このページでは山田久就衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○山田久就君 私は、ただいまの外務大臣の演説に関連いたしまして、自由民主党を代表いたしまして、重要と認められる二、三の点について質問し、さらに政府の見解をただしておきたいと存ずる次第であります。(拍手) 去る四月十五日の平壌放送の伝えるところでは、北鮮側は、米大型偵察機一機を撃墜したこと、及び同機は偵察のため北鮮北半部の領空に深く米軍が浸透させるという重大な挑発行為を犯した旨を発表しておるのであります。しかしながら、米国政府は、確実な証拠に基づき、同偵察機は朝鮮海岸から四十海里以内には立ち入っておらない旨の保証を正式に日本政府に与えているのであります。ちなみに、同偵察機は、時速約六百キロで、……
○山田(久)委員 本日は日本の外交の一番基本目標である平和の維持、この問題について外務大臣のお考えを承りたいと思うのでございますが、その前に、私も長らく外交界に身を置きまして、ずいぶんいろいろ世界を歩いてみました。しかしながら、民族、国は異なっておりましても、たった一つ共通した悲願というものが見られる。それは何とかして平和の中に生きていきたい、この一点においてはみなこの希望をひとしくしておるということは、はっきり言えるのだろうと思うのであります。にもかかわらず、この平和という問題は非常な悲願ではあるけれども、ただ希望するということでは得られない。結局これにはこれを実現する実際的、具体的かつ有効……
○山田(久)委員 だいぶ時間も経過したようでありまするから、道交法の一部改正に関連いたしまして、いろいろ今日まで取り上げられた問題以外のことで、主として運転手の立場というか、私が海外等の経験からして感じておった二、三の点、これをひとつ質問して、方針なり所見を承りたいと思うわけです。この反則金制度は、結局事故の件数が非常に増加したことに伴って事務を簡素化しようということですが、この事故の増加ということの中にはそれ相応のいろいろな客観的条件があると思います。しかしながら他面よく調べてみると、やはり交通規則自身を、平たくいえば、もう少し親切な交通規則にもっていくならば、事件がむしろそれほどまでになら……
○山田(久)委員 いま中谷君から御質問のあった件について、結局これは比校してくるのは、世界の一般の労働法というよりも、問題が問題だけに、軍雇用労務者、つまり世界でこの種軍事基地に働いている者についての労働関係の規約で沖縄のほうが特にそれよりも異なって過酷であるというような問題点、ここが特に問題だと思うのだが、その点についてもしおわかりだったら、これに関連してお聞きしておきたいと思う。
【次の発言】 それには西欧関係も含まれていますか。
○山田(久)委員 本日は、貿易自由化問題に関連しての国際的な措置に関してお尋ねをしたいと思うのでございますが、全般的に申しては、第一次欧州大戦後の国際経済というか、保護貿易政策というものが、結果において第二次大戦を誘発するという要因をつくったということから、第二次大戦後においては、貿易の自由化という旗を高く掲げ、このための強力左国際的左努力が続けられたということは、私は基本的な方針としては非常に正しい方針であったと思うのであります。しかしながら、その後のいろいろの動きを見てみれば、むろん、国際経済というものは、いろいろ左政治問題がからみ合って、そう簡単ではない。したがって、いろいろな努力にかか……
○山田(久)委員 関連して。これは、いわゆる国際条約の根拠に基づいて、行政事務の主管庁の間での取りきめというふうなことをやるのは、国際法上、こういう多数国間の行政関係に関する条約でいつもあることですよね。したがって、私は、おそらく、あそこのこの問題を担当しておる行政主管庁と日本国運輸省との、つまり行政主管庁間の取りきめでこれをやり、それをやることをアメリカの政府が認めているということなんです。ただ、そこでいけないのは、ほんとうは、そういうふうにすれば、今度は主管庁間でこういう処置をとっているということを、単なるサービスということじゃない、国際的にはいろいろな問題があるから、主管庁が各国にそれを……
○山田(久)委員 いま石野委員がいろいろ述べられた御心配は、非常に純真な、善意な動機から出ているものだとわれわれも思います。ただ、ちょっと外務大臣が触れられましたように、放射能の被害の予防と事故監視という問題は、第一、その原子力船を持っている国が自分の国民に対しては一番関心を持っていなければならないところなので、これらの国においては当然これの予防、監視については万全の措置をとっていると思う。したがって、それらの国において国民の被害防止というようなことからどういう措置を具体的にやっているかということを、もうすでにお調べになっておられるならそれを伺いたいし、ぜひそういう点を的確に把握されて、つまり……
○山田(久)委員 御承知のように、本日の新聞紙上に、日本海で米軍の偵察機が撃墜されたということについて、かなりセンセーショナルな報道が行なわれております。外交問題において非常に大事なことは、まず事実がどうであるのか、これを正確に確認したその基礎において議論が行なわれなければならないのであって、推測とかそういうことで行なわれてはならないと私は思うのでございまするが、まず、これについて事実関係がどうなっているのか、ひとつお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいまのお話でございますると、これまでの事実関係では、とにかく哨戒のための米軍機が行くえ不明になったということのようであります。また、……
○山田(久)委員 関連して一言。 今回の事件がアメリカとの関係というようなことになりますと、いろいろマスコミその他これの追及が急であって、勢いこれについての関心を十分引くのでありますけれども、事が対ソ関係というようなことですと、よほど政府のほうで一生懸命になってやってもらわなければいかぬという点は、先ほど小渕先生からいろいろ政府に対して要求のあったとおりでございます、補償の問題もさることながら、将来の保障という点について、ソ連のほうでは心配ないのだということを言っておるけれども、しかしながら、一体この原因がどういう理由で起こったのかということを納得のできる説明がなければ、そんな簡単な、将来は……
○山田(久)委員 もう予定の時間をだいぶ経過しておりますので、旅券発給の目的といいますか、この自国民の安全保障というものに関係しての実情をひとつ参考人からお尋ねするということに問題をしぼって、簡単にお尋ねしたいと思います。 この人で牛に平井参考人にお尋ねしたいと思います。 御承知のように、旅行者あるいは商社の人間が外国に行った場合、この自由世界と共産圏というものを比較して、共産圏の官憲の、そこへ出かけていっている人の身の安全保障というような点が、自由圏に比較してかなり不安定な状況にあるということがわれわれの悩みの種です。と申しますのは、御承知のように、スパイ容疑というような、きわめてあいま……
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