このページでは浦野幸男衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○浦野幸男君 私は、ただいま趣旨説明のありました特定産業振興臨時措置法案につき、自由民主党を代表して質疑を試みんと存じます。 わが国をめぐる内外経済環境は目まぐるしく変転いたしております。貿易自由化の進展、関税一括引き下げの動き、EECの発展、国内労働事情の変化等がこれであります。しかるに、わが国産業の実情をながめますと、小さな規模の企業が乱立し、そのため、規模の利益の追求、すなわち、集中生産、大量生産を進めることによってコストを下げることができず、競争の行き過ぎの弊におちいりやすいという事情があり、産業体制は十分に整備されていることは申しがたい実情にあるのであります。このような現実に対処し……
○浦野幸男君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっておりまする建設省設置法の一部を改正する法律案について、建設大臣に対し二、三質問をいたしたいと思います。 まず第一に、この改正案におきましては、現在建設省の直轄事業の実施機関である地方建設局を、建設行政の総合的な実施機関として改革せんといたしておるのでありまするが、公共投資の拡充強化が現下の急務とされておる現状にかんがみ、河川、道路、住宅等公共投資の中核をになっておる建設省において、所管事業の実施について万全が期せられているかいなかは重大な関心事であります。この趣旨から、この改正案が提出されるに至った理由を明らかにされたいのでありま……
○浦野委員 ただいま議題となっておりまする三案については、質疑を終局されんことを望みます。
○浦野委員 第四班の報告を申し上げます。 私ども大原、浦野両委員は、去る十一月八日より福岡、熊本の両県における厚生及び労働行政の実情を調査して参りましたので、御報告いたします。 私どもは、両県とも、まず県庁におきまして労働及び厚生行政並びに労働基準局、婦人少年室の概況等につきまして説明を聞きました後、質問を行ないますとともに、各関係者より種々の要望を受けて参りました。 このたびの国政調査の内容は広範囲にわたっておりますので、その概況や詳細なる結果等につきましては、他の機会や今後の委員会の過程におきまして御報告いたしたいと思いますので、本日は調査の際要望を受けました若干の項目についてのみ御……
○浦野委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表して、本附帯決議の趣旨を説明いたします。 案文を読み上げて説明にかえさせていただきます。 国民健康保険法の一部を改正する法律案に対する附帯決議 政府は、国民皆保険の本旨に基づき、その基盤である国民健康保険の拡充強化をはかるため、左の事項の実施に努力すべきである。 一、当面給付率七割引上げの要望にかんがみ、給付率の引上げ及び給付内容の改善につき善処すること。 二、給付制限をすみやかに撤廃するよう措置すること。 三、僻地並びに無医地区に対する総合対策を樹立すること。 四、以上三点の実施に当っては、国庫負担の充実をはかり……
○浦野委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党を代表しまして、ただいま議決になりましたばい煙の排出の規制第に関する法律案について、附帯決議を付したいと思います。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 ばい煙の排出の規制等に関する法律案に対する附帯決議 一、政府は、工場及び事業場等におけるばい煙処理施設等の整備を促進するため、将来、必要に応じ、中小企業振興資金の償還期間をさらに有利にすることを検討するとともに融資その他の助成措置の整備拡充に努めること。 二、政府は将来、自動車から排出される排ガス、騒音、振動、悪臭等の公害問題に対処するため、技術的研究を強力に推進し、その……
○浦野委員 本案についての質疑を終了されんことを望みます。
○浦野委員 私が便宜団長にかわって中部、北陸班の現地調査の概要を簡単に御報告申し上げます。 まず日程及び視察個所を申し上げます。 去る十一月十七日より二十一日の五日間にわたり、名古屋及び北陸地区におもむき、日本碍子中川鉄工協同組合、大東紡織、トヨタ自動車、東海製鉄、東亜合成、十条製紙、東化工及び吉田工業の各工場、並びに中部電力新名古屋火力発電所、北陸電力有峰ダム、関西電力黒部川第四発電所及び同ダム建設状況等を視察して参ったのでありますが、個々の工場等の概要は省略させていただくこととし、名古屋を中心とする中部、北陸地区における産業経済の現状並びに要望事項等につきまして、簡単に御報告申し上げま……
○浦野議員 すでに皆さんから相当重要な点の御質問がありましたので、私はごくしぼりまして、三点お願いいたしたいと思います。 岡本さんにお尋ねいたしたいんですが、先ほどいろいろと御説明の中に――まあ岡本さん以外の方のお説明の中に、中小企業の資本金は一億ぐらいを希望するという御意見がだいぶあったわけでありまするが、その後、一億円というのに何か理由があるかということについては、さほど理由がないという御答弁があったわけであります。私はこれを御質問申し上げるわけではないんですが、こうした意見がある中で、岡本さんはちょっと変わった御意見を持っておみえになりました。というのは、中小企業の規模というものは、こ……
○浦野委員 五時までに終わるということで、あとまだ久保田先生、春日先生が御質問なさるようでありますので、ごく簡単にしぼって御質問を申し上げたいと思います。 まず最初に、北野さんにお伺いいたしたいと思いますが、実は今度の中小企業基本法案の政府案に対して、あまりにも具体性がないという声は、大阪においても、あるいは名古屋においても、また今日この東京の公聴会においても、同じような意見が各参考人から出されたわけであります。一方、政府案といたしましては、ほんとうの基本であるから、これに対してこれから関連法案でいろいろと肉づけをしていこう、こういうことで一応進められておるわけでありますが、特に今日も、どな……
○浦野委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、中小企業基本法案、中小企業指導法案、及び中小企業信用保険法の一部を改正する法律案の、それぞれに対する修正案の趣旨を御説明申し上げます。 修正案の案文は、お手元に配付したとおりでありまするが、まず、中小企業基本法案に対する修正は、第一に、前文及び第一条「政策の目標」の規定中、中小企業の経済的社会的制約による「不利を補正」するとあるのを「不利を是正」すると改めること。 第二に、第十四条第二項、中小商業に対する施策についての地域的条件の考慮の規定は、「中小サービス業」をも対象とするように改めること。 第三に、第十九条「事業活動の機会の適正な確保」……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。