このページでは稲村隆一衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○稻村(隆)委員 外務大臣にお尋ねしたいのですが、去る四月の二十四日、ロギノフソ連民間航空相が福永官房長官、三木外務大臣、大橋運輸大臣を訪問して、ソ連は新潟――ハバロフスク間の旅客機のローカル線を開設してもよろしい、こういうことを言っているのですが、それは事実でありますか。
【次の発言】 それに対していろいろ新聞等に伝えられておりますが、政府のお考えはいかがですか、外務大臣のお考えは。
【次の発言】 このローカル線は、日本の国内から非常に方々から希望がありまして、これは運輸省関係ですけれども、現に航空路の許可申請、免許申請が出ているのですね。そういうわけで、向こうとしてはやはり日本の国内にそう……
○稻村(隆)委員 谷川岳の遭難の問題につきまして、自治大臣に一言お尋ねしたいと思っております。 六月二日の毎日新聞の朝刊に出ている記事でありますが、群馬県警察本部は、警察庁にことし一月谷川岳で遭難した岳友を救助中、なだれで死亡した新潟県三条市、小黒丈夫さんら五人に、警察官の職務に協力援助した者の災害給付に関する法律適用を申請していたが、このほど認定され、九月県会で承認の上、遺族給付金を贈ることをきめた。同法は三十六年の改正で山岳水難事故が加えられたが、警察庁から山岳遭難の救助での死亡者に給付金の認定をしたのは初めてである。こういう記事が出ております。この二重遭難した者は、実は私の町なんです。……
○稻村(隆)委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。
これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 細田吉藏君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、田原春次君が委員長に当選されました。(拍手)
委員長田原春次君に本席をお譲りいたします。
○稻村(隆)委員 関連ですから、一分間くらいで政府に一言お伺いしたいと思う。 いまいろいろ災害の報告を聞きましても、今度の天災によって明らかなように、個人の家屋、家財の損害、死亡、負傷等に対して国が直接的な援助をする制度がない。しかも災害対策基本法の第三条では「国は、国土並びに国民の生命、身体及び財産を災害から保護する」義務を有することになっておるのです。基本法がそういうようになっておるのに、ちっともそれを実行する法律がない。ここで私は三十八年度の豪雪のときのことを思い出すのですが、私もあのときに災害対策委員の一人でありましたが、内容は忘れましたけれども、どうしてもこういう天災においては個人……
○稻村(隆)委員 八月二十八日の新潟、山形、福島地区を襲った集中豪雨によりまして、同地区の中小零細業者も直接、間接に甚大な被害を受けております。私は新潟地区を中心としてお尋ねするのでありますけれども、これは共通の問題でありますから、そのつもりでひとつお答えを願いたいと思います。 特に新潟地区は地震、昨年の七・一七水害などに引き続いての災害で、中小零細業者はすでに民間資金を借りる余裕のない者が多く、廃業、倒産に追い込まれている状態であります。しかしながら、廃業するにもいままでの借金の支払いの見込みはなく、非常に深刻な悩みを持っております。したがって、それらの業者は、長期低利な政府資金を十分借り……
○稻村(隆)委員 この問題は内閣委員会でも二、三度問題になったと思うのですが、皇室典範と憲法との問題について政府並びに宮内庁当局の見解をお聞きしたいのです。 というのは、私は何もいまここで皇室典範を持ち出して憲法上の問題の理論をもてあそぼう、こういうのじゃないのです。しかし皇室典範と憲法のことをいろいろ研究してみますと、万一の場合、憲法の運営の上に重大な支障を来たす問題が存在していると私は思うのです。 そこであえてお尋ねするのですが、皇室典範の第一条において、「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。」と、こうなっておりますが、これは明らかに帝国憲法時代の皇室典範の考え方を残そう……
○稻村(隆)委員 実は私、このごろ農地法改正の問題が新聞に出ましたので、重要な問題だと思って一応読んでみたのです。ところが読んでみて驚いたのです。むろん、農林省としてはそういう気持ちがないだろうと思うけれども、この法案というものは農地改革の根本精神を崩壊させる第一歩だというふうに私は実は認識したわけです。むろん、あなたのほうでは、そうではない、こうおっしゃるであろうけれども、実は提案理由も聞いておりませんから、一言にして言えばどういうつもりでこの法案を出したのだということをお聞きしたいのです。具体的なことはいずれだんだんお聞きいたしますが、その点農林大臣はどういうお考えで農地法改正を出されたか……
○稻村(隆)委員 今回の集中豪雨におきまして、政府当局におかれましては直ちに適切な処置をとっていただいたことを、心から地元住民といたしまして感謝申し上げる次第でございます。 ただ私、実は大野先生と同じ質問を申し上げるはずだったのです。関連で先にやられたものですから、私の質問する必要がなくなったかもしらぬのです。いずれ政府当局の調査団がお帰りになってから詳しく対策をお尋ねしたいと思っておりますから、重ねてここで御質問申し上げる必要はないと思いますけれども、ただ政府当局の御答弁におきまして納得できないものがありますので、いま一度私は簡単にお尋ねしたいと思っております。 というのは、新潟県南魚沼……
○稻村(隆)委員 あるいは重複するかもしれませんけれども、各項目にわたりまして簡単に政府の御意向を確かめておきたいと思っております。
まず自治省関係ですが、これはお尋ねしなくともいいのですが、災害復旧事業費については、財源はほかにないのですから、全般として特別交付税に対して十分な考慮をしていただくようにお願いしたいのですが、その点ひとつ……。
【次の発言】 それから建設省にお尋ねしたいと思うのですが、この前の八月十五日の災害対策委員会におきましても、大野委員と私からもお尋ねしたのでございますが、当時、まだ政府の調査団が帰ってきておられないので明確な御答弁を得なかったのですが、これは加茂市の問……
○稻村(隆)委員 愛知先生が今度は新しく外務大臣に就任された機会におきまして、私はモンゴル人民共和国と日本との国交回復の問題について、大臣の御意見並びにお考えをお聞きしてお尋ねしたいと思います。 実は、私この問題について責任があります。一九六六年にモンゴル人民共和国の革命四十五周年式典に招待されたときに、ツェデンバル首相からぜひ会いたい、こういうような話があって、面会したのですが、そのときに、ひとつ日本に帰ったならば佐藤総理と椎名外務大臣に、私が日本との国交樹立を熱望しているからぜひそのことを総理大臣と外務大臣に伝えてもらいたい、こういうふうな話があったわけであります。 そこで私は、ちょう……
○稻村(隆)分科員 モンゴルとの国交樹立の問題で外務大臣にお尋ねしたいのですが、実は私は昨年の七月でしたか、モンゴル人比共和国の革命四十五周年記念に招待されまして向こうへ行ってきたのです。いろいろ向こうのツェデンバル首相とも会って話しましたが、日本との国交樹立をツェデンバル首相も非常に熱望しておりますので、そのことは帰ってきて外務委員会で佐藤総理や椎名外務大臣にお伝えしたわけであります。実はそのことできようもお尋ねしたいと思っておりましたが、新聞を見ますと、すでに昨日受田議員から質問されておりまして、外務大臣もお答えになっておるので、ここで重ねてお尋ねすることもないと思うのですが、しかし、牛場……
○稻村(隆)分科員 日本とモンゴルの国交の樹立の問題につきまして、昨年も三木外務大臣にお尋ねいたしましたが、今度もお尋ねをして、ひとつはっきりした御返事を得たいと思っておるのです。 一昨年私がモンゴルに行ったときに、モンゴルのツェデンバル首相から、ぜひ日本と国交樹立をしたいから、佐藤総理と椎名外務大臣に私の考えを伝えていただきたいと言われたわけです。私は野党ですけれども、外交には野党も与党もありませんから、外務委員会でそのことをお伝えしたところが、佐藤総理は、モンゴルが国連に加盟するときに日本は拍手を送ったのだから、前向きの姿勢でひとつ検討してみよう、こういうお話であったわけであります。とこ……
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