小川豊明 衆議院議員
26期国会発言一覧

小川豊明[衆]在籍期 : 25期-|26期|-27期-28期-29期
小川豊明[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小川豊明衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
小川豊明[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

小川豊明[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 大蔵委員会 第9号(1953/06/26、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 今の開発銀行のことですが、電気料金の値上げというようなことが最近盛んに新聞等に出ておりますが、開発銀行はたいへん骨を折つて、日本の電力の開発のために四千万ドルも借りて来るということは、これはまあ別として、これは何か電気料金の値上げと関係がありますか。
【次の発言】 そうすると、長期の低利の金がアメリカから借りられると、電気料金は上げなくてもいいということになるわけですね。

第16回国会 大蔵委員会 第10号(1953/06/27、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 時間が経過しておりますから、ごく簡単に二点だけお尋ねしたいと思います。所得税の問題です。ことしは凍霜害、あるいは水害等でもつて農作物が非常な被害を受けたことは御承知の通りでございます。そのために農家の経済が非常に苦難に立たされている。こういうことから、政府でも共済制度を活用して、この救済に当つておるわけですが、この基金は非常に少い。少いからどうにもならないような状態である。こういうことを一応念頭に置いて、私お尋ねしたいと思うのは、この共済金に対してさらに課税をするということが行われておる。これでは右手でくれて、左手でふんだくつてしまう、こういうような形ではないか。しかもこの共……

第16回国会 大蔵委員会 第11号(1953/06/30、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 私は先ほどこの法人税の問題で質問をしたいと言つていましたが、内藤委員の方から、あれはもうすでに政府の方でも了承しているという話であるので、それなら質問する必要はないのですが、どういうことでしようか。
【次の発言】 そこで先般も私の方でいろいろ申し上げたのですが、協同組合――特に私は自分がかつて長く仕事をそこでしていた関係から、農業協同組合のことは一番よく知つているので、農業協同組合の例で申し上げますが、この農業協同組合等はいわゆる営利法人でない、そうして今日においても、その経営が困難になつている、そういうことから、政府としても再建整備法を制定してこの育成強化をはかつて来た。さ……

第16回国会 大蔵委員会 第12号(1953/07/01、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 私おそく来たので、まことに申訳ないのですが、全国銀行協会の方と、地方銀行協会の方の両先生のお話はお聞きできなかつたので、あるいはもう御説明があつたのかどうかわかりませんが、今相互銀行協会の会長さんのお話を中途から承わつたのですが、今いろいろ問題になつおりますところの株主相互金融といわれておるのがありますね。これを先ほど上山先生ですか、大蔵省が英断をもつて取締るようにしたということに対して、たいへんに賞讃をされた、そこからお聞きしたのですが、こういうものをただ単に取締つたところで、あとから違つた形で、やはり資金需要と資金供給との関係から、あとからからとこういうものは出て来てしま……

第16回国会 大蔵委員会 第13号(1953/07/02、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 私は食糧管理特別会計の予算についてお尋ねしたいと思いますが、食糧庁が輸入しておる食糧、たとえば米とか、麦とか、あるいは砂糖も入つておるが、そういうものは何と何かということ、その数最はどれだけであるか、種類別にひとつお聞きしたいのであります。これには時間もたいへんたつておりますので、何でしたらあとでお示し願つてもよいと思います。そこで次に輸入食糧の中で、先般問題になりました黄変米とか、あるいは砕米、もしくは麦の場合は、水にひたつた浸水麦とでもいいますか、事故米、あるいは事故麦というような不良品が相当あるわけですが、これは輸入数量の何パーセントくらいか、これをまずお尋ねいたしだい……

第16回国会 大蔵委員会 第14号(1953/07/03、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 私はきのう食糧庁長官にお尋ねしたのですが、総務部長は私のお尋ねしたのをお聞きになつていますか。
【次の発言】 実はこの問題は、昨日も申し上げましたように、日本の農民は、非常に生産費に償わない価格で米を供出されている一方、非常に高い外米を輸入しておるのであります。そういうことから、この点について日本の農民には不満がかなり多い。従つてこういう輸入された食糧の取扱いというものは、きわめて慎重でなければならないにもかかわらず、それの取扱いに対して、非常に不明朗な感じを与えることが幾つか問題になつておる。そこでそういうことを前提としてお尋ねするわけでありますが、今の食糧の配給機構はどう……

第16回国会 大蔵委員会 第15号(1953/07/04、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 きのう私の要求しておいた資料を、あなたはなるべく早く出して来る、こういうお話でしたが、いつごろになりますか。
【次の発言】 それにつけ加えて、二十七年度に払下げた大豆の資料をほしいのです。大豆の量と払下げ先をこの前と同じような形で資料として出していただきたい。  時間がありませんから、私はこれでやめます。

第16回国会 大蔵委員会 第21号(1953/07/14、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 それでは忙しいようですから、アルコール第二課長に、ごく簡単ですからお聞きしたいと思います。あなたの方で、昨年の四月二十八日に工業用アルコール原料として日本糧穀という会社から四千百八十一トンを買受けておりますが、これは、あなたの方ではどれだけ申請してこれだけ買い受けられたか、これは申請量だけ来たわけでございますか。同時に、これは日本糧穀から幾らであなたの方は買い受けられたか、これをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 あなたの方では、これを日本糧穀というところへ頼んで払下げをしてもらつたのかどうか、それから農林省の持つている米を、政市機関であるあなたの方が、自分の直営工場で使……

第16回国会 大蔵委員会 第23号(1953/07/16、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 今の御答弁、いろいろな税務署員の志気の問題があげられたのですが、そのうちに、組合ができたらゆるんだというようなお話があつた、それはあなたの声が低いからよく聞きとれなかつたのですが、そういう意味で言われたのですか、その組合というのは、どこの組合を犬して言われたのですか。

第16回国会 大蔵委員会 第25号(1953/07/18、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 前会からずつと食糧庁長官に対して、食糧管理法に関する問題が出て来ておるわけです。本日農林大臣の御出席を願いましたが、大臣は就任後きわめて日が浅い。従つていろいろな先入観を私は持たないと思う。また大臣は農林官僚の出でもないがゆえに、義理合いも情実もないはずだと思うのであります。しかも総理の信頼きわめて厚い人であるということを聞いておる。こういう点から、この食糧庁の問題について、今日世間でいろいろ流布されておる疑惑をひとつ一掃してもらいたい、こう思つて農林大臣にお尋ねするわけであります。今日農民は、生産費に償わないきわめて低い価格で米を供出しておることは、御承知の通りであります。……

第16回国会 大蔵委員会 第30号(1953/07/25、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 私はきのう食糧庁長官に伺つて、大体了解したのですが、了解した後にいろいろな問題が出ておりますので、これはどうも化かされたのじやないかと思いますが、そこで国税庁長官にお伺いしたいことは、この前の例の黄変米ですが、これは三社か五社に国税庁長官の申請で払い下げておるわけですね。あれは申請しつぱなしで、あとはあなたの方ではそれに対する監督とか、責任は全然持たなくてもいいわけですか。それとも持つべきなんですか。
【次の発言】 きのう食糧庁の長官にお聞きしたところによりますと、通産省の方の関係へ行くものに対しては、食糧庁としては倉出しまでの責任である。通産省の方は、自分の倉庫に入つてから……

第16回国会 大蔵委員会 第31号(1953/07/28、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 今の佐藤委員の質問に対するお答えを聞いておつて、ちよつとふに落ちない点があるのですが、これはむしろよろしくない組合がある。政府が、八千九百五十二の企業組合があつて、その中に実質的に備わつているものが五千八百で、その他はよろしくない、あるいは疑問があるのだ、こういうことから、こういう欠点を改正しなければならないというのであればわかる。むしろ逆に、企業組合のそういう法律をかえてしまつた方があなたの方は非常にやりやすくなるじやないか、そういう御意思はないのか伺いたい。
【次の発言】 これは、わずかな点で非常な議論が出て来るのですが、これは五千八百の優良組合というか、妥当な組合が、こ……

第16回国会 大蔵委員会 第34号(1953/07/31、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 この法律案は、森幸太郎君外二十二名の提案でありますけれども、便宜上私から御説明申し上げたいと思います。  米穀の売渡代金に対する所得税の特例に関する法律案のこの條文は、御手元に配付してございますので、これをごらん願いまして、概略この法案の内容、精神といつたようなものを簡単に御説明申し上げたいと思いますが、食糧需給の状況にかんがみまして、米の増産と供出をはかるために、米穀の供出代金に対する所得税について特例を設ける必要がある、これがこの法律案を提出した理由でございまして、今日の食糧事情は、まことに憂慮にたえない状態であります。そのために、今でも米は塩やタバコと一緒に統制を受けて……

第16回国会 大蔵委員会 第43号(1953/10/09、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 時間がありませんからごく簡単に伺いますが、今年の凍霜害あるいは風水害等で農手の回収が非常に困難になつておると思うのであります。農手の貸付が四百億からあるということを聞いておりますが、これは特段の措置を講じないと、農中の資金が非常に圧迫されて来るのじやないか、こう思うのでありますが、これに対してどういうふうな考えを持つておられますか、そういう点をひとつ銀行局部に伺いたいと思います。  それから供米状況が非常に悪い。今の市中の価格と供出価格との差から来る問題でありますが、そこでこの供米の促進をするためにも、供出米価格に対する所得税の減免等を考えてみたらどうか、今年に限つてこういう……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 大蔵委員会 第3号(1953/11/04、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 農業共済保険の問題は、すでに予算が通つてしまつておるのでありますから、これについてとやかく議論をすることははなはだどうもおかしなことでありますけれども、先ほど井上さんから御質問したのにお答えがあるかと思つて待つておつたのですが、ありませんでした。この共済保険の、たとえば東日本において百五十二億、西日本で概算払いで八十二億、こういうような支払いをするということなんですが、この支払いの基礎になる被害の状況を、先ほど井上さんの方から冷害でどのくらい、風水害でどのくらい、あるいは病虫害でどのくらい、十三号台風でどのくらい、こういう質問があつたわけなんですが、これに対して、もちろん病虫……

第17回国会 大蔵委員会 第5号(1953/11/07、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 提案者にお尋ねしますが、今年の災害は非常に深刻下あることは、日がたつに従つて大きくなつて来ることからもわかるのであります。従つてこういう二つの法案が提案されたことに対して、私どもは非常にその労を多とするものであります。この法案の中に二十八年度の冷害による被害、そうなつておるのですけれども、冷害ということになつて来ると、今年の凍上霜害等はこの中に入つて来ないことになつて来るのですか。凍霜害の被害も相当広範囲に、しかもかなりその惨害が大きかつた。こういうことから、この中に凍霜害に対する被害を入れるようなお考えがあつたのかないのか。あるいは今後これを挿入する御意思があるかどうか、ち……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 大蔵委員会 第2号(1953/12/02、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 私は食糧庁長官にお尋ねしたいのですが、その前に大蔵次官がおられますので、ひとつお尋ねしておきたいと思いますのは、前の臨時国会でも、大蔵大臣は予算委員会その他でたいへん忙しくて出られなかつた。従つて私ども大蔵委員会は、あなたを中心にしていろいろな審議をして、その後休会になつても、年末金融の問題、あるいは災害対策の問題とか、いろいろな問題でほとんど委員会を開いておつた。そのとき、あなたは政府の大切な役人でありながら、やはり個人的な特使ということになりますか、池田さんと一緒に行かれてしまつたのです。あれはあなたも個人的な特使であると思うのですが、私どもとしては、大切な政府の役人が、……

第18回国会 大蔵委員会 第3号(1953/12/03、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 伊藤さんにお尋ねしますが、先ほど春日委員の質問に対して、休業する四箇月前から資金が集まらなくなつて来た、こういうお話であつた。そうすると、これは四箇月前、大体このまま行けば破綻するということはわかつておられた、こういうふうに解釈するのであります。それならば、そのときに早くしまえばいいのに、なおかつその後においてもあなたは経営を続けられ、基集をされておつたということは、これは非常に重大な問題になつて来るのですが、どういうお考えであなたはこれの経営を続けて来たのか。これがあなた自身にとつてたいへんな問題になつて来るのじやないかと思うが、そう固くならず、その真相をお聞かせ願いたい。

第18回国会 大蔵委員会 第5号(1953/12/05、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 この間お願いしました農林省の顧問のことについてお聞きいたします。食糧庁には顧問制はないが、農林省の方にある、こういうお話でしたが、この間新聞で見ますと、われわれの先輩の片柳先生や何かが顧問になつておられるということですが、これは新聞が間違えたのですか。
【次の発言】 この点はいいです。それから農林省が取扱つておられる砂糖の外賃の割当は、農林省でやつておられるのですね。
【次の発言】 形式的には通産省であるが、実質的な割当は農林省の食糧庁の方でおやりになるわけですれ。本年の砂糖年度十月から三月までに、四十六万トンの外貨予算を割当てしたということが発表されておりますが、そういう事……

第18回国会 大蔵委員会 第6号(1953/12/07、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 私は前会に引続いてお尋ねしたいのですが、この問題は供出制度の問題だから、ほんとうは農林大臣がおいでくださるとよいと思うのでありますけれども、参議院の方の都合もあると思いますから、食糧庁長官にお尋ねしますけれども、今の割当供出の制度は、事実上私は崩壊しておるようなものでないか、こういうふうに考えております。政府でも知事会議を再々開かなければならぬ、あるいは農業委員会も開かなければならない、こういうことで、政府もしよつちゆう知事会議等を開催しておるけれども、その結果というものはやはり減額運動になつてしまつて、そうしてこの供出割当に要する経費というのは県等においても非常に莫大な経費……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 大蔵委員会 第7号(1954/02/11、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 関連して塩の問題についてお尋ねいたします。今専売公社では、現行の先売制度をもつと整理されるようなお考えがあるということを聞いておりますが、そういう考えがあるならば、その根拠を伺いたいと思います。
【次の発言】 濫売があると言うけれども、これは初めから値段がきまつておるもので、濫発はできないだろうと思う。どうして濫発になるか、これはひとつ問題になりますが、この問題については、今あなたの方から、農協は県の連合会が四つか五つか許可になつてやつておる、こういうふうに区域をきめて行くと、農協というものは仕事が県単位でありますから、仕事ができなくなる。従つてこういうやり方は、農業協同組合……

第19回国会 大蔵委員会 第12号(1954/02/24、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 砂糖消費税の問題に関してお尋ねしたいと思います。今の日本の有効需要とでもいいますか、これがどのくらいあるか。それからことしの輸入見込みはどのくらいあるか。昨年はどうであつたか。それから砂糖は食糧として輸入されておるのではなくて、生産用原料資材として輸入されているように考えられるが、一体これはどういう理由で食糧として輸入しないで、生産用原料資材として輸入しておるのか、この点をまず第一にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 七十八万トンにプラスされるわけですね。
【次の発言】 昨年のこの委員会であなたの方から、有効需要は七十万トンか八十万トンである、こういう説明を私は聞いて控え……

第19回国会 大蔵委員会 第15号(1954/03/03、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 私は食糧会計の問題で、今ちよつと議論になりました食生活改善運動の問題についてお尋ねしたいと思います。食生活改善運動をやらなければならぬ、やることは非常にけつこうだと思います。しかしながらこの問題は、池田さんが貧乏人は麦を食えと言つて、たいへんに不評判であつたので、今度はそれをかえて、食生活改善運動になつたような気がしないでもない。そういう議論は別として、今も柴田委員から指摘されたように、食糧会計の中では、黄変米の問題、砕米の問題、あるいは麻袋の問題等があつて、いやな問題を投げかけた。今度食生活改善運動をするというと、当然粉食になつて来る。そうすると砂糖の問題、ミルクの問題が出……

第19回国会 大蔵委員会 第16号(1954/03/04、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 農林次官にお尋ねしますが、農家は、米あるいは麦をつくつてこれを供出し、あるいは販売して、それが生活の根拠になつておる。ところが、今のこの価格の決定あるいは減収加算額の問題でも、目の子算だとか、あるいは感想だということできめておる。こういう不確かなことできめて行つたとするとどうなりますか。供出をするには、これはなまやさしく供出できるのではなくて、それぞれ係が農家を個々に歩いて督励し、懇請して供出ができている。従つて、そこには価格の説明というものが当然なされなければならないにもかかわらず、今のあなたのような答弁で行くと、この加算額などはあるいは目の子算である、この方は感想であると……

第19回国会 大蔵委員会 第20号(1954/03/11、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 今の井上委員の質問に関連して……。砂糖消費税あるいは揮発油税の二十九年度における現行法による収入見込額と増税の見込み、こういうものが出ておりますが、二百三十七億幾ら、こういうふうに揮油税はなつておる。それから砂糖も三十八億、こう見て行くと、もうすでに二十八年の十一月にこのあなたの予定しておる増徴額分までもとられてしまつているのではないかと私は想像しておるのです。そこで井上さんのただいま要求されたものに対して、私は逆に、二十八年の十一月まであなたの方でどれだけ収入が出ているかということを、砂糖と揮発油で出してもらいたい、これが一点。  それから、これは政務次官にお尋ねします。私……

第19回国会 大蔵委員会 第23号(1954/03/17、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 専売公社の方にお尋ねしたいのですが、次官が見えているから、ひとつ伺いたい。第十九回通常国会提出法律案調べという書類の第三に、塩の専売組合法案というのがありまして、こういうものを二月下旬に提出するというので、提出する理由を概略お聞きしておつたところが、急にこれは提案を見合せた、こういうように聞いていたので、われわれもそのつもりでおつたところが、最近にその出そうとする法案の内容を、今度は指導だということで、公社の方でしきりに各元売業に対してやつておられるようであります。法案を出さなければならないのにかかわらず、法案はひつ込めてしまつて、今度はそういうことを指導でやるということは、……

第19回国会 大蔵委員会 第24号(1954/03/18、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 農林次官に御質問申し上げます。先般要求した資料の中で、トルコ米輸入の資料を要求して、ここに資料が出て来ておるわけですが、このトルコ米が二十八年十月十三日に五千二百七十一トン輸入されておるわけです。そこで私どもこの政府の発表した輸入計画を見ておると、この輸入計画書というものには、このトルコから輸入するという計画がないのです。それがどういうことでこれを突然トルコから輸入するようになつたか、この点をお尋ねしたい。
【次の発言】 では砂糖です。これはわかりますか――それじや保安隊に払い下げた砕米の方はわかりますか。
【次の発言】 私の質問は、事務的な問題はあとでいいのです。だがここに……

第19回国会 大蔵委員会 第26号(1954/03/23、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 私は食糧会計の問題についてお伺いいたしますが、これは長官がお見えになりませんから、総務部長にお願いいたします。この間私がお尋ねした例のトルコから入れた米の問題ですが、この米は五千二百トン入れておる。しかもこの十月十三日に入つた米は、あなたの方では〇・九五%というので買い入れたが、こつちへ来て着地の検査を受けると五・一四%となつておる。この五・一四%というのは全体に対する五・一四%であるがゆえに、従つてこの前の議論の経過からいつて、この変質した米は当然食糧にはならない、こういうことになると思うのです。これをアルコールにするとか、醸造して酒にするというならば別ですけれども、配給の……

第19回国会 大蔵委員会 第28号(1954/03/25、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 主税局長にお伺いします。先ほど井上委員と大蔵大臣との入場税についての質疑の中で、私は実は今日初めて聞いたのですが、与党によつて入場税の修正が行われるという話を聞いている。それは税額はどうかということに対して、大蔵大臣は、税額にかおりがなければ大体そういうことはしかたがないと思う、いいと思う、こういうように答弁になつたと聞いております。私どもが考えるのには、税額の問題ではないと思うので、この課税方式が正しいか正しくないかということが問題じやないか、こう思うのです。そこで政府としては原案を出されたが、それはもちろんこれが十分正しいのだと思つて出されたと思う。ところがそれが与党によ……

第19回国会 大蔵委員会 第29号(1954/03/26、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 私は今議題になつております法案中の砂糖消費税の一部を改正する法律案に対して、社会党を代表して反対討論をいたしたいと思います。  砂糖は、日本の有効需要を私は大体八十万トンと考えております。ところが今日百万トン以上の砂糖が輸入されておるわけであります。しかもこのうち六〇%は業務用であり、四〇%は家庭用に大体まわつておるわけであります。今日食糧事情その他から耐乏生活が唱えられ、食生活改善運動が唱道されておる中に、この家庭用にまわる砂糖が今日においても非常に少い。これはもつと家庭用にまわすべきであると思いますが、こういう措置がとられていないのであります。しかも今度逆に砂糖の業界の状……

第19回国会 大蔵委員会 第34号(1954/04/02、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 特別調達資金設置令ですか、この問題に関連してお尋ねしたいと思いますが……。
【次の発言】 第一に、改正する法律案の一条の中に「アメリカ合衆国軍隊」の下に「若しくは日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定に基くアメリカ合衆国政府の責務を本邦において遂行する同国政府の職員」こういう規定があつて、こういうものを承認するようになつておりますが、そうすると、先般問題になつた顧問団とかなんとかいうのは、この「同国政府の職員」に入るわけですか、これはどういうことですか。
【次の発言】 それからこれは私つい四、五日前に、千葉委員長の選挙区なのですが、九十九里の漁民が演習によつて非常に生……

第19回国会 大蔵委員会 第37号(1954/04/08、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりました入場税法案に対し反対の意思を表明するものであります。奇しくも同じ選挙区で相争う山村さんと、ここに入場税問題に対してともに賛否にわかれて議論をしなければならないというわけであります。  この敗戦による混乱と苦悩の中から、日本はまず軍国主義、帝国主義を払拭して、民主主義を基調として文化国家、福祉国家の建設に邁進して来たのであります。それに基いて新憲法も制定されたのでありまして、誤れる権力主義者の野望から国家と民族を守るために、中央集権的統治を改め、地方分権制度を確立し、その建設に邁進、努力しつつあるのであります。地方自治の確立はす……

第19回国会 大蔵委員会 第38号(1954/04/09、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 大蔵大臣にお尋ねします。私率直にお尋ねしますから、大蔵大臣もひとつ率直にお答え願いたいと思うのです。  入場税を国税に移管するのは、これはきまつたことなのです。そうすると、それを地方に九割返すということになるのですが、これは結局国からもらうことで、地方の自治財源というものはなくなつて行くわけです。そういうことがだんだん地方の自治財源を枯渇さして行くことになつて、陳情行政というふうな元を開く心配が強く出て来るのじやないか、今見ても、府県ではみな東京へそれぞれ事務所を置いて非常に陳情が行われておる。地方の財政が苦しいから、今まで平衡交付金をくれくれと中央へ来ておる。そういうような……

第19回国会 大蔵委員会 第48号(1954/04/27、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 私は質問ではありません。大臣は専門家でなくて、常識的な解決をなさるということを期待して、お尋ねしたい思います。私農協のの仕事をしております。今農協は非常に困つておるので、その再建整備に乗り出しておるのです。たまたまある県の村の農協が、三百万円ばかりの事件で破産に瀕した。それを調べて行きましたところが、これは人の名誉に関しますから、私こここに名前は発表しませんが、大臣をやられた方で、しかもあなたの方の政党の非常に枢要な地位におられる方が、森脇将光のところから三百万円、二十七年の六月から九月の間に陣中見舞として秘書と一緒に行つて交渉して、受取つている。ところがこの農協はその森脇の……

第19回国会 大蔵委員会 第49号(1954/04/28、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 私は、資産再評価等の特別措置法に関する問題について二、三お尋ねいたします。  資産再評価の強制実施は、これは、今日の日本の経済の実態から見て、原則としてはむしろ促進さるべきものであるというふうに私どもも考えるのであります。しかしながら、今のような独占資本的なものを本位とした一方的なデフレ政策のもとで、しかもこの法案にあるようなその場限りの措置を強行することは、いたずらに労働者の賃金部分を一方的に圧迫して、また中小資本を苦境に陥れる結果になつて、社会不安を助長し、他方にその効果にほとんど見るべきものがないような結果になるという懸念があるのでありますが、この点についてどうお考えに……

第19回国会 大蔵委員会 第51号(1954/05/07、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 河野銀行局長にお尋ねいたします。銀行局長は日本の金融の大元締めであり、金融を円滑に推進する立場でありますから、私はいろいろな疑問の点をお尋ねするわけですが、大臣のその場しのぎの答弁というようなことでなく、ほんとうの真実の点をお聞かせ願いたいと思います。そういう点からこういうような法案を出さなければならない現状とでもいいますか、そういうような国の経済事情をどういうふうにお考えになつておるか、金融事情をどうお考えになつておるかという点を伺いたいのです。そこで今の政府の経済政策は、インフレの収束、これが根幹をなしておるものでありまして、従つて通貨の安定とか、物価の引下げとかいうもの……

第19回国会 大蔵委員会 第56号(1954/05/18、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 井上委員の言う通り、私も次会にはぜひ大臣の出席をいただきたい。同時に会計検査院からの出席を希望して、本日はやめておきます。

第19回国会 大蔵委員会 第57号(1954/05/19、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 この出資の受入れの問題ですが、この間修正案が出て、それをめぐつていろいろ論議して大体帰結点が出て来た。そこでこれを党に帰つて報告したわけですが、その報告点の中で二、三の疑義がありましたので、さらに帰つて速記録を読んでみたのです、そうするとこの中て二点私ははつきりしておきたいと思うのは、この間からの質疑応答の中で、不特定多数から受入れるのはさしつかえないのだという答弁があつた。それから貸金業を行うこともさしつかえないのだ、こういう答弁もあつた。そうすると残つて来るのは、誇大な、欺瞞するような広告という一点と金利の問題――これは決定していませんが、この金利の問題と、二点がこの法案……

第19回国会 大蔵委員会 第62号(1954/05/27、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 私のお尋ねしたい点もほとんど同じですが、去る七日小笠原大蔵大臣が、資産再評価の問題で投票に加わつた。原案の提出者である大蔵大臣が、あの本会議の採決にあたつて、釜谷総務会長にまるで鶏のように追い立てられて、顔をまつ青にしてあの投票をした。あの不信行為というものは、(「植木先生もそうだ」と呼ぶ者あり)植木先生もそうでありますが、これは議員の責任を解さざる、まつたく議会の名誉を傷つけた醜態だと思う。今回のこの出資の受入れの問題についても、少くとも委員会で議決されておるのですから、その委員長の報告に対して与党は当然賛成する義務があるわけです。責任があるわけです。ところがこの問題につい……

第19回国会 大蔵委員会 第63号(1954/05/29、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 先日補助金と補助負担金等の問題に対しましてたいへん厖大な調べ書をもらつたのですが、私あれは一通り目は通しましたが、まだ実はその詳細の内容に立ち至つての検討はしていないわけですが、ただその厖大なのには驚いておる。そこでこういう補助助成とは日本の一つの国情の生み出すやむを得ない措置かもしれませんけれども、こうした補助助成等はまた一面国民の血税であるということを考えるとき、こういう金額がどういう効果を発揮しておるか、その効果の側定というようなものに対してはこれは十分な査察と検討が行われなければならない、こういうふうに考えます。官庁あるいは政党または政治家等の単なる政治的の取引の具で……

第19回国会 大蔵委員会 第65号(1954/06/02、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 私は今の問題と関連のないことですが、最近駐留軍の払下げ物資というものが非常に出て来ている。こういう払下げ物資というものは日本の経済や貿易、あるいは関税政策にかなり大きな影響をもたらして来るのではないかと考えられるが、こういうものに対して今どういう影響が出て来ているかということ、こういう払下げに対して政府としてはどんな交渉をする道があるのか、どういう方法をとつているのかという点を伺いたい。今後この問題はかなり大きく影響して来ると思うので、今何にも措置はとられていない、これはかつてであるということならば、今後どういう交渉の道をとられるか、これは大蔵当局に聞くのは無理かもしらぬけれ……

第19回国会 大蔵委員会 第67号(1954/07/13、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 今度九州へ国政調査でお隣の平岡委員と一緒に行つたのですが、北九州で特に顕著に目についたのは、ほとんどの中流の炭鉱では金券が発行され、流通していることで、しかもこれが四方式とられておるわけであります。まるですつかり紙幣という形、それから残高証明のような形がとられている。それから商品券みたいなもの、伝票式など、いろいろな形がとられていて、給与等に対しては七割ぐらいはこれで出しておる。二割もしくは三割は現金で給与を渡すけれども、あとの七割もしくは八割はこの金券によつて払われている。そしてこれを持つて指定してあるところの商店へ行つて日用品等を買えば、それでも買える。それから残高証明の……

第19回国会 大蔵委員会 第70号(1954/09/09、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 大蔵大臣にお伺いいたします。きのうだと思いましたが、全国の農民の代表が、あたの方の政調会長の水田さんのところへ、米価の問題で陳情に行つた。そのときに、今大蔵省等の発表しておるこの価格では、農民の供出意欲も低下するばかりであるし、同時に農家も経済が維持できないので、もつと生産費にくつつくような価格を決定してもらいたいという陳情をしたところが、水田政調会長は、皆さんの意思に沿うようにするつもりだ、こういうことを言われた。今大蔵大臣の御答弁を聞いていると、これはまだ過程であるから何とも言えない、こういうことを言われる。党の政調会長は、この九千一百円という一つの案に対して農民が反対し……

第19回国会 大蔵委員会 第71号(1954/09/10、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 銀行局長に伺いますが、きのう大蔵大臣にお尋ねした中に、今の大企業がやはり金融の逼迫から中小企業に九十日、百二十日という手形を出して、そのために困難をしている。こういうことを防止するために、あるいは六十旧、九十日以上の手形を発行してはならないというようなことを法律化、制度化して、そうして中小企業を守るようにする、そういう考えがあるかないか。さらにそういうふうにするならば、九十日以上なら九十日以上のものに対しては一定の金利をつけた手形を出さないとかわいそうだ、そういうようなことを考えられないかと言つたら、そうすると大企業の方は中小企業に対して発注をしなくなる心配があるからというの……

第19回国会 大蔵委員会 第72号(1954/09/11、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 私も公庫のことについてお伺いいたします。今の井上委員の質問で、大体人の少いことはわかつておりますが、これが非常な影響を来しております。ことに私どもちよつと聞いたところでは、公庫が市町村に委託するのか何か、ともかく自分のところではとうてい人手がなし、経費がなくて、要求があり、要望があつても、それを調査することができないので、遅れるばかりであるということで、市町村に委託して市町村が借主になるのか、市町村は借主になれないはずであるから、おそらく業者の団体か何かをつくつて、それをさらに市町村長が公庫に来て、そうして一括して何百万円というものを市町村自身がその割当をやつておる、また回収……

第19回国会 大蔵委員会 第73号(1954/09/28、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 銀行局長の方にお尋ねいたしますが、最近六・三制が実施されて、学校の増築なり、新築なり、あるいは腐朽校舎の改築、こういうふうなことが盛んに行われているような状態になつておる。そこで地方自治体が非常な財政難から、市自体が、あるいはPTA自体が資金を集めるために金利をつけて各方面から金を集めてその増築に当つたという事実がたくさんあるわけです。これはこの資金の受入れ、預かり金の規定の第一条に反することになりはせぬか、こういうふうに考えられるのですが、あなたの解釈はどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 あなたの手元にそういうことの報告がないならば、これはやむを得ないのですけれ……

第19回国会 大蔵委員会 第75号(1954/10/12、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 技術院院長にお伺いしたいと思います。技術院は日本の技術水準の向上発達に日夜努力をされていることと考えております。従つて技術院は政治情勢によつてその研究方針なり、あるいはその成果なりが左右されるというようなことは断じてあつてはならないと思うし、また技術院もさようなことはないと私どもは信じておりますが、そう信じてよろしゆうございますか。
【次の発言】 よくわかりました。まことにけつこうなことだと思います。そこで技術院の主管下にあると思うのですが、東京工業試験研究所と申しますか、その方針は、今技術院の院長さんがおつしやられたような方向で研究なり試験なりに従事されておると思うのです。……

第19回国会 大蔵委員会 第76号(1954/10/26、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 私は先般来問題になっておりまするところのアメリカのジヨン・マンと小野田セメントの提携に関する件について質問をいたしたいと思うのであります。  この問題は、当委員会では数次にわたって論議がかわされて来ておりますけれども、いまだ政府当局の態度が明確でありません。この質問を通じて看取できることは、理論的にも良心的にも賛成ではないが、認可せざるを得ない事態を内部に包臓している、こういう解釈が私どもには下せるのであります。そういうわけですから、数次にわたる質問応答を通じても何の進展も見ないわけで、われわれ委員から見ますならば、当局はただ言葉を濁して、回避しておる、こういうようにしか考え……

第19回国会 大蔵委員会 第78号(1954/11/10、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 私はけさ出て来て、ここにある委員長に対する片岡さんという方の陳情書を今一通り見ただけでありますが、実は驚いておるのであります。これで行くと、銀行にほとんどつぶされてしまう。貸すようなふりをして追加担保をとつてしまう。そして最後には貸さない。こういうことになつて、非常に綿々として苦痛の状況を訴えて来ておるのでありますけれども、今春日委員の方から質問されておるのを聞いておりますと、何か内容にわたることを非常に避けておられるように聞いておつたのです。私もそういうことは何か委員長がここに押えておることでもあるのかと思つて聞くことをやめておつた。今お聞きいたしますと、この陳情書の内容は……

第19回国会 大蔵委員会 第79号(1954/11/11、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 関連してお尋ねします。今局長は国会の権威を認めてくれたわけですけれども、春日君が提案された動議によつて二十四日の委員会には外資委員会その他からの委員の方に出ていただいて、われわれがいろいろお尋ねすることになつた。そこでここでぜひお尋ねしておきたいのは、あなたの方では外資法によつて導入しがたい、こうした民間外資というものは、今度為替管理法の運用によつて無理に導入の道を開くという意図があると、われわれはこう考えている。そこで、二十四日以前にそういうことを決定することは、あなたは今国会の権威を認められた・からないと思いますけれども、これはどうですか、その点をはつきりしてもらいたいと……

第19回国会 大蔵委員会 第81号(1954/11/25、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 大臣に簡単に一点だけ。これはずつと前の新聞で私は見たのですが、大蔵大臣が先般アメリカへ出発に際して日米石綿に関する外資は認可する意思である、こういうことを発表されておる。もちろんこれに対しては個人としてという付言がされておるわけですけれども、この問題は目下賛否にわかれて真剣に論議されておる最中でもあり、しかも認可すべきでないという民間側の意見も相当あるということを私は聞いておる。そういう中で外資委員会の最も重要なメンバーである大蔵大臣がこういう言明をすることは、公正であるべき委員会に対して威圧を加えるのじやないか、こういう感じをわれわれも持つし、またそういう意識がなかつたとし……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 大蔵委員会 第3号(1954/12/03、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 今議題になりました共済保険の問題に関してお伺いしたいと思いますが、この農業共済保険の制度は農村にとつて非常にいい制度なんですけれども、県の共済組合の連合会というような、あの機関が現在みな非常に赤字を持つておるのです。これは赤字が出べきはずがないのですけれども、赤字が出て来たというのは、結局通常災害とか、あるいは異常災害、超異常災害、こういうふうに災害の段階をわけてあるわけです。通常災害になると、これは大体県段階の手持ちの保険料でやる、異常災害になると国庫の再保険金でやる、こういうふうになつておるわけです。ところがこの通常災害の場合に、手持ち保険料だけではまかなえないような場合……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 大蔵委員会 第2号(1954/12/21、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 今、川島委員からお尋ねした通り、私も鳩山内閣の予算の骨格を簡単にお尋ねしたいと思つておつたのです。午前中もやはり予算委員会で予算を出すということを言つておられるので、それでは骨組みだけでもどういう骨組みだということをお尋ねしたいと思つておつたのです。と申しますのは、あなたは自由党政府の内閣のときに、日銀総裁を長くやつて協力されて来たが、今度自由党の財政政策なり金融政策なりを相当踏襲なさるのか、それともかわるならばどういうふうに骨組みとしてこの点がかわるかということを、私はお尋ねしたかつた。と申しますのは、十九国会の末期かと思いましたが、日銀総裁のあなたの更迭説があつた、あなた……

第21回国会 大蔵委員会 第3号(1955/01/24、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 五百億の減税の問題で、初年度三百億の低額所得者の減税をやりたいというその歳入的のものとして、酒で百五十億、砂糖で百億、こういう形を説明されたのですが、今米は八日くらいしか配給されていないじゃないですか。そういう中で、酒の密造を防ぐには、増石することと、値を下げる以外に方法はないでしよう。ただ単に取締りだけではいけないでしよう。そうすると、どうしても増石をしなければならないということになってくるのですが、今八日くらいしか配給していないのに、米をそっちに回せますか、この点非常に不確定のようですが、どうなんですか。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1954/03/02、26期、日本社会党(左))

○小川(豊)委員 著作料は、日本と外国との比率はどんなふうになつておりますか。たとえば日本の著作料はどんなふうにお払いになつておりますか。



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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