このページでは松前重義衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○松前重義君 私は、ただいま提案されました宇宙開発事業団法案に対しまして、日本社会党、民主社会党、公明党の三党を代表いたしまして、内閣総理大臣、大蔵大臣、科学技術庁長官、文部大臣、通産大臣、郵政大臣に対しまして、ここに若干の質問を試みたいと存じます。同時にまた、これに関連いたします総合科学技術の振興に関して、質問を行ないたいと思うのであります。 宇宙の開発は、アメリカやソ連において着々その成果をおさめておることは、御承知のとおりであります。人工衛星あるいはまたアポロ七号、八号、九号等、相次いで打ち上げられておるこれらの人工衛星の成果は、皆さま方御承知のとおりでありまするが、今日まで人類が不可……
○松前委員 私はこの委員会で初めて質問いたします。いまの科学技術庁長官の御覚悟はわれわれまことに喜びにたえません。その覚悟でやっていただきたいと思います。 そこで、私は別に質問というわけではありませんが、せっかくの機会でありますから、ただいま三木さんが非常に切々たる科学技術振興に対する御意見があり、しかもこれを背さん方に熱意をもってお聞き取りいただいたということに対して、また非常に積極的な意味においてこれが取り上げられたことを私は喜ぶものであります。 そこで、この科学技術振興に関する一番最初のときからの歴史はすでに御承知だろうと思うのでありますが、どうしても科学技術を振興しなければ日本の将……
○松前委員 私は人権擁護の問題で少しばかり見解をお聞きいたしたいと思います。それは二つのケースがあるのでありますが、第一は、婦女子に対する人身売買の点であります。詳しいことは、私は法律家ではありませんからわかりませんが、常識的に見て、婦女子をある金銭で買うと申しますが、誘惑というか、しかるべきところに就職というか、仕事につかせる。こういうことは婦女誘拐と申しますか、人身売買、それでもっていろいろ法のさばきを受けておる、こういうことであります。ところがもう一つは、私は非常に矛盾した現象の一つと考えるのは、たとえば現在のプロ野球の選手たちが、方々にいわゆる候補者なるものがおります。ちょうど野球のシ……
○松前委員 私は、先般人権問題についてお尋ねをいたしました。それはプロ野球におけるドラフト制は、これは人権じゅうりんの場合があるのではないかという疑問であります。たとえば高等学校を出て進学をしたいという切なる希望を持っている野球の選手が、それを捨ててプロ野球にいかなければならないという周囲の環境をつくられる。それによってやむを得ず自分の生涯の進学の意思を捨てて、そちらのほうにしかるべき取引によってやられていく、こういう事態が非常に多いのでありまして、これに対して、これは人身売買に似たような、あるいは人身売買そのものというふうに見ても差しつかえないのではないかというような御質問をいたしましたとこ……
○松前委員 どうもおそくまで引っぱってまことに申しわけありません。私はどうも当事者なものですから、少し――そう詳しくは御説明は要りませんが、簡単に御答弁を賜われば幸いだと存じます。 一般論を申し上げればいろいろございますけれども、私はこういうふうに今日の学生運動を解釈しております。いままでの世界の歴史を見ると、二十年おきに戦争が起こっておる。そうすると、それに青年は、戦争を知らない二十歳くらいの連中が全部引っぱられて戦争に行った。それで青年のエネルギーのはけ口があった。はけ口というのは非常に悪いのですけれども、そういうこと。ところが、今度は原子力の時代でなかなか全面戦争はない。それで二十三年……
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