三木喜夫 衆議院議員
30期国会発言一覧

三木喜夫[衆]在籍期 : 29期-|30期|-31期-32期
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このページでは三木喜夫衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

三木喜夫[衆]本会議発言(全期間)
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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 衆議院本会議 第31号(1966/03/24、30期、日本社会党)

○三木喜夫君 ただいま住宅建設計画法案について趣旨の説明がありましたが、この機会に、私は、政府の住宅政策と本法案の内容をなす基本的な問題点について、日本社会党を代表し、総理はじめ関係閣僚に質問いたします。(拍手)  政府は、国民待望の一世帯一住宅を実現しようとして、昭和四十一年から昭和四十五年まで五カ年間に、公営住宅、公団住宅、公庫住宅及び民間住宅その他で六百七十万戸の建設を計画し、さらに、その裏づけとして本法律案を提出してまいりました。なお、予算面では、昭和四十一年度住宅関係費は、一般会計、財政投融資合わせて三千百六十億円で、昭和四十年度の約五割増と、かなり大型の予算を組んでその熱意を示して……

三木喜夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

三木喜夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 運輸委員会 第47号(1964/07/31、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 私は、いま肥田委員のほうからお話がありました件につきまして、本日運輸委員の皆さんの了解のもとに、最近特にこの新しい交通機関として注目を浴びてきたモノレールについて、これを採用しようとする自治体の問題として、この問題をひとつ御質問を申し上げたいのです。  モノレールの効用については、羽田空港―浜松町間を十五分間で結ぶというのですから、羽田空港へ一時間もかかる交通ラッシュから解放されるということで、非常に便利で、賛意を表し得るものがあると思うのですが、そして本年九月これが完成を目ざして急ピッチに工事をしておるということもうなずけるのです。しかしここに提起して質問したいことは、地方……

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1964/04/22、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 いままで本委員会並びに小委員会におきまして、原子力政策に関して、また日本原子力研究所のあり方につきまして、たびたび種々論議がなされ、検討も加えられたのであります。その結果、原子力政策に関する小委員長の報告が本委員会にもたらされたわけでございます。そこで、自由民主党、日本社会党共同でひとつ決議案を出してはどうかということでございましたが、そこまで至っておりません。しかしながら、ほぼ統一された見解を大臣ないしは所管の研究所に出して、そして大臣の善処方並びに御答弁をいただきたい、こういうように思いますので、統一見解をひとつ読み上げたいと思います。  日本原子力研究所は創立以来八年、……

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 私も福井委員と同様、このたびの欧州議会並びにOECDの共催になるところの第二回議会人科学者会議に出席をさせてもらいまして、結論から申し上げますと、たいへんによかったという強い感銘と、それから感謝の気持ちを持っておるわけでございまして、きょう御報告申し上げますことは、すべて後ほど書類によって速記のほうにお渡しするか何かいたしまして、詳しいことはそれによってひとつ知っていただきたい。そうして、私が感銘を受けた点につきまして、福井委員がおっしゃいました残余の問題について補足の形で申し上げさしていただきたい、こういうように思います。  そこで、結論から申しますと、いま申しましたように……

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 この前、ウィーンの第二回議会人科学者会議に出してもらいました報告をいたしました。その報告の中で感じました点、ごく簡単な問題ですけれども、これに対して、会としてもあるいは政府としても考えていただかなければならない、こう思った点につきまして後日申し上げて善処をわずらわしたい、こういうぐあいに申しておりましたので、その点について、三点ほど感じております点を申し上げたいと思います。  これは欧州原子核研究所に行ったときに感じたことですが、日本の一青年がこの研究所でししとして研究に従事しておる。私は非常に頼もしいことだなと思って、福井先生と一緒に同青年を激励しておりましたところが、この……

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第20号(1964/09/09、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 質問者が二人連続してお話したので、かなり重複する面がありますので、私は時間の関係上できるだけはしょって要点をお聞き申し上げたい、こういうふうに思います。  しかしながら、その前提となる私の質問したい考え方は、日本の国の原子力の平和利用というこの大原則をやっぱり踏まえますときに、公開でなければならない、自主的でなければならないというこの精神は、今度の場合といえどもこれは捨て去ってはいけない、これは大原則でなければならない、このように考えるのです。そういう立場から長い間日本は、アメリカのいろいろな要請にもかかわりませず、この原子力潜水艦、特に核兵器を持つもの、こういう潜水艦の寄港……

第46回国会 内閣委員会 第3号(1964/02/27、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 地元姫路城のことでございますので、私のほうからも、村山委員に続きまして若干お尋ねをしたいと思うわけであります。国宝姫路城の天守閣群解体復元工事が始まってから、すでに数年の長い年月を経ておるわけでございます。この工事につきましては、いま明らかにされましたように、約九十名の大工、とび職等の地元を主体にするところの労務者がこの仕事に当たっておるわけでございますが、しかし、当初から、これらの工事に従事しておる労務者の身分は、非常に不安定でございました。前は工事主任の意のままで首切りが行なわれておったのでございます。それが三十三年の十二月、身分保障と待遇改善のために文部省現業労働組合と……

第46回国会 内閣委員会 第7号(1964/03/10、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 文部省設置法の一部改正案の全体につきまして、いろいろまだ重要な問題がございますので、私も開きたいと思いますが、しかし、それは後にいたしまして、きょうは主として文化財保護委員会関係に限り質問したいと思います。なかんずく姫路城工事竣工に伴って減員になる問題に限って質問してみたいと思います。  全体から見ますと、この姫路城の修理によって減員される人数は七十一名、そうして二十三名の増員がございますから、現実には四十八名です。この文部省設置法の一部改正によって三千八百人ほどの人がふえる。その中で四十八人ほどの問題はささたる問題であるというようなとらえ方をしてもらったら困ると私は思うので……

第46回国会 文教委員会 第2号(1964/02/12、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 ちょっと関連して。川崎君のほうから、冒頭「予算要求額事項別表」の件についてお話がありましたが、委員長のほうで適当な取り扱いの方法を言っておられたようでありましたが、こういう問題は、いますぐに間に合わないだろうと思うのです。そこでそういう措置をとるとおっしゃったのですが、具体的にどういうようにとられるか、ひとつ知りたいということ。それから、こういう実態が長い間に積み重なってきたということに私は問題があると思うのです。一方はこんなもの一つだけで説明していこうとするし、一方農林関係はこういうもので農林行政をしっかり進めていきたいというかまえである。ここに問題があるので、川崎委員のほ……

第46回国会 文教委員会 第4号(1964/02/19、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 私はこの前の文部大臣の所信の表明に対しまして若干質問をしたい、このように思っておるわけですが、とりあえず青少年問題についてお聞きしたいと思います。  文部大臣は、この前の所信表明でこのように言われております。教育の普及発達の度を加えたということ、それから教育水準が世界に誇るべきものがあるということ、これは私たちも同感です。そして、「民族の繁栄、国家の発展は、安逸と放縦の中から生まれるものではなく、高い理想を求めてあらゆる艱難に耐え、国家、社会、人類に奉仕せんとする精神に満ちた国民一人一人の不断の努力によって築き上げられるものであります。」これも私賛成なんです。そこで、この二つ……

第46回国会 文教委員会 第6号(1964/02/26、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 この前青少年の非行問題につきまして本委員会で質問をいたした。それは主として青少年の非行の原因がどこからきておるかという問題についてでございました。その後同僚議員の長谷川委員のほうから、青少年の環境についての質問が行なわれ、なお同じく落合委員のほうからは、少年院と少年の保護収容施設をめぐる問題についての質問があったわけです。私はきょうこの問題の総括として、これらの青少年非行に対するところの対策をお聞きいたしたいと思うのです。時間もかなり過ぎておりますけれども、警察庁からも法務省からも総理府からもおいでいただいておりますので、各責任ある方々にひとつその対策をお聞きいたしたいと思う……

第46回国会 文教委員会 第7号(1964/02/28、30期、日本社会党)

○三木(喜)議員 ただいま議題となりました市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  科学技術の日進月歩する今日、教育の拡充発展は、世界各国共通の課題であり、完全なる教育の質的充実発展につとめていることは御承知のとおりであります。  しかるに日本の現状を見ますと、教育公務員の勤務条件は決して十分とは言えず、相当大きな超過勤務が行なわれ、過重労働に追い込まれているのであります。  すなわち、本来職務の内容から不特定の雑務まで一切を背負わされ、法律に基づく一日八時間、一週四十四時間内では、とうていその職務を処理することができず、……

第46回国会 文教委員会 第8号(1964/03/04、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 二点質問をしたいと思います。  一つは、いま長谷川委員のほうから質問がありました県立医科大学の国立に移管する場合、もろもろの設備あるいはそこに働いておる地方公務員について、こういう人がそれぞれ不利にならないように、また設備につきましても国立並みの設備を整えるようにそれぞれ配慮をする、こういうお話がありましたのですが、私はこの問題を通して考えてみましたときに、いま国立大学は大きな問題点に逢着をしておる。その一つは現実に県立のほうが給与が高い、こういう状態が出ておる。これをもって私は大いに国立大学の教授、助教授の給与の面を考えなければならぬのじゃないか、こういう不合理な、県立のほ……

第46回国会 文教委員会 第10号(1964/03/11、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 いま村長さんの話が出ました。そこで私たちはやはり事実を知りたい。そこでじかにそういう疑問があれば、私たちのほうもだれか、どこから出たかということでそういう証人を明らかにし、村長さんに来てもらって事実を明らかにするほうが私はいいと思います。  続いてそれと同じようなことで私は竹沢さんにお聞きしたいと思うのですが、大野小次郎校長さんが一人一人の動向を知り、八時までに県教組委員長に届けなければならぬから、正常化に反対する者は届けを出さぬ者だ、保留はあり得ぬというようなことを言われております。なかなか強圧的でございますが、このことも校長さんを呼んだ場合に否定されるかもしれない、あるい……

第46回国会 文教委員会 第12号(1964/03/18、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 法案に入る前に、委員長の御了解を得て、大臣も見えておりますから一言お聞きしたいと思うのですが、きょう国鉄の安全運転の現地視察に行ったのです。そのあと、国鉄総裁並びに副総裁と会っていろいろな話をしたのですが、その中で、私は文教に関係のあるものとして見落とすことのできない重要な問題が二点あったと思うのです。大臣の見解をただしておきたいと思うのですが、それは、四月からだんだん子供の通学の問題が出てくると思うのです。その一つは、高校の進学、いわゆる学区制というものが非常に広くなってきて、交通緩和どころじゃない、交通がだんだん激しくなってくるというような状況が出てきておりますし、さらに……

第46回国会 文教委員会 第13号(1964/03/25、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 文化財のほうから宮地さんが見えておりますし、外務省のほうからも見えておりますので、この際文化財のほうは、この返還をめぐって贈与にするかどうかというような問題は別問題として考えていかなければならぬと思いますが、いま韓国の文化財を保管しておる立場から私はお聞きしたいと思います。  まず一説によりますと、韓国が韓国の文化財返還問題として取り上げておるのは、約五百点ほどある、このように言われておりますが、実際韓国が対象とするであろうところのものは一体何ぼですか。点数で言ってください。
【次の発言】 韓国の請求は大体五百点ということを聞いておるわけですが、そのうちで、個人の持つもの、あ……

第46回国会 文教委員会 第14号(1964/03/27、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 いま二宮さん、鈴木さんのほうから教育会館の将来の運営と見通しについていろいろ質問がありました。  この教育会館というものに対しましては、根本的なやはり疑念を持っている人が多いわけでありまして、まずいまお話がありましたのは、この運営について共通の広場を持つようにひとつ配慮せよということと。それから教育会館の持つ性格が、昔の国民精神を作興するんだ、してやるんだというかっこうで運営されたら、これはたいへんなことだというような、性格からくるところの質問、要望がありました。私はしかしこの発足が、日教組の教研に対抗して、そうしてそれをつぶしてやるんだというようなかっこうで発足されたように……

第46回国会 文教委員会 第15号(1964/04/01、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 教育会館建設協力財団に関するところの資料を要求いたします。  その一つは事業計画書、運営方針書、二番目、建設協力募金額、三番目、同財団法人の昭和三十九年三月末日における収支現況、帳じり、この三つです。つまり教育会館の業務方法書、これに記載すべき事項、これは文部省がきめるようでありますので、その内容、それを出していただきたいと思います。  それから、これは要望ですが、この次教育会館法を審議する場合に、教育会館建設協力財団の理事長天野貞祐氏の出席を求めたいと思います。そういうことを要望いたします。

第46回国会 文教委員会 第16号(1964/04/03、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 関連して。大臣がいま退席されましたので、またおいでになれば聞きたいと思うのですが、いまの答弁の中で、地方財政を圧迫するとか、あるいは個人の自由意思を無視してある程度強制的にやっていかれておるとかいうような、そういう結果的なものもあると思うのです。あるいは影響もあると思うのですが、いま大臣のことばの中で私はたいへんな発言があったと思うことは、みんながつくった、こういうような考え方が大事だと思います。僕はこれは大事だと思うのです。こういうように教育会館の運営なり性格、機能というものがあるなら、このことばは意味をなすのです。初中局長がおられますからお聞きしますが、みんながつくったと……

第46回国会 文教委員会 第17号(1964/04/08、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 大臣、こういうことなのです。三十七年ですか、山中委員が再三初中局長並びに荒木文部大臣に、その点は念を押したのです。そういたしますと、特殊法人にいたしましても、国が直営いたしましても、教育会館それ自体がそういうものを主催したり、あるいは計画を立てたりはいたしません。ただサービス機関として場所を貸す、文部省が主催してやる場合において場所を貸すためにこれをつくるのだということを当時明言したのです。そういう明言をしておいて、その予算をとってでき上がってしまった――私もこの前質問いたしましたように、特殊法人がそういうものを主催して、ことによっては全国の教師に命令を下すということもある。……

第46回国会 文教委員会 第18号(1964/04/09、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 きょうは教育界の大元老であります天野先生にお忙しいところをわざわざおいでいただきまして非常にありがたく思います。私は今度教育会館が設立されるにあたりまして、この教育会館の設立と、それからその設立の協力財団をつくっておられるその責任者であられるところの天野先生に、その立場からどのように教育会館をお考えになっておるかということをお聞きしたいのが主体でございます。と申しますのは、私も教育の現場におりまして、先生が大臣のときに提唱されました新教育というものの行くえが現在は非常に心配であるわけです。それは発展的にそうなっておるのか、あるいは消極的にいま国家主義とかあるいはまたその他の考……

第46回国会 文教委員会 第19号(1964/04/10、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 関連ですが、いまの大臣の御答弁は実に巧妙で、しかもうまく御返事なさっております。いまの現代的な視点でそういう御答弁をなさることはいいと私は思います。しかしながらこの大臣のことばの中で、当時大臣ないしは初中局長には確信がなかったのだ、こういうお話しですけれども、私はこれは納得がいかない。確信のないような教育会館を、しかも多額の費用をかけてやるのは問題だと思うので、こういうとらえ方で今度こういうものを新たにつけ加えた、こういうことになるのは私は問題だと思うのです。それよりも当時はそういう答弁をしております。しかしながら、フランクに考えておっしゃるなら、いまこれは新たにつけ加えまし……

第46回国会 文教委員会 第20号(1964/04/15、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 私は教育界の大先輩である天野貞裕先生に来てもらって、教育会館に関連して研修ということについてかなり突っ込んでお聞きしたいと思ったのですが、先生は財団法人の理事長として来たということで、非常に巧妙に体をかわされた。それから二宮さんの質問に対しては、私は教育者としてやってきたのだと、今度そういう答弁をされたりして、私は当日こうした教育界の元老がこういうような態度であられるということに非常に遺憾な気持ちを持ったのです。しかしながら先輩でもありますので、そういう点にも触れずそのままになったのですが、非常に遺憾に思ったものです。したがってきょうはその当日お聞きしたがった点についてもひと……

第46回国会 文教委員会 第25号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 数年かかりまして、数億円の金をかけまして、私の地元の姫路城をいま竣工させようとしておりまして、六月の一日にこれの竣工式が行なわれます。これは文部省としましても、あるいはこの文教委員会としましても、これに対して相当の金をつぎ込んでおりますので、これに対するところのかなりの関心を持っていただかなければならない、このように思います。そういう関係から、残った問題を一、二点申し上げて当局の考えを聞きたい、このように思います。  たいへんな御努力によりまして、国宝が再び山陽道にそのりっぱな姿をあらわしました。関係当局のたいへんな御努力に対しまして、私は衷心より敬意を表するのであります。特……

第46回国会 文教委員会 第35号(1964/06/26、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 関連して。いま川崎委員のほうから質問しましたことは、僻地の振興という立場から質問しておられると思うのです。私もこの問題については、文部省まだ考えていないということなんですが、僻地教育を大いに振興しようと考えたときには、そこに行く先生の子弟の教育をどうするか、先生それ自体の給与の問題もあるいは生活をそこでなさる不便の問題も考えなければなりませんけれども、一番に気になることは子供の教育です。僻地では高等学校の教育、それから大学の教育もできませんので、これはどうしても置いていかなければならぬ。そうすると、子供は親の監督から離れると、教育的に監督の方面からいえば捨て子したというような……

第46回国会 文教委員会 第36号(1964/09/30、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 いま標準法の問題について、なおそれに関連して政令の問題に関して両氏から質問がございました。このあと、政府のほう、次官はお残りいただいたのですが、どなたがこの問題について御答弁いただけますか。

第46回国会 文教委員会 第37号(1964/10/01、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 山中さんの質問に関連すること二つと、私は大学教育について別に聞きたい。  まず実習助手の問題、それから僻地の問題、この二つ、基本的に実習助手をどういうぐあいに考えておられるか、それだけ一つ聞かしてもらいたい。  それから僻地について、相当前、三十八年十二月の二日の新聞ですか、灘尾さんが四十年をめどに僻地教育とその環境を抜本的に整備充実するという見出しでやっておられるのですが、さてどういうふうにできておるかということをちょっとあとで聞きたいのですが、僻地という考え方をどういうぐあいに文部省は持っておられるか、この二つのことを最初お聞きしたい。


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 文教委員会 第1号(1964/12/02、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 関連してお聞きしたいのですが、産炭地の教育が非常に荒廃してきたということから山中さんの質問があり、文部省としてもそれについて施策をしていこう、こういう配慮がうかがわれるわけです。これはけっこうなことですが、私は項目別にひとつ聞いてみたいと思うのです。  きょう大臣が答弁された、あるいは初中局長の答弁の中で大体明らかになっておることは、学校保健の経費の国の補助を十分の八とする、これは大体間違いありませんか。  それから安全会の徴収しない額の国の補助を十分の八とする、これはどうか。  それから給食費の国の補助を、いま体育局長の話では十分の八にする、これは間違いないようです。  そ……

第47回国会 文教委員会 第3号(1964/12/16、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 長谷川委員が約一時間にわたって質問しましたけれども、およそくつを隔ててかゆきをかくといいますか、御本人もそういう気持ちでおられるだろうと思います。一時間やっても、この問題は、焦点に触れ、解決の道なりというものを、皆さんから的確に聞くことはほとんどできないと思うのです。それくらいこの問題は大きいので、長谷川委員の努力の上にわれわれは積み重ねていって、今後相ともに、この青少年問題というものは政府も国会も一緒になって前向きで考えなければならぬ重要な問題だと思います。  私も昨年の国会でこの問題を取り上げて政府の施策、今後の心がまえというものを承ったはずです。しかしながらきょう聞いて……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1965/02/04、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 昨日大臣の所信表明がありましたが、この件につきましてはいずれ同僚委員等から詳しくその内容についてお聞きする機会があろうと思います。したがいまして、私は、きょうは最近ありました顕著なできごとについて二つお聞きし、それに関連してひとつ政府の施策をただしたい、こういうふうに思うのであります。  その一つは、去る一月三十一日の午後二時一分、鹿児島の宇宙空間観測所において東大宇宙航空研究所のロケットのラムダ3型2号機が非常に好都合に発射され、成功をおさめた、こういうことでございます。これは、私たちもこの成功に対しましては、心から喜びたい、このように思うわけです。この成功を喜ぶだけでなく……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1965/02/10、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 関連。あとで私が質問することと関連がありますので、ちょっととっぴな質問でおそれ入るのですが、昨年地震が起こりましたときに、当然震度二くらいのものであるのに震度ゼロだというようなことを責任ある機関から報告された、そうしてどっちかといいますと、世間の笑いものになったというようなことで、われわれとしては非常に恥ずかしい思いがするのです。こういうところの責任なり、政府部内においての責任の所在はどこにあるのか。  それから、精巧な機械をもってやっておるはずなのに、なぜこんなことが起こり得るのだろうか。こういう点を私非常に疑問に思うわけであります。その点、簡単にひとつ伺いたいと思います。

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1965/02/17、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 先般、東大の宇宙航空研究所において、ラムダ3型2号の発射の成功があったわけであります。国民も非常にこの点については、何といいますか、喜びをもって迎えた。そこで、私は、当時科学技術庁のほうに、東大のロケットを打ち上げたこの成功は、一体どういう点が成功したか、新聞には、あるいは電離層だとか何だとかいろいろ書いてありますが、そういう具体的な点を資料として要求したわけであります。いろいろなことが書いてあるわけです。ロケットに搭載されておる機器、測定の特徴、それから打ち上げ実験の結果。しかし、これをもう少し国民にわかりやすく、われわれしろうとにもわかりやすく、ひとつ説明ができましたら、……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1965/03/18、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 きのういろいろな資料を出していただきまして、科学技術庁のほうから御説明をいただいたわけであります。特に私たちが問題に思っておりましたことは、サバンナ号が入港するという予想が立ちますし、さらに現在日本では原子力商船を建造しようという段階になっておりますので、SOLAS条約とそれに関連する条約、こういうものについて十分知っていたい、こういうように思っておったわけであります。  それから、これは科学技術庁のほうでも検討されておるようでありますけれども、サバンナ号の入港に対しまして、その安全性を確保するという立場から、アメリカにおきましてもこれの十分な検討がなされております。その内容……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1965/03/25、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 この問題につきましては、前の委員会のときに科学技術庁のほうにお伺いしたのです。しかし、責任者の方がおいでにもなりませんでしたし、さらに大臣もおられなかった。きょうはこうして責任者においでいただきましたので、私たちの心配しておる点を申し上げて、よく御答弁いただきたい、こういうように思っております。  そこで、幸い原子力船開発事業団の責任者のお二人に来ていただいておりますので、つぶさにこの間の事情を、私たちの心配する立場に立ってお伺いしたいと思います。  心配の第一は、こういう極限の科学といいますか、こういうものを利用して、そうして開発していく仕事であります。これを請け負うところ……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1965/04/08、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 関連して。  いま防衛施設庁の施設部長から説明がありまして、大体誠意を持ってやっておられることはわかるのですけれども、問題は代替地の問題だと思う。代替なしに幾らやっておっても、それでは絵にかいたもちになってしまいますので、代替地というものの考え方というものだけは明らかにしなければならぬ。  当委員会としても、後ほど射爆場の問題については決議文をあげようとしておるわけです。三十六年に決議文をあげて、さらにまた本年あげましても、これはほとんど効果がないことになってしまうので、政府並びに防衛庁としても、そういう壁にぶつかっておられるなら、条件を緩和するということを米軍には要請はして……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1965/04/22、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 本日は、SOLAS条約、それから原子力規制法の一部改正案について質問をしたいのですが、その前に、サバンナ号が外国の港に寄港する場合に、エドワード・テーラー氏が米原子力委員会委員長のジョン・マッコーン氏にあてた手紙、これはMCAを予想して問題を提起しております。これは科学技術庁のほうからもその資料をいただいておるわけなんですが、その点について最初に若干質問してみたいと思います。  私は、二回の質問を通しまして政府のほうの見解が明らかになったことは、エドワード・テーラー民の言っておる原子炉の規制ということと、それから周辺地区の整備ということについて二つ考えなければいかぬじゃないか……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1965/04/28、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 ちょうど東海村の日本原子力発電会社の原子炉は、燃料の装てん作業をやって、原子炉の火がつく、臨界間近しというこのときに、参考人多数おいでいただきまして、非常に貴重な御意見を承ったことは、私たちとして参考になり、ありがたく思うわけです。  その御意見の中で、端的に政府に二つの要望が出ておるわけです。それにつきまして、大臣がちょっと他に出られる予定があるようでございますから、愛知科学技術庁長官であり、原子力委員長に御所見を承っておきたい。  その一つは、いま参考人の各氏から強く要望されておりました総合エネルギー対策として、また国策として原子力発電というものが非常に大きなウェートを持……

第48回国会 決算委員会 第15号(1965/03/18、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 私は、先般の予算委員会、二月二十七日ですか、ここにおきまして自衛隊内におけるところの差別問題についてお聞きいたしました。当日御答弁いただいたのは、防衛庁の人事局長堀田さん、それから人権擁護委員会の、先には鈴木局長、後には辻本調査課長でした。そこで、問題の概要は、いまさらここで申し上げるまでもないと思いますので、ずばり本論に入っていきたいと思うのですが、当日の質問で明らかになりましたことは、自衛隊というところは特別のところであるから、こういう人権問題が起こっても調査に入れないのじゃないかという心配が私たちにありましたので、堀田人事局長にただしましたところ、それは入って、そうして……

第48回国会 社会労働委員会 第38号(1965/06/02、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 私は、富士自衛隊の差別問題というものは、まず根底を正すということ、それから、その結果として公正な、しかも前向きな解決を求めなければならぬ、こういう立場から御質問申し上げたいと思います。  富士自衛隊の差別問題で、私は二月二十四日、三月十八日二回にわたりまして法務省の鈴本人権擁護局長、堀旧防衛庁人事局長にさらによく調査されるよう要請しましたが、鈴木局長は誠意を持って調査しますということであり、堀田人事局長は、そのためには十分便宜をはかり、差別一掃のために努力するということでしたが、本日は一体その決着がどうなったか、また、どう決着させようとしておるかということを伺いたいと思うので……

第48回国会 商工委員会 第12号(1965/03/09、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 山陽特殊製鋼の問題は、私は、いよいよ日本経済のアキレス腱に近づいてきた問題だと思うのです。したがって、この問題に対処する責任者が私は三つあると思う。その一つは経営者である。それから、これを背面からバックアップしておったところの金融界、そして行政の責任のある通産省とか経済企画庁に、私はこの問題の焦点をしぼっていかなければならぬと思うのです。  そこで、いよいよ会社更生法の適用を受けるという段になってまいりまして、山陽特殊製鋼の社長はいろいろなことを言っておるわけでございますが、その中で特に責任を持ってもらわなければならない点が、私は三つあると思うのです。その一つは、これによって……

第48回国会 文教委員会 第1号(1965/02/10、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 ただいまの文部大臣の所信表明について、なお、予算要求額の説明につきましては、後日われわれとしましては質問をしたいと思います。非常に真摯な態度で臨んでおられることに対しましては、この所信表明ないしは予算説明において認める点もございますが、ここで多少要望をしておきたい点がございます。と申しますのは、今回の予算につきましては、特に大学生急増対策、私学振興対策、こうした対策面から見れば、ここ一、二年重点的にどのような見通しでこの予算を組んでいくかということは非常に問題だろうと思うのです。たとえば大学生の急増対策にいたしましても、十万人、それから六万人になり、さらに減ってまいりまして本……

第48回国会 文教委員会 第3号(1965/02/17、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 私は私学の問題、なお時間がありましたら、大学生急増の問題と高等学校の問題、この三つを聞きたいと思っております。  慶応大学の全学ストが口火となりまして、従来種々論議されてまいっておりました私学の問題が非常に大きな社会問題となって、慶応の全学ストは一応おさまったものの、問題は根本的な解決を見ておりません。そして予算委員会でも当委員会でも私学の問題を取り扱われましたけれども、答弁が保留になっておったり、あるいはまた予算委員会では寄付金の問題だけが強調されたりして、根本的な問題に触れていないと私は思いますので、きょうは私学の本質論からあり方、国の助成はどうあるべきか、というようなこ……

第48回国会 文教委員会 第4号(1965/02/19、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 大臣もおせきでありますので、一点だけお伺いして、答弁は保留してもらってけっこうです。そのあと事務局のほうに要請して私の質問を終わりたいと思います。  この間から私は科学技術対策特別委員会にも所属しておりますので、大臣に接する機会が非常に多い。そしてたびたび大臣とこんな論議を通じて接触してまいりまして、非常に理想主義的な、しかも穏健な考え方で、教育行政、そして教育の大きな目標を立てていこうというお考えには、私は基本的に賛成するものです。特に文相の好きなことばで、一年を計画する者は花を植え、十年を計画する者は木を植え、百年を計画する者は人を育てよ、こういう一つの信念を持ってやって……

第48回国会 文教委員会 第9号(1965/03/17、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 文部大臣に最初にお聞きしておきたいのですが、昨年のオリンピックというものの評価、これは文部省としても体育局としてもかなりの評価をされておると思うのです。これをどのようにお考えになって、将来の体育というものに対する国民の考え方あるいは青少年の考え方というものを――すでにその方向は私はよくわかっておるわけなんですが、先般体育局長のほうからオリンピック映画につきましての意見が出ておりましたので、ちょっとそこからお聞きしなければ、疑問が出てきたわけです。
【次の発言】 非常に抽象的なことばで表現があったわけですが、一口に言って大臣のお考えは、将来の体育振興に役立てたい、こういうことに……

第48回国会 文教委員会 第11号(1965/03/24、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 私もこの問題については後ほど自分の考え方をまとめて質問してみたいと思いますが、あなたの御答弁では、宮城大学を今度つくったということについて、いまの御答弁の中から要点的なものを引き出しますと、第一は便利だということをおっしゃっている。それから内容的に不十分だというお話です。それから外的要因としまして、助教諭が非常に多い、こういうお話をされました。前の便利だということの中身は実に問題の多いことをおっしゃったのですが、これはまた私のときにやりましょう。それから最後の外的な原因、これもあげておられますけれども、助教諭の問題、これはちょっととらえ方が別な面がありますから、これはまた別な……

第48回国会 文教委員会 第16号(1965/04/07、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 関連。今回の事件についてたまたま私立学校の問題が非常に大きくいまクローズアップされているだけに、私はその内容がうやむやの間に葬られるということは問題があろうと思います。いま齋藤局長がその内容についてはまだ詳しくは存じていないということでございますので、調査するということで終わっておるわけでございますけれども、これは十分に御調査いただいて、私立学校というものはどういうぐあいにあるべきかという、今度は一つの方策を立てる場合ですから、それを示していただきたいと思います。  そこで、私はこの問題についてはいま言うたそういう大きな立場と、もう一つは事件そのものの真相を文部省としてはどの……

第48回国会 文教委員会 第18号(1965/04/23、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 今回の私立学校教職員共済組合法の一部改正につきましては、その改正点の利点といいますか、よい点が五つほどあげられております。そのことはいいといたしまして、私は、この改正の中でいま少し考慮すれば有利になり、非常に教職員が喜ばれるというような点があるのじゃないか、このように思うのです。そこで、不利な点、これをひとつあげてもらいたい。
【次の発言】 改正点の利点は、給付水準の引き上げ、これが一つですね。それから標準額を八千円から一万二千円に上げた。それから三年間の平均をとった。それから四番目に退職年金の給付を百分の六十から百分の七十にした。それから福祉事業の範囲を広げた。この五点です……

第48回国会 予算委員会 第13号(1965/02/16、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 私は、当予算委員会で非常に問題になりました三矢研究について、防衛庁長官にお尋ねをしたいと思うわけであります。  この三矢事件が世間に知れますや、国民は非常に驚き、この研究に対しまして非常な関心を払っておるわけでございます。しかるに、防衛庁長官は、長崎におきまして、われわれが納得のいかない発言をされておることを新聞並びにテレビ、ラジオ等で報道しておるわけでございます。すなわちその内容は、三矢事件というものは非常に膨大な研究レポートであって、社会党は、あくまで研究にすぎないものを、前書きと結論を省いて刺激的なところだけを取り上げ、一方的独断によって推測している。次に、自衛隊として……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1965/08/05、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 関連。外務省にお尋ねするのですが、いまの問題ですが、外務省ではすでに紛争地域には紛争を助長するような武器または武器の類似品を輸出しない、そういう政策をとっておられるということを聞いておるのですが、武器の定義としましては、対共産圏輸出統制品目表の記載に準ずるということになっております。でありますから、この品目表によりますと、観測用ロケットもこれは武器とみなされておるわけなんです。カッパーロケットのインドネシアへの輸出につきまして、外務省は通産省から事前に相談を受けたかどうか、これはひとつ外務省のほうから御答弁いただきたい。

第49回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1965/09/11、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 IAEAの総会が初めてアジアで持たれ、しかも、それが日本で開催されるということは非常に重要な意味もあり、さらに、日本としても非常に重要に考えなければならない、こういう立場から、きょう科学技術振興対策特別委員会で、概略の御説明ないしは松井さんのほうからその内容とするところを強調してお話しになったことは、私は時宜を得たものであると思います。当然こうなければならないと思います。したがいまして、この件につきましては、政府としてもかなり十分な準備をしておられるように思うわけであります。私たちの一つの要望としては、初めてウイーンを離れて総会が行なわれるわけであります。それが日本であります……

第49回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1965/10/04、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 ただいま委員長のほうからお話のありました海外調査の状況について御報告申し上げたいと思います。時間の関係がありますので、詳細につきましては報告書をお読みいただくことにして、強く感じました点、それから要点を申し上げたい、こういうように思うわけであります。  私たちは、班別でごらんいただきましたらわかりますように、二つの班に分かれまして、東南アジア班と便宜上名前をつけておりますが、東南アジア班に属しまして各地を回わりました報告をさしていただくわけであります。一行は、そこに書いてありますように、委員長の岡良一氏、それから菅野和太郎氏と私の三人でございますが、主として各国の科学関係、特……

第49回国会 文教委員会 第1号(1965/08/06、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 きょうは新大臣の教育に対する所信の表明がありまして、私はその中にあらわれておる問題につきまして大臣の御所見をもう少し深く承っておきたい、これは文教行政の大きな問題が含まれておりますから、そのように思ったわけですが、たまたま福岡県の学力テストに関する問題が冒頭に出てまいりましたので、私はこの問題につきましてお伺いをしたい、こういうふうに思います。所信によって表明された残余の問題につきましては、重要な問題を含んでおりますので、これについては追って御質問申し上げたい、このように思います。  いま上村委員と、調査団として行かれた西田さんとの間でいろいろ質疑応答がかわされました。その質……

第49回国会 文教委員会 第2号(1965/08/11、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 参考人の方がせっかくおいでいただいておりますので、私は三点ほどお伺いいたしたいと思います。  その一つは、文部省の今回の勧告というものが、いま山中さんもるる指摘いたしましたように、地方教委に対するところの一つの圧力になってきておる、この把握のしかたは、行政の府においても立法の府においても十分いまつかまえておかなければならない問題点だと思うわけです。文部省の言い分では、教組の圧力に屈した、こういう言い方でしたけれども、私はいまのお話を聞いておりまして、十分そうしたものに屈することなく配慮されておるということに非常に敬意を表したわけでありますが、反対にこういうことをやられることに……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1966/03/09、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 関連ですから一つだけ聞いておきたいと思いますが、いま米内山さんから経験を通してこれを防除するには、やるという気なら相当やり切れる、こういう根底に立っての話があったのです。そこで方針をきっちり出せ、こういうことなんですが、農林省が踏み切れないという根底には、やはりこういう農薬をつくっておる会社と関係がある。こういうことを排除されるということになるとこれはたいへんですからして、そういう問題は考えに入れずに、いま米内山さんが言われたように、政府は思い切ってこれに助成をして、被害の及ばないようにしなければいかぬ。機会を設けてそういうようなことを防護する方法を教えても――私は、根源を大……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1966/03/10、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 大臣からちょっとはっきりしない決意の表明があったので、この上言う必要はないかと思いますけれども、いま次官も大臣も非常に歯切れの悪い言い方をされているわけです。それから私は技術庁の局長あたりの意見は聞かないのですけれども、局長あたりの考え方とお二人の考え方は遊離しているのではないかと思うのです。それは、私たちは、特にいま岡先生の言われたように、原子力基本法の精神であるという認識に立ってもらうということと、それからいまのことばじりをつかまえるのではないのですけれども、さらに認識の上であいまいなところがある。たとえば正式な発言があったとすれば、こういうことを大臣が言っておられた。し……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1966/03/24、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 私たち科学技術振興対策特別委員会に所属する委員の者は、二月二十三日の科学技術振興対策特別委員会の決定によりまして、三月の十一日と十二日にかけまして、松代地震の状況を現地においてつぶさに調査もし、関係者からいろいろ意見の聴取をいたしたわけであります。一行は原委員長を筆頭にいたしまして、私たち委員の者、それに地元の社会党の松平代議士も特別参加いたしまして、視察を行なったわけであります。そういたしますと、端的に申し上げまして、その後田中委員の報告しましたように、いろいろな問題を含んでおりますけれども、現地が非常に不安に思っておるということ、焦燥感を持っておるということ、それがひいて……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1966/03/30、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 先般、当委員会の参考人としておいでいただきました東大の浮田教授、それから同じく白木教授の証言によって明らかになったのですが、有機水銀農薬の害というものが、非常におそろしいものであるということをわれわれは知ったわけです。それに比べまして、水銀農薬を農民が取り扱っておるその取り扱い方、それから使用量というものが非常に注意を要するんじゃないか、この前の会議では一応こういう結論らしきものに到達したわけなんですが、しかしながら、なおまだ明らかでない点があり、またその危険性について確かめておかなければならない点があると思いますので、きょうは農林省からもおいでいただいておるし、厚生省からも……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1966/04/13、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 ただいまの動議につきまして趣旨の説明をいたします。案文の朗読をもって説明にかえたいと存じます。     地震予知研究の推進に関する件(案)   わが国においては、地震に関する研究が始められてよりすでに八十年以上の歴史を経ている。この間地震研究は着実に進歩し、現在では国際的にもこの学問の分野における指導的な役割を果している。   それにもかかわらず、適確な地震の予知は未だ不可能であるという現状である。地震による災害の多いわが国にとっては、その予知に密接な関連を有する研究を強化し、観測を拡充することは極めて重要であり、その実現を図ることは現在の急務である。特に松代地震の現況にかん……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1966/04/21、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 田中さんがいろいろ質問をされましたので大体のことはわかるのですけれども、しかし、科学というものは、科学技術振興対策特別委員会でも、事を明確にして、そして冷ややかな観点に立ってものごとを論ずる、こういうことも大事だと思うのです。そこで、田中さんは、設置法、それから日本学術会議法、こういうものの上からいろいろ質問をされました。そして、いま非常な疑問になっておるところ、あるいはまた、世間にいろいろ言われておること、こういう点を質問したわけですが、私はこれをもう少し明確にしておく必要があるのではないかと思う。  事の次第は田中さんが言ったとおりで、今日科学技術基本法というものが、国会……

第51回国会 建設委員会 第6号(1966/02/25、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 私は、住宅問題と、公共事業の地方財政に及ぼす影響と超過負担について、お聞きしたかったわけですが、この問題は法案審議の中でお伺いしていきたいと思うので、きょうは一つだけ、京都の双ケ岡の問題についてお聞きしたいと思います。  古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法が制定されまして間もないことでございますが、古都とみなされておる京都の双ケ岡を買収するという問題をめぐりまして、われわれとしては非常に遺憾な事態が起こりつつあるのではないかと思うわけであります。したがいまして、その件について建設大臣、文化財保護委員会、これらの方々にお聞きしたいと思うのです。  まず第一に建設大臣……

第51回国会 建設委員会 第9号(1966/03/09、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 関連ですから、簡単に二つほどお聞きしたいと思います。  その一つは、いま御答弁がありましたけれども、東京に土地がないというけれども、そんなばかなことはない。土地は現にたくさん遊んでおるじゃないかという、そういう発想のもとに質問がされたわけなんですが、東京都内においても、私有地として遊んでおるところは、そこまで手を入れられないでしょうけれども、しかし公有地として遊んでおるところはたくさんあって、しかも問題は、それが役所のセクショナリズムの上にかなり隠されておるということなんです。それは国有地としては台帳に載っておるでしょうけれども、その点も大所高所に立って、いま庶民の困っておる……

第51回国会 建設委員会 第13号(1966/03/23、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 いま委員長の申されました法律案の審議をやる前に、なぜこういう法律案が出されてきたかという経過についてお伺いしたいと思うのです。  宅地開発公団については、四十年の十一月の十二日、閣議了承になっておりますけれども、これが取りやめになって、こういうような法律案に変わっておるわけです。一応質問の順序として、なぜ変わったかという理由と、それから経過についてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 いまの御答弁の中に、機構を拡充することに疑問があるというお話がありましたが、どういう疑問ですか。
【次の発言】 それでは大臣にお伺いいたしますが、ああいうような理由で新しい組織機構をつくる……

第51回国会 建設委員会 第22号(1966/04/27、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 私は三月の二十四日、本会議におきまして住宅建設計画法案について基本的な問題を質問いたしましたが、本会議でありましたので細部にわたってお聞きすることができなかったし、また時間的な制約もありましたので、きょうは委員会でその細部にわたって質問をいたしたいと思います。  さらに、当日総理がおいでになりませんでしたので、総理に対するところの質問は保留になっておるわけです。委員会にお願いして、総理ないしは官房長官のおいでを願って、政府全体の住宅計画に対する基本的な内閣全体としての考え方、これをお聞きしたい、こういうように思っておったのですが、その点は委員長どういうぐあいになっておるのでし……

第51回国会 建設委員会 第28号(1966/06/01、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 関連しますので、一言だけお聞きしておきたいと思います。  この法律の施行法の問題ですが、防衛庁からかなり強い意見が出され、そうしてこの中に含めたという経緯を私は聞いておるのです。一体どういう意見でどういう経過でこれが挿入されたかということを計画局長からひとつ聞きたい。
【次の発言】 それは施行法が出されておる様子を見れば、その答弁のことならわかるのです。いまあなたのお話しになった中で、かなり議論があったということなんですが、どういう議論があったか、それを聞いておきたい。
【次の発言】 公共施設ということについて、公共性に立ってこれを認定しなければならぬということがいま非常に問……

第51回国会 建設委員会 第29号(1966/06/03、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 私は、この土地収用法の一部改正案につきまして、土地政策のうちで地価対策の立場から聞きたいと思うのです。まあしかし、最初土地収用法の一部改正案について具体的に事実をあげて質問したいと思います。  端的に御答弁いただきたいと思いますが、この土地収用法一部改正案は、事業認定時の価格というものを凍結しようとしたところに一つの努力が見受けられておりますし、それから買い取り請求権というものを新たに設けた。これも一つの前進です。さらにこれを裏づけにして税制の改正をやって、長期譲渡所得の増税をこれにつけ加えたということは前進であって、事務当局並びに行政当局の非常な努力、これは私は率直に認めて……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第18号(1966/06/09、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 最初に委員長に要望しておきたいのです。  姫路港沿岸に出光興産の製油所ができるというので、石油公害の状況を知った者は非常に驚き、知らされていない住民は、いま非常に不安に思っておるわけです。そこで、四日市、市原、姫路と、姫路が第三の四日市になるということで、地元では非常な反対運動が起こっております。本日は実態を質問で明らかにせよということですから、私は質問をして、そして政治責任等を明らかにしていただきたいと思うのですが、結論として、いろいろな施設とか事業とかいうものを生みつばなしでは、住民不在の政治になると思うのです。  そこで、市、県の行政責任者を本委員会に参考人として招致し……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第19号(1966/06/22、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 ちょっと速記をとめさしてください。
【次の発言】 いまも申しましたように、質問に入る前に、出光興産の姫路製油所の建設を中止するかどうかでいま問題になっておりますので、概略その実情を明らかにして、本質を見きわめたい、こう思います。  新聞によりますと、中止の要因が三つのようであります。神戸新聞には、一つには、強い反対運動があって、安全操業ができないので、建設を断念をし、県と市に通告した。また同じく同紙によりますと、海面汚染の誤解を解けば問題は解消すると軽く見た会社側、消極的な県、市への不信感をつのらせたことも原因になっておるようです。三番目に、直接的にはこの産業公害対策委員会に……

第51回国会 文教委員会 第15号(1966/04/01、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 ちょっと関連ですが、大臣はどうですか。
【次の発言】 午後になればおいでになりますか。
【次の発言】 ただいま二宮委員から質疑がありましたように、今回問題になっておる国士舘大学の教育は柴田学長という特異な存在によって大きくひん曲げられておりまして、教育という名に値するかどうか疑問の点が多いので、私はその立場に立って質問したいと思います。  きょうまで私は国士舘大学の問題について三回文教委員会で取り上げておりますが、時間がなかったり、調査中ということで満足な答えを得ておりません。二宮委員と私が最初に国士舘大学問題について質問したのは昭和四十年七月四日ですから、大かた一年になろう……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1966/07/20、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 それぞれの参考人から、簡単ではありましたけれども非常に示唆に富んだ御意見を承りまして、非常に参考になりました。産業公害対策特別委員会というものが本院にもありまして、その部面において政治的な問題、法律的な問題については研究を進め、討議を重ねておりますので、私はもっぱら学問的な立場で、これにどう対処していくかということについてお聞きいたしたいと思います。  ただいまお聞きいたしておりますと、産業公害の起こった原因というものについていろいろ申されましたし、あらゆる論説や意見の中にももうこれは言い尽くされております。言うまでもなく、産業の非常な発展が、公害問題まで十分に手を下すという……

第52回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1966/07/27、30期、日本社会党)

○三木(喜)委員 大体四点にわたってお聞きしたいと思うのですが、ただいま学者の方から、非常に熱望されるという意味合いにおいて大型加速器の実現を望んでおられるという話を承りました。私たち、学問の内容にわたってはつまびらかにいたしませんけれども、また、ちょっとお聞きしましてもわかりにくい点がたくさんございますが、しかしながら、大型加速器の必要性というものは非常によくわかったわけでございます。そうして先生方がその不利な条件を克服しながら極微の世界に挑戦をしていただいておる、この姿も非常にとうとい感じが私たちはしておるわけであります。しかし、何といたしましても、新しい素粒子といいますか、粒子の発見が次……


三木喜夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
29期-|30期|-31期-32期

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各種会議発言一覧(衆議院30期)

三木喜夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
29期-|30期|-31期-32期
第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会科学技術の基本問題に関する小委員会 第3号(1964/03/26、30期、日本社会党)

○三木(喜)小委員 きょう非常に得がたい先生がたくさん出られておりまして、先生方もお忙しいので、直接お話しをする機会がちょっと得られないと思います。そこで、時間もだいぶ迫っておりますから、端的に最近私の考えておりますことにつきましてお聞きして、先生方の御意見を参考にしたい、こういうふうに思います。  いま大学教育で非常に私、心配なことが二つあると思います。その一つは、小学校、中学校、高等学校と試験勉強に追われて、そうしてさて大学に入りますと、挙止はこれからは勉強しない、それが日本の学生の一般的な欠点であるというようにいわれております。これを先生方がごらんになって、研究者の態度とかあるいは学術の……

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会科学技術の基本問題に関する小委員会 第4号(1964/04/23、30期、日本社会党)

○三木(喜)小委員 参考人の方から貴重な御意見を承りまして、当委員会としても考えなければならぬ点が多々あったように思います。したがいまして、いろいろな点で先生方にお伺いしたいと思うわけでございますけれども、時間もございませんので、特徴的な面についてお伺いいたしまして、先生方の御意見を承りたい、このように思います。  東洋レーヨンの常務取締役の星野孝平さんからは、科学技術振興の全般にわたっていろいろな御忠告をいただきました。東大の物性研究所の武藤先生からは、大学の研究者、技能者を大事にしなければいけないじゃないか、こういうような御意見があったように思います。東洋理化工業株式会社の須賀社長さんから……

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会科学技術の基本問題に関する小委員会 第5号(1964/05/07、30期、日本社会党)

○三木(喜)小委員 桑田さん、相島さん、山田さんから、科学技術の振興、特に科学技術行政に関して非常に貴重な御意見を承って、参考になるところが多かったわけであります。  私は今度、科学技術対策特別委員会から、ウイーンの第二回議会人科学者会議に出席せい、そういうことで向こうに行って勉強してきたいと思いますが、その中に、科学政策の策定における議会人の共通の責務、こういう一つのテーマがございます。いまお聞きしておりますと、ほとんど皆さん方の御意見は、議会人の一つの責務というようなものについて御忠告なり御注文をいただいた、このように思うわけでありまして、非常にありがたかったわけであります。その中で桑田先……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 文教委員会学校警備員小委員会 第1号(1965/04/07、30期、日本社会党)

○三木(喜)小委員 それでは私のほうから伺います。  最初、文部省に実態調査の資料をお出しいただきたいと思うのです。これは自治省のほうにもお願いしたいと思っておりますが、まず宿日直の実態と予算関係、これは自治省のほうに関係があろうと思いますけれども、関連して文部省のほうでこれを調べていただいて、この次のときに出していただきたいと思います。  それから、いま警備員の実態を大体文部省のほうから出していただいたのですが、これを文書にして出していただきたい。  それから、われわれとしては、この学校警備員法を出しました大きな目的は、一つは施設設備の保全、いわゆる守衛の人たちの任務、これが一つのねらいです……

第48回国会 文教委員会学校警備員小委員会 第2号(1965/04/14、30期、日本社会党)

○三木(喜)小委員 関連して。教職員一人当たりの一週間の勤務量が提示されたのですが、小学校の場合と中学校の場合とに分けて、校長、教頭・分校主事、第一学年担任教員、以下各学年担任教員、複式学級教員、その他の教員、養護教員、事務職員、これを各学年別に見てどのような人数になっておるか、あるいは平均はどのようにして出されるか、その辺をひとつ聞かしてもらいたいと思います。調査されたのを全部寄せて、全部の平均が一体どれくらいになるか、これが問題だと思います。中学校も同じことであります。  それから中学校の一番下の注の2のところに「宿日直については、校内巡視等は勤務量に含まれるが、いわゆる手待ち時間は含まれ……

第48回国会 文教委員会学校警備員小委員会 第3号(1965/04/28、30期、日本社会党)

○三木(喜)小委員 お三人の参考人の方においでいただきまして、地方行政をあずかられる立場の町長さん、それから教育行政をあずかられる教育長さん、現場の教育をしっかり守っておられるところの先生の立場、こうした立場から学校警備員を置くことがいい、こういう結論を持っていただいていろいろ御発言をいただきました。特に私本日感じましたことは、現場の教師が過重労働におちいっている、これを何とか救わなければならない、こういう非常な御熱意からお話をいただきましたことは、私たちとしましてはまことに参考になったわけでございます。  そこで時間もございませんので、私はお話の中で文部省に対して御質問的なことばがありました……

第48回国会 文教委員会学校警備員小委員会 第4号(1965/05/12、30期、日本社会党)

○三木(喜)小委員 先般広島県の人事委員会の委員長の名によりまして職員の勤務条件に関する報告についての問題がありました。そのことについて質問したいと思います。  この根拠は地方公務員法の第四十六条、第四十七条によって勤務条件の措置の要求がなされて、それに対して勧告が出た。その勧告の中身をなしておるところの判定の問題です。この中ではっきりと勧告として出ておりますことは、教職員の労働負担が非常に加重されておるから軽減しなければならないという、こういう考え方、それからもう一つは女子教職員の身体の安全をはかるために必要と見られるところの学校に対してはこれにも警備員を置け、あるいは学校内あるいはその付近……

第48回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○三木(喜)分科員 私は、法務大臣がおいでになっておりますので、前半、法務大臣あるいは法務省に、青少年の不良化の問題について主としてお伺いいたしたいと思います。  御存じのように、累年青少年の犯罪が激増してまいっております。これに対しまして、少年法の改正等をめぐって、法務省では刑罰を重くするという方向、そういう思想のもとに動きつつあるやに考えられるわけです。しかしながら、現行法のままで、現在の施設ないしは制度の中でまだまだ反省してみて、そうして是正すべきものはないだろうか、こういうように考えますので、そういう立場から御質問をいたしたいと思います。  私は籍を文教に置いておりまして、昭和三十八年……

第48回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○三木(喜)分科員 先日、自衛隊の富士学校で差別事件が起こりました。そういう疑いがあるので質問をしたわけです。  事件の発端は、御存じのように、陸上自衛隊姫路駐とん部隊のA一尉が、妻の出身に干渉され、一家離散するというようなうき目を見ておるので、同地方の人権擁護委員会に訴えた、これが発端でございます。  ここで問題に私、考えますことは、先日も申し上げましたように、一つは部隊内におけるところの差別事件ということと、次は隊内の黒いうわさと関連しておったということと、三つ目には、これが家庭破壊にまで及んだという点で御質問申し上げましたところが、防衛庁におかれても、さらに人権擁護局におかれましても、こ……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会科学技術行政に関する小委員会 第2号(1966/04/06、30期、日本社会党)

○三木(喜)小委員 きょうおいでいただいております参考人の方々は、それぞれ業界の代表の方でございますし、またそれぞれの企業の中にりっぱな研究所を持っておられる。私も日立、東レ、東燃と昨年おじゃまいたしまして、いろいろ見せていただいて感銘した点がたくさんありました。ほんとうにありがたかったと思うのですが、ソニーさんのほうは私行かしていただいておりませんけれども、社長の井深さんが二月号でしたか三月号でしたか、大学の教育のあり方ということで大学局長と座談会をやられておるのを中央公論で読みました。その中で教育のあり方というものはどうあるべきかということも、企業の先端をいっておられる方の御意見としては承……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会科学技術行政に関する小委員会 第4号(1966/06/08、30期、日本社会党)

○三木(喜)小委員 きょうは五人の参考人においでいただきまして、いろいろお話を聞きましたので、日本の科学技術開発のあり方や企業界、企業家のあり方、産業界との関係というようなものがどうあるべきかということについて、非常に示唆に富んだ御意見を伺いまして、たいへんに参考になったわけであります。  私、いままで各民間の研究所やそのほかの工業技術院とか科学技術庁、文部省に関係のないほかの研究所も見せてもらいました、それらを総合して考えられますことは、やはり科学技術が進歩してまいりまして、一企業、一団体ではどうにもやり切れない。したがって、これについて国は予算の面でも、研究体制のあり方でも、あるいは共同研……



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