小川豊明 衆議院議員
27期国会発言一覧

小川豊明[衆]在籍期 : 25期-26期-|27期|-28期-29期
小川豊明[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小川豊明衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

小川豊明[衆]本会議発言(全期間)
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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 衆議院本会議 第9号(1958/02/18、27期、日本社会党)

○小川豊明君 ただいま議長の報告にありました通り、本院議員従四位勲二等竹尾弌先生は去る八日午後三時過ぎ、議員会館の自室において執務中、突如心臓障害のため急逝し、議員の職務に殉ぜられました。まことに驚愕悲痛きわまりない次第であります。(拍手)私はこの際、諸君のお許しを得て、議員一同を代表し、つつしんで哀悼の辞を申し述べたいと存じます。(拍手)  竹尾先生は、かねてより宿痾のため入院加療に努めておられましたところ、国会が再開され、予算委員会も審議に入りましたので、その強い責任感から、特に医師の許しを得て登院されたのでありますが、全く思いがけなくも病にわかにあらたまり、ついに不帰の客となられたのであ……

小川豊明[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

小川豊明[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 大蔵委員会 第5号(1955/12/13、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 私はせんだっての大蔵委員と大蔵当局との質疑の中で、お聞きしておって疑問に思う点が二、三出てきたので、これをお聞きしたいと思うのであります。  そこで先般の質疑の中で、地方公共団体が、府県が何かかなり財政を圧縮し得るような、逆に言うならば放漫な形が相当あるというような印象を受けたわけでありますけれども、それを調べてみましても、そういうことが出てこないので、これに対してどうお考えになっているか。たとえばここで私調べてみますと、昭和十一年度を基準として、昭和十一年度には国家財政は二十二億あった。この中には軍事費があり、国債費があるわけです。それですから、これを差し引くと、純行政費と……

第23回国会 大蔵委員会 第6号(1955/12/15、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 今補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律の問題で質問があったわけです。これに関して私もちょっとお尋ねしたいと思うのであります。  今お聞きすると、この法律ができてこの普及、徹底をはかるということ、さらに検事を増員してその取締りを強化する、こういうような趣旨でありますが、補助金を適正に使用するということは、これは当然であって、国民の血税が一銭たりともむだに使われてはならない、そのために法律はできたものだと思うのでありますが、これに対して趣旨の徹底をはかる、実施をはかるといわれても、現実にはこの補助、助成の事業内容には幾多の問題が起っているわけです。この根源、このもとである……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 農林水産委員会 第10号(1956/02/22、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 私は農林大臣の施政演説なり、あるいは年頭の所感なり、その他委員会の答弁なりを聞いてみると、日本の農業政策を大きく転換することを示唆しておるものがあります。そういう要素を多々含んでおります。その点についてお尋ねしたいわけであります。その前にあなたに申し上げておきたい。よくわけのわからぬ答弁を議会の答弁のようだということを言われるのです。そういう問題ですから、わけのわからない議会の答弁らしくでなく、ほんとうに率直にお答えを願えればけっこうだと思う。  そこで今度のこの予算を見ると、今までのいろいろな施政演説から見ても年頭のあいさつ等から見ても、ここに一つの河野農政といいますか、そ……

第24回国会 農林水産委員会 第11号(1956/02/23、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 開拓融資保証法の一部を改正する法律案についてお尋ねしたいと思います。これは二十五年から二十八年まで開拓信用基金協会というものがあってそこで運用されておったわけです。それが今日の開拓融資保証協会というふうなものに制度的に発展してきた。従ってこの精神というものはくみ取られてできておる、こういうふうに考えておりますが、そう解釈してよろしゅうございますか。
【次の発言】 これを見ますと、開拓融資保証協会に対する政府の出資額を五千万円追加したい、二億であったものを今度は二億五千万円にしたいというのがその趣旨のようでございますが、これは最初農林省が一億五千四百八十八万円というものを要求さ……

第24回国会 農林水産委員会 第12号(1956/02/24、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 一昨日の質問に続いて基本方針についてお尋ねをしたいと思うのであります。  日本は今日大量の農産物を輸入しなければならない。これは生産の面からいっても、人口の増加という点からいっても、当然わかるのであります。そうした大量の農産物を受け入れなければならないという背景があって、日本の農業政策というものは積み立てられている。そこでそういう輸入農産物の重圧と、日本の農業、そして農民の生活とどう調整するかということが、農業政策の基本となって出てきておるのではないか、こう考えますが、この余剰農産物の受け入れということが、日本の農民の生活にどういう結果を生ずるかということを、いま一度お尋ねし……

第24回国会 農林水産委員会 第15号(1956/03/06、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 ただいま起立総員をもって可決されました開拓融資保証法の一部を改正する法律案に対しまして、この開拓融資保証法の運用をさらに適正ならしめるために、各党を代表して左の附帯決議を付したいと思うのであります。  まず案文を朗読いたします。    開拓融資保証法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案   政府は、開拓融資保証制度がその充分なる機能を発揮し、もつて開拓者に対する短期営農資金の確保に遺憾なきを期せしめるため、今後中央開拓融資保証協会に対する政府出資金の増大に努めるとともに、政府出資金と地方開拓融資保証協会に対する都道府県出資金及び会員出資金とが、総体として適正なる均衡状態を……

第24回国会 農林水産委員会 第16号(1956/03/07、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 今お尋ねしようと思った点は、大体石田委員によって明らかにされたので、それに関係のない点だけお尋ねしておきたいと思います。  住宅公団が設立されて、住宅公団は土地に対する収用をかける権限を持っているわけです。住宅公団の発足に当って、農林省の方あるいは農地局等でこの相談を受けて、この設立に参加しておりますか。何か協議を受けたことがございますか。
【次の発言】 都市の周辺、たとえば神奈川とか、埼玉とか、千葉、こういう所では土地が住宅公団の指定を受けると、ここは当然買収に応じなければならない、こういうことで農民が非常に不安を持ってきておる。農地を買収して農地を宅地にすること自体にも問……

第24回国会 農林水産委員会 第21号(1956/03/20、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 飼料需給安定法に関してお尋ねいたします。過般調印が行われた第二次余剰農産物協定によって、六百四十万ドル、ちょうど数量にして十一万トンくらいになると思いますが、トウモロコシその他の飼料用穀物が入っておるわけであります。これは第一次協定には全然なかったものでありますが、どういうわけでこれが入ったのか、またこれと関連して農林省はどういうような飼料需給計画を立てておるか、この点をお聞きしたい。
【次の発言】 そうすると、第一次協定にはなかったものが、今度の第二次協定ではこれが六百四十万ドル入ったのは、条件が最もよいからお買いになったということですか。

第24回国会 農林水産委員会 第22号(1956/03/22、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 最初にお伺いいたしたいのは、この改良資金制度が創設される前提となった問題についてであります。というのは、従来行われてきたところの補助金制度に欠陥があったということをあなたの方でも反省されて、その批判にこたえるためにこの改良資金制度が新政策として取り上げられたわけでありますが、この制度に対してその批判にこたえるというのはどういう考え、方あるいはどういう観点からこの改良資金制度が創設されることになったのか、この点をまずお伺いいたします。
【次の発言】 この補助金政策は総花的で、末端の補助が非常に少いという欠陥があったと私ども考えます。また反面においては、国の一貫した方針のもとに政……

第24回国会 農林水産委員会 第23号(1956/03/23、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 ちょっと一楽さんにお尋ねいたしますが、今不振農協というのは三千以上あると聞いていますが、この措置法でいくと一千組合、駐在指導員が二百、その他のものはこの程度で行くわけですが、この程度の進め方で五年間で再建が可能でしょうか。
【次の発言】 あと一、二点お尋ねします。この法案は事業整備促進法のような傾きがある、ちょっと私どもが見てそういう感じがするのですが、ところが単協側はやはり信用事業をあわせてやっていく、この点がこの法案に反映されていないのじゃないかという気持がするので、この点専門家の立場から一点お聞きしたいと思う。それから整備目標ですが、固定債務全部の整備といっておりますけ……

第24回国会 農林水産委員会 第26号(1956/03/30、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 提案されております農業改良資金助成法案の審議を通じまして、この法案の持つ内容の非常に重大なことをわれわれは感知したのでございます。しかしながらこの法案は予算がすでに通っておりまして、法案が通らない、また遅れるというようなことになると重大な支障を来しますので、この法案の持つ精神、その効果を減殺しないで高めるということを考えまして、ここに日本社会党、自由民主党の両党を代表して、修正案を御提案申し上げる次第であります。  まず、時間がございませんので、修正案の要旨を読み上げます。    農業改良資金助成法案に対する修正案   農業改良資金助成法案の一部を次のように修正する。   第……

第24回国会 農林水産委員会 第34号(1956/04/26、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 関連して一つお尋ねしますが、今委員長と芳賀委員との問答を拝聴しておりまして私考えたのですが、今北海道バターと雪印の統合なり合併なりというのはよくない、こういうふうに聞いておったのです。ところが一方において、私ども酪農地帯に行ってみますと、今盛んに酪農が奨励されておるわけです。そこに行ってみると、雪印が明治なりあるいは森永なりの債務奴隷になってきつつある傾向が看取されるのです。このことは、かつて片倉製糸が製紙をやっておって、こういう種紙を使わなければいけないというので種紙を供給した、その次には、こういう桑苗を植えなければいけないといって桑苗を供給した、そしてそこで特約組合を作っ……

第24回国会 農林水産委員会 第35号(1956/04/28、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 一点だけお尋ねしますが、河野さんとあなたがアメリカで会われた。あなたが二頭もしくは三頭予定を立てられた。河野さんと会って、おれにも一口乗せてくれと言われて、あなたの方で承諾なすっているわけです。それで三頭来て二頭が河野さんの名義になっておる。その金の精算について、あなたの方では、払うといってもそういうことはどうでもいい。ところが河野さんは、おれも曲りなりにも大臣になったから払いたいと思うが、今はないから、どこかに家があるから、それを処分したらばそれで払う、こういうことになっておる。こういうのが今までの御答弁ですが、そうすると河野さんの方の家がまだ売られておらないと思うのですが……

第24回国会 農林水産委員会 第39号(1956/05/17、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 私は漁港施設の問題と漁業移民の問題とについてお尋ねしたいと思っているわけですが、きょうは次官も金融課長も見えておられませんのでどこかと思いますが、お尋ねいたします。  まず第一に、漁港の問題についてでありますが、これは第三条の漁港の施設のことと関連してくる問題ですが、漁港等に冷蔵庫、製氷場等を作る、これに対しては融資等が行われるわけであります。そういうものも融資をする場合には、その利用の計画とかあるいは設計とかその金額などについて農林省の金融課の方なりあなたの方なりで、それぞれ調査して適切な指導と指示を与えてやっておるものだ、こういうふうに考えているわけですが、それは間違いあ……

第24回国会 農林水産委員会 第44号(1956/05/28、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 時間が過ぎましたからなるべく簡単にお尋ねします。  肥料取締法に基く肥料の検査等は今回の改正によって簡素化される面もありますが、一方検査等はかなり強化される面が出てくるわけです。この検査等に伴う予算や人員は確保されておりますか、この点をお尋ねします。
【次の発言】 それからこの条文によると、主成分の含有量を調整するために異物の混入を認めるというのがあるわけです。従来から肥料の異物混入というのは肥料の粗悪を来たした一つの原因だ、こう思うのです。そこで聞きたいのは、その異物の規定、それから具体的にはそれはどういうものを異物としてさしておるのか、この点をお聞きしたいと思います。

第24回国会 農林水産委員会 第45号(1956/05/29、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 私はただいま提案されております有益鳥獣の保護増殖及び狩猟の適正化等に関する特別措置法案に対する修正案を提出いたします。  この修正の部分は非常に多岐にわたっております関係上、その修正案の条文についてはお手元に配付いたしました資料について御了承願うことにてお許しを得たいと存じます。その内容につきまして簡単に御説明を申し上げます。  第一点は、鳥獣保護計画実施の予算でありまして、原案では、都道府県は、狩猟免許または狩猟登録の手数料及び狩猟者税の収入額に政令で定める率を乗じて得た額をこの計画の実施経費として予算に計上しなければならないことになっておるのでありますが、このような目的税……

第24回国会 農林水産委員会 第46号(1956/05/30、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 私は提案されている法案に関する点を一つお聞きしたいと思う。一作々日払が質問したその答弁ですが、化成も配合もほとんど肥効には変りはない、価格の面ではかなり割高になっている。こういう答弁であったわけです。それならばそういうものがなぜ化成なり配合なりが浸透したのか、こういう点を伺いたいのと、農家の肥料選別の知識は近年著しく向上してきているわけです。また今言ったような判断が農林当局によって出されていたとするならば、その前に、改良普及員というものが農村に対して非常に指導しているわけです。こういう改良普及員に対して、どういうこれに対する指導をあなた方では与えているか、この点をお聞きしたい……

第24回国会 農林水産委員会 第47号(1956/06/03、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 私は自由民主党、日本社会党による昭和三十年産いも類澱粉の政府買入に関する決議案を提案いたします。  案文を朗読いたします。   昭和三十年産いも類の価格に関し昨年十月十五日の農林水産委員会において、昭和三十年産いも類の大豊作に基く価格下落の事態に対処し、政府は、昨年度買入価格を下廻らない価格で澱粉及び切干いもの無制限買入措置を講ずべきことを決議し、河野農林大臣もまた、この決議を尊重して善処すべき旨を答弁している。しかるに、その後における甘藷澱粉の需給事情及び価格の推移は、千四百八十万貫の政府購入にも拘わらず、引続き軟調を示し、本年度の植付を控えたいも作農家に対し、多大の不安を……

第24回国会 農林水産委員会 第50号(1956/08/11、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 災害対策小委員会で御苦心なさって対策要綱を作られたわけでありますが、私どもまだこの説明の報告を承わっただけでよくわからないのですが、これを実施していく場合に法律改正をしないで、法律運用だけでできるわけですか。法律改正をしなければならないような点が出てきやしませんか。この点を……。

第24回国会 農林水産委員会 第58号(1956/10/27、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 関連して。それはきのう私は千葉県の銚子の方で、農林次官が銚子にきのう遊びに来る、こういう話を受けた。農林次官は委員会を招集してあるから、大臣がいないのだから農林次官は行くはずはない、そんなばかなことはない、こう言ってきのう出席したら出ておらない。今委員長にお聞きしようと思っておった。委員長はきのう、きょう委員会のあることを通知してあるにもかかわらず、どういう名目か知らないが、銚子には遊びに来る。はなはだ不愉快千万な話であります。農林次官に十分注意を喚起してもらいたい。
【次の発言】 午前中の質疑に重複しないようにお尋ねいたしたいと思いますが、この農産物価格の決定について、大石……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 農林水産委員会 第5号(1956/11/27、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 それでは川村さんにお尋ねしますが、委員は町村長の選任がいいという御意見でしたが、この町村長選任がいいという御意見の根拠をもう少しお聞かせ願いたい。  それからもう一つは、諮問機関としたいという御説でございますが、これが町村長の諮問機関になった場合に、農業委員会の本来の使命なり目的なりを制約してしまう、あるいはそれに背反するというようなことが農業委員会に出てきやせぬか。これは前の池田さんの意見とちょっと関連してくるわけですが、そういう点が考えられますので、この点をお尋ねしておきたい。  さらに、推進協議会と、農山漁村振興対策協議会というものができるわけですが、これと委員会との責……

第25回国会 農林水産委員会 第6号(1956/11/28、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 岡村さんにお尋ねいたします。きのう岡村さんの御説の中に、農業委員会が経費の決定段階である、経費を賦課できるようにしたらいい、こういう御意見であったと思います。この農業委員会の目的なるものを見ますと、農民の利益代表機関としていろいろ決定もし、かつ農民の利益代表機関として農業委員会の活動する限りにおいて、政府の補助助成で農民の利益をはかる機関である、これはちょっとおかしいと私は思うのです。やはりそういう点から言うならば、ほんとうに農民の利益代表機関として活動しようとするならば、経費は農民自体が負担して初めてそう言えるのではないか、そういう考えを持っておったところ、きのう岡村さんか……

第25回国会 農林水産委員会 第7号(1956/11/29、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 私はこの農業委員会の性格といったようなものについてお尋ねしたいと思います。  この委員会は政府の補助金によって経費がまかなわれておるわけです。その任務から見てもやはり行政機関であるか、一方ではこの委員会に農民の利益を代表せしめる利益代表機関というような任務をも負わせているわけです。この異なった性格を一つの体の中に備わしめるようなところにその無理が出てくるのではないか、やはりそういう点から一団体一性格にした方がすっきりするのではないかということが考えられるわけです。政府が農業委員会に求め、あるいは期待しているものは、その二つの性格のいずれが重点になっているのか、こういう点をお尋……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 決算委員会 第3号(1957/02/12、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 私は質問でなく、資料を主として食管会計の問題で願いたいと思います。一つは外米の買い入れの、たとえばスペインとかイタリアとか、国別、地域別の数量と金額を一つ資料として出していただきたい。第三点としては、保管米麦の――これは大体三十一年八月末現在あたりでどうですか、三十年度あるいは三十一年度、年度別のその数量と金額を資料として出していただきたい。次に買い入れ食糧の、これは三十年度でいいと思いますが、保管中に生じた事故の件数、その原因、さらにその処理状況、こういうものをほしいと思います。この事故の件数は、一件々々では大へんだと思いますから、国内の場合、県別でもよいと思います。それか……

第26回国会 決算委員会 第4号(1957/02/14、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 今のことと関連することをお伺いしたいのですが、会計検査院の方にお尋ねします。今いろいろ指摘されておる不正とか不当とか、こういう事項を徹底的に合理化をはかられたとしたならば、そういう不正事項の国に及ぼす損害というものは、総額でどのくらいなくなるか。総額でけっこうですから、ちょっとお尋ねしたい。
【次の発言】 それから次に、今お聞きしておると、ここにいう不正や不当の事項に対しては、担当者を厳重に処分した、こういうことでありましたが、それではどういうふうに処分をしたか、その件数は一体何件あるか、この点お尋ねします。
【次の発言】 それは何件ありますか。

第26回国会 決算委員会 第5号(1957/02/15、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 先ほど政務次官の御答弁で、私よく聞えなかったわけですが、返納済みになったものが二十五件、未済が三件、目的達成が一件というような御説明があったのですが、これは何年度の何ですか。
【次の発言】 それから三十年度の不当事項の「試験研究等に対する国庫補助金の経理当を得ないもの」というこの欄に、交付後の指導監督が適切でなかったためということになっておるが、この指導監督の機構というものは、一体どういう機構になって指導監督をされておるのか。そしてこれらに対する人員、それから予算等はどういうふうになっておるのか、この点をお伺いいたします。

第26回国会 決算委員会 第7号(1957/02/21、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 ちょっと国民金融公庫のことで、ごく簡単に御質問いたします。国民金融公庫は、一般の金融機関からは金の借り入れが困難な方面に金融する。従ってこれはきわめて零細金融なのであります。そこでこの貸し出しは金利が安いということと、申し込みがあったならば処理を敏速にしなければならないということが大きな要素だと思います。そこでお尋ねしたいのは、あなたの方で借り入れの書類が提出されてからこれが処理決定されるまで、平均期間はどのくらいになっておりますか。
【次の発言】 そこでこれは私どもはよく聞くところですが、国民金融公庫の場合、申し込みをしてからその決定が非常にひまがとれる、こういうことを聞い……

第26回国会 決算委員会 第8号(1957/02/26、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 私は工藤先生、稻葉先生どちらでもいいんですが、公正委員会の委員長という非常に微妙な立場におられるので、尋ね方は抽象的になるわけですけれども、国鉄出身の人が外郭団体に入るということに対して、これは人の問題であるというような御答弁がありましたが、私はその点を解せない。人の問題であって、優秀な、りっぱな人が入れば差しつかえない、こういうことだと、そうすれば今までの人はみなりっぱでない人ばかり入っていたのだということになる。私は人の問題でなく、むしろ制度の問題ではないかと思う。これを人の問題として扱っていくと、いつまでも解決できなくて、ますます深みに入っていく。従ってこの制度をどう解……

第26回国会 決算委員会 第14号(1957/03/12、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 ちょっとお尋ねしますが、これに直轄工事で「札幌ほか三開発建設部で施行した農業水利及び開拓事業」とありますが、これは札幌ほか三開発建設部だけでやっておるのか、そして検査院の方ではこの四建設部だけを検査されたのか、この点をちょっと検査院にお伺いいたします。
【次の発言】 これは全部で十あるということですが、十全部検査されたのですか。そうすると指摘されているのは四建設部でありますが、全部検査された中の四建設部がこうであった、こう解釈してよいわけですか。
【次の発言】 それから代行工事ですか、これを見ますと、三百五十五ヵ所のうち百一地区を実地に検査した、そうしたところが四十の工事が、……

第26回国会 決算委員会 第18号(1957/03/29、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 私、実は文芸春秋の中谷先生の意見を読んで驚いたのですが、そのことについて今御答弁を聞くと、資料はきわめてずさんである、こういうことから誤まった見解を下している、こういう御答弁がありました。それはそれでよいとして、今読んだばかりで何とも言えませんが、やはり一流の方々が出てきておられる公共事業特別調査委員会の答申が出ているのですが、これを見ると総事業者が千九百四十七億のうち公共事業費が千三百億、これはその通りです。千三百億の予算の公共事業費のうち事業を実施した額は七百七億円で、計画から見て五四%の実施率になっております。しかも第一次五カ年計画の年度は終るわけなんです。そこで七百七……

第26回国会 決算委員会 第19号(1957/04/02、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 ちょっと関連して……。銀行局長にお伺いしたいのですが、銀行、相互銀行あるいは信用金庫等は大蔵省認可、それから信用組合は都道府県知事の認可でできるようになっておる。こう記憶しておりますが、それは間違いありませんか。
【次の発言】 そうすると信用組合は都道府県知事の認可であり、従って都道府県知事の監督に属するということは、一つの金融機関であるから大蔵省が認可もし監督もすべきであると思うけれども、特に組合だけを大蔵省が除いたのは、どういう見解に立って除いておるのですか。
【次の発言】 もう一点お聞きしておきたいのは、金庫までは大蔵省がやるけれども、これは組合であるがゆえに、大蔵省の……

第26回国会 建設委員会 第6号(1957/03/06、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 住宅局長にお伺いいたします。住宅公団の昨年における投資は、一般会計から行われずに、資金運用部から五十三億、公募債で百億であった。この資金運用部の利子は六分五厘になっております。公募債の利子は八分五厘である。そうすると、この利子の負担は容易でなかったと思いますが、利子の総額は幾らになっておりますか。この償還方法はどうなっておるか。
【次の発言】 昨年の十一月十七日の閣議で、当時の行政管理庁の長官であった河野さんは、住宅問題について特に発言して、最近都会における住宅公団や住宅金融公庫などによる集団住宅が、郊外に敷地を求めるために、農地をつぶす傾向がある、むしろこの際都心にある官庁……

第26回国会 建設委員会 第7号(1957/03/14、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 今三鍋委員との質疑応答を聞いておりまして、公団の住宅は勤労者の住宅であるから、きわめて低廉であることが必要であり、また低廉であるようにはかっておる、従って三十二年度からは政府の出資をさらに増加をしていきたいというお説であって、これはいいと思います。  そこで、私はこれに関連してお聞きしたいと思うのは、公営住宅の問題です。公営住宅の家賃ですが、これは何か固定資産税分を今度家賃にかけるとかかけないとかいう問題であって、もし固定資産税分を公営住宅の家賃にかけるとすると、家賃が増額されるわけであります。そこで政府としては特別交付税で固定資産税を見るから公営住宅の家賃を上げるようなこと……

第26回国会 建設委員会 第9号(1957/03/20、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 関連して。私の聞き違いかもしれませんが、今三鍋委員との質疑の中で、家賃のほかに固定資産税分だけは持ってもらった方が明瞭でいいじやないか、こういう御答弁であったと私解釈したのですが、そうですか。
【次の発言】 私は今ちょっと答弁を聞き違えたかもしれぬが、家賃のほかに、固定資産税はこれだけわかるから、これだけは別にして持ってもらうのがいいのではないか、こういうような答弁であったと思ったから……。そうすると今までの習慣からいって、家賃というものは固定資産税がどうだ、修理費がどうだ、償却がどうだという形でなく、家賃というものの一つに含まれておるのが今までの習慣だから、公団の住宅だけが……

第26回国会 建設委員会 第10号(1957/03/22、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 お尋ねいたします。私は法律を拡大解釈したり縮小解釈したりすべきじゃないと思う。やはり法律は額面通り受け取るべきだ。ことにこの金融公庫の場合、利権屋が横行する心配が今度の改正によって多分に出てくる。そういう点から明確にしておきたいと思うのは、説明の中にもあるわけですが、「原則として相当の住宅部分を有し、」という抽象的な言葉がここにある。一体相当の住宅部分とはどのくらいと解釈したらよいのか。それからずっと後段に、また「貸付金に係る住宅のための宅地造成に併せて、これに支障のない範囲内でそれ以外の住宅のための宅地を造成する事業についても、」ここにも支障のない範囲内という一つの抽象的な……

第26回国会 建設委員会 第11号(1957/03/26、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 私はただいま議題になりました住宅金融公庫法の一部改正に対しまして、日本社会党を代表して賛成の趣旨を申し述べんとするものであります。  戦争によって都市という都市が焼爆せられた直後の日本の食糧難と住宅難は言語に絶する状態でありまして、この問題の解決は政治的にも社会的にも焦眉の急を要する課題となったのであります。食糧事情は今日、相当改善されましたが、住宅問題は今もってその不足と高額の家賃が深刻に叫ばれておるのが現状であります。住宅金融公庫あるいは日本住宅公団等は、政府が国民の要請にこたえ住宅難を緩和せんとして設立したものであり、その運営の衝に当るものの努力と相まって、日本住宅の新……

第26回国会 農林水産委員会 第13号(1957/03/19、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 関連。今の問題についてちょっとお尋ねしますが、住宅公団ができて、住宅なり宅地なりの団地造成が盛んに進められ、そのために農地が盛んに転用されているわけです。この住宅公団法ができるときに、農地局としてはこの協議に参加したのかしないのか、この点からまず伺いたい。時間がありませんから、参加したかしないか、簡単に伺いたい。
【次の発言】 住宅公団ができるととここに区画整理が行われ、土地の減歩が行われる。この土地の減歩に対しては、農民の所有土地から三割四分七厘というものを減歩して無償で公団の方へ出さなければならない。こういうことになると、たとえば一町歩持っている所有者なら、三反四畝幾らと……

第26回国会 農林水産委員会 第16号(1957/03/27、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 私は開拓融資保証法の問題でお尋ねしますが、時間もたっておりますからなるべく簡単にします。従って、答弁もできる限り簡略に願いたいと思います。  昨年の三月六日の当委員会において、開拓融資保証法の一部が改正されたときに、附帯決議がつけられておるわけです。この附帯決議の趣旨は、政府出資の増大並びに都道府県開拓融資保証協会に対する会員出資金、都道府県の出資金及び中央開拓融資保証協会に対する政府出資が総体として均衡を保つという、この二つが附帯条件としてつけられたわけです。この附帯条件に対して、大石政務次官は、この趣旨を十分尊重いたしまして、これを実現するよう、一生懸命努力いたす所存でご……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 建設委員会 第4号(1957/11/14、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 住宅公団による住宅の建設等が盛んに行われ、これは非常にいいことだと思うのですが、今御報告のあった松戸、あるいは東京都下の各地にいろいろな問題を起しているわけです。そこで都市計画法あるいは農地法の大もとの問題についてお尋ねをしたいと思うのですが、建設省では都市計画の用途地域の決定に当っては、関係市町村の申請に基づいてこれを審査します。そして各府県の都市計画審議会の意見を聞いて妥当と認めた場合は、大臣がこれを決定、告示されることになっているわけです。そしてこういう場合には若干の国費の補助さえもその市町村に与えられている。こうしてできた都市計画は、各地治体の繁栄のために住宅地を造成……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 決算委員会 第2号(1957/12/26、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 七社に改装を指名でやったが、五社は辞退しておるんですね。日本には、そういう改装のできる会社は、この七社以外にないのですか。
【次の発言】 この七社のうち五社が辞退したんだが、私はほかにあるならばやはりほかに指名を追加するとかなんとかしてやるべきではないか、こう考えたのですが、これはもう指名してもむだとお思いになったから指名せずにあとの二社だけでやった、こういうことになるわけですか。
【次の発言】 この金額が二回目はかなり減額されていて、最終的にきまるときもまた減額されているということなんで、それも問題になっておるのだと思いまして今お尋ねしたわけであります。七社以外にあるならば……

第28回国会 決算委員会 第5号(1958/02/01、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 関連して資料要求を……。昭和三十年に輸入した砂糖の、額、その中に立川研究所の――立川研究所というのは、これは繊維に関係しておる業者だと思いますが、この業者が一千トンの割当を受けているわけですが、これは外貨の割当があったのか、無為替輸入であったのか、このことと、それからこの一千トンは実需者に割り当てるという声明がなされておりますが、どういう実需者に一千トンが割り当てられたか、この割り当てられた実需者名と数量別を資料としてお出し願いたい。

第28回国会 決算委員会 第8号(1958/02/18、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 国税庁の方来ておられますね。それでは一点だけ伺いたいと思います。砂糖消費税の制度を見ますと、三十二年には五百三十一億六千四百万円あるのです。これは月平均すると四十四億というふうになるわけですが、砂糖消費税はかつて三月延納が許されておったと記憶しております。今は二月ほどの延納が許されておると聞いておるのですが、二月ほどになっておるのかおらないのか。さらにもしそれが一月でも二月でも延納が許されておるとするならば、それはどういう根拠によって許されておるのか、さらにそれを許しておるそうした制度の趣旨なり精神なりというものは、どういう点からこういうものが許されておるのか、この点をお尋ね……

第28回国会 決算委員会 第10号(1958/03/04、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 実需者割当の問題について少しお尋ねしたいと思います。私は先般の御答弁で納得がいかないのは、菓子工業協同組合、生活協同組合というような全国的組織を持っているところへ実需者として割り当てて、砂糖価格の変動の影響をあまり受けないようにする、こういう趣旨で実需者割当はしておる、こういうふうに説明を聞き、了承しておったわけです。これを見ると全国的な組織でない協会というような組合でない形でできた任意団体のようなものにかなり多数出されておる。この資料で見ると、中日本菓子協会の楊世統という人は、先般の説明では中国人だということですが、これは日本に輸入した砂糖なんですから、日本の実需者に割り当……

第28回国会 決算委員会 第11号(1958/03/05、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 くどいようですが、きのうの砂糖の問題に対する実需者の割当の問題ですが、私は実はかなり遠慮してお聞きしておったわけなんですが、答弁をお聞きすると、非常に焦点をぼやした答弁になっておるのじゃないか、こう思うのです。実需者の方から先にお聞きしますが、ここで昭和三十一年の上期の割当に対して、私の指摘した東日本と全国。バン菓子協会というどっちの会長でもあろうと思われる人は同一人である。しかもこの人は九百五十トンも割当を受けておる。しかも本人の割当は五百トンであったわけですが、たまたま中国人の楊という人が四百五十トンの割当を受けておった。これが外国へ行っておって不在であったので、この四百……

第28回国会 決算委員会 第13号(1958/03/11、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 私お尋ねしようとすると、相当時間がかかります。そこで今寸断したような質問をしても仕方がないので、午前中の質問を……。
【次の発言】 立川さんにお尋ねいたしますが、特許というよりも、特許を実施する権利ですか、これは、あなたの方には砂糖は来なかったのだから、あなたの方では向うに渡さなかったと思いますが、渡しましたか。
【次の発言】 この特許を実施する権利を、台湾の方へ売るわけですね。それはお渡しになったかならなかったか。
【次の発言】 ちょっと一応聞いてみたいのですが、この立川さんの砂糖と引きかえに特許を譲るというその売り渡しの交渉というものは、あなたの方の着想であったのですか。……

第28回国会 決算委員会 第14号(1958/03/12、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 兼子さんに伺いますが、あなたはさっき立川の万トンの砂糖の輸入については私は知らなかったというようなお話でしたが、あなたはこの問題をどなたから聞いて、しかもあなたは長い間塩水港製糖におられて、砂糖について権威者であられて、その調査等を依頼されたことがあるはずですが、その点ちょっとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そうすると兼子さんの方は、綱島正興さんからこの立川の一万トンの砂糖が入っておるが、この処理はどうすることがいいか、政府でも困っておるからその方法があったら意見を出してくれ、こう言われて、あなたは今申し述べたような意見を出された、その結論としては、こういう複雑怪奇な……

第28回国会 決算委員会 第16号(1958/03/17、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 お尋ねしますが、周さんは日本語はよくできなかったのですか、どうでしたか。
【次の発言】 そうすると、あなたと話を取りかわす中には、通訳をしてくれる人がおったはずです。その人は郭という人であったと思うのですが、あなたは名前を御存じないのですか。
【次の発言】 そうすると、当時周さんとあなたとの話の中に出てくる人は郭という人であったわけですが、それが郭という人であったかどうか知らない……。
【次の発言】 それからもう一つ、あなたと周さんとの交渉の途中から、松平という人が登場してくるわけですが、その方にあなたは会ったことがありますか。

第28回国会 決算委員会 第18号(1958/03/19、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 今のその点からお聞きします。立川研究所では一切御破算にすると言ったとあなたの方では言っていますが、この前の委員会で立川研究所の立川参考人は、三度目の延期をしてほしいということを願い出たと言っているのです。そうすると延期を一応認めておいた。ところが十月二十三日にあなたの方では延期は許さないということになった。ところが二十四日にはドミニカの船が向うを出ているのです。これはあなた方の方でもわかっているだろうし、立川でもわかっているはずです。だから、立川の方では三度目の延期をしてほしいということを願い出たと言い、あなたの方では立川の方から打ち切っていいと言ってきたと言うのですが、これ……

第28回国会 決算委員会 第19号(1958/03/20、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 今私の名前が上げられたので、誤解のないようにしておきたいと思います。私はあなた方三名の名前が出てくることは聞いておりました。しかし、あなた方が金を取っておるとかなんとか、毛頭そういうことを疑ってはいなかった。それは、あなたに言った通り、松平という人があなたの名刺を便って人を信用させて金を取ったということであって、あなたはその点迷惑している人ではないか、こういうことを言ったわけであって、私はあなた方三人が金を受け取っておるとかなんとかということは毛頭考えておりません。従って、この委員会も、あなた方の潔白というものを明白にすることが心要ではないかといってわざわざ持たれた委員会であ……

第28回国会 決算委員会 第21号(1958/03/29、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 同僚の委員によってほとんど聞き尽されましたので、一、二点だけお聞きしておきたいと思います。  この特許の使用権を譲渡するということは当然これは向うに行って設備をやり、技術者も派遣しなければならない、技術輸出が当然伴ってくると思うわけですが、そうするとこれは半年なり一年なり当然時期的にはかかると思う。そうするとあなたの方では砂糖が入りさえすればそれはやってやるのだ、こういうことだと思うのですが、今度一方砂糖を輸出する方からいえば、百万ドルといって、これは三億六千万円くらいではなく、これはあなたの方の特許に対する対価であって、実際価格というのは六億も七億もあるはずです。そういうも……

第28回国会 建設委員会 第4号(1958/02/14、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 住宅公団のことについて、法律上、手続上の疑義がありますが、それは事務当局の方からお聞きしますとしまして、大臣から伺っておきたいと思います点が、二、三あるのであります。それは住宅公団はその利害関係者と紛糾を起しておる。千葉県の松戸の金ケ作においても農民と激しい争いを起しておるために、一月十四日には二百人以上の警官を出動せしめて強制測量をしようとしたけれども、農民の抵抗で一時これを中止したというニュースがあるわけです。国の住宅政策に基いて住宅公団が設立されて、その事業を遂行しつつあるわけですが、この住宅政策が実施されるに当っては地元からも歓迎さるべきものだと思う。しかるに地元民と……

第28回国会 建設委員会 第7号(1958/02/21、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 大臣は大へん時間を急ぐようですから、ごく簡単に御質問申し上げます。建設省初め各省で直轄工事をやっておりますが、それに臨時職員を雇っているが、この臨時職員は、国家公務員法六十条の規定を受けて雇っているのですか。建設省内にも準職員と補助員が多数雇われているのですが、これは国家公務員法の六十条の規定を受けて雇い入れている、こういうふうになるのですか。
【次の発言】 そうすると、今度国家公務員法あるいは定員法の改正というものが、一応予定されているように聞いておりますが、こういうものが改正されるかどうか。ともかく改正されるとすると、この補助員なり準職員なりというものは、採用され得る機会……

第28回国会 建設委員会 第9号(1958/02/28、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 関連して。道路の整備については五カ年計画が立てられておる。この五カ年計画がどれだけ達成したか、これは問題がございましょうが、さらにこれを重点的にするために新五カ年計画というものを立てられたわけです。この新五カ年計画の予算財源は九千億、この財源は有料道路の使用料と地方公共団体の負担あるいはガソリン税、こういうものが財源になっている。ところがこういう財源には変動が多い。そこでこの立てた新五カ年計画というものは完全に実施できるのか、またこれを七カ年に延ばすとか八カ年に延ばすとかいう、計画を変更するというようなことが出てくるんじゃないかという心配がある。その心配というのは、結局財源に……

第28回国会 農林水産委員会 第11号(1958/03/06、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 関連して。今聞いておると、お説ごもっともだということで、みんなあなたの方で賛成されているんですが、この問題の焦点は監査の権威の問題だと思うのです。先ほど言われたように、自分の病状を自分で診断して自分で直していくなどということは、よほど軽微の場合でないとでき得ないことで、監査はしょっちゅう行われているけれども、その効果は上っていない、これは監査の権威の問題になってくるだろうと思うのです。問題は、人をふやすことも待遇をよくすることも必要かもしらぬけれども、その前にやはり制度の上でもって監査の権威をもっと持たせるようにしなければならないと思うのです。かつて産業組合時代には監査連合会……

第28回国会 農林水産委員会 第12号(1958/03/07、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 きょう実はこの問題は農林大臣あるいは農地局長等においでを願ってお聞きしたいと思ったのですけれども、それぞれ御都合があるそうですから、時間の関係上、私の方もごく要約して聞きますから、御答弁も簡単でけっこうですから、お願いします。  第一は印旛沼、手賀沼干拓計画というものが発表されたわけです。印旛沼、手賀沼は、御承知のように湛水の被害で沿岸民の生命と財産は非常な危険にさらされておったわけです。この計画が実行されることによって、その生命、財産が守られ、あわせて農耕地が造成されていくというので、沿岸の人々は多年の宿望が達成されて非常に喜びかつ期待も大きかったわけであります。ところが農……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1956/04/20、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 関連して。具体的にお聞きしたいと思いますが、今この収用委員会にかかるときには所有者の利益が保護されるのだ、こういう答弁ですが、これは非常にいいと思うのです。ところが現実には住宅公団の方は、収用法にかかると安い、かからないうちに承諾した方がいいということを、土地所有者である農民にそういうことを言われているけれども、今おっしゃったように、収用法にかかる方がむしろ所有者の利益が保護されるのだという考え方と非常に違ったことが現地において行われているが、これはどういうことですか。
【次の発言】 今住宅公団ができて盛んに土地を取得しょうとして努力しておるわけです。そこでこの住宅公団が農民……

第24回国会 農林水産委員会冷害による農業災害に関する小委員会 第1号(1956/10/02、27期、日本社会党)

○小川(豊)小委員 この惨たんとした北海道の冷害の中で、これが間もなく雪に埋まってしまうことを目のあたり見て、私も非常に驚いておるわけでありますが、この対策についてまずこの際とられなければならないのは、当面の生活をどうして維持するかということが第一にとられなければならない問題である。次にとられなければならない問題は、再生産に対してどうして希望を持たしていくか、こういう問題だと思うのです。今淡谷委員との質疑を聞いておりますと、目下考究中だ、こういうことなのです。考究中でもいいですけれども、これはそうほっておけない問題である。これは非常に急がなければならない問題である。そこでその考究中の中からいろ……

第24回国会 農林水産委員会冷害による農業災害に関する小委員会 第2号(1956/10/03、27期、日本社会党)

○小川(豊)小委員 きのうに引き続いて北海道の道庁からもらった書類と農林省の統計調査部からもらった書類についてお尋ねしたいと思います。  今度の北海道の冷害について、道の報告も統計調査部の調査もほとんど同一で、たとえば水稲で道は六〇%に対して農林省の方は五三%というので、少しの開きはあるけれども、いずれにしても被害は非常に甚大だということがわかるのであります。この道の報告によりますと、被害の金額が三百九十六億九千三百万という数字になっております。この被害農家戸数が十八万九千七百戸ほどでありますから、一戸平均が二十一万というような被害が出ているわけであります。そこで道としては、おそらくすぐ直面す……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 外務委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1956/11/30、27期、日本社会党)

○小川(豊)委員 イギリスが小麦協定に参加してないということは、参加しない方が有利だから参加しないと考えるわけですが、そうすると参加しない方が有利だということは、安く買えるということがおもな原因ではないか、こういうふうに考える。このイギリスが参加しない方が有利であるか不利であるかという条件が、この問題を解決する場合に大きな参考になってくるのではないかと考えるわけです。そこで日本の場合、イギリスの参加しないという事情やら条件なりをどういうふうに御解釈になっておられるか、この点をお尋ねしておきたい。
【次の発言】 過剰小麦の処理に対する規定が明確になっていないこと、もう一つは製粉業との摩擦、こうい……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

小川豊明[衆]在籍期 : 25期-26期-|27期|-28期-29期
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