このページでは木村守江衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○木村守江君 ただいま議題となりました住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 住宅金融公庫は、昭和二十五年設立以来、国民大衆が健康で文化的な生活を営むに足る住宅の建設に必要な資金を融通し、国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与してきたのでありますが、住宅金融公庫の業務は年を追って増加の一途をたどり、これが適正な処理をはかるために理事を一名増員することとしております。 次に、宅地造成を積極的に推進するための改正であります。従来貸し付けることのできるのは、主としてその土地に公庫の貸付金にかかる住宅が建設される場合に限られて……
○木村守江君 ただいま議題となりました測量法の一部を改正する法律案につき、建設委員会における審議の経過及び結果の概要を御報告申し上げます。 本案は、最近における測量業務の進展の状況並びに測量の国土の開発及び保全等に果たす役割の重要性にかんがみまして、測量業の適正なる運営と健全なる発達をはかるため、本法の一部に所要の改正を加えようとするものでありまして、新たに測量業者の登録制度を設け、その業務の規制及び必要な監督を行なう道を開くことが、本案の主たる内容であります。 すなわち、本法所定の測量業者は、建設大臣の登録を受け、かつ、その営業所ごとに測量十一人以上を置かなければならないこととし、また、……
○木村守江君 私は、地代家賃統制令の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由並びにその概要について御説明申し上げます。 この法律は、すべての地代家賃が統制令を撤廃されているにもかかわらず、昭和二十五年七月十日以前に建てられた三十坪以下のものだけにいまだに統制が行なわれている現状であり、かかる状態を放置することは社会、経済の実情に即さないと考えまするので、地代家賃統制令を昭和三十八年十二月三十一日限りで撤廃することを内容とするものであります。 御承知のとおり、この地代家賃統制令の撤廃につきましては、第三十四回国会及び第三十八回国会において政府提出法案として、さらにまた昨年の第四十回国……
○木村守江君 ただいま議題となりました建築基準法の一部を改正する法律案、及び不動産の鑑定評価に関する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、建築基準法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本案は、最近、わが国の建築技術の進歩により、超高層建築物の建築が可能になってきたことと、土地の合理的利用の点からも、現行の建築基準法による建築物の高さの制限は、実情に合わない点があることにかんがみ、建築物の建築に際し、その規模の規制を行ない、道路その他都市施設との均衡を考慮し、都市計画上適正な建築物の規模を確保するために、容積地区を指定することができ……
○木村(守)委員 ただいま建設技術の問題が出ておりますから、これに関連いたしまして一言御質問いたしておきたいと思います。 それは御承知のように、最近公共事業が非常に多くなって参りまして、ことに池田内閣が所得倍増の線を打ち出しまして、明年度はまた飛躍的に公共事業が多くなってくると思うのであります。そういう点から、建設省の予算というものも非常に大きくなって、事業も大きくなって参りますが、これに伴いましていわゆる大請負業者、これが非常に仕事が多くて飛躍的な発展をして所得が増加するというようなことが考えられるのであります。これと同時に非常に心配されることは、現在の中小の請負業者というものはなかなかそ……
○木村(守)委員 ちょっと関連。ただいま先輩の佐藤委員から水資源開発公団の問題につきましていろいろ御意見があったのであります。私も佐藤委員の御意見に全く同感であります。あるいは感慨用水、あるいは工業用水、または飲料水というように、名前はいろいろ変わっておりますが、これは水であることには間違いがありません。その水は河川なくして水はないと思うのです。河川あって初めていわゆる流水があるのでありまして、そういう点から考えますると、河川の管理維持は、これは何と申しましても建設省がこれを掌握しなければならないことはいまさら申し上げるまでもないと思います。そういう点から考えまして、この河川に源を履く水の問題……
○木村(守)委員 大体、中島委員から御質問がありましたので、重複を避けまして、きわめて簡単に建設省関係の全般にわたりまして御質問を申し上げたいと考えております。 御承知のように、十年後には国民所得を倍以上にするというような、いわゆる所得倍増政策は、池田内閣の一枚看板であります。しこうして、この一枚看板の政策を遂行して参りますために一番の重要な問題、また一番大事な問題は、何と申しましても、所得格差をなくするということであろうと考えております。この問題につきましては、予算委員会等におきまして、相当突っ込んだ議論がなされております。特に農村の所得をいかにするか、山村の収入をどうしていくかというよう……
○木村(守)委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま提案されました修正案に反対し、政府原案に対しまして賛成の討論を行なわんとするものであります。 住宅金融公庫の貸付のうち、最も重要なるものは一般個人住宅の貸付ワクのことであろうと考えます。また、社会党の修正案もここに重点が置かれたように考えておるのであります。しかしながら、実際の状態を検討いたしてみまするときに、政府提出の原案の中にも、この一般個人住宅の貸付ワクに重点を置きまして、この貸付に対しましては政府の低利資金の利率である六分五厘よりもはるかに下回るところの五分五厘という低利をもって貸し付けておりまして、個人住宅の造成のために……
○木村(守)委員 ただいま中島委員からの御質問でありまするが、陳情を委員会が受けました際には、今までの例といたしましては、委員会でその陳情の趣旨を検討いたしまして、しかる後にこの委員会の議題として論議されたのであって、それが通例だろうと思います。陳情を受けて、即座にこれに対して質疑応答をするというようなことは、委員会として前例のないことでありまして、こういうようなことをいたしますと、今後議事の進行上いろいろ支障を来たす点が多いと存じますので、これは速記をなくしてもらいたい。そして、この問題につきましてはこの程度でやめてもらいたい。あと相談の上善処するのが至当だろうと存じますので、さようお取り計……
○木村(守)委員 私は、この際、建設大臣に御質問を申し上げたいのですが、きょうは田村政務次官がおいでになりますので、かわってお答えを願いたいと思います。
それは、御承知のように、各地の地建におきまして行なわれておると伝えられておるところの現在の争議の実態について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御答弁によりますと、地建の一部では違法労働争議行為を行なっておるということであり、また、これに対しては厳重なる建設大臣からの警告を発したと言われておりまするが、この争議行為というものは決して一部の地建だけではなく、大多数の地建におきまして行なわれておるかのように考えられておるのであ……
○木村(守)委員長代理 岡本隆一君。
【次の発言】 この際お諮りいたします。
公共施設の整備に関連する市街地の改造に関する法律案につきまして、来たる二十五日火曜日午前十時三十分より、参考人として早稲田大学教授松井達夫君並びに都立大学教授磯村英一君の出席を求め、意見を聴取したいと存じまするが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
次会は来たる二十五日火曜日午前十時三十分より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十三分散会
○木村(守)委員 大へん時間が過ぎましたので、私は簡単に三人の参考人の方に御意見を伺いたいと思います。 田上、雄川両参考人はおくれて参りましたので、あるいは高根参考人の意見の開陳の詳細を聞かなかったかと思われますが、高根参考人のこの法案に関する意見開陳の中に、こういうような法案の内容において緊急裁定によって事業の施行をすることは、これは裁判権の否定であるというようなことを明瞭に申されております。また憲法違反であるというようなことも申されております。御承知のように、この公共用地取得に関する特別措置法案というのは土地収用法を母体として作られたものであって、その特例措置をしようとするものでありまし……
○木村(守)委員 私は企画庁長官に対しまして、まず基本的な問題について御質問申し上げたいと思います。 それは、わが党内閣が成立いたしまして、その一枚看板である所得倍増計画を立てられまして、この計画を上回るような産業の進展ぶりを見せておることはまことに御同慶にたえない次第でありまするが、私はこの所得倍増計画に伴いまして最も重大なことは、いわゆる業種別の所得の格差をなくすこと、並びに地域の所得格差をなくすことが大きな問題であって、これこそは一番大事な政治問題だと考えるのであります。従って、政府がもしも力を入れなければならないことがあるとするならば、それは産業の伸展ということより以上に、所得の格差……
○木村(守)委員長代理 休憩前に引き続き、会議を開きます。
委員長が所用のため出席が若干おくれますので、委員長の指名によりまして、暫時私が委員長の職務を行ないます。
水資源開発促進法案並びに水資源開発公団法案の両案を一括議題とし、質疑を続行いたします。
質疑の申し出があります。
石川次夫君。
【次の発言】 ちょっとお諮りしますが、ただいま理事の中島巖君、石川次夫君、岡本隆一君から、明二十七日申し入れありと予想される他の委員会との連合審査は、土、日、月三日は委員会を開会しない前例に基づき、開会を取りやめることを申し入れますというような申し入れがありますが、御承知のように、この問題につきま……
○木村(守)委員 蛇足ですが、関連質問をいたしたいと思います。 御承知のように、オリンピック東京大会が開かれると決定いたしまして以来、選手村その他総合体育館の問題につきましては、いろいろ場所が選定されて論議されて参ったのであります。一時われわれの聞いたところによりますと、朝霞の全面開放が可能だというような報道がされましたが、その後、その問題が暗礁に乗り上げまして、しかも、希望するところが開放できないということになりまして、ついに桃手地区ですか、ここに相なったような次第になったのであります。今度ワシントン・ハイツが全面返還されるということになったようでありますが、これは朝霞が全面開放されるとい……
○木村説明員 不省はからずもこのたび建設政務次官に任命されました。もとより浅学非才でありますので、皆様方の特段なる御協力を賜わらなければこの重責を果たすことはでき得ませんので、倍旧の御協力をお願い申したいと考えておる次第でございます。 御承知のように、私はつい先日まで当委員会の理事をしてまいりまして、オリンピック開催までに、道路を初めとする諸種の施設につきまして完璧を期したいと努力して参ったのでありまするが今回かような立場に相なりましたので、今後とも皆様方とともにこれらの目的遂行のために働いて参りたいと考えますので、何分よろしくお願いをいたします。(拍手)
○木村(守)委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党の賛成を得まして、水資源開発促進法案及び水資源開発公団法案に対する附帯決議を提出いたしたいと存じます。 まず、案文を朗読いたします。 水資源開発促進法案及び水資源開発公団法案に対する附帯決議(案) 政府は水資源開発促進法及び水資源開発公団法の施行に当つては、左の諸点に留意し、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一、水資源開発水系の指定、基本計画及び事業実施方針並びに施設の管理方針を定めるに当つては、関係都道府県知事の意見を充分尊重すること。 二、水資源の利用合理化に当つては慣行水利権を侵害せざること。 三、かんがい用水及……
○木村(守)委員 関連ですが、ただいまの質疑応答を聞いておりますと、非常にわからない点が出ておるのです。この法律は第一条に目的の点で示してあったように、「宅地造成に関する工事等について災害の防止のため必要な規制」ですね。こういうことがこの法律の目的だと思うのです。そういう点から考えますと、ここには宅地を造成してはいけない、ここは宅地を造成してもいいというような土地を初めからきめることもできるのですか。そういうようなこともやるのですか。ここに宅地を作るためにはこういうような防災工事をしなければならない、こういうような地すべり防止の、土砂の流出を避けるような工事をしなければいけないというようなこと……
○木村(守)委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党の賛成を得まして、次の決議案を提出いたしたいと存じます。 まず決議案文を朗読いたします。 国土開発縦貫自動車道中央自動車道建設促進に関する決議 国土開発縦貫自動車道建設法は昭和三十二年全会一致をもつて通過成立した法律である。 本法の中央自動車道は小牧、吹田間は昭和三十九年度完成、供用開始の旨政府は発表した。東京、小牧間は既に五カ年の歳月と二億六千余万円の国費を投じて調査している。 政府は、東京、富士吉田間は本年中に基本計画決定を明らかにしたが、小牧、富士吉田間についてもすみやかに基本計画を決定するとともに、明三十七年……
○木村説明員 不肖はからずもこのたび建設政務次官に任命されました。もとより浅学非才でありますので、皆様方の特段なる御支援を賜わらなければこの重任を果たすことができないと考えておりますので、今まで賜わりましたより以上の御協力を賜わりますよう心からお願い申し上げまして、ごあいさつにかえる次第であります。(拍手)
○木村(守)委員 私は太田垣参考人にお尋ねいたしたいと思います。 石炭の問題につきましては、いろいろ心配しなければならない問題がたくさんありまするが、あなたのお話を聞いておりますと、少なくとも昭和三十八年度において五千五百万トンの石炭、これでは少な過ぎるくらいで、需要の面においては全然心配をすることがない、なおこれよりも少し増産してもいいのではないかというようなお話のように拝聴されるのでありまして、われわれのところに石炭が入ってこないような状態になることをおそれるというような話でありましたが、そういうお考えを持っておられるかどうか。ことに、あなたの言うことは、そういうことを言っておきながら、……
○木村(守)委員 関連質問をしますが、ただいまの質問のように、産炭地としての特別な交付税、特別交付税、そういう名前のものはないらしいのですが、今までの答弁を聞いておりますと、一般の失業者が出たところの交付税、普通交付税と同じような手当しかしていないのじゃないかということです。ところが産炭地では、それ以外に産炭地特有のいろいろ困る事態があるのです。たとえば、廃山になったというと電気を切ってしまうから、炭鉱だけでなく、炭住一軒々々の電灯も切れてしまう。そういう場合には、これは役場や何かで特別の金を出してやっているのです。そういうような産炭地特有のいろいろな問題があるのです。そういうようなものに対し……
○木村(守)委員 私は北海道を視察して参りましたので、その結果を簡単に御報告申し上げます。 われわれ第二班は、十一月十九日に札幌通産局に集合し、管内の状況について説明を聴取し、石炭鉱業関係者に御参集を願い、懇談会を開催し、種々要望を受けたのであります。また、十九日より二十五日までの七日間にわたり、北海道の炭鉱、関連産業施設及び輸送状況等を視察して参りました。視察いたしました炭鉱は、美唄市の三井及び三舟の両美唄炭鉱、奔別炭鉱、新幌内炭鉱、北炭夕張鉱業所、夕張平和炭鉱、及び北夕炭鉱の各炭鉱でありまして、奔別炭鉱においては特に縦坑に入坑し、坑内の状況もつぶさに視察いたしたのであります。 石炭関連……
○木村(守)政府委員 ただいま議題となりました公共工事の前払金保証事業に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案理由及びその要旨を御説明申し上げます。 公共工事の前払金保証事業に関する法律は、昭和二十七年制定以来、公共工事の適正な施工と前払金保証事業の健全な発達に寄与して参ったのでありますが、近時建設事業量の増大に伴い、その適正かつ円滑な実施を確保することの緊要性がますます増大しつつありますとともに、最近における保証事業会社の自己資本の充実と経営基盤の安定にかんがみ、保証事業会社が前払金の保証をすることのできる公共工事の範囲を拡大して、新たに国、地方公共団体等の発注する測量並びに土……
○木村(守)政府委員 ただいま議題となりました昭和三十六年六月及び十月の水害、同年七月、八月及び九月の水害若しくは風水害又は同年八月の北美濃地震による災害を受けた公共土木施設等の災害復旧等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由及びその要旨を御説明申し上げます。 昨年六月から十月上旬にかけて、梅雨前線豪雨、第二室戸台風等により災害を受けた公共土木施設の災害復旧等の促進をはかるため、先般の第三十九回臨時国会におきまして、その事業費に対する国庫負担率の引き上げ等を内容とする特別措置法が制定されましたが、その後、昨年十月には、台風第二十四号、第二十六号による風水害、及び下旬の……
○木村(守)政府委員 ただいま二宮委員からの御質問でございますが、御承知のように、最近の労賃の値上がり等がありまして御質問のようなことに相なると思うのであります。御承知のように、事業施行にあたりましては、基本線といたしましてはあくまでもPWを基礎といたしておりますが、地方の事情並びに実態に即応いたしまして、事業の施行の面において勘案をして万遺憾のないように措置をしていこうと考えております。
【次の発言】 ただいま計数をあげられての御質問でありますが、御承知のように、災害の問題でありますから、事業そのものを短縮して労賃を高くするというようなことには参らないと思いますが、適正な、その地方で災害復旧……
○木村(守)政府委員 今回の地震による災害はきわめてまれなる例でありまして、その上、今日に至るもまだ正確な調査ができておりません。従って、査定官をきょう建設省では出しましたので、その結果を待ちまして、必要に応じまして各省の連合会議等を催しまして、的確な対策を講じて参りたい考えでおります。
【次の発言】 ただいま日野先生の御質問ですが、今度の地震による災害は、不可抗力の災害でありまして、請負者が怠慢なためとか、あるいは故意に起こった災害ではないのであります。そういう点からかんがみまして、工事中に不可抗力の災害でもって損失をこうむりました場合には、その損害を請負者にだけかけるというようなことはあり……
○木村(守)政府委員 ただいま大原委員からの御質問でございますが、ごもっともな御質問だと考えております。なるべく住宅は広くしまして、そしていろいろな作業に差しつかえのないよりな住宅を作って参るのが理想と考えておりますが、現在の状態におきましては、なお御承知のように住宅の不足が唱えられておる関係上、なかなかそう大きい住宅を作って参ることはできないような状態に立ち至っております。しかしながら、政府といたしましては、昨年度におきましては第二種住宅においては一坪、本年度におきましては〇・五坪の拡張をいたしております。また、第一種の公営住宅におきましても、今年度は一坪の拡張をいたしておりまして、漸次御要……
○木村(守)政府委員 ただいまの多賀谷委員の御質問でありますが、初めから聞かなかった関係上、あるいは当を得ない答弁になるかもしれませんが、御了承願います。 御承知のように、産炭地振興事業団のやる仕事につきましては、この第十九条に示されてある通りでございまして、こういう点から考えますると、通産省並びに建設省のいろいろなる相談の結果、あるいは土地造成、それから幹線道路の取りつけとかあるいは側溝の問題、または排水路の問題というようなものがその中に入っておりまして、ダムの構築というなことはこの中に入っていないのであります。しかしながら、ただいま仰せの通り、ほんとうに産炭地域の振興をはかるためには、工……
○木村(守)政府委員 ただいま宅地制度審議会のいろいろの権限の問題についていろいろな御意見がありましたが、官房長から話されましたように、この審議会におきましては、宅地制度に関する重要な調査、審議をしまして、その審議したものを建設大臣に答申するような形に相なっておるのであります。従って、建設省といたしましては、建設大臣がかわりましても、その宅地制度審議会の審議の答申というものを尊重いたしまして、そして、これを基としていろいろ検討いたしまして、そのいいところをとって参るところに、宅地制度の将来の解決のために大きく役立つものだと考えておる次第であります。従って、大臣がかわったからあとどうなったかわか……
○木村(守)委員 関連して。昨日、閣議におきまして石炭対策大綱をきめられたようであります。あの石炭対策大綱を見てみまずと、大体において石炭対策は石炭鉱業と石炭従業員のことが重点でありまして、産炭地域の問題につきましてはあまり重点を置かれていないような感じがいたすのであります。このことにつきましては特に大臣が産炭地の農業並びに商工業のためには特段の意を用いなければいけないというような発言をなされたかのごとく仄聞しておりまするが、まことにわれわれ御同感の次第であります。これに関しましてお尋ねを申し上げたいのですが、産炭地振興をするために産炭地域にあるいは道路をつくり、あるいは港湾をつくり、あるいは……
○木村(守)委員 ちょっと関連してお尋ねいたしますが、東京都が非常な熱意を持ちまして、オリンピック関連道路をオリンピックまでに間に合うように完成させるというために努力しておる気持は、ただいまいろいろ説明を聞きましてよくわかります。しかし先ほど来説明されましたこの資料をもってしましても、公共事業は追加予算をしなくても本年の終わりまでには大体七〇%程度できる、しかし都の単独事業は三四%、追加十億をとれたとしてもなお五四%というような状態のようであります。こういうような状態で、はたしてただいま建設局長が申されましたように、いわゆるオリンピックに間に合うように道路の完成ができるかどうか、私ども非常に不……
○木村(守)委員 関連して。すでに当委員会で質問し尽くした問題であろうと思いますし、ちょっと重複するかもしれませんが質問をします。
鉱山保安局長が来ておりますが、鉱山保安局というのは、これは鉱山の安全な経営ができれば、それで鉱山保安局の任務のすべてを果たしたと言うことができますか。
【次の発言】 私もただいまの鉱山保安局長の答弁の通りだと思うのです。鉱山保安局というのは鉱山の安全な経営ができるために、あるいは事業体のために、あるいは資源の採堀のために、また人命のために安全な方策をとっていくと同時に、それによって起こるところのいわゆる損害というものを少なくしていくことが一番大事な問題じゃないか……
○木村(守)委員 この際、動議を提出いたします。 ただいま……(発言する者、離席する者多く、聴取不能)四法案につきまして、質疑を打ち切り……(聴取不能)
○木村(守)委員 共同溝の建設費に関する分担金の問題でありますが、この問題につきましては、この分担金のいかんによりましては、いわゆる公益事業が多額の料金を負担することになり、従って一般民衆にこの負担分が転嫁されまして、ややもすれば物価の上昇を来たし、また生活に圧力を加えるような状態になるのではないかというようなことから、この問題につきましては先般来再三本委員会におきましても論議された問題であります。この問題につきましては、これに対する道路局長の答弁等を見ますと、結局第二十条における建設費の負担の規定がある。その規定の中に、「共同溝の建設によって受ける効用から算定される推定の投資額等を勘案して、……
○木村(守)議員 ただいま議題となりました地代家賃統制令の一部を改正する法律案につきまして、提案理由及びその要旨を御説明申し上げます。 この法律案は、最近における社会経済の実情に即さなくなった地代家賃統制令を昭和三十八年十二月三十一日限りで撤廃することを内容とするものであります。御承知のとおり、この地代家賃統制令の撤廃につきましては、第三十四回国会及び第三十八回国会に政府法案として、さらにまた、昨年の第四十回国会には議員提案として提出されましたが、いずれも審議未了となったものであります。しかしながら、これをこのまま放置することは許されるべきことではないと信じますので、今回再び議員提出法案とし……
○木村(守)委員長代理 本日はこの程度にとどめ、次会は来たる十四日金曜日、午前十時理事会、同十時三十分より委員会を開会することとし、これにて散会いたします。 午後五時十一分散会
○木村(守)委員長代理 佐野憲治君。
○木村(守)委員 私はこの際、政府の石炭政策に関連いたしまして質問を行ないたいと存じます。都合によりまして、通産大臣がおいでになりませんので、労働関係のことから質問をいたしたいと存じます。 石炭対策に伴いまして、離職者の就職につきましては、新しい就職促進手帳というようなもの、あるいは訓練所の強化とか、または住宅問題、なかなか手の込み入った対策が立てられてありますことは、まことに好ましいことであると存ずる次第であります。しかしながら、現在までの労働省の職安の形態からいたしますと、一たん失業者になった者が就職するということは考えられないような状態になっておるのであります。昨年の十一月十四日の毎日……
○木村(守)委員長代理 井手以誠君。
【次の発言】 参議院の予算委員会で向こうへ行っています。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 それでは、速記を始めて下さい。
【次の発言】 多賀谷真稔君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 多賀谷君にちょっと御相談申し上げますが、大臣は六時半で帰らなくてはいけないそうですから、大臣に対する質問は、先ほど井手以誠君からも残っておりますので、どうぞその点をお含みの上、御質問を願います。
【次の発言】 多賀谷君に申し上げますが、もうあと十五分きりありませんから、済……
○木村(守)委員 ただいま提出されました、産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の実施にあたり、産炭地域振興事業団の活用について、特段の考慮を払い、速かに産炭地域の疲弊を救済し、地域住民の期待に応え、特に事業実施の際は、炭鉱離職者を安定的に吸収することに努めるとともに、次の措置を講ずべきである。 一、政府は早急に産炭地域振興基本計画を策定し、産炭地域に政府関係事業場等を新設、民間大規模工場の誘致を積極的に推進すること。 ……
○木村(守)委員長代理 滝井義高君。
○木村(守)委員 時間が十分間と限られておりますので、簡単に御質問を申し上げたいと考えます。 先ほど来二人の議員から質問がありましたことについて感じたのですが、雪害の模様というものは皆様方が考えておられる以上の大きなものである。従って、今日までの対策ではどうしてもいけないから、抜本的な対策を樹立しなければならないというのが、今日この連合委員会を開催した理由であることを、まず前にお考え置き願いたいと思うのであります。 それから、申し上げたいことは、ただいままでの答弁によりますと、今までは雪害がなかったのだ、ことしだけ雪害があるのだというような考え方を持たれるようでありますが、今年の雪害は、十……
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