このページでは大竹太郎衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○大竹太郎君 ただいま議題となりました法律案について、法務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 御承知のように、政府は、一般の退職公務員の恩給年額を増額するため、今国会に恩給法等の一部を改正する法律案を提出しておるのでありますが、本案は、これに対応して、一般の公務員の例に準じて、退職執行吏の恩給を増額しようとするものであります。 すなわち、退職執行吏の恩給について、その恩給年額計算の基礎となる一般公務員の仮定俸給年額に見合って定められている現行の十五万三千六百円を、受給者の年齢に応じ、六十五歳以上七十歳未満の者については十八万四千四百円、七十歳以上の者については十九万七……
○大竹太郎君 ただいま議題となりました外航船舶建造融資利子補給及び損失補償法等の一部を改正する法律案について、運輸委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法案は、今後六年間に二千五十万総トンの外航船舶を建造するため、同期間に限り、その建造融資について船主の負担金利を軽減する等の措置を定めようとするものでありまして、おもな内容は、 第一に、政府は海運会社の申請により、外航船舶の建造に対し、日本開発銀行及び一般金融機関が協調して行なう融資について、これらの金融機関と利子補給契約を結ぶことができることとし、利子補給率は船主負担金利が平均五分六厘五毛となるよう措置し、また、利子……
○大竹委員 まず最初に、一般的なことをちょっとお伺いしたいのでありますが、裁判官の増員について、昭和三十九年八月に出ました臨時司法制度調査会意見書を見ますと、ちょっと読んでみますと、「一般に裁判官の絶対数の不足が訴訟遅延の主要な原因とされ、裁判官の増員は、これを解決するための最も直接的な手段である。しかし、裁判官の増員については、わが国の法曹人口が少ないところから、その給源には限界があるのみならず、裁判官の質をできる限り高いものとすることを理想とする以上は、無条件に増員を推進しようとすることには問題がある。したがって、訴訟遅延の原因となっているといわれる裁判官の負担過重の解消のためには、直ちに……
○大竹委員 まず第一にお伺いいたしたいのでありますが、今回のこの改正によりまして適用を受ける執行吏の数、それからできましたら年齢別の構成、これはちょっとわからないかもしれませんが、おわかりなら教えていただきたいと思います。
【次の発言】 次にお伺いしたいのでありますが、この五十七名でございますか、そのほかにあとのもございますが、現在この執行吏の恩給受給者のうち、裁判所の書記官とかまた事務官とか、こういうような普通文官の前歴があり、普通恩給を受給している者はどの程度あるのでありますか。
【次の発言】 それでお聞きしたいのでありますが、これらの執行吏は、結局普通恩給と執行吏の恩給と、それぞれ全額支……
○大竹委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党、公明党四党共同提案にかかる裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の説明を行ないたいと思います。 まず最初に、決議案を読んでみたいと思います。 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案 裁判は国民の権利義務の顕現に関する重大な事柄である。したがって、その迅速適正な処理は、国民の強く要望してやまないところであるが、事実はこれに反しいまなお十分ではない。その主なる原因の一つは、予算の不足に基づく裁判官その他の裁判所職員の定員の不足と裁判所の施設の不備にあると思われる。 よって政府は、すみやかに、裁判所関……
○大竹委員 まず第一にお伺いしたいのでありますが、この法律で設置を規定しております簡易裁判所の中で、現在まだ開庁していない簡易裁判所があるということでありまして、たしか第四十六国会だったと思うのでありますが、附帯決議がこの法案の審議の際につけられたのであります。それを読んでみますと、政府、最高裁当局は「当該箇所について再検討を行ない、開庁を必要とするもの、又は、当面開庁を必要としないものを区分し、すみやかに、これらの法的措置並びに予算措置を行ない、」簡易裁判所の運営の合理化をはかられたい云々という附帯決議がついておるわけです。 それで、今度のこの法案の審議につきまして、拝見いたしますと、この……
○大竹委員長代理 これより会議を開きます。
大坪法務委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。
法務行政及び検察行政に関する件、並びに人件擁護に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次、これを許します。沖本泰幸君。
【次の発言】 小沢貞孝君。
【次の発言】 内閣委員会において答弁中だそうであります。
○大竹委員 御承知のように、刑法の改正は過去二回の国会におきまして、本委員会におきましてもあらゆる角度からすでに質疑は行なわれたと思うのでありまして、私も委員といたしまして、私なりに、あらゆる角度から質問を過去二回やったつもりでありますので、あまり重複することは避けまして、その後いろいろ新しい事態も出てきておりますので、それらについて若干質問をいたしたいと思うわけであります。 第一番目には、幸い大臣おいででございますので、大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、申し上げるまでもなく、この改正はいわゆる社会的に非常に重大な責任ある事故について、いままで以上に重く処罰をしようというのがこの趣旨だと……
○大竹委員 前会に引き続いて質問を続けたいと思いますが、主として自動車の事故が問題になっておりますので、自動車の事故についてお尋ねしたいのでありますが、自動車の事故には私は三つの態様があると思うのであります。まず第一に、一番数が多くて普通の事故は、運転をする人のいわゆる過失、この二百十一条の、問題になっております事故、それからいま一つは、被害者の事故でいえば、被害者の立場に立って、相手方の自転車乗りでありますとか、あるいは通行人のいわゆる過失とでも申しますか、そのほうに責任のある事故、いま一つ考えられますのは、自動車が完全に整備されていなかったために、たとえばハンドルのぐあいが悪かったとか、ブ……
○大竹委員長代理 これより会議を開きます。
大坪委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。
参考人出頭要求に関する件につきまして、おはかりいたします。
すなわち、法務行政に関する件、ソ連における日本人によるスパイ事件に関し、先ほどの理事会決定のとおり、参考人から意見を求めることとし、参考人出頭の日時及び人選等に関しては、委員長に一任願いたいと存じます。以上について御異議ありませんか。
【次の発言】 先ほど理事会でもそのとおり決定しておりますので、そのとおり取り扱いたいと思います。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
○大竹委員 私は自由民主党、民主社会党及び公明党を代表いたしまして、会社更生法等の一部を改正する法律案に対する修正案について、その提案理由の説明を申し上げたいと思います。 まず、案文を朗読いたします。 会社更生法等の一部を改正する法律案に対する修正案 会社庭上法等の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。 第一条のうち、第百十二条の二第一項の改正規定中「申立てにより」の下に「又は職権で」を加える。 附則第一項中「十一月一日」を「九月二十日」に改める。 昭和三十九年、経済界が深刻な不況に襲われましたのを契機といたしまして、更生手続開始を申し立てる会社が非常に急激に増……
○大竹委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、山下榮二君を委員長に推薦いたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○大竹委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、山下榮二君を委員長に推薦いたしたいと存じます。おはかりをお願いいたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○大竹委員 二、三の点について質問いたしたいと思いますが、まず最初に、何といいますか、非常に素朴な質問でございますが、一般政府職員は給与と、こういっておりますし、裁判官は報酬、それから検察官は俸給、こういっておるのでありますが、これはいろいろのいままでのいきさつとでも申しますか、沿革とでも申しますか、そういうことがあると思うのですが、どうしてこういう―何か一定したあれにしておいたほうがよろしいように思うのでありますが、この点についてまずお伺いいたします。
【次の発言】 ただ、ここで私感じたことを申し上げますと、民間では役員の給与は報酬といっておりますし、一般の従業員は給与、こう通称いっておりま……
○大竹委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、両法律案に賛成の意見を申し述べたいと思います。 御承知のように、人事院の勧告の趣旨に基づきまして、一般の政府職員の給与を改善しようとする法律案が今国会に提出されているのでありますが、この両法律案は、裁判官及び検察官について一般の政府職員と同様に、その給与を改善しようとするものでありまして、まことに時宜に適した措置であると信ずるのであります。よって、私はこの両法律案に賛成の意を表したいと思います。 しかしながら、この両法律案はあくまでも暫定的措置にすぎないのでありまして、本委員会においてもたびたび附帯決議等を行なっておりますように、裁判官及び検……
○大竹委員長代理 医務局長が参議院の社会労働委員会のほうへ出席しているのだそうであります。これはひとつ連絡とってみてくださいませんか。
○大竹委員 御承知のように、この刑法の改正は非常に以前から国会にかかって、一時廃案になり、また継続審議になって今日に至っておるわけでありまして、実は、私、最初からこの問題について、それぞれ質疑を行なってまいりましたので、記憶をたどって、なるたけ重複をしないように疑義をただしたいと思うわけであります。 それで、第一にお尋ねいたしたいのでありますが、たしか前回の国会だと思いますが、この刑法の二百十一条の改正の必要性についての政府の説明をお聞きいたしますと、最近非常に自動車がふえ、事故がふえ、しかも酔っぱらい運転その他の悪質な事故が非常に増加しているから、緊急にこの改正を必要とするという御説明がご……
○大竹委員 通産省の方が見えたので、まずお聞きしたいと思うのでありますが、最近日本の自動車の生産力というものは非常に上がりまして、世界の第二位に躍進した。また、日本の国内における自動車が一千万台をこえて、十人に一人自動車を持っておるというような勘定になった。欧米の一流国に近づいたというようなことで、非常に喜ばしいことだと思うのでありますが、同時にまた、道路の改善がそれほど進んでおらない。また、改善ができても、安全施設というものがこれに伴わないというようなことで、自動車のふえたことによっての自動車事故というものが相当ふえてきているということが現状だといわれておるわけでありますが、最近における日本……
○大竹委員 まず第一にお聞きいたしたいのでありますが、申し上げるまでもなく、裁判が非常におくれるというような問題、また家庭裁判所における少年事件の取り扱いその他にはなかなか行き届かない点があるというような問題、その他、御承知のように、執行官法が施行されるについては、裁判所の事務官を相当増員をして、いままで執達吏が保管をしていた金銭その他を裁判所において保管をする体制に順次移行していくというような問題等々から、相当この裁判官、調査官あるいは書記官、事務官等の増員ということがはかられなければならないわけでありますが、一面、御承知のように、国家財政の硬直化というようなことから、各省の部局はもちろんの……
○大竹委員長代理 本日はこれにて散会いたします。 午後二時四十分散会
○大竹委員 私は、自由民主党を代表して、本案に賛成の意見を申し述べたいと存じます。 最近数年間の高裁における訴訟事件の処理の実情を見ますると、なお相当長期の審理期間を要しておる実情でありまして、本案は、高裁における事件の適正迅速化をはかるため、高裁判事九名を増員しようとするものであります。 また、御承知のように、一昨年の借地法の改正により、借地非訟制度という画期的な制度が新たに誕生し、地裁における事務量が著しく増大したのであります。その借地非訟事件を処理するためには、相当数の裁判官の増員が必要でありまして、本案は、これに対処するため、地裁判事三名の増員をしようとするものであります。 さら……
○大竹委員長代理 山口鶴男君。
【次の発言】 次回は、明後二十一日午前十時より理事会、理事会散会後委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時二十五分散会
○大竹委員長代理 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めてください。次回は、明二十二日午前十時より理事会、午前十時三十分より委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時二十四分散会
○大竹委員長代理 松本善明君。
○大竹委員 時間がございませんので、各参考人の方々に一点ずつお尋ねをいたしたいと思います。
まず瀧川先生にお尋ねいたしたいのでありますが、この二百十一条の改正の中で一番の問題点は、最高刑を引き上げることによって一般の科刑が重くなるのではないかという点であると私は思うのであります。それについて先生は最後にちょっとお述べになったようでございますが、最高刑が上げられても一般科刑が重くなることはないという点について、もう少し詳しくお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 次に、武見先生にお聞きしたいと思うのでありますが、先生はいろいろ例をあげて、この医療過誤の認定というものはなかなかむずかしいも……
○大竹委員 私は、自由民主党を代表して、本案に賛成の意見を申し述べたいと存じます。 最近における交通事故とこれに伴う死傷者数の増加は、まことに著しいものがありまして、たとえば四十二年度においては、実に三十八分に一人の死者、四十八秒に一人の負傷者を出している実情にあるのであります。しかもこれら交通事犯のうちには、酒酔い運転、無免許運転、高速度運転等に基因するものが続出しており、これらのうちには、傷害、傷害致死等のいわゆる故意犯とほとんど紙一重の悪質重大なものさえ二、三にとどまらないのでありまして、まさに自動車は走る凶器であるといわれるゆえんもここにあると思うのであります。このような悪質重大な交……
○大竹委員 まず第一にお聞きしたいのは、この改正は、民事訴訟の当事者、証人の日当を千円から千二百円に、また鑑定人その他、弁護人も入りますが、日当を七百円から千円に引き上げるというのでありまして、この法律案の提案理由の説明書を見ますと、「最近における物価の状況その他諸般の事情を考慮いたし」云々となっておるのであります。こういうように上げられた積算の基礎とでも申しますか、そういうものがあるはずでございますが、これについて、まず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 次にお伺いしたいのでありますが、今年度の要求された予算額、また決定された予算額は、どのようになっておりますか。また、昨年の当事……
○大竹委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党、公明党四派共同提出にかかる訴訟費用臨時措置法の一部を改正する法律案に対する修正案について、趣旨の説明をいたします。 まず、修正案文を朗読いたします。 訴訟費用臨時措置法の一部を改正する法律 案に対する修正案 訴訟費用臨時措置法の一部を改正する法律案 の一部を次のように修正する。 附則第一項を次のように改める。 1 この法律は、公布の日から起算して七日を 経過した日から施行する。 ただいまの修正案につきまして、その提案の趣旨を御説明申し上げます。 「公布の日から起算して七日を経過した日」に改めることについて……
○大竹委員長 次回は、来たる九日午前十時より理事会、午前十時三十分より委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時二十七分散会
○大竹委員 お三人見えておられるようでありますが、主として会長さんにお尋ねを申し上げますので、何か会長さんのお答えで足らないところがあった場合には、ほかの方からお話を承りたいと思います。
まず第一にお尋ねを申し上げたいことは、日本執行官連盟というこの団体についてでありますが、構成員はどういう人たちであるか、またどういう目的を持っておるか、またこの目的達成のためにどういう事業を行なっておられるか、おそらく規約にそれぞれあるのだろうと思いますが、承知いたしておりませんので、規約に基づいてひとつ簡単にまずお聞きをいたしたいと思います。
【次の発言】 いまのお答えについてさらに二、三お聞きしたいので……
○大竹委員 それでは、大野先生に先にお伺いをいたしたいと思います。
御承知のように、刑事補償法は国家賠償法の適用を妨げるものではないことは申し上げるまでもないわけでございますが、実務家としての先生のお立場に立ちまして、裁判の中で過失によって無罪になった、起訴をし裁判になったけれども、結論として過失によるものであるということで無罪になったというような案件は、相当あるものでありますか、どうでしょうか。
【次の発言】 それでは、先ほどほかの参考人からそれについて多少御意見があったと思いますが、故意または過失がなくて結論として間違うということは、裁判でも相当あり得るものであるということを理論的にお考……
○大竹委員 前回は同僚の山田委員のほうから詳細な質問がございましたので、私からはその質問で漏れていると思われる点、また御承知のように、この間は執行官の全国的組織である執行官連盟の会長さん、副会長さん、それから連盟の関東支部長さん等においでいただいていろいろ御意見を承りましたので、その御意見に基づいてお聞きをいたしたいこと等について、二、三お伺いをいたしたいと思います。 まず第一にお聞きいたしたいことは、御承知のように、この執行官法を施行いたしました第一の目的は、国家公務員と同じに俸給制、俸給まで国家が支給するというほんとうの意味の公務員でないにしても、少しでもそれに近づけて、執行官の質を上げ……
○大竹委員 刑事補償法の改正は補償金額の引き上げにあるわけでありますが、提案理由の説明を見ますと、「最近における経済事情等にかんがみ、」云々と、こうなっておるのでありますが、具体的にこの数字を見ますと、「四百円以上千円以下」を「六百円以上千三百円以下」というふうに改正し、また「百万円」を「三百万円」に死刑の場合においては改正するわけでありますが、これをこまかく見ますと、四百円を六百円ですから、これは五〇%引き上げている、千円を千三百円にしておることは、これは三〇%だけ引き上げている、百万円を三百万円ということになると、これは三倍に引き上げているというわけでありまして、それぞれこれも経済的事情、……
○大竹委員 まず第一にお伺いしたいのでありますが、これは公海に関する条約の実施に伴うということで、条約がまず前提になると思うのでありますが、その公海という観念は、領海に関するものに対応する考え方だ、こういうふうに考えるのでありますが、ただ、ここでお聞きしたいのは、領海の範囲というものは各国によって相当違うように聞いているわけでありまして、たとえば日本では三海里説をとっている。四海里、六海里、十二海里、極端なのになると二百海里というようなのもあるというふうに聞いているのでありますが、そうなりますと、ここで問題になりますこれらの施設についても、一体公海にあるのか、領海にあるのかという解釈の問題も生……
○大竹委員 まず、法務省のほうへ資料の問題が関係がございますので二、三お尋ねをし、またおわかりにならぬ点があったら、資料を提出していただきたいと思います。 この案でごらんになってもわかりますように、「この法律は、昭和二十年九月二日から昭和二十七年四月二十八日までに公訴を提起された者でこの法律の施行前に死刑の判決が確定し、この法律の施行の際その刑を執行されていないものに係る再審の請求について特例を定めるもの」、こういうことになっておりますが、この法律が通ったといたしましたならば、この法律の適用を受けるといいますか、これに該当する者が現在何人あるか。たしかこの前神近先生の御質問では、名前は一々申……
○大竹委員 前回の委員会の際に、資料の提出を求めておいたのでありますが、もし準備ができておりましたならば、まず提出をさせていただきたいと思います。
【次の発言】 戦前の資料がなくて、判決の確定から死刑執行までの相当長期間かかったもの等の資料がないそうでありますが、もちろん現在の再審の臨時特例に関する法律案が示しております昭和二十七年以後ということになりますと、相当期間は短いのでありますけれども、この二十七年四月二十八日以降死刑の判決を受けて現在まだ執行されていないもので、相当の期間のかかっているものがありますか。もしそこでわかっておれば、お答えをいただきたいと思います。
○大竹委員長代理 本日は、これにて散会いたします。 午後零時一分散会
○大竹委員 この改正案は、刑事補償法とそれから刑事訴訟法両方あるようでありますが、まず、刑事補償法のほうからお伺いいたしたいと思います。 まず、提案者にお聞きいたしたいのでありますが、現在の刑事訴訟法のたてまえからいたしますと、被告人は有罪判決を受けるまで、すなわち、被疑者の段階においては無罪の推定を受けるとでも申しますか、それがたてまえだとされておるわけであります。身体の拘束を受けるということになりますと、これはもちろん自由を奪われるという意味、また世間の見る目もおのずから違ってくるというようなことでありますけれども、そうでない場合には、無罪の推定を受けるというたてまえになっております。そ……
○大竹委員 それでは、委員長から御注意がございましたので、まず井上先生にお尋ねいたしたいと思います。井上先生の御意見によりますと、死刑の判決があり、しかも確定をしていながら死刑の執行が十年以上も行なわれておらないということは、裁判に対して一般が不信を抱いている、そういう面から見ても、もう一度調べ直す、人道的な面から見ても調べ直すべきじゃないかという御意見だと思うわけでありますが、いまの御意見をお聞きいたしますと、戦前、この期間以前のもので死刑執行が残っているのはないそうでありますが、その後におきましても、十年以上死刑の執行が延びているものがあるそうでございます。そういたしますと、先ほどの御意見……
○大竹委員長代理 これより会議を開きます。
委員長が所用のため、指名により私が委員長の職務を行ないます。
裁判所の司法行政に関する件、法務行政に関する件、検察行政に関する件、及び人権擁護に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 畑和君。
【次の発言】 近藤企画室長がおります。
【次の発言】 神近市子君。
【次の発言】 次回は、明二十四日午前十時より理事会、理事会散会後委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時三分散会
○大竹委員長代理 岡津完治君。
○大竹委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、門司亮君を委員長に推薦いたしたいと思います。よろしくお願いいたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○大竹委員 私は自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党の四党共同提出にかかる飛騨川バス転落事故に関する件につきまして、提出者を代表してその趣旨の説明を申し上げます。 まず案文を朗読いたします。 飛騨川バス転落事故に関する件(案) 去る八月十八日未明の飛騨川バス転落事故にかんがみ、政府は、道路における交通の安全確保及び被害者に対する救済措置等について、次の事項につき、万全の措置を講ずべきである。 一 集中豪雨の研究を促進する等気象観測体制の整備を図るとともに、関係行政機関及び民間輸送機関に対する気象の予報及び警報の迅速かつ適確な伝達体制を強化すること。 二 バス事業者及び旅……
○大竹委員 御報告申し上げます。 地方における交通事情及び交通安全施設等の整備状況調査のため、議長の承認を得まして、去る十月二日から七日までの六日間、福岡県及び熊本県に派遣されました派遣委員を代表いたしまして、その調査の概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、田中榮一君、井上泉君、板川正吾君、太田一夫君、門司亮君と私であります。そのほか熊本県に大久保武雄君の現地参加を得まして、国道三号線を中心に両県下の交通事情及び交通安全施設等の整備状況を調査いたしてまいりました。 また、特に今回両県において、歩行者の安全対策、被害者の救済対策に取り組んでおられる関係団体の代表の方々のお集まりを願い懇談……
○大竹委員長代理 午後は三時三十分から再開することとし、この際暫時休憩いたします。 午後二時三十九分休憩
○大竹委員 司法権が外部のいかなる力にもゆがめられることなく、厳正に中立な立場で行使されることが、国家存立の基礎である法秩序の維持のため第一の条件であることは申し上げるまでもないところだと思います。近代国家がとっている三権分立の制度もまた、この配慮に基づくものであります。三権分立の制度における司法権すなわち裁判権は検察権を包含していないことはもちろんでありますが、裁判権発動の前提をなす検察権の厳正中立性は、これなくして裁判権の厳正中立性を期待することは不可能であります。私が本日質問をいたします日通事件の捜査のまっ最中において、検察官としての最高指揮者の地位にある検事総長並びに事件の渦中にある当……
○大竹委員長代理 松本君。
【次の発言】 午後二時より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時十二分休憩
【次の発言】 松本君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後四時十五分散会
○大竹委員 動議を提出いたしたいと思います。
委員長の互選は、投票によらないで、門司亮君を委員長に推薦いたしたいと思います。よろしくお願いいたします。
【次の発言】 動議を提出いたしたいと思います。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○大竹委員 ただいま長官のごあいさつの中にもございましたように、最近交通事故が、いろいろな国の施策にもかかわらずふえておる。まことに残念な状態にあるわけでありますが――それではあらためて始めますが、先ほどの長官のごあいさつの中にもございましたように、いろいろな政府の施策にもかかわらず、交通事故が年々ふえてきておるということでございました。引き続いて国としてもいろいろの対策をさらに強化していかなければならぬ事態にあると思うわけでございますが、中にも最近非常に問題になっておりますのは、交通事故によって親を失い、遺児となった者に対する対策が、最近非常に新聞その他で問題になってきておるわけであります。……
○大竹委員 まず、第一にお伺いいたしたいのでありますが、ただいまの提案理由の説明の中にもございましたように、一般政府職員のベースアップに準じてということになっておるわけでございますが、資料もいただいておりますので、この資料によりまして、一般政府職員のベースアップはどうなっておるのか。そしてまた、裁判官、検察官の今度のベースアップはこれとの関係においてどうなっておるのかということを、具体的に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 次にお伺いいたしたいのでありますが、ただいまの趣旨説明にもございましたように、昨年に引き続いて暫定手当の一部を報酬並びに俸給に繰り入れるということになっておるわ……
○大竹委員長代理 岡沢完治君。
【次の発言】 山田君。
○大竹委員長代理 岡沢完治君。
【次の発言】 午後二時より再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後零時四十四分休憩
【次の発言】 中谷君。
○大竹委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党の四党を代表して、両法案について修正案を提出いたしたいと存じます。
○大竹委員長代理 質疑を続行いたしますが、本日は本件調査のため、参考人として日本鉄道建設公団副総裁篠原武司君、理事壷井宗一君の両君が出席されております。
参考人からの意見聴取は質疑応答の形式で行ないたいと存じますので、御了承願います。井上泉君。
【次の発言】 井上泉君。
○大竹委員長代理 私語のため速記がとりにくいということでございますので、御注意をいただきたいと思います。
【次の発言】 次回は、委員長の指定により、来たる十一日火曜日午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後八時三十分散会
○大竹委員 今度の国鉄運賃の値上げにつきましては、相当強い反対があることは御承知のとおりでございます。それで、この反対の人々の意見の中には、国鉄の現在の運賃は必ずしも安くない、これを他の物価が上がっているこの際、上げるというのは非常に不都合じゃないか、というような意見を持っておる人もありますと同時に、また、国鉄の運賃は、ことに、ほかの物価から見た場合には非常に安い。しかし、一般の物価が最近非常に上がってくる、この際、安いといって上げるのでも、ほかの物価の値上げを刺激する、したがって、安いから上げたいという気持ちはわかるのだけれども、この際は上げるべきじゃないのではないかという意見もあるようでご……
○大竹委員長代理 次回は、委員長の指定により、来たる十八日火曜日午前十時より理事会、午前十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後五時散会
○大竹委員長代理 板川正吾君。
【次の発言】 了承いたしました。
次回は、委員長の指定により、明十九日午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後七時二十六分散会
○大竹委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
委員長所用のため出席できませんので、私が委員長の指名により、委員長の職務を行ないます。
質疑を続行します。
米田東吾君。
【次の発言】 小川三男君。
【次の発言】 玉置君。
○大竹委員長代理 久保三郎君。
○大竹委員長代理 質疑の通告がありますので、これを許します。沖本泰幸君。
【次の発言】 野間千代三君。
【次の発言】 次回は、委員長の指定により、明後二十五日金曜日、午前十時より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十四分散会
○大竹委員長代理 これより会議を開きます。
砂原委員長が本日所用のため出席できませんので、その指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。
道路運送車両法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。細田吉藏君。
【次の発言】 板川正吾君。
【次の発言】 次に、陸運に関する件及び海運に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。
すなわち、陸運に関する件調査のため、本日、日本鉄道建設公団副総裁篠原武司君を参考人として御出席をお願いし、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありません……
○大竹委員長代理 沖本泰幸君。
○大竹委員長代理 御静粛に願います。
○大竹委員 まず玉井参考人に一点だけお尋ねいたしたいと思います。 玉井さんからは、自賠法の問題を考える場合には、被害者の立場、事故防止の立場、財政の立場、この三つを考えなければいかぬ、ことに、被害者の立場というものを重んじなければいけないという論点に立って、いろいろ御意見をお聞きしたのでありますが、私も原則的にはそのとおりだと思うのでありまして、保険金もいまの三百万円では足らないのじゃないかという意見を持っておるわけであります。しかし、保険金が非常に高くなると、それを負担する立場もあるわけでありますので、同じ被害者の中でも、事故について非常に重大な責任のある被害者に対しては、やはり全然無過失……
○大竹委員 ただいまの御報告にもございましたように、ことしの年頭の新潟県を中心といたします北陸、東北地方の豪雪は、先ほどのお話にもドカ雪ということばが出ましたが、一晩に一メートル以上も降るというようなことからいたしまして、除雪その他の面で非常に困難をし、また一時に降ったということで金もよけいかかるというようなことで、非常に困難を来たしたわけであります。 関係各官庁におかれましては、たしか一月の十七日に自治省単独で新潟県を御視察になりましたし、また二十日には自民党の調査団が来られて、それに随行されまして建設省その他各関係官庁で御視察をいただきました。その結果逐次御配慮をいただいておりますことは……
○大竹委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、内海清君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○大竹委員長代理 広瀬君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。河村勝君。
【次の発言】 広沢直樹君。
【次の発言】 六時ごろ参議院が終わったらすぐこちらへ入るそうですから、御了承いただきたいと思います。
【次の発言】 本連合審査会は終了いたしました。
これにて散会いたします。
午後六時五十二分散会
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。