このページでは只松祐治衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○只松委員 大変な財政危機のときに九百七十億程度の印紙税法改正案、これが皆さん方としては一番大きい目玉といいますか増税案ですね。私はこういうのをずっと見ておりまして、確かに総選挙を終わって直後だからいろいろ困難だったという面もあるかもしれない。しかし、大蔵当局というのは大蔵当局で厳然とあるわけだ。これ一つ見ても行き当たりばったりと言ってはちょっと言い過ぎかもしれませんが、きわめて恣意的な、これだけの財政危機の中における大蔵当局のきわめて恣意的な安易な法案だ、こういうふうに私は思っております。したがって私は、いま与党議員からも質問がありましたから、皆さん方が増税をされようとしておるこの印紙税法の……
○只松委員 大臣、けさの新聞ごらんになりましたか。
【次の発言】 「減税どころか大幅増税」「増税色さらに濃く」とか、全紙に載っておりますね。七段、十段。これはどういうものであるかと言えば、一昨日の夜、私が大臣にお聞きをした問題でございます。
私は、そのときに、税制にきわめて重要な問題であるからということで、若干の経済問題あるいは経済の成長率、そういうことともにこういうことをお聞きしましたが、大臣は一向に核心をついた答弁がない。私はそういう中で、ひとつ腹づもりだけでもお聞かせになったらいかがですか、こういうことを言っても、いや、腹づもりも何もありません、ことしの税制はこういうふうに一生懸命私が……
○只松委員 時間がありませんので、いま小倉さんの答弁についてだけちょっとお伺いいたしますが、税制調査会というのは政府の重要な諮問機関でありまして、ここでいろいろと討論をいたしますと、いや、税制調査会に委嘱をいたして調査中です、結論が出るまで、これはもう政府側が決まって使う言葉ですね。そういう重要な責任を負われるあなたが、いま答弁をなさって、速記録を見ておりませんからよくは……、あるいは必要があれば今後見るかもしれません。大変になめたといいますか、失礼なというか、不勉強というか、言葉がなされておる。国民がこれだけ一生懸命でやって、そしてその一つの問題として大島訴訟が行われておるわけでございますか……
○只松委員 私はこの前から大蔵当委員会の運営、あり方についていろいろ申し上げました。この前、大臣からも率直なお言葉があったわけでございますが、さっきも始まる前に見せましたように、これは記者の取材方法もあるのでしょうが、参議院ではずばりとした答弁が出ておる、当衆議院の大蔵委員会においてはどうも抽象的な言葉で、前向きの答弁が出ない、こういう傾向が私は見受けられると思います。きょうはそういう点については深く触れませんが、ぜひひとつ率直な答弁、抽象的、形式的な答弁は結構でございますから、率直な答弁、しかも、お互いここまで与野党伯仲した段階でございますから、腹を割った具体的な前向きな答弁をひとつお願いし……
○只松委員 総理は、カーター大統領に会われました。カーター大統領はモラルリーダーシップというものを強く訴え、新たな無知と不正に対する戦争にいどみ、他国における個人の自由と人権の問題については無関心ではない、こう言われた。しかしあなたは訪米第一声で、福田内閣は働こう内閣である、こういうことをおっしゃった。働こう内閣が福田内閣のモットーである、こういうふうにおっしゃったと日本のマスコミは報じておるわけであります。大変な違いだと私は思うのですけれども、しかしそういう過程を通じまして、アメリカの経済の動向をどういうふうにごらんになったか、お聞かせいただきたいと思います。
○只松委員 きょうはどうも御苦労さまでございます。 公債は、いまいろいろ形式、内容について諸先生方からお話がありましたが、帰するところ国民の借金であります。こういうふうに借金がどんどん多くなって、本年で三十兆円を超す、食糧証券その他を合わせますと本年で四十四兆円になります。五十五年度には、大蔵省試案のA案によっても五十四兆七千億、こういう膨大なものになってまいるわけでございます。 まず最初にお話しになりました中村さんにお尋ねしたいと思いますが、こういう膨大な累積赤字を抱えまして、公債を抱えまして、いまからの日本はとてもじゃないが大変なことになると思いますが、そういう点についてどういう御所感……
○只松委員 戦後、インフレ政策がずっととられまして、連日審議をいたしておりますように、公債は今年度で三十一兆円も発行される、また生活に追われ、不安に陥っておる国民は三百兆円近い預貯金をしておる、こういう状態の中で、日本は資本主義でありますから、特に日本の資本主義を担っておる大法人、このいろいろな状態をながめますと、私は残念、あるいはその会社が不健全、あるいは見方によっては不可思議、こういういろいろな面を見出すわけでございます。そういうものの一つに、公債問題とも関連いたしますので、物価変動会計について私はきょうはお伺いいたしたいと思うのです。 物価変動会計は、昭和二十五年と二十八年から九年にわ……
○只松委員 質疑に入る前に、委員会のあり方について一言申しておきたいと思います。
きょう私は、証券の取引に関する問題で六人の社長さん、社長さんがおいでにならなければ副社長でもいい、こう言って参考人の要請をいたしました。全員拒否をいたしました。こういうことは私の知る限りにおいて大蔵委員会で前例がありません。これは国会を侮辱するものであるし、当委員会をないがしろにするものである。これに対してどういうお考えをお持ちでありますか、委員長。
【次の発言】 その全員を私は言っているんじゃないのです。その中からお一人でも関係者出ていただきたい。社長さんがいなければ副社長さんでと、社長のいないところで副社長……
○只松委員 いままで法案中心の議題がほとんどでございました。 大きな法案も終わりまして、若干一般問題について討議をいたしたいと思います。 坊大臣もそうですか、今朝来の新聞を見ますと、福田総理も、経済は順調に上向いておる、こういうふうに何か述べられております。しかし私は、必ずしもそうは思わない。確かに赤字公債をたくさん組んだ大型予算の早期執行あるいは公定歩合の引き下げあるいは金融緩和措置、いわば旧来行ってこられたとり得る範囲の財政金融政策というのは手を打たれた。まあそういうことで皆さん方は安心され、あるいはよくなった、こういうふうにお思いでございましょうが、私は必ずしもそうは思わないが、大蔵大……
○只松委員 私は、きょう主として税制についてお尋ねをいたしますが、税制は当然に景気というものが一つの大きな要因になります。したがって、日銀副総裁もお見えになっておりますので、景気の動向について一、二お聞きをしておきたいと思います。 景気を回復させるというのは福田さんの一枚看板ですし、また国民も要望いたしておりますから、そのこと自体においては誤りではない。ところが、実際上はなかなかそうではない。たとえば皆さん方が銀行、都市銀行、地方銀行、信用金庫、こういうところへおいでになってごらんなさい。とにかく金の借り手がない。何かいい金の借り手がないだろうか、どこもこぼしておりますね。都市銀行や地方銀行……
○只松委員 どうもたびたび来ていただきまして、それだけにきわめて新税創設をめぐりまして影響、したがって本委員会も重要な段階を迎えておるわけでございます。前回も税調の進捗状況を御説明いただきましたが、大蔵省からいただきました日程によりましても、秒刻みとまでは申しませんが、日刻みでいろいろ御論議になって、その後大分進んでおるようでございます。今朝来の新聞にもいろいろ出ておりますので、ひとつさらに国民の前に明らかにその後の税調の進捗状況をお知らせいただきたい。
【次の発言】 この前も所得税、法人税、それから新たにするとするならばということで若干の消費税を中心に御説明をいただきました。けさの各新聞を読……
○只松委員 質疑に入ります前に、委員長に御要望申し上げたいと思いますが、いま提案理由の説明にもありましたように、これは予算案と表裏一体のもの、その一部をなすものであります。予算案は予算委員会だけで審議すべきものではなくて、こういう予算案にかかわる重要な問題は、いままでも慣例として総理が出席しておることが多いわけであります。これを議了する前には当然に総理が出席すべきだと私は考えるわけです。ところが、きょうお見えになりませんので、少なくとも今国会期中に総理が当委員会に出席をされることを私は強く御要望を申し上げておきたいと思います。 私は、いまも意見を申し上げましたように、きょうは当然に総理がお見……
○只松委員 税小が年内に開かれない、こういうことでございますので、関連いたしまして質問でございます。したがって、簡単にイエスかノーかで大蔵大臣にひとつお答えいただきたいと思います。
何かというと、先ほどから言われた税調、税調と、こう逃げる、ずっと逃げるのですね。しかし私は、税調はあくまで政府の税の諮問機関で、国民の税の諮問機関や国民のものではない。国民の税制を論議するのはあくまで国会であるし本委員会だと思うのですが、そうお思いになりますか、どうですか。
【次の発言】 そういうことならば、ひとつずばりと以下聞くことにお答えをいただきたいと思います。
所得税は、来年度一銭も一円も減税をしない。……
○只松委員 予算委員会ではいろいろ問題になっておりますが、大蔵省は中期財政試算をお出しになりました。これは当然問題になるように、試算の基礎になるファクターがいろいろ違う。A案、B案なんかは、特例公債を出す、出さないとで、根本的に違う。また、増税する、しない、そういうものが違う。違うのが同じ経済成長をするはずがないわけです。だから試算だ、あくまでも試みだ、こういういわばへ理屈と言えば言えないことはありませんが、こういうファクターの違うものでああいうものを出すというのは、私は不見識だと思うんですね。これは当然のことだと思う。 そこで、それは重なりますから、私はそれ以上の追及はいたしません。これが……
○只松委員 きょうはしんがりを承りまして、時間がありませんので、問題点だけを述べます。また、時間の足りないところは資料要求だけにとどめますので、後日また本格的な討議を行いたいと思います。 証券問題というのは、資本主義社会における中心課題、証券市場というのはメッカと言ってもいいわけでございます。昨年度取引所なんかを調査見学に参りました。あの内容を見ましても、これが一事が万事、旧態依然たるものがあることは御承知のとおりでございます。したがって、これが売買形態あるいは外務員を使っての販売形態、こういうものまで全部ひっくるめますと、まだ非常に封建的といいますか、昔のままのしきたりがたくさん残っており……
○只松委員 本年は残念ながら、所得税法に関して一銭の減税も、あるいは税法の改正もなされません。きょうは租税特別措置法に対する議題でございますが、私はしたがいまして、主として所得税を中心とした問題について質疑、討論を行ってみたいと思います。 まず最初に、そういう観点から去年私が、男性の社会と言われておりますけれども、その中においてなおかつ男性が差別された税法があるということで、男やもめという問題を取り上げました。本年からできるだけ実施をするというお答えをいただきましたが、そういうことで税法に一つも手をつけない、こういうことで実施がされませんでした。なぜしなかったか、それから、ことししなければ来……
○只松委員 質疑をいたしますが、前回私が質疑をいたしましたときに大蔵大臣は、後ろ向きか横向きか何かわからないがというようなお話がありました。本来ならば、その席上私はこれを問題にいたしまして、当然にこれは議事の中断等を行って、問題を明らかにするというのが公平なる議事の進行であると思います。後ろ向きということは、これは改悪するということですから、いまでも審議をしてくれ、こういうことで前向きの審議をいたしておるときに、後ろ向きに改悪するか、また、横向きというのはそのままだとということで、これは審議する必要はないということです。答弁としては、近来にないでたらめな、ある意味では恥ずべき答弁である。したが……
○只松委員 きょうはどうも御苦労さまでございました。 当面する証券業界の問題、さすがにそれぞれの責任者でございますから、ポイントは一応お述べになったわけでございます。その内容等について順次お伺いをしてまいりたいと思います。 いまお述べになった中で、両方ともいろんな点で共通して述べられた点もあり、あるいは共通した点は省略された面もあろうかと思います。そういうものの基本になるものは、株式市場というのは、いまお述べになったように、産業資金の調達を目的として、その資金を出しました人を株主と言う。ところが、個人株主がきわめて減ってきておるとかいろんなことを言われたわけですが、あたりまえのことだと思う……
○只松委員 当委員会はなかなか法案が立て込んでおりまして、一般質問がなかなかできないわけであります。久しぶりに一般質問がありますので、あちこちいろいろひとつお聞きをいたしたい。 まず、今朝来の新聞を見ますと、福田内閣の一枚看板といいますか一中心をなす景気の浮揚、これに水を差すような記事が各紙に出ております。四月の鉱工業生産が六カ月ぶりに落ち込んだ、こういうことが出ております。私たちが常々膨大な公債、これにも反対してまいりましたが、それを押し切って、公共投資中心の施策をなさっている。それにもかかわらず、私たちはそういう公共投資のものよりも、減税なりあるいは春闘でもっと労働者の賃金を引き上げるな……
○只松委員 時間がございませんので、ひとつ簡単明瞭にお答えをいただきたいと思います。 当面する経済の問題で大事な問題は、国際的には円高、いわゆるドル過剰の問題であります。国内的には不況克服の問題であろうかと思います。そういう中で臨時国会を迎えようとしておるわけでございます。 先ほど同僚の佐藤君も補正予算の問題について触れたわけでございますけれども、どうもさっきの大臣の答弁ではあいまいもこといいますか、はっきりしないわけです。当初福田さんは、いや九月初旬だ、中旬だということで、いまでも下旬ということをおっしゃっておらないわけでございます。そういたしますと、二十日前後しか日程がない。大蔵当局と……
○只松委員 東洋には古来、矛と盾という話がありまして、これを矛盾と言うわけであります。近来の防衛論争を見ておりますと、どうもそういう感なきにしもあらずといいますか、そういうことできわめて無限の防衛力というものが想定され、あるいは論争をされつつあるのではないか。きのうの防衛庁の見解によりましても、相対性あるいは相対的という言葉が使われております。この問題はきわめて重要な意義を持つと私は思います。 きょうは、私はそういう点が本来ではございませんので、この問題を掘り下げては論議いたしませんけれども、防衛力の限界、相対的である、相手の力に呼応して防衛力を漸増さしていくということになれば、一口に言えば……
○只松委員 前回の質問のときに、防衛庁の装備局長から出されました通達に「徴収」という項があるのは、これはきわめて恣意的なものであって、一省庁がこういうことをすべきではない、厳密に言うならば違法行為である。それに対して、違約金というような解釈もなされましたけれども、根本的には違約金と違う、こういうことで理事会扱いということになりました。これに対するお答えをいただきたいと思います。
私はそのときに、「徴収」という言葉を取るべきだ、こういうことを前提として御論議を申し上げておりますので、ひとつお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 民事上の問題でありましても、これは金銭を伴うものであるわけ……
○只松委員 後で一般消費税のことを午後から小倉会長にもお尋ねいたしますが、大臣がお見えになりませんけれども、大臣の財政演説の中で税制の問題について触れられまして、「今後、一般的な税負担の引き上げを求めることを真剣に検討」する、こういうふうに述べておりますけれども、このことは一般的なことだけを指すのか、ここで特に強調してありますので、一般消費税のことを念頭に置き、その実施を要望しつつ御発言になっておるか、まずその辺をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 私が申し上げるまでもなく、いまわが国の財政、税制問題は大変重大な段階に差しかかっております。そういうことでございますから、与党である自……
○只松委員 ちょっと関連して。 いまのことは、確かに法改正を伴うものは研究しなければならないけれども、できる範囲というものが一つあるのです。それから、法改正には前向きでするということ。こうやってたくさん起こっているわけですね。それから社会的に、いわゆる社長なりなんなりというのは監査を受ける人ですから、受ける人が監査をしてもらう人と契約をするということは、ある意味では法律、立法論上誤りですから、やはり資本というのはあくまであって、その資本を代表する利益が幾ら出ているか、どうなっているかということをこの株主総会と監査法人が主体になって、監査法人と会計士と契約をするというのは法理論上あたりまえじゃ……
○只松委員 きょうは、大蔵委員会としては恐らく今年最後の委員会と思います。短い時間でございますが、まとめてお聞きいたしますので、ひとつ要領のいい御答弁をお願いをしたいと思います。 まず来年度の予算案についてでございますが、この前の税小で中身は多少論議をいたしました。要するに、税収がなかなか伸びません。しかし不況ですから、何とか予算はふやしていかなきゃならない。こういうことになると、一体その財源をどこに求めるかということになるわけでございますが、大臣の近ごろの発言を聞いておりますと、大阪の造幣局においでになったときには、新聞ですから、大臣に確かめたわけでございませんから、そこで確かめるわけです……
○只松委員 時間もありませんし初めてでございますので、大変表面的な問題だけに終わりますが、簡単なお答えをひとついただきたいと思います。 まず最初に、かつて田中さんや福田さんのときは、総理にもなられたわけですが、当委員会におきましても明快なお答えがいただけました。その後、新大蔵大臣もこの座席においでになりましたからいろいろお気づきだろうと思います。単に歯切れが悪いということだけではなくて、どうも的確な答弁がない。ということは、単に大蔵事務当局が困る、こういうことだけではなくて、本委員会の権威をやはり低からしめたと思うのです。そういう意味におきまして、今度もややともすると、大変大臣には失礼ですが……
○只松委員 私は一昨年、こういう日本の経済の海外進出、いわば貿易の増大、経済の複雑化、これだけではありませんが、そういういろいろなことを考慮して、税制が経済に追いついていっておらない、その一つの問題として、海外における商社の脱税という問題をこの委員会で論議をいたしました。これは昨年一歩前進いたしまして、タックスヘーブン地域における課税の強化というようなことを実施していただきました。私も大変喜んでおるわけですが、その後、これによりまして具体的にどういう対策をおとりになりましたか、また実効が上がっておるかどうか。海外でこれこれ幾ら取れ税収が上がったというようなことはなかなか容易でないだろうと思いま……
○只松委員 地方選挙などがあっておりまして、委員会の審議時間も少なく、一般問題がほとんど討議されておりません。専売の問題でありますが、無関係ではございませんので、若干国債問題、税制問題等についてお尋ねをし、討議を進めたいと思います。 国債といい、後で示す税制問題といい、これはたばこ値上げを中心とする本法案と無関係ではない、きわめて密接な関係があると思うわけでございます。これは高度経済の失敗、それからそのときに放漫財政をしいておった、それを全然、直さないといいますか訂正されないままの予算の仕組みが踏襲されておって、収入だけはどうすることもできないということで去年、税制の前倒しあるいは専売益金も……
○只松委員 関連して。 大光相互は日銀の取引銀行だとも聞いております。そうすると当然に、日銀も大蔵省と同じような考査、調査等を行っておるはずでございます。したがいまして、日銀の行った報告についてどの程度か、それはまた理事会等のお話し合いで結構でございますが、調査報告書を求めたいと思います。ひとつ委員長の方にお取り計らいを願いたいと思います。
○只松委員 久しぶりの一般質問でございます。東京サミットも開かれますが、なかなか機会もありませんでしたので、この機会に一言だけ日米共同声明に関しまして、大臣に関する面のお答えを聞きたいと思います。 その中に「内需の拡大」という言葉がある。したがって、国内の民需を開発するということがうたわれているわけですが、これは結局、貿易を増大いたします上からも、私が申し上げる必要もないわけですが、当然に国民の生活の向上、それから後でまた第三次産業問題を論じますけれども、いわゆる産業構造の変革あるいは国民生活の変革、またもっと言えばその意識の変革、そういうことまでも伴っていかなければ、日米共同声明に盛り上げ……
○只松委員 大臣と言いたいのですが、大臣不在でございます。(林(義)政府委員「申しわけございません」と呼ぶ)これだけの重要法案を私たちが大臣不在で、大蔵委員会の慣例を破って審議をしておるということは、われわれお互い同士は那辺にあるかということはわかっていますけれども、国民各位あるいは関係の皆さん方には余りおわかりでないと思う。一口で言うなら、前向きに本法案に取り組んでおることが、いわばこれだけの重要法案に対して大臣がおいでにならなくても審議をしておる、こういうことの意義というものを私はまず強調をしておきたいし、したがって、御答弁をなさる皆さん方も、そういうことを十分ひとつ理解した上で――ずっと……
○只松小委員 どうも御苦労さまでございます。 私たちが、この大蔵委員会でいろいろ税の問題について論議をいたします場合に、政府当局は、二言目には税調で審議をいたしました、あるいは税調でお諮りをいたしました、こういう言葉を使われたり、逃げの言葉にも使われておるのですが、それほど当委員会にとって税調の存在というのは大きいし、また実質上、国民にとりましても重要な存在になっておるわけでございます。 そこで、今度税制小は初めてでございますので、若干税調のあり方についてひとつ会長の小倉さんに、あるいは直接あなたの責任ではないかと思いますけれども、一応会を代表された方でございますので、あり方等についてまず……
○只松委員 法案の直接審議については法務委員会で大体おやりになっておることと思いますので、私は、金融税制の面からこの問題について若干質疑を行ってみたいと思います。 大蔵大臣がお見えになっておりませんから、なかなか適当な答弁者がないのですが、福田さんは、繰り返し資源有限時代、こういうことをおっしゃっております。いわば低成長、いまから余り経済の成長を図る必要はない。事実、設備投資はあり余って、いまの経済は多少のことをやっても冷え切ってしまっておる。設備投資によっては日本の経済は浮揚はしてこないわけなんですけれども、そういうときにあえて社債枠を倍にする、あるいは商社や何かは無担保で、いわば無制限に……
○只松分科員 高度経済が失敗して、日本国じゅう大変な問題がいろいろ起こって、国民が非常に不安に駆られております。そういう中で最も不安に思っておるのは、インフレと高物価の問題が一つ。いま一つは平均余命が長くなりまして、依然として五十五歳で首になる、こういういわゆる定年制の問題だと私は思います。大臣はそういうふうに御認識になりますかどうですか。
【次の発言】 世界の平均余命は幾らになっており、その中で日本は第何位ですか。
【次の発言】 いまお話がありましたように、世界で大体二位、しかも一位と余り変わらないくらい平均余命が長くなってきた。そこで労働省のどなたか、世界の先進資本主義国における定年制の状……
○只松分科員 高度経済がいろいろなひずみを引き起こして、現在後遺症を残しておりますが、そういうものの一つにいわゆる過疎と過密という問題があります。東京都の周辺のような大都市周辺では過密状態が起こり、私の住んでおる埼玉県などというのは典型的な過密状況を起こしておる。過密と言えば、当然にそこに交通問題が生じてくるわけでございます。ところが、交通問題というのは、それに対応してそんなに大きな進捗の跡がなかなか見られません。ひとつ大都市近郊における、特に埼玉を中心とした交通問題について現状を御説明いただきたい。
【次の発言】 きわめて抽象的なお答えです。端的には、これは埼玉の東北、京浜東北その他、後でデ……
○只松小委員 税制についての久しぶりの小委員会でございます。したがって、本当は税制に関する論議に入る前に、当然その前提をなす経済情勢について論議を尽くさなければならない。しかし、きょうは参考人の時間等いろいろな都合がありまして限られておりますので、簡単に一問だけ御質問しておきます。
当面の経済情勢、当面の見通し、それから来年度以降、いわゆる中期税制をいま策定をされておりますので、それに関連する経済情勢をどういうふうに把握されておるか、ひとつ責任者である経済企画庁の方からお答えをいただきたい。
【次の発言】 歯切れが大変悪いわけで、要するに六・七%も容易じゃない、こういうことだろうと思うのです……
○只松小委員 私は最初に、税制の大きな変動期といいますか、あるいは一般財政の危機と申しますか、こういうときには、もっと本委員会においても大臣あるいは総理出席のもとに、こういう問題を論議すべきであるということを申しておるわけでございますが、残念ながら本委員会等も余り開かれないし、さきに総理を要求したけれども、お見えにならないという状況でございます。残念ながら小委員会でございます。したがって、もっと財政や予算等の問題と関連して税の問題を論議したいと思いますが、きょうはそういう点はまたの機会に譲りまして、前回に引き続きまして、そういうものの一つの節目になっておりますいわゆる不公平税制、そういう問題を……
○只松小委員 小倉会長さん、御苦労さまでございます。 昨年もおいでをいただきましていろいろ御高見を承ったわけでございますが、そのときに私は、税調のあり方をもう少し御検討いただけないだろうか、たとえば事務局を設けるとか、あるいはもっと調査機能くらいは確立するとか、いろいろな例を挙げまして御努力なさってはいかがですか、こういうお話をいたしましたところ、考えとしては基本的に同感であるという御発言があったわけでございます。 外から見ておりますと、その後余りそういうことを、税調としてもそうですか、それを所管しておる主税局でも努力したように見受けないわけでございます。しかもいま税調はきわめて重大な時期……
○只松分科員 きょうは厚生省の人を呼んでいませんが、しかし、労働省でもおわかりだと思いますが、いま日本人の平均余命、男女それぞれ幾らになっているか、ひとつお答えをいただきたい。
【次の発言】 大体そういうことですね。これは、平均寿命と言うより平均余命と言うのです。
それで、これは聞くより教えてあげる。世界でも大体二番あるいは下がっているときは三番くらいに位しているわけです。それだけ日本は、医学なりいろいろな進歩によって平均余命が長くなりました。
そういう中で、定年制は何歳でございますか。
【次の発言】 公務員は大体何歳なんですか。
○只松小委員 きょうは大臣がお見えになりませんので、総論的なこと、結論的なことはまた次回の本委員会にお聞きしたいと思います。きょうは、個々の問題を若干予算に関連して聞いておきたいと思うのです。
本年度の税収もなかなかいままで伸びないし、今後もなかなか容易じゃない。したがいまして現在の税収の状況、見通し、当然それは、もう間もなく予算編成期に入っていきますから、来年度の税収見積もりにも関連してくるわけでございますけれども、来年度の税収はどういうふうに予想されておるか、お聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 私も現在の経済情勢から見て、本年度中もそんなに大幅な伸び、余剰分が出るだろう、こ……
○只松小委員 きょうは私は、前から続けて問題にいたしておりました公益法人問題を中心にして討議を進めたいと思います。 申し上げるまでもなく、私たちは野党でございますから、この前の為替差益の問題といいきょうの問題といい、いわば正義といえども国民にとっては増税になるわけでございます。時の政府・与党に税金を取ってあげるという責務はさらさらないわけでございます。しかし国会議員として、余りにも顕著な脱税あるいは不公平な税制が行われておる、そういうものをずっと追及をしてまいっておるわけでございます。そういうものの一端として、いま申します公益法人の問題をきょうは多少論議したいと思います。だからぜひひとつ誤解……
○只松小委員 質問に先立ちまして、いまから日本の財政を左右するきわめて重要な税制問題の小委員会、したがって、閉会中でも開会を要請したわけでございますが、与党側が出席がない、あるいは小渕さんだけ、こういう状態で大変残念でございます。国政はあるいは民主主義は堂々と論戦し論じ合うところから国民の信頼を得、民主政治というのは確立されるわけですから、今後こういうことがないように冒頭お願いを申し上げておきたいと思います。 私は昨年二回、ことしも一回、円高によりまして中小零細企業者や地場産業等が非常な困難に陥りまして、新潟県の燕市のような零細な輸出業者あるいはおもちゃ業者のようなところが多くの倒産を見まし……
○只松分科員 定年制延長の問題について若干論議をいたしたいと思います。 実は、私はこの問題は昭和三十九年以来本分科会においてほとんど毎年論議を続けてまいりました。中身においては、高年齢者の雇用調査であるとかあるいはいろいろな問題が実質上労働省において取り組まれてまいりまして、幾分かの前進は見ておりました。しかし、ようやく今国会が始まりまして、後で申しますが、わが党からも間もなく定年制延長法案を出します。あるいは公明党や他党からも出るようでございます。政府においても、何らかの討議がなされておるようでございます。私も十何年ぶりにしてようやく日の目を見るかなという感を深くしておるわけでございます。……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。