栗原俊夫 衆議院議員
30期国会発言一覧

栗原俊夫[衆]在籍期 : 27期-28期-29期-|30期|
栗原俊夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは栗原俊夫衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院30期)

栗原俊夫[衆]本会議発言(全期間)
27期-28期-29期-|30期|
第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 衆議院本会議 第28号(1966/03/17、30期、日本社会党)

○栗原俊夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま郵政大臣から趣旨説明のありました郵便法の一部を改正する法律案に対し、総理大臣並びに関係大臣に若干の質問をいたしたいと思います。(拍手)  本法律案は、全国民が物価高に悩んでおる中に、政府が鉄道運賃の値上げに続いて放つ公共料金値上げ第二弾として、国民が非常に重大関心を持っておる法律であります。  まずお伺いいたしたいのは、料金値上げのこの法律案と、政府が申しておる物価安定対策との関係についてであります。  総理大臣は、その施政方針演説において、不況の克服、物価の安定を最優先として、来年度の政策目標においても、物価安定を最重要項目とする旨を……

栗原俊夫[衆]本会議発言(全期間)
27期-28期-29期-|30期|

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院30期)

栗原俊夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
27期-28期-29期-|30期|
第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 運輸委員会 第42号(1964/06/10、30期、日本社会党)

○栗原委員 私は運輸行政については全くしろうとでございますが、きょうは特に運輸委員会へ出席させてもらって、一、二お尋ねをさせてもらうのでございますけれども、よくよくのことでございますから、ひとつ幼稚園児に教えるように親切にお答えを願いたいと思います。  地方を走っておる一般民間バスの運行の安全、これらを指導監督するのは運輸省の自動車局でございますか。
【次の発言】 最近群馬県では民間バスが相次いで大きな事故を起こしておるわけですが、去る六日に群馬県の尾瀬行きのバスが深夜に百メートルも転落して、即死二名、重軽傷者四十二名という大惨事が起こりました。これに対して一番最高の責任としての立場の人が現場……

第46回国会 決算委員会 第5号(1964/02/13、30期、日本社会党)

○栗原委員 関連して。東北開発の三十七年の決算が七億五千万円ばかり赤字が出ておる。これに関連して、続いて三十八年は約十億くらいというお話があったわけですが、会計検査院の報告によりますと、七億五千万円の赤字を事業別にここでうたってあります。ハードボードで二億二千余万円、カーバイドで一億七千余万円、セメント関係で千九百余万円、こういう関係で出ておるのですが、続いて三十八年の約十億というもの、これはまだきれいに締め切ってはないだろうと思いますけれども、十億が予見できるということは事業別にも予見できると思いますので、事業別に概算どんな形になっておるのか、ひとつお伺いをしてみたいと思います。

第46回国会 決算委員会 第12号(1964/03/24、30期、日本社会党)

○栗原委員 関連して。第一のケースは原始取得で所有権を得た、こう言うのですが、原始取得をしたときの所有権を獲得した人が金を払うという事由の発生、その金額、またその原始取得したときの地目はむろんこれは農地だと思うのですが、農地を地目変換するときに、一体こういう土地についてどういう論議がなされて、地目変換を許可されているのかという点をひとつ明らかにしていただきたい。
【次の発言】 それは工場化が確実であることがはっきりしているから農地転用を許すのだ、一般論としてはそういうことが言えると思いますが、農地をつくるために国費を多額につぎ込んで、そして農業を営むということで、かかった経費よりもはるかに安い……

第46回国会 決算委員会 第13号(1964/03/26、30期、日本社会党)

○栗原委員 私は、農林省関係の中で特に食糧庁に関して数点お尋ねをいたしてみたいと思います。  まず大臣にお尋ねしますが、食管会計がどうも赤字が出てしかたがない、こういう中から消費者米価の問題もいろいろ手をつけなければなるまいというようなことが一般世間に喧伝されております。食管法の定めによれば、食管特別会計が赤字になれば云々というようなことは特にしるされておらぬので、食管会計が赤字になるからということで消費者米価の決定に云々があろうはずはないと思うのでありますけれども、今後の食管会計の赤字というものの動向、そうしてこれが消費者米価の決定に影響があるものかどうか、あるいはまた、過去消費者米価を決定……

第46回国会 決算委員会 第26号(1964/06/04、30期、日本社会党)

○栗原委員 関連して。勝澤君からたいへん掘り下げた質問があったのですが、私も一点だけ納得のいくところまで御説明をいただきたいのは、大阪は卸売りが少なくて、しかも人口が多いから、こういうことなんですが、三十七年十一月末日の大阪の卸売り業者が手持ちした数量は一万二百一トンだ、こういうお話でございます。そこでこの卸売り業者が受け持っておる小売り店は何軒か、そしてその小売り店の先に連なっておる世帯数というか、消費人口は何名なのか、この点を明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 これは問題になっておる大阪の事業協同組合の管轄下にある小売り店並びに配給人口数ですか、これは大阪だけの全体を言ったの……

第46回国会 建設委員会 第19号(1964/04/08、30期、日本社会党)

○栗原委員 河川法が再び提案されました機会に、まず大臣にお伺いしたいのでございます。  河野建設大臣でなければできないだろうという河川法の全文書きかえというような大事業の際に、現行法の中で、いろいろ河川には要素があるわけですが、やはり河川の敷地についてなかなか問題が多い。この際、新しい河川法をつくられるにあたって、これが河野建設大臣の手によってきれいに解決されるだろうと実は期待しておったわけです。言うならば、河川の敷地は、堤防の内部は全部河川の敷地で、これは国のものだ、堤防のないところは、将来堤防をつくる予定の線の内部を河川と認定して、その中は国のものだ、というような、第一線において混乱のない……

第46回国会 建設委員会 第24号(1964/04/23、30期、日本社会党)

○栗原委員 時間が非常に急迫しておりますので、答弁の内容によっては一発の質問で終わりたいと思います。  前回お尋ねした河川敷きの問題にちょっと執念がありますので、いま一度やり直します。  新しい河川法の「河川区域」の節三号、「堤外の土地の区域のうち、第一号に掲げる区域と一体として管理を行なう必要があるものとして河川管理者が指定した区域」これが現行法の第二条の河川認定に当たるように思われるわけです。現行法では、河川認定をしますと、当然そこにあるところの私権が第三条によって排除される。ところが新法の第六条によって河川区域に認定されても、河川区域にはなるが、そこにある私権は排除されない、こういうこと……

第46回国会 逓信委員会 第5号(1964/02/21、30期、日本社会党)

○栗原委員 イロハのような質問をいたしますが、しろうとでございますからわかりやすく御説明をいただきたいと思います。  昨年の暮れに郵便の配達の問題がたいへん混乱をいたした、その中心をなすものが特定郵便局舎の問題である。私も特定局、特定局と言っておったのですが、さてわかっておるつもりでおったところが、ああいう問題が起こってみると、特定郵便局というのはどういうものだと言われて実は答えられなくなった。この特定郵便局とは一体どういうものなのかということを、しろうとの私にひとつわかりやすく説明していただきたいと思います。
【次の発言】 その特定郵便局の局舎の問題なんですが、ただいまのお話だと、特定郵便局……

第46回国会 逓信委員会 第11号(1964/03/16、30期、日本社会党)

○栗原委員 私は、まずNHKの会長にお伺いをしたいのでございますが、NHKでは、放送法の定める第七条によって「日本放送協会は、公共の福祉のために、あまねく日本全国において受信できるように放送を行うことを目的とする。」こう規定してあるのですが、これを中心に運用をなさっておられると思うのですが、言い尽くされたことであるけれども、この際、この条章を具体的にどのように理解して運用なさっておられるか、この心がまえをあらためてお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 あまねく日本全国において受信できるように放送を行なうことを目的とするということは、日本国じゅうどこに住んでおっても聞こうと思えば聞ける状……

第46回国会 逓信委員会 第17号(1964/04/03、30期、日本社会党)

○栗原委員 私もこの際大臣を中心に二、三お尋ねしておきたいと思いますが、政治で社会保障が完全に行なわれれば、特定の人を除いては、保険なんというものは要らなくなると思うのですが、当面民間保険がある、そこへ政府で簡易保険をやっておられる、この主たるねらいはどこにありますか。
【次の発言】 それは私の聞こうとするところをちょっとそらしているのです。民間保険があるのに、政府であえて保険をおやりになるねらいは一体どこにあるのだ、こういうことなのであります。
【次の発言】 それでは、民間が手を差し伸べてやれば、あえて簡易保険をやらなくてもいい。民間がやらぬから、民間がやれぬところをわれわれがやるんだ、こう……

第46回国会 逓信委員会 第20号(1964/04/15、30期、日本社会党)

○栗原委員 大臣が見えておられませんので、大臣の立場で政務次官からお答えを願いたいと思うのでありますが、日本の電信電話の全責任を持っておる電電公社、この公社が営んでおる電話がいま農村で、あるいは近年非常に急激にふえてきた集団住宅地で、さらには一般都市部において、非常に不足を告げておる。幾ら要求しても、これが需要に満たない。こういうような状況のときに、公社法の一部改正として船舶通信の問題のみが出てきたわけですが、郵政当局として、こういう事態において、電電公社の公社法に手をつけるのに、こういう程度で事足れりと考えておるのか、もっと本格的に、公社のいまのあり方について、根本的な検討のもとに、基本的に……

第46回国会 逓信委員会 第22号(1964/04/20、30期、日本社会党)

○栗原委員 電話設備の拡充に係る電話交換方式の自動化の実施に伴い退職する者に対する特別措置に関する法律案、まあ非常に長い名前の法律案でありますが、この法律案については、いろいろと特にその対象になる電話交換に従事する者を中心とした働く人たちの仲間の中から問題が提起されておるわけでございますが、いろいろこの法律を読んでみると、まあお金をくれるという法律なんですね。くれないという法律がなくてくれるという法律なんだが、この間の十七日にも、働いておる人たちが、給料がこれでは食っていけぬ、いま少し物価高に応じて食えるような賃金に上げてくれということに対しては、まことにどうもみみっちい立場をとってストライキ……

第46回国会 逓信委員会 第30号(1964/06/12、30期、日本社会党)

○栗原委員 ただいま提案されております電波法の一部改正の法律案の中で、マイクロの電波の通るところへ建築物ができてはぐあいが悪いというようなことから、建築制限をする、こういうような内容が盛られておるようでありますが、現在すでに設置されておる電波施設、マイクロ施設はどんな状況になっておるか。それから、いままでの建築制限と、今度問題になるような状態になった建築法の改正の内容等について、概略御説明を願いたい、このように思います。
【次の発言】 マイクロの申請許可を行なうときには、申請者側、もっと具体的にいえば施設者側は、いつその回線の通るところへ建物が建つかわからぬ、建った場合には、自分のほうでみずか……

第46回国会 逓信委員会 第31号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○栗原委員 当委員会において集団住宅という問題あるいは農村の有線放送の問題、これと関連して一般の公社電話、こういうことが論議されてきたわけでありますが、今回公社では住宅地には団地の自動化電話、農村には農村の自動化電話、こういうことが立案されてこれを試行しよう、こういう話であります。まことに国民の要求に基づく電話を全部充足する立場に立つ公社の御努力としてはこれをそのままちょうだいできるわけでありますが、しかし、そこで私は最も基本的なことを聞いてみたいと思うのです。これは郵政当局と公社と両方、それぞれの立場からお答え願いたいと思います。  公社は電話の一元化という原則にのっとっておる。そして公共の……

第46回国会 逓信委員会 第32号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○栗原委員 NHKの三十七年度の決算についてお尋ねをする前に、先般オリンピックの通信衛星による国際中継の問題で、政府から金丸政務次官がNHKの前田副会長とアメリカに行ってお帰りになりました。たいへん御苦労さんでございました。この際ひとつ金丸政務次官から、折衝の経過の概要や見通し等についてお聞きをしておきたいと思います。
【次の発言】 たいへん御苦労さんでございました。そこで、いまのお話の中で、だいぶん見通しが明るくなった、その中で、シンコム三号が打ち上げられれば――こういうふうな一つの条件があるわけなんですが、それについては、欧州方面の放送主体もさることながら、日本のNHKの態度も――このこと……

第46回国会 逓信委員会 第36号(1964/09/30、30期、日本社会党)

○栗原委員 時間もだいぶ経過しましたので、簡単に二点ばかりお尋ねをしたいと思います。  このあと実は八月国政調査で調査してきた報告書が報告されるわけでございます。それに関連しての問題でございますが、まず第一点は、関東通信局長からいろいろ事情聴取しましたところ、前々から当委員会で問題になっておった住宅団地の電話の扱いについて、埼玉県下の二つの問題の団地について、南浦和については公社が直営する、草加については組合方式でやる、こういうぐあいにきまった、こういう報告を受け、本日の報告書にはそのようにわれわれは報告書を作成しておるわけであります。しかし、その後聞いてみますと、なかなかこれがぐずぐずしてお……

第46回国会 逓信委員会 第37号(1964/10/01、30期、日本社会党)

○栗原委員 昨日質問をしたのですが、担当の方が見えないので、きょうに持ち越した問題でございますが、実は去る八月国政調査で東北方面を調査に行ったおりに、たまたま東北郵政管内で、具体的には岩手地区で、いろいろ組合闘争の結果、当局の忌諱に触れて、二名の者が首切りというような最悪の事態に追い込まれておる。このことについて組合側からいろいろな陳情を受けました。もちろん一方的な聞き方ではぐあいが悪いので、当局からもいろいろ伺ってみたのでございますが、私たちの判断では、どうもこの処断はいささか酷に過ぎるのではないかというような感じを受けてきたわけでございますが、本省としてはこの事態をどのように把握しておるの……

第46回国会 農林水産委員会 第22号(1964/03/18、30期、日本社会党)

○栗原委員 局長から懇切丁寧に御答弁願っておるわけですが、時間もありませんので、質問に対して要点だけお答え願いたいと思います。  三十九年度の蚕糸対策は、予算を通じて増産の方向へ踏み切った、こう言われておるのです。が、この点はいかがでございますか。
【次の発言】 実を申しますと、三十三年の混乱のあとやめた須賀さん、それからいまの次官の大沢さん、これは、生糸というものがいよいよ葬式を出す段階なんだ、化学繊維にやられる、桑も金をくれるから抜けという、こういう方向に行って、蚕糸業は輸出産業ではないんだというようなことまで、かなりな書きものでやったわけです。その後、農民の中にも、あるいは製糸の中にも、……

第46回国会 農林水産委員会 第65号(1964/06/27、30期、日本社会党)

○栗原委員 コンニャクにつきまして、去る五月の上旬に、突如としてレモンその他と一緒に自由化するというような報道が行なわれて、コンニャクの生産地では大恐慌を起こして今日まできておるわけです。そこで、最終的にはコンニャクが今後どういう立場をとるかということを明確にしてもらいたいわけですが、それに先立って、わが国のコンニャクの消費、こうしたものはここ数年来どんなぐあいに消長をしておるか、こういうことについてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 いまの御答弁の中で、昨年の秋あたりは八万円見当だった、これは少し高過ぎる、こういう発言があったのですが、高過ぎるというのは、一体どこからそろばんを持って高過……


■ページ上部へ

第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 逓信委員会 第1号(1964/11/27、30期、日本社会党)

○栗原委員 電電公社にお尋ねしたいのですが、群馬県の太田局において、その区域外に約五十本の線を許して近く着工する、こういう話を聞いておるのでありますが、そういう事実はございますか。
【次の発言】 承知しておらぬのでは質疑が進められませんから、次回までに調査をして質疑に答えられるような準備をしておいていただきたい。  本日はこれにて質疑を終わります。

第47回国会 逓信委員会 第2号(1964/12/04、30期、日本社会党)

○栗原委員 私は、ただいま大臣、公社総裁から所管事項の説明がありましたので、本来ならばこれらについての質疑を行なうのが筋であろうと思いますけれども、実は前委員会において電電公社に緊急質問をして、これが公社の準備不足で半ばになっておりますので、まずこの問題から片づけさしていただきたい、このように考えます。  先般公社にお尋ねしました、具体的な群馬県下の太田局からその加入区域外へおおむね五十本の電話を引くという計画があるやに聞いておるけれども、そういう計画があるのかどうか。もしあるとすれば、その内容、そして具体的に今時点においてどういう程度になっておるか、まずこういうことをお尋ねいたしたいと思いま……


■ページ上部へ

第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 決算委員会 第7号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○栗原委員 関連。いまの入落札決定について二つの要件がある、一つは金額であり、一つは施工計画言だ、こういうお話、一応わからぬではありませんが、従来の大きな入落札の中で、金額は第一順位だけれども、施工計画が悪いので、ペケになった例がたくさんあるのですか。

第48回国会 決算委員会 第10号(1965/03/02、30期、日本社会党)

○栗原委員 関連。倉地さんにお尋ねしますが、倉地さんの出しておる「マスコミ」、これは五十七号ですか、この中に、藤井前総裁がだいぶ態度が変わったということを書いたあとで、「これは君、池田首相の党総裁選挙の運動費で大アナがあいたから、このダム請負による政治献金でそのアナを埋めようとしているんだ」と、貴下は話されたではありませんか。」こういう書き方をし、さらに続いて、「そこでは貴下から聞いたなぞと書かないし、「池田首相の党総裁選挙費云々」の言葉も、人の名誉に関する問題と考えて書かなかったのです。」こういうぐあいに書いてあるわけですが、そこでお尋ねしたいのは、新聞には書かなかったけれども、ここで本日証……

第48回国会 決算委員会 第11号(1965/03/04、30期、日本社会党)

○栗原委員 関連して。私、電発の責任者、総裁はあまり詳しく御存じないようなことなので、副総裁にお尋ねしますが、事業を起こすのに業者を指名する、指名入札をする。方法には指名入札、公入札があるわけですが、特に指名入札をする。指名するときには、指名される業者の基準について、技術もある、資金もある、また、でたらめはやらないという信用もある、こういうことをしっかりと見きわめた上で指名なさるのだ、こう思いますが、この点についてはいかがでございますか。
【次の発言】 そういうことになりますと、先ほど来、田中委員が盛んに追及しておる中で、通産大臣がきめておる適正にして技術もあり財政も豊かであり、信用もある、こ……

第48回国会 決算委員会 第15号(1965/03/18、30期、日本社会党)

○栗原委員 書類をいただき、ただいま会計検査院のほうから報告があったわけでございますが、指摘事項が若干あるわけでありますが、指摘事項の質疑に入る前に、少しく総括的な問題でお尋ねしたいと思います。  大臣にお尋ねしますが、昨今、というよりも、大臣が御就任になって以来、自衛隊の装備機材購入、こういうことにあたりまして一、二お聞きしたいのですが、自衛官というようなものは、われわれにはしろうとでよくわからぬのですが、最近海上自衛隊で装備する自衛艦というものは一ぱいつくるのに大体どのくらいの規模のもの、そうしてどのくらいの金額のもの、さらには発注してどのくらいの期間で納入されるものか、こういうことについ……

第48回国会 建設委員会 第4号(1965/02/19、30期、日本社会党)

○栗原委員 私は、昨年の通常国会で決定されました新しい河川法が、来たる四月一日から施行されるこの機会に、河川法の中の一つの柱になっておる問題、河川区域の問題について少しくお尋ねいたしたい、このように存じます。  新しい河川法によりますと、新河川法によって河川の区域に――今度は認定ではなくて、指定ということばになっておりますが、指定されたところは、従来の河川法と違って、そこに所有権を持っておる人も所有権は排除されない、こういうことになっておるわけですが、現行法では、河川区域に認定されると、その認定された地域に持っておる所有権が、私権排除という形で所有権を失う、こういうことになっておるわけですが、……

第48回国会 逓信委員会 第2号(1965/02/12、30期、日本社会党)

○栗原委員 松井田郵便局の問題につきましては、同僚森本君、上林山君がその原因や重要な問題について発言しておりますが、私はまず第一に当局にお伺いしたいことは、その重大性にかんがみて、本日国民の代表の場である国会で論議される、こういうことに対する万全の準備、さらにまた、現地においては、公共機関としての通信事務というものが、いっときといえども加入者に迷惑をかけないという万全の策をとる準備というものが当然できておると思うのです。もちろん起こった事実の問題については、私も現地に行ってみましたが、警察すらなかなか真相を把握しにくくて、いま難儀をしておるという状態ですから、この問題はここで直ちに議論はできま……

第48回国会 逓信委員会 第7号(1965/03/11、30期、日本社会党)

○栗原委員 NHKの四十年度の予算の審議にあたりまして、最初の質問でございますが、まずNHKにお尋ねしますけれども、おそらく年度年度に予算を立てるにあたって、今年はひとつここへ重点を置いて一カ年間を過ごしていこうという目的があると思うのですが、昭和四十年度の予算を組むにあたって、今年は特にここを重点にやろう、言うならば、四十年度の特徴というようなもの、ことしはこういうことをやるのだというような特徴的なものがありましたら、ひとつ浮き彫りにして簡単に御説明をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 本年の基本的な方針といっても、それは事新しく昭和四十年の方針ではなくて、おそらくNHKの毎年毎年の……

第48回国会 逓信委員会 第10号(1965/03/19、30期、日本社会党)

○栗原委員 ただいま問題となっております放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に関し、私は、日本社会党を代表して、これに承認を与えることに賛成の意を表するものであります。  本件の内容をなすNHKの昭和四十年度収支予算等は、NHKの第二次六カ年計画の第四年度分に当たり、当年度の事業計画は、長期計画の柱の一つであるテレビジョン、ラジオ両放送網の完成について早期達成をはかるほか、放送番組の充実、刷新、放送番組利用の推進、受信契約普及の促進、国際放送の改善、調査研究の充実、経営管理の合理化等の諸計画を積極的に実施することとしておりますが、これらの計画は、放送法の趣旨に照らして、いずれ……

第48回国会 農林水産委員会 第13号(1965/03/11、30期、日本社会党)

○栗原委員 時間もだいぶおそくなりましたし、同僚議員から各般にわたって質疑が行なわれておりますので、きわめて簡単に、重複しないようにお尋ねをしたいと思います。  まず第一に、池田内閣から佐藤内閣にかわって、蚕糸業に対する姿勢についてお尋ねしたいのでありますが、なぜこういうことをお尋ねするかと申しますと、ここ十年ばかりの間に、蚕糸業に対する政府の態度がいろいろと変わってきております。特にきわめて消極的になったのは、三十三年の暴落当時、そしてその数年間でございますが、当時の政府の考え方は、化学繊維、合成繊維ができた今日、自然繊維である生糸というものの存在価値が減少して、順次追い込まれていく産業なん……


■ページ上部へ

第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 決算委員会 第5号(1965/09/29、30期、日本社会党)

○栗原委員 先ほども施設部長の答弁の中に、小林さんが公社から交換を受けた財産と、交換にあずかった財産と、二つの取得税を払っておる、こういうお話があったのですが、どうも私にはそれが信じられない。公社と小林さんと交換の契約をした。しかし登記面では小林さんは表に出てきていない。しかしそれは対抗要件として必要ないので、実体的に小林さんのものになったのだから交換はないのだ、それはそれでいいです。しかし問題は税金ですよ。小林さんが表に出ていなかったのは、おそらく税金をのがれることを考えてのことだろうと私は思う。そこで、これから昼休みをして午後の部になるわけだけれども、その間に、いつ、何日に幾らの査定をして……

第49回国会 決算委員会 第7号(1965/10/01、30期、日本社会党)

○栗原委員 関連。ただいまの問題で田中委員の話によると、地元の農業委員会あるいは県農業委員会、こういうものの内申がつかずに、上で許可になったというようなお話ですが、その辺はどうなんですか。
【次の発言】 それは単なる知事だけですか。県段階の農業委員会の意向、内申というものは必要としないのですか。

第49回国会 逓信委員会 第2号(1965/08/06、30期、日本社会党)

○栗原委員 私は、新しい大臣、新しい公社総裁、こういうことなので、基本的な問題について少しくお尋ねしたいのですが、大臣もおられませんし、時間もありませんから、特にきわ立った問題だけお尋ねしたいと思います。  まず電電公社の総裁にお尋ねしますが、公社は、公社として公共性と、一方では独立採算性を強要されておる。こういう中で、これからいろいろと電話の要求がふえていくわけですが、これからふえていく電話必ずしも公社の立場に立てばもうかる電話とばかりはまいりません。したがって、採算割れの電話需要というものが非常にふえていくわけでありますが、これをカバーしていくには、勢い電話の料金を引き上げるとか、あるいは……

第49回国会 農林水産委員会 第6号(1965/08/11、30期、日本社会党)

○栗原委員 関連して。  私も、たばこの小売り人の免許については、数数関連したことがあります。専売公社のほうで言うのには、既設の小売り店がある、したがって、既設の小売り店がいままでやっておったものが縮小されるようでは困る、こういうことを常に言います。一応それはわからないでもありません。しかし、先ほどおっしゃっておるとおり、少なくともいなかのほうへ行くと、農協のあるようなところには、たばこオンリーでやっておるという店はほとんどない、たばこオンリーでやっておるところは農協なんかないところですよ。繁華街でなければ店が成り立たない。そういうところで農協が申請する――農協はその店のある地域の人が集まって……


■ページ上部へ

第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 決算委員会 第4号(1966/02/17、30期、日本社会党)

○栗原委員 同僚各位が総論的な質疑をされておりますので、私は事実問題について、各論的な問題で、二、三点お尋ねいたしたいと思います。  それは交付税の地方交付について、いろいろと給与の問題と交付税との関係等が論議され始めました。当局のいろいろな配慮で善処されつつあるようでありますが、私がお聞きしたいのは、不勉強でよくわかっておらぬのですが、この地方交付税の制度は、地方における都道府県、市町村の貧富の差を、この交付税による交付金によって均衡をとっていこう、こういうことであり、したがって、そういう問題が発生する余地はないのではないか、こういうふうに思っておりますが、交付税の算定は、いろいろ法定の諸基……

第51回国会 決算委員会 第6号(1966/03/03、30期、日本社会党)

○栗原委員 私は、年度はちょっと違いますが、昨年、日本銀行が日本銀行法第二十五条によって、信用制度の保持育成のための業務と称して、大蔵省に要請した要請の内容、そしてまたその許可に基づいて、山一証券に特別融資をしたときの、山一証券の、そのような手段をとらねばならなかった実態的な資料、こうしたものを提出していただきたい。
【次の発言】 この問題は、非常に中小企業等が倒産相次ぐ中で行なわれたことだけに、国民全体がいろいろな疑惑の念を持って見ておる。したがって、この場を通じて国民に、なるほどそうだったのかと納得のいくような、十分な資料を整えて提出をしていただきたい。

第51回国会 決算委員会 第13号(1966/03/25、30期、日本社会党)

○栗原委員 関連して。国有財産の問題で二、三点だけお尋ねいたします。  ただいま吉田委員からも話しましたとおり、国有財産というものの中で、特にその主体をなす不動産、土地の問題ですが、土地を管理するのに、はたしてどう管理しているかということで、国民は、率直に言えば、あきれているわけですよ。あちらこちらで国有財産、国有財産といっているから、がちっとはっきりしているかと思うと、何が何やらわからぬということなので、国有財産というものは、先般も予算委員会において、法務省に聞いてみましたところ、国有財産の管理等には、民有の土地と違って、必ずしも本来的なものには地番登記というものはない。ではどうやってそれを……

第51回国会 決算委員会 第16号(1966/04/05、30期、日本社会党)

○栗原委員 本日、日銀の総裁、並びに、大蔵省からは銀行局長、証券局長等、御出席を願って、お尋ねしようと思うのですが、それは世間で言っておる山一特別融資の問題についてであります。これは、決算委員だから、何かどぎついことを言うのだろうと思っておるかもしれませんが、決してそうじゃありません。予算委員会等、あちらこちらで、この問題には触れられておりまして、その片りんはわかっておるわけなんですけれども、世間では、やはり実態というものがわからない。世間では、ああいう事態のときに、山一証券に、無制限に、無担保で、無利子で、無期限で貸しておると――実態はこれから明らかになるわけですが、そういうような受けとめ方……

第51回国会 決算委員会 第22号(1966/04/21、30期、日本社会党)

○栗原委員 私は、きわめて局部的な問題についてでございますが、二、三質問してみたいと思います。  昨年の四月一日から新河川法が実施されたのを機会に、行政管理庁では、河川行政についての行政監察を、言うならば、初めて実施するということかもしれませんが、昨年の秋あたりから実施している、こう聞いておりまするが、実施の概要をひとつ御説明願いたい。
【次の発言】 河川について河川行政監察をやってくれるということは、非常に機宜を得た、いいことだと思うわけです。実は、河川に関連しまして、河川の実態は、河川敷というものを中心にして河川があり、これに水利というような問題でいろいろ意見がある、こういう点なんですが、……

第51回国会 決算委員会 第27号(1966/06/03、30期、日本社会党)

○栗原委員 だいぶ時間も経過しましたので、二、三十分間、ひとつおつき合いを願いたいと思います。  河川局長を中心に、河川問題でお聞きするわけですが、きょうは私の執念の河川敷ではありません。特定多目的ダム関係について少し、これは教えを請うという立場で、お尋ねをしてみたいと思うのです。  決算報告を見ましても、年々特定多目的ダムの建設が進められておりますが、これは洪水調節を中心として、非常にけっこうなことだと思うのですが、問題は、これを建設する現地における土地の所有者あるいは住民等の協力があればこれは問題ないのですが、反対がある場合に、これは当然強制的にこれを執行していくという立場をとるわけだと思……

第51回国会 建設委員会 第5号(1966/02/23、30期、日本社会党)

○栗原委員 新しい河川法ができて、昨年の四月一日から実施されておるわけでありますが、時たまたま河川に関連して砂利ブームが起こって、砂利採取をめぐっていろいろと問題が起こっております。特に新しい河川法では、河川区域の認定によって私権を排除された土地が国有になる、こういうような問題があり、一方ではこれと時を同じゅうして国土調査法の調査というものがかなり広く実施されて、登記面では公図の上で白地図地帯ができるというようなことなどが相重なって、河川付近の現場ではいろいろと混乱が起こっておる。こういうことにかんがみまして、この際特に当局を追及するとか何とかいう意味ではなくて、ひとつ事態をはっきりさして、第……

第51回国会 建設委員会 第16号(1966/04/06、30期、日本社会党)

○栗原委員 私は、どうも河川敷に執念を持っておりますので、河川敷について少しくお尋ねをしたいと思うのですが、きょうは大臣もおられないようでございます。関係事務当局と質疑応答をかわして、それを聞いてもらって、政務次官から、大臣の責任でひとつ締めくくりのお答えをいただきたい、このように考えます。  最近、というよりも四月一日から、私の地元の群馬県では、河川敷の私的使用を認めないという、河川敷地の利用基準というものを県議会を通じて設定をいたしました。これは単に群馬県ばかりでなくて、おそらく全国一律にこういう方向を打ち出されたと思うのですが、その河川敷の使用基準というか利用基準といいますか、これについ……

第51回国会 建設委員会 第32号(1966/06/10、30期、日本社会党)

○栗原委員 ただいま同僚茜ケ久保君から、利根川水系のダム問題についていろいろと質疑が行なわれたわけですが、この中で大臣は、下流の洪水によるところの災害を防ぐいわゆる防災の立場に立つところの洪水調節、一方には、せっかくある水をただ単に流してしまうということの愚を避けて、これを貯水することによって大いに水を利用する、こういう観点に立って沼田ダムをつくりたい、こういうお話であります。むろん川は治めなければならぬし、治める以上はその水を利用せねばならぬ。このことについては私も同感なんであります。問題は、そういう施設が関連した人たちの全面的な協力によってできる、こういうことならばこれは問題はありません。……

第51回国会 逓信委員会 第5号(1966/02/24、30期、日本社会党)

○栗原委員 私は、専門家である森本君が相当質疑を尽くしたあとでございますが、専門家でなくて、しろうとがどうしてもこういうことはわかりたいというような立場に立って、数点お尋ねをいたしたいと思います。  今度郵便振替貯金法を一部改正して、法律の名前から貯金という字を取ってしまう、こういうことのようでございますが、したがって利子を廃止する、こういうことになっておるようであります。貯金であるから利子がつく、貯金でないから利子がつかない、こういうぐあいにしろうと考えでは考えるのですが、利子を廃止する理由は一体どうなのか、こういう点をひとつしろうとわかりのするように御説明をお願いいたしたいと思います。

第51回国会 逓信委員会 第7号(1966/03/03、30期、日本社会党)

○栗原委員 昨日、同僚森本委員からポストに対する犯罪の状況について質疑がしてありますが、まずその状況をお伺いいたしたい。
【次の発言】 われわれ常識的に考えて、よくこれは新聞に報道されているものからだけしかうかがい知れないわけですが、火を投げ込むというようなこと、汚物を投げ込むというようなこと、こういうことはあり得るように思ったけれども、郵便物を盗み出したり損傷したりする、こういうようなことは率直に言って初めて耳にするようなことなんですが、盗み出すというような状況はどういうような状況で、どんなものが盗まれておるのか。これは盗まれちゃったのだからわからぬのだろうとは思うけれども、どんな状況ですか……

第51回国会 逓信委員会 第10号(1966/03/16、30期、日本社会党)

○栗原委員 大柴さんの質問のあとを受けて、若干の質問を行なわしていただきます。  御承知のとおり、このNHKの予算案はすでに国会に提案されてからかなりの日時を経過しておるわけでありますが、それが今日まで審議されなかった大きな理由は、一方で本国会に提出される放送法の中で、NHK予算に関連した改定が行なわれることがあるのではないか、こういうようなことなどが考えられ、できれば一応新しい放送法の説明だけでも聞いてから、その説明に基づいて予算の審議に入ろう、こういうたてまえをわれわれはとっておったわけですが、まだ提案の説明は聞いておりませんけれども、法案それ自体は確定して、提案されましたので、そこでまず……

第51回国会 逓信委員会 第12号(1966/03/18、30期、日本社会党)

○栗原委員 私は、ただいま議題となっております放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に関し、日本社会党を代表してこれを承認するに賛成の意を表するものであります。  この議案の内容をなすNHKの昭和四十一年度収支予算等は、昭和三十七年度を起点とする、NHK第二次六カ年計画の第五年度分の諸計画を遂行しようとするものでありまして、事業計画の大綱としては、テレビ、ラジオ両放送網の早期完成、FM放送局の置局の推進、放送番組の向上刷新、放送番組の利用の促進、受信契約者の維持、増加、国際放送の充実と効果の増大、放送衛星の研究を含む研究活動の強化等のほか、業務合理化の推進と職員の待遇の適正維持……

第51回国会 逓信委員会 第21号(1966/04/12、30期、日本社会党)

○栗原委員 郵便法の一部を改正する法律案については、本会議で質問を申し上げ、その後当委員会において同僚各位がいろいろな角度から質疑を展開されて、かなり詳細な答弁がなされておるわけでありますが、どうも頭が悪いせいだと思いますけれども、私にはっきりわからないところがまだ数々ございます。  そこでまず第一に、大臣にお尋ねしたいのは、郵便法の第一条のこの読み方であります。「この法律は、郵便の役務をなるべく安い料金で、あまねく、公平に提供することによって、公共の福祉を増進することを目的とする。」これに郵便法の全精神がうたい込んであると思うのですが、これをどのように読むか、本会議ではこれに関連した独立採算……

第51回国会 逓信委員会 第24号(1966/04/19、30期、日本社会党)

○栗原委員 ただいま議題となりました郵便法の一部を改正する法律案に対し、私は、日本社会党を代表してこれに反対の意を表明するものであります。  政府は、事あるごとに物価安定対策に懸命の努力を払う旨を公言しているのでありますが、その物価対策は全く実効のない机上のプランに終わっているのであります。政府は、四十年度の消費者物価指数の上昇率を四・五%と見込んでいたのでありますが、同年の消費者物価指数は前年の上昇率三・八%をはるかに上回り、七・六%という過去十カ年間の最高の値上がり率を示しているのであります。しかも、このような物価騰勢に拍車をかけるように、本年当初の消費者米価の値上げに引き続いて、私鉄運賃……

第51回国会 逓信委員会 第32号(1966/05/25、30期、日本社会党)

○栗原委員 群馬県の前橋市において、二十三日の夜めいていした特定郵便局長が、しかも東京郵政監察局の前橋支局長と同乗して二台の自動車と衝突し事故を起こした。しかも相手の運転手といさかいを起こしたというようなことの新聞報道がされているのですが、事故が起こってすでに二日間もたっているので、おそらく報告が来ていると思いますが、大臣わからなければ、監察局長からその概要の報告をいただきたい。
【次の発言】 ただいま現地に人を派遣して調査中である、こういうお話であります。少しくテンポがのろいような感じがしますが、事実がそうであればやむを得ません。至急に詳細な報告を次の委員会、金曜日ですが、そこで報告していた……

第51回国会 逓信委員会 第33号(1966/05/27、30期、日本社会党)

○栗原委員 ただいま監察局長から前橋で起こった特定局長の酒気を帯びての自動車事故、これに関する概要の報告があったわけでありますが、実は群馬では、ここ数日来特に公務関係の人たちの交通事故が重なっておるわけなんです。この事件が起こった一日置いて前の日には、ある高等学校の先生が、これまた酒気を帯びて、十六歳の定時制の工員を、これはひき殺したというような事件、さらにはまた消防車の運転者が酒気を帯びて転倒して死傷事件が起こったというようなことで、公の人たちの起こす交通事故ということで、非常に世論がわいておるところであります。だからといって、特にことさらきびしく罰しろとか、私はそういうことをあえて言おうと……

第51回国会 逓信委員会 第35号(1966/06/03、30期、日本社会党)

○栗原委員 前回、同僚森本委員から御質問申し上げた京都は祇園といういきなところへ共同電話施設ができておる、こういう話でありますが、これはいつ申請され、いつ許可になり、どのような現況になっておるか、このことについて御説明を願いたい、このように思います。
【次の発言】 これは申請先はどこで、許可するのは大臣名義で許可したと思いますが、大臣の許可を補佐する主要な機関はどこで、どなたでございますか。
【次の発言】 申請の理由並びに申請を許可する理由ありと認める理由、こういうものについてひとつ御説明願います。
【次の発言】 それから認可を必要と認める理由。そのまま認めたというのかな。

第51回国会 農林水産委員会 第1号(1965/12/22、30期、日本社会党)

○栗原委員 ただいま議題となりました日本蚕糸事業団法案、この法案は、前々臨時国会に提案されて、同僚委員からもたくさん質疑が行なわれておりますが、私も私なりに数点問題点をお尋ねいたしたいと思います。  大臣お見えにならぬので、政務次官にお尋ねしますが、繭糸価格の安定については、繭糸価格安定法という法律があって今日までやってきておるわけでありますが、今回蚕糸事業団法ができる。言うならば、屋上屋を重ねるような感じがしないでもありませんが、なぜ繭糸価格安定法があるのに、さらに蚕糸事業団法なるものをつくり、蚕糸事業団を置かねばならないか、このことについて、ひとつ率直にわかりやすい御解明を願いたい、こうい……

第51回国会 農林水産委員会 第2号(1965/12/23、30期、日本社会党)

○栗原委員 予算委員会等もあってなかなかたいへんなところを特に差し繰って出席してくれた大蔵大臣の熱意に感謝をいたします。  御承知のとおり、いま当委員会では蚕糸事業団法案が審議されておるわけですが、もともと繭糸価格安定法があって、毎年糸値の安定がはかられてきたわけですが、その上値、下値の値幅がかって四万円であったものが、九万円という値幅になった。安定をしなければならぬのに、安定する値幅がかえって広がった。こういう中で、いま蚕糸に関係しておる養蚕農民団体、さらに製糸関係の団体等がそれぞれ相談をいたしまして、本来ならば繭糸価格安定法の上値、下値の幅をもっと狭めてもらう、こういうことを要望している中……

第51回国会 農林水産委員会 第24号(1966/04/07、30期、日本社会党)

○栗原委員 関連して……。  あとから蚕糸の問題のときに少しくお聞きしようと思っておったけれども、どうも納得がいきません。これが自由価格なら、農産物が売れた金額の中からかかった経費を差し引いた残りが労賃だこれでやむを得ないと思うのですよ。これはそうじゃないのです。そうじゃなくて、価格支持制度をつくる。そこで、生産費は幾らかという積み上げをやっていくわけだから、上からおろしてきて、これだけが労賃だよということでは、これはだめなんだ。そこで、先ほどからちょいちょい発言していたけれども、農業基本法の精神は、他産業と格差を縮めつつ、劣らないような経済的な生活を保持しよう、こういう方向なのだから、かかっ……


栗原俊夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
27期-28期-29期-|30期|

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院30期)

栗原俊夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
27期-28期-29期-|30期|
第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第2号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○栗原委員 私も一言だけお尋ねしておきたいと思いますが、先般当委員会でもお尋ねしたのですが、NHKが特殊な性格を持つ公共放送であり、国民のものである、そういう立場から受信料の問題も解決していく、こういうことですが、やはり民放のあり方とNHKとの間に私はどうしても両立しない根本的なものがあるように思うのですよ。それはやはりNHKを受信することのできる設備を持ったものからは受信料をいただくのだということになれば、本来的にはそういうものは四六時中スイッチを入れっぱなしでおる、入れずにはおれないというような放送内容を盛っていく任務、責務が、実際からいってNHKには課せられておると思うのです。片方の民放……

第46回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第6号(1964/06/05、30期、日本社会党)

○栗原小委員 お忙しいところを御苦労さまでございます。  今回放送法を改正しようというのにあたって、広告主の方々にも御意見を伺って、私たちがものを考えていく参考にしよう、こういうわけでおいでを願ったわけでございますが、最初にお聞きしたいのは、ただいまも瀬木さんからお話がありましたとおり、広告関係は、いわゆる公共放送といわれておるNHKには関係がございません。したがって関係は民放との関係でございますが、しかしやはり民放の関係と申しましても、広告主のほうでは波に皆さんのコマーシャルを乗せればいいということではなくて、乗せた波がどのように視聴されるかというところがやはり一番の重大な問題じゃないかと思……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1964/02/19、30期、日本社会党)

○栗原分科員 時間を三十分という制約を受けましたので、土地改良の問題と園芸局関係の問題にしぼってお尋ねをしてみたいと思います。  まず最初に、大臣にお尋ねいたしますが、農業をうまく経営していく基盤は農地の改良だというようなことで、現在農業基本法の中の構造改善事業の中でも土地改良というものが大黒柱になっておるようです。一方では土地改良法で土地改良をやっておる。いずれにいたしましても農民が全然ただというわけではなくて、農民の負担がかかるわけですが、農民負担は土地改良、特に水をほしいという土地改良の中で、農民がこれを渇望をしておるのですが、負担との関係にいろいろ問題があるわけです。今日の貨幣価値、こ……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1964/02/20、30期、日本社会党)

○栗原分科員 一、二の点についてお尋ねさしていただきたいと思います。  まず東海道新幹線についてですが、東海道新幹線はいつ完成の予定でございますか。
【次の発言】 その新幹線の建設にあたっての路線の敷地買収費及びこれに関連する補償費、この当初予算、そしてその後、これはたぶん足らなくて増額したんだと思いますが、その増額した額、こういう点をひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 当初の予算からかなり多額な追加を必要とした、その中には物価の値上がりもあると思うのですが、土地の買収費あるいは補償費、こういうもので予定以上の金がかかった。そこでお尋ねするのですが、新幹線の建設にあたって、公共事……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1964/02/21、30期、日本社会党)

○栗原分科員 大臣にまずお尋ねしますが、時間がございませんので、具体的な問題を端的にお尋ねいたします。これは事前に通告してなかったものですが、大臣が直接取り扱ってきた問題なので大臣にお尋ねするわけですが、昨年の総選挙の前に、大臣は群馬の高崎へおいでになって、高崎―東京間の高速道路のお話をしてくれました。総選挙にはこの高速道路やら関越道路の問題でなかなか花が咲いたのですが、河野大臣が引き受けてやってくれたんだから間違いなくできるだろうというようなことで、地元ではいま航空写真はできたんだとか、おれのうちが道路にひっかかるんだとかと、いろいろ取りざたされておるわけです。具体的にはどんなぐあいになって……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第7号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○栗原分科員 時間の制約がありますので、二、三の点についてお尋ねいたします。  最初に、端的にお尋ねしますが、現在郵政省で借り上げておる借り上げ局舎数、そして年間の借り上げ賃の数字をお示し願いたいと思います。
【次の発言】 三十八年と三十九年の差額は、数がふえたのですか、あるいは借り上げ料が上がったのですか。
【次の発言】 単価はもちろんいろいろ貨幣価値の変動、物価の変動によって変わっていくと思いますが、まあ単価を上げる上げ方にも、個々に上げるということもありましょうけれども、一斉に上げるということがおそらく普通なんではないかと思いますが、その変遷について、古いところからではなくて、ここ数年間……


■ページ上部へ

第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○栗原分科員 ただいま、生糸市場、これに関連して乾繭市場が非常に暴騰している、こういうことなんですが、輸出を中心として考えられた制度で、異常な値動きに対して上限下限をきめると繭糸価格安定法にきめておる。ところで、問題は、いま確かに暴騰しておるのですが、異常な暴騰、暴落に対しては上限下限がある、こういうことになると、理屈を言うと上限下限の中の動きは異常ではない、こういう理屈になるわけだと思うんですよ。しかし、実際には、上限下限の間でいま動いておる相場だけれども、現象的に見ればこれは異常な暴騰だ、こういうことになる。このことが安定生糸価格を望んでおる海外需要者にとっては非常に大問題になる。こう考え……


■ページ上部へ

第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 逓信委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1966/04/14、30期、日本社会党)

○栗原委員 関連して。  どうもはっきりしないのだけれども、それじゃ具体的に聞きますが、学術会議にはむろん聞く、こう言うておるのだけれども、学術会議だけとは旨い切れぬ、こういうことらしい。そこで、それでは学術会議以外にあるとすれば具体的にはたとえば権威ある団体には何があるのだ。これを明らかにしてもらいたい。
【次の発言】 それはおかしい。それなら何も「学術」と書く必要はない。審議会で低料金でやれというように出てきたら、みんなやってもいい。そういう議論があるなら、何も法律できめる必要はないじゃないか。「学術」と特に限って、しかもその学術の最高のものとして法定されておる学術会議というものがある。そ……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1966/02/25、30期、日本社会党)

○栗原分科員 私は、昨年佐藤総理大臣が沖繩へ視察に出かけまして、いろいろと沖繩島民に約束されてきた、その中で、逓信関係の問題がどのように具体的に実現化されているかということを中心に数点お尋ねをいたしたい、このように思います。  佐藤総理は、沖繩の離れ島、宮古、八重山方面へ参りまして、ここへもテレビを見せてやるぞというようなことを約束され、島民の皆さんも非常に喜びました。そのあと私たちも、特に逓信関係の同僚が数名して沖繩、そしてその離れ島を訪れまして、いろいろと見聞きしてきたわけでありますが、これまた非常な期待と喜びを持っておったのでありますが、その後どういうことになっておるか、この点について御……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1966/02/26、30期、日本社会党)

○栗原分科員 ごく小さな問題のように見えますけれども、最近土地の所有権に対していろいろと制限が行なわれる。こういう制限に対して抵抗が起こっておるわけです。もちろん法律的に制限してくる、こういうことで、そういうあり方については十分理解しておるのですが、そういう中でも納得がいかないというような問題が地方でいろいろ起こっておりますので、幾つか問題を取り上げて、どういうぐあいに当局では考え、指導するのかということを明らかにしてもらいたい、こう思うわけです。  まず最初の問題は、昨日も第五分科会のほうでいろいろ論議しておったようでありますが、高圧電力線の問題と土地の問題であります。御承知のとおり、高圧線……

第51回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1966/02/26、30期、日本社会党)

○栗原分科員 まず予算の質疑に入る前に、昨日の新聞によりますと、赤電話のお金がだいぶ盗まれたような報道が出ておりますけれども、予算を論議するにあたって、収入のほうがどうもがたがたではまことにぐあいが悪いので、一体赤電話のお金というものはどんなぐあいになっておるのか、盗まれてもわからぬのかどうか、盗まれてもわかるようになっておるのかどうか、こういう点について責任ある方の御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 昨日新聞に出たのは、おそらく受託者でなくて、ボックスのかぎをつぶされて盗まれた、こういうことなんです。昨日の夕刊の自衛隊あがりの人が百五十万円も盗んだ、こういう報道なんですが、まだご……

第51回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○栗原分科員 私は、限られた時間でありますから、一つの問題について、限ってお尋ねをしてまいりたいと思います。それはダム関係でございますが、先般の委員会で大臣が群馬県の沼田ダムについて積極的な発言をされたので、たいへん群馬ではにぎやかになっておるわけですが、そういう陰に隠れていま一つのダム問題が群馬にあるわけです。主として事務的な問題ですから、事務当局からお答えを願って、最後の取りまとめをひとつ大臣にやっていただきたい、このように思います。  今回の予算に利根川水系の吾妻川八ッ場ダムというものが実行調査予算の計上になっておる、こういう話を聞いておりますが、どんなぐあいになっておりますか、概況をお……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○栗原分科員 本日午前中、同僚の山花氏が質問をされたようでありますが、私も時間の制約がありますので、ハンセン氏病に関連した問題に限って御質問をいたしたいと思います。  まず第一にお尋ねいたしますが、ハンセン氏病についても、薬や療法の進歩によって、不治の病いといわれたものが非常に診療の効果があって、健全体に返る、全快する、こういう姿の中から社会復帰というような問題も出ておるようでありますが、ここ数年来のハンセン氏病患者の中で、全快になっておる状況はどんな状況になっておるか、まずお尋ねをいたします。
【次の発言】 実はそこが問題点なんです。医者の立場から見て、いつでも退所できるという状況になってお……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○栗原分科員 時間の制限もありますので、私は、恒例によりまして、コンニャクに関する問題と養蚕に関する問題にしぼってお尋ねをしたいと思います。  最初に、コンニャクについてお尋ねしますが、非常に事務的なことでございますから、できるだけ局長さんにお伺いして、締めくくりを政務次官にお答え願う、こういうことにいたします。  昨年のコンニャクの作柄といいますか収穫の概算というものは、すでに集計されておると思いますが、荒粉換算でどのくらいになっておりますか。
【次の発言】 私、群馬県の出身で、いうなら主産地の中の首位格にあるところなんですが、どうも昨年は作柄が台風の影響を受けて芳しくなかった、こういってお……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○栗原分科員 私は、会計検査院の検査のやり方等について、まことにしろうとらしい質問でありますが、数点についてお尋ねいたしたいと思います。  現在、会計検査院は総人員どのくらいで、どのくらいの予算をもって検査を執行しておられますか。
【次の発言】 会計検査院の任務は、法律に定められたことに基づいて行なうようでありまして、必要な検査事項、それから任意的な検査事項と分かれておるようでありますが、特に任意的な検査事項についてどんなぐあいに行なわれておるか、この概要を御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 大体は、第二十二条の必要検査事項と二十三条の会計検査院が必要と認めた場合ということがおおむ……



栗原俊夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
27期-28期-29期-|30期|

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

栗原俊夫[衆]在籍期 : 27期-28期-29期-|30期|
栗原俊夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 30期在籍の他の議員はこちら→30期衆議院議員(五十音順) 30期衆議院議員(選挙区順) 30期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。