このページでは山田耻目衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○山田耻目君 私は、日本社会党、民主社会党、公明党、三党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十二年分の給与所得等に係る所得税の源泉徴収の臨時特例に関する法律案、並びに期限の定めのある国税に関する法律につき当該期限を変更するための法律案につきまして、反対の立場を表明する討論を行ないたいと存じます。(拍手) まず初めに、昭和四十二年分の給与所得等に係る所得税の源泉徴収の臨時特例に関する法律案について申し上げます。 この法律は、本年四月一日から五月三十一日までの間に支払われる給与等及び退職手当等にかかる源泉徴収について、減税の効果をすみやかに及ぼすため、所得税法の特例を定めたもので……
○山田耻目君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ILO一〇五号条約の批准促進につきまして、総理並びに関係閣僚に対し所見をただしたいと存じます。 一〇五号条約とは、一体どのような内容を持ち、どのようないきさつを経て採択されてきたものなのか、若干その沿革に触れなければなりません。 本条約は、一九五七年、いまから十年前に、ILO第四十回総会におきまして採択されたものであります。本条約を一口に申せば、強制労働禁止の条約であり、もっと日本的に申し上げますと、手錠をもって労働を強制してはならないという条約であります。したがいまして、一〇五号条約は、ILOで採択をいたしました数多くの条約の中でも、基本……
○山田耻目君 ただいま趣旨説明のございました原爆被爆者特別措置に関する法律案に対しまして、日本社会党、民主社会党、公明党三党を代表いたしまして、質問を行ないたいと存じます。(拍手) 私は、質問に先立ちまして、本法案の提出に至る過程を振り返り、戦後二十三年、あまりにもおそ過ぎた法案提出の側面に若干触れなければなりません。そのことは、本法案の内容をより充実させることになるでありましょうし、戦後二十三年間忘れ去られていました原爆被爆者に対し、世界唯一の原爆被爆者国としての政治の責任を、より十分に果たすことになるものと思うからであります。 昭和二十年八月六日と九日、広島と長崎に投下されました二発の……
○山田耻目君 私は、日本社会党、民主社会党、公明党三党を代表いたしまして、社会労働委員長森田重次郎君の解任決議案の趣旨弁明をいたします。 社会労働委員長森田重次郎君解任決議案 本院は、社会労働委員長森田重次郎君を解任する。 右決議する。 理由を申し上げます。 社会労働委員長森田重次郎君は、公平であるべき委員長の職責に違反し、政府・自民党の意のままに従い、健康保険法及び船員保険法の臨時特例に関する法律等の一部を改正する法律案の質疑が終了していないにもかかわらず、自民党の一方的な修正案なるものを、問答無用と突如として強行採決を行なった。 これは、健保特例法延長を断念したかのごとく……
○山田(耻)委員 設置されて初めて質問する機会を与えられた委員会でありますから、少し総理府のほうに本委員会の性格についてただしておきたいと思います。 御存じのように交通対策につきましては、運輸省、建設省、警察庁あるいは法務、厚生、文部省、こういう各般にまたがっておりまして、それぞれが独自の立場で交通安全対策を進めておりますし、それを最近交通関係閣僚協議会なりあるいは総理府に交通対策本部などをおつくりになって調整をなさっておるようでございますけれども、この委員会との関係でございますけれども、それぞれの各省に関係をする委員会、建設委員会なりあるいは運輸委員会なりございますが、そういうそれぞれの関……
○山田(耻)委員 だいぶ時間も過ぎておりますので、関連しまして、特にきょうは砂利トラック、ダンプ関係の質問に集中されておりますので、その意味から少しお伺いしたいと思います。 いま聞いてみますと、ダンプが大体十三万九千ばかり、そのうち七割が一匹オオカミである、こういうことがわかったのでございます。問題は比較論でありますけれども、自主規制をさしております業界所属のダンプの起こす事故と一匹オオカミが起こす事故とは、七割の一匹オオカミの事故のほうがはるかに多いわけでございます。ところが、この一匹オオカミのほうは、いろいろな面からの規制で取り締まりがなかなかうまくいかない。これをすみやかに手がけていか……
○山田(耻)委員 ほとんど質問は終わってまいりましたので、最後に、理事会で申し合わせをいたしたことなど一点、委員長に確認をいたしまして、それから、いままで審議がございました事柄の中で、この種の諸施設が十分現状にそぐわない、おくれた状態にあるのは、地方財政が非常に窮迫をしているからである、こういう議論が深められてきました。それについて、補助率の改正などもございますので、政府を代表して総理府総務長官に政府の所信をお伺いをする、こういう手順で最後のまとめをいたしておきたいと思いますので、そのように御理解をいただきたいと思います。 理事会で申し合わせをいたしましたのは、この法律案の二十一条及び二十三……
○山田(耻)委員 ただいま大久保委員のほうから重要な点について大体質問され、答弁がございましたので、時間もございませんから、数点について政府側の見解をただしておきたいと思います。もちろん、この法律は議員立法でございますので、そういう立場で政府の見解を強くただしておきたいと思います。 いまも大久保さんのほうからお話がございましたように、非常に苦労してつくった法律でございますし、また、今日の交通戦争と呼ばれるほど激しい被害を受けております。この被害の現状をこれ以上放置することはできない。むしろ交通事故は、天災ではなくて人災なのであるから、これは当然政府の行なう施策の中において解決する以外にないと……
○山田(耻)委員 公職選挙法並びに地方自治法で定められております地方公共団体の選挙を行なうにあたりまして、選挙管理委員会を設置をして、その選挙管理委員会に指導監督、選挙事務の所掌、こういうものを取り扱わして選挙の公正を期する。しかも選挙管理委員は人格高潔で政治的にも中立であらねばならない、こういうふうな法のたてまえで選挙管理委員が選ばれておるわけです。地方公共団体の長並びに議員の選出にあたりまして、地方議会で選挙管理委員を選任をいたす手続になっており、しかも四名の選挙管理委員を選ぶと定数も明記しております。同数の補欠も同時に選び出しておく。だから、民主主義の基本であるべき政治をつかさどる議員が……
○山田(耻)委員 山口県徳山市にあります山口放送の労働争議に関して、ロックアウト、警察官の出動などに伴いまして、幾つか地域社会の人に不明朗な印象を与えております。すでに加藤委員、枝村委員のほうから、ロックアウトの性格、官憲の出動の可否、このようなことについてかなり話が煮詰められておりますが、ちょうどことしの春闘もいま峠を越えまして、これからあと残りましたのが三公社五現業をおおむね軸といたしておりますけれども、日本の労働運動の経緯を見ますと、三公社五現業が不当な官憲の介入によって多くの刑事弾圧を受けている実績にもかんがみまして、この時期に発生をいたしましたこの事件につきまして、もう少し内容を明ら……
○山田(耻)議員 ただいま議題となりました原子爆弾被爆者の医療等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げたいと存じます。 昭和二十年八月六日午前八時十五分、人類史上最初の原爆投下は、一瞬にして広島、長崎合わせて三十数万の人たちの生命を奪い去り、そして両市を焦土と化したのであります。幸いにして一命を取りとめた人たちも、四十一年三月三十一日現在の手帳交付者総数が二十八万一千五百九十五人の多きにのぼっております。昨年政府の御理解で、初めて実態調査を行ないまして、昨年二月に中間報告が出ました。この十月を目途に最終報告が出るようでございますが、推計されます数字は、……
○山田(耻)委員 運輸大臣、お忙しいところをせっかくお見えになりましたので、運輸大臣に関係のあるところから先にお伺いいたしたいと思います。 実は、運輸大臣も御存じと思いますが、さきの委員会におきまして、これは前国会の委員会でございますが、通行税は日支事変のときにできた戦費調達の特別立法であったから、こんなものはもうやめていただきたいということで、本委員会でいろいろ議論をいたしました。いろいろやりとりはございましたが、どうしてもやめるというわけに結論がまとめ上げられないのなら、ガソリン税と同じように目的税にこれを置きかえて、一般会計から国鉄あるいは航空、船舶に返してやったらどうか、しかも、ガソ……
○山田(耻)委員 私は、期限の定めのある国税に関する法律につき当該期限を変更するための法律案について、日本社会党を代表いたしまして、反対の意向を明らかにいたします。 本年三月三十一日及び四月三十日に期限の切れる特別措置法のうち、貯蓄の奨励の項に該当する部分につきまして、期限の延長を断固として認めることができません。すみやかに廃止すべきものであることを明らかにいたしたいと存じます。 その理由の一つに考えられますのは、本措置によりまして優遇を受けるものは、租税公平負担の原則を侵すことを例外的に認めるにふさわしい要件を備えていなければなりません。しかし、今日利子、配当所得を中心とするこれらの優遇……
○山田(耻)委員 関連。 非常に専門的なところに入ってきてなんですけれども、仲裁でなければ、資金上、予算上、こえて支出する決定を見た場合は仲裁でなければ拘束性がない、こういうふうな、あるいはそれでなければ資金の支出ができない、こういうふうにいまのお話では若干受け取れるのですけれども、実際の公労法十六条にはそのことを明らかに書いておるわけですよ。 公労法十六条では、資金上、予算上こえて支出をするいかなる協定も、政府を拘束するものではないと、こういうふうに書かれております。だから、いま国鉄当局と国鉄の組合とが予算総則をこえた金額を労働協約で締結しても金を支出するという拘束性はないぞと、こういう……
○山田(耻)委員 所得税、法人税関係について質問を行ないたいと思いますが、この問題についてはすでにかなり質疑が深められておりますので、ある意味では繰り返してお聞きし、なお足らないところは深めていくというふうな質問になろうかと思いますが、そういう意味で十分ひとつお答えをいただきたいと思います。 塩崎さんにお伺いするのでありますが、けさほど午前中の参考人の御意見で、どうも標準世帯の設定が実情に合わない。厚生省関係で見ておりますのは、御存じのように標準世帯は夫婦子二人と見ております。これは国勢調査によって現実に合わしながらやっていっておるような気もするし、あるいは取り扱いの適合分野が違う場合もある……
○山田(耻)委員 共済組合の改正につきまして若干質問を行ないたいと思いますが、この共済組合の問題につきましては、さきの国会以来ずっと審議を展開しておりまして、新たなる角度からの審議の展開というよりか、むしろ処理すべき問題をどう処理していくのかという事柄のほうに重点がかかっておるように思いますので、そういう立場から二、三お伺いをしていきたいと思います。 まず、大蔵省関係に伺っておきたいのでありますが、昨年のこの委員会におきまして議論されましたことを思い出していただきたいのでありますが、短期、長期の共済組合の資金の非常に枯渇して、値上げのほうにも限界があるし、やりくりできない部分が、特に短期のう……
○山田(耻)委員 関連。この委員会は、御承知のように交通安全に関する総合計画を樹立する委員会、こういうことで設けられております。いま海上交通の安全についての話がございまして、運輸省のほうから、来国会では、陸上の道路交通法あるいは道路運送法、こういうものに匹敵するものを出したい、けっこうなことだと思うのです。そこで、かなり準備が進んでいるものだと思いますので、いずれこの委員会で徹底的に審査をいたしますが、さっきから私が気になってならぬのは、四・九トンの船があるということです。五トン以上でやりますといろいろ免許上の問題がありますので、脱法行為だとは言いませんが、四・九トン以下の船で定期、不定期の輸……
○山田(耻)委員 最近有毒食品の販売、いわば食品衛生法に違反をする事件がしばしば新聞紙上をにぎわしておりますが、国民の目には、いろいろと目新しい食品が、マーケットなどに最近たくさん並んでおりますけれども、ああいうふうな新聞記事などが出ますと、少なくとも国民の食生活、国民の衛生、健康の上からも不安がつきまとって離れない。たまたま私は社会党の国民生活局長をいたしておりますために、こうした投書が非常にたくさん参ります。こういうふうな状態は、一つは厚生省の監督なり指導行政というものに、ゆるみがきているのではないだろうかという懸念すらございます。ゆゆしき問題でございますので、きょうはこれらを少しただして……
○山田(耻)委員 例年のことでありますが、物価が上がるし、生活は苦しくなる、こういうことで、労働者の賃上げ要求がことしもかなり熾烈に展開されております。きょうはなかんずく政府に関係の深い三公社五現業の賃金要求の推移について質問いたしたいと思っております。特に今朝来の新聞を見ますと、今月の二十五日半日ストライキ、二十七日には半日ストライキを上回る規模の行動を起こして要求を実現をしたい、こういうふうな、今日までの折衝過程に対する不満から、やむにやまれないそうした行動の決意をする。こういう事態が報道されております。委員会におきましても、こうした問題は決して軽視できるものではございません。それだけに一……
○山田(耻)委員 提案をされました原子爆弾被爆者に対する特別措置法について質問を行ないたいと思います。 四月二日の衆議院の本会議におきまして、問題点をかなり明らかにして総理なり担当大臣の園田厚生大臣に所信を伺ったわけでございますが、本会議でございますから、細部についてお尋ねすることが十分ではございませんでした。したがいまして、きょうはそうした意味を含めて、時間が十分ではございませんけれども、できるだけ中身についてお尋ねをしたいと思います。 まず最初に、戦後二十四年たちまして、こうした援護にまつわる措置法が生まれてきたのでありますが、昭和三十二年に医療法が制定をされまして、医療の部分について……
○山田(耻)委員 柴田委員のほうから冒頭質問のございましたように、山口県の萩の沖三十二マイルくらいのところから広範囲にわたりまして米軍の実弾演習がある。そのことのために、多くの漁民、沿岸住民が非常に不安におののいておるわけでありますけれども、これに対して、従来の日本近海における米軍の演習とかなり異なった様相を呈しておるように思いますけれども、一体こういうふうな措置のしかたが地位協定に違反をしていないのかどうか、これらについてまず外務省のほろから伺っておきたいと思います。
【次の発言】 演習を中止することになってたいへんけっこうのございますが、問題は、今回これだけの事態を引き起こして、地域漁民な……
○山田(耻)委員 最初の質問でございますから、きょうは労働政策の基本に関して一点お伺いいたしまして、世界人権年の問題を伺いまして、あとはILO、人事院勧告についての大臣の所信といいますか、姿勢といいますか、こういうものをただしてまいりたいと思います。 まず最初に、日本経済も非常な成長を遂げてまいりまして、四十二年度の国民総生産は四十二兆一千億、世界の三位、二位の間に位しておるといわれるくらいたいへんな成長を遂げてまいりましたが、しかしこの中には多くの問題を残しております。一つは、賃金の分配率は三六%程度であって、アメリカなり欧州の諸国に比べますと非常に低位でございます。雇用の状態もきわめて不……
○山田(耻)委員 交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法について、さきの委員会、きょうと、いろいろ質疑を続けてきたのですが、道路局長にしても、あるいは担当各省にしても、とにかく整備事業は四十三年度末までには大体みんな終わると、こういう話を聞いていて、喜んでおるわけですが、私たちが国会でこの委員会を持っているのは、そういう法律をいじっている仕事ではないし、問題は交通事故が減ったかふえたかということに深い関心を持たなければいかぬのです。依然として交通事故はふえていく一方です。そうして、やる法律というものはあとからの手当ての法律ばかりです。これでは私は本委員会の任務は済まぬと思っているのです。だか……
○山田(耻)委員 昨日、東名高速の安全状態の視察をいたしましていろいろ感じ取ったこと、改めなければならないことなどの気づきがありますので、東名高速安全対策の問題から質問に入りたいと思います。 お伺いいたしますけれども、五月二十六日に東名が全線開通をいたしまして今日まで十五、六日になりますが、新聞などでも伝えられておりますように、非常に事故が多い。しかも山北―御殿場間は工事自体もむずかしかったようですけれども、この間にあります都夫良野隧道、吾妻隧道、トンネル内事故もきわめて顕著である。こういうふうな状態をどのようにしてこれから無事故に向かって片づけていくのか、重要なことだと思います。したがいま……
○山田(耻)委員 関連して。あなたには検討する資格もないのかもしれませんよ。フライトプランを見ると航行していないというのがあなたの答弁ですね。ところがいろいろと国際的な情報、それから日本における新聞の掲載、こういうものから見ますと、日本の基地を飛び立った無人飛行機が撃墜をされておるということが記事に出ておるのですからね。やはりそういう客観的な一つの事実行為があるのですから、少なくとも、米軍のほうからあなた方のほうにうそをついたのか、軍機に属することでそういう資料提供はできないという立場なのか、そのことを明確にしてほしい。しかしあなたのいまの認識ではそのことも明確にできないのだから、これはひとつ……
○山田(耻)委員 まず、労働大臣のほうにお伺いいたしたいと思います。 だいぶん、春闘もぼつぼつ組織的な動きが出始めてまいりまして、例年のとおりでありますが、昨年は賃上げ率も平均で一一・八、高いところで一三・四ぐらいの引き上げ率だったと思うんですが、ことしはいかがでございます。大体景気もいいようでありまして、各組合とも昨年の倍近い要求、おおむね一万円以上の要求が出そろっておるようでありますが、労働大臣は給与関係を相談なさるグループの大臣の一人でもありますので、ぼつぼつことしの経済界の動向、労働組合関係の要求、こういうものを御考察なさって、大体ことしの春闘についてのものさしといいますか、考え方と……
○山田(耻)委員 ただいま河野委員のほうから、カネミ油脂ライスオイル事件についての厚生省並びに警察庁の今日までの審査、取り扱い、救済、各般にわたっての御質疑がございました。伺っておりますと、食品衛生を取り扱っていく主管省である厚生省の扱いは、国民全体から見ますとなかなかどうも手ぬるい。一体、国民の命と生活を守るという、大事な食品を扱う許認可の窓口のやり方としては手ぬるい、こういうふうな意見も非常に多いときでありますので、ただいまの河野委員に対する御答弁には私もまだまだあきたらないものがございますが、きょうはこのカネミの油脂問題については私は触れません。 四十二年の九月八日の本委員会で河野さん……
○山田(耻)委員 今回特別措置法に加えるべき一部修正として葬祭料が出されたわけでありますが、この法律の説明を伺いまして、何か片手落ちな気持ちが強くしております。きょうは時間もあまりございませんので、大体大まかに分けまして、葬祭料をめぐる原爆死亡者との関係を中心にやってまいりまして、次の七日の委員会で措置法全般についてお伺いをしていきたいと思います。たまたまきょうは、葬祭料に関係をします総理府、消防庁、大蔵省、それぞれおいでをいただきましたので、この問題を中心に進めていきたいと思いますので、ひとつ十分お答えをいただけますように冒頭お願いいたしておきます。 去年の国会の措置法が通りますときに、佐……
○山田(耻)委員 前回に引き続きまして、原爆医療法特別措置について質問を続けたいと思いますが、大臣いかがでございますか、去年の五月十六日にやりました、措置法が通過をいたしますときの私と園田厚生大臣とのやりとり、結論を少し読んでおいていただかないと、どうも答弁がかみ合ってこないので、お読みをいただくようにお願いしておきましたが、これは局長ともどもすでに御相談いただいたものと思いますので、読んでいただいたものとして、一度そこのおさらいをしておきたいと思います。 この間の質問のときに、どうしてもかみ合いません問題は、葬祭料を出す立法上の根拠は、被爆者の不安を解消してあげて、安心をして療養にいそしめ……
○山田(耻)委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議 政府は、本法の施行に当たり次の事項について、その実現に努めること。 一、最近における被爆者の疾病状況にかんがみ、被爆者対策の根本的改善を促進するため、すみやかに関係者を含む原爆被爆者援護審議会を設置するなど所要の措置を講ずること。 二、認定疾病の認定に当たっては最近の被爆者医療の実情に即応するよう検討すること。 三、特別被爆者に……
○山田(耻)委員 ここ数年非常に日本の高齢者人口がふえてきております。したがって高齢者問題もかなり深刻になっております。こうした人口構造によるいろいろな諸問題に対して、国として具体的な施策を講じていくのが国民年金の一つのあるべき措置だと思います。特にその中で無拠出の年金問題を中心にこれから伺ってまいりたいと思うのですが、特に高齢者対策の一部であります福祉年金。そうして、高齢者対策全般を見ますと、年金の問題、雇用の問題、疾病に対する対策の問題、住宅の問題、これらの問題が相互にからみ合って厚生省で行なう高齢者対策というものは満たされていくわけですけれども、こうした一般の高齢者問題に対しまして、年金……
○山田(耻)委員 総理にお尋ねいたしますが、ただいま河野委員のほうからいろいろと、抜本改正をつくるにあたって政府の怠慢なため、国民にしっかり約束をした公約をじゅうりんをするという立場の追及がございました。私は関連でございますから、一点だけお伺いしたいのですが、少しざっくばらんに申し上げて、特例法を通すときはたいへん一生懸命やられましたけれども、抜本改正をつくり上げていくのにはきわめて怠慢である。端的にいえば、抜本改正をおつくりになる御意思がないのではないか、こういう気がいたすほど、政府の御努力なり与党の努力というものは、全く不十分であったという気がいたしてなりません。まあお答えの中に、この国会……
○山田(耻)委員 前回、総理並びに厚生大臣の政治姿勢についてお尋ねをしたわけです。きょうは、若干、そうしたものに引き続いて、いろいろと内容などについて聞きたいと思います。 まず最初に、どうも私解しかねることがあるのでございますが、けさの「日医ニュース」、日本医師会のニュースが会館に届けられておりました。この中を読んでみますと、会長の武見さんと斎藤厚生大臣、かなりごじっこんのようでございます。いろいろと、もちろん仕事を通してのお話でございましょうが、この健保特例法は社会党の国対委員長柳田さんと自民党の国対委員長園田さんとかたい約束がかわされていると推測される、それはこの特例法は衆参を可決させる……
○山田(耻)委員 ようやくここまでの資料を出していただきまして、ありがとうございました。 問題は、四十四年度の保険財政を確立なさいますのに、その基礎である標準報酬月額というものが少なくとも当を欠いていることは間違いございません。これはもちろん、算定の月が四十三年十月になっておりますので、その変化は認めますけれども、やはりここに推定される資料が出ておりますように、七十四億の増収になります。あるいは二八%であった場合は五十六億の増収でございますから、いわゆる審議を求められております予算雷を見ますと、今年度は二十七億の赤字です。それが転じまして、一七%で推計される場合は四十一億の黒字、五十六億で推……
○山田(耻)委員 関連して。いま私に対する答弁が食い違っているように思います。いずれ議事録を見ていただいたらわかると思いますが、大臣は、大綱については必ずまとめます、大綱については審議会に案を提示をいたします、こういうお約束になっております。ですから、努力目標というよりか、どういう大綱になるか別として、大綱についてはお出しになることをお約束いただいておるわけですから、これはひとつ枝村君の質問に対して明確に答えていただきたいと思う。
○山田(耻)委員 時間があまりないようでございますから、簡潔にお伺いいたしますので、ひとつ要領よくお答えをいただきたいと思います。
四十四年度の塩の収納価格がまだきまっていないようでありますが、これはどうした理由に基づくのか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 収納価格が、生産者、消費者の意見が合わずにいまだきまらない、こういうことですが、専売公社として原案をお出しになっておるわけでございますから、指導性というものは、十分その中で示されてきておると思いますけれども、大体価格がきまりますめどをいつごろに求めて作業を進めておられるのか、お伺いをしておきたいと思います。
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