このページでは三鍋義三衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○三鍋委員 私は、自由主民党、日本社会党、民主社会党を代表いたしまして、ただいま提案され、審議を尽されました北陸地方開発促進法案につきまして、賛成の討論をいたさんとするものであります。 北陸地方は、裏日本というあまり芳しくない呼称のもとに、わが国の政治、経済、文化の中心より遠ざかり、太平洋沿岸各地域の目ざましい発展に比しまして、その停滞、不振の事実は、否定できないものがあるのであります。従って、当地方の各種資源は相当豊富なものがあるにもかかわらず、これが開発利用につきましては、きわめて立ちおくれていることは御承知の通りであります。天然資源については、各河川の落差が非常に大きく、水量も豊富であ……
○三鍋委員 大臣にお尋ねしたいと思うのでありますが、私は、非常に経験の豊富な、そして人柄のよき建設大臣を得たものと心から敬意を表しておるのでありますが、あなたは何代目の大臣であるかということを御存じですか、二十三年に建設省が設置されてから……。
【次の発言】 大臣も入れて十六代ぐらいになる。私、ここに問題があると思うのです。私も当選以来この委員会にずっと席を置いて、各大臣の就任のよき言葉を常にお聞きしておるのでありますが、非常にりっぱな抱負と構想を持って、希望に輝いて御就任になっておるようでありますが、半年か何カ月かたつと、すぐかわっていってしまわれるのであります。こういうことでほんとうの建設……
○三鍋委員 海岸保全事業に関しまして、大臣及び河川局長に若干質問をしてみたいと思います。 この事業促進のために、三十一年の五月、海岸法が制定されたのでありますが、この法律制定当時、当委員会におきましてもいろいろと問題点を指摘されましたことは、御承知の通りであります。つまり、農林省、運輸省、建設省、こういった三省の所管事項になっておりますから、連絡調整がはたしてうまくいくのかどうか。こういった問題が論議されたのであります。つまり、海岸地域の指定の問題あるいは保全事業の基礎調査等、全体計画、予算の効率化、こういった問題、それから施設の管理維持の問題、また事業費の分担の比率の問題、これらが多く論議……
○三鍋委員 大臣にお伺いいたします。新五カ年計画は目下作業中であると思うのですが、大体いつごろその計画を閣議決定なされるかという見通しについてお聞きしたい。
【次の発言】 三カ年計画とか五カ年計画とか、一つの見通しをうけての計画がいろいろの場面においてなされておるのでありますが、この計画というものが、なかなか当初の考え通りにいかないというのが実情であります。これは、われわれの家庭生活におきましても、こうしてこうして、このようにしてということを計画を立てるけれども、なかなか思うようにいかなくて、非常に困る場合が多いのであります。この道路関係におけるところの何々計画といったものが、過去相当にやはり……
○三鍋委員 関連して。この地すべりは昭和十六年に初めて起こったやにお聞きしたのですが、それ以前はどうだったのですか。全然こういうことはなかったのか、あったのか。そして、昭和十六年以降にどうしてこのようにひんぱんに起こってきたのか。この辺にやはり問題があると思うのですが、農林省当局は、これをどのように調査しておりますか。
【次の発言】 明治年間から昭和十六年までに、何回ほどそういう地すべりがあったのですか。
【次の発言】 人命に被害を及ぼす程度のものでなかったというのでありますが、現在起こっておるのは、人命に被害を及ぼすところまで、それの一歩寸前までいっておったわけです。問題は、そういう地すべり……
○三鍋委員 昨日新聞の記事を読みまして、今度の大臣のとられた処置に対しまして、寝耳に水とでもいいますか、どうしても信ぜられない、そういった気持で記事を読みながら、大臣の顔がそこへぼうっと現われてきたのであります。ふだん私が感じているあなたの人柄からいっても、今度の決断あるいは処置というものは、どうしても一致しない。一致しないというよりも、どうしてこんなむちゃなことをやったのだろうかと、信ぜられないのです。先ほどから当局がいろいろと御答弁になりましたけれども、これはみんな枝葉末節の問題が問題になったから、それに対する御答弁だったと思うのでありますが、根本問題には全然触れておらないと思うのです。映……
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