安藤覚 衆議院議員
26期国会発言一覧

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安藤覚[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは安藤覚衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

安藤覚[衆]本会議発言(全期間)
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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 衆議院本会議 第12号(1954/02/24、26期、日本自由党)

○安藤覺君 私は、日本自由党を代表して、ただいま議題となつておりまする義務教育諸学校における教育の政治的中立の確保に関する法律案及び教育公務員特例法の一部を改正する法律案の二法案に対し、政府当局の所見をただしたいと存ずるのであります。すでにただいままでに各党代表によりまして各般にわたつて質問が行われ、もろもろの疑点については解明せられたところもありますが、なお一、二の点について明確にいたしておきたいと存ずる点もありますことによりまして、ここにきわめて簡潔にお尋ねをいたしたいと存ずる次第であります。  その第一点は、本改正法案は、条文の量から申しますればきわめて簡単なものでありますが、その内容と……

第19回国会 衆議院本会議 第15号(1954/03/04、26期、日本自由党)

○安藤覺君 私は、日本自由党を代表いたしまして、ただいま議題となつておりまする予算各案に対し、自由党、改進党、日本自由党三党の共同提案にかかります修正案及び修正部分を除く予算各案の政府原案に賛成し、同時に、日本社会党両派提案にかかります予算各案について組織がえを求むる組みかえ動議に反対の意見を申し述べんとするものであります。(拍手)しかしながら、時間をきわめて制約せられておりまするので、大要のみ申し述べますることをあらかじめ御了承いただきたく存ずるのであります。  まず、その前提といたしまして、特にここに申し述べておきたく存じますることは、わが日本自由党の昭和二十九年度予算に対する根本的認識と……

安藤覚[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

安藤覚[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第6号(1953/07/03、26期、自由党(分))

○安藤(覺)委員 ただいまフイリピン、濠州等からの戦犯の送還あるいは釈放等の情勢について承つたのでありますが、この際お尋ねいたしておきたいのは、ソビエトにおきましては、一般邦人の帰還については一段落つけておるようでありますが、ソビエトに抑留されておる戦犯者等の数については明確な数字があげられておるのでありましようか、それをちよつとお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 最近得ました情報によりますと、山口県下の、こうしたことに関係して努力しておる団体の世話人が、ソビエト代表部を訪問したときに、ソビエトにおいても近く戦犯関係者を釈放して帰還させるということの回答をしたということが、山口県下の……

第16回国会 外務委員会 第13号(1953/07/13、26期、自由党(分))

○安藤(覺)委員 議事進行について。窓外の騒音が非常に高く、ことに後方の席は距離も遠いので、政府委員の方にはまことにお気の毒ですけれども、どうかもう少し高声に御発言願うよう、御注意願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま議題になつております茅ケ崎の演習場の問題について、しばらく質問させていただきたいと存じます。  私はまず参考人の方に承りたいと存じますが、この演習地が指定されます前に、当局から、あるいは知事等から何らか市長あるいはその他の、演習場に最重要なる関係を持つている人々に対して、内的諮問とか、内意を聞くというような事実が行われたものでありますかどうでありましようか。

第16回国会 農林委員会 第16号(1953/07/10、26期、自由党(分))

○安藤(覺)委員 食糧庁長官にお尋ねいたしたいのでありますが、現在、外米、外麦等はどういうような経路をもつて御輸入なさつておられるのでございましようか。
【次の発言】 その商社はどのくらいの数に達しておるのでありますか。
【次の発言】 その三十八社のうちほとんどが外地まで出かけて行きまして、買付をしておるような状況でありますか。それとも外国から日本へ渡つて来ておるバイヤー等を仲介にして、輸入しておるようなものもあるのでありますか。
【次の発言】 商社の間において、近ごろ硫安の場合と逆に出血輸入という言葉が出て来まして、とうていこれでは商社がたえられぬから、何とか方法を講ぜられたいというようなこ……

第16回国会 農林委員会 第20号(1953/07/17、26期、自由党(分))

○安藤(覺)委員 私はここに広量かつ友愛に富まれる委員長並びに同僚委員諸君の御理解とお許しをいただいて、かつて私の親しく尊敬してやまなかつた故人山崎達之輔先生の最愛の弟子ともいうべき保利農林大臣、そうしてまことに私のかけがえのない親友として多くの恩義を重ねておつたあなたに対して、今ここに野党対与党の立場において、あなたの農政問題に取組まれる根本的な信念と、そうして基本的な政策についてお尋ねする機会を得たことを非常に喜びといたしまするとともに、あなたのために心からなる祝福をいたすものであります。  しこうしてこのたびあなたの師ともいうべき山崎先生の朋友であつたところの内田信也さんが、久方ぶりに政……

第16回国会 農林委員会 第21号(1953/07/21、26期、自由党(分))

○安藤(覺)委員 関連して……。川俣委員の言つておられるこの法律のみならず、すべての法律がそうでありますけれども、末端に行つてまつたく農民の食につきにくいものになつてしまう。この法律においても同様な姿が現われて来る。これについては当委員会において現われた気持というもの、立法するほんとうの精神というものは、末端に徹底していないのじやないか。この意味においてこの法律が正しく施行されているかどうか、そしてよりよくこの法律の目的が達成するように要請されているかどうかということについて、本省の方から随時督励員ともいうべきものを派遣せられて、あるいは会議を招集せられて、徹底させるような考え方を持つておられ……

第16回国会 農林委員会 第23号(1953/07/23、26期、自由党(分))

○安藤(覺)委員 この機械化法案において目的とするところは、農業を営む者が農機具を導入し、または農業を営む者が組織する営利を目的としない法人が、これを組織する者の共同利用に供する農機具を導入するのに必要とする資金につき、長期かつ低利の資金を確保するよう必要な措置を講ずるということが目的になつておるのでありますが、この場合においてはこのお言葉の内容は個人を対象とする場合がはつきりと意識せられておるのでありますかどうか。  それからもう一つ、必要な措置を確保するということについては、その必要な措置という内容は、具体的にどういうふうに構想しておられるのでありましようか、まずそれを承りたいと思います。

第16回国会 農林委員会 第24号(1953/07/24、26期、自由党(分))

○安藤(覺)委員 競馬について局長にたいへん質問を集中するようでありますが、一言お尋ねいたします。この競馬によつて外貨の獲得の面とか、あるいは国内における富の増産とかいうことにおいて、何か具体的なことがありましたら、一言お答えを願いたい。
【次の発言】 それでは次会までにこの外貨獲得の金額をひとつお調べ願つて、ぜひ資料を御提出願いたい。  それから国内におけるところの富の生産について、それはどんなものであるか、それをちよつと伺いたい。
【次の発言】 何人が馬券を購入したか、調査ができぬから資料は提出できないというお言葉でありますが、それはごもつともであろうと思う。しかしながらこれによつて外貨を……

第16回国会 農林委員会 第25号(1953/07/29、26期、自由党(分))

○安藤(覺)委員 議事進行について。たいへん時間も切迫しております折柄でもありますし、この畑地農業改良促進法というものは、たいへん農民に直接影響のある問題でもありますので、提案理由については、印刷配付になつておられまする以上にわたつて、詳細にお述べ願いまするというと、われわれもまたそれについて質問を省略することによつて、時同の節約もできようかと思いますので、この暑い折柄でもありますので、御苦労様ではありますが、少しく詳細に御説明願いたいと思います。

第16回国会 農林委員会 第26号(1953/07/31、26期、自由党(分))

○安藤(覺)委員 二点だけ関連いたしましてお尋ねいたしたいのであります。  先ほど来の質疑応答を承つておりますうちに、肥料価格の安定ということがしきりに使われておるのでありますが、おそらくこの安定も、国際水準価格に近づけての安定と考えられますが、国際水準価格へ近づけての安定ということになりますと、先ほどお話の考になかなか年月もかかることだと思いますが、さしづめ私は、この法案通過のあかつき、早ければ今秋の肥料需要期、あるいは来春の需要期においては、即効的に何らかの価格引下げの事実が現われるのであるかどうか、これをお承りいたしたいのであります。

第16回国会 農林委員会 第32号(1953/09/04、26期、自由党(分))

○安藤(覺)委員 ちよつと関連して、ただいまの川俣委員の御質疑でありますが、必ずしも合理化が硫安価格の引下げにならないのではないか、あるいは引下げになるとしても、きわめてわずかのものであり、そうして他の利益の上る副産物的生産の方へ努力を注ぐという結果に終るのじやないか、こういう御質問に対しまして、今るる当局からお答えがあつたのでありますが、それにつきまして私は、これは無理かもしれませんけれども、一体当局は、この合理化が完成したあかつきにおいては、そのときの石炭その他の重要資源の原材料の値段にもよることでありましようけれども、完成したあかつきにおいて、硫安において町制くらい価格を引下げることがで……

第16回国会 農林委員会 第35号(1953/10/03、26期、自由党(分))

○安藤(覺)委員 私は、同僚議員からも幾多質問が出ておりますし、時間もようやく切迫して参りましたので、時間を節約する意味におきまして、まず私の所見を陳述し、しこうしてその間当局の御所信を伺うという形をとりたいと思います。ゆえに私は、まずもつて私の所見を陳述申し上げることをお許しいただきたいと思うのであります。  昭和二十八年という年は、日本にとりまして、いかなる神の怒りに触れたのか、独立二年、ようやくその基礎を固むべき年であるにかかわらず、内憂外患こもごも至り、外にあつては朝鮮あるいは濠州のあの日本への大きなる圧迫、侮辱の問題も起きて、国民の怒りようやく高からんといたしております。内にあつては……

第16回国会 農林委員会 第36号(1953/10/16、26期、自由党(分))

○安藤(覺)委員 北海道班は井出委員長を初めとし、足立、中澤、芳賀、安藤等各党を網羅する五委員が参加いたしました。十月九日早暁空路札幌に飛び、待ち受けた農業団体代表者、続いて道庁において道庁当局より状況の説明並びに要望を聴取し、四時半ころより近郊の手稲、琴似両村の稲作を薄暮に至るまで視察し、札幌に投宿、翌十日は午前八時半旅装を整え、穀倉地帯たる石狩支庁管内の恵庭、千歳、空知支庁管内の長沼、岩見沢、雨龍、妹背牛等の各町村を歴訪、沿道を視察陳情を受けました。当管内には相当広漠たる泥炭地が芦荻の茂るにまかせて放置されておりますが、将来幹線水路、暗渠排水、客土等により良好なる耕地となし得る由であります……

第16回国会 農林委員会 第38号(1953/10/20、26期、自由党(分))

○安藤(覺)委員 冷害等による凶作対策に関しまして、次に申し述べるような決議をして、政府に申入れをしていただきたいと思うのであります。  なお、本決議の案文は、先ほどの懇談会において、各派の賛成を得て、作成したものでありますから御了承願います。それでは、案文を朗読いたします。    冷害等による凶作対策に関する件   過般の冷害並に十三号台風はついに未曽有の凶作をもたらし、今春以来の相継ぐ農業災害によりうちひしがれた被害農家の苦悩は今や極めて深刻である。   よつて政府は、農業経営をその破綻より護り、国民食糧の生産を確保するため、左記事項を中心とする凶作対策の樹立を急ぎ、その実現につき万全を期……

第16回国会 農林委員会 第42号(1953/10/28、26期、自由党(分))

○安藤(覺)委員 ただいま同僚芳賀君の質問に対し、るる開拓に対する御説明を承つたのでありますが、しかるところ全国におけるいろいろな姿を見ておりますと、せつかく営々としてお積み立てになるのを、かたわらからがらがらくずして行くということになりはしませんか。さいの河原の子供が積む石を鬼が突きこわすという話も聞くのでありますが、そういつたような傾向がありはしないか。たとえばそれが住宅地とかなんとかいうことでやむを得ない、また工場敷地とかいうことでやむを得ないものであるときはいたし方ないといたしましても、大分あちらこちらの様子を見ておりますと、遊覧施設のために既墾地の、しかも良田をつぶしているようなこと……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 農林委員会 第5号(1953/11/03、26期、自由党(分))

○安藤(覺)委員 先ほど同僚金子委員からお尋ねがありましたが、ちよつと私末席のところだから聞き落したのでありますが、米の収穫高決定は、十一月一ぱいとおつしやいましたか、二十日とおつしやいましたか。
【次の発言】 その決定に当つての資料は、作報が中心になるのでございましようか。その作報を中心とするにしても、それに他の町村の調査その他いろいろありましようが、これらのものは貴重な参考資料としてお扱いなさるのでしようか。
【次の発言】 願わくはただいまの御答弁のごとくぜひ忠実にあつて願いたいと存じます。次いでお尋ねいたしたいのでありますが、御承知のごとく、このたびの凶作というものが冷害から来ております……

第17回国会 農林委員会 第6号(1953/11/04、26期、自由党(分))

○安藤(覺)委員 ちよつと関連して……。 ただいま問題になつておりました人造米、これは何人がつくつて売つてもよろしいことになるのでありますか。そして人造米とはかくかくの成分を持つたものというような一定の規格を指定されるのでありますか。
【次の発言】 製造は何人がこれを製造してもよろしい、規格は一定の規格ができる、こういうことでありますと、その人造米を製造することによつて良米が相当量その方面にやみつぶしされることはございませんか。その点の危険はどうでありますか。

第17回国会 農林委員会 第7号(1953/11/06、26期、自由党(分))

○安藤(覺)委員 私はただいま上程となりました内閣提出、昭和二十八年における冷害による被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案に対しまして、自由党鳩山派を代表し、各党共同提案になりまする修正案を付して原案に賛成の意を表するものであります。時間も切迫いたしておりますので、以下きわめて簡単にその理由を申し述べたく存じます。  すでに御承知のごとく、わが国は今まさに内憂外患こもごも至るの言葉の通り、外にあつては李ライン、アラフラ海の問題、内にありましては、まさに実りの秋として万民ことごとく鼓腹撃攘の時でありますにもかかわらず、今秋以来の相重なりまする天候異変は、ついに数十年来の凶作をもたらした……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 議院運営委員会 第69号(1954/06/02、26期、日本自由党)

○安藤覺君 派遣先が自己の選挙区にならないようにするというのは、自分の選挙区へは派遣されないということですか。

第19回国会 農林委員会 第2号(1953/12/11、26期、日本自由党)

○安藤(覺)委員 関連して木暮会長にお尋ね申し上げますが、先ほど来会長からるる委員会におけるところの審議経過を御報告いただきましてわれわれもその経過中織物消費税とするか、あるいはそれとも現在の答申に出ております原糸課税とするかというような点について御意見がかわされたこと、並びにその課税の消長等についてはよく理解することができたのでありますが、ただ一つここに会長の御報告こよつてわれわれがまだ明らかにすることのできない一点をお尋ねしてみたいと存ずるのであります。  それはほかでもありませんが、この原糸課税にするか、あるいは織物課税にするかというようなことはしばらくおくとして、ただいまの御説明では、……

第19回国会 農林委員会 第26号(1954/04/02、26期、日本自由党)

○安藤(覺)委員 ただいまの寺島委員からの質問に関連いたしまして、私もちよつとお尋ねいたしておきたいのでありますが、第二条に「国営競馬の競馬場は、札幌、函館、福島、新潟、中山、東京、横浜、中京、京都、阪神、小倉及び宮崎の十二箇所とする。」とありますが、先ほどの局長のお答えによりますと、新たなる中央競馬会法によりまして、この開催場はそのまま存置されて継続経営されるであろうという御答弁でありました。私神奈川県でありますが、横浜は進駐軍に競馬場を接収せられて以来、現在引続き駐留軍になりましてからも継続使用されております関係上か、開催されておらないように思うのでありますが、この競馬場は近く神奈川県に返……

第19回国会 農林委員会 第56号(1954/06/02、26期、日本自由党)

○安藤(覺)委員 ただいまのお答えと質問者の問うておるところとに、言葉の使い方でお互いに少し理解が行つていないのではないですか。あなたはもうしばらく、時日をかして調査さしてくれとおつしやつておられる。こちらは調査する必要はない、もう告発して検事が起訴しておるのだからその事実を認めろ、こういうことのようですが、あなたのおつしやる、もうしばらく時日をかしてくれ、調査をするということは、これから現在の配給所を取消したりして、次の配給所をつくつて、消費者に滞りなく配給ができるようにさせるための諸般の手続あるいはその地勢状況等を調査する、こうおつしやるのでありましよう。そこにこちらは、あなたが調査をする……

第19回国会 農林委員会 第64号(1954/08/12、26期、日本自由党)

○安藤(覺)委員 金子委員に関連して一言お尋ねしたいと存じます。ただいま金子委員からお話がありました千葉県の場合のことですが、これはただに千葉県にとどまらず、東京都におきましても、神奈川県におきましても同様なお扱いをいただいております。ここにいただきました気象概況についての資料から拝見いたしましても、また私が県の統計課から受取つておりますデータにいたしましても、神奈川県におけるところの冷害予想というものは、何ら他の指定県に異なるところがございません。ほとんど同一な条件下に置かれております。わけても東京の秩父連峰寄り、並びに神奈川県下の丹沢山塊寄り、これらの地帯におきましては極端な冷害的現象を持……

第19回国会 農林委員会 第69号(1954/09/15、26期、日本自由党)

○安藤(覺)委員 関連してお伺いします。昨年の冷害のときに北海道を視察いたしました。その場合北海道農民の作報に対する疑惑、おそらく作報は現内閣の命令を受けて、政治的な数字をあげているのじやないかという非常な疑惑を持つておりました。そのよつて来る原因を聞きますと、あの地において九十二町歩に一箇所の坪刈りをやつて、その集計を得て数字をとつておる。これは特にことしの北海道における冷害は、あぜ一つで七割のみのりをし、あぜ一つ隔たつて三割のみのりしかないという非常なでこぼこ状態を呈しておつたわけであります。そういつたあぜ一つの大きな開きの中にあつて、九十二町歩も一まとめにして、そこ一箇所だけ坪刈りすると……

第19回国会 農林委員会 第72号(1954/10/11、26期、日本自由党)

○安藤(覺)委員 ただいま佐藤班長から御報告申し上げました以降の分につきまして、私から簡単に御報告申し上げたいと存じます。  われわれは二十九日以降におきまして道南を視察いたすことになり、一同は同日札幌を出発いたして、小樽を経て余市、大江及び塩谷のりんご生産地帯におきまする台風第十五号による被害状況を視察の上、大江村役場におきまして被害状況の説明を聴取しかつ陳情を受けたのであります。当地帯も他の地域とともに冷害をこうむつて来たのでありますが、その上この台風による大被害を受けまして瞬間最大風速は四十メートル以上に達し、果樹、家屋の倒伏崩壊も著しく、特にりんごは一粒も木にとどめず全部落果し、まさに……

第19回国会 農林委員会 第73号(1954/10/12、26期、日本自由党)

○安藤(覺)委員 関連して……。今まで川俣さんその他から御質問が出ておつたのでありますが、それにつけても私は、この問題はほんとうに重大だと思つております。先ほどから申されておりましたように、土台が狂つている上で建築をいたしますと、その建築物も狂つて来ることは当然であります。私の一番心配しますのは、こんなふうにして冷害、風水害等々いろいろ災害等が連続継起して参ります。同時にこれに対して収穫の狂いが出て来ます。このたび北海道へ参りまして、私どもが至るところの農民に聞かされたことは、あなた方への非常なうらみなのです。非常なうらみを述べているのです。統計局のあまりなるでたらめな、いいかげんな、わずかば……

第19回国会 農林委員会 第77号(1954/10/21、26期、日本自由党)

○安藤(覺)委員 ただいま加藤国務大臣が災害対策連絡本部長としてのお立場から北海道を御視察いただくとの御発表を拝聴いたしまして、私はこの際一言加藤国務大臣のみずから現地に乗り込んで事実を認識したいという御熱情、並びにこの災害に打ちのめされた当地方の人々を鼓舞激励していただくということにつきましては、まことに当を得たものであり、われわれさきに八日間にわたりまして北海道の災害冷害状況をつぶさに視察して参りました者といたしまして、まことに感謝するところでございます。ただこの際一言、御出発にあたりましてはなむけといたしまして二、三の要望並びにたいへん失礼ではございますが、お心づけらるべき点について申し……

第19回国会 農林委員会 第80号(1954/11/13、26期、日本自由党)

○安藤(覺)委員 関連して……。私先ほど来各委員の質問並びにこれに対する厚生当局の御答弁をここで承つておつたのでありますが、私人間かおとなしいせいか、あるいは今までのこの農林委員会の審議のあり方が非常におだやかでスムーズであつたのになれたためか、きようはこのままで引下るのは何か心に大きな影をさしておるような気持がいたすのであります。そこで私最後に時間を少しばかりいただいて、阿曽村さんにお尋ねしておきたいのであります。  御承知のごとく、日本の現状は食糧不足、ことに米の不足を大いに訴えておりまして、このために食糧増産ということ並びに食生活の改善ということにつきましては、ほとんど国をあげて努力して……

第19回国会 農林委員会 第82号(1954/11/19、26期、日本自由党)

○安藤(覺)委員 ちよつと関連して……。ただいま楠本さんの御説明を聞きまして、まことに今まで中にないいい御答弁を承つたと思います。大いに喜ぶものでございます。そこであなた様の言われるように、あまり消費のない所で高温殺菌をやつても、販売上、大した影響ないという御趣旨はまことにけつこうなんです。その御理論で参りますと、もう一歩進めて、人口と乳牛数と区別をなさることなしに、都市と郡部、農村というわけ方をなさることなしに、一般にどこでも、都市でも農村地帯でもかまわず、両立てで行つていいということにお進めになるわけには参りませんのですか。
【次の発言】 ただいまの御説明は私まことに勉強が足りませんのでわ……

第19回国会 予算委員会 第16号(1954/02/20、26期、日本自由党)

○安藤(覺)委員 日本は明治維新以来、台湾、青島、あるいは日清、日露、満州、支那事変、あるいはこのたびの太平洋戦争というような多くの戦争を経験して参つておりますが、これら一切の戦争の犠牲者に対する政府の心構え。第二点は教員の政治活動及び教育の根本問題に関連しての点並びに政治の論理観について、政府に御所見をただしたいと思うのでございます。  まず第一にお尋ねいたしますことは、政府におかれましては、明治維新以後におけるところの日本の各戦争並びに、ことに……。
【次の発言】 さきの太平洋戦争における直接の犠牲者に対しての根本観念をいかにお持ちになつておられるのか、この点についてまず副総理としての緒方……

第19回国会 予算委員会 第17号(1954/02/22、26期、日本自由党)

○安藤(覺)委員 きわめて時間が制約されておりますので、私はあとう限り簡潔に緒方副総理にお尋ねいたしたいと存じます。私は昨今の国会の状況、これから出発するところの政治のあり方について、政治道義の立場から、本来ならば吉田総理大臣に、また国会の分野において半数に近い大勢力を占めておられる大政党の党首としての吉田さんにこのことをお尋ねいたしたく存じたのでありますが、吉田さんが御病気御欠席であられますので、副総理たる緒方国務大臣にお尋ねいたす次第であります。ただ、あらかじめお断りしておきたいことは、私は決して政府を責めるつもりはないのであります。このことだけは特にお断りいたしまして、なだらかなるお気持……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 農林委員会 第1号(1954/12/01、26期、日本民主党)

○安藤(覺)委員 関連して……。ただいまの質疑応答を承つておりますと、先ほど羽田政務次官は芳賀君の質問に対して本年は五分五厘にしたということについては、三分五厘である場合には非常に弊害が多いから、これを五分五厘にしたのだという御答弁であつたようであります。確かに御指摘のように弊害もあつたことは事実でありましようが、しかしほんとうは弊害ということだけじやないと思うのです。ほんとうのことを言うと、資金難による政府の金の出し惜しみということじやないか。それを弊害の方へ持つて行つて、それのみに責任を転嫁したのじやないかと思う。そこのところをはつきり言つてください。そうであればこんなぐずぐずした質問は出……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 地方行政委員会 第1号(1954/12/15、26期、日本民主党)【政府役職】

○安藤説明員 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま長官もしろうとと申しておられましたが、私自身しろうと以下のまたしろうとでございまして、極力皆様方の御指導と御鞭撻によりまして、何としてでも皆様方の御期待の線に沿うべく努力いたしたい所存でございます。  何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)


安藤覚[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院26期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 農林委員会農業共済制度に関する小委員会 第3号(1953/07/07、26期、自由党(分))

○安藤(覺)委員 これを実験的にする場合に、どのくらいの組合を予定しておられるか、またその予算はどの程度の裏づけがあるかを伺いたい。
【次の発言】 提案理由の中にも一元化することによつて危険率が低下し、その結果掛金の負担軽減をみると言われておるが、その根拠はどこに求めておりますか。
【次の発言】 各組合の負担による家畜診療所が全国で千六百箇所あるそうですが、この経営状態、成績がおわかりですか。
【次の発言】 その他の、寄附というのは何ですか。
【次の発言】 診療について、共済でも、開業獣医師でも自由にしておるということでありますが、定款等で組合員はその診療所の診療を必ず受けることときめるとか、……

第16回国会 農林委員会農業共済制度に関する小委員会 第4号(1953/07/09、26期、自由党(分))

○安藤(覺)委員 あなたは運営委員長をなさつていられますが、常勤でいらつしやいますか。
【次の発言】 あなたの組合では定款か何かで、組合員は組合の診療所を使うことにせなければいかぬというような定款その他申合せ等がおありになりますか。それともそれは組合員の自由意思にまかしてございますか。
【次の発言】 先ほど運営のところで、経営の方でないからわからぬというお話でしたが、頭数もうしろから正確なものを届けていただいたようですが、もし随伴して来た方で、最近におけるあなたの診療所の経営について、赤字、黒字の姿がお示しになれませんかしら。おわかりになりませんか。今お仕事をなさつておる方は、そういう方面は知……

第16回国会 農林委員会農業共済制度に関する小委員会 第5号(1953/07/21、26期、自由党(分))

○安藤覺君 まだほかの会派でも御提出の用意をなさる関係もあり、先ほど来御発言があるのですから、ただいまの委員長の御発議の通りに、次会に結論が必ず出るかどうかはしばらく別として、御提案になる希望を持つておつて、まだ御提案にならない会派の御提案を促進していただきまして、この両案とともに審議を進められて、なるべく早い機会に結論を得るようにされたらいかがかと思います。その間、でき得れば懇談会の形をもつておまとめいただくことが、割合早いのではないかと思います。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 農林委員会蚕糸に関する小委員会 第4号(1954/07/20、26期、日本自由党)

○安藤(覺)委員 ただいまの金子委員の御質問に関連してちよつとお尋ねしておきたいと思います。この法規を改正せられるにあたつて、これとともに繭の検定法についてはどのようなお考えを持つておられるのか。これについては養蚕家自身の間において、非常な疑惑をこのごろ強く持つております。たとえば、自分たちの代表者を送つてそれに参加させておきながら、なお一方的に――政府当局もこれに加担した姿において一方的にきめられておる。これについて、やはりあの検定の方式というものをしさいに調査して参りますと、その中に事実そういう欺瞞があるのではないかと思われるところの疑惑を持たせるだけの余地があるようであります。この点につ……

第19回国会 農林委員会肥料に関する小委員会 第1号(1953/12/17、26期、日本自由党)

○安藤(覺)委員 農林省並びに通産省関係当局がおそろいでありますので、食欲をそそられましてちよつとお尋ねしておきたいことがあります。ほかでもございませんが、かねて同僚の足鹿委員かあるいは中澤委員からお尋ねしたことがあつて、御答弁いただいておると思いますが、その問題は、協同組合が単肥配合をしてこれを組合員に渡すということに合法性を持たせる、あるいは合法性とまでは行かないまでも、ある程度の黙認が与えられるということについて、その後御通牒か何か出していただいておりますかどうか。それからもう一つ、それについて、願わくば将来これを合法性なものにまで持つて行きたいのでありますが、そのときにおいて攪拌機その……

第19回国会 農林委員会肥料に関する小委員会 第2号(1953/12/19、26期、日本自由党)

○安藤(覺)委員 たいへん遅刻して参りまして、他の同僚委員諸君からいろいろ適切な御質問があつたことと思いますし、あるいはまたお尋ねすることが重複することかもしれませんけれども、時間も考えまして、きわめて簡単にお尋ねいたしたいと存じます。それはこの需給安定法におけるところの硫酸アンモニアという規定の中には、化成肥は将来含ませられるおつもりでありますか、その御計画をちよつとお伺いいたします。
【次の発言】 私、行き過ぎの心配かもしれませんが、そうしたことであつた場合、化成肥をつくることによつて非常に利潤が高まつて参りますと、その一方においては硫安の生産というものが非常に増強せられねばならぬという建……



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