このページでは山田耻目衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○山田耻目君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました法人税法の一部改正、租税特別措置法の一部改正について反対の立場を明らかにいたしたいと思います。(拍手) なお、租税三法の今日までの審議の経過にかんがみまして、所得税法の一部改正についてもあわせて反対の意向を述べたいと思います。 今日、労働者や中小企業者の税に対する不満は、言うまでもなく、税金が相変わらず生活費にまで食い込んで課税をされ、税の大原則である生計費非課税の原則が完全にほごにされているところにあります。 しかも、重要なことは、この勤労大衆への重い税金と大型の国債発行を財源として、大企業や資産所得、不労所得に……
○山田耻目君 ただいま提案のありました所得税法の一部改正につきまして、私は、日本社会党を代表いたしまして、数点、根幹となる問題につきまして、総理、大蔵、厚生の各大臣に質問をいたしたいと存じます。 一つは、インフレ期における税の構造と減税のあり方に対する基本的な認識、その姿勢についてでございます。 いま、国民は、戦争直後を除き、かつてない破局的なインフレに直面をいたしております。もちろん、その要因の一つに外的条件のあることは否定をいたしませんが、しかし、今日の狂乱的な物価高騰の主役は、政府が長年にわたってとり来たりました経済の高度成長政策と、それをしっかりささえてきた成長型財政とががっちりと……
○山田耻目君 私は、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党を代表いたしまして、大蔵委員長上村千一郎君の解任決議案の趣旨弁明をいたします。 大蔵委員長上村千一郎君解任決議案 本院は、大蔵委員長上村千一郎君を解任す る。 右決議する。 理由を申し上げます。 大蔵委員長上村千一郎君は、中立公平であるべき委員長の職責に反し、政府・自民党の意のままに従い、酒税法の一部改正案及び製造たばこ定価法の一部改正案の審議を、全野党の主張する国会正常化のための条件を何ら考慮せず、自民党の単独審議、採決を強行いたしたのであります。 そのとき、まさに大蔵委員会の野党の理事の申し入れなど……
○山田耻目君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案をされました昭和五十一年度の公債発行の特例に関する法律案に対し、反対の態度を明らかにするものであります。(拍手) さきに成立を見た五十一年度予算は、最悪の国民収奪予算であります。それを性格づけているのが七兆二千七百五十億円の国債発行であります。国債依存率は二九・九%と歳入の三割が国債で賄われ、税金の先取りという借金財政であります。この現実は、あの戦前の暗い歴史を呼び起こすようなゆゆしい財政状況に直面していることを、国民は恐怖の気持ちで見ているのであります。 ところが、政府は、今日この事態の意味する重大性と危険性を十分に理解することができ……
○山田(耻)委員 しばらくぶりにこちらに帰ってまいりまして、長い間懸案になっております原爆被爆者に対する援護措置等について若干の質問をしていきたいと思いますが、齋藤大臣、長い間この問題について御研究もいただいておりますし、もともとこの種の援護措置というのが第二次世界大戦に基因するものでありますだけに、しかも国際法上きわめて非人道的な原爆の投下によるものでありますし、そのことの救済措置等につきましては、国民も非常に深い関心をもっておることでもありますし、なかんずく裁判の判決の中でも、国として応分な措置を遂げていかなくてはならないことが明らかにされております。こうした問題でありますだけに、比較的今……
○山田(耻)委員 ちょうど三年ぶりなものですから、いろいろ当を得ないこともあろうかと思いますが、少し質問を続けたいと思います。
昨日の参議院でございますか、大臣、質疑の中で、第三次、第四次の円対策を検討しつつある段階だということが述べられておるようでございますが、具体的にはどういうことを第三次、第四次にお考えになっておられるのか、そこらあたりをひとつ伺いたいと思います。
【次の発言】 こうした一連の計画を非常に有効的に作用させるような具体策というものは、いつごろ発表できる段階に来るわけですか。
【次の発言】 当面お考えになっておるような円対策で、これからの日本の経済成長の度合いを、あるいは貿……
○山田(耻)委員 情報によりますと、東京為替市場の閉鎖、きょうあす、いつまで続くかわかりませんけれど、国際通貨が非常に不安定の度を強めておりますし、欧州はおそらくEC共同フロートになるのではないかという予測も的確に立ちそうな気がする時期ですし、この状態が推移をいたしますと、この三、四月ごろには日本の中小企業には壊滅的な打撃がやってくるのではないだろうか。なお、欧州を中心としたこうしたドルの不安の状況というのは、激化をしていく可能性を持っておるようにも判断できますし、こういう抜き打ち的に東京の市場閉鎖をするような状態に立ち至ったので、ここでひとつ大臣を呼びまして、こうした状態にどう対処する方針で……
○山田(耻)委員 何となく時間が足らないような気がして、税金の問題は、納得するまでにかなり詰めるほど非常に複雑な状態でありまして、若干舌足らずで終わるかもしれませんが、最初に原則的なものを詰めてみたいと思います。 税に対する国民の認識というものが、最近非常に不安定になってきております。特に最近の、特徴的にあらわれている傾向を見ますと、特にサラリーマンの不満、具体的に中を見ますと、総評という労働団体の諸君がやはり減税なり税制そのものについて裁判を提起をする、あるいは税務署に対して源泉徴収は不満であるから確定申告をさしてくれ、そういう一つの具体的な動きなり、あるいはサラリーマンユニオンといわれて……
○山田(耻)委員 お話を聞いていますと、たいへん理解のある態度をお示しになっておりますし、私にもそういう態度でひとつよろしくお願いいたします。 いまの質問の中で、最近税の不公平の問題、あるいはそれを基礎にした税に対する国民の不満が非常に高まってきておりまして、私たち国会に出ております者としては、こうした国民の不平不満というものを一日も早く解消してあげたい、こういう立場に立つことは当然でございます。総理の御所見につきましても、そういうところに深く御配慮なさっている気持ちをよく承知しておりますだけに、これから私が、ほんとうに限られた時間でありますけれども、お伺することに、ひとつ決断をもってお答え……
○山田(耻)委員 私は、日本社会党、公明党、民社党の三党を代表いたしまして、ただいま議題となりました法人税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案並びにこれらに対する自由民主党提案にかかる各修正案に反対、法人税法の一部を改正する法律案に対する日本社会党、公明党、民社党共同提案にかかる修正案に賛成の討論を行なうものであります。 まず、法人税法改正案でありますが、政府は法人税率の引き上げの必要性を認めながら、これを怠って大法人に手厚い優遇を行なっていることははなはだ遺憾であります。 すなわち、欧米先進各国では、実効税率が米国五一%、フランス五〇%、西ドイツ四九%であり、……
○山田(耻)委員 この週の火曜日、村山委員からかなり詳細にわたりましていろいろの問題について質疑がありました。若干ダブる点もあろうかと思いますけれども、御理解をいただきたいと思いますが、最近年金の問題が非常に国民の中に強い権利の意識として育ってきております。こうした国民の意識というものがいろいろな、ことしの四月以来働く人々の中からは年金の制度を含めての多くの要求がなされて、政府との折衝も行なわれておりますし、また院外ではいろいろとそれを求めての国民の声が組織的に強まってきておりますし、いろいろ司法の関係を見ましても、かつて国民にございました生存権から生活権へ、だんだんと要求主体が変わってきてお……
○山田(耻)委員 通行税の改正が出ておるわけですが、この問題につきましては、毎回提案されるたびに大体の質疑の焦点というのが似通っておるわけですが、今回の場合も三条の改正ということでございまして、これそのものにはさして質疑という内容のものは多くありません。この通行税の内容を簡単にお聞きして、税制の立場からどうなのかという観点から少しお伺いをしてみたいと思います。 今回の通行税の改正の要点になっておりますのは、いわゆるB寝台の電車寝台の値上がり分がありますが、これは運賃改正が通ったという前提に立っての法改正ですけれども、この法改正を行なうことによって実際の徴収措置は政令によって行なう、こういうこ……
○山田(耻)委員 去年この委員会でいろいろお尋ねもしたわけですが、去年の三月二十九日でございましたから、ちょうど一年になります。私は二つに分けてお伺いをいたしますが、現行医療法制度の中で、かなり原爆被爆者が矛盾を感じたり困ったりしておる事柄、この点について、去年お尋ねをしたことなどについていま一度確認をしていきたいと思います。 一つは、胃ガンを含めて各種のガンの患者を認定患者として取り扱うということについて、ことしは大幅に前進をしたことをまず感謝をいたしております。去年、いま一点申し上げました中で、原爆の被爆者は手帳を所持しておりますので、一般の社会保険の証明書と被爆者手帳を、同時に受診をし……
○山田(耻)委員 大臣、委員会初めての審議で、きょうお見えになったわけですけれども、かぜをひかれておったそうでしばらく見えませんでしたが、調子はいかがでございますか。 きょう、提案されました割増金付貯蓄についての法案審議に入ったわけですが、最初から大臣お見えいただきまして、ことしは委員会審議には積極的に出たい、こういうお気持ちのようだとうかがいまして、非常に感謝しておるのですが、どうかひとつさい先よい審議の実をあげていただけるようにお願いいたしたいと思います。 インフレが非常に狂乱の状態に入っておりまして、ますます卸売り物価、消費者物価含めて高騰し続けている。けさの新聞を見ますと、国際的に……
○山田(耻)委員 ただいま議題となりました割増金付貯蓄に関する臨時措置法案に対する附帯決議案につきまして、提案者を代表し、私よりその提案の趣旨を申し上げます。 案文でありますが、案文はお手元に配付してありますので、案文の朗読は省略いたします。 提案の趣旨といたしましては、政府は本法の施行にあたって、第一に、割増金付貯蓄によりまして銀行に吸収された資金が、大企業に貸し出され、物価の安定、金融引き締め政策の効果を減殺することのないよう窓口規制等金融政策の運営に十分配意することであります。 第二に、割増金付貯蓄の募集については、金融機関相互間の過当競争を排除するとともに、募集の個人割り当て等に……
○山田(耻)委員 ただいま議題となりました関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提案者を代表して、私よりその趣旨の説明を申し上げます。 まず、案文でありますが、案文はお手元に配付してありますので、朗読は省略いたします。 御承知のように、今回の改正は、当面の内外の経済情勢から見まして、国民生活や産業活動に基本的な重要性を持ちます物資について需給関係が逼迫し、価格の異常な高騰を招いている事例が多い実情にかんがみ、かかる物資については、関税が輸入障害になっていると認められる場合には、これを軽減し、供給を促進することが肝要であるのであります。 このよう……
○山田(耻)委員 関連質問。坊さんがかなりお話しになりましたので、多くを言う必要はございませんが、そもそもこの関連するやつが議員立法で出てきて措置されたものですから、おっしゃっているように、自民党、私たち野党四党、それぞれ意見の交換を十分いたしておるとはいえませんが、みんなやはり基盤の上に立ってそれぞれ意見を持っておるわけですけれども、私はこの国会で大蔵省のほうから見解が述べられることを非常に期待しております。おりますが、どうしてもこの国会ではいろいろな事情もこれあってできないとおっしゃれば、来国会では片づけていただくということを明確に答弁をいただきたい気持ちで一ぱいなんです。それがそうされな……
○山田(耻)委員 関連して。ただいま広瀬委員のほうから零細な貯蓄者に対する金利をこのまま据え置いてはこのインフレの中で完全に食いつぶされてしまう。しかも、この貯蓄の目的というのが、老後のことを考えたり、病気になったことを考えたり、子供の進学のことを考えたり、あるいは家が古くなったときの修理を考えたり、まさに人間として最低の生活を維持する条件を、何とかして社会保障の薄いわが国ではみずからの努力によって維持をしたいという気持ちが零細貯蓄を行なわしめているわけです。しかも、それが百七十兆という総預金の中の約四〇%、五十兆、その中の一六%ちょっとでわずかな金額でございます。これがイタリアの二倍以上とい……
○山田(耻)委員 どうも三先生、たいへん御苦労さまでした。 和田先生のお話を伺いまして、従来ともそうであったのですけれども、所得税の税体系というのが、特に今回の青天井などの措置をすることによりまして、改正案というのは非常に逆進性が強まってきておる、こういう気が私たちはいたしておるわけです。 税というのは本来公平でなくちゃなりませんものが、ますます不公平になり、不平等を強めている、こういうことを実感として私たちは審議の過程で述べているわけです。 それから、いま一点は、税の再配分の機能から見ましても大きな問題があるのじゃないか。一体、こうした実態というものを改めるためには、どういう税体系をとれ……
○山田(耻)議員 所得税法の一部を改正する法律案の趣旨の説明を申し上げます。 私は、提案者を代表いたしまして、ただいま提案されております所得税法の一部を改正する法律案について、その趣旨と内容を申し上げます。 昭和四十九年分の所得税につきましては、別に昭和四十九年分の所得税の臨時特例に関する法律案を提出いたしまして、夫婦子二人の給与所得者につき年収二百十五万円まで無税とするよう税額控除方式による低所得層中心の勤労者大幅減税法案を提出しているところでありますが、これとあわせて、現行法のもとで税負担が他の所得者に比べて重くなっている給与所得者について、各種の所得控除または非課税措置を設けて税負担……
○山田(耻)委員 ただいま議題となってまいっております自民党提出の会社臨時特別税法案及び日本共産党・革新共同提出の臨時超過利得税法案並びに公明党提出の臨時超過利得税法案に反対をいたし、社会党提案の会社臨時特別税法案に賛成をいたします立場から、次の諸点について討論を行ないたいと思います。 第一は、自由民主党提出の会社臨時特別税法案の提出に至るまでの経緯について、そして同法案の持っておる本質につきまして、究明をいたしてまいりたいと存じます。 本年当初より急速に激化したインフレ傾向は、法人企業がみずからの利益を異常に増大させるために、意図的、計画的に仕組んできたものであることは、その本質的な意図……
○山田(耻)委員 大臣、だいぶ騒然としてきつつあるように思えてなりませんが、いよいよきょうが五日です。政府のほうも昨日あたりから、何とかして春闘のゼネストと呼ばれるような大がかりな闘争については一刻も早くやめてほしい、終息をしてほしいということで、いろいろと問題点の整理に当たられておるようですけれども、私も過去何回かこういう場面を育てる方向で仕事をしたこともありますが、日本で労働運動が組織されまして、陸海空が一斉にとまるし、電話、郵便もとまるし、基幹産業といわれる民間産業もストライキに入る、こうしたことが一応ゼネストと呼ばれておるのですけれども、世界にはときたまやられておりますが、日本では実は……
○山田(耻)委員 国家公務員、公共企業体関係の年金について法案が提出をされましたので、質問をいたしたいと思いますが、この問題につきましては、二週余にわたりまして、いろいろと各党間で相談もいたしまして、後ほど議員修正をすることになりますので、多くの質問をいたすことは御遠慮いたしたいと思います。 公務員共済なり公企体共済にはいろいろと問題もございまして、また、将来におけるいろいろな配慮もございまして、それらについて総合的に附帯決議の中で生かすように、附帯決議も後刻上程をいたしますので、今回の場合、特に五党共同提案なり共同修正という立場をとりましたから、実はあまり多くここで質問するということも、そ……
○山田(耻)委員 ただいま議題となっております電源開発両法案に関しまして、日本社会党を代表いたしまして、反対の態度を明らかにいたします。 この法律は、しばしば議論してまいりましたように、法文上目的税としての形は整えておりますけれども、どこから見ても目的税としての内容は備えておりません。結果として全く大衆課税になっていくものでありますし、あるいは電力会社に膨大なメリットを与えていく法案にしかすぎないのであります。私たちは、こうした電源開発にからんでいく一連の問題につきましては、国の一般政策として取り上げて措置すべきものであるときびしく指摘をいたしてきたところでございます。特に石油危機に片足をか……
○山田(耻)委員 わかり切ったことを伺うようなことが多いわけですが、最近、公共企業体等労働関係法の適用を受ける組合なり、あるいは地方公営企業法の取り扱いを受ける組合なり、それぞれ――前者のほうは仲裁裁定は完全に実施をするという政府見解が述べられるし、昭和三十一年、法改正などもございましてかなり前進をいたしております。しかし、地方公営企業の中で、公労法十六条を受けて、昭和二十七年に制定されその後数次にわたって改正されてきた中の十条、特に二項あたりの解釈が、公労法を受けていながらなかなか不燃焼な部分もございまして、いろいろとトラブルを起こしております。こういう取り扱いについて、労働省なりあるいは自……
○山田(耻)委員 本日のこの大蔵委員会では、いままでこの問題について触れておりませんでしたけれども、ずばり言って田中首相の金権、金脈の問題、この点にしぼって大蔵大臣の所見をお伺いしたいと思います。 この事件が表面化いたしまして以来、国際的にもそうでございますが、国内的にも国民に与えた衝撃はきわめて大きいものがございます。ある意味では、今日のこの状態で推移するということは、国家と国民にとって百害あって一利なし、きわめて深刻な状態に立ち至っております。 本日まで本委員会はこの問題を取り上げてまいりませんでしたが、参議院の大蔵委員会並びに決算委員会、あるいは衆議院の法務委員会などでこの問題の追及……
○山田(耻)委員 大分きょうの日程は遅くなっていく日程でございまして、大臣もお疲れだと思いますし、できるだけ簡潔に二、三点お伺いをいたしますので、お答えのほうも要領よく要点を得てひとつお答えをいただきたいと思います。 まず第一は、先般来本会議で所信表明が述べられております中でも同様でございますが、きょう大臣の本委員会に対する趣旨の説明の中でも同じでございますが、やはり中心はいまの日本経済の先行き、見通し、一体どうなるのか、これらについてきょうはやはりお伺いをしなければなりません。 お話の中にございましたように、物価の異常な高騰が二年有半続いてまいりまして、対応策として総需要抑制策がとられて……
○山田(耻)委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております昭和四十八年度歳入歳出の決算上の剰余金の処理の特例に関する法律案に対し、反対の意見を表明するものであります。 私どもが本案に反対する第一の理由は、剰余金の処理に対する政府の姿勢がきわめて安易であり、国の財政の健全均衡を保障していく原則規定である財政法を便宜主義的に取り扱っている政府の政治姿勢に、深い危惧を感ずるからであります。 現在の減債制度の中におきまして、財政法第六条の規定による剰余金の二分の一の繰り入れが、補完的な役割りを担うものと位置づけられているとしても、原則として公債発行を制限し、健全財政主義を表明してい……
○山田(耻)委員 ただいま議題となりました自由民主党、日本社会党、公明党、民社党の四党共同提案に係る附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨と内容を簡単に御説明申し上げます。 案文はお手元に配付いたしてありますので、朗読は省略させていただきます。 すでに御承知のとおり、このたび政府から提出された改正案では、映画の免税点を千五百円に、演劇等の免税点を三千円にそれぞれ引き上げることとしております。 政府の説明によれば、これによって大部分の催し物が事実上非課税となり、相当の減税効果が見込まれるということでありますが、最近における物価水準等の推移から見て、今回の減税効果がどの程度持続で……
○山田(耻)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨と内容を簡単に御説明申し上げます。 案文は、お手元に配付してありますので、朗読は省略させていただきます。 まず、贈与税の居住用財産贈与の場合、配偶者控除につきましては、御承知のとおり婚姻期間二十年以上という適用要件が設けられておりますが、今回の改正で、相続税の配偶者負担の軽減の場合は婚姻期間の要件をはずしており、贈与税についてはそのままとなっております。このような格差をつけることは、妻とともに苦労を分かち合い、ともに築いた共有の財産であるという見地からすれば、決して妥当な措置とは言えないのであります……
○山田(耻)委員 きょうは総理、大変お忙しいところを御苦労さまでございました。 こうしてきょうは、租税三法の審議も大体終局に近づきつつありますので総理をお呼びいたしましていろいろお尋ねいたすわけでございますが、今日の社会情勢、経済情勢はきわめて不安定な状態にございまして、そういう中でいろいろとインフレによる国民の被害、そうして総需要抑制策によって起こった不況の被害、まさにスタグフレーションの被害をもろに弱者層は受けておりまして、いろいろとこうした一連の情勢の中で、社会的不安というものも衝撃的な方向に走りかねないという一つの事態も危惧されるわけであります。しかし片一方では、御存じのように、預金……
○山田(耻)委員 ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提案者を代表して簡単に御説明申し上げます。 この決議案は、今後において中小所得者の所得税負担を軽減し、また法人税の基本的あり方を検討することの必要性を認め、医師課税の特例の合理化、税務職員の処遇改善等とともに、政府の十分な努力を要請するものであります。 個々の事項の趣旨につきましては、法案の審査の中で明らかにされており、大要は案文で尽きているものと考えられますので、案文朗読により趣旨説明にかえさせていただきます。 ……
○山田(耻)委員 旅費の審議に入るわけですが、賛成法案でございますし、多く質疑をする内容もありませんから、二、三点伺っておきたいと思います。
四十八年に旅費改定をいたしましてから一年でございますか、今回の値上げは日当、宿泊料などについて四割、移転料について五割、これか内国旅費の改正ですが、御説明を伺いますと、かなり宿泊料金等の値上がりがしておるので、実態調査を綿密に行った結果こういう結論を引き出したという説明ですか、実態調査の結果、宿泊料はどの程度上がってきたのか、実数がございましたらひとつ説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 財務局等を動員されて綿密にお調べになったのが三三・一%と……
○山田(耻)委員 酒、たばこ料金値上げの審議の真っ最中でございますが、酒、たばこの審議にかかわり合いまして、特に本委員会恭なければ片づけることのできない、週休二日の実施における金融機関従業員の内容の整備と、法律的には銀行法十八条のかかわり合いがございますので、それらについて特にこういう一般質疑の時間を設定いただきまして、これから大臣にその所信と具体的な方策についてただしたいと思います。こういう時間帯に設定しました政治的な配慮をひとつ十分おくみ取りいただきまして、掛け値ないあなたの真意をきょうは述べていただきたいと思います。 本国会で、週休二日制の問題につきましてはかなり議論が深められてまいり……
○山田(耻)委員 二月二十一日にたばこ、酒の値上げ法案が本会議に上程されましてから、二カ月余りが過ぎてまいりました。大臣も述べておりますように、非常に不幸な、不遇な大蔵大臣であった。われわれ大蔵委員も、国民の怨嗟の声の中で、文字どおり重たい荷物を背負ってこの二カ月間来たわけです。私のこの最後の質問で終わるわけでございますけれども、無理が通れば道理が引っ込む式の古い日本人的パターンの中で、国民の生活を厳しく圧迫する公共料金の引き上げというものが、強引に押し切られたという感じがしてなりません。 数日前の閣議で、今日の歳入欠陥を問題にして議論されたときに、閣僚諸君の中で意見が対立をしていたと新聞は……
○山田(耻)委員 私がしんがりになったわけですが、ほとんど質疑は尽きてきたようでして、重なるところはできるだけ省略をいたしたいと思います。 いまお話をいろいろ聞いておりまして、三公社の中では特に国鉄が目立って財源枯渇を見せようといたしております。聞いていて、このままの状態では三木総理の言われる福祉国家の土台そのものが口先ばかりである、こういう側面を見せられたようで非常に残念な思いです。しかし、来年は各共済の財源再計算期に入ります。五年目に一度の再計算期ですが、一体この時期を迎えてどういうふうな財源方式を確立して抜本的な施策を講ぜられるのか、いまの質問ではうかがい知ることができません。きわめて……
○山田(耻)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、提案の趣旨を簡単に御説明申し上げます。 御承知のとおり、公務員グループの共済組合制度につきましては、新制度の発足以来、幾多の改善措置が講ぜられ、特に昨年度におきましては、退職年金等の年金額の算定について、いわゆる通算退職年金方式に準ずる算定方式を導入する等、自主的本格的な改正が行われたところであります。 しかしながら、年金制度の総合的な見直しに対する国民の関心は大きく、厚生年金、国民年金等については、近々大幅な検討が加えられると伝えられております。共済組合制度につきましても、経済社会の変化等に即応し、引き続……
○山田(耻)委員 大臣がまだお見えになりませんので、大蔵省の中で統一された見解があればそれに基づいてお答えいただきたいと思うのです。 経済が異常な不況を呈してまいりまして、不況対策も三次にわたってとられておりますが、経済浮揚の兆しはなかなか見えてまいりません。こういう中で、本年二月ごろから大蔵省の中でも言われてまいりました歳入欠陥、近く補正予算ができ上がるわけですが、この中では歳入欠陥をどう補てんするかということが大きな分野を占めておるものと考えられます。こうした基本の問題について統一見解として述べていただけるものがあるとすれば、お述べいただきたいと思います。 第一点は、経済の不況の現状と……
○山田(耻)委員 本二法案につきましては七十五国会で各党満場一致で通しておりますので、改めて同じ問題についての質疑は省略をいたしたいと思います。ごくわずかでございますが、一、二点について、これからの検討されるべき事項等についてお伺いをしておきたいと思います。 特に五十一年度は公企体共済の財源見直し、収支策定の年でありますので、特段の審議を深めての配慮を願わなければならぬ時期に遭遇するわけであります。それだけに検討を深めていきませんと――特に国家公務員共済、公企体共済、それぞれ今日財源収支の面でかなり困難さを露呈しています。特に国の場合は歳入欠陥が目立ってきておりますし、大蔵大臣の意向を衆参の……
○山田(耻)委員 大臣、いろいろな問題を背中に背負って外国へ出張なさるので大変御苦労だと思います。マクロ的な経済、金融問題の御論議のようですが、日本の国益がその中にどう守られ保障されてくるか、行かれることにいろいろ批判もあるのですから、十分ひとつ批判にこたえてりっぱな成果を上げてお帰りいただきたいと思います。 マクロ的な物の考え方等については佐藤委員の方から質問がありましたので、私は、時間もごく限られておりますので、今日の歳入欠陥の補てん策について国会でも補正予算を通してずいぶんと論議されてまいりましたし、私も問題を幾つか提起をしてまいりましたが、いまの日本の税制なりあるいは通達のあり方等に……
○山田(耻)委員 ただいま松浦委員が求めております意見は資料の提出でございます。この資料は、十一月の五日に経済企画庁が経済審議会の懇談会に政府の資料として提出をしたものです。経企庁にはこの資料は今日現存いたしております。その資料を出してくれ、その資料を検討しなければこれからの特例法の審議に大変な支障を来す、これが松浦委員の資料要求です。私は、これに応ぜられないということはないと思います。速やかにこの資料の提出を求めます。
【次の発言】 非常に紛糾しておりますが、政府側の発言の仕方、物の言い方がきわめて不適切でございます。特に高橋次長の述べられた、本資料を大蔵委員会に出すことは不適当である――一……
○山田(耻)委員 きょうは大蔵委員会総括一般質問という時間を設定いたしましたので、そういう立場からロッキード事件にかかわる問題について、当委員会に密接なかかわり合いがございますので、それらについてお伺いをいたしたいと思います。
先般、二月の二十四日に、児玉譽士夫自宅と丸紅本社の関係部門について捜索をされておりますが、これはどういう法律に準拠されておやりになったのかお伺いをいたします。
【次の発言】 国税犯則取締法で捜査をいたしますと、検査権の中で司法的な査察、検察をも含めた強力なものということになりますね。そういうことですか。
【次の発言】 これは、その捜査を行います場合には、裁判所の許可を……
○山田(耻)委員 時間がございませんので、簡単に一、二点伺っておきます。 いま、広瀬委員の前半の質疑の中心は、最近老齢化が非常に進んできて年金受給者がふえてきた。それが、国家公務員、地方公務員、それから公共企業体等の受給者と組合員比率が述べられましたが、膨大なものになった。このままいきますと、日本のいまの保険システムによる年金、共済制度というのは必ずどこかにぶち当たる、こういうことがお互いの質疑、答弁の中で明らかになっております。 政治というものは、行き当たるまで行き当たらせて解決策を見つけ出す、今日の国鉄経営にもそれが指摘できるのですけれども、それはとるべき策ではない。やはり将来の方向に……
○山田(耻)委員 大変会期が迫った忙しい日程の中でおいでいただいてありがとうございました。 私たち大蔵委員会は、今回の上程された法律案のうち、最も重要な法律であると言われておる公債特例法の審議を行ってまいりました。特に四月二十一日、両院議長の裁定に基づきまして異例の五党首会談が開かれて、そこで承認をされた第五項に基づきまして残り少ない会期を精力的に審議をしてまいりました。御存じと思いますが、まさに終日、夜にかけて審議を重ねておるわけです。それほど重要な法案でありますし、国民にとりましても、将来莫大な負債を抱えていく赤字公債でありますだけに、真剣にこの帰趨を見守っております。 その意味で総理……
○山田(耻)委員 ただいま議題となりました日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案に対し、提案者を代表して、私より提案の趣旨を申し上げます。 まず、決議案の案文でありますが、案文はお手元に配付してありますので、その朗読は省略いたします。 現下、日本輸出入銀行の融資状況を見ますと、逐年その貸付規模が顕著に増大し、貸し付け一件当たりについても、その額が巨額と言える金額に達している実情であります。 ところで、日本輸出入銀行の業務運営については、その資金源が財政資金で賄われていること等にかんがみまして、資金の効率的運用に留意すべきことはもちろんであり、いまさら申し上げる必要はない……
○山田(耻)委員 本法案は前七十七回国会でわれわれは強力に反対をしてまいりました。しかし、自民党並びに政府は強引な意思で強行通過をされていったのでありますけれども、本日参議院から改めて本院に送付されて戻りました。私たちは、送付されてまいりました本法案を見まするに、その質においても内容においても何ら変化はございません。 私たち社会党は、参議院におきましても衆議院におきましても改めて反対の意向を強く表明してまいりましたが、本委員会の最終に当たりまして、重ねて反対の意思を強く表明いたします。 政府が本法案を提出なさいました時期、その判断において、現状はきわめて深刻な経済不況下にありまして、歳入減……
○山田(耻)委員 大蔵大臣、お時間がないようなので順序として先にお尋ねするわけですが、そのあと運輸大臣なりあるいは労働企画、お願いいたしたいと思います。 大臣、国鉄の財政が非常に窮迫をしておりますことば御存じのとおりです。こうした状態が起こり始めたのは今日急なことではございませんで、国鉄の会計監査報告書、あるいは国鉄に対して昭和三十二年以来再建計画を、国としてその措置を行なうようなことなどしてきたわけでありますが、今日ここまで国鉄の状態が悪化してまいりまして、何となく従来のような小手先で、あるいはマンネリ化した再建方策というものであるならば救済できない。昭和三十二年の第一次五カ年計画から昭和……
○山田(耻)委員 大臣、ことしほど厚生年金、共済年金あるいは国民年金、福祉年金について、国民の中から国に対して、もっとりっぱな年金制度をつくってほしい、こういう突き上げが出た年は従来になかったと私は思います。特に春の賃上げ闘争をいたしておりました労働者の人たちが、年金ストというふうな表現を使いまして、年金額の大幅な引き上げ、言いかえたら老後も安心をして働けるようにしてほしい、こういう一つの国民の組織的な行動を起こしたのは、私も過去にその例を知りません。ことしはそれほど公的年金の問題について国民の関心が高まってきた。もちろんそうしたものに影響しておるところは、インフレ化の傾向が強まっておる、生活……
○山田(耻)分科員 きょうは法務省所管の事柄だけに限りましてお尋ねいたしたいと思いますが、ちょうどきょう五時過ぎに岩国の基地調査の米軍認可が出ましたので、そちらに参りますので、聞きただす時間もないかと思いますから、残りました部分については、経緯なりその他資料でお願いいたしたいと思います。 田中総理におなりになります以前からもそうでございましたが、特に田中さんの日本列島改造論が出ましてから、土地買いが非常にひんぱんになってきました。そうした土地買いの傾向が強まっていく中で、不用地になっている国有地、こういうものの払い下げ運動というのが、かなり地方自治体の名をかりて業者と結託をして動いておる傾向……
○山田(耻)分科員 分科会のしんがりになりまして、たいへん時間も経過をしてまいりまして、御苦労をかけるわけですが、簡潔に二つばかりの問題についてただしていきたいと思います。 第一は、岩国に昨日参りまして、現地の住民なり自治体の代表である市長なり、それぞれ会いまして、市長からも要請を受けたわけでありますが、いまの岩国米軍基地はきわめて危険である。市の全く中心部に近いところにあるものでありますから、あそこにございます工場の煙突も、飛行機が飛しょうするのに不都合だということで高さが制限をされていくような状態で、岩国市内に飛行機が落ちて住民が殺傷されましたのは、昭和二十六年でございましたが、それ以後……
○山田(耻)分科員 昨年の八月でございますが、齋藤大臣にもいろいろ御報告しながら実際の措置をお願いいただいたのですが、例の御存じの広島の原爆を受けまして陸軍軍人が山口陸軍病院に移送されまして、そこで死没をいたしました。かなり膨大な数になるわけですが、当時の陸軍病院のカルテを追跡してみまして、どうしても七、八十名遺骨の授受もなされていないし、一体どこへ埋葬されたのだろうか、遺族にも渡っていない。そういうことが提起されましたのが四、五年前からなんです。いろいろと厚生省の世話になってできました山口県原爆被爆者福祉センターなどが追跡調査をいたしております。その方向の中で昨年八月二日読売新聞が大々的にス……
○山田(耻)小委員 いまお二方から当面の金融の情勢なりあるいは証券の動向についてお話がございましたが、私はこうした一つの特徴的な傾向は、今日のインフレ、物価高を押えるためにとられておる総需要の抑制政策あるいは国際的なインフレの影響、こういうものが起こっておる中で、金融の面にしても、証券の面にしても、異例といえる長期にわたる混迷が続いておるというふうに思えてなりませんので、一つはこういうインフレ下でとられておる国際的な伝統的な政策というのは、総需要抑制の政策であるし、所得の政策であるわけですけれども、しかし、いまの総需要抑制政策全体から見て、部分的には効果を認めることもできるし、同意をすることも……
○山田(耻)小委員 中橋主税局長に当面の事柄につきまして、二、三点お伺いしたいと思います。 十日の新聞でございましたか、大蔵省の諮問案が出て税調に諮問したと、五十年度税制について報道しております。その中身をちらっと見たのでありますが、ことしは二兆円減税ということをやったけれども、物価のインフレ傾向を見ていけば、大きな減税ということはインフレ抑制に必ずしもプラスにならない、だから、今回の減税措置というのは物価調整的なものを中心に五、六千億やりたい、こういうものを骨格にして諮問をしたということを報道しておりましたが、大蔵省で定めました諮問の中心点、特にそういうふうな諮問をするに至った背景、こうい……
○山田(耻)小委員 高橋さん、いまの御報告の中で、四月二十三日以後大蔵大臣が意見を述べられて、本委員会の意向をお伝えになったことが新聞に出ていましたね。それはもうそれで、閣僚懇談会は一度もこの問題に触れた経緯がなかったのかどうなのか。 それからもう一点は、五月十四日に金融制度調査会が改組して発足しましたね。それで、この週休二日を非常に熱心に推進してほしいという要望を持っておる労働団体、ここの代表者も今回は加えられて制度調査会は発足したわけですが、この金融制度調査会にいま御報告のように週休二日についての取り扱いを諮問なさったようですね。そうなりますと、本小委員会のこれから果たしていこうとするい……
○山田(耻)小委員 週休二日制の小委員会を開くに当たりまして参考人としておいでいただきました佐々木会長さん、中村会長さん、中林事務局長さん、本当にお忙しいところをありがとうございました。 この問題につきましてはかなり実質的には銀行協会を通しまして作業が進められておるようですが、法制上の問題が絡んでまいっておりますので、まず最初に、銀行法改正について手がけておられます佐々木金融制度調査会長の方にお伺いしたいと思います。きょうは最初に御意見を伺ってそれから質疑に入るという形式はとりませんで、問題の焦点がはっきりいたしておるものですから、すぐ質疑の形を通してそれぞれ入り組んだ交互の御質問を続けてま……
○山田(耻)小委員 いまの武藤さんの話の続きを受けて行いたいと思いますが、中村さん、全国民のコンセンサスを得なければ、とうとう銀行も週休二日をやるかというふうな国民の納得ずくの中でないとむずかしい。それは、私は商売ですからそういう状態が一番いいと思いますが、しかしどこかが中心になってそういう状態を引き出していく、やはりその役割りを少なくとも金融機関としては銀行協会の中村さんのところでお進めになっていただく、その役割りの動きを、私たちは九月十四日の理事会で前向きで積極的に進めることを検討、確認をしたとおっしゃっていたことをそこに結びつけて了解をしたところなんですよ。しかし、国民のコンセンサスが得……
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