このページでは柳谷清三郎衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○柳谷委員 私は政府提出の国民健康保険法案に対する修正案及び同施行法案に対する修正案、並びにこれらおのおのの修正案に基く修正部分を除く政府提出の両案につきまして、自由民主党を代表いたしまして、賛成の討論をいたそうとするものであります。 福祉国家建設のため、医療保障制度の確立こそ今日の急務でありますことは、疾病が貧困の最大の原因であることからいたしまして明白なことと存じます。わが国の医療保障制度の二大支柱は、職域保険である健康保険と、地域を基礎とする国民健康保険でありますが、これら医療保険の適用を受けない国民層がいまだ二千万人に達していることからして、その実効を示しておらないといわなければなら……
○柳谷委員 内閣提出の国民年金法案並びに八木一男君外十四名提出の国民年金法案、及び国民年金法の施行及び国民年金法と他の年金等との調整に関する法律案に関する審査のため、福岡市に派遣されました私ども大坪保雄、柳谷清三郎、八木一男、小林進の各委員は、三月十四日、右三案に関する地方意見聴取会を行い、各層を代表する、福岡県議会議員田中政志君、九州大学助教授奥田八二君、福岡県児童福祉審議会委員縄田養造君、福岡市商店街市場連盟会会長磯田秀雄君、及び福岡県母子福祉連盟会会長谷妙子君、以上正五名の意見陳述者より、その意見を聴取いたしましたが、それぞれの意見の要旨を御報告いたしますと次の通りであります。 まず田……
○柳谷委員 動議を提出いたします。ただいま議題となっております法案につきましては、その質疑を終了せられんことを望みます。
○柳谷委員 熊本県水俣市周辺におけるいわゆる水俣病に関する調査について御報告申し上げます。 今回の調査は、去る十月三十日から十一月四日まで五日間にわたって、農林、商工の各委員会と共同でわれわれ社会労働委員会もこれに参加し調査いたしたのでありまして、本委員会からは五島委員、堤委員、それに私が参加いたしました。以下調査結果の概要について御報告申し上げます。 まず水俣病といわれている病気についてでありますが、熊本県の南、鹿児島県との県境にほど近い水俣市を中心とした一定の地域に発生する奇病であって、中枢神経疾患を主症とする脳病であります。手足の麻痺、言語障害、視聴力障害、歩行障害、運動失調及び流涎……
○柳谷委員 ただいま議題となっております六法案に関する質疑につきましては、これをもって打ち切られんことを望みます。
【次の発言】 自由民主党並びに日本社会党、民主社会党共同提案にかかる厚生年金保険法の一部を改正する法律案に対する附帯決議の案文を朗読いたします。
厚生年金保険法の一部を改正する法律案に対する附帯決議
厚生年金保険が勤労者のための年金制度の中核たることにかんがみ、政府は、将来これが給付内容の改善に努めるとともに他の年金制度との通算調整を含む総合調整についてなるべく速やかに結論を得るようにすべきである。
また、政府は、厚生年金保険の運営に関し、特に、次の諸施策の実現に努……
○柳谷委員 チリ地震津波災害調査のため、第一班北海道班は六月二日より七日までの間現地に参りましたが、当社会労働委員会からは私が参加いたしましたので、調査の結果の概要を御報告申し上げます。 まずチリ地震津波の概況を簡単に申し上げます。 今回の津波は、去る五月二十三日、日本標準時で四時十一分に南米チリ沖に起こった大地震によるものでありまして、長野県の松代地震観測所で推定した地震の規模は八・七という世界最大級のものであり、昭和八年三月三日の三陸沖地震と同程度あるいはそれ以上のものであります。 かかる大規模の地震が海底に起こったため津波を伴い、一万七千キロメートルを隔てたわが国に二十四日早暁より……
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