このページでは保岡武久衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○保岡委員 ただいま議題となっております砂糖消費税法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、二、三政府にお尋ね申し上げておきます。 このたび、北海道のテンサイ糖の保護育成のために、国内精白糖の消費税を従来の一斤二十八円から十二円六十銭に軽減し、そのため歳入減となる部分につきまして、輸入糖の従来の一斤八円八十銭から三十六円二十一銭に増額することにより補てんすることを中心として、砂糖消費税法の一大改正を断行せられんとする政府の御努力に対しましては、私ども砂糖に関係を持つ国民といたしまして、衷心より敬意を表するところであります。この際、鹿児島県南部の島嶼すなわち種子島、奄美群島及び沖縄に産出いた……
○保岡委員 奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案が上程せられました機会に、二、三お尋ねを申し上げておきます。 奄美群島の復帰以来すでに満五カ年を経過いたしましたが、その間奄美群島復興特別措置法に基く群島復興計画の実施によりまして、着々復興が進捗いたしておりますることは、まことに喜びにたえないところでございます。しかしながら、昨年第二十八回国会におきまして法律が改正せられ、従来の復興五カ年計画が十カ年に延長せられ、復興事業も総体合計いたしまして百八十二億余になり、本年は第六年目に入るわけでありまするが、過去五カ年間で計画の実施に移されたのは、金額にいたしまして九十億五千万円で、そのうち……
○保岡委員 奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案の上程に当りまして、当委員会におかれましては同群島の復興の促進にきわめて深い関心を寄せられ、熱心かつ同情をもって審議せられましたことは、地元議員といたしましてまことに感謝にたえないところであります。ついては、ただいま本法案の決議を行うわけでありまするが、私は本法律の立法の趣旨にかんがみまして、同群島の完全なる復興をはかることはきわめて大切なる国の政策でありまするので、この際、さらに一段と政府の努力を要望するため、次の附帯決議を自由民主党、社会党両党の共同案として提案いたしたいと存じます。附帯決議案を読み上げます。 政府は、奄美群島復興……
○保岡委員 黒糖の問題につきまして、二、三お尋ねいたしたいと思います。 今般、政府では、国内で消費されます砂糖その他の甘味資源全面につきいろいろ御検討されまして、大体国内糖資源の保護に主眼を置き、輸入糖をできるだけ減少せしめようという大きな方針のもとに、テンサイ糖の保護育成を初め、国内糖資源の保護のためのいろいろな対策を樹立されつつありますことは、まことに喜ばしいことと存ずるのであります。農林省の方で立案されました「甘味資源の自給力強化総合対策について」という書類によりますと、将来十年の間には、国内の砂糖の消費量を大体百五十二万トンと想定し、そのうちの七十五万トン程度を国内資源に仰ぎ、輸入を……
○保岡委員 私は、二月十八日に、日本の南西諸島方面で生産されますカンシャ糖、特に黒糖の問題について質問をいたしたわけであったのでありますが、本日、北海道等のテンサイ糖の振興について、特に日本てん菜振興会法案が審議されておりますので、これに関連いたしまして、二、三御質問申し上げたいと存ずる次第であります。北海道のテンサイ糖が国内砂糖甘味資源の非常に大事なものであることは、もう申し上げるまでもないことでありまするし、昭和二十八年一月にてん菜生産振興臨時措置法という法律ができまして、相当厚く保護せられて今日に至っておるし、さらにまた、今国会におきまして、砂糖消費税法の改正により、関税と消費税とが振り……
○保岡委員 この前私も南西諸島におけるサトウキビ、カンシャ糖の問題につきまして御質問申し上げたのでありましたが、その御質問はまだ中途半端でありましたので、二、三続けてお伺いして、御答弁を願いたいと思います。 この前農林政務次官からいろいろお答えがあったのでありますが、カンシャ糖に今後十年間に二十万トンの増産の目標を立てておられるわけであります。そのうち十四万トンを大体沖縄諸島に依存し、あと六万トンを奄美群島並びに種子島その他沿岸地方というようにお話があったようでございますが、現在その他の地域は非常に少いのでございますから、奄美群島だけを考えてみますと、一万五千トンをちょっとこえている程度の黒……
○保岡委員 関連して……。 沖縄の周辺の演習地帯に対しましてのわれわれの気持は、赤路委員から十分に尽されておるのでございますが、実は、業界におきましても、季ラインその他の制約を受けて、カツオ、マグロ等の漁場はたった一つ沖縄のあの周辺しかない、しかもそれが演習地帯と同一であるということでありますので、そういう意味におきまして、先ほどからるるお話のありますように、全く漁民の生活権ということに関連してくるわけであります。しかも、その地域の大部分が公海である。公海においてはおのおのの各国の主張を調整して、そこに合理性を見出していくということは当然のことでございますが、そういう意味におきまして私の非常……
○保岡委員 奄美群島復興特別措置法に基づきます奄美群島の復興の状況は、国会並びに政府の非常な御努力、御関心をいただきまして、着々進捗いたしておりますことは、私ども群島民といたしまして非常に喜んでいるところでございます。群島民を代表いたしまして、この際衷心から御礼を申し上げておきたいと思います。 ここで、このたび若干の改正が行なわれることになりました際に、二、三の問題をお尋ねいたしておきたい、かように思う次第であります。 まず第一に、われわれは、せっかく奄美群島復興特別措置法ができまして、昭和二十九年から昭和三十八年までまる十カ年でおおむね百八十三億の事業を遂行することによって、奄美群島の復……
○保岡委員 去る二月十六日に、ただいま議題になっております奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案の審議の際に、私は若干の御質疑をいたしたわけでありますが、時間の都合で残した問題をこの際さらにお尋ねいたしたいと考えております。 まず第一の問題は、奄美群島の主島であります大島本島に、空港整備法に基づく第三種空港の設置をぜひ実現していただきたいという問題でございます。最近の世運の推移というものはますます急テンポでありまして、航空路の開設ということは国内、国外を問わず、非常な急務とされているのでございます。鹿児島県だけ申し上げましても、鹿児島県のすぐ南にある離島であります種子島あるいは屋久島と……
○保岡委員 このたび奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案が上程されるに当りまして、当委員会におきましては各方面から鋭意御審議をいただきましたことは、まことに地元議員といたしまして感謝にたえないところでございます。つきましては、今回の審議を通しまして今後奄美群島の復興をさらに完全に遂行していきますために種々の問題が討議せられた関係もありますので、このたび本法律案が通過いたしまするに際しまして、自由民主党並びに日本社会党、民主社会党の共同提案といたしまして、次のような附帯決議を付したいと存ずるのでございます。 ただいま附帯決議の案文を朗読いたします。 附帯決議案 奄美群島復興特別措……
○保岡委員 全澱連の本坊さんに一つ承りたい。結晶ブドウ糖の原料として澱粉が非常に割安で政府から提供されている、それが非常に今後の澱粉の価格に悪影響を与えるという御心配のようなことを承っておりますが、これは、政府の大きな手持ちを少しでも減らしていくということも一つの理由でありましょうし、同時にまた、今後日本のこの澱粉というものを有効に適切に消費するというために結晶ブドウ糖の問題が大きく今取り上げられておるわけでございますので、その点についてあまりこの問題を御心配されることはないのじゃないかと思うのでございますが、それよりも、むしろ、今後できますところの、やっていきますところの酵素糖化等の大きな工……
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