河野密 衆議院議員
26期国会発言一覧

河野密[衆]在籍期 : 25期-|26期|-27期-28期-29期-30期-31期-32期
河野密[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは河野密衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
河野密[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

河野密[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 昭和二十八年度一般会計暫定予算につき同意を求めるの件外六件特別委員会 第3号(1953/05/23、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 関連質問をさせていただきたいのですが……。私法制局長官が今御答弁なすつたことに満足することはできないのです。憲法第五十四条に、衆議院が解散されたときは、参議院で緊急集会を開く、こういうことになつておりますが、緊急必要のあるときということが前提になつておる。この緊急必要のあるときという場合に、財政法第三十条に言うところの暫定予算という問題を前提として、憲法が規定したものかどうか。私はこの点が憲法上の大きな争いだと思うのです。これをはつきりすることが、今言う解散権の問題についても、すべての政治問題に対する前提というものになりますから、これをわれわれは伺つているのであつて、そのこと……

第16回国会 昭和二十八年度一般会計暫定予算につき同意を求めるの件外六件特別委員会 第5号(1953/05/26、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 関連して総理大臣にお尋ねいたします。それは、この問題は憲法上の重大な問題でありまするし、同時に初めてのケースで、これが先例になる問題でありますから、私は総理大臣からはつきりした御答弁を願つておきたいと思うのであります。  憲法第五十四條の英文の方を見ますと、この緊急集会を召集し得る場合を、イン・タイム・オブ・ナシヨナル・エマージエンシーと書いてある。私が申しげるまでもなく、この言葉が何を意味するかということは、総理大臣よく御存じだと思うのでありまして、そういう場合に当てはまるのかどうかということは、総理大臣からはつきり伺つておかなければならない問題だと思うのであります。今黒田……

第16回国会 予算委員会 第8号(1953/06/23、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 ただいま問題となつておりまする点は、私も聞きたいと思つておつた点がありますから、あとであわせてお聞き申し上げたいと思います。  私はまず吉田総理大臣にお尋ねをいたしたいのでありますが、先般の吉田首相の施政演説、岡崎外相の外交演説、小笠原蔵相の財政演説、岡野長官の演説等を通じて明らかになりました政府の方針を、私が要約いたしてみますると、国際情勢は朝鮮休戦によつて緩和の方向にある。休戦による緩和によつて、日本経済に重大なる転換が生ずる機運があり、経済自立の問題が焦眉の急となるように考える。しかし当面は急激な変化が生ぜず、従つて予算は、不成立になつた予算をつくろうことによつて間に合……

第16回国会 予算委員会 第11号(1953/06/26、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 私は今までの質問者と重複する点を避けまして、要点だけをお尋ね申したいと思います。吉田総理大臣は、今までMSA援助を受けるとも受けないともわからないということを申しておりましたが、本日の川崎君の質問に対する御答弁で、はつきりと、このMSAの援助を受けてもよいではないかと思うと、こういう答弁をせられました、総理大臣がMSAの問題につきまして、はつきりとした態度をお示しになつたのは、これが初めてであります。そこで私は総理大臣にお尋ねするのでありますが、先般総理大臣は私の質問に対して、憲法第九条における従来の解釈は、自分としては少しもかわらない、こういうことを申しておりました、従つて……

第16回国会 予算委員会 第25号(1953/07/17、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 私は、ただいま提案になりました組みかえ修正案というものは、これは自由党と改進党との両派でお出しになつたものであります。従いまして自由党を代表しておりますものは政府でありますから、政府も当然この案には責任があるものと考えますので、ひとり改進党の諸君にお尋ねをするばかりでなく、政府に対して、私はこれに対する責任ある御答弁を願いたいと思うのでございます。
【次の発言】 委員長に申し上げますが、この問題に対する政府の見解を聞くことは、私は政府に質問をすることじやないと思います。見解を尋ねるのであります。
【次の発言】 この案に対する見解がわからなければわれわれとしては……。


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 予算委員会 第4号(1953/11/03、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 私は、ただいま問題となつております防衛力の問題につきまして、集中的に総理大臣にお伺いをいたしたいと存じます。  今まで本国会を通しまして、総理大臣がわれわれに明らかにせられました点は、憲法改正については、国民がこれを希望するに至るまではやらない、軍隊を持つことは、今はその時期でないようだ、自衛力については、軍隊にならない程度において、自衛力の漸増をやりたい、保安隊は軍隊ではない、直接侵略、間接侵略については、直接侵略は米軍がこれに当り、間接侵略は保安隊がこれに当る、こういうことを前国会、あるいは前々国会以来、繰返し繰返し御答弁になつて参り、おそらくこれが政府の防衛力に対する根……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 予算委員会 第4号(1953/12/05、26期、日本社会党(右))【政府役職】

○河野説明員 お答え申し上げます。保全経済会が休業いたします前後におきまして、警視庁当局と私の方の係と情報の交換をいたしたことは、一両回あるように記憶いたしております。しかしこれは、御案内の通りあくまで金融法規との関係においていたしておりまして、その他の犯罪事実あるいは犯罪の容疑に関するような事柄につきましては、私どもといたしまして職責上関係もございませんし、何ら関心も持つておりません。従いまして、そういう点は全然関知しておりません。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 外務委員会 第17号(1954/03/15、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 関連して。今戸叶君が御質問になつた点について、政府の答弁せられるところは、私はなはだその意を得ないと思う。憲法改正の期間ということはしばらく別として、また、この協定が憲法の範囲内において行われるものとするという前提そのものにわれわれはまず疑問を持つておるのですが、それもしばらく別といたしましても、憲法を改正するやいなやということとこの協定とは無関係だ、こうおつしゃいますが、もしその憲法を改正するかいなかということが、この協定と無関係であるならば、私は裏を返してこういう質問を申し上げたい。もし日本が憲法を改正することがあり得たとしても、この協定はこのまま存続し得るとお考えになつ……

第19回国会 外務委員会 第20号(1954/03/19、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 大臣がお見えにならないそうですから、お見えになりましてからまた残りの時間質問いたしますが、大臣に御質問いたす伏線として事務当局にお尋ねをいたしたいと思いますから、そのつもりでお答えを願いたいと存じます。  今ここに出されております協定は、日本の将来の運命に関する重大な問題であると存じますので、これは慎重に審議をしたいと思うのであります。この協定について問題となる点は、大体三つあると思うのであります。一つは、この協定と日本の憲法とがどういう関係になるかという問題、一つは、この協定が日本の経済にいかなる影響を及ぼすかという問題、それから第三は、この協定によつて日本の防衛力の漸増計……

第19回国会 外務委員会 第26号(1954/03/26、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 お尋ねします。「援助の進ちよく状況を観察する便宜を与えられる」ということであります。これは各国ともみな同じような表現を使つておると思うのですが、援助の進捗状況というのは、これは各国とも同じ内容ではないと思うのです。その援助の進捗状況というのはどういうことを意味するのでしようか。
【次の発言】 そうしますと、日本軍というと悪いのですが、日本の訓練その他を指揮するとか、そういうことまでも実際やるわけなのでしようか。それともその進捗状況というのは各国とも同じ内容で、たとえば私ちよつと見たのですが、みな同じような言葉を使つていると思うのです。どこの国でも同じことをやる、日本においても……

第19回国会 外務委員会 第27号(1954/03/27、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 簡単に伺います。最初に伺いたいのは、第八条は棒読みに書いてございますが、相互安全保障法五百十一条の(a)項を棒書きにしただけにすぎない、中は同じだ、こう解釈してよろしいのでしようか。
【次の発言】 全然両方とも同じものであるとしますと、その五百十一条で見た方が非常によくわかりやすい。こちらの方がわかりにくいので五百十一条で見て、第一項は国際間の理解親善云々という問題で、これは宣言と見てもよろしいでございましよう。モラル・オブリゲーシヨンでありましようが、その次の「国際の緊迫の原因を除去するために相互に合意される行動をとること。」こうなりますとこれは具体的になりますが、この国際……

第19回国会 外務委員会 第28号(1954/03/29、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 私は先日来吉田総理にかわる緒方副総理に御質問を申し上げるつもりで、質問の要項も差上げておきました。従いまして私が今質問するのは、本日の新聞を見て質問するわけではないのであります。前から考えておることを質問いたすつもりでありましたが、たまたま本日の新聞と関連をいたすことになりましたので、その点御了承を願いたいと思います。  現在私たちに審議をゆだねられております日米相互防衛援助協定、この問題は私が申し上げるまでもなく、条約そのものとしては、表面的にはきわめて軽い形において提出をいたされております。しかし相互安全協定とかあるいは防衛協定とかあるいは北大西洋同盟条約とか、そういうも……

第19回国会 外務委員会 第29号(1954/03/30、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、日米相互防衛援助協定外三件に対しまして、反対の意思を表明いたすものでございます。そもそも本協定の中核たる日米相互防衛援助協定は、政府の言明するがごとく軍事協定でありまして、その限りにおいてわが国の国家の性格をかえ、政治の動向を左右する重大な条約であります。従つて本協定を審議するにあたりましては、単に条文の表面に現われた字句を審議するばかりでなく、本協定の背後にある一般的な条件にまで眼を透徹せしめ、日本の将来の動向を誤らざるよう慎重に検討いたさなければなりません。ことに本審議のまつただ中に起りましたビキニ原爆実験に徴しましても、一国の安全はまつ……

第19回国会 外務委員会 第37号(1954/04/20、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 私はごく簡単に二、三の点で伺いたいと思いますが、主として労務関係の問題をお尋ねするのです。その前に先ほど来問題になつておりましたが、念のためにお尋ねいたします。先ほど来質疑応答を承つておりまして、非常に疑問が出るのであります。それと申しますのは、国連軍協定の正確の問題に関することであります。私の理解するところによれば、外国に軍隊を駐留するかということは、今度の大戦以来起つた新しい事実であつて、その新しい国際法の傾向に応じて、外国に駐留する軍隊の地位の問題を定めるというのが日米行政協定であり、国連協定であると存ずるのであります。そこでたとえばNATOの場合におきましては、基本条……

第19回国会 外務委員会 第41号(1954/04/26、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 私の方ももう少し研究してまた質疑します。

第19回国会 外務委員会 第42号(1954/04/27、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 この秘密保護法につきまして少し基本的な問題をお尋ねしたいと思います。第一番に、先般衆議院を通過いたしました日米相互防衛援助協定の第一条の一のとこるに書いてありますこと、それから第三条の一に書いてありますこと、それから附属書のBに誓いてあるところと秘密保護法との関係について、お尋ねをしたいと思います。  この防衛協定の第一条の一に若いてありますところによりますと、「装備、資材、役務その他の援助を、両職名政府の間で行うべき細目取極に従つて、使用に供するもの」、こういうことになつておるわけであります。そうすると、この防衛協定ができたからといつて、ただちにアメリカの方からいろいろなも……

第19回国会 外務委員会 第43号(1954/04/28、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 私はきわめて簡単に御質問申し上げます。今議題となつております日比賠償交渉の問題につきまして、先ほど来岡崎外務大臣から種々弁明がございましたが、事実上これは決裂状態になつたもの、こういうふうに了解してよろしいと思うのでありますが、そう考えてよろしいか。  それから、かりにこういう事態に陥つたとすると、その原因は那辺にあるのか。先ほど外務大臣の御答弁によりますと、予備交渉ができ上つて、両国政府の予備協定もでき上つたものをくつがえしたということで、その非はあげてフイリピン側の情勢にあるかのごとき口吻でありましたが、さように考えておられるのか、この二点をまずお尋ねいたします。

第19回国会 外務委員会 第44号(1954/04/30、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 もし並木君の言うようなあれが通つてこれが撤回されて、もう一ぺん出し直されるというような結果になるかもしれないのですから、これ以上この法案を審議することは、しばらく政府の態度が決定になるまで留保しておいていただきたい。きようはこれで散会していただきたいと思います。

第19回国会 外務委員会 第45号(1954/05/06、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 関連して。今細迫君から質問をいたしました点について、日本側の債務として見返資金特別会計に積み立てられた金は八億七十万ドルということでございます。それは私たちも前々から聞いて知つておるのでありますが、アメリカ側で日本側に通告をして来ておりますガリオア、イロアの資金として日本に持つて来た物資のすべての額は一われわれ聞くところによると、二十一億一千五百万ドルとも伝えられ、二十億何千万ドルというようにも伝えられておりますが、アメリカ側からこちらに通告をして参りました大体の額は幾らになるのでありますか、これをまず承りたいのであります。

第19回国会 外務委員会 第46号(1954/05/07、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 私はこの法律についての根本的な問題について一つ二つお尋ねしたいと思います。  この法律につきまして立法上一番大きな問題は一つあると思うのであります。一つは、この法律が拡大解釈されいろいろ範囲が広げられて、言論、集会、結社の自由という基本的な人権を阻害するのではないか、こういう問題が一つ。もう一つは、MSA協定の際に一般に危惧されましたように内政干渉になるのではないか、こういう問題がこの法律に具体化されているのではないか、こういう点が私は最も重要な点だと思うのであります。そこで具体的にお尋ねをしたいのでありますが、この法律と憲法との関係につきまして、先般私がこの法律に規定されて……

第19回国会 外務委員会 第47号(1954/05/08、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 私はきのうお尋ねをいたしました点で、まだ政府から明確なる御答弁がいただけない点を、この際明確にしておいていただきたいと思うのであります。  その第一点は、アメリカの秘密保護の等級と同等のものを確保するという点は、単に「機密」「極秘」「秘」というような等級を確保するのでなく、それらのものに対する漏洩をいかにして防御するかということも関連をいたしておると思わざるを得ないのであります。そこでアメリカがそれらの機密を防衛するについてとつておる手投と、日本がそれらの秘密を防備するにとるべきところの手段とは同じ程度でなければならない、こういうのが私は当然の協定の趣旨であると思うのでありま……

第19回国会 外務委員会 第48号(1954/05/12、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、現に議題となつておりますいわゆる秘密保護法案に対しまして、反対の意思をきわめて簡潔に表明せんとするものでございます。われわれ本法案に反対する第一の理由は、本法案がわが憲法に違反し、もしくはわが憲法の精神を蹂躙すると見られるからであります。われわれはさきに日米相互防衛援助協定に対して、それは明らかに憲法第九条の違反であるといたして反対いたしたのでありますが、本法に至つては憲法の精神を蹂躙し、憲法に違反することは一層明瞭であります。検閲を禁止した憲法第二十一条、裁判の公開を保障した第三十七条及び第八十二条、国会の権限を明記した第五十七条、特別裁判……

第19回国会 外務委員会 第50号(1954/05/15、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 私はごく簡単にお伺いいたしますが、先ほど福田君の質問に対して外務大臣は十七隻ということであります。われわれどうも船の知識がないから、一向わかりませんが、駆逐艦千大百トン型と書いてありますが、これはアメリカにおいてきまつておるのですか。千六百トン型といつても、船の性能その他についていろいろ種類があるでしよう。まずお尋ねしたいのは、千六百トン型とありますが、どの程度の船なのか。建造の年数、性能についてまだ秘密保護法は通過しておりませんから、ひとつお答え願いたいと思います。
【次の発言】 これはアメリカのあれから見ると、アメリカの現役の船なのでしようか、それともアメリカの現役を離れ……

第19回国会 外務委員会 第51号(1954/05/17、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 委員長、ちよつと関連して一言許していただきたい。先ほど増原次長から御答弁になりました点で、ちよつとふに落ちないことがあるのですが、これはこの借りる船はアメリカの方は軍艦のリストの中に載つておるのだろうと思いますが、これはアメリカの所有権にはなるけれども、日本で借りた場合には、アメリカの方ではその軍艦のリストから消すのでしようね、消して国際法上はこれは軍艦としてはもう取扱わないということになるのでしようか。
【次の発言】 そうしますと、この船はこれは国際法上どういう取扱いを受けるのでしようか。日本の国旗を掲げて外国へかりにこの船が行つた場合において、軍艦と同じような外交上の待遇……

第19回国会 厚生委員会 第56号(1954/06/03、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 私ちよつと御質問申し上げますが、実はこの問題が起りましてから、おそらく私のところに一番先に御相談が来たのじやないかと思うのです。そういうような関係で、いきさつをよく存じております者として、ここでひとつ居住者の代表の方に伺いたいのですが、あなた方の御趣旨は、大体これは現在の区の当局の責任をお問いになろうというのであるのか、それとも先ほどお話がありました松島何がしという前の管理人の責任を問おうとするのであるか、どちらなんでしようか。その目的のほどをひとつ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 それで今のお話を聞くと、その管理していた人に対するあなた方の不満か不平か存じ……

第19回国会 大蔵委員会 第23号(1954/03/17、26期、日本社会党(右))

○河野密君 お許しを得まして、ごく簡単に今本委員会に付託されております税の諸問題と関連いたしまして、二つお尋ねをしたいと思います。  一つは揮発油税に関係がございます帝石の問題について、大蔵大臣の所見を承りたいのであります。現在帝国石油の会社に対して、昭和二十九年度の予算で一億三千万円の補助を出すことに相なつておりますが、それにからんで帝石が非常な紛糾をいたしておることは、大蔵大臣御存じの通りだと思います。それは通産省の鉱山局長の調停によつて一応解決の方向には進んでおると存じますが、帝国石油の最も大きな株主は大蔵省でございます。大蔵省としてこの問題についてどういう考えを持つておられるか。その株……

第19回国会 予算委員会 第3号(1954/02/03、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 私はもつぱら総理大臣に御質問を申し上げたいと存じます。関連事項につきまして関係諸大臣の御意見は承りますが、主として総理大臣にお尋ねしたいと思います。  第一にお尋ねしたいのは、総理大臣の現行憲法に対する信念を伺いいたいと思うのであります。御承知のように現行憲法は、現在の吉田総理大臣が第一次吉田内閣をつくつておられたとぎに制定された憲法でございます。しかしながら時あたかも占領治下でありました関係上、これに対して今日種々なる批判が出ております。昨年十一月の中旬と記憶いたしますが、アメリカのさる新聞記者がニッポン・タイムズに一文を寄せて、日本人は、アメリカがこういう憲法を押しつけた……

第19回国会 予算委員会 第19号(1954/02/26、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 私は、ただいままでに吉田内閣総理大臣が同僚議員に答えられましたことと重複することを避けつつ、吉田総理大臣の時局に対する所信を承りたいと存じます。  本国会が再開いたされましてから暴露いたされました諸般の事件は、保全経済会、日本殖産、山下汽船、飯野海運、名村汽船、日立造船、浦賀船渠等々実に枚挙にいとまがないのであります。しかも、昨日全国一斉に行われた八つの海運会社並びに陸運関係の諸会社、諸会社の手入れによつて、汚職事件はまさにその最高点に達したかの感があるのであります。保全経済会の問題に関しましては、国会関係においてすでに行政監察委員会に喚問せられた人々だけでも、同僚早稲田、平……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 外務委員会 第2号(1954/12/16、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 今の外務大臣の御答弁に関連してこの際お聞きしておいた方がいいと思うのですが、昨日鳩山総理が、中国も台湾政権も町方独立国として認めて、これとの国交調整をはかり、貿易その他のことを進める、こういうことを申されておるのでありまして、この言葉は非常に重要な意味を持つておると思うのであります。おそらく重光外務大臣とどれだけ打合せができておるか私は存じませんけれども、その意味は、中共を承認するという方向に向つてお進みになるというお考えなのか、それとも単なる現状を認めるという程度にとどまるのであるか、台湾政権に対して政府はいかなる考えを持つのであるか、こういう根本問題に触れておると思うので……

第21回国会 予算委員会 第1号(1954/12/21、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 私はきわめて簡単に要点だけをお尋ね申し上げたいと存じます。非常に先ほどからの問答を聞いておりますと、何か鳩山総理が非常にいたいたしいような感じがいたしますので、私は何か質問の闘志が鈍るような感じがいたします。私は鳩山総理は東京の先輩でもありますし、多年の宿望を達して総理大臣になられたという意味におきまして、敬意を表したいと思うのでございますが、多少言葉のはしはしに礼を失するところがございましたらお許しを願いたいと思います。  世間では新内閣ができてから非常に世間の評判がよろしいようでございます。これはおそらく鳩山総理個人に対する国民の同情の声ではないかと思うのであります。世間……


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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1953/07/13、26期、日本社会党(右))

○河野(密)委員 今の問題に関連してちよつとお尋ねいたします。昭和二十九年度に財政支出をするとして、予算外国庫の負担となるべき契約ということで、百億になつておりますが、これは一体どういう内容ですか。
【次の発言】 大蔵省にお尋ねしたいのですが、こういう予算外国庫の負担となるべき契約というような形における支出というものも、保安庁経費の性質上、私は非常に望ましくないものだと思うのですが、大蔵省としてどうしてこういう方式をおとりになつたか。現に保安庁経費の中でたくさんの未使用分があるにかかわらず、こういう方式をおとりになつたのはどういう趣旨に基くのですか。同時に財政法第二十八条に基く予算外契約、いわ……



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データ更新日:2023/02/05

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