輸委員會の立場と、ここに非常な混線する状態ができてきはしないかと思う。というのは、この案によりますと一方任期が五箇年も勤められる。われわれはあす知れぬ命、とこういうことになりまして、請願、陳情というものもたくさん來るのだが、これについてわれわれの意見と、またその方々の意見と相違するということもあり得るこ……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第26号(1947/10/11、23期、日本社会党)

○井谷委員 議事進行で意見を申し述べたいと思います。この道路運送法案につきまして、總論ですでに二囘以上も質問をしたのに、またこれをむし返して平生缺席をしておられる人が新たにやられ、われわれのように精勤している者は何囘も同じことを聽く、答辯をせられる方も御苦勞と思うが、聽くわれわれの方も實際つらいし、またそれならこちらも出て行くということになつて、行きつもどりつでなかなか進行しないので、これはわれわれも考えなければならぬと思うが、委員長の方にも何かよい方法を考えてもらいたいと思う。こういうことを痛切に感じさせられるのであります。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第30号(1947/10/20、23期、日本社会党)

○井谷委員 私は初め地方自動車事務所を擴充するということについて心配があつたので、地方鐵道局の出先としての意味において擴充されるのであろうかと思つていたのでありますが、この間の話によりまして、またこのプリントの囘答によつて、地方自動車事務所が鐵道局と全然分離して、大臣の方に直結した機構に改められるように存じますので、それであつたならば、これで私はよろしいだろうと思うのであります。また今小笠原委員の申されましたように、都道府縣知事に任しましても、地方の自動車事務所というものはやはりあるわけでありまするから、この仕事の運營の上においても、かえつてこの方を強化していく方が都合がいいんじやないかという……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第34号(1947/11/08、23期、日本社会党)

○井谷委員 私は以前に無賃パスのことがどういうふうに出されているかということをお尋ねして、政府の方から内容を答えるということでありましたのが、今にそれがないわけであります。ただいまの御説明でその種類がおよそわかつたが、縣會議員と鐵道職員の家族をどういうふうに比較をされておるかということについは、私は腑に落ちない。また一面これと事實かどうか存じませんが、マル通とか、そういう方面には、おもな人に出ているというような話も聽いたことがありますがそういうことがありましようか。それで縣會議員と、ただいま申しましたような職員の家族、こういつた比較をどういうところにおかれるのかということを聽きたいのであります……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第40号(1947/12/03、23期、日本社会党)

○井谷委員 この問題につきましては今次官からの御答辯で大體意味がわかるのでありますが、御承知のように特殊産業でございまするし、現在自動車ももつておるわけでありまするから、この邊はなるべく圓滑に早く安心して行えるように、特に御考慮をお願いしたいということを附け加えておきたいと思います。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第41号(1947/12/04、23期、日本社会党)

○井谷委員 野村町、大内驛間に國營バス運輸開始の請願の理由を申し上げます。本区間は宇和島市と松山市を結ぶ現在交通路線のうち、大洲、烏首、坂石、日吉、出目を經て宇和島に至る路線と豫讚線による大洲、卯之町、吉田を經て宇和島に至る線路に對する中間のしかも最短コースとして地方民の絶大なる要望により、東宇和郡野村町と北宇和郡愛治村との堺界をなす齒長山脈に、本縣下においてもまれに見る土屋隧道を昭和二年起工し、十箇年にわたる歳月と、當時二十三萬餘圓の巨額を費し、昭和十二年殊竣功したものでありまして、しかも當時は財界不況の最中で、關係町村が實に臥薪嘗膽經費の負擔に苦しみながら、ようやく完成を見たわけでありまし……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第42号(1947/12/06、23期、日本社会党)

○井谷委員 舊鶴見臨港鐵道線ほか三鐵道拂下に關する請願の容旨を申し上げます。國鐵鶴見智、南武線、青梅線及び五日市線は、元來地方鐵道として、鶴見臨港鐵道、南武鐵道、舊青梅電氣鐵道及び舊奥多摩電氣鐵道の四會社が經營して、地方交通産業上大なる貢献をしてきたのであるが、今次戰爭の末期に戰時輸送力強化のため、戰時的緊急措置として政府に買收されたものである。しかるに終戰後國有として經營する必要の解消した今日、鐵道國有法の精神及び沿線市町村民の希望に從い、前記鐵道を舊經營各會社に拂い下げられたいというのであります。
【次の発言】 舊小倉鐵道拂下に關する請願の要旨を申上げます。小倉鐵道は戰時中鐵道省に買收され……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第43号(1947/12/08、23期、日本社会党)

○井谷委員 まづ日程第二一一の請願の要旨は、岩手縣胆澤郡水澤町を起點として、姉體、黒石、田河津、長坂、猿澤、澁民、摺澤、磐清水、千厩、八澤、藤澤、黄海、日形、老松、花泉の各町村に至る路線及び氣仙郡高田町を起點として氣仙、矢作、大原、澁民、摺澤、長坂、松川、舞川、眞瀧、一關、山目、嚴美の各町村に至る路線の沿道一帶は、各種特殊物資の生産が多量であるが、現在運輸機關としては一關、盛岡間を連絡する大船渡線のみで、物資の輸送竝びに經濟文化の進展に大なる障害をなしている。ついては該兩路線に國營バスの運輸を開始されたいというのであります。  次の日程二一四請願の要旨は、岩手縣は生活の全體にわたつて東北本線沿……

第1回国会 国土計画委員会 第34号(1947/12/08、23期、日本社会党)

○井谷正吉君 本請願の要旨を申し上げます。高知縣檮原町は生産物資、名所舊跡に富んでいますが、交通機關に惠まれないため種々障害している。つきましては檮原、野村間の道路を改修願いたいというのであります。何とぞお願いいたいます。

第1回国会 水産委員会 第26号(1947/11/21、23期、日本社会党)

○井谷正吉君 愛媛縣西宇和郡三島村下泊の漁港、船溜建設につきましての請願を紹介いたします。  愛媛縣西宇和郡の西南端大崎半島の北部、奥地灣の南西に位して北東方には海を隔ててニ木生村、陸續きに三瓶町があり、南部は大崎半島水界をもつて東宇和郡高山村に接して、東西南の三萬を急峻なる山岳に圍繞されて、北方に開口せるU字型港灣で、灣口は約一・五キロ、抱容海面三平方キロ、水深最深約三二メートル、最淺約一〇メートルであります。當港は神子浦、加室、本浦の三部落よりなり、總戸數二百三十戸、人口千百五十人でありまして、その大半は漁業に從事しております。 その所有いたします漁船は動力漁船が二十隻、普通漁船が百十六隻……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 運輸及び交通委員会 第5号(1948/05/19、23期、日本社会党)

○井谷委員 白山、新発田間鉄道速成の請願の要旨を申し上げます。本請願の要旨は、越後線白山駅より新潟駅を経て羽越線新発田駅に連絡する白新線は、その沿線は越後平野の主要な地帶で、豊富は農産物に惠まれ、かつ縣下第一の淡水魚類の生産地としても親られているので、これが開通すれば産業の開発はもとより、神戸、青森、仙台東京等との捷路となり、交通網が完備されることになる。ついては該路線の鉄道を速やかに完成されたいというのであります。
【次の発言】 小川村江田に停車場設置の請願の要旨を申し上げます。本請願の要旨は、磐越東線小川郷、川前両駅間は十六キロ余もあつて、通勤、通学者はもとより、一般地方民の不便また大であ……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第6号(1948/05/22、23期、日本社会党)

○井谷委員 新潟海運監理部を海運局に昇格の請願を要旨を申し上げます。わが國海運行政の一環として、新潟港を中心とする日本海海運行政の總合的運營が合理的なものであると考え、牡鹿半島から能登島半に至る諸港、すなわち秋田、山形、新潟、富山、石川の各県をその管轄に收めた新潟海運局の實現を強く要望してきたのでありますが、未だその決定を見ていないのであります。しかして現状は御承知のごとき秋田、山形の海面は奧羽山派を距てた鹽釜の海運局に、また富山、石川の海面は中部山派を距てた名古屋の海運局に分割して管轄せられておりますが、これは海運行政の管轄が本來よるべき海上のつながりによらず、漫然陸上の地方ブロツク等に從つ……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第7号(1948/05/24、23期、日本社会党)

○井谷委員 本請願の要旨は、鹿兒島市田上町廣木及び鹿兒島郡谷山町大字山田谷山町、五ケ別府等は交通機關に惠まれず、市街地へは徒歩で二時間も要するので通勤通學の不便は大である。ついては産業の發展と地方文化向上のため西鹿兒島驛と饅頭石驛との中間、鹿兒島市田上町廣木に停車場を設置されたいというのであります。
【次の発言】 本請願の要旨は、千葉縣の流山町には新學制令による中學校の設置竝びに新警察法によるこれが廳舎の新築等のため、町財政は極度に行き詰まつているが、さいわい新制中學校舎には、さきに鐵道省隅田用品庫流山出張所の一棟を讓り受けたが、その移築改裝に巨大の出費を要するので、そのまま敷地をも借用できる……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第8号(1948/05/31、23期、日本社会党)

○井谷委員 本請願の要旨は、兵庫縣明石郡魚住村は山陽本線土山、大久保両駅の中間に位し、年々工場地帶化しつつあり、その從業員は他町村からの通勤者が多いのであります。しかるにその交通関係はわずかに山陽電鉄の一停留所)るのみで、村内外の通勤者の不便は大であります。ついては山陽本線の明石、姫路間の電化促進並びに土山、大久保両駅間に停車場を設置されたいというのであります。
【次の発言】 本請願の要旨は、栃木縣河内郡豊岡村の運輸省の被服工場を大宮方面に移轉するようであるが、本工場は地方分散の主旨をもつて本村に設置されたものであり、その位置は東京より約三時間の地点にあつて、交通、文化及び衞生上より最適の地で……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第12号(1948/06/09、23期、日本社会党)

○井谷委員 今館君の御質問を大臣の御答弁とを、私横から聽いてみてぴつたり來ない点がある。これはこの前ずいぶん御欠席があつて、皆樣方が御承知にならないので、御疑問の点があると思うから、この次の機会に岡田さんからもう一遍同じ内容をお話になつた方がいいと思います。

第2回国会 運輸及び交通委員会 第18号(1948/06/17、23期、日本社会党)

○井谷委員 矢野委員からのお話に関連して申し上げたいのであります。この國有鉄道の整理、拂下げが今問題になつておるのでありますが、第一回の國会におきましても、これの請願が出ていたのであります。殊に今度の運賃値上げに関連して、國鉄の相当の整理をする必要があると私は思つているし、ただいま参議院の方で調べましたものを持つておりますが、それによりますと、現在鶴見臨港鉄道、南武鉄道、青梅鉄道、奧多摩工業、富山地方鉄道、播丹鉄道、こういうものが大体拂下げ要求の主点になつているようであります。私どもただこういう書類によつてだけでは、ほんとうの考えがまとまりませんし、私はこれは運賃値上げとやはり関連をもつて考え……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第25号(1948/06/28、23期、日本社会党)

○井谷委員 この新潟、神戸、高松の海運管理部を海運局に昇格する請願がありまして、その紹介議員には実は私がなつているのであります。それで今重井さんのお話のような点が問題になつたのでありますが、この点は、ここに運びますために、いろいろ当局ともお話合いをいたしまして、そういうことがないということが明らかになつておりまするし、また地方の海運の管理は海運局でなくてはならない、これは地方のこうした海運の仕事をいたす上において、非常な便利を得るわけでありますので、ぜひとも各党各位においても、御賛同願いたいということを重ねて申し上げたいと思うのであります。

第2回国会 運輸及び交通委員会 第29号(1948/07/03、23期、日本社会党)

○井谷委員 本請願の要旨は、博多駅の乘降客は、各列車ごとに数万に及び、現在のホームでは乘客が列車に乘ることもできない状態であり、しかもブリツジが現在ただ一本のため、危險はこの上もないのであります。加うるに近第三回全國國民体育大会が福岡で開かれるので、本駅構内施設を拡充されたいというのであります。
【次の発言】 本請願の要旨は、大糸南線南小谷、中土両駅間は短距離であるが、中間部落より中土駅への縣道は断崖の下を通るため、種々の障害があつて通行不能の場合も多く、やむを得ず鉄道線路を交通するような実情にあります。ついては該両駅の中間たる中土村小角間地籍内に、簡易停車場を設置していただきたいというのであ……

第2回国会 水産委員会 第21号(1948/06/22、23期、日本社会党)

○井谷正吉君 柏漁港修築の請願の要旨を申し上げます。  本請願の要旨は、愛媛縣南宇和郡内海村柏港は、近海航路船舶、旅客船の定期寄港地として重要視され、かつ漁港としても郡内随一であるが、港湾設備がないため、荒天に際しては船舶の繋留にも困難を感ずる状態で、船舶の破損、網干場その他工作物の被害は多大である。ついては速やかに本港に防波堤を築設されたというのであります。何とぞ格別の御審議をもちまして御採用あらんことをお願い申し上げます。  次に眞穴村穴井に漁港築設の請願の要旨を申し上げます。  本請願の要旨は、愛媛縣西宇和郡眞穴村は全村山岳地帶で、農耕は困難を極め、農業のみの生活は至難である、しかし本村……

第2回国会 水産委員会 第23号(1948/06/29、23期、日本社会党)

○井谷正吉君 本請願の要旨は、愛媛縣越智郡櫻井町は縣内有数の大村で、漁業專業者がその大半を占めているにかかわらず、漁港の設備がないため漁業は不振をきわめている、又本町の特産品たる漆品その他各種産物の発展も阻害されている、ついては速やかに本町に漁港を築設されたいというのであります。

第2回国会 通信委員会 第13号(1948/06/01、23期、日本社会党)

○井谷正吉君 高川郵便局は大正十三年六月、政府は村民多年の懇望を容れられ、請願局として開局されて今日に至つたものであります。経済力乏しき当時といたしましては、村民の物的負担も大であつたのでありますが、この機関を通じ、おかげをもつて地方文化の向上はもとより、産業経済の進展、自治行政の刷新等、全般によたり地方民衆の福利増進に寄與せられましたことは、はかり知れないところでありまして、村民は常に感謝いたしておる次第であります。この間当局の適切な御施策と御指導とにより、また局長以下全職員の献身的な努力があり、村民またこれにこたえまして、國策に協力いたしておる次第でありますが、社会の進運に伴い、村民の総意……

第2回国会 労働委員会 第12号(1948/06/29、23期、日本社会党)

○井谷正吉君 日程第二六、大洲町の勤務地手当の地域給を乙地域に引上の請願(第一三六〇号)、大洲町は人口一万八千、町制施行以來の古い城下町で、官公署及び教育、交通の中心をなし、附近に市制施行地なく、市制実施候補地であり、またその実質を備へている。何とぞ地域給の乙地引上に関し、本委員会の審査をお願いしたい。
【次の発言】 地方にできる地域給調査会は早急にできますか。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 運輸委員会 第3号(1948/11/11、23期、日本社会党)

○井谷委員 今、館君からもちよつとお話があつたのですが、私もこの発券という意味が非常にわからないのですが、これはどういう意味のことでありますか。

第3回国会 運輸委員会 第6号(1948/11/15、23期、日本社会党)

○井谷委員 私はこの全体的な法案についてはまだ別に考え方があるのでありますが、きようはこの法案についてわからないところをお尋ねしてみたいと思います。第二章の監理委員会のところでありますが、この監理委員会は日本國有鉄道の意思決定機関でありますか、それとも單なる諮問機関であるのかということであります。 この第十條に「業務運営を指導統制する権限と責任を有する。」とあるのでありますが、この指導統制する権限とはどういうことを指しているのであるか。これは総裁以下の決定したものも変更し得るというのでありますか。この責任を有するというのはだれに対して責任を有するのであるか、これを聞きたいと思います。第十五條の……

第3回国会 運輸委員会 第11号(1948/11/25、23期、日本社会党)

○井谷委員 本法を本國会になぜ出されねばならないかという点と、本法は海運事業の発展のためにどうしてもなければならぬものであるかということと、第三に民事訴訟法の仲裁と本法と海事仲裁との関係はどういうふうになるのであるか、この三点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私は第五十三條の、今高瀬さんからお話になりましたことと大体考えが似通つて來るのでありますが、運輸大臣の認可または許可を要する事項に、旅客、貨物運賃の基本賃率を除く旅客定期運賃、小口扱運賃、貨物等の運賃、料金設定に関しては運輸大臣の認可を要することとする必要があることと思つておるのであります。基本賃率は國有鉄道運賃法によつて國……

第3回国会 運輸委員会 第15号(1948/11/30、23期、日本社会党)

○井谷委員 本請願の要旨は、姫路市白濱地区は製塩業、製鉄業等の工業地帶であるが、その多量の貨物の輸送には附近に大藏省所管の元軍用白濱鉄道が敷設されているのに、六キロ以上も離れた御着、姫路、飾磨、曽根各駅に依存しており、輸送難に陷つている。ついては該鉄道を運輸省に移管して、貨物線としてすみやかに運輸開始をはかられたいというのであります。一つ一つ御説明を願つてから、次に進みたいて思います。
【次の発言】 次は相生、西大寺両駅間に鉄道敷設促進の請願の要旨を申し上げます。本請願の要旨は、相生駅より岡山縣西大寺駅に通ずる國鉄赤穗線の敷設工事は、昭和十一年より七箇年継続事業として着工され、これは播備國境附……

第3回国会 水産委員会 第12号(1948/11/29、23期、日本社会党)

○井谷正吉君 三瓶漁港修築に関する請願の要旨を申し上げたいと思います。大体請願書で詳しくなつておりますから、大要を申し上げたいと思います。  三瓶漁港は愛媛縣の西端西宇和郡の南部に位しておりまして、北方五里余にして八幡浜に達すべく、南方宇和島市とは十里余を隔てておるのでありますが、これは自然の良港でありまして、港内は絶対に平穏で、港口また狹小でありますがゆえに天然の良港であるけれども、港内の利用がはなはだ困難であるという状態にあるのであります。さらに昭和十七、八、九年の大風水害によりまして大さん橋が埋沒せられまして、まつたくその機能を喪失しておるという状態であります。現状は國庫補助等によつて浚……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 運輸委員会 第4号(1948/12/13、23期、日本社会党)

○井谷委員 四國海運局松山支局宇和島出張所を昇格の請願の要旨を申し上げます。宇和島を中心とする佐田岬以南の四國西南部は無盡藏なる森林資源を持ち、現在四國地方における阪神向け一般材、中國向け、北海道、九州向け坑木供給源として産業上重要地位を占めており、一方水産方面は宇和海、宿毛湾など魚類のウクライナとして実績をあげていることは、日本三大漁場として格づけられていることからして容易にわかるところであります。このほか石炭石の無盡藏の鉱脈、酪農及びまき、木炭等の林産物等があり、これらの埋れたる四國西南の資源開発により、産業、交通、文化、人口等発展接合をはかるべく、今般開発五箇年計画のもとに具体的方向に進……


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各種会議発言一覧(衆議院23期)

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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 運輸及び交通委員会財政及び金融委員会連合審査会 第1号(1948/06/04、23期、日本社会党)

○井谷委員 この間私は、鉄道の人員の基本調査、あるいは鉄道弘済会、鉄道病院、かようなものに対する基本的な調査をお願いしておいたのでずが、質問にはいります場合には、やはりこうした資料がわれわれは欲しいのでありますから、至急に御提出を願いたいと思います。

第2回国会 運輸及び交通委員会財政及び金融委員会連合審査会 第2号(1948/06/05、23期、日本社会党)

○井谷委員 本日は本会議もすでに始まりまして、そちらに出席せられる委員も相当多数ありまするし、またただいま資料の配付を受けたようなあんばいでありますので、よく見る時間もありませず、またわれわれの質問は相当複雜になりますから、この程度で散会されんことを望みます。

第2回国会 運輸及び交通委員会財政及び金融委員会連合審査会 第3号(1948/06/08、23期、日本社会党)

○井谷委員 本日はこの程度で散会されんことを望みます。

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第10号(1948/06/21、23期、日本社会党)

○井谷正吉君 愛媛縣北宇和郡松丸町大字目黒より高知縣幡多郡津大村に至る路線には、まれに見る地藏峠の難所があつて、本地方の國有林並びに民有林の伐採搬出に支障を來し、特に木材の滯貨がはなはだしく、縣当局も地藏峠のトンネル開通を計画中である。ついては該峠のトンネル開設を速やかにされたい。

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第11号(1948/06/23、23期、日本社会党)

○井谷正吉君 南伊豫の穀倉といわれる三間平野を貫流する三間川は三幅狹く屈折の不自然、堤防の不完全等のため、わずかの出水にも氾濫して大なる被害を與えている。ついては昭和二十二年度失業救済事業として計画されて三間川の改修工事に対し二十三年度予算を増額してこれが根本的改修をはかられたい。



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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