纐纈弥三 衆議院議員
30期国会発言一覧

纐纈弥三[衆]在籍期 : 27期-28期-29期-|30期|
纐纈弥三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは纐纈弥三衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院30期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
纐纈弥三[衆]本会議発言(全期間)
27期-28期-29期-|30期|

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院30期)

纐纈弥三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
27期-28期-29期-|30期|
第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 決算委員会 第2号(1963/12/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 お答えします。  御承知のようにただいま三十九年度の予算を一生懸命になって検討中でございまして、私も詳しい問題は十分承知いたしておりませんですが、ただいま検査院長のお話もございましたし、御質問の趣旨にも沿いましてひとつ十分努力をして、ことに経済的効果の面についても検討されるというような状態になっておるといたしますれば、相当な人員が必要ではないかと思いまして、御希望に沿うように努力をいたしたいと思います。

第45回国会 大蔵委員会 第2号(1963/12/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 第三次池田内閣の成立に伴いまして、私重ねて大蔵政務次官を拝命いたしました。まことに不敏な者でございますが、将来よろしくお願いいたします。
【次の発言】 ただいま議題となりました農業共済再保険特別会計の歳入不足をうめるための一般会計からの繰入金に関する法律案外一法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  まず農業共済再保険特別会計の歳入不足をうめるための一般会計からの繰入金に関する法律案につきまして御説明申し上げます。  昭和三十八年度におきましては、長雨等により麦の被害が異常に発生したことにより、農業共済再保険特別会計の農業勘定における再保険金の支払いが増加し、……

第45回国会 大蔵委員会 第3号(1963/12/14、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいまの趣旨に対しまする予算の要求に対しましては、その査定につきましては誠意を持って御趣旨に沿うような方策を講じてまいりたいと思っております。

第45回国会 大蔵委員会 第4号(1963/12/17、30期、会派情報なし)【政府役職】

○纐纈政府委員 政府といたしましても、ただいまの決議の趣旨に沿いまして善処いたします。

第45回国会 大蔵委員会 第5号(1963/12/18、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいまの問題につきましては、実は省内における予算査定の問題におきましても、相当問題になっておりまして、特殊な大事な仕事でございますので、できるだけ国税庁の希望を達するような予算を計上したいという考えで進んでおります。
【次の発言】 重ねて申し上げますが、いま編成中でございますが、しかし大臣も非常にこの問題については了解されておりますので、私どももぜひひとつ実現するように努力をいたしたい。やがて予算もできますからそれまでにはあれですが、いまのところはそれ以上は答えられません。誠意を持ってこの問題の実現に努力はいたしております。

第45回国会 内閣委員会 第1号(1963/12/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 昨日あらためて大蔵政務次官を拝命いたしました。今後ともよろしくお願いいたします。  特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして、御説明申し上げます。  ただいま議題となりました特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  政府は、本年八月十日に行なわれました人事院勧告に基づいて、十月一日以降一般職の職員の給与を改定することとし、別途法律案を提出して御審議を願うことといたしておりますが、特別職の職員の給与につきましても、一般職の職員との均衡等を考慮してその俸給月額等に所要の改定を行なおうと……


■ページ上部へ

第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 決算委員会 第2号(1964/01/29、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま議題となりました昭和三十七年度一般会計予備費使用総調書(その2)外四件の事後承諾を求める件につきまして御説明申し上げます。  昭和三十七年度一般会計予備費の予算額は二百億円でありまして、このうち、財政法第三十五条の規定により、昭和三十七年五月二十二日から同年十二月二十五日までの間において使用を決定いたしました百三十億三千四百万円余につきましては、第四十三回国会において、すでに御承諾を得ましたが、その後、昭和三十八年一月二十五日から同年三月二十六日までの間におきまして六十九億四千七万円余につき使用決定いたしました。  そのおもな事項は、農業施設災害復旧事業等に必要な経費、……

第46回国会 決算委員会 第3号(1964/02/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま管財局長からお話がありましたので、いろいろ問題があるところですが、一応特別会計と一般会計との問題で予算の編成の上か何かで同じことになりやしないかというような結論も多少出ているのですが、理論的に申しますればやはり特別会計のものは一般会計に繰り入れて、それで形を整えるということが私は筋が通っている問題だと思います。そういう問題もありますので、ひとつ研究して、早急と言うとおしかりを受けますが、できるだけ早く筋の通ったような結論を出すことに努力いたしたい、こう考えている次第でございます。
【次の発言】 ただいまの問題につきまして、検察庁なんかの犯罪等に関連するときのなには当然で……

第46回国会 決算委員会 第7号(1964/02/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま山田委員からのお話のとおり、この前の決算委員会におきまして、実は私は最初出せないだろうということでございましたが、正式に院議において決定されたときはどうだということでございましたので、院議において正式に要求されるならば資料を提出することはやむを得ぬだろうということを御答弁申し上げたと思っております。その点について、私もいまだ考え方は変わっておりませんが、ただ個々別々の秘密に対しましては、国家公務員といたしましては私もその一人でありますが、やはりその職務によって、その権限によりまして知り得た企業の秘密あるいは個人の秘密というものは、現職にある者ばかりでなく、また退職した者……

第46回国会 決算委員会 第14号(1964/04/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま議題となりました昭和三十八年度一般会計予備費使用総調書(その1)外二件の事後承諾を求める件につきまして御説明申し上げます。  昭和三十八年度一般会計予備費の予算額は二百億円であり、このうち、財政法第三十五条の規定により、昭和三十八年五月十七日から同年十二月二十七日までの間において使用を決定いたしました金額は百五十九億八千万円余であります。  そのおもな事項は、災害対策関係としましては、公共土木施設及び農業施設等の災害復旧事業費等に必要な経費並びに文教施設災害復旧費に必要な経費等の二十六件であります。一般経費関係としては、衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に必要……

第46回国会 建設委員会 第7号(1964/02/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま建設大臣からお話がございましたように根本的の問題といたしまして、堀内委員も御承知のように、道路が非常におくれておりますから、できるだけ早くやりたいということは、大蔵省としても考えておるわけでございますが、御承知のように、開放経済に向かうというような状態でございまして、まだ経済全体の安定も見ておりませんので、大蔵省といたしましては、一応健全均衡財政を堅持しておるわけでございます。さような意味合いからいたしまして、いまのところ、直ちに道路公債を発行するという意思は、大蔵省としては持っておりません。
【次の発言】 お説ごもっともだと拝承しますが、いまの経済状態におきましても、……

第46回国会 社会労働委員会 第16号(1964/03/05、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 先ほど来小林委員等からの御質疑も伺っておりましたが、年金福祉事業団と医療金融公庫との利率が非常に違っておる、さらにまた、医療金融公庫におきましても三つの段階によってやっておられるのはけしからぬじゃないかという御意見であり、しかもそれに対しましては、厚生大臣以下政務次官等が、委員会において、できるだけ御趣旨に沿うように努力するという答弁をしたというような応答がございましたことを十分に拝聴いたしました。  大蔵省の立場から申しまするならば、滝井先生も御承知でございましょうが、一応医療金融公庫の問題は中小企業金融公庫の問題から分かれた問題でございまして、したがいまして、その意味からい……

第46回国会 社会労働委員会 第19号(1964/03/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいまの河野先生の御質問は、前回の社労委員会において私が答弁いたしましたことに御不満がございまして、その後厚生省と十分検討いたしました。その点につきましてただいまから御答弁を申し上げます。  医療金融公庫の乙種増改築資金の貸し付け利率八分につきましては、昭和四十年度におきましては年金福祉事業団の貸し付け対象のうち、日赤、済生会等の開設する病院に対する貸し付け利率と統一をはかるよう検討をいたしたいと思います。  第二番目といたしまして、貸し付け限度が個人、法人について差別のある点につきましては、単に個人、法人という開設主体による差別は多少の問題があることと存じますので、今後は病……

第46回国会 商工委員会 第60号(1964/06/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 お答えします。  新産業都市は、久保田委員が申されましたように、御承知のように、いわゆる低開発地を振興せしめて、地方の格差を是正しょうというのが目的でございます。そのために、いま企画庁の政務次官からも御答弁申しましたように、すでに一人前になった――一人前と申しますと語弊があるかもしれませんが、兄貴になり、相当工業も発展してまいっておるのでありますから、いわゆる新産都市の趣旨にもとるということではずされたものと思うわけでございます。そこで、閣議決定につきましていまお話がありましたが、われわれとしては、資金の問題、ことに計画のいかんによりましては、それによって財政的な関係もございま……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1964/03/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 お答えいたします。  ただいま井手委員からお話しのよう水の問題は住民の生活に直結する非常に大きな問題でございます。この委員会におきましてもいろいろ問題になっておりますことは、私も承知いたしております次第でございます。そこで大蔵省といたしまてはいろいろ検討をいたしたのでございますが いろいろの措置におきまして、産炭地の救済等につきましては努力を続けてまいる。上水道の建設につきましてもいろいろの措置を講じてまいっておりますが、もとより井手委員がおっしゃいますように不十分であるだろうと思います。ただ大蔵省の立場といたしましては、鉱害復旧事業の問題につきましては、この水道の問題につきま……

第46回国会 大蔵委員会 第2号(1964/02/04、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 一応は両方とも大事なんですが、そういう択一の返事をしろとおっしゃれば、やはり国民の健康を第一とすべきだというふうに考えております。
【次の発言】 私からも一言。ただいまアメリカの衛生局の発表から、非常に肺ガンの問題とたばこの関係がやかましくなっておるわけでございますが、かつては御承知のようにイギリスでもこういうような類のものを発表もいたしておりまして、先ほど総裁からもお話がありましたように、今度のアメリカの発表はそれを少し大幅に統計的な面から結論を出したというようなことで、新しい問題はないということでございます。わがほうといたしましても、これは問題でございますから、いままでも研……

第46回国会 大蔵委員会 第4号(1964/02/07、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま議題となりました食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案の提案の理由を御説明申し上げます。  食糧管理特別会計は、現在、国内米管理勘定、国内麦管理勘定、輸入食糧管理勘定、農産物等安定勘定、業務勘定及び調整勘定の六勘定に区分されております。これらの勘定のうち、農産物等安定勘定は、本来、農産物価格安定法に基づく国内産の甘藷でん粉、バレイショでん粉等の買い入れ、売り渡しに関する経理を行なうものでありますが、旧てん菜生産振興臨時措置法の規定によるてん菜糖及び飼料需給安定法の規定による輸入飼料の買い入れ、売り渡しに関する経理も、暫定的に、この特別会計法の附則第五項の規定により行な……

第46回国会 大蔵委員会 第5号(1964/02/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○纈纐政府委員 ただいまの佐藤委員の御質問、私どもも同感の点が非常にたくさんあります。また政府委員の方の答弁につきましても、一応の理屈もあるように思いますが、何と申しましても、農業はお話しのように行き詰まった状態に置かれておりますので、これの救済策は御承知のように、いま農業基本法によりまする近代化、あるいは機械化というようなことで進めておりまして、それがまだ十分の効果をあげておりませんが、一面農村の若い方たちに話を聞いてみますると、なかなか近ごろの若い連中は意欲を持っておりまして、私は今後相当一生懸命にやってもらいたい、それにはある程度の融資その他についてもやはりやりたい、そういう問題がござい……

第46回国会 大蔵委員会 第6号(1964/02/12、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま議題となりましたとん税法及び特別とん税法の一部を改正する法律案、及び国有財産法第十三条の規正に基づき、国会の議決を求めるの件について、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  まず、とん税法及び特別とん税法の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。  最近におけるわが国の貿易外収支の動向及びわが国の港湾経費が諸外国に比べやや低位にある状況等にかんがみ、今回、港湾経費の一つであるとん税及び特別とん税をそれぞれ倍額に引き上げ、もって国際収支の改善に資そうとするのが、この法律案の提案理由であります。  その内容は、とん税につきましては現行の入港ごと納付トン当たり……

第46回国会 大蔵委員会 第7号(1964/02/14、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案外三法案につきまして、提案の理由及びその概要について御説明申し上げます。  最初に、所得税法の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。  政府は、今後におけるわが国の社会、経済の伸展に即応する基本的な租税制度を確立するため、一昨年税制調査会を設け、鋭意検討を加えてまいりましたが、昨年末、同調査会から、最近における経済情勢の推移に応じて、現行税制につき、さしあたって改正を必要とする事項について、昭和三十九年度の税制改正に関する臨時答申を得たのであります。その後、政府におきまして、同答申を中心にさらに検討を重ねた結果、昭……

第46回国会 大蔵委員会 第8号(1964/02/18、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま議題となりました物品税法の一部を改正する法律案及び印紙税法の一部を改正する法律案について、提案の理由及びその大要を御説明申し上げます。まず最初に物品税法の一部を改正する法律案について申し上げます。  物品税につきましては昭和三十七年度においてその税仏祖を大幅に軽減するとともに、体系的な整備をはかったことでもありますので、昭和三十九年度におきましては原則として改正を見送ることといたしておりますが、昭和三十七年度の改正により新たに課税することとなった物品のうち、一部のものにつきましては、その軽減税率の適用期間を延長する等の必要があるので、ここに物品税法の一部を改正する法律案……

第46回国会 大蔵委員会 第9号(1964/02/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま議題となりました国立学校特別会計法案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  政府におきましては、教育の重要性に顧み、従来国立学校の施設の整備及び内容の充実について特段の配慮をしてまいったのでありますが、昭和三十九年度におきましても、同様の方針のもとに所要の予算を計上して別途御審議をお願いしているところであります。さらに国立学校の充実に資する上から特別会計を設置し、一般会計と区分して経理することが時宜に適するものと認め、ここにこの法律案を提案することといたした次第であります。  次に、この法律案の概要について御説明申し上げます。  第一に、この特別会計は、国……

第46回国会 大蔵委員会 第10号(1964/02/21、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 お答えいたします。  税の中心は、御承知のように所得税でございまして、所得税の減税に重点を置くことは申すまでもないことでございます。今度の政府の減税の方針といたしましては、御承知のように、従来国税と地方税とを見まして、特に地方税のほうに対しましても、住民税の不合理と申しますか、それを是正しようというようなことに相なっておりまするし、同時にまた中小企業、また農山漁村に対しまするいわゆる中産階級以下の方々に対します減税を主とする、こういう方針のもとに今回の税制はきめられたのでございます。詳細に検討いたしますると、必ずしもその線を貫いておらないといううらみもあることはあると思われます……

第46回国会 大蔵委員会 第11号(1964/02/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま議題となりました相続税法の一部を改正する法律案及び納税貯蓄組合法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。  最初に、相続税法の一部を改正する法律案につきまして、御説明申し上げます。  政府は、今次の税制改正の一環として、相続税につきまして、相続税及び贈与税の負担の軽減合理化をはかるため、これらの基礎控除を引き上げるとともに、民法の一部改正に伴い相続財産法人から財産の分与があった場合における相続税の課税につき所要の規定の整備をはかる等の改正を行なうことといたしました。  以下、この法律案についてその大要を御説明申し上げます。  第一は……

第46回国会 大蔵委員会 第12号(1964/02/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま議題となりました地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、税関支署及び税務署の設置に関し承認を求めるの件及び保険業法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  まず最初に、地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、税関支署及び税務署の設置に関し承認を求めるの件について、御説明申し上げます。  まず横浜税関に小名浜税関支署を設置することでありますが、これは、現在の同税関小名浜出張所を税関支署とすることであります。同出張所は、横浜税関から距離的に遠隔の地にあるため、税関業務の処理上不便な点が多いこと及び近年港湾造成計画の進捗に伴い……

第46回国会 大蔵委員会 第13号(1964/02/28、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま議題となりました企業資本充実のための資産再評価等の特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  企業の資本構成の是正に寄与し、その経営基盤の強化と経理の適正化をはかる見地から、一定規模以上の株式会社に対しまして、再評価積立金の資本組み入れを促進し、あわせて必要な減価償却を行なわせますため、従来から企業資本充実のための資産再評価等の特別措置法の規定によりまして、所要の措置を講じてまいったところであります。  近くこの規正の適用期限が切れることになりますが、いまだ再評価積立金の最終処理を行なっていない会社がかなりの数にのぼっている現状……

第46回国会 大蔵委員会 第14号(1964/03/03、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま議題となりました公庫の予算及び決算に関する法律の一部を改正する法律案外二法案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  まず第一に、公庫の予算及び決算に関する法律の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。  国民金融公庫ほか七公庫の予算の作成及び執行並びに決算の作成は、公庫の予算及び決算に関する法律の定めるところによって統一的に処理されておりますが、法律の制定以後における各公庫の予算及び決算事務の執行状況等にかんがみ、その業務の一そうの能率的、かつ、適正な執行に資するため、この法律案を提出した次第であります。  次に、この法律案の概要は、公庫の……

第46回国会 大蔵委員会 第15号(1964/03/04、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 御承知のように大蔵大臣が予算委員会のほうにどうしても出席されなければなりませんので、私は女房役といたしましてこの席を汚しておるわけでございますが、もとより不敏の身でございますから、御質問に対しましては女房役としての責任を果たす意味においての御答弁を申し上げたいと思います。
【次の発言】 そのつもりで努力をいたします。
【次の発言】 周知徹底をせしめる方法はいろいろございますが、もちろん書面をもって、内容証明でもやれば最も確実だろうと思いますが、また場合によりましては口頭によってあるいは電話によって知らせるということは、周知徹底の一つの手段になると思うのであります。原則的に申しま……

第46回国会 大蔵委員会 第16号(1964/03/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 お答えします。公債の問題につきましては、先ほど主税局長からもお話がありましたようなわけでございまして、今日の日本の財政状態からいたしまして、民間消化がなかなかむずかしいじゃないかという問題もありますし、大体御承知のように、所得倍増のなにからまいりまして、相当経済は伸びております。しかし、なおなかなか安定をいたしてないということもございますので、やはりいまは安定を見るまでは、政府といたしましては、健全均衡財政をとっていくべきじゃないか。そういう意味合いにおきまして、私はそれを待って公債発行の問題を検討してもいいのじゃないか。お話のように、公共事業は非常に長く続くものでございます。……

第46回国会 大蔵委員会 第17号(1964/03/10、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 特別措置法の問題にはいろいろ議論がございますことは、いままで委員会でも論議されておる問題でございます。私ども個人の考えで言いますと、先ほど局長からもお話しいたしたように、特別措置法を適用する範囲を縮めていくべきだ。また、ことに危険な新規事業なんかに対しましては、むしろ私は、税制によって助けるよりも、国の助成によってやるのが筋が通ったものじゃないかということを根本的には考えております。さような意味合いにおきまして、租税特別措置法というものは相当論議があると思いますが、大蔵省といたしましても、先ほど来局長が答弁いたしておりまするように、だんだんその範囲を狭めていこうという方針で進ん……

第46回国会 大蔵委員会 第20号(1964/03/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 お答えいたします。  御承知のように固定資産の評価がえはちょうどことしいたしまして、最近は特に土地の急騰がございましたのでかなり土地あるいは繁華街におきます家屋の固定資産税等も相当高うなっていると思います。  そこでまず従来の固定資産税の率をもってすれば相当増税のような形になる。これに対しまして、地方税に対しましても、御承知のようにはっきり声明をいたしまして税率等についての検討を加えつつ増税にならないような考慮をいたそうということをはっきり申し上げておるようなわけでございます。その問題はただいま堀委員のお説のように、医者のほうにつきましても相当固定資産というものは、特に場所のい……

第46回国会 大蔵委員会 第21号(1964/03/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま国税局長から御質問に対する大体のお答えを申し上げたのですが、同じ考えでございますから……。
【次の発言】 先般、大蔵・社労連合審査会の席上、七税局長から、聖路加病院に対しては医療保健業について収益事業を営んでおるものとして課税しておるが、欠損申告をしておる旨の発言をいたしました、しかしその後調査の結果、この点について間違いがあったことが判明いたしましたので、私からこの点について訂正をいたします。すなわち、聖路加病院は法人税の申告書を提出しておりますが、これは同病院における売店の収益事業についての申告でありまして、しかも最近三年間欠損の申告となっております。聖路加病院の医……

第46回国会 大蔵委員会 第22号(1964/03/18、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 今回三品につきまして、物品税の税率引き下げを延長するという問題でございますが、ただいま堀委員からお話のように、この三品につきましては、あるいは大衆的にまだ使われていないもののように思いますが、これにつきましては、これがだんだん伸びますれば、将来輸出の上に非常な大きな望みをかけられておる品目でもございまするし、なお最近つくられつつありまする品目でございますので、さらにそれを伸ばしていくためには、この際さらに二年間の延長をしなければならない、こういう意味合いにおきまして、この改正案を提案したわけでございますが、お話のように物品税につきまして全般を考えてまいりまする場合におきましては……

第46回国会 大蔵委員会 第23号(1964/03/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 お説のようにガソリン税は引き続き増徴されておりますが、きのうも建設大臣がお話しになったように、諸外国の例を見てもまだ安いというようなお話があったわけですが、これは諸外国の例をわが国に直ちにとるべき筋合いのものではないと思うのです。ただ私といたしましては、公共事業、特に道路の整備の問題につきまして相当の費用が要るということになれば、その受益の非常に多い、また道路がよくなることによって利益を得る業者から取ることが絶対いけないとは私は思っておりませんが、一応ほとんど限界に近くきておるものじゃないか、こう考えております。
【次の発言】 限界に近いと私は申し上げましたが、同時に道路整備の……

第46回国会 大蔵委員会 第24号(1964/03/24、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいまのことについて、お答え申し上げます。御承知のように、国立学校の問題は戦前までは実は特別会計になってずっとやってまいった。明治の当初からそういう形でやってまいっておったのでございますが、戦後は一般会計によって取り扱うということになっております。ただいまお話しのように最近におきまする教育の重要性にかんがみ、ことにベビーブーム等の関係がございまして、それらに対する対処方としてずいぶんいろいろの施策を考えてまいりましたが、今日の教育の重要性、いろいろな関係から考慮いたしまして、特別会計にやったほうがいいだろうということの結論を、文部、大蔵両省において慎重に検討いたしまして、この……

第46回国会 大蔵委員会 第27号(1964/03/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま議題となりました外国為替及び外国貿易管理法及び外資に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  わが国は、世界経済の趨勢に即応し国際分業を通じて経済活動の効率を高め、わが国経済の一そうの繁栄をもたらすため、開放経済体制への移行を進めており、その一環として、来たる四月一日を目途に国際通貨基金協定第八条に規定する義務を受諾することとして着々諸般の準備を進めているのでありますが、これに伴い外国為替、外国貿易その他の対外経済取引に関する法制を整備することが必要となっているのであります。  次に今回提案いたしました法律案の概要を御説明申し上げ……

第46回国会 大蔵委員会 第29号(1964/04/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま有馬委員の御質疑の御趣旨につきましては十分了承をいたしておりますが、御承知のように、いま局長からも御答弁申し上げましたように、いろいろの事情がございまして、やはり基本的の大筋を持っているということは必要だろうと思いますが、個々の問題になりますと、なかなかそれが貫くことができないようなケースもないではないという想像をされるわけでございます。ただいまの御質問に対しまして、いつそれをやるかということの御質問でございますが、いろいろの関係もございますし、十分ひとつ検討いたしまして、何と申しましても国有財産でございますから、将来やはり公共的な性質を持っているものを先にしなければな……

第46回国会 大蔵委員会 第30号(1964/04/02、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま議題となりました国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由を御説明申し上げます。  国際開発協会が、昭和三十五年十一月の創立以来、長期かつ低利の融資を通じて、低開発地域の経済開発の促進、生産性の増大及び生活水準の向上のために果たしてきた役割りはまことに大きなものがあります。わが国も、その原加盟国として、同協会を通じて低開発国援助のために応分の寄与をいたしてまいっております。  しかしながら、低開発国の国際収支事情よりいたしまして、同協会の行なう融資に対する需要は年を追って増大し、その保有する交換可能通貨による資金は遠からず全……

第46回国会 大蔵委員会 第31号(1964/04/08、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 オリンピックの記念貨幣の鋳造につきましては、党内でもいろいろ議論がございまして、大蔵委員会にかけるべきだろうということも討議されたようでございますが、結局オリンピック特別委員会ができましたために、オリンピックに関係する問題はそこで一括上程するというような、実は国対との話し合いでございますが、そういうことでオリンピック特別委員会に付託されて審議をいたしたのでございます。  第二番目の御質問につきましては、昨日実は午前中に、大蔵大臣が出席されまして、おそらく一時ごろまでかかりまして、そこで全会一致で採決をされたということを承っておりますが、審議の内容につきましては私詳しく存じません……

第46回国会 大蔵委員会 第32号(1964/04/09、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま議題となりました自家用自動車の一時輸入に関する通関条約の実施に伴う関税法等の特例に関する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  政府は、今般自家用自動車による国際旅行の発展に資するとともに、わが国の観光に関する政策を推進する等のため、道路交通に関する条約、及び自家用自動車の一時輸入に関する通関条約に参加することとして、これら両条約の締結につきその承認を求めるため、別途今国会において御審議を願うこととしているのでありますが、このうち、後者の条約は、特定の保証団体の発給する一時輸入書類の担保のもとに、自家用車両またはその修理用部外品を、再輸出することを条……

第46回国会 大蔵委員会 第33号(1964/04/14、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま議題となりました公認会計士特例試験等に関する法律案及び税理士法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  まず最初に、公認会計士特例試験等に関する法律案について御説明申し上げます。  現在、証券取引法の規定に基づく財務書類の監査または証明は、公認会計士でなければ行なうことができないのでありまするが、同法の規定に基づかない一般の監査証明は、公認会計士沖の附則により、計理士も行なうことができることになっております。しかしながら、今日わが国経済の現状を見ますると、資本市場育成の見地から投資家保護の徹底及び開放体制への移行に伴う企業経理の……

第46回国会 大蔵委員会 第34号(1964/04/15、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 お答えいたしますが、課長がそういうことを申しましたことにつきましては、実は私もまことに不勉強で十分承知をいたしておりませんが、御当人が参りましたらまたひとつ適当に答弁させていただきます。
【次の発言】 私事を申し上げましてまことに恐縮でございますが、この二、三日東京を離れておりまして、そのために私といたしましては全然承知いたしておりません。
【次の発言】 ただいまの御質問でございますが、私はいま堀先生のおっしゃるようなわけにはいかぬと思います。
【次の発言】 それはこういうことです。やはりそれぞれの公企体というものは関係がございますので、ただそこの公社だけ必要だといって要求をさ……

第46回国会 大蔵委員会 第35号(1964/04/21、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま日野委員がいろいろ御列示をされまして御質問なさいました件につきましては、私伺って、たいへんごもっともな点と思います。戦後いろいろ混乱しておるときがありましてそういう問題がございますが、大蔵省といたしましても、ぜひ財務局を督励いたしまして、これは両方に迷惑でございますから、お説のように積極的に検討しまして、できるだけ早くそういう問題を解決したい、こう考えております。
【次の発言】 私は、やはり持っておるということに価値があるんだと思うのです。価値があるから持っているのでなく、やはり持っているということに価値がある。やはりそれを持っておってそれを利用――ことに行政財産におき……

第46回国会 大蔵委員会 第36号(1964/04/22、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 お答えいたします。  ただいま平林委員からの御説ごもっともな点もあると思いますが、最初局長から御説明申し上げました最近の方向は御承知のとおりと思いますが、当時は申すまでもなく戦争で荒れ果ててしまって、そうしてわが国が立て直らなければならぬというようなことから、やはり基幹産業といいますか、そういうふうな問題をどんどん育成していかなければならぬ、こういうような関係と、また先ほど局長が御答弁申しました中にもありましたように、当時は国有財産の処分というものは国の財政の大事な一つのファクターになっておったというようなことも考えられまして、いま平林委員が白書から出されたような傾向になってお……

第46回国会 大蔵委員会 第39号(1964/05/07、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 お答えします。  本来申しますと、先ほど来この法律案の提案の理由、また御質問に対します大臣の答弁にもありましたように、被買収者の中で生業資金を借りることのできない方に対して特別にやろう、こういうことでございますので、農地報償の問題等とはお尋ねの点全然――全然ということはございませんけれども、一応この法律案とは関係がないわけでございます。したがいまして、大蔵省の提案といたしましては、先ほど大臣が御答弁を申し上げましたように、政治的の考慮からいたしまして、そうした気の毒な方に対しましては、何とか特別に適当な低利の融資のできるような方法を講じたい、こういうことが提案の理由になっておる……

第46回国会 大蔵委員会 第40号(1964/05/12、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま給与課長から御答弁を申し上げました中にも恩給法に拾い上げられたものをそれと調子を合わせる意味においてやっておるということは御了解いただいたと思うのでございますが、ただいま佐藤蔵相の附帯決議に対します答弁につきましては、実は大蔵省といたしましても協議会をつくりまして検討いたしておるわけでございます。恩給法のほうにおきましてもいま申しましたように部分的に拾い上げておるものでございますから、それとマッチさせるために部分的の改正を試みておるようなわけでございますが、協議会も引き続き誠意を持って、検討しておりますので、大蔵省といたしましてもこの附帯決議に対する答案といたしまして、……

第46回国会 大蔵委員会 第41号(1964/05/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 いま給与課長から御答弁申し上げましたように、大体主管の官庁は人事院だと思います。いままでいろいろ御質疑の内容も承って、これはそれぞれの制度をみな各官庁でやっておりまして、共済組合を統一しようという問題がだんだん出てきてまいっておるいま、過渡期と申しますか、まだ完成されておりませんが、いま田中委員の御指摘になった点は、やはり政府としても大いに検討をして統一すべきものだろうと私は思っております。それがなかなかむずかしいというのは、いろいろいままでのいきさつがあってどうもなかなか複雑であるものですから、いままでそういう問題が論議されておるようでございますけれども、また主管庁におきまし……

第46回国会 大蔵委員会 第42号(1964/05/14、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 間接税、ことに酒税の問題は、先ほど来いろいろ問題になったことでございますが、政府といたしましても、財政状況がだんだんよくなってまいりまして、御承知のように年々大幅な減税をいたしてまいっております。いままで主として所得税を中心にしてまいっておりますが、間接税の問題につきましても、いままで問題になってまいっておりまして、考えなければならないということになっておりますが、最近は間接税の減税には手をつけておらないのでございます。この問題は、もちろん大事な、大きな問題でございまして、私どもといたしましても、やはり税制調査会においても審議をしていただかなければなりませんし――また財源の全体……

第46回国会 大蔵委員会 第43号(1964/05/22、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま議題となりました国家公務員共済組合法等の一部を改正する法律案につき、その提案の理由を御説明申し上げます。  この法律案は、各種共済組合制度における長期給付制度の統一をはかる見地から、共済組合の長期給付に要する費用の国及び公共企業体による負担割合を引き上げるとともに、年金額の改定方法等につき所要の規定の整備をはかろうとするものであります。  次に、この法律案の概要を御説明申し上げます。  まず、国家公務員共済組合法の一部改正におきましては、第一に、長期給付に要する費用につきまして、国の負担割合を百分の五十五から百分の五十七・五に引き上げ、組合員の負担割合を百分の四十五から……

第46回国会 大蔵委員会 第45号(1964/05/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 いまの有馬委員の御質問に対して事務当局のほうから構成の問題については再検討するというようなお話がございましたが、私もその辺の内容をよく承知いたしておりません。少なくとも私が大蔵省に参りましてからはそういう問題で検討いたしたことはなかったように思います。

第46回国会 大蔵委員会 第46号(1964/05/29、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 いままでいろいろ論議されました状況から判断しましても、いま堀委員がお話になりましたように、不合理の点は確かにあることは私も認めております。ただ役所の仕事の関係がございますので、これは各関係省庁との均衡をとるということも非常に必要なことでございますが、省々によりましては非常に違うところも相当ある。この前もちょっと申し上げましたように、いわゆる現業所と言いますか、事業所というところは仕事の分量の多少によりまして相当変わってくる、そういうようなことで実際に仕事の内容でいけば、常勤でやるべきものであっても、その事業の分量によってそういう差が出るというようなことで、お説のような不合理が非……

第46回国会 大蔵委員会 第47号(1964/06/02、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 実はこの問題につきましても私十分検討しておりませんが、いま卜部委員の御質問、また政府委員の答弁等から考えまして、一応この問題はまだ批准はされておりませんが、これを批准するかいなかは御承知のように厚生省の問題であろうと思います。大体先進国においてそういうことが論ぜられておるのでございますが、今後社会保障の問題、あるいは共済組合の問題等につきましても、わが国もようやく手をつけて最近いろいろの施策を行なって今日に至っておるようなわけでございまするので、今後とも十分私は検討しつつ世界の情勢にもマッチしたような方向をとっていくべきものであろうというふうに考えておりますが、一応やはりこの批……

第46回国会 大蔵委員会 第50号(1964/06/09、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいまの資料につきましては、できるだけ早く提出いたすようにいたします。
【次の発言】 いだいま有馬委員が指摘されたような権限は、大蔵省としては持っていないと思います。
【次の発言】 ただまま具体的の問題として御指摘をいただきました奈良県の問題でございますが、私いま有馬委員からそのことを初めて聞きましたわけでありまして、有馬委員の御指摘のとおりであるとすれば私は行き過ぎた行為であろうというふうに考えておりますが、もう少し事実を調査いたしました上で適当な御答弁を申し上げたいと存じます。
【次の発言】 先ほども申しましたように、有馬委員が御指摘された問題がそのとおりでありますならば……

第46回国会 大蔵委員会 第51号(1964/06/10、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 政治資金の問題は政府のほうでは、私は少なくとも承知はいたしておりませんが、御承知のように自民党といたしましては、国民協会がございますので、そのほうである程度資金は集めておるかと存じますが、その数字は私はよく承知しておりません。
【次の発言】 私はあまり関心がなかったものですから、はっきりした数字は承知いたしておりません。
【次の発言】 政治資金の問題につきましては、まあ理論的にいえば確かに卜部委員がお話しされることも理由があるようにも考えられるわけでございますが、これはまあ昔からの一つの慣行であろうと思うわけでございます。そこでいま八幡製鉄の問題が出ましたが、これが裁判において……

第46回国会 大蔵委員会 第53号(1964/06/16、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 まだ大蔵省からはその行政管理庁のほうには返事は申し上げていないようであります。

第46回国会 大蔵委員会 第54号(1964/06/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 中正の問題につきましては、本委員会においてこの法律案の趣旨につきましてしばしば論議がかわされたところであり、昨日は松隈君からもその問題で御答弁を申し上げたわけでございます。ただいま只松委員の御質問は、これが税務署に対する中正と解する以外にないという御意見のように私は聞いたわけでございますが、これはいままでの応答の中においてもはっきりいたしておりまするように、われわれはさような意味で解釈するということはむしろ正しくないように考えております。この中正ということばの法律的の解釈というものを申しますと、なかなかむずかしいものでございますけれども、いずれにいたしましても、税理士の権威を高……

第46回国会 大蔵委員会 第55号(1964/06/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 今回の新潟地震によりまする被害は、ただいま田澤委員からも御指摘になりましたように、非常に激烈な災害を受けております。ことに地震といたしましても御承知のように関東震災と福井の震災の中間、震度五というような近来まれに見る大地震でございます。したがいまして、その災害をこうむりました程度というものも実に甚大でございます。かような次第でありまして、政府といたしましてはこの災害に対しますために、すでに御承知のように非常災害対策本部というようなものをつくってまいっておりまするし、またさきにはすでに自治大臣あるいは大蔵大臣、その他防衛庁長官等も現地に参られましてつぶさに状況も視察して参りまして……

第46回国会 大蔵委員会 第56号(1964/06/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 田中委員から先般の質問の際に、私どもも専売法の改正をしていかなければいかぬということを申し上げて、その結果いろいろ検討いたしまして、本日は事務当局からこれに対する経過報告を説明したわけでございます。いままでの応答によりましても大体御了解を得られたと思うわけでありますが、すでに関係各省とも相談をしつつ、一応これを法制化することについてはなお検討しなければならぬということで、とりあえず急場の措置といたしまして行政措置によってやろうということで、さらに引き続き前向きに法制化についても検討するという形で参っておるわけでございまするから、今後とも真剣にこれを検討いたしまして、不備な点は改……


■ページ上部へ

第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1965/02/03、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 私は、佐藤内閣成立直後新しく科学技術政務次官を拝命いたしました纐纈彌三でございます。  科学技術の問題につきましては全然無知でございまして、その任ではないことを痛感いたしておりますが、今後勉強いたしまして、長官の女房役として、よき女房役には足りないかもしれませんが、十分努力をいたして重責を果たしたいと考えておりますので、今後とも皆さまの御鞭撻と御指導を切にお願いいたしまして、簡単でございますが、ごあいさつといたします。(拍手)

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1965/02/04、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 お答えします。ただいま三木さんの指摘されました点、私まことに同感でございまして、何と申しましても、御承知のように科学技術庁は発足以来まだ日が浅いのでございますし、しかも、科学振興の面はあらゆる点に関係がありまして、したがって各省庁とも関係があり、また大学等の究究とも非常に密接な関係がございまして、従来それが独自の見地からそれぞれの研究が進められてまいったのでございますが、今後わが国が科学技術を発展していくことがわが国の国柄からいいまして、いわゆるエネルギー源も不足している、資源も少ないというような観点からいたしまして、どうしても科学技術は振興しなければならぬということは、昨日の……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1965/04/08、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 お答えいたします。  御承知のように、この前の委員会におきましても、茨城の知事さん以下来られまして、ここで射爆場の問題を中心にして、東海村の問題等につきましていろいろ切々たる陳述がございまして、私ども非常に打たれたわけでございます。  その際、防衛庁長官もお見えになりましたが、いままでの折衝はあるいは事務的であったかもしれぬので、今後は高度の政治折衝をもってやりたいということでございまして、それに対しましても、外務大臣はおられませんでしたが、科学技術庁の長官も、窓口は防衛庁でありまするけれども、防衛庁、また外務省、それから科学技術庁、三者一体となってこの問題を誠意をもって解決し……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第20号(1965/05/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 本日は、水資源の利用につきまして参考人の皆さんから非常に有意義な御意見を賜わりまして、参考になりました。  実は、防災センター等におきましても、洪水に対します災害の研究というものが中心になっておるようでございますけれども、やはり水が足らぬということも一つの災害でございまして、ことに今後わが国産業発展のために、また人口増加というような問題につきましても、この水が足らぬということは、将来でなく現実の問題として皆さまに御迷惑をかけておるような状態でございますので、ただいま委員長の申されました長期的な見通しの対策も、科学技術の観点からいたしまして、関係各省庁とも十分の連絡をとりまして、……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第21号(1965/05/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 渡辺委員の御質問でございますが、大体防災センターの仕事につきましては、和達さんから御説明があったようなことでございます。  そこで、政府といたしましては、いまお話しのような、いわゆる政策実行の面につきましての場合に、それぞれ所管官庁で進めていくべきものであると私は思うのでございます。  ただ、お話のように、ある程度科学技術的の調査について、そういう政策実行について必要なものは、あるいは命令を待たないでひとつ進んで積極的にやっていただく、こういうことについては私は大いに努力していただきたいということでございますが、一応そうした、いまあなたの御質問のような御趣旨の問題は、大体それぞ……

第48回国会 内閣委員会 第15号(1965/03/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 お答えします。  御承知のように、臨時行政調査会では、科学技術行政に関する答申といたしまして、現在の科学技術会議を改組して、閣僚を主たる構成メンバーとする科学技術会議を内閣に置き、政治的側面から国の最高方針を審議すること、二、科学技術庁の企画調整機能を拡大強化し、大学における研究をもその調整対象にすること、三、科学技術庁に科学技術政策委員会及び原子力委員会を付置すること等について申し述べられているわけでございます。私どもといたしましても、この答申につきましては、ただいま佐々木委員のお説のように非常に適切なものであると考えておるわけでございますが、しかし、科学技術振興に対して全般……


■ページ上部へ

第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1965/07/30、30期、自由民主党)

○纐纈委員 これより会議を開きます。  私が年長者でございますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま小宮山重四郎君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、岡良一君が委員長に御当選になりました。(拍手)  委員長岡良一君に本席を譲ります。

第49回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1965/10/04、30期、自由民主党)

○纐纈委員 私ども欧米班は八月の八日に羽田を出発いたしまして、九月六日ちょうど三十日間の旅行をさしていただきました。一行は小宮山君、渡辺君、私の三人でございます。  まず、私どもが参りましたところは、最初カナダでございます。そこからニューヨークに参りまして、次いでロンドン、ハンブルク、パリ、ジュネーブ、ローマ、ウィーン、プラーグ、ワルソーに参りまして、八月二十八日モスクワにおいて第二班の菅野、岡、三木三君と一緒になりまして、それから北欧のほうへ渡りまして、ヘルシンキ、ストックホルム、コペンハーゲン、それから羽田へ帰ってまいったわけでございます。  まず、カナダに参りまして、予定のとおり、チョー……


■ページ上部へ

第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1966/01/28、30期、自由民主党)

○纐纈委員 これより会議を開きます。  私が年長者でございますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま野呂恭一君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、原茂君が委員長に御当選になりました。(拍手)  委員長原茂君に本席を譲ります。


■ページ上部へ

第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1966/07/13、30期、自由民主党)

○纐纈委員 これより会議を開きます。  私が年長者でございますので、衆議院規則第百 一条第四項の規定によりまして、委員長が選任さ れますまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま渡辺美智雄君より提出され ました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、原 茂君が委員長に御当選になりました。(拍手)  委員長原茂君に本席を譲ります。


纐纈弥三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
27期-28期-29期-|30期|

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院30期)

纐纈弥三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
27期-28期-29期-|30期|
第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第5号(1964/05/22、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 詳しくはよく知りませんが、検査部はございます。しかし、スタッフはどうも人がいないようでございますが、大体検査部のほうだけでやっておると聞いております。
【次の発言】 お話しまことにもっともで、せっかく苦労してつくったものを集計ができないというのは残念でございます。ひとつ帰りましてよく相談をしまして、ぜひそういうことができるようにみなと相談をします。

第46回国会 大蔵委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1964/03/12、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 お答えいたします。  先ほど来、政府間に意見の食い違いがあるということはけしからぬというお話でございますが、この点につきましては、私も食い違っていてはいけないと思います。ただ、税の問題等につきましては、医療法人ができました当時、実は両者の間に話し合いが十分でなかったという点にそういう点があるようでございますし、また大蔵省といたしましては、先ほども局長が御答弁申し上げましたように、シャウプ勧告によりまする税法によって法人というものをすべて一緒に扱ったというようなことがございます。そこで最近は、医療法人ができましてからは、いま厚生大臣もお話しのように、いわゆる医療機関の仕事というも……

第46回国会 大蔵委員会文教委員会連合審査会 第1号(1964/03/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま文部大臣が仰せになりましたとおりに私どもも考えて、その実現に努力をするつもりでおります。
【次の発言】 お答えします。なぜ国立学校の会計を特別会計にしたかという問題につきましては、すでに大蔵委員会におきましていろいろと論議されまして質疑応答がありましたように、沿革的に申しますと、戦前は大学が特別会計になっておったわけでございますが、御承知のように、いよいよベビーブームがやがて大学のほうへ波及してくるということで、設備、施設というものを相当拡充しなければならぬというような考え方があるわけでございます。来年度におきましても特別会計を設けましたが、御承知のように一般会計繰り入……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1964/02/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいまから、昭和三十九年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明いたします。  まず、一般会計歳入予算額は三兆二千五百五十四億三千八百万円でありまして、これを前年度予算額三兆五百六十八億七百万円に比較いたしますと一千九百八十六億三千百万円の増加となっております。  以下、歳入予算額のうちおもなる事項について内容を御説明いたします。  第一に、租税及印紙収入の総額は二兆九千四十二億七千三百万円でありまして、前年度予算額に比し三千九百二十一億五千万円の増加となっております。  この予算額は、現行の税法……


■ページ上部へ

第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会科学技術の基本問題に関する小委員会 第1号(1965/03/04、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいまの田中委員の御質疑は、この基本法を政府提案にするかどうかということだったと思うのですが、一応科学技術庁といたしましては、政府提案に持っていきたいというつもりでございます。しかし、科学技術会議のほうのまとまりが、ただいま梶井さんから御報告がありましたが、大体のことでございまして、もう少し内容等につきましても検討する必要があると思いますが、一応方針はそういう方針で進んでおります。しかし、技術会議のほうのあれで急ぐということになれば、今回あるいは議員立法というようなことも考えられないことはないと思いますが、一応は内閣提案でもっていくということで、いまの段階では進めておる、こう……

第48回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1965/02/22、30期、自由民主党)【政府役職】

○纐纈政府委員 ただいま総理府長官から科学技術庁の予算についての大綱を説明されましたので、私は補足説明として多少つけ加えさしていただきたいと思います。  まず、昭和四十年度一般会計予算要求額のうち総理府所管として計上いたしましたのは、歳出予算額百六十二億一千十八万六千円、国庫債務負担行為額十七億三千百九万四千円でありますが、このほかに、大蔵省所管として計上いたしましたものが、歳出予算額二十二億六千万円、国庫債務負担行為額五千六百万円でありますので、これを合計いたしますと、歳出予算額百八十四億七千十八万六千円、国庫債務負担行為額十七億八千七百九万四千円となり、これを昭和三十九年度の歳出予算額百六……


■ページ上部へ

第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会動力炉開発に関する小委員会 第1号(1966/02/16、30期、自由民主党)【議会役職】

○纐纈委員長代理 以上をもちまして、参考人からの御意見の聴取は終わりましたが、最後に、この調査団の顧問として調査に当たられてまいりました武田原子力委員から補足説明を聴取いたしたいと思います。武田原子力委員。
【次の発言】 質疑の通告がございますので、これを許します。岡良一君。
【次の発言】 以上で参考人に対する質疑は終わりました。  この際、参考人の皆さまに一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、長時間にわたり貴重な御意見をお述べいただきまして、たいへん参考になりました。小委員会を代表いたしまして、厚く御礼を申し上げる次第であります。  次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて……



纐纈弥三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
27期-28期-29期-|30期|

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

纐纈弥三[衆]在籍期 : 27期-28期-29期-|30期|
纐纈弥三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 30期在籍の他の議員はこちら→30期衆議院議員(五十音順) 30期衆議院議員(選挙区順) 30期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。