このページでは大高康衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○大高委員 ただいまの件につきましては、本委員会は、昭和二十八年五月二十八日、公共企業体等中央調停委員会が勧告した郵政職員の給与体系是正に関する調停案は、内容調査の結果、両当事者において受諾することを適当と認め、よつて政府はすみやかに必要な措置を講ぜられたい旨を、予算委員会並びに関係政府当局に申入れを行うことを提案したいと存じます。
○大高委員 私は改進党を代表いたしまして、郵便物運送委託法の一部を改正する法律案の一部を、次のように修正したいと存じます。 すなわち第四条第一項第四号の規定中「第八条第一項に掲げる者の運営する運送施設を利用するとき、又は同項に掲げる者以外の」を削ることであります。 これを御説明申し上げますれば、郵便物運送委託法第四条第一項第四号の改正規定に関しましては、運送料金が法令またはこれに基く行政官庁の処分により確定額をもつて定められているときには、競争契約にいたしましても無意味であるから、随意契約によつて委託することができるように改正したいというのが、郵政大臣の提案理由であります。しかるに原案にお……
○大高委員 私は郵政行政執行上きわめて影響のある、またまことに寒心にたえない点がございまするので、この際郵政当局にお伺いしたいと思います。先般郵政職員の給与の是正に関しましては、委員会満場一致のおはからいにより、なお本会を通過いたしましたのは御承知の通りでございまして、まことに御同慶にたえません。しかるところ、この給与規正の結果といたしまして、その給与規正は当然公労法適用者にのみ施行されるものでございまして、公労法適用外の者に対しましては、何らの恩典もないのであります。私先般いなかに帰りましたところ、ある局のある課長は、この結果といたしまして、課長をやめたいという申出もあるような状態でございま……
○大高委員 私は東北、北海道を担当して見て参つたのでありますが、 調査項目の一般的内容については各班ともおおむね似たようなものでありますので、その詳細は別途報告書に譲ることといたしまして特に気のつきました点についてきわめて簡単に申し述べたいと存じます。 調査事項の第一点として、給与体系の是正の調停案実施に伴う不権衡についてでありますが、給与の不権衡の実情につきましては先ほど来同僚委員より述べられた通りで、私よりあらためて申し上げるほどの特殊な点はございませんので省略いたしますが、本案実施に伴つていかほどの人が不利な取扱いを受けるかを申し述べたいと存じます。仙台郵政局管内におきましては非適用者……
○大高委員 委員長にお尋ねいたしますが、郵政職員の給与体系是正に関する調停案につきましては、去る二月二十二日郵政委員会の決定に基き、予算委員会にこれが実施上必要な措置を講ぜられんことを申し入れておきましたが、その後委員会におきましてはいかがとりはからつておりますか、委員長からお聞きしたいと存じます。
【次の発言】 今回の郵政職員の給与体系に関する調停案は、郵政職員の気の毒な待遇を緊急に必要ある限りにおいて最小限度是正する内容のものであります。しかも十分実態を調査し、現在少くともこれだけは実施すべきものであるという点にとどまつております。さらに調停案はこのことが他の一般公務員に波及すること、また……
○大高委員 先ほどからいろいろ御討議を聞いておりますが、私は八万円の最高額を十三万円にしたという根拠の点につきまして、納得ができないのであります。大臣はいろいろのことを勘案してとか、考慮して十三万円にしたというような御答弁でございますが、私はその根拠がきわめて薄弱であると考えております。またこの点につきましては、私郵政委員といたしまして各地を視察して参りまして、郵政職員並びに労働組合から強烈なるところの要望を受けて参りました。かような点につきまして、白根局長がいろいろこの問題につきまして理論づけるような御答弁でありますが、私は局長の腹と口は違うのではないか、かように考えておるものであります。こ……
○大高委員 私は自由党、改進党、社会党両派を代表して、次の共同修正動議を提出いたします。 すなわち、改正法の「第十七条第一項中「八万円」を「十三万円」に改める。」とありますが、そのうちの十三万円を十五万円に修正するの動議であります。 なおこの際附帯決議をしておきたいと存じますが、御賛成を願いたいと存じます。すなわち、 附帯決議 一、保険制限額は最近の経済事情を勘案ずれば低位に過ぎるので機会を見て更に考慮すること。 二、保険料率並びに利益配分率は少くとも民間保険程度までに考慮すること。 三、国家資金の性格に鑑み、資金運用の範囲を拡大し、各種公益事業施設改善に融資するよう一段の努力を……
○大高委員 わが党といたしましては、かような官公事業に対する料金の値上げに対しましては、一面インフレを助長する素因とも相なりますので、原則といたしまして従来反対の立場をとつて参つたものでございます。しかしながら御説明によりますと、この予算はすでに予算委員会において通過を見たのであります。よつてわが党といたしましては、やむを得ずこれに賛成の立場をとるものでございます。
○大高委員 私は去る六月二十九日より五日間にわたり、名古屋郵政局及び金沢郵政局管内における郵政業務に関する実地調査をして参つたのでありますが、関係各局においては、事務多忙の折からにもかかわらず格別なる御協力をいただきまして、おかげをもつて調査の目的を達成することができました次第でありまして、この機会に郵政当局に対し厚くお礼を申し上げたいと存じます。さて、調査の結果に関しましては、各般にわたりますので、その大要を申し上げて報告にかえたいと存じます。 第一は、郵便局舎の現状及び改善対策について申し上げたいと存じます。郵便局舎については、各郵政局とも局舎原簿を備えて、常に現状を把握しつつ、鋭意これ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。