このページでは山田久就衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○山田(久)委員 本日は、昨今、航空路の発達に伴って社会的にも異常な関心を高めておりまする航空機事故補償、この問題について少し政府の見解をただしておきたい、こう存ずる次第でございます。 日本の場合におきましても、インドあるいはモスクワというような非常に大きな事故を起こしておる。したがって、犠牲者の家族等はむろんのこと、社会的にもこの問題については非常に大きな関心を持っております。ところが、その航空事故に伴う人命補償というような点になってまいりますると、日本が現在加盟しているヘーグ議定書などの関係からいいまして、その責任限度額というものがどうもほかの事例なんかとも比べて実情に合わないのじゃない……
○山田(久)委員長代理 中村重光君。
○山田(久)委員長代理 宮田早苗君。
○山田(久)委員長代理 岡田哲児君。
○山田(久)委員長代理 岡田哲児君。
【次の発言】 神崎敏雄君。
○山田(久)委員長代理 午後一時三十分から委員会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。 午後零時三十一分休憩
○山田(久)委員長代理 岡田哲児君。
【次の発言】 午後三時から委員会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後二時五分休憩
○山田(久)委員 わが国を取り巻く世界の客観情勢を見てみますると、資源確保の道を長期的かつ計画的に講ずるということがますます緊要な問題となってきたことは御承知のとおりでございます。この点は大臣もいろいろ考えておられるようでございますけれども、このための一つの手段、方法として、資源保有国あるいは発展途上国に対して大きな工業基地というようなものをつくって、より統一的な経済協力を行なう、また一方、開発された資源、食糧の備蓄を行なうといような構想のもとに、このための機関、公団を準備しておるというようなことを伝え聞いておるのでございますけれども、これはわが国の非常な根本問題でもございまするので、まずこれ……
○山田(久)委員長代理 松尾信人君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後五時四十五分散会
○山田(久)委員長代理 渡辺三郎君。
○山田(久)政府委員 一言ごあいさつを申し述べさせていただきたいと思います。 このたび、外務政務次官を拝命することになりました。何かと今後いろいろお世話になることばかりだと思います。どうかよろしくお願い申し上げたいと思います。
○山田(久)政府委員 御承知のように、近年われわれの住む自然環境というか、人間環境、そういうものの保護ということが世界的に非常に関心が高まってきておりますることは御承知のとおりでございます。日本といたしましても、こういう情勢については積極的に大きな役割りを演じていかなければならない、こう考えております。この渡り鳥は、御承知のように自然環境の中においては切っても切れない重要な関係を持つ立場に立っておるというような事情からいたしまして、この渡り鳥条約の締結ということに積極的な姿勢をもって臨むことは、自然保護に対する日本の世界人類に対する立場を鮮明ならしめるという上において非常な意義があろうと思いま……
○山田(久)政府委員 お答え申し上げます。 御承知のように、昨今世界が狭くなってきたと申しまするか、国際的な人的あるいは経済的な交流、これが非常に大きくなってまいりましたし、それに伴っていろいろな情勢に対処する必要が起こってきているような次第でございます。したがって、この租税条約がこういう情勢に備えて、どうしてもそういうことになってきまするというと課税の重複というようなことをできるだけ防止する、あるいはまた起こったようなときにこれの救済手段を講ずるというようなことで、したがって、国際的な経済の交流関係の円滑化ということをはかるという必要がある。一方において、御承知のような南北問題というものが……
○山田(久)政府委員 お答えいたします。 この租税条約というのは、国際間の人的あるいは経済的な交流に伴って生ずるところの二重課税を防止するために二国間で締結されるものである、これはもう御承知のとおりでございまするが、結局その目的は、同一所得について課税権が重複するということを回避しよう、そのために居住者や所得の源泉に関する定義などを明確にいたしまして、そうして相互に課税権を制限する、こういう目的と、そうしてまた現実に衝突が起こったというような場合には、それに対する救済方法を定めるということを主たる内容といたしておるような次第でございます。 要するに、経済取引の円滑化ということ、また適正な課……
○山田説明員 お答え申し上げます。 農林省の関係で民間の海外経済協力に関する団体といたしましては、農業の関係では財団法人で海外農業開発財団という団体がございまして、これは四十四年八月に設立されております。これは民間経済界が中心になりまして、政府は毎年五千万ないし六千万の補助金を出しております。東南アジアを中心とする開発途上地域におきますところの食糧等の農産物の増産その他海外農業の開発に協力するという目的をもちまして、やっておる仕事といたしましては、農業技術者の養成及び確保、情報の収集及び提供、並びに調査研究といったようなことでございますが、この中の第一の項目、農業技術者の養成及び確保というこ……
○山田(久)政府委員 ただいま渡部先生から大事なポイントを指摘されたようで、そういう点、つまり根本に突っ込んでいないような点、おしかりの点、まことに遺憾だと思います。それらの点を私自身もつまびらかにしておらないのはまことに申しわけありませんけれども、それもさっそく調べてお答えするようにしたいと思いますので、もしお差しつかえなかったら、その点はあらためてお答えすることにしまして、進めていただければ非常にしあわせだと思います。
【次の発言】 いまの御要望に沿うようにひとつ処置いたしたいと思います。
【次の発言】 渡部先生のいまの御要望、できるだけ早く、少なくとも今週中、きょうじゅうにもできるようで……
○山田(久)政府委員 御承知のように、VOAの処置につきましては、五年以内にこれを撤去するという了解でやっておりますので、いまそういうことについての協議が進行中、こういう状況でございます。
【次の発言】 この前の戦争でいろいろ原因や理由というものがあったかもしれませんけれども、非常な御迷惑をおかけしておる、そういう認識に立って、しかしながらこの際は腹の中にはそれを持っているけれども、ただ戦争というものをいたずらにここで思い出すということよりも、もっと新たなほんとうの相互理解、平和的な関係の増進、友好関係の増進、そして新しいこれらの独立国あるいは古くからあっても、新しい東南アジアのいまの交流をみ……
○山田(久)政府委員 あのときは大東亜省の課長をしていました。
【次の発言】 いまお話しの件、いろいろ常識上の問題としては確かにごもっともの点があろうと私は思いますが、国際法上の問題としては、残念ながらいまだそういうような点について、差別なくいろいろな点の責任を認めるというような国際法はむろんございませんし、また国際的な慣例としても、おそらく非常に残念と思われるのじゃないかと思いますけれども、事実としてはそういう意味においての国際法的な先例も残念ながらまだ存在しておらないというのが実情でございます。
【次の発言】 いまお話がございましたように、この無防備都市の爆撃というのは、こういう手段を禁止……
○山田(久)政府委員 ただいまの受田委員の御質問でございますが、現在、安全保障というものの考え方は、非常に総合的な形において自国の平和安全というものを考えていかなければならない、単なる一つの軍事的な面あるいは片寄った特定の国をどうのこうのという問題ではなくて、総合的な形において、しかも根本的には外交、政治、特に相互理解ということを根幹にした総合的な形において、この安全保障というものを考えていくべきものである、こう思います。 従来から決してこの点について、特に片寄った――これはいろいろな見方があろうかと思いますけれども、必ずしもそうではなかったと考えておるものでございますけれども、そういう新し……
○山田説明員 最近の日韓関係の非常に感情的ないら立ちのような状況、それが現地のほうにおきましても、ご承知のようなデモが行われている、この状況に対しまして、大使館のほうといたしましても、予想し得べき、起こり得べき事態というようなものを考えて、韓国政府のほうに対しては、これに十分対処するよう措置をとってもらいたいということをたびたび申し入れておったわけでございます。にもかかわらず、これが突破されて今回のような非常な不祥事件を起こしたことは、私は非常に遺憾なことであると考えております。むろん大使館そのものに対する暴行事件、また国旗に対して、これを破る、棄損するというような行為につきましては、これは国……
○山田(久)委員 ただいま堂森、河上両委員から日韓問題についてのお話がございましたので、便宜、日韓関係の問題からひとつ御質問申し上げたい、こう思います。 韓国関係についての問題は日本で非常に関心が深い。これは隣邦であるから当然と言えば当然、また、いままでのいろいろな関係から言って関心が高いのは当然かと思いますけれども、いろいろそういう問題を見てみますと、この日韓関係というものは、根本的に大局から見て、一体どういうふうに持っていくかというような見地からのいろいろな議論ということよりも、どちらかと言えば、第二義的な、あるいはいままでの植民地時代から持っていた日本のいろいろな感情的な問題というもの……
○山田(久)委員 残念ながら時間の制約もあるようでございまするので、今回の三木総理の訪米による両首脳の共同声明並びに日米間の新聞発表、これに関連いたしまして、問題をしぼって二、三の点について外務大臣にお尋ねいたしたいと思います。 今日、日本自身にとりましてもアジアにとってもあるいは世界の平和にとっても、この日米関係というものの重要性ということは改めてこれを申し上げるまでもない。この間において、日米関係というものの基本的にはその信頼感、信頼関係というものが非常に重要なことは、私は大臣もよくおわかりだろうと思うのです。これを築くためのいろいろな条件というものはいろいろあろうかと思います。しかしな……
○山田(久)委員 ミグ25戦闘機事件に関連いたしまして、ここのところ日ソ関係に少しぎくしゃくしたような状況が起こっておりますことは御承知のとおりでございます。この亡命事件が、日本側の暴力、自由の拘束、あるいは薬物までも用いた疑いがある等、非常に捏造したことをもとにいたしましていろいろな抗議を逆に日本にしてきておる。おまけに国内においていろいろな新聞記者会見というような演出などもやってきておりますが、一つは、こういう事実は一体どのようなソ連側の事情に基づくものというふうにお考えになっておられるか。 私の見るところでは、ベレンコ中尉というのは、私の経験から言っても、何しろソ連の中ではエリート中の……
○山田(久)政府委員 ただいま経済協力、それが即民間のものは経済侵略じゃないかというような角度でのお話がございました。むろん民間の経済協力のあり方ということにつきましては、なおいろいろな角度で改善していかなければならない点がある、またその基本的な、これについてのいわば政治原理といいますか、原則というか、そういうものでいろいろ考えていかなければならぬ点はあるとしても、やはりそれは基本的にはお互いの利害関係、利益の合致と申しますか、そういうものをいわばお互いに補完するという形でできていくというものでございまして、それがやはり現地においていろいろ企業を育て、技術を育成するあるいは現地における雇用とい……
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