石山権作 衆議院議員
26期国会発言一覧

石山権作[衆]在籍期 : |26期|-27期-28期-29期
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このページでは石山権作衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
石山権作[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

石山権作[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 人事委員会 第3号(1953/06/18、26期、日本社会党(左))

○石山委員 公務員の方々が、国家のいうところの公僕としての役目のために、ある面が非常に制肘されておる。これを政府の方々はよく理解しなければならぬということが第一に必要だろうと思います。それからよく吉田さんは、口を開けば、いうところの吏道の刷新とか道義の高揚というような言葉を使うのでございますが、公務員の方方の日常生活がそれに耐え得るような給与体系であるということが第一に大切だろうと思います。政府では現在給与というものを科学的に処理しておるのか、それとも財政経済から見た政治的な意味において給与体系をつくつておるのか、この点を明らかにしていただきたいということと、もう一つは、現在の給与で官吏の方々……

第16回国会 人事委員会 第5号(1953/07/02、26期、日本社会党(左))

○石山委員 私は人事院の性格について二、三お聞きしたいと思います。ただいまの期末手当の点、あるいは勧告の点など考えてみましても、われわれが初期に考えていた人事院の設立当時の考え方と、大分変更を余儀なくされているような点もあります。現状は、どういう考え方で問題を進めているかということを把握しなければ、われわれはなかなか問題を進展させるのに協力できない状態だと思つております。具体的に申し上げますと、たとえば労働力をどういうふうに評価するか、金銭で評価する場合もございます。金銭に上昇率というものがプラスされて普通は労働力の評価をしておるのでございますが、人事院の場合はたいてい金銭に評価されるだろうと……

第16回国会 人事委員会 第6号(1953/07/15、26期、日本社会党(左))

○石山委員 国家の全般の財政経済がら見ますと、失業者をふやさないように努力をしても、どうしてもふえるような傾向にあるのじやないかと考えます。今までのわれわれの失業者に対する観念と申しますか、性格づけから見ますと、特定の人たちであり、その才能及び肉体的において、いささか常人より欠くるものがあるのだろうというのが、失業者に対する一般的な観念だつたと私は思うのでございますが、最近の失業者を見ますと、そうではなく、国家の責任においてなされたような失業者がたくさんふえておる。そのために、使い道によつては、国家にとつても、あるいは会社にとつても有能な人でさえも、失業といううき目を見ているのが現状だと思いま……

第16回国会 人事委員会 第7号(1953/07/22、26期、日本社会党(左))

○石山委員 私は結論だけをお聞きしたいと思います。ということは、私たちは五つか六つの項目を基礎にして、この政府の案件を調査したいと思いますが、あなた方はどういう結論のもとにこれを出されたか。また、このもの全部に対して何か政治的圧力を感じて作業をしたか、あるいは全然そういうことはなかつたかということを伺いたいと思います。
【次の発言】 勧告あるいは調停案、いろいろございますけれども、われわれ調査をする上に、いつでも考えるのは形式の問題でございます。給与の形式になりますと、全額、その内容、その実施というふうに三つにわけられると思います。そうした場合に、期限をつけない形式は非常に誤つていないかどうか……

第16回国会 人事委員会 第11号(1953/07/27、26期、日本社会党(左))

○石山委員 議事進行。委員長の時計をひとつ参照していただきたいと思います。時間が十二時を過ぎること十五分以上になつておりますので、一応打切りの動議を提出したいと思います。
【次の発言】 いろいろなお話を伺つておりますと、高校の先生方の言い分は、やはり不公平から始まつているというように私は見ております。この不公平の是正を大きな目から考えた場合には、今回の人事院が勧告した全般から先生方を見るのが、私は至当ではないかと一応考えております。今回の人事院の勧告に対して、われわれもいろいろ意見がありますけれども、人事院が過去一箇年間にわたつて累積し、分析し、集計した案に対しては、われわれは敬意を表しておる……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 人事委員会 第1号(1953/11/04、26期、日本社会党(左))

○石山委員 人事院の勧告があつてから日数がたつているにかかわらず実現しない、それに対して人事院が今までどういうふうな折衝ないし勧告の裏打ちとして行動したかということを一応説明していただきたい。
【次の発言】 こういうふうに勧告以後の日数が長くなるとすれば、人事院が何を一体基準として勧告案をつくつたかということにさかのぼつて問題を考えなければならぬと思う。たとえば勧告をしつぱなしで、インフレが少しずつ進んでいるような場合であつても、それで間に合うような勧告をしているのか、あるいはその基本になつている現行の給与はそれで間に合つていると考えているのか、どこを一体基準にして勧告をしたのかということをも……

第17回国会 人事委員会 第3号(1953/11/17、26期、日本社会党(左))

○石山委員 私はきようは技術的な点だけ質問しまして、あとは明日に保留したいと思いますが、今回の人事院の勧告の要素でございますが、そういうことを四つほどお聞きしたいと思います。今回の給与勧告のベースを見てみますと、説明の中に民間の産業の総合の平均をおもに出しているのですが、これに関して事務当局としては、算出方に矛盾を感じてなかつたかという二とであります。総合平均を出して、それが即一般公務員の給与なりとして算定することに、何ら疑惑を感じないでそのまま算定しておつたか伺いたい。
【次の発言】 人事院ができてから相当の年数にもなるのですし、日本の公務員の性格というものが、そろそろ現われなければならぬと……

第17回国会 人事委員会 第4号(1953/11/18、26期、日本社会党(左))

○石山委員 政府側にお聞きいたしたいのは、勧告がすでに三月になされているにかかわらず、公務員の方はさつぱり政府の方で意思表示をしない。意思表示をしないという点を、熟慮とか慎重に研究中とかいう外交の言葉、あるいはよそさまに対するような言葉は、私は委員会の中で聞きたくない。ほんとうを申しますと、やはり真実にこうこういう理由があるのだとか、こうこういう点でどうしてもなし得ない、このくらいの点ならば出すというもう少し進んだ話がそろそろ出てもよろしいと思う。ここにペース・アツプの問題と同時に起きている年末の手当の問題などが、もうすでに日時が逼迫しているのでありまして、何でも一時のがれのようなやり方で政治……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 人事委員会 第1号(1953/12/01、26期、日本社会党(左))

○石山委員 ちよとそれについて。数字を御説明なさる場合は、数字に関する資料をお配りになつてから説明していただかないと、結局ごまかしに終つてしまうのです、その点私一番最後に資料の提出方をを要請申し上げようと思つていましたのです。今数字の説明をしようとしても、私らとしてはちよつと聞き取りにくいと思います。
【次の発言】 資料を要望申し上げますが、三日か勧告された時期の給与体系を、一応全般的にパーセンテージを出していただきたい。それから現在政府が勧告を尊重したと言つておりますが、尊重した形がどういうふうな結果に現われて来たかということ、地域給が動いたのでございますから、もしできれば地域給を主体にした……

第18回国会 人事委員会 第2号(1953/12/02、26期、日本社会党(左))

○石山委員 ただいま加賀田委員からも言われておるように、人事院の案の件でございますが、政府の提案の一番のポイントを占めるものは、人事院の勧告を尊重してという言葉を使つておる、その尊重の度合いの問題だと思うのだが、たとえば十ある問題を六つくらい否定して、四つくらいを採用した場合は尊重という言葉は使い得ないと思います。尊重という言葉は少くとも十に対して十に近づいたような行為を行つてこそ、初めて尊重という言葉を使い得ると思う。きのうからわれわれ委員がいろいろと質問を重ねて行つている結果はつきりしている点は、尊重という言葉は抽象的な尊重に終つてしまつて、実質的には尊重から非常に遠ざかつた不誠意な行為を……

第18回国会 人事委員会 第3号(1953/12/03、26期、日本社会党(左))

○石山委員 淺井総裁にお聞きいたしますが、あなたは一日の本会議にも、勧告は尊重さるべきであると考えるか、勧告は財政上の考慮を加えないので、この点は内閣と国会が云々というふうに答弁している、ちようどきよう岡委員が問うたに対して、あなたは同じような答弁をしております。ところが先ごろ受田委員も指摘しているように、全然財政上の考慮をしないということになりますと、あなたの正しいと信じた、あなたの部下たちのつくつたあの給与準則というものは、何月から施行せよと言うのが、当然のりくつだろうと思うが、あなたはいまだにそういう考え方はかえることはできませんか。期日をはつきり明記して勧告すべきであつたというふうな考……

第18回国会 人事委員会 第4号(1953/12/04、26期、日本社会党(左))

○石山委員 資料をたくさんいただいて御苦労様だつたのですが、資料を見た結果、だんだん判明して来たことは、だんだんうそがはつきりしたということでありまして、はなはだ喜ばしいというような表現は使えないと思います。一日の小笠原蔵相の社会党の細迫氏に対しての答弁の中に、九・三%の率をもつて上昇させた。今の場合は、この数字は財政措置上から見ると、最大の努力であるというようなことを言つておるのでありますが、この九・三の中の一という数字は、これは大蔵省から示された数字では百三十八円になつておりますが、この数年はまつたく、地域給の是に来年度か今年度かいつか知らぬけれども勧告されるはずの数字であつて、これは必ず……

第18回国会 人事委員会 第5号(1953/12/05、26期、日本社会党(左))

○石山委員 私小笠原さんを長くお引きとめすることはいけないと言われているので、簡単に申し上げます。前の国会は救農国会であつたのですが、今回は政府の手足となつて働く多数公務員の給与に関する国会と申しても過言でないと思うのです。特に今回の国会は年末を控えて、来年度の予算を蔵相はすでに頭の中に組み立てておるはずなんです。そうしますと、たとい与えるにしても、押えるにしても、こういう結果であるということを詳細に説明するにいい機会であるのが今回の国会であると思う。しかるに吉田内閣は、特に首相なんかは木で鼻をかむといよような、まことにそそつかしい演説をしているが、それがだんだん大臣諸君にも累を及ぼして来たの……

第18回国会 人事委員会 第7号(1953/12/08、26期、日本社会党(左))

○石山委員 ただいま議題になつておる地域給の問題は最終的な段階に入りましたわけですが、それについて、人事院の準備は遺憾なく進んでいると思うのですが、二十九年度の予算に盛る関係もあるので、作業の完了はやはりいち早くなければならないような気がしております。そういう点ではどのくらい自信がある、というと、へんな話ですが、大体成案を得ているかどうかということを、ひとつお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 なるべく早くということは少々聞き飽きましたので、たとえば大体こういうことは言えると思うのです。本年度はもう議会が休みだからというような言い分もあるし、来年の一月二十日か二十一日議会が召集される、……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 人事委員会 第2号(1954/02/26、26期、日本社会党(左))

○石山委員 この問題はつまり特定職の方々の営利企業における職務の兼任をさせてはおもしろくないという意見だと思います。きようも予算委員会で問題になつているのは、その点が非常に政治道徳上から云々というような問題で追究されておるけれども、法的には何らさしつかえないのだからこれはさしつかえない、佐藤法制局、長官あたりは、そういうふうな発言をしているわけです。こういうふうな汚職の問題が出た場合、たとえば特定職は兼任ができるというふうな立場において現在汚職の問題に関して取締役、あるいは監査役をやつた国務大臣がいるわけです。そういう人たちが自分が経験した場合、こういうのがいいか悪いかということは、やはりこの……

第19回国会 人事委員会 第3号(1954/03/10、26期、日本社会党(左))

○石山委員 条文のことはあとに譲りまして、一般的な問題を三つ四つお聞きしたいと思います。  われわれの一般の観念からするならば、普通の職業あるいは企業は、この国の習慣あるいはこの国の法律によつて、大体においては自由であるべしというように考えられております。但し一般の良識あるいは習慣に非常に何か不都合があるというふうな場合には、取締りの法律もあるようでございますが、普通われわれが上層部というふうに考えておるこの国の指導階級と考えられているような分野の特定職の方々に、この法律をばあえて適用しなければならないという特別な理由、あるいはこの法律を出さなければならなかつたような直接な動機というふうなもの……

第19回国会 人事委員会 第4号(1954/03/13、26期、日本社会党(左))

○石山委員 私先ほど説明された数字的な問題を二、三お聞きしたいのですが、たとえば四級地東京を百とした場合、三級が幾ら、二級が幾ら、一級が幾ら、零級が幾らという数字をもう一ぺん御説明願いたい。
【次の発言】 たいへん地域給が政治的に考慮されているようですが、地域給が設定された当時の考え方をひとつ御説明願いたい。
【次の発言】 私のお聞きしたいのはそういうふうな手続じやなくて、地域給ができた原因は、つまりインフレによるところのはなはだしい物価の地域差の均衡をとらしめるためだが、そういう給与であるかどうかということをお聞きしたがつたのです。

第19回国会 人事委員会 第6号(1954/03/20、26期、日本社会党(左))

○石山委員  この法案が通つた場合、私はその処理に非常に困難を感ずるんじやないか、こういう懸念があるわけです。悪法であるとかないとかいうことは別として、通つた場合どれだけ自信のある処置がとれるか、たとえば教唆扇動、あるいは良識ある公民たるに必要なというその限度というような言葉によつて、この法律が定められておるわけですあなたの方では、たとえば教唆扇動は、こうこういう事項は教育の場においては教唆扇動になるということを、どのくらい想定しておるか、どういう事例になるか、たとえば必要な限度という言葉も、何を越えたら罰せられるというようなことであれば、必要な限度ということもわかるんですが、必要な限度が各個……

第19回国会 人事委員会 第12号(1954/04/07、26期、日本社会党(左))

○石山委員 まず加藤国務大臣に質問をいたしたいと思いますが、大臣の提案の御趣旨の中に、四月一日までにこの案を上げたいとあり、大分急がれたようでございます。在来も幾多の重要法案、たとえば教育二法案のような場合、あるいはMSAをわれわれが受取る場合においても、少数政党というか、少数の立場からも相当りつぱな論議が展開されたというように私たちは解釈しているわけなのでございます。しかしこのりつぱな論議が、MSAの場合においても教育二法案の場合においても、何らその中に加味されないで終始してしまつたことはまことに残念なことであります。こういうふうな結果を、普通世間の人は多数横暴という言葉で表現しているわけな……

第19回国会 人事委員会 第14号(1954/04/16、26期、日本社会党(左))

○石山委員 本委員会の任務は、公務員諸君の給与、身分等すべての人事の点に関して審議をして、万遺憾なからしめるような結論を出すのが任務だというふうに考えております。たまたまわれわれの審議の対象になつている現在の人事院の改組問題が今論議されておる最中、しかもその人事院の改組が、われわれに言いわしめれば非常に弱体化されつつある。公務員があまりにも大多数の公の犠牲になり過ぎる面が出過ぎてしまつてそれを擁護する分野が非常に薄れて行くというような懸念のある最中において、最高裁において最近四号調整の問題を対象にしまして、労働組合の圧迫と申しますか、四号調整に名をかりて組合脱退を懲通したというふうな点が新聞な……

第19回国会 人事委員会 第21号(1954/05/12、26期、日本社会党(左))

○石山委員 私加藤国務大臣にお聞きしたい点がございます。きようは議論とかそういう意味ではございませんが、先ごろ全官公で期末手当〇・二五を出してほしいという要請をば政府に出しているわけなんでございますが、それらの取扱いについて、それから加藤国務大臣はこの問題をばどういうふうにお考えになつておられるか。それをひとつお聞き申し上げたい。
【次の発言】 きよう私は議論を申し上げるという意味ではないと申した通り、きようは別に特別なことは申し上げません。但しこれは機会を見まして、おそらく次の機会に私は正式に委員長からこの問題を取上げていただいて一応議論をし検討してみたいと思つております。そのために専門員の……

第19回国会 人事委員会 第22号(1954/05/18、26期、日本社会党(左))

○石山委員 この提案の趣旨はおおむね了解されるのでありますけれども、普通一般いわれておる政府のデフレ政策によつて、賃金をすえ置かなければならないというふうな意見が、民間の知識人の間にも相当あるようでございます。そういうふうな点をどういうふうにお考えになつて、この案をお出しになつたか。政府の一つの方針をばよく遵奉するのが公務員の心の持ち方とするならば、一応政府の方針に従つて、つらいけれども賃金はがまんするという考え方も、ある面にはあつてもよろしいのではないか。それを押し切つてお出しになつたのには相当の深い理由がおありだろうと思いますので、その点を御説明願いたいと思います。

第19回国会 人事委員会 第31号(1954/10/08、26期、日本社会党(左))

○石山委員 私毎回ここに出さしていただいて、いろいろ論議して来た結果を見てみますと、是正しましたけれども、かんじんの大きな是正がなされてないということは、東北地方が非常に数字的にも疑義があるんじやないかと思うのです。おそらく委員長は確定案を得る前に、大蔵省その他の関係官庁と御相談をすると思いますが、そうした場合に、私は予算の面がよけいあれば、どうしてもその是正上これが一番大きな問題だと思うんですが、東北地方だけ特に低いのが現われて来ているわけです。そついう点をひとつ考慮に入れながら予算をなるべくとるように御努力を願いたい。それができたら思い切つて東北地方をもう少し優位に見るように確定案の中へ入……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 人事委員会 第2号(1954/12/15、26期、日本社会党(左))

○石山委員 私は三好国務大臣が非常に誠意を持つて当委員会に答弁されているのを、うれしいことの一つと思います。新しい大臣にはそのくらいの態度が常に求められるのは常識だろうと思つているのですが、ただ一つ御答弁の中で非常に不満な要素があります。それは浅井人事院総裁から、前の加藤国務大臣に対して要望書が出ている、それを知つていたのはよろしいが、そのほかの件に関して引継ぎを求めて行く気持はないというふうにおつしやつたことに対しましては、私は少しく不可解な気持にとらわれます。なぜかと申しますと、われわれが公務員の期末手当ないし給与の問題をいろいろ論議するということは、ただ給与を差上げるというふうなことでは……

第21回国会 人事委員会 第7号(1955/01/19、26期、日本社会党(左))

○石山委員 前内閣における公務員制度の改正については、私らの受ける印象では、公務員の数を減らすというところに集中的にやられた傾向があったわけです。今考えられておる点は、前内閣で出発した当時と同じだということは、そういうことが非常に強く打ち出されておるということ、それから最初説明されたことは――私は前の方と違うのでいささか内容が異なるかもしれないけれども、当時は公務員制度と行政機構という問題が相当からんでおった。たとえば人事院の機構の問題、権限の問題、それらを合せてこの問題に対してはわれわれは慎重に進まなければならぬと思っておりますが、前内閣当時の考え方が今もそのまま継承されるというふうにおっし……


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各種会議発言一覧(衆議院26期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1953/07/11、26期、日本社会党(左))

○石山委員 私は表日本の港湾施設について、港湾局長から御説明を承りたいと思ます。私たち一般に物事を考える場合に、やはり課税に対しては公平な国家施設が必要だろうというふうな見地に立つのであります。その点から申しますと、裏日本の港は設備において非常に政府の息がかかつておらないというふうな印象を受けておるのであります。たとえば、伏木、直江津、新潟、酒田、秋田というような諸港は、表日本から比べますと、非常に手当が遅れておる。今回の予算にこれら裏日本の河川港と申しますか、日本海の荒波にさらされておる港に対して、港湾局はどのくらいの手当をしておるかということを御説明願いたい。


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会郵政委員会電気通信委員会連合審査会 第1号(1953/11/25、26期、日本社会党(左))

○石山委員 大蔵当局にお伺いしますが、去る十六日の人事委員会に、私たちより人事院の当局に、いろいろ地域給の問題についてお伺いをしたのであります。その場合に、人事院としましては、べース・アツプの問題もあるので、地域給云々ということをあまり論議されると、非常に微妙な段階にあるので、この地域給のいろいろな問題は少しく差控えてもらいたい、いずれ旬日を出でずして、その体系を明らかにして勧告する予定である、その勧告以前に、少くとも人事委員の皆さんには御説明を申し上げるから、それまで待つていただきたい、こういうような御答弁があつたのでございますが、先ごろの二十一日の閣議によりますと、地域給に触れておる。しか……

第17回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会郵政委員会電気通信委員会連合審査会公聴会 第1号(1953/11/27、26期、日本社会党(左))

○石山委員 最近の輿論の喚起と申しますか、そういう点につきましては、現在いろいろの報道機関があるうちに、私は新聞記事が一番中心にあるように思うわけであります。特に新聞の場合には、今も言われたように、非常に誤報もあるようでございますけれども、大体中心をついておるような場合が多いと思います。ですから、そういう点では、新聞はやはり信用もあるし、いろいろの点では世道人心の指導的役割を果すというのはもちろんだと思います。ただ最近賃金問題が出ますと、すぐ賃金のみがインフレの要因になるやの表現が多く使われるということは、非常に残念だと思います。それから特に国民生活に直接関係のある塩でも、あるいはタバコでも、……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 地方行政委員会人事委員会法務委員会連合審査会 第1号(1954/05/06、26期、日本社会党(左))

○石山委員 私は、数字的なことあるいは条文的なことは時間がかかりますので努めて省きたいと思います。行政措置といたしましては常に常識的であることが、一番大切だと思うのでありまして、この常識を逸脱した場合、横暴という言葉も出ますし、独裁という言葉も出るようでございます。私は人事委員として国家公務員の個人の身分を擁護するという一つの建前と同時に、公に奉仕しなければならない公務員の立場というものをば常に考えている者の一人でございます。そうした立場において今回の警察法案をばながめた場合、どうひいき目に見ましてもいささか行き過ぎがあるのじやないかというふうに考えられるのでございます。提案の説明の中には、占……

第19回国会 内閣委員会人事委員会連合審査会 第1号(1954/03/24、26期、日本社会党(左))

○石山委員 私は定員法というものとは給与法というものとは非常に関係があるというのであります。ということは普通民間においてはたとえば企業整備、あるいはコストの問題などに関しますると、どうして人員を整理して、利得を得ようとする考え方、これは民そういうような考え方になるのだろうと思うのですが、年々歳々、たとえば人員整理をするなどと発表されれば、国家の公僕である官吏諸君に与える人心の影響というものは、莫大なものだと思う。吉田首相がこの人員整理をすす払いの程度だというようなお言葉を用いておるところを見ますと、最近は衛生思想が高まつておるのかどうか知らぬが、日本としては、年二回の衛生掃除をやる。そうします……



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データ更新日:2023/02/05

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