奥村又十郎 衆議院議員
27期国会発言一覧

奥村又十郎[衆]在籍期 : 24期-25期-|27期|-28期
奥村又十郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは奥村又十郎衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院27期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
奥村又十郎[衆]本会議発言(全期間)
24期-25期-|27期|-28期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院27期)

奥村又十郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-25期-|27期|-28期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 大蔵委員会 第5号(1955/05/10、27期、自由党)

○奧村委員 今週は総括質問ということであって、主として基本的な問題で質問いたしたい。従って大蔵大臣の御出席を要求しておりますが、しかしこれは時間の関係で、それぞれ担当の政府委員に御質問いたします。重複すると思いますが、私は大蔵大臣に対する質疑は留保して、その他の質疑をいたしたいと思います。  本日の各税法の改正案につきましての提案説明によって、これで大体民主党の公約であり、また一萬田大蔵大臣の御自慢の減税案が出されたわけであります。そこで大蔵大臣は、特に提案趣旨にもありますが、低額所得者に対して重点を置いて減税した、こういうことであります。しかしよくよく法案の内容を見てみると、これははなはだも……

第22回国会 大蔵委員会 第7号(1955/05/14、27期、自由党)

○奧村委員 大蔵大臣は特に予算審議など、率直に申し上げますれば初めての御経験でありまして、連日非常に御苦労さんに存じます。御苦労さんに存じますが、私ども大蔵委員会において審議する事項の大部分の事項は、大蔵大臣の所管であります。その所管大臣であるところの大蔵大臣は、できるだけ繰り合わされて大蔵委員会にお越しを願いたい。特にわれわれこれから審議をしようということは、まず民主党内閣の大きな公約であるところの五百億減税の法案また、これに関連して、日本の税制始まって以来の、また世界の先進国において例のない預金利子課税の全面撤廃、こういうことを大蔵大臣が実施しようとしておられるのでありますから、これらの点……

第22回国会 大蔵委員会 第8号(1955/05/17、27期、自由党)

○奧村委員 本日提案の租税特別措置法についてよく研究して一つ思いついたことは、この法律が通りますと、七月一日以後の預金利子は免税になる。ところが三月三十一日までの預金利子は、長期のものは五%、そうすると四月一日から六月三十日まではどういう税金がかかるのですか。

第22回国会 大蔵委員会 第9号(1955/05/19、27期、自由党)

○奧村委員 ただいま井上委員から歩積み、両建の御質問がありました。大臣も歩積み、両建はなるべくやめるように取り締りたい、こういう御答弁でありますが、やめるように取り締りたいというまではけっこうですが、しかし具体的にいかにして取り締るか、そこをお聞きしなければならぬ。一体歩積み、両建を取り締る根拠法律がありますか。どういう規定で取り締るのですか、ちょっとお尋ねいたします。
【次の発言】 そうしますと、銀行検査した場合に歩積み、両建がわかった、その上でそれを法的にどうなさるのですか。これは勧告の程度以上には出られないはずですが、また勧告を業者が聞かないという場合に、法的にはどういう根拠を持つのです……

第22回国会 大蔵委員会 第16号(1955/06/07、27期、自由党)

○奧村委員 時間がはなはだ経過いたしましたので、この上質疑をいたしますのは恐縮ですが、幸い農林政務次官、大蔵政務次官、食積庁長官、国税庁長官、主税局長などおられますので、特に十分ほど御質疑をお許し願いたいと思います。それは、ただいまわれわれの委員会で交付税及び譲与税配付金特別会会計、それから特殊物資納付金処理特別会計、こういう一連の特別会計法案によって、政府が一兆円の予算のワクを守るために、とりわけ財政法上の規定の抜け道を作るような感じを与える特別会計を幾つも作ろうとしております。さような抜け道的な感じを国民に与えては、将来の財政確立に非常に影響を及ぼすと思うので、今後における一般会計と特別会……

第22回国会 大蔵委員会 第17号(1955/06/09、27期、自由党)

○奧村委員 この三案の趣旨については賛成でありますが、ただこの租税特別措置法の一部改正につきまして、すでに政府提案で租税特別措置法の一部改正案が出ておりますし、これに対しまする自由党、民主党の修正案も出されようとしておりますが、同一の議会で同じ法律の改正案が別々に出され、別々に審議されるということが法制上可能かどうか、これについて明らかにしていただきたいと思いますから、この点法制局の意見を聞いてから決定していただきたい、かように思います。

第22回国会 大蔵委員会 第21号(1955/06/18、27期、自由党)

○奧村委員 政府委員の方に資料をお願いしておきたいと思います。それは、政府の案によっての勤労所得者、あるいは申告所得者の減税の割合などの資料がたくさん出ております。今度のこの民自両党の修正案によっての減税がどうなるか。独身者あるいは扶養家族三人の場合はどうなるかというふうな減税の資料をお作りになってお出しを願いたいのですが、お願いできますか。
【次の発言】 私は言葉が足らなかったのです。今回の選択控除の、つまり五%控除を受けたものとしてどう減税になるか、資料をお願いしたい。

第22回国会 大蔵委員会 第24号(1955/06/25、27期、自由党)

○奧村委員 ただいまの黒金委員の御質問に関連してお尋ねいたします。特に正示君にお尋ねいたします。  ただいまの御答弁によりますと、三十億円の繰り入れば、これは実質はたばこ消費税に類するものだ。こういうことですが、その説明をもう少し詳しくお聞きしておきたいと思います。それに類するものだというその根拠、たばこ消費税ならば、それだけ定価を引き上げなければならぬことになるわけですが、その類するという御答弁の内容をもう少し詳しく伺いたいと思います。
【次の発言】 それじゃたばこ消費税は、公社の経理では損失になっているのですか。損失に経理するのですか。それならそれと同じように損失に経理すべきである。

第22回国会 大蔵委員会 第27号(1955/07/01、27期、自由党)

○奧村委員 私はただいま提案中の議案に関連して、もっぱら水産用の燃油に対する政府の施策についてお尋ねをいたしたいと存ずるのであります。  今回の施策において、特に政府は、水産用の重油に対して関税定率の引上げの影響は及ぼさない、従って水産用以外の重油に対しては平均八%の関税の負担になるように処置をするということを言っておられます。しかし、それでもって果してこの水産用の燃油が適正な価格で確保されるかということについて、私は十分納得ができないのであります。その点についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず水産庁の長官にお尋ねいたします。長官に申し上げるまでもなく、水産の一番重要な生産手段である船の……

第22回国会 大蔵委員会 第29号(1955/07/07、27期、自由党)

○奧村委員 ただいまの横路委員の質疑に関連して一点だけお尋ねいたします。ただいまの通産大臣の言明は、当然今日までになされるべきことであったのであります。ただしかし、今までの大蔵委員会における質疑の経過をもかんがみて今回の言明になったので、おそまきながらもけっこうであると思います。しかしこれは、昭和三十年度において十万キロということを言っておられますが、昭和三十一年度以降については何ら触れておらぬ。これは昭和三十一年度以降も十万キロ以上にふやすべきであるし、またただいまの言明では、今までの外貨割当以外に余分に渡すということでありますが、昭和三十一年度以降は、一年々々こういうわずらわしい問題が起ら……

第22回国会 大蔵委員会 第40号(1955/07/28、27期、自由党)

○奧村委員 私は関連して一点だけお尋ねしたいと思います。  ただいま黒金委員からのお尋ねにもありましたように、補助金の適正使用について一番深い関係のあるのは、第一次査定を適正にするということである。そこで査定をやるのは大体県庁の役人なり、また中央官庁の役人の方が査定をやられる。特に昭和二十八年度の災害などの査定においては、二重になったり、あるいは水増し査定が行われた。そういう場合の誤まりといいますか、あるいは故意にそういうまずい査定をやる場合もあるが、全国的にずいぶんそういう誤まった査定が多かったが、役人の方々の査定官の側の責任を今までほとんど追及しておらない、処分したことがない、こういうこと……


■ページ上部へ

第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 大蔵委員会 第35号(1956/05/10、27期、自由民主党)

○奧村委員 私は政府提案の税理士法の一部改正の法案に関連いたしまして、特に大蔵大臣にお尋ね申し上げたいと存ずるのであります。  この法律案は、税理士の制度をこの際非常に強化拡充しようとしております。監査証明の制度を新たに作るとか、特別試験の制度を作るとか、いろいろあります。この監査証明の制度をとるとすれば、申告納税の制度に非常な影響がある、ここに問題がある。また特別試験の制度によって、税務職員を特に税理士にする恩典を与えようとする、これは非常に重大な問題であります。税務職員に対してこういう身分上の特権を与えるということにつきまして、これは同じ大蔵省の役人の方々が立案をし、説明をするということは……

第24回国会 大蔵委員会 第42号(1956/06/01、27期、自由民主党)

○奧村委員 私は参考人警視庁防犯課長、それから通産省のアルコール事業長、国税庁の間税部長にお尋ねいたしたいと思いますが、その前に、私のお尋ねしたい事柄の概略を申し上げて、なるべく時間の関係もありますので、簡単に要点だけをお尋ね申し上げたいと思います。  政府御当局の取締りの努力にもかかわらず、相かわらず工業用アルコールの横流れが跡を断たない。その工業用アルコールをもととしたしょうちゅうの祭造がはんらんしておるということは、まことに残念なことであります。たとえば昨年末発覚いたしました横浜の桜木アパート内でのしょうちゅうの密造事件から端を発して、広島通産局から出たところの工業用アルコール約五百五十……

第24回国会 大蔵委員会 第44号(1956/07/16、27期、自由民主党)

○奧村委員 私は、政府が昭和三十二年度から実施せんとする税制改正についてお尋ねをいたしたいと思います。国会も終って、政府はそろそろ来年度の予算編成の大綱についての腹づもりをなさるはずでありますが、この予算編成と税制改正とはうらはらで、直接結びつくものであると思うのであります。そこでもらぼつぼつ税制改正の大綱はきまっていなければならぬ。ことしの春以来、至るところで大蔵大臣初め税制改正を口にしておられるのであるから、もうかなりお腹はきまっておられなければならぬ。大蔵大臣は、この大蔵委員会では税制改正のことについては発言しておられないけれども、すでに新聞紙などには盛んに放送しておられる。われわれ委員……

第24回国会 大蔵委員会 第45号(1956/07/17、27期、自由民主党)

○奧村委員 私は、大蔵大臣に税制改正についてお尋ねしたいと思います。非常に大事な大きな問題でありますが、時間がありませんので、簡単に要点だけお尋ねしたいと思います。大臣もそのおつもりでお答え願いたいと思います。  税制の根本的な改正をやろうということは鳩山内閣の公約であるし、また大臣もこの春以来、たびたび国民に約束をしておられるところであります。前国会中にこの税制改正の構想を伺っておきたいと思ったのでありますが、時間的にその機会がなかった。しかし、政府はもうぼつぼつ来年度の予算大綱を作ろうとなさっておられるのでありますから、ここらで税制改正の考え方をお聞きしておきたいと思うのであります。税制改……

第24回国会 大蔵委員会 第51号(1956/10/10、27期、自由民主党)

○奧村委員 前田委員の御質問に一連してお尋ねをいたします。昨日の臨時税制調査会において、政府委員の方から、来年度の租税の自然増収が約千億あると申しておられますが、新聞はこれを誤まり伝えて、本年度の自然増収と報道しております。本年度の自然増収は、これはおそらく誤まりであろう、来年度からの税制改正を審議しておるのであろうから、来年度以後の自然増収をお話しになっただろうと思うが、しかし来年度以後の自然増収ということになると、これはずいぶんばくたる問題だろうと思う。現に今官公労がベース・アップを運動しようとしておるが、政府はどうそれを取り上げるかわからぬが、もしかりにベース・アップでもやろうとすれば、……

第24回国会 大蔵委員会 第52号(1956/10/11、27期、自由民主党)

○奧村委員 私はただいま本委員会で継続審議中の社会党の諸君の御提案である物品税法を廃止する法律案、酒税を引き下げる法律案、二案に関して提案者に対して御質問をいたしたいと存ずる次第であります。  特にただいま政府において税制の根本改正を企図いたしまして、いろいろ調査立案中であります。社会党におかれても、次期政権を目ざして現実政策面において十分御検討中であろうと思いますし、特にこの税の根本改正なるものは、来年改正して再来年また改正するというわけにいかぬ。十年、二十年なるべく――税の改正というものはそうたびたびやるものではな。これはもう御承知の通りであります。そこで、社会党も次期政権近しと考えておら……


■ページ上部へ

第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 大蔵委員会 第2号(1956/11/16、27期、自由民主党)

○奧村委員 私は、この際ただいまお越しになりました神奈川県警察本部防犯部長中田さん、警部矢崎さん並びに政府委員の方々に、工業用アルコール横流し事件についての御質問を申し上げたいと思います。  この事件については、前国会において警視庁の防犯部の参考人がお越しになり、一部審査を行なったのでありますが、その後継続して、閉会中におきまして神奈川、大阪、広島の各府県の警察本部、大阪国税局、広島国税局、仙台通産局、広島通産局などから、私ども大蔵委員会の国政調査をもっていろいろな資料を集めて、大体事件の詳細をつかんだつもりであります。しかし、今回の事件の詳細をつかみ得たことの端緒となったものは、神奈川県の警……

第25回国会 大蔵委員会 第5号(1956/11/27、27期、自由民主党)

○奧村委員 ただいま提案の政府提出の法律案並びに本委員会所管の審議事項について、ただいまでまだあと数名の質問者が予定されております。しかし午前中、とても議了できないと思います。午後引き続いて審議を進められたい。もし午後引き続いた審議ができなければ、明日審議を続行するようにお願いを申し上げます。当委員会には重要な法律案が多いし、また税制の根本的な改正につきまして、相当重要な質疑事項が山積していることでありますから、委員長においてお取り計らいのほどをお願いいたします。

第25回国会 大蔵委員会 第6号(1956/11/29、27期、自由民主党)

○奧村委員 最近相互銀行や信用金庫の中には、たまたま不健全な経営が表面に現われております。たとえば常磐相互、あるいは東都信用金庫、その他二、三の事件を聞いてまことに残念に存じておるのでありますが、特にことしの六月発覚した第一相互銀行の不健全な経営ぶりは、新聞紙上による報道だけを見ても、まことに言語道断、われわれの常識では判断のできない事件であります。これについてはわれわれだけでなく、一般国民は非常な疑惑を持っておるものと思うのであります。  第一相互銀行は、申すまでもなく西村金融とか保全経済会のような町のやみ金融とは違いまして、正規の法律に基いた金融機関でありまして、厳重な免許制によって保護せ……

第25回国会 大蔵委員会 第7号(1956/11/30、27期、自由民主党)

○奧村委員 ただいまの横山君の最後の質問に関連してですが、今の税制調査会が政府に答申なさる立場はどういう立場であるか。それを裏返して言えば、税制調査会の性格、目的、こういうことについて先般も当委員会で議論が出たのでありますが、まだ明らかになっておりません。というのは、これは法律に基いておりませんので、先般来税制調査会のいろいろな審議の内容が新聞紙などにたくさん現われまして、国民が非常に注目しておりますけれども、その肝心の税制調査会というものはどんなものか、こう突き詰めていくと、性格がぼやけてくる。つまり国会で法律をもって作った税制調査会なれば、これは政府ももちろんその調査会を尊重しなければなら……

第25回国会 大蔵委員会 第9号(1956/12/05、27期、自由民主党)

○奧村委員 私は、明日大蔵大臣に第一相互銀行の事件について質問をいたしたいと思いますが、なおそれに関連して午後、銀行局長に数点の御質問をいたしたいと思いますが、その質問について、あらかじめ資料の御準備をお願いしておきたいと思うのであります。  ただいま春日委員から御質問がありました最後の御質問の、国家公務員は、離職後二年間はいわゆる離職前の仕事に関連のある仕事についてはならぬというはっきりした条文がある。ところが先ほどのお話のように、最近大蔵省の役人であられた人が大量に全国の各相互銀行の重要な地位についておられる。これは法律違反だと思うのでありますが、ただ例外の規定として、所轄の長の申し出によ……

第25回国会 大蔵委員会 第10号(1956/12/12、27期、自由民主党)

○奧村委員 私は、前々回の委員会から引き続いて質疑を継続しております第一相互銀行の事件に関連しての質疑を続行いたしたいと思います。いずれ委員長にお願いいたしまして、明日の委員会においては、ぜひ大蔵大臣に御出席を願いまして、この問題について質疑をいたしたいと思いますが、きょうは大蔵大臣お見えにならぬようでありますから、銀行局長、銀行局の検査部長、それから法制局の第一部長の亀岡さんに、前会御質問申し上げたことに重複いたしますけれども、政府の御答弁で明らかでなかった点を重ねてお尋ねして参りたいと思う次第であります。  第一相互銀行の事件は、今までの委員会審査においても明らかになりましたが、非常な不祥……

第25回国会 大蔵委員会 第11号(1956/12/13、27期、自由民主党)

○奧村委員 私は、一萬田大蔵大臣に第一相互銀行事件についての御質問をいたしたいと思います。本日は、大臣の御健康上の事情もあってあまり長時間は許されないということでありますので、当委員会において、過去すでに三回この問題について主として銀行局長に御質問をして参ったのでありますが、それらの問題を一つ取りまとめて、時間の関係上、本日は一応問題点を出すという程度でかいつまんだお尋ねをして、なお詳しい御質問は後日に譲りたい、かように存ずる次第であります。  第一相互銀行の不祥な事件については、過去三回の当委員会の質問においてもほぼ明らかになったのでありますし、また新聞紙上にもたびたびいろいろな報道が出てい……


■ページ上部へ

第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 決算委員会 第19号(1957/04/02、27期、自由民主党)

○奥村又十郎君 このたび、検察御当局で、福岡県の副知事初め、関係者を逮捕されたということを新聞紙上で承知しておるのでありますが、その逮捕の理由は何であるかということをお尋ねしたいと思うのであります。そういう立場の方は非常に重要な立場の方でありまして、逮捕されれば地方自治に非常な影響がある。従いまして逮捕される以上は、よほど明確な、何か動かしがたい理由と証拠があって逮捕されるのでしょうが、私どもの判断では、かりに裏利を受け取ったとかいうふうなことがありましても、法律上の犯罪を構成しておるかどうか、非常に疑問であります。だから、一体何をもって逮捕の理由としておるか、その点を一つ明確にしておいていた……

第26回国会 決算委員会 第20号(1957/04/04、27期、自由民主党)

○奥村委員 私はこの第一相互銀行の不祥事件については、これは本委員会においても昨年から取り上げられておる問題でありますので、いろいろな角度からまだまだ審査しなければならぬと思います。この福岡県の公金預託の問題につていは、これは一つできるだけ早く審査を進めなければならない、地方自治に及ぼす影響のことを思うと、早く審査を進めたい。現に副知事らが御当局に今逮捕されておる状態のときに、なおその上知事までも本委員会に呼んで、というようなことでは、これは地方自治に大へんな影響を与えるので、これは国会としてもよほど考えねばいかぬ。しかしまた一たんこういう事件を調べておる以上は、問題はやはりできるだけ明らかに……

第26回国会 決算委員会 第30号(1957/04/27、27期、自由民主党)

○奧村委員 証人にお尋ねしますが、第一相互銀行の常務としては、あなたのほかにまだ常務取締役はおられるのですか。
【次の発言】 そうしますと、根橋常務とあなたとお二人の常務で、仕事の分担はどのように分担してやっておられたのですか。また、その上の社長がおられたはずですが、その三人の――あるいはその他に重要な幹部がおれば、それらの方々の仕事の分担を簡単におっしゃっていただきたい。
【次の発言】 営業面はあなたがなすって、根橋さんは経理面と、一応そういう建前になっておるとすれば、営業面でいえば、預金の吸収や貸付もあなたの責任、根橋常務は、経理面といえば会計経理で、直接第一線で預金を集めたり貸付をしたり……

第26回国会 決算委員会 第31号(1957/04/30、27期、自由民主党)

○奧村委員 先ほどの大蔵省出身者の中で根橋さんの前におっしゃった人は何という人ですか。それはどういう役をしておられたか。
【次の発言】 第一相互がただいまお話のように昭和二十六年十一月から相互銀行になってそれからわずか五、六年の間に非常に乱脈な、また悪い経営状態になったのですが、どういうわけでそういう乱脈なことになったか、その原因をお尋ねしたい。そういう趣旨ですから証人におかれても、そういう原因として私どもになるべく判断のできるような材料を聞かしていただきたい。それでもともと無尽業務だけであった第一相互に、銀行と同じように預金、貸し出しをどんどんやらせるようになった。そこで無尽業務にはおなれに……

第26回国会 商工委員会 第35号(1957/05/07、27期、自由民主党)

○奧村又十郎君 ただいまの御提案の法律案について、長い間にわたって商工委員会の方々が練りに練って作られた案でありますが、しかしこの案の内容を見ますと、事業協同小組合また火災共済協同組合というような重要な規定が盛られております。これはいわゆる保険業法によるところの保険事業その他との関連と非常に重要な問題があって、私ども十分時間をかけてまずこの法案の内容をよく検討しなければならぬ、こう考えておったのでありますが、大急ぎで十分な審議時間も与えられぬということは、はなはだ遺憾であります。せめて大蔵委員会と合同審査をやって、そうしてこれは完全なものにして一つ通したい、こういうように私ども思うのであります……

第26回国会 大蔵委員会 第1号(1957/02/08、27期、自由民主党)

○奧村委員 租税特別指貫法の一部を改正する法律案について、法律のきめ方がはなはだ異例なきめ方で、私はちょっと判断がつかぬのですが、今後またこういうことが起ると非常に因ると思うので、そういう意味からお尋ねいたします。  そこで、この法律が施行になるまでは現行法でいくとすれば、現在は千分の六で登録税をすでに納めておるわけです。この法律はいつ施行になるかもしれぬが、施行すれば、一月一日にさかのぼってこの法律が有効になる。そうすると、この一月から二月のいつか、あるいは三月になるかしらぬが、施行までの二カ月間ほどというものは、すでに千分の六で納めておる、すでに現行法で執行されたことを、この法律でくつがえ……

第26回国会 大蔵委員会 第11号(1957/03/12、27期、自由民主党)

○奧村委員 今回税制改正のいろいろな法案について、社会党の諸君が十分御質疑になったので、これから私は与党のトップを切って質問さしていたかきます。主として大蔵大臣に質問をいたしたいと思いますが、きょうはその前提に、特に利子所得の課税について、大蔵省の主税局長、自治庁の税務部長、それから法制局の力の御意見、渡邊国税庁長官にお尋ねをいたしたいと思うのであります。  まずお尋ねしたいことは、今度の租税特別措置法で、一年以上の長期の利子所得に対しては、所得税は二年間に限って課税しないということです。現に課税しておらぬわけです。ところが住民税、特に市町村の住民税においては、第一の課税方式によれば、これは所……

第26回国会 大蔵委員会 第13号(1957/03/14、27期、自由民主党)

○奧村委員 私は前日に引き続きまして、利子所得に対する地方の住民税の課税問題について、質疑を続行いたしたいと存じます。質疑の多い当委員会において、この問題で非常に時間を使用いたしましてまことに恐縮に存じますが、しかしなぜ私がこの問題をしつこくお尋ねするかという趣旨をまず簡単に申し上げて、委員長初め委員各位、また政府委員の皆さんに御了解を得て、そのつもりで御答弁を賜わりたい、かように存ずるのであります。  それは、今回の税制改正論議の中心議題に関連しておると私は思うのであります。なぜならば、近ごろ国民の納税道義が今までになく非常に低下したということ、これは、もう当委員会で問題になっておる臨時税制……

第26回国会 大蔵委員会 第14号(1957/03/15、27期、自由民主党)

○奧村委員 主税局長にお尋ねします。利子所得の一年までの短期の貯金については課税を復活する。そうなれば、所得税法第六十一条のその分の銀行の支払調書は出させるべきであると思うが、それはどういうふうになるか。
【次の発言】 そういう説明の仕方もあるが、所得税法では、あらゆる所得に対して質問検査権というものを認めてある。課税は分離課税でも、質問検査権というものは、これは一切に及ぼさなければならぬので、せめてその分くらいは申告させるというふうにいたすべきであると思いますけれども、その理由でいきますと、もし税制調査会の答申案のごとく、将来一年以上の長期貯金も一割の課税をするという場合も、もう調書をとらぬ……

第26回国会 大蔵委員会 第15号(1957/03/19、27期、自由民主党)

○奧村委員 本日、本委員会でこれから議決しようといたします税法三法案は、本年度予算案とともに、この国会での最重要法案であります。そこで、この三法案を政府が御提案になるについて、わが党の党内事情もあって、政府の方針について十分知ることができなかったので、この際、ぜひ大蔵大臣に、今回の税法案の立案に対する真意を承わりたい、かように存じておりましたところ、本日は、補正予算を本院で議決するときであり、参議院では、また来年度の予算を審議中であり、非常に多忙なところ大臣にお越しをいただき、また委員長初め理事諸君には、いろいろやりくりをせられて、私に質疑の機会を与えられたことはまことにありがたいと思います。……

第26回国会 大蔵委員会 第16号(1957/03/20、27期、自由民主党)

○奧村委員 政策的なことですが、昨日大蔵大臣にお尋ねすることが、時間の関係でできなかったので、主税局長にちょっとお尋ねしておきます。臨時税制調査会の答申案によりますと、昭和三十三年度には、法人税を二%程度ぜひ減税したいという答申を出しておるようですが、これは、今のところ政府はその通りに実施するようなお考えでございますか。
【次の発言】 これも大蔵大臣にお尋ねすべきことですが、時間の関係もありまして、きのうはお尋ねできなかったので、主税局長にお尋ねするのですが、大蔵大臣の御意見によりますと、税制改正は今回限りではない、いろいろな状況が許すならば、来年も再来年も税制改正をやって、適切な税制を作って……

第26回国会 大蔵委員会 第20号(1957/03/28、27期、自由民主党)

○奧村委員 私は、池田大蔵大臣に先般税関係についてお尋ねしました質問の残りもありまして、少しお尋ねを申し上げたいと思います。  きょうは間接税についてお尋ね申します。間接税の中で物品税、酒税、砂糖消費税、あるいはたばこの専売納付金、これらの各種税目間の不均衡の問題について、大臣の所見を伺っておきたいと思います。  今回の所得税の大減税で、総体的に国の歳入が間接税に重点がかかってきております。ところがこの間接税の各税種目問において、その税率等の税負担に非常に不均衡があることであります。臨時税制調査会の答申を見ましても、間接税につきましては、物品税は他の間接税と比べて低過ぎるし、また物品税の全種目……

第26回国会 大蔵委員会 第27号(1957/04/12、27期、自由民主党)

○奧村委員 関連して。代理店の検査の権限は、法律のどういう条項に基いておるのですか。

第26回国会 大蔵委員会 第33号(1957/04/26、27期、自由民主党)

○奧村委員 ありません。
【次の発言】 ただいまの質問に関連して。私はあとから質問したいと思っておりましたがあまり納得のできない御答弁でありますので、関連してお伺いしておきます。  ただいまの鈴木参考人の御答弁によりますと、保険募集の取締に関する法律の第十六条該当を言われるのでしょうが、それには違反するが、その他のことについては違反しない、つまり、俯仰天地に恥じないというようなお言葉で、これはもうやむを得ないことで、決してその良心に恥じないということを堂々として言われる。そう言われるとするならば、これはほかの保険会社もみなそういうことを唯々とやって恥じないということにもなる。またそういうことを……

第26回国会 大蔵委員会 第35号(1957/05/08、27期、自由民主党)

○奧村委員 関連質問がたくさん出ましたので、時間が経過しましたから、私は、国民金融公庫総裁にごく簡単に質問を申し上げておきたい。酒類業組合法案に関する質問は、午後にやらせていただきたいと思います。  国民金融公庫総裁にお尋ねしたいことは、過日も本委員会で同僚委員から取り上げられた問題でありますが、在日朝鮮人の方々が作っておられる信用協同組合に対する国民金融公庫の代理貸し許可の問題についてであります。すでに同僚委員も過日本委員会でお尋ねしたのでありますから、重復してまことに恐縮でありますが、関係者の方が非常に御熱心に陳情せられ、また当委員会としても、これは四、五年前からの懸案でございましたので、……

第26回国会 大蔵委員会 第36号(1957/05/14、27期、自由民主党)

○奧村委員 私はただいま提案の酒類業団体法の改正案について、先日来の質問のうち、まだ政府側の御答弁のないのもありますし、また御答弁のはっきりしていないのもありますから、おもな点についてごく簡潔にお尋ねをいたしたい、かように考えます。  今回の酒団法の改正案の要点としては、従来この法律のおもな目的であった酒税の確保という目的のほかに、業界の安定というものを強く取り上げたのでありまして、これは別途衆議院で審議されました中小企業団体法の、審議とからみ、また中小企業団体法を必要とされる現在の日本の社会、経済、その他の情勢とからんで、この改正案はねらいとされておる、こういうことであります。しかし中小企業……

第26回国会 大蔵委員会 第37号(1957/05/15、27期、自由民主党)

○奧村委員 私は先日来酒類製造業並びに酒類販売業の免許の御方針に関してお尋ねをしておりましたが、明確な御答弁がなかったので、ここで、一つこの際明確にその御方針について御答弁を賜わりたいと存じます。

第26回国会 大蔵委員会 第47号(1957/08/13、27期、自由民主党)

○奧村委員 時間も経過しましたが、しかしまたあす委員会を開いていただくというのも大へんでですから、私は簡単に物価に対する政府の政策、この点だけをお伺いしておきたいと思います。  きのうからきょうにかけての当委員会の御質問に対して、大蔵大臣は、物価に対する政策について、はっきりした御方針を示しておられぬように思います。どうも御答弁によると、岸新内閣において、物価に対する政策というものが、まだ確立しておらぬような印象を持てるのであります。しかし貿易収支を改善し、経済を安定する政策の基本は、やはり物価安定の政策である、そのことは、大蔵大臣もきのうもたびたび繰り返されておられましたが、しかし具体的に、……


■ページ上部へ

第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 大蔵委員会 第6号(1958/02/18、27期、自由民主党)

○奧村委員 私は今の内藤委員の御質問に関連して、もう少しその点を明確にしたいと思います。しかしこの問題は、御承知の兼業農家の課税として、農業課税のガンであつて、御承知の通り、全国の税務署でも、税務署ごとにこの方針がまちまちであつて、ひどいところになると、国税局の管内でも、税務署の直税課長の方針によって、取扱いがまちまちであった。だから、税務署員も非常に困っておられた。これを何とかこの際解決しようというので、今度この通達をお出しになろうとするその努力については敬意を表します。しかし、そのせつかくの努力をなさつても、どうも非常に複雑な、またあいまいな通達であるので、これはもう少し響きかえしていただ……

第28回国会 大蔵委員会 第10号(1958/02/26、27期、自由民主党)

○奧村委員 政府委員がまだそろっておりませんので、私は、午前中に引き続いて、泉国税庁間税部長に、酒の問題についてごく簡単にお尋ねいたしたいと思います。  私のお尋ねいたしたいのは、密造対策の一環として、原料米と酒との交換の制度を新たに作らないかということについてお尋ねをしたいのであります。密造は、いまだに非常にしょうけつをきおめておりまして、特に農家におけるどぶろく醸造のくせは、相変らず直っていない。国税庁の発表によると、年間約百二十万石のどぶろくの密造があるということを、国税庁みずからいっておられる。この絶滅をはかるために、こういう案が一つあるのであります。米と酒との交換の案というのは、毎年……

第28回国会 大蔵委員会 第13号(1958/03/05、27期、自由民主党)

○奧村委員 主税局長と銀行局区長にお尋ねいたします。委員長並びに議員諸君の御都合もありまして、五時までに終れということでございますから、私は、大体問題点だけをあげまして、なお不足の問題は、明日質疑を続行いたしたいと思います。  私は、主として貯蓄減税と金融秩序の関係をお尋ねしたいと思いますが、その前に、ちょっと、資料について、原主税局長にお尋ねいたします。「租税特別措置による減収額試算」これは、井上良二委員の要求によって資料が出ておるのでありますが、大体八百七億です。ところで、この租税特別措置というものは租税特別措置法に規定された臨時的な措置によるところの減収というふうに考えておったが、この資……

第28回国会 大蔵委員会 第14号(1958/03/06、27期、自由民主党)

○奧村委員 私は、昨日もちょっと申し上げましたように、貯蓄減税というものは日本では初めての制度であります。 世界でもほとんど例のない制度をとるということについては、これが日本の金融行政と申しますか、金融秩序に及ぼす影響というものは、はかり知れないものがありますから、その際に金融行政のあり方を一ぺんよく検討してみたい、こういうことでお尋ねしておるのでありますが、きのうの御質問、御答弁などの中にも、あるいはその後いろいろ調べてみると、そういう観点から金融行政のあり方を検討してみますると、実は私は、非常に日本の金融行政というものが、外国の先進国と比べるとどうもルーズなと申しますか締りがないと申します……

第28回国会 大蔵委員会 第19号(1958/03/19、27期、自由民主党)

○奧村委員 きょうは、参考人の方にわざわざお越しをいただいて、まことに恐縮でありますが、私ども委員会で審議中の租税特別措置法、所得税法、酒税その他の改正案につきまして、政府が税制特別調査会の答申に基いてこの処置をいたしておりますについては、税制特別調査会会長の井藤先生にぜひ承わりたいことがある、かようなことで御質問申し上げたいと思う次第でございます。  一点は、昭和三十一年にできた原会長さんの当時の臨時税制調査会と今回の税制特別調査会と、この二つの関係について、井藤先生は、両方とも委員でおられましたので承わりたいと思います。というのは、どうも両方の答申に少し食い違いがあるのではないかということ……

第28回国会 大蔵委員会 第23号(1958/03/27、27期、自由民主党)

○奧村委員 ちょっと議事進行について……。所得税法案、それから租税特別措置法案については、今明日中に本委員会で質疑打ち切り、採決に運びたいということでありますが、私は、数日前から大蔵大臣に、この両法案に関連して質問を要求しておりますが、まだその時間を与えられておりません。承わりますと大蔵大臣は午後参議院の予算委員会の方にお回りになるそうですが、どうしてもきようじゆうに私は質疑をいたしたい。またできるだけ早く質疑を終つて、採決に持っていっていただきたいと思います。ついては、大蔵大臣の都合を一つお聞きして、どうしても質疑のできるように、委員長のお取り計らいを願いたいのですが、その点、どうなりますか……

第28回国会 大蔵委員会 第24号(1958/03/28、27期、自由民主党)

○奧村委員 私は主として政務次官、主税局長、銀行局長にお尋ねをいたしますが、銀行局長の見えるまでに、ちょっと一点だけ酒類業団体法に関してお尋ねをいたしまして、特に速記録に残しておきたいと思います。  主税局長にお尋ねいたしますが、最近酒類業団体の中で何か内輪もめというか、大口業者が団体から脱退するというふうなこともちょっと聞くのでありますが、それは、まことに困るのであります。しかし、一方に中小企業団体の組織に関する法律というのがあるので、今日のような業界不安定の場合には、中小企業団体の組織に関する法律に基いて、資格事業として中小企業者が団体を作って、価格の調整、生産、販売方法などの調整というも……

第28回国会 大蔵委員会 第35号(1958/04/17、27期、自由民主党)

○奧村委員 私はただ一点だけ唐澤法務大臣にお尋ねしておきたいと思うのであります。  新聞紙の報道するところによると、一昨年この千葉銀行とレインボーの融資の件の捜査の発端として逮捕された坂内ミノブという女、これを処分保留のままで釈放したということは、これは事実ですか。
【次の発言】 これは巷間いろいろ疑惑を生んでおるので、はっきりしておきたいと思いますが、われわれの常識からいきますと、起訴するとか、あるいは不起訴にするとかいう処分を明確にして、たとえば起訴した場合には、それ相当の保釈金を積んで釈放するというのが、普通常識でなかろうかと思う、うわさに聞けば、昨年から内偵せられ、今月の春早々には合同……

第28回国会 大蔵委員会 第36号(1958/04/18、27期、自由民主党)

○奧村委員 古荘参考人には、まことに御苦労さんであります。実は、昨日お越しをいただいて、まだ続きのお尋ねをしたかったのでありますが、できなかったのでお断わりの手紙はいただきましたが、これは、何がお医者さんにでも診断書をおとりになったのですが、またどこが悪かったのですか、そこらの事情をちょっと簡単にお答え願いたい。
【次の発言】 千葉銀の運営については、かねてからかなり世間の疑惑を生んでおりますので、古荘さんとしては、しっかりやっておられるおつもりでありましょうから、できるだけ世間の疑惑を解くように、熱意を持って御出席を賜わりたい、かように思っておりました。よほどの御病気だったと見えて、一日お休……


奥村又十郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-25期-|27期|-28期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院27期)

奥村又十郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-25期-|27期|-28期
第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1956/12/19、27期、自由民主党)

○奧村小委員 当委員会で質疑続行中の第一相互銀行の件について、銀行局長にお尋ねを申し上げます。  去る十二月十五日、警視庁の方で前第一相互銀行常務取締役渡部虎雄、前第一相互銀行営業部貸付課長前田彦、この二人に対して、商法違反、特別背任罪として起訴が行われております。その起訴の事実を読んでみますると、その中に、ことしの一月十二日から六月十五日までに、第一相互銀行からスチール工業株式会社に対して、十四億六千六百万円貸し付けてあり、これに対しては十分な担保も差し入れてないということで、これが犯罪として起訴の事実になっておるわけでありますが、検査、監督の立場の銀行局長におかれては、事実第一相互銀行から……


■ページ上部へ

第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 農林水産委員会食糧に関する調査小委員会 第4号(1957/06/19、27期、自由民主党)【議会役職】

○奥村小委員長代理 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後一時四分散会


■ページ上部へ

第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 大蔵委員会税の執行に関する調査小委員会 第2号(1958/02/12、27期、自由民主党)

○奧村小委員 横山君の今までの御質問は、非常にいい御質問でありますが、私は、今の御両所の御答弁では、この大事な問題に、もう一つ欲を言えば、物足りないと感じますので、関連してお尋ねをいたします。今の御質問事項は、税務執行の盲点と申しますか、悩みと申しますか、今の税務執行の一番大きな因った問題で、おそらく国税庁御当局、また全国税職員組合もお困りのことと思うのでお尋ねいたします。  それは、国税庁長官あるいは大蔵大臣が現在の全国税職員組合を認めて、これを相手にして税務職員と納得ずくの話し合いを進めていこうとする誠意が長官にあるのか。また全国税も、そこをもう一つその気持があるのか――いやこれは大事なと……



奥村又十郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-25期-|27期|-28期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

奥村又十郎[衆]在籍期 : 24期-25期-|27期|-28期
奥村又十郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 27期在籍の他の議員はこちら→27期衆議院議員(五十音順) 27期衆議院議員(選挙区順) 27期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。