このページでは楢橋渡衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○楢橋渡君 ただいま議題となりました昭和三十三年度一般会計予算補正(第1号)及び同特別会計予算補正(特第1号)につきまして、予算委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本予算補正二案は、去る十月二十八日予算委員会に付託され、二十九日政府より提案理由の説明を聴取し、同日より四日間にわたって審議し、本日討論、採決されたものであります。 一般会計予算補正及び特別会計予算補正中の貴金属特別会計にかかわるものは、本年度に発生を見ました災害に対するものでありまして、その歳出追加の内訳は、二十二号台風による風水害を初めとし、干害、凍霜害の被害対策費等八十億九千八百万円及び予備費十億円、……
○楢橋渡君 ただいま議題となりました昭和三十三年度一般会計予算補正(第2号)につきまして、委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本予算補正は、去る一月二十三日予算委員会に付託され、三十一日政府より提案理由の説明を聴取し、二月十三日、十四日の両日にわたって審議し、十四日討論、採決されたものであります。 まず、その内容を簡単に申し上げます。 今回提出せられました予算補正は、三十三年度予算成立後に生じました事由に基き、当面必要とされる経費について予算措置を講ずるためのものであります。今回の予算補正の規模は、歳入歳出ともそれぞれ百十八億五千四百万円であります。従いまして、さき……
○楢橋渡君 ただいま議題となりました昭和三十四年度一般会計予算外二案につきまして、予算委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本予算三案は、去る一月二十三日予算委員会に付託せられ、三十一日より審議を開始したのでありますが、その間、非核武装決議案及び最低賃金法案等の問題により審議が若干停滞いたしましたが、この数日を除くほか、連日にわたって委員各位の熱心な審議が行われ、本日討論、採決をいたしたのであります。審議の途中、二日間の公聴会を開き、各界八名の公述人の意見を徴し、審議を一そう慎重にいたした次第であります。 予算案の概略につきましては、先般本会議において佐藤大蔵大臣より詳……
○楢橋渡君 ただいま議題となりました昭和三十四年度一般会計予算補正(第1号)につきまして、予算委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本予算補正は、去る二月三日委員会に付託されたのでありますが、同月六日一たん付託取り戻しとなり、去る三月十七日再び委員会に付託されたものであります。 [議長退席、副議長着席〕 予算委員会では、二十六、二十七の両日にわたり審議の上、可決いたしました。 本予算補正の規模は、歳入歳出とも二百五十億七千三百余万円の追加でありまして、国際通貨基金及び国際復興開発銀行べの出資増加に伴うものであります。今回の出資額は、国際通貨基金へは一億五千万ドル……
○国務大臣(楢橋渡君) お答えいたします。新潟の地盤沈下の問題は、先般の予算委員会のときも櫻井君から非常な強い質問等がありまして、私も、運輸大臣になりましてから、重大な関心を持っておるのであります。 第一に、運輸省といたしましては、港湾がやはり非常な大きな被害を受ける立場にありますので、今般、科学技術庁の報告によって、その原因が大体明らかになってきましたから、連絡会議等を一つ推進することに努力いたしたいと実は思うのであります。従って、当面の対策と恒久対策とに分れると存じますが、少くとも、急速な協議をやって、当面起っております問題といたしましては、三十四年度の予算の面から申し上げますと、第一に……
○国務大臣(楢橋渡君) 問題の航空機は、さいぜん総理、外務大臣からも答えましたように、米軍から防衛庁に入りました公式の情報によりますれば、大統領直轄の航空宇宙局に所属いたしておりまして、在日米軍の管理下に運航されておるものであります。日米行政協定第五条の、「合衆国によって、合衆国のために又は合衆国の管理の下に公の目的で運航される」航空機に該当しておるものであります。一般の外国航空機は、日本に出入する場合は、航空法の規定により運輸大臣の許可を要し、また、日本領空を飛行する場合には、同じく航空法の規定により国籍、登録記号等を表示しなければならないことになっておりますが、さきに述べた行政協定第五条の……
○国務大臣(楢橋渡君) 今回の小牧の衝突事件は、主管大臣といたしまして、まことに責任の重大を感じておるのでありまして、今回のこの衝突事件を契機といたしまして、抜本的な方策を立てたいと実は思っているような次第であります。従いまして、今お尋ねになりました点でありますが、管制官が誤認をしたということは、今のところ、間違いない事実のようでありまして、現在、検察当局はおいて逮捕されておりますし、いろいろとテープ・レコーダー等によって調べました結果、やはり、その点に誤認があったということが明らかになっておるのであります。従いまして、その点につきまして、Uターンの点をどうして命じたかという点でありますが、こ……
○国務大臣(楢橋渡君) ただいまの御質問の点でありますが、本来、国鉄の貨物運賃が、農林水産物資に対して、公共政策的な見地から実施しておる特別の措置に二つあるのであります。その一つは、国会の承認を得た貨物運賃体系の中に組み入れられた正規の特別等級であります。すなわち、今日の米麦等の農林水産貨物等に対しては、普通等級とは別に、特に低廉なる特別等級を設けて、公共政策的な割引を行なっておるのであります。ただいま質問されましたその問題は第二の点でありまして、これは、正規の運賃とは別に、国鉄総裁限りで一部の貨物に対して行なっておる暫定割引であります。これは運賃改定による急激な影響を緩和するために、期限を限……
○国務大臣(楢橋渡君) 今回の争議におきまして、海上保安庁のとりました態度について説明を申し上げたいと思うのであります。 現地の海上保安庁の出先機関におきましては、警察並びに新聞等の情報によりまして、三月二十七日の夜、第二組合員の海上輸送が強行されることはほぼ確実であり、これに対し、第一組合員による海上及び上陸地点における上陸阻止の公算が大であるという判定をいたしましたので、海上における紛争の防止並びに衝突等に対し、海難防止の立場から、救助のために、船艇九隻による警備態勢をとったのであります。なお、二十七日の午後十時二十分に、会社側の人事部の谷口某から、二十七日の午後八時三十分に有明海の長洲……
○国務大臣(楢橋渡君) 今回のチリの地震津波につきましては、太平洋沿岸の全般にわたり少なからぬ被害を生じましたことに関連いたしまして、気象庁の津波予報が適切に行なわれなかったことは、真に遺憾であります。現在の気象庁の津波予報の体制は、日本近海に起こった地震によって起こる津波に対して備えたものでありましたので、今回のような、地球の裏側の、非常な遠いところからくる地震による津波が日本に波及したことについて今まで経験がなかったことから、こういう事態になった次第であります。今回、津波予報が適切に発表できなかったことは、この気象庁の体制に不備があったのではないかということでありますが、これは、今申し上げ……
○国務大臣(楢橋渡君) 気象庁のとりました今回のチリ地震津波に対する処置が適切でなかったことは、総理大臣からお答えをせられた通りでありまして、この点にかんがみまして第一に、気象庁の津波予報組織を、非常に遠方の地震の場合でも適用するように強化することにいたしました。第二には、外国からの津波に関する情報を迅速、確実に入手できるように国際的な連絡体制を確立することにいたしたのであります。第三には、遠距離の大地震の勃発及びこれに基づく津波の到達を迅速に知るために、地震計、ロボット検潮儀等の施設を整備すること。第四には、気象研究所の中に津波研究部門を設けまして拡充強化をすることにいたした次第でありまして……
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
この際一言ごあいさつを申し上げます。不肖私、このたびはからずも予算委員長に選任せられまして、その重責をになうことに相なりました。まことにふなれな者でございますが、今後ひとえに各位の御協力と御理解とによりまして、委員会の円満なる運営に努め、大過なきを期して参りたいと存じます。何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。理事の員数及び互選の方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいまの西村君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって動議のごとく決しました。
委員長は、理事……
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
予算の実施状況について調査を行うことにいたします。発言の通告がありますので、順次これを許します。黒田寿男君。
【次の発言】 午後一時半より時間厳守で再開することといたしまして、暫時休憩いたします。
午後零時二十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
予算の実施状況について調査を進めます。石村英雄君。
【次の発言】 石村委員に申し上げます。通産大臣が三時にはどうしても出なければならぬことがあるそうでありますから、先に質問して下さい。
【次の発言】 岡良一君。
【次の発言】 明二十四日午前十時より開会することにいたしまして、本日……
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
予算の実施状況について調査を進めます。今澄勇君。
【次の発言】 淡谷悠藏君。
【次の発言】 本会終了後、午後四時を目途として再開することといたしまして、暫時休憩いたします。
午後一時二十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
予算の実施状況について調査を進めます。
昨日の岡良一君の質問に対し、内閣総理大臣より発言を求められております。この際これを許します。岸内閣総理大臣。
【次の発言】 楯兼次郎君。
【次の発言】 最高裁判所の事務当局から回答を求められるのですね。それだったら、ちょっとお諮りいたします。最高裁判所事務当局よ……
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りをいたします。予算の実施状況に問関する件につきまして、開会中審査の申し出をすることにし、その手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
なお閉会中審査に際し、実地調査の必要があります場合には、委員を派遣することとし、その手続等はすべて委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時三十六分散会
○楢橋委員長 これより会議を開きます。 本日は大蔵大臣の出席を求め、予算の実施状況につきまして調査を行う予定でありましたが、大蔵大臣がやむを得ない用件のために出席ができませんので、本日は散会し、これより旱害等の問題について懇談を行うことにいたします。 これにて散会いたします。 午前十時四十九分散会
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りをいたします。予算の実施状況につきまして、議長に対し国政調査の承認要求を行うこととし、その手続については委員長に御一任を願いたいと存じますが御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。直ちに委員長において、所要の手続をとることにいたします。
この際、暫時休憩いたします。
午前十一時八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
予算の実施状況につきまして、調査を進めます。質疑の通告があります。順次これを許します。加藤勘十君。
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りいたします。委員の異動によりまして理事が一名欠員となっておりますので、その補欠を選任いたしたいと存じますが、これは先例によりまして委員長において指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。よって理事に田中織之進君を指名いたします。
【次の発言】 それでは昭和三十三年度一般会計予算補正(第1号)及び昭和三十三年度特別会計予算補正(特第1号)を一括して議題といたします。
まず提案理由の説明を求めます。大蔵大臣佐藤榮作君。
【次の発言】 次に、順次補足説明を求めます。主計局長石原周夫君。
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
昭和三十三年度一般会計予算補正(第1号)及び昭和三十三年度特別会計予算補正(特第1号)を議題といたします。
この際閣僚及び政府委員に一言申し上げますが、閣僚及び政府委員の出席がおそいため、本委員会の審査に及ぼす影響大なるものがあると存じますので、本委員会への出席はすみやかにされるように委員長より特に注意を申し上げる次第であります。(拍手)
質疑を続行いたします。今澄勇君。
【次の発言】 加藤政府委員。
【次の発言】 総理大臣が政府所用のために退席されますので、この際暫時休憩いたします。午後は本会議終了後直ちに開くことにいたします。
午後零時……
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
昭和三十三年度一般会計予算補正(第1号)及び昭和三十三年度特別会計予算補正(特第1号)を議題といたします。
質疑を続行いたします。久保田豊君。
【次の発言】 久保田君の質疑は災害関係の問題でありますが、大蔵大臣が参議院本会議に出席しておりまして、間もなく出席する予定であります。どうしても久保田君の大蔵当局に対する災害地の深刻な話等もありますので、この際このまま暫時休憩いたします。
午後零時十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。久保田豊書。
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
昭和三十三年度一般会計予算補正(第1号)及び昭和三十三年度特別会計予算補正(特第1号)を議題といたします。
質疑を続行いたします。森三樹君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 森君、防衛庁長官が見えましたから……。
【次の発言】 ちょっと森委員に申し上げますが、申し合せの時間が来ておりますから、結論を急いで下さい。
【次の発言】 小林進君。
【次の発言】 官房長官を呼びに行っております。
【次の発言】 官房千長官は今呼びに行っております。
○楢橋委員長 これより会議を開きます。昭和三十四年度一般会計予算、昭和三十四年度特別会計予算、昭和三十四年度政府関係機関予算、昭和三十三年度一般会計予算補正(第2号)、以上の四案を一括して議題といたします。まず提案の理由の説明を求めます。大蔵大臣佐藤榮作君。
【次の発言】 次に、順次補足説明を求めます。主計局長石原周夫君。
【次の発言】 主税局長原純夫君。
【次の発言】 理財局長正示啓次郎
君。
【次の発言】 経済企画庁調整局長大堀弘君。
【次の発言】 以上をもちまして提案理由の説明は終りました。
この際お諮りいたします。総予算につきましては、国会法第五十一条によりまして、必ず公聴会を開か……
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
昭和三十四年度一般会計予算、昭和三十四年度特別会計予算、昭和三十四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
小平君より発言を求められております。この際これを許します。小平君。
【次の発言】 ただいまの小平君の発言はお聞き及びの通りでありますが、政府におかれましても、ただいまの御発言の趣旨を御了承の上に善処されますように、委員長より要望いたします。
これより質疑に入ります。船田中君。
【次の発言】 午後一時半より再開することといたしまして、暫時休憩いたします。
午後零時三十六分休憩
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
この際閣僚及び政府委員に申し上げますが、閣僚及び政府委員の出席がおそいため、本委員会の審査に及ぼす影響の大なるものがあると存じます。本委員会への出席はすみやかにされるように委員長より特に注意を申し上げる次第であります。
昭和三十四年度一般会計予算、昭和三十四年度特別会計予算、昭和三十四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。質疑を続行いたします。中崎敏君。
【次の発言】 ただいま英国前大蔵大臣ピーター・ソー二ークロフト氏外三名の方が傍聴席にお見えになっております。この際御紹介を申し上げます。
前英国大蔵大臣ピーター・ソー二ークロフ……
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
十一時半に再開することといたしまして、この
際暫時休憩いたします。
午前十時五十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。昭和三十四年度一般会計予算、昭和三十四年度特別会計予算、昭和三十四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
質疑を続行いたします。床次徳二君。
【次の発言】 明五日は午前十時より開会することといたしまして、本日はこれにて散会いたします。
午後五時五十三分散会
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
昭和三十四年度一般会計予算、昭和三十四年度特別会計予算、昭和三十四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
質疑を続行いたします。井手以誠君。
【次の発言】 午後二時より再開することといたしまして、暫時休憩いたします。
午後一時十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。島上善五郎君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 明日は午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後四時五十九分散会
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
昭和三十四年度一般会計予算、昭和三十四年度特別会計予算、昭和三十四年度政府関係機関予算以上三案を一括して議題といたします。
小平忠君より発言を求められております。この際これを許します。小平君。
【次の発言】 質疑を続行いたします。阿部五郎君。
【次の発言】 明後日は午前十時より開会することといたしまして、本日はこれにて散会いたします。
午後五時二十七分散会
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
昭和三十四年度一般会計予算、昭和三十四年度特別会計予算、昭和三十四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
質疑を続行いたします。佐々木良作君。
【次の発言】 午後一時より再開することといたしまして、暫時休憩いたします。
午前十一時五十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。佐々木良作君。
【次の発言】 静粛に。
【次の発言】 永野運輸大臣。なるべく簡潔に。
【次の発言】 質疑を続行いたします。淡谷悠藏君。
【次の発言】 淡谷君、申し合せの時間がきておりますから、結論を急いで下さい。
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
昭和三十四年度一般会計予算、昭和三十四年度特別会計予算、昭和三十四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
勝間田清一君より発言を求められています。この際これを許します。勝間田清一君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に。――静粛に。
【次の発言】 質疑を続行いたします。石村英雄君。――この際暫時休憩いたします。
午後二時四十六分休憩
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
昭和三十四年度一般会計予算、昭和三十四年度特別会計予算、昭和三十四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
質疑を続行いたします。石村英雄君。
【次の発言】 石村さん、ちょっと大蔵大臣が話したいというから……。
【次の発言】 よろしゅうございますか。
【次の発言】 明確にさせてやって下さい。
明日は午前十時より開会することにいたしまして、本日はこれにて散会いたします。
午後六時四十二分散会
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
昭和三十三年度一般会計予算補正(第2号)を議題といたします。
これより質疑に入ります。今澄勇君。
【次の発言】 質問を続行しますから、政府側もその間にすぐ答弁できるように調べて下さい。
今澄勇君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 佐藤大蔵大臣から発言を求められております。佐藤大蔵大臣。
【次の発言】 続行いたします。
【次の発言】 十二時半より再開することにいたしまして、暫時休憩いたします。
午前十一時四十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際政府に一言申し上げますが……
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
昭和三十三年度一般会計予算補正(第2号)を議題といたします。
質疑を続行いたします。柳田秀一君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 委員長はそれは関係がないから答えられない。
【次の発言】 岸内閣総理大臣から発言を求められておりますから、これを許します。岸内閣総理大臣。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 これにて質疑は終結いたしました。
これより討論に入ります。島上善五郎君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 岡本茂君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
これより採決に入ります。昭和三十三年度一般……
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りいたします。昭和三十四年度一般会計予算外二案の審査のため、分科会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
なお分科会の区分、分科員の配置及び主査の選定等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
【次の発言】 昭和三十四年度一般会計予算、昭和三十四年度特別会計予算、昭和三十四年度政府関係機関予算、以上の三案を一括して議題といたします。
質疑を続行いたします。楯兼次郎君。
○楢橋委員長 これより会議を開きます。 この際委員長として一言申し上げます。去る十九日以来最低賃金法案をめぐる両党の紛糾から本委員会が開会するに至らなかったことは、本予算の今国会における重要性にかんがみ、遺憾に存ずる次第であります。なおその間におきまして自社両党の理事並びに委員諸君が、本委員会の開会を促進するため御努力賜わりましたことは、この際委員長として深く感謝の意を表する次第であります。すでに六日間の空費をした本委員会といたしましては、今後の審議促進のために諸君の一段の御協力を切にお願い申し上げます。 昭和三十四年度一般会計予算、昭和三十四年度特別会計予算、昭和三十四年度政府関係機関予……
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
昭和三十四年度一般会計予算、昭和三十四年度特別会計予算、昭和三十四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
質疑を続行いたします。小平忠君。
【次の発言】 佐藤国務大臣。
【次の発言】 この際お諮りいたします。第二分科会主査山口六郎次君より主査を辞任いたしたいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
ただいま辞任しました第二分科会主査の補欠は、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって第二分科会主査に綱島正……
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
昭和三十四年度一般会計予算、昭和三十四年度特別会計予算、昭和三十四年度政府関係機関予算、以上の三案を一括議題といたします。
この際、分科会主査よりそれぞれ分科会における審査の報告を求めることにいたします。第一分科会主査田中伊三次君。
【次の発言】 第二分科会主査綱島正興君。
【次の発言】 第三分科会主査大平正芳君。
【次の発言】 第四分科会主査早稻田柳右エ門君。
【次の発言】 以上をもちまして分科会主査の報告は終りました。
明後二日は午前十時より開会することにいたしまして、本日はこれにて散会いたします。
午後四時五十分散会
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
昭和三十四年度一般会計予算、昭和三十四年度特別会計予算、昭和三十四年度政府関係機関予算、以上の三案を一括して議題といたします。
質疑を続行いたします。小川半次君。
【次の発言】 午後一時三十分より再開することといたしまして、暫時休憩いたします。
午後零時二十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
藤山外務大臣より発言を求められております。この際これを許します。
藤山外務大臣。
【次の発言】 質疑を続行いたします。
黒田寿男君。
【次の発言】 小松幹君。
【次の発言】 小松君、申し合せの時間がきていますので結論を急いで下……
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
昭和三十四年度一般会計予算、昭和三十四年度特別会計予算、昭和三十四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
これより討論に入ります。田中織之進君。
【次の発言】 内田常雄君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
これより採決に入ります。採決は一括してこれを行います。
昭和三十四年度一般会計予算、昭和三十四年度特別会計予算、及び昭和三十四年度政府関係機関予算、以上の三案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって昭和三十四年度一般会計予算、昭和三十四年度特別会計予算、及び昭和三十四年度政府関係機関予……
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
昭和三十四年度一般会計予算補正(第1号)を議題といたします。
まず提案理由の説明を求めます。大蔵大臣佐藤榮作君。
【次の発言】 次に補足説明を求めます。主計局長石原周夫君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終りました。
これより質疑に入ります。野田卯一君。
【次の発言】 野田委員、宮内庁長官は呼んでいませんから、どうぞ一つ御了承願います。
【次の発言】 明日は午前十時より開会することといたしまして、本日は、これにて散会いたします。
午後七時三分散会
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
昭和三十四年度一般会計予算補正(第1号)を議題といたします。
質疑を続行いたします。淺沼稻次郎君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 ちょっと委員長として皆さん方に御相談申し上げますが、本日の……。(発言する者多し)ちょっと静かに願います。静かに願います。本委員会は、今非常に全国注目しておる重要な委員会でありまして、ことに委員外の傍聴をしておる人たちがヤジをやっているようでありますから静粛に。淺沼さんのせっかくの質問であり、総理も答えております……
○楢橋委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りいたします。予算の実施状況に関する件につきまして閉会中審査の申し出をすることとし、その手続につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
なお閉会中審査に際し、実地調査の必要があります場合には委員を派遣することとし、その手続等はすべて委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
なお来たる四日、委員打合会を開くことといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十……
○楢橋国務大臣 私、このたび運輸大臣に就任いたしました。全く運輸行政に対しましてはしろうとでありまして、非常に練達堪能の委員諸君の御協力を得まして、自分の職責を大過なく果したいと思いますから、どうぞよろしく御指導をお願い申し上げます。 なお、運輸行政は今日日本の経済拡大の政策の上からいきましてもその大動脈をなす重要な役割を持つものと信ずるのでありまして、今日まで割合に運輸行政というものがそのウエートにおいて軽視されておるきらい等もありますので、ぜひとも皆様方の御協力を得て運輸行政の持つ日本への大きな役割を果したいと思いますから、一段と御支援をお願い申し上げます。(拍手)
○楢橋国務大臣 ただいま關谷委員のお話がありましたが、白ナンバーが違法であるということは、私はしばしば声明もいたしておりまして、従ってこれを厳重に取り締れということを申しておるのでありますが、なお警察庁及び法務省とも打ち合せまして、徹底的に取り締るように実は今手配をしておるのであります。すでに昭和三十四年の七月十日付をもちまして、各陸運局長あてにも厳重な通達を出しておりますけれども、今御指摘のような点もありますので、特にこの点を留意いたしまして、急速に取締りをしたい。従って一方に行政上あるいは陸運局としてもなすべきことを一つ厳重にやったらどうか、場合によったら告発したりそういうことをやったらど……
○楢橋国務大臣 ただいま河野委員からお話がありました志免鉱業所の問題でありますが、これは御存じのように、私が就任した当時におきまして、八百万トン説と千二百万トン説とが対立といいますか、そういう問題が起っておりまして、組合側から推薦されました調査委員の方々を国鉄側も受け入れまして、あわせて青山調査団と在来の調査団と並行して、あるいは合体してこの問題の真相をきわめるという段階のときでありましたので、私はそういう段階のときにおいて入札を敢行するということは妥当でないという見解をとっておりましたので、河野委員の御指摘のようなことを声明もし、またお話も申し上げたのであります。その後両方の調査団が行かれま……
○楢橋国務大臣 国鉄のバスの経営の問題でありますが、御承知のように国鉄は今総裁が申されましたように、国鉄それ自体がバスによって非常な圧力を受けておることは御存じの通りであります。しかし国鉄という本来の使命と、また国鉄が公共企業体としての独立採算的立場から、どうその辺を調節すべきかということは、今運輸省におきましても根本的にその問題を追及し、かつ方針を立てたいと思って研究しておる次第であります。
【次の発言】 今、増田さんがおっしゃっております美ヶ原のバス問題は、いろいろな複雑な事情があるので、それらの諸点を勘案して地方の権限において、新潟陸運局できめたのでありますが、今おっしゃいましたように、……
○楢橋国務大臣 まず冒頭に小澤委員長並びに李承晩ラインに行かれました外務委員の皆さんにお礼を申し上げたいと思うのであります。第七管区から私の方に非常に感激して報告が参りまして、かつまた漁民も非常に立法府の外務委員の方が李承晩ラインをわざわざ視察賜わったということによく私の方からもお礼を申してくれと言って参ったのであります。 私が李承晩ラインに参りまして第一に申したことは、自衛船をやめてもらいたいということであります。しかし私が大臣になりましてすぐ長崎に視察に参りましたときに、ちょうど自衛船問題が起っておりまして、彼らはやむにやまれない痛憤の状態にあって、非常に民族的なむしろ怒りを持っておった……
○楢橋国務大臣 今野原委員の御質問は、私も実は先般北海道及び九州等に視察に参りまして現地において非常な陳情を受けたのであります。御存じのごとく、この特別割引の賃率の問題は、本年六月三十日をもちまして終了することになっておったのを、六月の二十六日に国鉄総裁の処置によりまして二カ月間延期した、八月三十一日でこの問題が決定的な段階に追い込まれておるということは御存じの通りであります。従って、期日もありませんので、非常に各方面の御心配になっておることもよく存じておりますが、御存じのごとく、本件の処理は実は国鉄総裁の権限事項になっておりまして、運輸大臣といたしましては、国鉄の運賃割引は特殊なものを除いて……
○楢橋国務大臣 今、關谷委員の申されました白ナンバー・タクシーの取り締まりの問題につきましては、運輸省としまして関係官庁と緊密な連絡をとりましていろいろと努力を続けておるのでありまするけれども、なかなか最近の白ナンバー・タクシーの現状というものは容易ならない段階にきておりまして、法の秩序を乱す行為、違法行為は厳重に取り締まれということを私からもしばしば発言もし、かつまた閣内においても関係の方にもそのことを強く申し、かつまた自動車局等からもいろいろとその点について強く指示をするようにやっておりますが、現在法規上の制約、人員、予算上の制約等が一つの障害になっておる実情等も考えまして、取り締まり法規……
○楢橋国務大臣 ただいま総裁からお答えいたしましたが、きのう国鉄から十の駅をなにしました申請が出て参りましたので私が認可をいたしたのであります。今申されましたことを率直に申し上げますと、岐阜県民をあげて岐阜に駅を作ってもらいたいという非常な希望がありますけれども、岐阜市に回りますと、すでに御存じのように三角形の二辺を回るようになりまして、そのために約百億、特急の時間からすれば十三分から十五分間時間が延長されるということになるので、岐阜市に回るという要求は、ただいまもおっしゃいましたような趣旨に基づきましても、国鉄としても絶対に聞くわけにいかない――私にもそういうような話がありましたが、それは絶……
○楢橋国務大臣 今のお尋ねの点でありますが、十二月一日を目安として免許を与える作業が大体見通しがつきましたので、これは白タクの問題を取り締まるについてどうしても個人タクシーを早く免許してそこにバック・ボーンを作って、違法なものは取り締まるという態勢にしなければならぬ。警視庁からもしばしばそういうふうな要請等もありまして、どうもその点がタイミングからいきましてもそういうことをする必要があると思ってきのう発表したのでありまして、台数等につきましては、審査の内容等によってきまることでありますので、どれだけ適格者があるか現在のところではちょっと言明できないと思います。
○楢橋国務大臣 ただいま当委員会において決議を得ました海難救助態制の強化に関する件は、まことに、私から申し上げますれば、むしろ感謝にたえないところでありまして、これは、運輸大臣といたしましても、この決議の趣旨を尊重いたしまして、極力予算措置等においてその実現を期したいということを申し上げる次第であります。どうもありがとうございました。
【次の発言】 早稻田委員が御指摘になりました関西線の問題でありますが、私は東海道線が不通になった場合には、これを関西に通ずるのにはやはり関西線を活用したがいいということを、先年でありましたか、東海道線が不通になったときに強く感じ、また関西線はそういう点に一つの役……
○楢橋国務大臣 前回の閣議におきまして、郵政大臣と労働大臣から、全逓の争議についての大体の解決のポイントの説明がありましたので、従って、ILO条約を日本が締結するということは、当然の事実でなければならぬ。令までILO条約の締結について政府か今日まで見合わしておりましたそれらの条件がなくなったのですから、当然にILO条約についての締結をしなければならぬということについては、今御指摘のように、国内法の整備をしなければならない、こういうことに問題が当然なるのでありまして、運輸省といたしましても、鉄道営業法というものを、これは明治三十三年から制定されておりますので、すでにいろいろと改正すべき点等もある……
○楢橋国務大臣 ただいま農林大臣から答えましたように、私の方の港湾局におきましても、建設省並びに農林省とも打ち合わせまして、この災害を見まして、今後やはり有機的にお互いに力を合わしてやらなければならぬということで、緊密な連絡をとってやらしておる次第であります。
【次の発言】 横山委員の申されました流木の今回における大きな被害というものは、私も現地に参りまして実は驚いたのでありまして、そのために人命その他に非常に大きな被害を与えたのであります。しかし、今回貯木場の外側の決壊から材木が流出いたしまして、こういうことを起こしたことにつきましては、今回の高潮というものが、実は予想しない大きなものであっ……
○楢橋国務大臣 今堀内委員の申されました点についてでありますが、今回の台風にあたりまして、輸送関係が一体どういうことをやっておるのか、補給計画とか、あるいは港湾の復興計画とか、海陸貨物の運搬計画等についての御指摘がありましたが、運輸省としてとりましたことを、この際、御報告申し上げておきたいと思います。 第一に機帆船、これは愛知、三重両県下の沿海の地域の河川堤防、護岸等は随所に寸断されましたので、これらの決壊口は陸上からの交通が不可能であるので、勢い海上からの小型船舶にたよらざるを得ないことになりまして、機帆船はもとより、漁船をも動員して、土のうとか石のう、そだ、木材等の復旧資材を輸送しておっ……
○楢橋国務大臣 ただいま松田委員のおっしゃいました、つまり、日通と全国通運の間に大きな経済的な差違があり、また、その活動範囲、負担しておるすべての業界における仕事の量等につきましては非常なアンバランスがあることは私も認めておるのでありまして、日通の今の行き方といいますか、今の形態がはたして日本の経済全体のバランスの上から言って妥当であるかどうかということは、再検討を要することであろうと思うのであります。ただいまおっしゃいました交互計算の問題も、実は、御指摘のように、この問題は、全国通運の方、つまり日通外の方にとって重要な問題でありますので、数日前、十八日に私が決裁をいたしまして、それに対する認……
○楢橋国務大臣 今お尋ねの関西線の復旧の問題でありますが、現在の被害の状況を申し上げますと、関西線の不通個所は永和―弥富―長島の区間で、そのほとんどが線路に冠水しておるのであります。そのために、運転は名古屋方から永和の場内信号機まで、四日市方は長島構内まで折り返し運転を行なっておる次第であります。 なお、長島構内下り線も不通で、長島構内は上り線のみ単線運転をやっておる次第であります。復旧開通の見込みでありますが、弥富―長島間の締め切り工事が、旧東海道の道路敷の木曽川と日光川にはさまれた部分に施工されるのが地元と自衛隊で各個所とも分担して盛んにやっておりますが、締め切り工事の完成は十一月十五日……
○楢橋国務大臣 昭和三十五年度の運輸省関係予算の大綱について御説明申し上げます。 初めに今回の予算の規模につきまして申し上げたいと存じます。 まず一般会計予算について申し上げますと、歳入予算総額は十六億六千四百八十六万五千円、歳出予算総額は四百五十三億五千八百八十五万九千円であります。今三十五年度歳出予算総額を前年度に比較いたしますと、八十四億三千百三十二万三千円の増額であり、二三%という顕著な増加率を示しております。さらに政府全体の歳出予算規模中における当省関係予算の比重を見ますと、三十五年度は二・九%を占め、前年度に比較して〇・四%の増加を示しており、わが国財政中における当省関係予算の……
○楢橋国務大臣 ただいま議題となりました日本国有鉄道法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 日本国有鉄道は、東海道本線の輸送の行き詰まりを打開して、将来のわが国経済の発展に伴う鉄道輸送需要の増大に対処するため、工期おおむね五カ年の予定で、昭和三十四年から広軌、電気運転方式による東京―大阪間の幹線増設工事を実施いたしております。政府といたしましても、東海道線の輸送力のわが国産業、経済に占める重要性にかんがみ、この幹線増設の早期実現に財政資金の確保をはかる等、特段の努力をいたしております。この工事に要する資金の一部といたしまして、国際復興開発銀行から外貨資金の借り入れ……
○楢橋国務大臣 ただいま御指摘になりました点でありますが、陸運事務所が運輸省の管轄下になくて地方行政の管轄下にあるために、いろいろと運輸自動車行政の面に支障を来たすことが多いのであります。たとえば白ナンバーの取り締まり等の問題等につきましても、地方の長官の意思によっては、運輸省から出しました指令が、そり地方長官の考えによって全然、あるいは熱意を持って行なわれないというために、白ナンバー等の取り締まりについても非常な支障を来たしておるような姿であります。また、ある地方、たとえば長崎県のごときは、ちょうど前の知事の時代にやはり長崎県自体が、いろんな自動車業を公共企業体で行なっておる等の関係がありま……
○楢橋国務大臣 今回の名古屋の空港における航空事故につきまして、御報告を申し上げます。 三月十六日午後七時三十八分、名古屋空港の滑走路に南側から北方に向けて着陸いたしました全日空輸の下り二十五便DC3型機は滑走後百八十度旋回し、誘導路に向かおうとしておる際、同じ滑走路の南端から北方に向けて離陸滑走中の自衛隊ジェット機を認めました。双方においておのおの左に相手機を避けようとして間に合わず、接触衝突したものであります。このために、全日空機の乗客二名とスチュワーデス一名が死亡し、五名の重傷者と若干の軽傷者を出したのでありますが、これはまことに所管大臣として遺憾のきわみでありまして、これらの人人に対……
○楢橋国務大臣 ただいま議題となりました航空法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 御承知の通り、最近におけるわが国の民間航空の発展はまことに目ざましいものがありまして、特にこの一、二年の間においては、ジェット機等の大型高速機の就航を見るに至り、質的にも量的にも今や航空界は画期的な発展段階に入ろうとしております。このような航空の発展に即応して航空の安全を確保し、航空輸送の秩序を確保するためには、飛行場周辺の安全表面の確保、航空交通管制の整備、航空機検査制度の合理化、航空運送事業に関する規制の再検討等が必要であります。このため現行の航空法に所要を改正を加えたいという……
○楢橋国務大臣 さいぜんから鉄監局長が説明申し上げますように、やはり後進地区における地方の開発、そういうものに重点を置いて、公共的立場から建設審議会におきましても妥当の線として答申したものと思うのでありまして、またそういう鉄道が通ることによって開発され、貨物もふえ、お客もふえるということになるのであって、この点は今おっしゃいましたようないろいろな問題もありますけれども、国鉄の持っております一面からいえば、公共性というような立場からこれを決定したものと思うのであります。
○楢橋国務大臣 外航船舶の利子補給という問題は、その根本の考え方は、つまり外国の海運業者と申しますか、船舶業者との間の国際的なフェアな競争という建前からこれを補給する。端的に言えば、国際競争力を強化するという問題が、その特殊性があるのでありまして、運賃その他の点につきましても、国内でありますならば、いろいろと調整もつきますけれども、全部外国との間における対象物、外国との間における問題であるというところに、一つのこの利子補給の問題のなすべき根拠があると思うのであります。今おっしゃいましたように、国内における中小企業者に対する金融の道、利子補給等の――利子補給といいますか、金利を安くするとか、ある……
○楢橋国務大臣 鉄道と道路との交差に関する問題の、運輸省、建設省両省の意見の今日までの経過等を申し上げますと、運輸省としてはここ三、四年来、鉄道と道路との交差に関する立法の必要性を痛感いたして、その準備に着手していましたが、内閣に設置されました交通事故防止対策本部の踏切部会ができましてこの問題が取り上げられ、昭和三十二年に踏切事故防止対策要綱が策定せられました。そこで運輸省としては、同要綱の趣旨に沿いまして法律案を作成しまして、建設省と折衝を開始しておりますが、踏み切り保安設備に関する費用の負担に関して意見の調整ができずに今日に至っておるのであります。最近においても交通事故防止対策本部に対しま……
○楢橋国務大臣 今まで自衛隊の航空の点につきまして、運輸大臣の管轄外に動いておった点があるのでありますので、管制をやはり統一して強化するという意味におきまして、運輸大臣の監督下に、あらゆるその方面に対する万全の措置については運輸大臣が指示するということにしたいと、こういうことです。
【次の発言】 要は航空管制の万全を期するための一元化のためにおける運輸大臣としてのとる処置――強いとか弱いとかいうよりも、そういうことの、つまり指揮ということに解釈したらいいと思います。
【次の発言】 国務大臣同士の話し合いでやるのだから、指揮監督という統制――指揮監督ということをやるについては、多少なにがあるから……
○楢橋国務大臣 今、久保委員がおっしゃいましたように、確かに戦後における経済構造の変化に対して、これに即応する自動車行政というものがなされておらなかったということは、実は私御指摘の通りだと思うのでございます。私が運輸大臣になりましてからしばしば言明をいたしましたことは、自動車の急激なる激増によって、一方には自動車行政、陸運行政その他のものは埋没といいますか、溺死しておるという表現をしている。従って、これに対する一つの構想としていろいろ考えておったのでございますが、とりあえず陸運局の強化をやるということで、今回も、今まで定員増をやらないといっておったものを、百何十名の定員増をやったのであります。……
○楢橋国務大臣 ただいま關谷委員が御質問になっておりまする点ですけれども、製鉄会社が輸銀の四分の金を活用して、外国船会社、しかもどちらかといえば、ILOその他からのがれておるような、パナマその他の籍を持つたような、つまり国際的な航海の秩序の上に、非常な横紙破り的なことをやっておる海運業者の一部と組んで、そして日本輸銀の金を利用して安い船を作って、長期用船計画を立ててやるというようなことは、日本の海運政策からいって、この問題は、今指摘されたように、非常に大きなショックを与えておるのであります。従って、そういうような行き方を許容していくことによってたとえば船会社までも、どんどんそういうような第三国……
○楢橋国務大臣 当委員会において航空法の一部を改正する法律案に御承認を賜わりましたことを厚くお礼申し上げます。つきましては、今、久保委員より申されました附帯決議の趣旨は十分に尊重いたしまして、すみやかに善処いたしたいと思いますので、御了承願います。
○楢橋国務大臣 箱根の山のごたごたも、これは露骨に言えばもう非常な永年にわたる天下の醜態でありまして、今、長谷川さんが言われましたような、私が運輸大臣になりましてからこの間まで、両方の主張をつぶさに両方を呼んで聞いておりました。また法律的にも、一般自動車道のあれを建設した者、道路に犠牲を払った者に対する保護と、一方には、これに対してバスを通すというつまり公共性という問題、並びにそれらの自動車道をかりに独占するとしても、おのずから償却その他の一つの点からいって、限界線があるというような諸問題等につきまして、いろいろと法律的にも実は研究をいたしておるのでありまして、大体双方の言い分等も十分に先般来……
○楢橋国務大臣 ただいま島口さんのおっしゃいましたことはごもっともでありまして、私といたしましても、運輸大臣となりましてから国鉄の現状が重大なる危機に追い込まれておる。その原因は今御指摘になりましたような公共性という立場から五百億近くの割引を国家は要請しながら、これに対する負担を国で考えておらないという点に一面あるのでありますが、一方に原価主義という立場から運賃の改訂というようなことをかりに独立企業体として考えるという問題が起こりますと、運賃の問題はすでに原委員長から審議会において答申がありましたように、相当に大きな影響を経済的にも与えるという状況にありますので、一方に運賃の問題がそういうよう……
○楢橋国務大臣 ただいま兒玉委員が御指摘のように、国鉄の今日の赤字つまり行き詰まりと申しますか、そういうことは、やはり一面公共性において非常な過度の割引その他を要請され、一方にはまた商業ベースをもってやれないという建前があります。従って運賃その他もまた一面からいえば、自由な立場に置かれない、同時に後進地方その他のために新線建設等が要請される、こういうことから国鉄が二律背反と申しますか、苦しい立場に追い込まれておる。従って、これを赤字線だからやめたらいいじゃないかということも、公共性という線からそうばかりもいかない。やはり公共性の立場からいって、この白洲について日本の全体の国土開発といいますか、……
○楢橋国務大臣 輸送の増大ということ、またサービスの徹底化というようなことをやるためには、どうしてもやはり第一に考えなければならぬことは、現在の国鉄の財政の問題でありますが、国鉄の財政の問題は、今、久保委員がるる申されるように、一方では公共割引の問題が五百億近くあり、一方には運賃の問題につきましては諸物価等に与える影響等から、原価計算その他においてなかなか修正ということが困難性があるというような立場に追い込まれておって、一方にはまた後進地域の開発のために新線を建設しなければならない、こういうようなことで、ここでしばしば論議されますように非常な矛盾を含んだ事態にあることは、これは説明するまでもな……
○楢橋国務大臣 一昨二十四日太平洋岸に大洋波が発生いたしまして、各地に大きな被害を生じ、多数の人命、財産が失われたことは、伊勢湾台風の記憶いまだなまなましい今日におきまして、まことに痛恨のきわみであります。 今回の大津波はすでに御存じのように、二十三日日本時間の四時十五分、南米チリ沖に発生しました大地震に基づくものでありまして、この地震の規模は世界最大級の地震といわれる昭和八年の三陸沖大地震以上のものと思われます。この地震によって起こされました津波は、二十四日午前四時ごろから北海道から九州南部に至る太平洋全町岸にわたって襲来し、各地に相当な被害を生じたのであります。 気象庁では午前五時北海……
○楢橋国務大臣 運輸省設置法の一部を改正する法律案を、ただいま満場一致をもちまして御可決をいただきましたことにつきまして、厚く御礼を申し上げます。この改正法律案が成立いたしました暁におきましては、その効率的運用の万全を期する所存でありますので、そのことをお誓いしまして、厚く御礼申し上げます。
○楢橋国務大臣 航空局長からお答えをさせます。
○楢橋国務大臣 開港ではありません。
【次の発言】 行政協定三条によりまして、御存じのように、横須賀であるとか、佐世保であるとかいうところは、港則法が除外されておるのでありまして、また一方に、今申されたような地点について通告があったかどうかということにつきましては、海難救助官がいますから、これに一つ答弁させます。
○楢橋国務大臣 貿易為替の自由化の問題は、さいぜん申されましたように、日本の経済の国際的一つの力の上にどうしてもとらなければならない動向でありますが、今御指摘になりました海運につきましては、好ましいことではありますけれども、現在の日本海運の現状といたしましては、国際競争力はなお不十分でありますので、今直ちに運賃、用船料を自由化すると、邦船利用、日本の船を利用することが相当に阻害されるおそれがありまして、積み取り比率等の減少も来たし、外貨収入等にも悪化を来たすおそれがあるのであります。従いまして、自由化にあたりましては、一方において混乱が生じないように、用船料やあるいは主要物資の輸入運賃等につき……
○楢橋国務大臣 大蔵大臣の説明を補足して、利子補給の問題について主管大臣として申し上げたいのですが、第一に利子補給の問題は、運輸省におきまして国際競争力の強化という問題、ことに日本の外航船の競争の問題につきまして、どうしても保護政策をとる必要がある。御存じのように外国におきましては、アメリカにおきましてもすでにこの外航船に対しましては、船価の半分はこれを国庫が補助を与えておりまして、なお残った四分の三は三分五厘の利子で二十カ年払いということで補助を与えておるのであります。日本は御存じのように、国家目的のために民間の船を徴用しながら、これを沈めて戦時補償を一切払っておらないのでありまして、その金……
○楢橋国務大臣 利子補給の問題で大蔵省と意見が食い違ったようなお話でありますが、利子補給の問題は、運輸省といたしましては、日本の海運の国際競争力を強化するということ、これは運輸省に諮問機関としてあります海運造船合理化審議会の答申等もありまして、また海外におきましても、アメリカあるいはフランス、ドイツ、英国その他の国が、非常に大きな国際競争のために自国海運の保護政策をとっております。日本の海運は御存じのように戦時補償も打ち切って払っておらぬというような状態で、膨大な借金を背負って国際競争場裏に出ているという関係もありまして、各界の要請等もありまして、利子補給の問題を強く主張いたしたのであります。……
○楢橋国務大臣 ただいま鈴木委員の御指摘のように、国鉄は、経営の面において非常な重大な段階に来ておりまして、ことに五カ年計画について御指摘のありましたように、五カ年計画は、初めの計画よりもおくれておるのであります。昭和三十五年度の予算を含めまして、四カ年の実施額は、当初計画に対しまして、六百九十五億円だけが不足する結果となっておりまして、最終年度である三十六年度の予算においても、大幅な財政資金の投入を行なわなければならない段階でありまして、五カ年計画の達成は半年ないし一年おくれざるを得ざる段階に来ておるのであります。しかしながら、今御指摘になりましたように、五カ年計画は昭和三十二年四月の運賃を……
○楢橋議員 今般退官することになりましたが、過去一年一カ月にまたがりまして、当委員会におきましていろいろと運輸行政について御指示を賜わりまして、私の責任の一端を果たし得ましたことは、実に当委員会の御援助のたまものとして、厚く御礼を申し上げる次第であります。いろいろと行き届かないことばかりでありまして、まことに委員長を初め各委員の皆さんにはずいぶん御不満を持たれたことと思いますけれども、まあ誠心誠意やった点をお認め下さいまして、今後ともよろしくお願いいたします。またどうぞ新大臣をよろしくお願いいたします。(拍手)
○楢橋委員長 ただいまの江幡公述人の御発言に対しまして、御質問があれば、この際これを許します。上林山君。
【次の発言】 井手委員。
【次の発言】 他に御質疑がなければ、江幡公述人に対する質疑はこれで終了いたしました。
委員長より御挨拶申し上げます。江幡公述人には御多用中のところ長時間にわたり御出席をわずらわしまして、貴重なる御意見の御開陳をいただきましたことは、まことに感謝にたえず、委員長より厚く御礼を申し上げます。(拍手)
午後一時三十分より再開することといたし、暫時休憩いたします。
午後零時三十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き、会議を開きます。
公聴会を続行いたします……
○楢橋委員長 これより会議を開きます。 公聴会を続行いたします。 この際御出席の公述人各位にごあいさつを申し上げます。 本日は御多忙のところ、貴重なる時間をさいて御出席いただきまして、まことにありがとうございました。委員長として厚く御礼を申し上げます。 申すまでもなく本公聴会を開きますのは、目下本委員会において審査中の昭和三十四年度総予算につきまして、広く各界の学識経験者たる各位の御意見をお聞きいたしまして、本予算の審査を一そう権威あらしめようとするものであります。各位の忌憚のない御意見を承わることができますれば、本委員会の今後の審査の上に多大の参考になると存じます次第でございます。 ……
○楢橋主査代理 田中さんよろしゅうございますか。官房長官は隣から呼ばれておりますが……。
○楢橋国務大臣 昭和三十五年度の運輸省関係予算について御説明申し上げます。 初めに、今回の予算の規模につきまして申し上げたいと存じます。 まず一般会計予算について申し上げますと、歳入予算総額は十六億六千四百八十六万五千円、歳出予算総額は四百五十三億五千八百八十五万九千円であります。今三十五年度歳出予算総額を前年度に比較いたしますと八十四億三千百三十二万三千円の増額であり、二三%という顕著な増加率を示しております。さらに政府全体の歳出予算規模中における当省関係予算の比重を見ますと、三十五年度は二・九%を占め、前年度に比較して〇・四%の増加を示しており、わが国財政中における当省関係予算の占めま……
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