このページでは只松祐治衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○只松祐治君 私は、日本社会党を代表し、全国の働く人々の願いを込めて所得税法の一部改正案に反対の討論を行ないます。(拍手) 自由民主党、池田政府は、口を開けば、国民経済の成長に見合って減税を行なってきたといい、本年はさらに国税、地方税を合わせて平年度二千億に及ぶ画期的な大減税を行なったと、鳴りもの入りで宣伝を行なっています。はたしてそうでしょうか。私がノーと答える前に、国民がこぞってノーと答えるでございましょう。税金は重くこそなれ、決して軽くなどなってはいません。複雑で難解な税法、去る十九日本会議に再提案になった所得税法の別表修正に見られますように、わが国最高の専門家をもってしても算定困難な……
○只松祐治君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました国民金融公庫法の一部を改正する法律案に反対の討論を行ない、そのきわめて不当な実体を国民に訴えたいと思います。(拍手) まず第一に反対する理由は、この改正案が全く時代に逆行するものであるからでございます。すなわち、本案は、国民金融公庫に二十億もの国民の血税を増資し、その貴重な資金を旧地主にのみ生業資金として貸し付けを行なおうとするものでありますが、政府・与党が、常に、すでに戦後ではないと、戦争の痛手を払拭することにつとめているように、戦後二十年を経まして、旧地主を取り巻く社会環境、経済基盤も当時とは全く変わってきておりま……
○只松祐治君 日本社会党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました所得税、法人税並びに租税特別措置法、いわゆる税三法について佐藤総理及び関係大臣に質疑を行ないたいと存じます。 今日、日本国民が山積した内外の諸問題の中で最も憂え、危惧し、不安の念にかられているのは、総理、一体何でしょうか。それは申すまでもなく生活の問題であります。すなわち、具体的には、とどまることなく高騰を続けている物価の問題であり、いま一つは、重く、不公平な税金の問題であります。 総理も、かつて野にあったときは、古来、同病相あわれむとか申しますが、苦悩する国民の心とよく通じ合ったとみえて、物価問題とともに、税金が重く……
○只松祐治君 静かにしてください、すぐやりますから。
【次の発言】(続) 質疑を始めますから、静粛にしていただきたいと思います。
【次の発言】(続) 私は、ただいま有馬輝武君から提案をいたしました、あるいは述べんとして議長から制止を受けましたその意図を十分そんたくいたします。大蔵大臣福田赳夫君の不信任案につきまして、その意図を十分了承し、賛意を表するとともに、なお若干私の質疑を行なって、その意義を国民の前に明らかにせんとするものでございます。(拍手)
その第一点は、多くの国民の生活を塗炭の苦しみにおとしいれて希望を見失わしめている経済不況の問題でございます。(「そんなへたなんじゃだめだ」と呼……
○只松祐治君 日本社会党を代表いたしまして、ただいま委員長報告のありました租税特別措置法の一部を改正する法律案、及び物品税法の一部を改正する法律案に反対の討論を行ないます。(拍手) 政治の要諦が予算の編成とその行使にあることは申すまでもないことでございます。したがいまして、予算委員会は国会の代表的存在としての討議がなされます。しかし、その予算がいかに重大であろうとも、その予算は税収の裏づけがあって初めて予算たり得るものでございます。具体的には、いわゆる税の調査、課税、徴収がいかに行なわれているかということであると申せましょう。したがって、またこれを演繹いたしますならば、税制とその税務行政がい……
○只松委員 関連して。初めて出てまいりまして小林先輩の御高見を聞いておりまして、二、三感じました点を質問させてもらいたいと思います。 まず一つは、私は埼玉から出てきたのですが、埼玉のように急速に発展をしておるといいますか、たとえば何々団地、ひばりケ丘団地あるいは緑ケ丘団地、いろいろこういう住宅が密集してきております。しかし、そこに道路もあまりないという状態でありまして、もちろん下水あるいはし尿処理、そういう問題に至ってはほとんど絶無、こういう状態のところが多いわけです。これは主として東京の業者が来て建てて、建ち売りをして、そしてそのあとの始末だけは埼玉県なりあるいは地元の市町村が引き受けなけ……
○只松委員 警察のほうにお聞きしますが、私は当日現場におった議員の一人ですが、そのときも責任者といろいろ話したいと思ったのですが、責任者が出てこないので、滝野川の警察署長か何かが出てこられた。ぼくらがそのとき行ったのは、たとえばいまおっしゃったように、違法行為が生ずるおそれがある、あるいは現に起こった、こういうふうに仮定いたしましても、あの通路を三時過ぎからずっと全部とめてしまう、こういうことで、たとえば都会議員の警務委員でもこれを阻止して中へ入れない、こういう事態があった。これはおそらく都会でも質問があったと思いますけれども、こういうことになりますと、鉄道ですから、極度に皆さん方がそういう注……
○只松委員 関連して。
あとでもお伺いしますが、一番大きな調査は、バックグラウンドの調査、海水汚染の問題というふうな調査になっているわけですが、一次冷却水というのは、御承知のように、出港のときに出すわけですね。これは商船と軍艦、潜水艦との一番大きな違いになっておるわけです。このグラウンドの調査をやるのに、出港日を知らされないで、どうして綿密な、また厳密な調査ができますか。その点お伺いいたします。
【次の発言】 これは関連ですから、詳しくは自分のときにやりますが、常識で考えて、いま潜水艦というのは主力艦ですから、最高の軍機を要するわけですね。これが出ていくのにそう簡単にわかるはずはないし、表で……
○只松委員 初めて出てまいりましたので、ひとつお手やわらかに。
あなたの敬愛されるジョンソン大統領が、重要な施策の一つに貧乏追放ということをうたわれております。池田総理も、かつては麦めしを食らえ、こういうことをおっしゃったことがありますが、たいへん成長されまして、今度の施政方針では、豊かで平和な生活を営むことが究極の政治の目標である、こういうことをおっしゃいました。しかしそうおっしゃいましたが、ジョンソンと同じように、池田さんも貧乏をなくす、こういうことの意思あるいは努力目標がおありかどうか、ひとつお聞かせ願います。
【次の発言】 そういたしますと、政府の発表によっても、高度経済成長のために……
○只松委員 政府は本年度画期的な減税を行なった、こういうことでいろいろ宣伝をされております。しかし本年度の自然増収その他はかってない六千八百億という大規模なものであり、租税負担率というのが二二・三%、あるいは実際上はこれ以上になるというふうに言われておりますが、いまの見通しでも大体そういうことです。はたして大蔵大臣はこれを実際上減税になるというふうにお思いになりますかどうか、この点についてお伺いいたします。
【次の発言】 減税と税の調整ということがいろいろな角度から言われておりますけれども、私たちからすれば、これは減税ではなくて、物価の上昇その他に伴う、経済構造の変動その他に伴う税の調整、こう……
○只松委員 主として法人税関係の徴税問題についてひとつお伺いをいたしたいと思います。 勤労者や零細企業者は働けば働くほど非常に徴税がきびしくて、たいへん苦しい生活に追い詰められておる。しかし大法人というのは決してそういうふうにはなっておりません。法人税はもちろん申告税でございまして、特にほとんどの巨大資本の法人というのは、自分たちの申告したままで査察調査その他の実績等ほとんどない。そういう中で日本の徴税というのはきわめて不公平に行なわれておるということは皆さん方御案内のとおりでございます。全く巨大資本に奉仕する徴税の現在の実情だと思います。 そこでまずお尋ねをいたしますが、国税庁あるいは局……
○只松委員 租税特別措置法について、まずお伺いをいたします。 租税特別措置法が限定的な立法から順次恒久的に、あるいは一時的なものから特権的なものになりつつあることは御承知のとおりであります。今度の税制調査会でもいろいろそのことが指摘されております。そこでまずお伺いをいたしますが、租税特別措置法とは一体どういうものであるか、またどういうふうにお考えになっておいでになりますか。特別措置はあくまで特別なものだとわれわれは解釈いたしておりますが、これを特別なものとお考えになっておりますか、あるいは現在一般化しつつある、特権化しつつある、この状況をお認めになりますか、その点をお伺いいたします。
○只松委員 先輩各位がいろいろな方面から御質問になりましたので、予定いたしておりました質問の重複を避けまして、簡単にお尋ねをいたしたいと思います。 まず阿部さんにお尋ねをいたしますが、医者の生活は、私の回りにもいろいろ医者がいますが、そんなに楽ではございません。きのう埼玉県の医師会のお話を承りましても、埼玉県内でレントゲンの備えつけのある医者が約二五%、それからこれは人手不足その他いろいろな意味もあってでありますが、看護婦がいない病院が七〇%、こういうふうに聞いてまいりましたが、全国的な医者の大まかな生活状況、あるいはいま一、二の例をとりましたように、病院の機械化あるいは人員、こういうものが……
○只松委員 関連してお尋ねしますが、いま中小企業の問題で、武藤委員に対して、絶対にそういうことはない、こういうふうに断言されました。いまも中小企業が倒産を続けておりますけれども、さらに今後もしこれが増大するというようなことが起これば、これは今日の事態が招いたものである、こういうふうにお考えになりますか。 それからさらに、今後絶対にないという具体的な方針を一つでもお示しをいただければ幸いだと思います。
○只松委員 大蔵省あるいは国税庁で電子計算機をお使いになり得る人は何人くらいおいでになりますか、ひとつお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 いまお聞きしますと、国税庁で十人、男が何人か女が何人かおっしゃいませんでしたが、この十人で一体こういう大きな作業ができるかどうか。おそらくなかなかできないから、こういう重大なミスが起こったと思うのですが、今後こういう国税庁の仕事をやる上において、たった十人で全部できるかどうか、ひとつお伺いをいたします。
【次の発言】 いま、今後の考えである、こういうことで、具体的な答弁はなさいませんでした。しかし、現実に大きな法人関係ではIBM、こういうものを使っ……
○只松委員 開銀総裁にお尋ねをいたしますが、開銀の設立の目的は那辺にあるか、ひとつお聞かせをいただきたい。
【次の発言】 開銀法の十八条に業務の範囲というものが定められておりまして、そのことで今回改正になるわけでございますが、たぶんその制定のときに閣議において了解事項のような形で次のようなことがあるわけでございます。
日本開発銀行の運営については、同行がわが国の経済自立、産業の開発等今後の重要経済施策を推進するため必要な産業資金供給上に占める重要性及び政府金融機関としての使命にかんがみ、政府の産業、交通及び金融に関する総合的政策及びこれに基づく基本計画に順応せしめるものとする。
なお日本開……
○只松委員 関連しまして一、二お伺いをいたしますが、今度の記念の千円硬貨の中身と申しますか、実際の値打ちは幾らくらいになっておりますか。新聞ではいろいろ言っておったり世間でも三百六十八円程度ではないかということを言っておりますが、ひとつこの際にお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、一つには四百円もするということで平林さんからお話がありましたように、先ほどあなたの答弁の中にも圧延の段階では外注をするという御答弁がありましたが、そういう相当高価な資材を外注するということになれば、そういう資材の管理はどういうふうにしておやりになるか、さっき横流しというような話もありましたけ……
○只松委員 一般の質問に入る前にちょっと国税当局のお考えを伺いたいと思いますが、私がいままで二、三回徴税問題その他を中心にお聞きしました。あとで多少お話を申し上げますが、私はその答えが正しい答えだとは決して思っておりません。そういう点を順次きょうなり、その次なり明らかにしてまいりたいと思いますが、国税当局は国会ですべて誤りのない答弁をされた、こういうふうにお思いになっておりますか。また国会というものを国民の最高の立法の場としてお認めになり、それに十分なる敬意を払い、それに対する態度をとっておられるかどうか、まずお伺いをいたします。
【次の発言】 それでは三月三日に私が幾点か御質問をいたしてはお……
○只松委員 まず、いま武藤委員から御質問がありました旧地主に対する農地報償金がいろいろ党側と政府側と折衝されておりまするが、いまお聞きしますとまだ固まっておらないので言えない、こういうお話しでございますが、これはこの国民金融公庫法の一部改正案ときわめて重大な密接不可分の関係を持っておりますので、もう少し具体的にひとつお答えをいただきたいと思います。いまあなたのほうから、なかなか微妙な段階で答弁できない、こういうことでございますけれども、しかしこの法案を審議するためには当然にそのことが重要になってくるわけでありますから、いつもの大蔵大臣の調子でひとつ明快にお答え願いたい。
○只松委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、国民金融公庫法の一部改正案に対し、反対の趣旨を述べます。 まず第一に、この法案はきわめて時代逆行の法案であります。戦後二十年もたちまして、このような法案をあえて政府が強行しようとすることは、全く時代に逆行する、こういう一語に尽きると思います。政府の言うとおり、もし旧地主の方々に生活困窮者やあるいはそういう資金を必要とされる方が多いとするならば、これは他にもそういう類似の、たとえば戦争で家を焼かれた多くの人々、あるいはまだきわめて少ない補償しか受けておらない外地からの引き揚げ者、あるいは戦傷者、そういう戦争でお困りの方々はたくさんあります。したが……
○只松委員 いまも卜部君がずっと質問し、この前から質問して、要求がないとか、あるいはその前提として事務当局が調査困難であるとか、いまの問題について非常に食い違った答弁なり、そらす答弁がずっとされているのですね。だからあとで時間があるときに論議いたしますけれども、僕は農林省の埼玉の調査を預かってきているのですが、農林省でいま調べて、千四百名くらいの中に百二十名くらいそういう臨時職員やそういうことの該当者があるのですね。これはぴちっと年月日から全部調査済みなのです。しかも相当強い要望がいままでなされております。ところが大臣の答弁がそのままとするならば、大蔵省まで行かない段階で農林省なりあるいは恩給……
○只松委員 すでに多くの同僚委員から質問が行なわれておりますから重複する点もあるかと思いますので、できるだけそういう点は避けまして、質問いたしたいと思います。 まず、資金関係についてお伺いをいたします。簡単にお答えをいただいて、でき得ればあとで資料にして御提出をお願いしたいと思います。 現在共済関係の資金は総額幾らになっておるか、それから貸し出し額、おもな貸し出し先、その返済状況、焦げつきその他の回収状況のものがあれば、そういう点についてお答えをいただきたい。それから不動産の取得その他そういうものがあれば、不動産なんか相当値上がりを来たしております。変動を来たしておりますので、そういう関係……
○只松委員 この前から事務当局に私や同僚議員からもいろいろ質問をしております。きょうは大臣がお見えでございますので、ひとつ大臣からお答えをいただきたいと思います。 先日からのお話を聞きますと、郵政関係の延べ四百万人をはじめといたしまして、非常勤の労働者というのが非常に多いわけでございます。近代社会というのは御承知のように人間を大聖にする、したがってそういう働く人々の生活を安定させる、これには勤務状態を非常に安定化させる、不安定のないようにする、こういうことが一番大事になってくる、いわば近代社会は近代的な雇用関係を確立することが大事である、こういうことは当然のことでございますが、実際上いまもっ……
○只松委員 まずついでに火災保険関係の損保の問題をお伺いします。
異常危険準備金というのはどの程度あれば協会として御満足がいく、こういうようにお考えでありますか。
【次の発言】 きょうは政府、与党との論戦ではございませんからあれですが、皆さんのほうはできるだけ多いほうがいいというわけでこれの増大を望んでおられる。そこでお尋ねしたいのですが、戦後この異常危険準備金をお使いになったことはほとんどないわけでしょう。ありますか、もしあればどういうことにお使いになったかひとつお教えいただきたい。
【次の発言】 前に多少あったわけですが、このごろはあまりない。私が調べました範囲内でも近ごろそれほどの危険……
○只松委員 税理士の中正という問題について、まず御意見をお伺いしたいと思います。
大蔵省のほうでお考えになっておる税理士の中正というものはどういうことを意味しておるか。民法でいえば「私権ノ享有ハ出生ニ始マル」ということで、その私権と同じぐらいウエートを占めておる重要な問題ですから、法理論的にも、あるいは実際上からもひとつ詳細に御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 中正というのは、空間にでも物体が存在する、あるいは社会の場合にはある事態が発生する、そのまん中に立つ、こういうことか。中正というのはどういうものが中正であるか。あとで国際的なスイスの中立や弁護士の中正や、いろいろお聞きしょ……
○只松委員 再び大臣になられて所信表明がございました。しかし、その中で明年度予算等には若干触れられましたが、本年度の補正予算等にはほとんど触れられなかったようでございますが、私はその点について若干お伺いをしたいと思うのです。大体あとでお聞きします税調の問題と関係が出てまいりますが、本年度予算三兆二千五百五十四億円、六千八百億円という戦後最大の自然増収の見積もりを組まれた。したがって税の伸びがない、こういうようなことで補正予算を組むのが困難だろうということがいろいろ新聞でも報じられております。本年度新潟の震災であるとか、あるいは水害も起きましたし、あるいはまた公務員のベースアップあるいは消費者米……
○只松委員 野原君がちょうど私が予定しておりました質問をだいぶ質問いたしました。引き続いて給与の問題から入りたいと思います。 本年度の予算編成期のときに、私は六千八百億という自然増収というのは過大な見積りではないかということを再三にわたって質問をいたしました。あるいはいろいろなそういう観点から質問したときに、いや過大ではないし、本年度の予算の組み方というものはきわめてりっぱなものだ、こういうようなことを答弁されたわけです。しかし今日大蔵大臣は口を開けば、補正予算その他財源がない、こういうことをたびたびおっしゃっておるわけなんですが、そういう観点からするならば、特にたとえば公務員労働者がこの予……
○只松委員 ただいままで多くの同僚議員から各方面聞かれましたけれども、これは主として政府の述べられておるようなことに対する追及といいますか、そういう点がほとんど主であったと思います。わが党の委員長が首相官邸にかけ込んでいった、こういうことは前例がないわけですが、こういうことは何を意味しておるかというならば、汚染とかそういう問題だけではなくて、国民が最も危惧をしておる主として軍事的な面からの問題がこの問題ではきわめて大きいわけです。したがって、私はいままでの方と多少角度を変えた質問をたくさん用意をしてきておるわけですが、いま委員長が冒頭に言われましたので、そこまで質問ができるかどうか存じませんが……
○只松委員 ちょっとお尋ねしますが、こういう前例があるかどうか、どういうことで国会議員を逮捕したか、公安委員長にお尋ねします。
【次の発言】 帝国議会始まって以来、いろいろ軍閥のばっこその他ずっとあったわけですが、そういう過去のいろいろな暗い経験の中にも、一つも国会議員の逮捕というものがなかった。しかも、こうやって民主主義社会になったときに、軽々しく――さっきなぐったとかなぐらないとか、いろいろなことを言っておるけれども、そういうささいな問題じゃない。こういう民主主義社会になって、国会議員が軽々しく逮捕されるということをどういうふうにお考えになっておりますか、お考えを聞きたい。
○只松委員 先ほどからお伺しておりますと、だいぶ角度が違うと思うのです。国家公安委員長なり長官でもいいのですが、お答え願います。立法、司法、行政と、三権分立の行なわれておるというのが近代民主主義国家の原則だと思いますが、そういたしますと、憲法五十条にしたところで、いま国会議員の不逮捕特権ということがいわれておるのは、国会議員なるがゆえに特別の人間として不逮捕特権がある、こういう形の論議がどうも強いような傾向を私は見受けるのですが、そうでなくして、その三権分立の中から、行政機構というものは、これまた民主主義社会では与党と野党が権力争いを常に行なう。権力争いを行なう場合に、特に与党側では、いまの佐……
○只松委員 まず最初に、前回有馬委員のほうからもお尋ねがあったと思いますが、今年度の補正予算を通すにあたって、大蔵委員会を一回も開かないで予算を通す、こういうことは、私も昔のことはあまり知りませんが、ほとんど前例がないだろうと思います。これは一言にして言うならば、たいへんけしからぬことでありまして、大蔵大臣だけの責任というわけでございませんけれども、委員会全体としても責任があるわけでございますが、今後こういうふうに、自民党内部の問題であるとはいえ、国民の代表として存在する大蔵委員会が財源を一つも審議しない、こういう形で予算を通すということはきわめて悪い慣行をつくる。私は絶対に今後そういうことが……
○只松委員 関連してお尋ねしますが、いまいろいろお話しになっておりますが、帰するところは財源のようでございます。いま神宮、外苑、それぞれ予算総額は幾らくらいになっておるのか、それからいまの話も今後幾らか増収したいということで話が出ておるわけですが、当初フジテレビその他で予定されたときの増収予定は幾らで――それが一応くずれたわけですが、現在構想されておる増収額というのはどのくらいに見込まれておるか、参考までに聞いておきたいと思います。
【次の発言】 神宮それから外苑全体の使用料、運営費をお伺いしたいと思います。それからさっき言いましたように、あなたたちの希望どおりになればどの程度増収になるか、そ……
○只松委員 きょうは皆さんから繰り返しお話がありましたように、主として神宮外苑の財政事情によってこういう問題が生起いたしました。したがって本委員会でも非常に熱心に討議が行なわれておるわけでございます。したがって私はほかの委員の方と違いまして主として財政問題についてひとつお尋ねをしたい、こういうことで、実はいろいろな角度から勉強をしてきておったわけでございますが、いま委員長からもお話がありましたように時間もおそくなっております、あるいは参考人各位もたいへんお疲れのようでございますし、問題のポイントだけをお尋ねいたしまして、もしまた時間があればいずれ日を改めまして、財政問題等も少しお聞きをいたした……
○只松委員 さっき曾野さんからきょうの委員会の趣旨がわからないというお話がありましたが、そういうお方もあるかと思えば、たいへんにわかり過ぎて、私たちがお聞きすることから見れば、ピントはずれとは申しませんが、多少話が違うのではないかというようなお話をいただいている向きもあるわけです。きょう私たちが皆さん方においでいただいたり、私たちが論議しておるのは、いわゆる野球論議ではないのです。体育振興の論議をしておるわけです。体育振興の論議の中で、たまたま明治神宮外苑にプロ野球が入ってくるようになって学生野球が圧迫されておる、そういうことから、アマかプロかという一つの具体的な例証の問題としてこの問題が論議……
○只松委員 本国会初めての委員会でございますので、多少多岐にわたりますが、問題点だけお尋ねしておきたいと思います。 まず最初に、大蔵省は現在予算とそれから収入の面と両方把握しておるわけでございます。いわばいまの国家権力の中で最高絶大の力を持っておる、こう言っても過言ではないかと思うのでございます。しかし予算委員会のほうはそういうことで非常なウエートが置かれておりますが、なかなか大蔵委員会のほうはそういう大蔵省の管轄事項にかかわらず必ずしもそれほどのものが、私は一年間の大蔵委員会のこの審議を通じて重んじられておらない、こういうふうに感ずるわけでございますが、そういうこともあってか、きょうは、予……
○只松委員 証券問題について若干お尋ねしたいと思います。 今日証券界はいろんな意味で非常に重大な時期に遭遇をしておる。したがって、政府も非常な力の入れ方であるわけであります。したがいまして、本来ならばこれを根本的な問題からいろいろ御質疑をいたし、論議をしなければなかなかこの問題の本質をえぐり出す、こういうことはできないわけでございます。きょうはもう時間も十二時を過ぎておりまして、たいへんおそくなっております。具体的な問題を二、三お尋ねをいたしまして、いずれ日を改めまして、証券問題の本質的な問題を討議いたしたい。そういう意味から問題点だけ聞いてまいりますから、御返事のほうもひとつそういうふうに……
○只松委員 ただいま平林議員から質問いたしました問題に関連いたしまして、若干御質問をいたしたいと存じます。
先ほどの質問の中にもございましたたばこの耕作者関係について団体交付金が八千万円から出ておりますが、これはどういう基準でこういう金額がはじき出されておるか。あるいはその使用方法はどういうふうになっておるか。また使用された後に専売局のほうでどういう監査をされておるか。ひとつ要領よくお知らせをいただきたい。
【次の発言】 全く抽象的な話ですが、それじゃ具体的にどういう事例に対してどういう基準でこういう金を出し、どういう監査をしておるか、こういうふうにひとつお答えをいただきたいと思います。いま……
○只松委員 まず最初に、福田さんにお尋ねをいたします。 税制上の問題については、すでに特に当面の分離課税の問題を中心にしていろいろ聞かれたわけであります。これと関連いたしまして、福田さんがそうたびたびお見えになるわけでございませんので、お聞きをしておきたいことの一つは、手数料が高いのではないかということです。高い安いといったって、それを判定する基準というのもなかなかむずかしいわけですが、たとえば五十円以下で一円三十銭、百円で一円七十銭、百五十円で一円九十銭、二百円で二円、こういうふうにずっと見てまいりますと、五十円額面で一割といたしましても――一割なんかあまりないわけですが、年間五円、半期ご……
○只松委員 あとで大臣がお見えになれば、時間があれば大臣にもお聞きしたいのですが、大蔵大臣は近ごろ間接税を重要視したい、こういう発言をときどきなさっておるわけです。直接税か間接税かというのは、いろいろその論議が分かれておりますけれども、大蔵省、特に主税局関係では将来、大臣の発言のように、間接税にウエートを置いた税制を考えていく、こういうふうなことをお考えでございますか。
【次の発言】 大臣が言っておるのと事務当局のあなたたちが考えておることは無関係である、こういうふうに言っていいわけですか。
【次の発言】 一般的に言って、いま言われたように、どちらを重くするかということにはそれぞれ論議がありま……
○只松委員 国税庁長官がおくれるようでございますので、前回私がお尋ねいたしておりました国税関係の質問を予定しておりましたが、それをあと回しにいたしまして、お見えになる前に二、三ほかの問題をお聞きしたい。 まず、酒やビール等の小売り店の新規開設についてお伺いをいたします。 この新規開店の基準と申しますか、たばこの場合でもいろいろ、都会地においてはおおよそ二百メートルとかあるいは村部においては五百メートルとか、あるいは販売価格がそういう新設した場合におおよその目安があるわけでごいざます。何かそういうものの都会地、農村地、そういうもので基準がございましたら、ひとつお教えできる範囲においてお答えを……
○只松委員 きょうは四十年度の所得税、法人税、租税特別措置法の改正案、並びに所得税法、法人税法の施行に伴う整備法等、膨大な、また国民にとって最も密接な問題を審議するわけでございます。そこでまず、大臣がきょうはお見えでございませんので、ひとつ政務次官にお尋ねをいたしますが、こういう膨大な案を、お聞きしますところによると大体三日くらいで上げたい、こういう御意向のようでございます。どの法案一つとりましても、国民にきわめて重大な関係を持つものでございます。こういう膨大な六つからの法案をたった三日くらいで上げる、こういうことがはたして正しい国会の審議であるかどうか、私は、もっとこういう重要な法案の審議に……
○只松委員 きのう質問の途中で本会議になりまして若干残したものがありますので、続いて質問をいたしてまいりたいと思います。 なおその前に、昨日通達の問題につきましていろいろ質疑をいたしたわけでありますが、きょう理事会でその取り扱いその他について御討議をいただくという委員長の取り計らいでございましたけれども、きょうはほかの議事もあったと見えて、論議の対象にならなかったようでございます。この通達というのは、きのうも繰り返して申しましたように税務行政においては一般の税法とともに、あるいは実際の国民においてはそれ以上に非常に大きなウエートを持っておるものでございますから、ぜひこの通達の問題については、……
○只松委員 直接関連はしておらないのですが、大臣お帰りになるようですから、一つだけ伺います。 新聞なんかにもちょいちょいそういうことを書かれておるわけですが、さっきからのお話もありますように税務署に対してはとにかく六十億ですか大幅な赤字だ、こういう申告が過去数年間なされておるわけです。一方たこ配、粉飾決算が行なわれて、黒字だ、こういう形でやられておる。これは機構上は大きく異なっておりますけれども大蔵省という管轄下において、片一方は黒字片一方は赤字、こういう形が――しかも税務署に申告するなり何なりで、多少の違いがあることは社会常識上やむを得ないということもありましょうが、非常に大幅にこういうよ……
○只松委員 液化石油ガス、すなわちLPガスその他の問題について、質疑を行なっていきたいと思います。
このLPガスが今日こうやって非常に多岐な面にわたって活用されるようになったわけでございますが、まず、現在まで通産省のほうで、いかなる開発と申しますか、助成措置その他研究措置をおとりになりましたかどうか、ひとつ経過の概要をお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 あとの一五%はどういうことですか。
【次の発言】 こういうふうに使われるようになったのに、通産省としてはどういう助成措置、その他いわゆる国としてどういう指導をなされましたか、こういうことを聞いておる。
○只松委員 本日はLPGの問題について前回に引き続いてする予定でございましたが、さっきの理事会のようなことでございまして、なお本委員会と非常に関係のある若干の問題がございますので、資料要求をいたしたいと思います。 その内容と申しますのは、吹原産業株式会社社長吹原弘宣とおっしゃる方でございます。まず国有財産局長にお願いをいたしますが、この吹原産業株式会社、あるいは北海道では北海林産興業株式会社という名前も使われておるようでございますが、この吹原さんが関係しておる会社で現在まで――ずっと古くは北海道の洞爺丸が沈没いたしましたときにたくさんの倒木があったわけでございますが、これをはじめといたしまし……
○只松委員 過日私が吹原産業の問題に関しましていろいろ資料をお願い申し上げておりました。なかなか的確な資料が今日まで得られないようでございますけれども、今日までわかっておる資料がございましたら、ひとつこの機会にお知らせをいただきたいと思います。
【次の発言】 そのほかに正規の金融機関で扱われた手形関係のものがおわかりになりますかどうか。これが第一点。それから、正規の金融機関ではございませんが、いろいろ巷間伝えられておりますように、正規の金融機関が関係していわゆる手形が動いておる、こういうことが言われておるわけでございますけれども、そういう点について大蔵省で手形その他でおわかりになって、あるいは……
○只松委員 関連して……。大和銀行の場合には、いま武藤委員からいろいろ質問がありましたいわゆる融資のルーズさ、膨大な融資、これが一点と、それから三十億円の自己あて小切手という問題と、大きく分けて二つに分かれると思うが、ここでちょっとお尋ねしておきたいのは、この吹原問題の一つの中心がやはり三十億円のおたくの自己あて小切手が問題点になって、あとの、いまから質問に入られるだろう三菱銀行との関連が出てくる。いわばこの小切手のたらい回し、この問題が本吹原事件の一つの問題点になると思う。したがってここいらに多くの疑惑点、政治的な圧力があったのではないかというようないろいろな問題点とも関連してくるわけであり……
○只松委員 引き続いて金融問題について若干お尋ねいたしたいと思います。すでに総裁のほうからも大要の御説明があり、また有馬委員からも問題点の指摘はあったわけであります。多少そういう点で重複いたしますが、お尋ねをいたしたいと思います。 まず第一は企業間信用の問題ですが、俗なことばでは売り掛け代金というようなことが使われますが、これが二十二兆あるいは二十三兆円にのぼると、推計でありましょうが言われております。これが今日まできた原因には、日銀当局の発表あるいは大蔵省当局の発表等、多少見解の相違がございますが、いろいろ一定の理由がある、こういうことを申しておりますが、ここで総裁のほうからあらためて、こ……
○只松委員 国会と縁切り法案といわれておりますが、たばこを民主的に専売公社できめたい、こういうことを中心とした法案が出されておるわけです。こういう傾向については、行政府としては、できるだけ議会からの制約を免れていきたい、こうお考えになるのはやむを得ない面がなきにしもあらずでありますけれども、立法府の席にあるわれわれとしては、できるだけこういう行政の面を国民を代表しておるものがそれにタッチをしていく、こういうことが重要な任務になってくるわけでございます。そういう観点から私たちはこの法案に反対をいたしておるわけでございます。まあ表面上は必ずしもそういう趣旨説明なり、あるいはお答えにはなっておりませ……
○只松委員 関連して。 いろいろ有馬委員から御質問がありましたが、近ごろ何か知ったようなお話でございます。私は実は本問題は、証券取引法の改正案のときにいろいろ勉強をしておりましたら、こういうお話をいろいろお伺いいたしまして、その当時から大体この大網というのは知っておるわけです。したがってそのときに現に四社の市場占有率とかあるいは四社の税務申告状況とか、そういうものを資料で私はいただいておるわけです。 ほうとんは時間があれば、その当時いただいた、証券局当局から出された資料と現状とをいろいろ対比して質問をいたしますと、さらに問題点というのが明らかになると思うのですが、何か近ごろ知ったようなお話……
○只松委員 きょうは大臣がおいでになるという当初の予定で、米価問題を中心にお聞きしようと思ったのですが、お見えにならないし、担当官も何かお疲れで来れないということですが、いま国民が一番注目をいたしておりますのは米価の問題でございます。したがいまして、きょう大蔵委員会が開かれてこれに一つも触れないというわけにまいらないと思いますので、一言だけひとつ政務次官でもお答えをいただいておきたいと思います。 一万六千三百七十五円にきまったようでございますけれども、これは農民の要求からは遠くかけ離れておることは申すまでもないと思います。こういう決定の結果、本年度食管赤字が六百四十五億円くらいふえて一千七百……
○只松委員 アメリカからお帰りになって初めての委員会でございますけれども、まず最初に、たいへん日本の経済と関連を持っており、したがって、そういう会議があったわけでありますが、アメリカの経済情勢をどういうふうにごらんになったか、ひとつお聞きをしておきたいと思います。
【次の発言】 まあ称賛とまでいかなくても、たいへんアメリカ経済に対していい見方をお持ちのようでございます。それにしてはアメリカの対日態度というものはきわめてきびしいと思うのです。また日本が、私たちから見るならば、ドル防衛の政策に追随をされておる、こういうことも私たちとしては二、画いたいわけでございます。
それはそれといたしまして、……
○只松委員 いま委員長のほうからお話がありました地方公務員の懲戒問題についてお聞きしたいと思います。 まず最初に、法律、条例、規則、規程あるいは訓令、いろいろ行政を行なう上において定めがございます。どれが重い、どれが軽い、これを論ずることはなかなか容易でありませんが、おのずから法律が一番勢力があり、末端の訓令というものが弱くなっていくということは常識のしからしめるところだと思います。自治省のほうにおいて、こういう地方行政を行なう上においていろいろなものがあるが、どれが一番重い、あるいはどれが拘束力が弱いというふうにお考えでございますか、まず所信をお聞きしたい。
○只松委員 厚生省関係から御質問をいたそうと思っておりましたが、担当官がお見えでないようでございますから、あとにする予定の農林省関係の予算について若干お伺いしたいと思います。
本年度の予算は三兆六千億に及んでおりますが、その中で農林省の予算は幾らになっておりますか。直接は三千三百億、総合いたしましても三千六百億、こういうことになっておりまして、いわゆる一〇%内外、こういうことであるわけでございますが、まあ間違いはございませんかといえば、そのとおりだと思いますが、間違いございませんか。
【次の発言】 そういたしますと、いままでほとんどの委員がそういう面について御質問があったわけでございますが、……
○只松委員 私はきょうは質問を遠慮しようかと思ったのですが、どうもお話を聞いておりますと、きょうお見えの方は直接刑事事件の被告人でないからのうのうとされておるのかもしれませんけれども、これだけの事件を起こせば、多少はいつもの答弁よりも相済まない、こういう形のものが出てしかるべきだろうと思います。しゃあしゃあとした答弁といっては失礼だけれども……。それで、資料要求をはじめとして若干御質問をしておきたいと思うのです。 まず最初資料要求をいたしますが、たばこ耕作組合やたばこの販売協同組合等、これは前から私が二回質問をしたのですが、こういうところにいっておる報償費その他の具体的な使途の内容、これはこ……
○只松委員 時間があまりございませんので、問題点だけお尋ねしたいと思います。 公債の問題についてお尋ねしたいのですが、政府なり日銀のほうでも、あるいはさっきからの御答弁を聞いても、公債についてまだ全般的な、あるいは最終的な検討が終わっていない、固まっていないようでございます。ただ、いま当面の問題とそれから長期的な面からの公債の問題が御説明ありまして、論議もそういう形でおよそ行なわれておるわけであります。私たちは、こういう面とともに、一番国民が懸念しておるのは経済の動向だろうと思います。政府は政治をやっておるから特にそうでしょうが、景気が間もなく上向く、あるいは福田さんのことばを借りれば、つま……
○只松委員 最初に、前回から関連します事項について、二、三お尋ねをいたしたいと思います。 まず最初に、酒類の小売り販売店の新設許可、こういう問題について、私並びにほかの委員からもいろいろ質問なり御意見が出されておったわけですが、そのときに、いろいろ調査し、検討いたしますというようなお答えもあった。そのときに私が引例を出しましたのは、旧市街地のような問題もあるけれども、新しい東京近郊の地帯、こういうところには非常に人口が急増をいたしておりますが、こういうところには必ずしもいままでの基準に適合するような形での小売り店開店希望者というのは少ないわけです。にもかかわらず、住民というのは非常に急増をい……
○只松委員 まず最初に、本法案は、本年度の予算、財政の問題、それから今後問題になってくる公債発行の問題、それからこういうもろもろのものと関連いたしました地方財政の問題、こういういわば三本の問題を一本にして法案の提出をなさっておる。本来ならば、少なくともこの法案提出は三つに分ける、少なくとも本年度財政の問題と地方財政の問題と二つに分けて出すのがほんとうではないかと思うのです。俗な言い方をすれば、地方財政という子役の芝居でへたな芝居をひとつ見せよう、こういう言い方をすれば、さほどではないようでございますけれども、この地方財政の問題をひっからめて、いま法案審議の促進その他の状況に見られますように、こ……
○只松委員 いま小林さんからも、産業界だけでなく、今日このようになったのは金融界も大いに反省しなければならぬ、こういうことばがございました。これは財政制度審議会の報告書のほうにもそういうことが述べられております。皆さん方のほうにもそういうものが出ておりますけれども、今日のこういう経済情勢に立ち至ったということに対して、どういう御反省といってはあれですが、お考えをお持ちになっておりますか。
【次の発言】 そういう観点から、今後も――本年度は特別措置でありますけれども、明年度以降の公債発行という問題がきょうの参考人の意見を徴する中にも含まれておるわけであります。公債発行については、こういう事態を再……
○只松委員 この前、私の質疑の途中で終わりホしたので、また初めから繰り返すのもどうかと思いますが、多少中途はんぱになりますが、前段を抜きにして、この前のことから質問を続けてまいりたいと思います。 前回は、いわゆる現在出されておるこの財特法二千五百九十億円というものに関する限り、税収不足から出てきたものであるからこれは赤字でおる、こういうお答えまでいただいた。しかし、明年度以降出てくる――七千億とか八千億とかいろいろ言われておりますが、この公債については建設公債だ、こういうふうにお答えになりました。そこで、私は、本年の公債が赤字でありながら、明年度以降のものは建設公債である、こういうふうに画然……
○只松委員 ただいま山中委員からも詳細な御要望等がございましたが、税の新設でございますから、これには幾多の問題を含んでおります。したがいまして、国会は三国会非常に長きにわたりましたけれども、この本文の討議その他はいわばほとんど行なわれておりません。したがって、山中委員のいまの詳細な御要望、御説明等にあったと思いますが、それでもなおかつ幾多の問題を残しておることは事実でございます。したがいまして、今後の税の執行にあたりましては、ひとつそういう点を十分顧慮いたしまして、いろいろな面において留意し、御配慮をいただきたい。ただ、いま山中委員のおっしゃいました中に、いわば物価の値上がり要因になるような発……
○只松委員 きょうも財政方針のもとに所信表明があったのでありまして、いろいろなことを大臣おっしゃっておりますが、私たち大蔵関係で国民に最も関係のある、あるいは大事なことがたくさんございます。その中の一つ、先ほどから佐藤さんも論じましたけれども、いまの段階が経済のどういう段階に当たるんだというようなお話がございました。ほんとうは、時間があれば、いまの自民党の佐藤内閣がとっておる中期経済計画が途中で変更になったり、あるいはいろいろな計画が立てられたり、そういうことをしておる不定見な経済政策についてまずお伺いしたいと思いますが、それはやめます。 ただ、国民が一番関心の深い物価の問題、インフレの問題……
○只松委員 物価の急上昇をしておる中で公務員等の旅費関係が上がらなかったのは、むしろふしぎなくらいでございまして、こういうふうに上がるということは、私たち社会党も原則として賛成でございます。しかし、まだこれが必ずしも十分ではございませんので、若干御質疑をいたしたいと思います。 まず、この旅費のうち、日当、宿泊料の問題でございますけれども、聞くところによりますと、昨年度あたり一定期間を限って抽出調査をなさって、こういうところでほぼ妥当ではないか、こういうことでおきめになったということでございますけれども、民間のほうでは大体実費支給が原則のようになっているというふうに聞いておりますが、官公吏の場……
○只松委員 本論に入る前に、一、二点お尋ねをしたいと思うのですが、新聞で御案内のように、韓国の警備艇に日本の漁船が拿捕されております。これはいろいろな関連がございまして、詰めれば大蔵委員会でも非常に関連が出てくるわけですが、そういうことではなくて、簡単にお尋ねをしておきたいと思う。 こういうことはたいへん遺憾だと思いますし、大臣も遺憾だとお思いだと思いますが、私が多少関連があるというのは、いわゆるこういうことがたび重なってまいれば、当然に、私たちは、賠償の支払い、あるいはそういう関係等も日本政府においても考慮をしていかなければならぬだろう、こういうことが考えられるわけであります。そういう点か……
○只松委員 租税特別措置法はたいへんな悪法だと私たちは思っております。しかし、これが一たん法律になりますと、法は国民を拘束するわけでございまして、これがいいとか悪いとかいう論議がなかなかできなくなるわけでございます。したがいまして、せっかく大臣がお見えになっておりますので、若干この租税特別措置法の本質について、ひとつお伺いをいたしたいと思うのであります。 その道のベテランでございますから、こういうことは幼稚園みたいな問答になるかと思いますが、租税の原則に、応能、公平あるいは法定等々の幾つかの基本的な問題があるわけでございます。租税特別措置法はこういう租税体系の基本的なものを根本からくずしてし……
○只松委員 時間の関係もありまして、ひとつ簡単に要点だけ問題を御質問をいたしたいと思います。
まず最初は、この法案の目的でございますが、いろいろ書いてあります。しかし、十五億円ではたいした仕事はできないと思うのですよ。一体十五億円ぐらいでどういう仕事をおやりになるか。まあ、初めての法案ですから、ほんとうは法案の目的等から入らなければならないわけですが、具体的に、ずばり金の問題と関連いたしまして、目的をお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 そういうことは法律に大体書いてありますからわかるのです。いなかのほうなら十五億円で多少は買えるかもしれませんが、大都市のどまん中を十五億円くらいで何が……
○只松委員 大臣が退出されますので、時間もございませんから、簡潔に二点だけまず大臣にお尋ねをいたしておきたい。 一つは、いま平岡さんからお尋ねがありましたことと関連して、あとで事務当局に多少聞きますが、たとえば、平岡さんも埼玉でございまして、同じような悩みを持っておるわけでございます。今回の人口調査によりまして、私の埼玉の草加、朝霞あるいは門間という三市町村が前回の人口調査より倍になったわけです。いま草加でいえば、前回四万のものが八万一千になった。これだけ一挙に人口が急増して、これは単なるベッドタウンということばではなくて、国なり東京都の都市圏としての大きな問題がからんできている。しかし、そ……
○只松委員 せっかく御両名がお見えでございますので、地震保険の問題をお尋ねする前に、二、三保険一般の問題についてもひとつ御高見を賜わりたいと思っております。 保険と一口に言いましてもいろいろございますが、しかし、たくさんあるこの保険でも、これを要約いたしますと、お互い人間同士が、火事なりけがなり何なりいろいろ不幸な事態が起こったときに相互に助け合おうというのが保険のできた趣旨だし、今日ある趣旨だと思うのですが、そういうことで相互保険、相互という字がたくさんに使われておるのではないか、そういう意味で、私は、保険は、いわゆる支配者とか被支配者とか、あるいは権力者とか権力者でないとか、こういう関係……
○只松委員 ちょっと関連。 過日、参考人がお見えになったときも、今度の地震保険ができれば百五十万円で打ち切りになりますね。そうすると、五百万円、一千万円という保険を火災保険でつけておる場合に、たとえば、松代のように地震が起きた。きのうの新聞では停電が起こった。停電が起きたからろうそくを立てた。そのろうそくがたまたま倒れて火事になった。一軒や二軒のときはこれは火災ということで処置するかもしれません。しかし、三十軒、五十軒、百軒と多数焼けた場合には、保険会社としては、当然地震保険を適用してもらいたい。(「それは一軒や二軒でもわからぬぞ」と呼ぶ者あり)こういうことになると思うのです。いま声がありま……
○只松委員 経済界の公正妥当な運営、あるいは民主化、いろいろことばはありましょうが、近代化にとって公認会計士というものがたいへん重要な位置を占めておるわけです。しかし、まだ、公認会計士制度ができてから日が浅いこと等々のためにその目的を達成する段階に至っておりません。したがって、そういう趣旨を含んで今回の公認会計士法の改正が行なわれるようになってきたと思います。したがって、法律案についてはきょう若干御質問をいたしますが、証券局、あとで国税庁、主税局長お見えになりますが、実際上、この公認会計士が被監査団体に対してどの程度真実の監査をしておるか。別の面で言うならば、力を持ち、権限を持っておるか、こう……
○只松委員 大臣がお見えになる予定がおくれておりますので、先に長官のほうに具体的な問題からお尋ねをいたしたいと思います。
過日、一応資料はいただきましたが、本委員会の席で、現在の国税の調査状況、それを具体的に税務署管内、局管内、そういうふうにおおよそ分類をして、それぞれ更正決定なり重加算税の適用状況、そういうものを含んでひとつお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 まず、いまの御説明の中から若干お伺いをいたしたいと思うのですが、私はほかのところまでそうたびたび行けませんので他府県のことはつまびらかに存じませんが、埼玉県管内では私は多少税務署等に行って調査をいままでしておるわけです。……
○只松委員 大臣がお帰りになりましたので政務次官でけっこうでございますが、保険審議会の構成、運用等について、ひとつ御感想なり、あるいはこれで十分かどうかお聞かせいただきたい。
【次の発言】 いや、それではない。――では、いま当該の責任者がお見えでないようでございますので、突っ込んだことをまた他日お聞きすることにして、直接これとは関係ないわけですが、ただ、類似保険というようなものを社会保障制度という見地から整理、統合し、一本化していくということは私たちもあれですが、大蔵省も非常に努力しているわけです。そういう中で、労災保険とか、あるいは住宅のいろいろなそういう関係の保険みたいなものを一本化しよう……
○只松委員 この増淵さん御本人は、居住が私の住んでおります同じ浦和でございますので、関連して若干お聞きしたいと思います。 私の印象として――印象ですから言い過ぎの場合もあるかもしれませんが、来たるべきものが来た、起こるべきものが起こった、こういう感じを持っているわけです。関東信越国税局長の谷川さんは、前から総務課長をおやりになっておりましたから、どういう人かは大蔵委員の各位は御存じだと思う。なかなかの人です。私がいろいろお話を申し上げても、馬耳東風かなにか知りませんが、なかなか剛のお方でございまして、こういう豪勇のもとには強い兵卒がおるから、当然にこれは何かしでかすだろう――こういうことが起……
○只松委員 関連。 藤田君がいま質問というより、若干意見を申し上げましたけれども、大蔵委員会がずっと他の委員会に比べてうまくいっておると申しますか、さしたる混乱もなくてきておるということは御承知のとおりだと思います。そういう事態の中でいまの発言が出ておるわけなんですから、たいへんに混乱をしたり、たとえばこの法案を絶対に野党が阻止するとかなんとか、そういう状況のもとではないわけです。したがって、そういうことを勘案されるならば、たとえば、理事間でどういう話し合いがあったか私たちには知らないわけです。そういう点をちゃんと私たちも存じて、そうして、協力といいますか、とにかく夜おそくまで大蔵委員会だけ……
○只松委員 租税特別措置の法案に関連しまして、まず最初に、若干税調の進捗状況をお尋ねしたいと思います。 と申しますのは、いま税調で明年度のものと長期のものと審議に入っておるようでございます。私たちはいろいろ税の問題についてわが党の立場を申しておりますけれども、特にその中で租税特別措置というのは、日本ではあまりにも広範囲にかつ多額のものが適用されて、それをすみやかに廃止するように、あるいは軽減するように、こういう意見をたびたび私たちは国会で述べております。本日、それに関連する法案が出ておるわけであります。ひとつ、明年度あるいは長期税制に対する大蔵省のそういう方針に関連いたしまして、税調の進捗状……
○只松委員 時間もございませんので、明日大蔵委員会で問題点その他お聞きすることにしたいと思います。 私が関連質問でお尋ねしたいと思いますことは、予算が政治の中でどんな枢要な位置を占めるかということは申すまでもないわけであります。予算の裏づけをなすものは、これは税金でございます。税金というのは、税法に基づいて取るわけですけれども、税法とともに問題になってくるのは税の調査、それから課税、徴収、いわゆる実際的に税金を取る、この段階が非常に大切なんです。ところが、この予算委員会におきまして、いろいろな法律上や、あるいは税金が重いとか安いとか、いろいろな話はありますけれども、具体的にこの徴税の問題につ……
○只松委員 質問に入る前に、新総裁に御感想を承りたい。 新総裁におなりになった。すなわち、前総裁がおやめになったのは、小林章参議院議員の選挙違反にからんでいろいろな問題が専売内部に発生いたしました。その責任をとっておやめになった。一応そういうことで、この問題は一段落ついたと申しますか、専売公社内部あるいは表面においては一応おさまった事件として、本来ならば私たちもこの委員会でさらに皆さん方の古傷にさわるような意味でのことをたびたび質問するのはいかがかと思います。しかし、前国会直後に、二日あとでしたか、自民党に復党ということが行なわれた。私たち野党としてこういうことを黙って見のがすわけにはまいり……
○只松委員 時間が短うございますので、おわかりにくい点があるかと思いますが、要点で御質問いたしますから、御了解をいただきたいと思います。 わが国には多くの良識の士がおいでになりますが、東畑さんもその一人として国民から信頼をされておる人でございますから、したがって、税調の会長におなりになっておると思います。平林君からもいろいろあるいは御質問があったかと思います。私たち国民のそういう常識的願望をぜひお聞き取りいただきたい、こういうふうに思います。 まず最初にお尋ねをいたしますが、わが国の税制は、いわばサラリーマンと申しますか、中間階層と申しますか、中間労働者と申しますか、こういう人々あるいは中……
○只松委員 全く久しぶりの大臣のおいででございますので、聞きたいことがたくさんあります。しかし、時間があまりございませんので、いろいろの問題を簡明にお尋ねしますから、できるだけ要点をついたお答えをいただきたい。 まず最初に、何と申しましても、当面の経済問題の一番重大な問題は物価の問題であろうかと思います。これもほかのところではたいへん論議されておりますが、本委員会としてはこういう問題をフリートーキングしたことはほとんどございませんので、ひとつ大臣から、現在まで物価問題に対してどのような対策を行なってきたか、当初四・五彩程度の予測のもとに諸般の施策を進められましたけれども、現在はそういうふうに……
○只松委員 いま委員長からお話がありましたように、すでに前国会でたいへん多くの質問がなされている。ある点においては重複する点もあるかと思います。わが党は反対でございますから、私は主としていままで反対の立場からの質疑、意見を述べておったのであります。きょうは、若干これが施行後の問題等についてお尋ねをいたしたい。 その前に、何と申しましても私たちが理解がいかないのは、アジ銀の問題についていままでいろいろ書かれたり述べられたものをひもといてみましても、当初、日本とアメリカは、ほとんどこのアジ銀の問題について関心が薄いと申しますか、冷淡と申しますか、消極的であったわけです。したがって、それを当初構想……
○只松委員 お尋ねしますが、本年度の税収はどの程度現在まで伸びておるか。私が調べたところ、去年が二〇・九%といたしますと、二三%と二・一%伸びておる、こういう数字がありますけれども、このとおりであるかどうか。
【次の発言】 これは必ずしも景気の回復、したがって法人税の伸びだけではなくて、まあ所得税や何かの関係で、たとえばそば屋が東京、千葉、神奈川等で三十億円の修正申告を求められたりいろいろされております。それの嘆願なんか私のところにも来ておりますけれども、そういうこともうらはらになって伸びてきておる。それでは今後年度内に大体どの程度この調子でいけば伸びるだろうか。まあ九月期決算等の関係もあるだ……
○只松委員 前回若干質問をいたしましたが、時間がなくてしり切れトンボになりました税制の問題等を中心にして、若干質問をいたします。 まず第一点は、所得税があまりにも高いし不公平だ、こういうことで、どこかの大学の先生が訴訟を起こしたようですけれども、事ほどさように税金は高いのですが、国税庁ににらまれたらということでなかなかそういう勇気のある人が少なかった。今度勇気のある人が出てきてそういうことをした。 そこで、前回私はそういうものの一環として課税最低限というものの家族構成について大臣にお聞きをして、いわゆる政治的な答弁だったのですが、きわめて事務的に事を運んでおられる事務当局として、独身者ある……
○只松委員 私の持ち時間が一時間あったわけですが、同僚議員の熱心な御質問で、すでに三十分超過いたしました。あとの藤山長官の予定等もあるそうでございますから、私の質問が途中であるいは中断されて中途はんぱになるかと思いますが、基本問題を中心とした問題について質問を行ないたいと思います。 まず最初に、大蔵大臣にお尋ねいたしますが、現今の世相というのは、政治の俗にいう黒い霧ということでマスコミでたたかれておりますように、こういう上層部から、末端の連続殺人事件等等に至るまできわめて険悪な世相の状態です。これはもちろん私たち国政に携わる者に責任があることは当然でございますけれども、わけても私は現在の経済……
○只松分科員 まず最初に、厚生省の方にお尋ねをいたしますが、お見えでなければ人事院でもけっこうです。
現在、医薬や医学の進歩によりまして、非常に私たちの、いわゆる平均寿命というのが長くなってまいりました。男子で六十六歳、女子で七十一歳、こういうふうに発表されておりますけれども、日本の平均寿命は幾つになりましたか、ひとつお教えいただきたい。
【次の発言】 たいへん怠慢な話ですが、人事院でもわかっているでしょう、日本の平均寿命ぐらい。
【次の発言】 日本人の平均寿命もたいへんこういうふうに延びてきておりますが、諸外国の主要な先進資本主義国でけっこうでございますが、平均寿命がどの程度ですか、お教え……
○只松分科員 交通戦争ということばが用いられておりますように、現在交通機関による被害はきわめて大きいわけでございます。特に自動車による被害は非常に大きいのですが、経済構造の変化あるいは地域開発の状況、こういうことに伴いまして、この被害というのが、地域――端的に各県、あるいは県内でも市町村、そういうものによって非常に異なってきております。たとえば、私の埼玉県というところの状況を見ますと、東京を除いて、この交通の被害は、関東第一でございます。この交通事故の発生件数は、埼玉県内で昨年度一万七千九百五十七件、負傷が一万一千六百八十五人、死亡が五百五十八人、被害総額が八億二千万円、毎日一人半が死亡し、百……
○只松小委員 平林さんからもお話がありましたように、たびたび要求しましたけれども、税制小は初めてでございます。長官も、もうぼつぼつなれられたと思いますが、あまりいままで出てこられなかったので、きょうは聞きたいことは山ほどあるのですが、時間もありませんから、資料要求を中心にひとつ私はやりたいと思うのです。したがって、ここでお答えできない分は資料としてお出しいただけたらと思うのです。 そこで、まず最初に三十九年度の税収の実態、すなわち当初の税収の見積もり額と、それからもう出たのですか、実際の徴収額、実際上取れた税額というものは幾らか、その見積もりの誤りその他、たとえば法人税が二百億くらい少なかっ……
○只松委員 ちょっと関連して。 佐藤さんにお尋ねしますが、きょうは代々木の選手村の問題ですが、ほかにもこういう関係でたくさんそういう処理について紛争、混乱が起きておることは御承知だと思うのです。たとえば狭山のライフルをやったあとをどうするか、戸田のボート場のあとをどうするか、そういういろいろなことを聞いております。こういうもののできれば管理状況といいますか、処理状況の一覧表のようなものを、これを、いま体育振興特別委員会の委員長が委員長席にお着きになりましたから、体振でやってもいいのですが、ちょうどあなたがお見えでございますので、その処理状況の一覧表を体振、文教委の全員にでもけっこうです、私は……
○只松分科員 短い時間でございますので、首都圏の関係の交通対策についてお伺いいたしたいと思います。総裁がおいでになりませんので、まず大臣のほうに予算案その他からお聞きしたいと思います。 交通は、私たち国民にとって何よりも大切なものであることは論をまちませんが、これに対して国家財政というのはほとんど投入をされておらないわけです。したがいまして、独立採算というような形で資金調達が、縁故債であるとかあるいは借り入れ金であるとか、そういういわば変則的な面でまかなわれておるわけでございますが、もっとこういうものには独自に国家財政を投入すべきものではないか、こういうふうに思いますが、ひとつ大臣の御所見を……
○只松分科員 近来医学や薬学がたいへん進歩しまして、あるいは生活環境もおいおいとよくなっておって、わが国の平均余命というのが非常に長くなっている。そこで戦前の平均余命と現在の平均余命率とをひとつ対比して伺いたい。
【次の発言】 大臣、いまお聞きのとおり、明治以来わが国の平均余命というものは非常に延びております。いま最後にお話がありましたように、ゼロ歳の平均余命がこんなに長いわけですから、まして常識的にいって命というものは、まだ七十以上生きておる人がたくさん多くなってきておる、こういうことです。ところがわが国の定年というのは、明治以来依然として五十五歳でございます。そこで昔、日本の一番残酷な挿話……
○只松小委員 私も横山さんと同じようにゆっくりいろいろとお聞きしようと思ったのですが、あと二、三十分しか時間がないようでございまして、二、三点、この次の臨時国会で論議を進めていく上に必要な問題点だけお尋ねいたしますので、ひとつ要領よくお答えをいただきたいと思います。 まず最初に、本年度の税収見込みがたいへんに違って、二千五百億であるとかあるいは三千億であるとか四千億であるとかいわれておりますけれども、税収が少ない、こういうふうにいわれております。しかし、去年の予算あるいは補正予算の状況等を見ますと、確かに法人税、特に大法人税は少ないけれども、事業所得あるいは一般の勤労所得というものは伸びない……
○只松小委員 いま共同証券の分については全然お答えになりませんでしたが……。(「保有組合のほうだから」と呼ぶ者あり)しかし、まあ全然無関係だというわけでもないですね。答えられないということなら別ですが。
【次の発言】 当時この問題を論議したときは、大蔵大臣は、稲田さんじゃなくて田中さんだったのですが、そのときは一年間たな上げしておけば何とかなる、それが多少期限が延びましたけれども、当初は一年間一年間ということを非常に強く言われたわけです。ところが、いま一年半を過ぎまして保有組合のほうだけ何とか――共同証券のほうは時期的には何にもお答えになりませんでしたけれども、当委員会において論議をされたとき……
○只松小委員 五分ということでございますので、前文後文を省略いたしまして、率直な御質問になるかと思いますが、御了解をいただきたいと思います。 私たちは、このたな上げのときに、当時は田中大蔵大臣でございましたが、いろいろ御論議をし、御忠告をしたり注文を出したりしたわけであります。そのときに、一つの問題として、こういうふうに徐々に放出がされてきておる、必ず利益が出るだろう、金は日証金を通じて事実上日銀から借り入れる、それで、高くなって売る。安いとき売るのじゃないわけですから、必ず利益が出てくる。その利益は、てまえがってとまでは申しませんけれども、いわば自分たちの都合がいいように配分していく、こう……
○只松小委員 いまの問題に関連して、若干御質問をしたいと思うのです。 私は小さい問題をお尋ねしたいと思うのですが、これは昨年の十一月二十一日に出されたわけですけれども、泉さんはたぶんそのころ長官におなりになった。そういたしますと、前の長官がおやめになるそのどさくさといいますか、そのときに出されたので、泉さんは主税局長ですか、全然知らなかったかどうかは別にいたしまして、直接はあまり関与しなかった。まあ、前の長官の問題だと思うのです。しかし前の長官が――こういう問題ですから長官が目を通したと思いますけれども、長官がやめるまぎわあたりにこういうことをやるのはいかがであろうか。最期っぺということはな……
○只松委員 今回の商法の一部改正は、表面上は株主の保護という名前がつけられて、そういうふうなことが言われておるわけですが、実質上は現在一般のいわゆる資本家と申しますか、株主というものではなくて、経営権というものが過大な力を持ってきております。その経営に参加しておる、いわば大株主の保護をますます強める、こういう結果をもたらすのではないか、こういうふうに思われるわけです。個々の条文は法務委員各位の御審議にゆだねることにいたしまして、私は大蔵委員会のほうの立場から、いかに現在でもなおかつ経営権が過大で、零細株主というものがひどい目にあっておるか、いわば粉飾決算の問題をも兼ねまして、そういう面から御質……
○只松分科員 具体的な二、三の問題をお尋ねしたいと思います。
まず、東京都近郊で約二千万の人口をいま擁しておる。近い将来三千万の人口を擁するといわれておるわけです。この東京近郊の交通、いろいろありますけれども、特にお尋ねするのは、鉄道やあるいはこういう関係でございまするが、この促進の状況あるいは整備状況というものはどのようになっておるか、お尋ねしたい。
【次の発言】 話を聞きますと、こういうふうにしておるという話で、してないという話はないわけですけれども、にもかかわらず、通勤されると――まあ石田さんもたまにどこかに行って見学されていることもあると思うのですけれども、混雑が増すばかり、特に私の……
○只松分科員 現在のわが国の社会には、たくさんの矛盾欠陥等々を内包いたしております。 そういう中で、ある面では、最大の欠陥と申しますか、一番大きな欠陥といっても過言ではないものがあります。ある意味では、あまりにも大き過ぎるがゆえに問題化されない問題に定年制という問題があるわけであります。今度地方自治体関係で多少政治の舞台にクローズアップされてきましたけれども、これは一地方公務員のそういう問題ではなくて、日本のこれは資本主義たると社会主義たるとを問わない、単なる社会制度の問題ではない重大な問題でございます。そこで、こういう日本の定年制を論ずるにあたって、労働省のほうでもいろいろ御研究だと思います……
○只松分科員 外務省はこの前から、日本が核戦略体制と申しますか、いわゆる核のかさのもとにおける軍事体制には入らない、こういう近来としてはたいへんなヒット的な発言をなさった。そのことをこの場でも確認してよろしゅうございますか。それとともに、今後とも核のかさには入らない、こういうことをかたく大臣としても約束することができますか。まずお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 私は、今日その問題を論じようと思ってお聞きしておるわけではございませんが、せっかくでございますからもう一点聞いておきたい。
いまのお答えを聞きますと、まあ防衛庁長官じゃありませんが、日本独自には自衛隊は核を持たない、あるい……
○只松分科員 たびたび繰り返されただろうと思うのですけれども、話の糸口として、防衛庁当局でお考えになっている防衛とは一体どういうことを意味するのか。いわば攻撃は最良の防御なり、これは昔からことわざがございますし、現代もそういう観念は変わっていない。そういうことから、昔からのいわゆる日本を守るために朝鮮、いや、満州だ、何だ、こういうことが行なわれたという、大東亜戦争のような歴史的な反省が行なわれておるわけでございます。現時点における防衛庁が指向されている防衛とはどういうものか、お伺いいたします。
【次の発言】 それでは、いまのおことばに従って、あとでそういう点をお聞きしたいと思うのですが、さっき……
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