このページでは柴田健治衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○柴田健治君 私は、日本社会党を代表して、ただいま報告されました昭和四十二年度の林業の動向に関する年次報告及び昭和四十三年度において講じようとする林業施策に関して、総理大臣をはじめ関係各大臣に対して質問を行なわんとするものであります。(拍手) 今回の年次報告は、前年度に比べて、形式的ではあるが、分析においても数字的にも克明に述べられており、報告書としては整備されてきているように見られるのであります。しかし、現在の林業の動向を分析すると同時に将来の林業のビジョンを浮き彫りにし、それに向かって新しい構想に基づく林業施策を確立する努力を、国民の前に示すという意欲が全くないことを冒頭に強く指摘してお……
○柴田健治君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案になりました小平副議長の不信任案の賛成討論を行ないたいと思います。 日本国憲法におきましては、主権は国民に存すると規定され、国会は国権の最高機関であるとされております。主権者である国民の選挙によって選ばれた代表者が一堂に会し、国政を厳粛に審議する最南の機関であります。この国権の最高機関であります国会において、異なる政党政派の言論の自由を保障し、審議を十分に尽くし、国民の厳粛な信託にこたえてこそ、議会制民主主義は守り得るのであります。衆議院議長の基本的な任務もここにあるのであります。 この崇高な使命をになう議長をよく補佐し、議長とともに国……
○柴田委員 まず、ニューカッスルの問題について関係者にお尋ねを申し上げたい。まず、畜産局長にお尋ねしたいのですが、ただいま概況を御報告いただいたわけです。ところが、まことに抽象論でよくわからぬわけです。
そこで、順次お尋ねを申し上げたいのでありますが、三月二十三日現在七十三万羽という数字が報告されたのですが、都道府県別で市町村数は幾らか、それをまずお答え願いたい。
【次の発言】 その被害は、たとえば被害総額ではわからぬのでありまして、その分類をお知らせ願いたいのであります。たとえば国内産、外国産、小びな、中びな、大びながあるわけですが、その種類別に取りまとめがあればお答え願いたい。
○柴田委員 農林大臣に施政方針ということで所信の表明を私聞かしていただいたのですが、その所信表明の中で、大体三つが骨子になっている。 あと枝としていろいろ申されたわけでありますが、第一番に、需給の問題が第一点であります。 第二点は農産物の価格の問題、第三点は要するに構造改善の問題この三つが倉石農林大臣の所信表明の中の骨子である。戦後それぞれの農林大臣がたくさん出たわけでありますが、それぞれの農林大臣の特色というか、持ち味によって、いろいろ日本の農政が移り変わってきたことは御承知のとおりだと思います。 今度倉石農林大臣ができて、農民の側から見ておる日本の今後の農政というものは、どういう持ち……
○柴田委員 昨日から干ばつの災害についてはいろいろ御質問がございまして、御答弁もございましたが、私は、干ばつ対策ではなくて、五月二十八日の夜半から三十日にかけて関東の一部あるいは中国の特に岡山県にひょう害が出たわけでありますが、このひょう害について農林省は実態をどうつかんでおられるか、まずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 概況だけはっかんでおる、まだ中の具体的なものはつかんでいない、報告を受けていないということは、私はあまりにも農林省は誠意がないのではないかという気がするわけであります。災害というものに対しては、敏速かつまた適切な処置を講じなければならぬ問題だ、私はそう思っておるのであ……
○柴田委員 中小漁業の振興に関連し、また沿岸漁業の振興に関して、角度を変えて、水産庁の長官やそのほか政府委員の方にお尋ねしたいのです。
瀬戸内海は、内海漁業として御承知のとおりに、いまや養殖漁業に大きく切りかえられようとしておるわけですが、今日、まず前もってお尋ねしたいのは、内海漁業に従事しておる漁民の数をおわかりならお知らせ願いたいと思うのです。
【次の発言】 三万七千の漁民があって、年間の漁獲量というのは幾らですか。
【次の発言】 いま沿岸漁業の中で、内海漁業としてただいま御説明をいただきました漁民数なり漁獲高、それらを考えて、今後の内海漁業の振興について、やはり構造改善という立場で水産……
○柴田委員 今国会の会期ももう幾ばくもないわけでありますが、ただいま補足説明をされました、また先般説明を受けました森林病害虫等防除法の一部を改正する法律案に対して御質疑を申し上げたい、こう思っておりますので、順次御質問申し上げる点について適切な御答弁を願いたい、同時にまた、わかりやすく御答弁を願いたいと思うのであります。執行部の答弁を今日までいろいろ聞かしていただいて、私は日本語のありがたさというものがつくづく身にしみておるわけでありまして、そういう点もわれわれは踏まえて判断をするわけでありますので、理解ができ得るような御答弁を前もってお願いを申し上げて、質疑に入りたいと思うわけであります。 ……
○柴田委員 ニューカッスル病の件についてお尋ねを申し上げたいと思いますが、具体的な問題に入る前に、現在までの発生状況、その後の状況というか、数字的にわかっておる範囲内をひとつ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 いままでの被害数字、発生状況等の数字を御説明願ったのですが、原因究明という立場で畜産局は責任があるわけですから、原因の究明をせられたその結論というものをまず聞かせていただきたいと思うのです。
【次の発言】 局長の答弁を聞くと、原因の究明がまだはっきりつかめてないようなお答えなんですが、農民のほうからいろいろ声を聞くと、防疫体制を十分したように農林省のほうはお考えになっておるようで……
○柴田委員 干害問題についてはもう省略さしていただいて、高速道の建設に関して、それに関連するいろいろな問題について、当局にお尋ねをいたしたいと思うのであります。
まず、建設省の方にお尋ねしたいのですが、国土開発幹線自動車道の建設について、いま着々と準備をしておられると思うのでありますが、これに関連して、この高速自動車道を建設する目的というものをどう認識しておるのか、まずその点お尋ねしたいと思うのです。
【次の発言】 抽象的な大ざっぱな答弁でありますが、それはそれでよろしいが、時間もございませんので、できるだけ事務的な問題を――政治的な問題についてはいずれまた次の委員会ででもお尋ねしたいと思う……
○柴田委員 今度、通常国会中に出されるという海上交通規制に関する法制化の問題で、海上保安庁長官、水産庁長官に御質疑を申し上げたいと思うのです。 この海上交通規制に関する法制化ということで、今日、海上安全審議会、企画部会のほうから報告されておるこの内容を一応目を通してみますと、なかなか問題が多いようであります。特に沿岸漁業、内海漁業、そうした漁業に与える影響が非常に大きいのじゃないか、こういう一つの心配がございますので、この法案の作成過程においていろいろ御審議されておると思いますが、通常国会にいつごろ出されるのか、まずその点を保安庁長官にお尋ねしたいと思います。
○柴田委員 消防法及び消防組織法の一部改正に関連して、時間がないようでございますから簡潔に質問申し上げたいと思いますので、御答弁願う側のほうもひとつそのつもりで、簡潔に要領よく御答弁を願いたいと思います。 今度の法改正の要点は、理解できる点もございますけれども、これで十分であるとわれわれは考えていないのであります。たとえば、消防学校に関連して、教育訓練ということについて今度消防庁で基準をきめる。どういう基準をきめるか、まだ理解できませんが、しかし、今日まだ全部の都道府県に消防学校が設置されていないとわれわれは解釈いたしております。いまどの程度できておるのか、ひとつお答えを願いたいと思います。
○柴田委員 まず、水産庁長官にお尋ねしたいのですが、昨日から日本海で、米軍と韓国軍の合同演習を兼ねて射撃訓練が行なわれるということを、その前日にわれわれは耳にしたのでありますが、あまりにも不意打ちで、こうしたことが日米の地位協定その他法的に、国際的にどういうやり方をしているのか、われわれはちょっと理解できない点でありますが、われわれはあくまでも漁民を守るという立場で判断をして取り組んでいかなければならぬと思うわけです。そういう見地からお尋ね申し上げたいのですが、この問題について水産庁としてどういう見解を持っておられるか、お答えを願いたい。
○柴田委員 時間がないようでありますが、乳価の問題が中心で、豚のほうがあまり論議されてないので、遁走しそうなので、ちょっと取っつかまえておきたいと思います。
畜産審議会のほうから答申がされて、連続三年間その価格を据え置くということになったということの答申を受けておりますが、われわれから考えるとどうも納得がしにくいので、三年間連続据え置くという理由を、局長なり次官はどういう理解をしておるのか、その点をまずお尋ねしたい。
【次の発言】 その豚価のほうからいうと、審議会の答申の内容の意味がどうあろうとも、三年間連続据え置かなければならぬという理由が明らかにわからない。それで、要するにいろいろな、生……
○柴田委員 立川参事官にひとつ、前回のときに少し触れて保留しておいたのですが、家畜伝染病に関して御質問申し上げたいと思います。
まず第一点は、ニューカッスル病が昨年から発生を続けてまいりましたが、いまどういう事態になっておるかという点の現状をひとつ御報告を願いたい。第二点は、炭疽病の発生について、これまた現状をひとつ簡潔に御報告願って、それに対してまた御質問を申し上げたいと思いますが、まずその二点だけ簡潔にお願いしたいと思います。
【次の発言】 発生と現況を簡単に御説明願ったのですが、この処置についてどういう処置をとっておるのか、これまたちょっと具体的に御説明願いたいと思います。
○柴田委員 委員長に先にお願いしておきたいのですが、きょうは大臣は時間が非常に制約されておるようですから、関係の皆さんにお尋ねしたいのですけれども、大臣だけに焦点をしぼってひとつお尋ねしたいと思います。時間がありませんので、簡潔にお尋ね申し上げたいと思います。 まず今度の、農林漁業金融公庫法の一部改正についての制度金融の改正ですが、この制度金融の改正は、要するに政策的な金融だとわれわれは解釈しておりますし、全くそのとおりだと思うのですが、政策的な金融を改正し、要するに整備拡充をしようとするならば、もっと基本的な政策が明確にならなければならぬのではないか、こういうように私たちは思っておるわけで……
○柴田委員 農林漁業金融公庫法の改正に伴って、先般は大臣に要点を御質問申し上げたのですが、この改正について、今度は国税庁にきめのこまかい点で数点、経済局長また園芸局長にお尋ねをしたいと思います。 今度の総合資金制度の貸し付け対象というものは、重点は畜産と果樹ということが表面に強く出ておるわけです。畜産のほうは大体輪郭がわかるわけで、乳牛か和牛か養豚か養鶏かというように、大体大家畜、中家畜という方向でいくわけですけれども、果樹のほうについてはどういうものを特に重点に取り上げて対象にするのか、その点がまだ十分理解できないのです。果樹といっても種類がたくさんあるわけですが、特にいままでの果樹農業振……
○柴田委員 魚価安定基金の解散に関してお尋ねを申し上げたいと思うのですが、昭和三十六年にこの制度が施行されて以来、その間の運営その他にいろいろ。プラスの面、マイナスの面があったと思うのでありますが、しかし、この廃止に至る経過というもの、そういうものをあわせ考えてみますと、どうも一つの制度をつくるのに慎重な態度といいますか、そうした慎重さを欠いたのではないかというような気もするわけであります。行政監理委員会のほうから、こんなものはもう廃止してもいい、こういうことで勧告を受け、そして廃止に踏み切る。こういうことで、勧告を受けるまでの経過というものが、多少の期間、機能、権能というものを十分発揮してな……
○柴田委員 当局にお尋ねを申し上げたいのですが、去る六月二十日の委員会でお尋ねを申し上げようと思っておったのですが、当日は流会になりまして懇談会形式になった。懇談会の席上西村農林大臣に一言申し上げて、あらためて次の委員会でお尋ねを申し上げる、こういうことで保留にいたしておったわけであります。御承知のように農薬に関してお尋ねを申し上げたいと思いますが、時間もないようでありますから簡潔にお尋ねを申し上げますので、御答弁願うほうも明快にひとつお答えを願いたいと思います。 まず、いま問題になっておりますのは、いもち病予防対策に使っておる非水銀系のPCBA剤、これの後遺症といいますか、副作用といいます……
○柴田委員 農林大臣にお尋ねしますが、今年度の米価審議にあたっては、審議会委員に生産者代表消費者代表を加えないという方針ということでいろいろ物議をかもした。そういう関係で、大臣の答弁をずっと聞いておると、生産者の代表を審議会の委員に出さなくても、十分意見を拝聴してきたという答弁を繰り返しておられるのですが、十分聞いたという前提に立って御質疑を申し上げたいと思いますので、お答えを願いたいと思います。 まずその前に、先ほど工藤君から質問がございましたが、いま米審に諮問いたしておる案に対して、当初予算では八百五万トンの買い上げを見込んでの予算措置をした。ところが、今度は八百八十万トンという数字を出……
○柴田委員 果樹政策についてお尋ねをしたいのですが、時間が非常に切り詰められて、また、たいへんおそくなったのですが、これは私の責任でないので、あらかじめひとつお許しをいただきたいと思います。こちらも簡単に要点だけ質問申し上げますから、簡潔に答弁を願いたいと思います。 農林大臣、いま果樹政策の中で、国内生産と輸入という二つの問題があるわけですが、その輸入の中で、いろいろたくさん入っておりますが、近年バナナが特に多いのです。農林大臣は総合農政だとか、盛んに新語を発明して出されるし、農業基本法ができて以来選択的拡大方式で、特に果樹だ畜産だと、将来成長部門であるということで奨励をし、今年初頭の農林漁……
○柴田委員 漁業の公害といいますか、養殖漁業に対していろいろと産業公害を与えておる。そういう点の中で、先般十月、引き続き十二月に起きました兵庫県の家島漁業協同組合、これは養殖漁業としてノリなりハマチの養殖をやっているのですが、これに対する重油の流出による被害、同時に、千葉県浦賀水道におけるノリの養殖に与えた被害に関連してお尋ねを申し上げたいと思います。 まず、兵庫県の分ですが、これはいずれ角屋委員のほうから関連質問があろうかと思いますが、兵庫県の家島漁業協同組合がやっておるノリ、ハマチの養殖に、石田鉱油という出光石油の系列の給油会社が、船に給油するさなかに重油を海に流した、こういう事件であり……
○柴田委員 私はその前に、委員長が今度新しくかわられたので、運営について一つ意見を申し出たいのです。私は一年間議運をやらしていただいて、会議の持ち方というのをいろいろ経験してまいましたけれども、国会の議運というのは、まず最初に議運の本委員会を招集して会議をして、そうして問題によって世話人である理事の皆さんに御相談を願うというのが、私は運営委員会の本質だと思うのです。ところが、経験をしてみて、もう理事会が何でもかんでもやってしまって、われわれ委員はつんぼさじきに置かれておる。いまの案でも、採決とかなんとかということで公式論でやられるのなら、新しい運営のあり方ももっと、もとの会議の姿に戻してやって……
○柴田委員 ちょっと……。これは災害救助法を適用しないような災害でも、こういう特別委員会は順次行けるのですか。
○柴田委員 簡単に御意見を聞きたいのですが、いまいろいろ参考人の御意見、また委員の皆さん方の御質疑の中で聞かせていただいて、参考になる点が多々あり、今後の改革というか、それに取り組む姿勢というか、われわれも認識を新たにしたのですが、ただ一点、私は人事院総裁と木村官房副長官に見解を聞きたいのですが、私たちは、この天下りの人事というものがなぜマスコミに乗らなければならぬのだろうか、人間一人々々の弱さ、強さというものは大体みんな持っております。どんな官僚であっても、個人の人間としてはどんな顔をしておっても、りっぱな顔をしておろうと、きたない顔をしておろうとも、そう顔というものが高く評価されるわけでは……
○柴田委員 農林大臣に、食管問題に関連する点と総合農政、この二点を中心に御質問を申し上げます。簡単に申し上げますので、大臣は正直な方だと信じておりますので、正直にお答えを願いたいと思います。
まず、日本のいまの食糧事情といいますか、食糧が非常に余った。その余った理由はどういうつかみ方をしているのか、どういう理解をしているのか、その点をお答え願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま大臣の答弁を聞いておると、時代の流れ、趨勢といいますか、食生活の改善に伴って農民の生産意欲が向上し、そうして両々相まって食糧がダブついてきた、こういう傾向だというような意味の御答弁でありますが、四十一年まではそう……
○柴田委員 委員長にはたいへん御迷惑をかけたようになりますけれども、お許しをいただきたいと思うのです。 先般、二十六日の大臣の所信表明に対して、総合農政という問題点の中で、特に食糧の輸入政策、食管の問題、こういうことで私、御質問申し上げたのですが、その質問の中で資料要求をいたしました。その資料提出を首を長くして待っておったのですが、昨日の資料――当局は資料という考えを持っておられたかどうかわかりませんが、私は、資料でも明確に、実施要綱という名前を使ってお願い申し上げたつもりであります。ところが、きのう出された資料を見ると、実施要綱という基本的な考えに立っての資料ではない。これはどういう意味を……
○柴田委員 時間を倹約する意味で簡潔にお尋ね申し上げますから、お答えを願うほうも簡単にお願いしたい。簡単といっても、わけのわからぬ簡単では困るので、要点を簡明に言っていただきたいと思います。 まず、家畜伝染病に関連して、二点ほどお尋ねしたいと思うのです。第一点としてお尋ねしたいのは、御承知のように昭和四十三年二月に、岡山県の鏡野町というところで乳牛の炭疽病が発生した。自後、私たちは、関係機関がこれに取り組んで適切な措置なり、また、その後の感染経路なり原因究明という立場でやられておる、こう信頼しておったのでありますが、その後何ら進展もみない、ただ生産農家が被害をこうむっただけに終わるというよう……
○柴田委員 わが党の佐々君から、きめこまかい質問がされたわけでありますが、私は第二陣として、私は私なりの立場から、この農業振興地域整備に関する法律案に対して、角度を変えていろいろと御質問を申し上げてみたいと思うのであります。 この法律の目的を読んでみますと、なかなか名文でありまして、これについてはうなずける点があるわけであります。こういう目的を判断して、今日の日本農業の実態という点を当局はどう把握しておるのかという、この点から質問に入ってみたいと思います。 まず、この法案が出た動機です。昨年の国会でこれは継続審査になったわけですが、ことしの六月から実施される、もう議決された新都市計画法、こ……
○柴田委員 大臣お疲れのところを、わざわざおいでいただいて非常に恐縮ですが、初め、出だしはやさしく申し上げてお尋ねを申し上げたいと思います。 先般、今度の自主流通米に関しての実施要綱ということでたびたびお願い申し上げたところ、十一日に施行令の改正要綱また政府に売り渡すべき米穀に関する政令の改正要点を示されたわけですが、これについてお尋ねを申し上げる前に、まず、大臣に基本的な問題をひとつお尋ねしたいと思うのです。 私たちは、政省令よりかやはり立法府できまった法律のほうが優先権がある、こういう考え方に立って今日まで法の運用の解釈に当たってきたわけでありますが、いままで食管法の制度の根幹を堅持す……
○柴田委員 漁港法の漁港整備計画について、ちょっと短時間にお尋ねをしたいと思いますので、答弁をせられる方は、簡単に御答弁願いたいと思います。 今度の整備計画は第四次ということになるわけですが、第一次は二十六年から二十九年まで、第二次は三十年から三十七年まで、第三次は三十八年から四十三年まで、今度第四次は四十四年から四十八年まで、こういうことで、経過を含めて今後の整備計画なんでありますが、いままでこの国会で承認を得るということは、よほど重要視された問題でありますから、国会で承認を求めた計画については、完全に実施してもらわなければならぬ、こう私たちは強く感じるわけであります。 ところが、この点……
○柴田委員 先般、農振法案に関連して御質問を申し上げて、保留しておる点がございました。その保留の点で御質問を申し上げたいと思うのです。 先般、農振法案に関連する、今後これを実施する過程で、政令及び省令等の規定をつくるという、それに関連して資料要求をいたしまして、資料提出を願いましたのでお尋ねを申し上げたいと思うわけですが、この第一という中で、四条の一項の政令のおもなる内容というものは、この整備基本方針を定めようとする場合には、農業に関して学識経験を有する者等の意見を聞くという、要するに決定手続を規定するということになっておるわけですが、この農業に関しての学識経験を有する者というのは、どういう……
○柴田委員 農業協同組合法の一部を改正する法律案に関連して、数点にわたって御質問を申し上げたいと思います。 まず私のお尋ね申し上げる要点は、総合農政と今度のこの組合法との関連についてお尋ねしたい。次には、農業協同組合の今日までに果たした役割りとその功罪について。三番目は、農協の組織及び運営、なお事業の内容等についてお尋ねしたいと思います。それから四番目は、役員と組合員との関係、組合員の権利義務について。それから五番目は、今後の農協のあり方、こういう数点にわたって、今後順次質問を申し上げたいと思いますので、明確にお答えを願いたいと思います。 まず、今度の法案の提案説明の中に、近ごろ協同組合を……
○柴田委員 大臣にお尋ねしたいのですが、昨日石田委員から質問がございまして、その質疑の中で、今年度の米価審議会の委員の任命について質問が出ました。大臣のお答えが不満足だということで、石田委員から理事懇談会に問題を持ち込まれまして、長時間にわたっていろいろ理事会で検討されました。要するに今年度の米審については、特に自主流通米等で大きく米の管理方式が変わろうとし、また総合農政という立場で、耕作農民、生産農民が非常な関心を持っておる。同時にまた、消費者のほうもたいへんな関心を持っておるということで、わが党あげて今度の米審の委員の任命について、重大な関心を持っておることは御承知のとおりだと思います。 ……
○柴田委員 この前、農協法の改正法案について二、三点質問を申し上げた残りを、今度総括という立場で全部ひっくるめてお尋ねを申し上げたい、こう思うのでよろしくお願いしたいと思います。 まず、政務次官にお尋ねしたいのですが、総合農政であるとか、構造政策であるとかいうことでそれを前面に押し出されて、その関係法の一つとして、農業協同組合法も構造政策の一環である、それを強く進めるために農協法の一部改正をしなければならない、こういうことを常に言われておるわけですが、総合農政論なり構造政策論で、今度の農協法の改正要綱というか、改正点は四つあるように考えられるのですが、この四点の中で、請負耕作と信用事業の問題……
○柴田委員 安井参考人には、御多用中おいでをいただきましてありがとうございます。私たちの考え方を率直に述べさしていただき、それにお答えを願いたい、こう思っておるわけです。ぶしつけな、失礼な点があろうかと思いますけれども、前もってお許しをいただいておきたいと思います。 今国会に農協法の一部改正法案が提出されましたことは御承知のとおりだと思います。それに関連して質疑を続けてまいりました。最終段階で、今日の農業協同組合の運営なり、管理なり、また経営の内容なり、こういう点で多々問題点がある、こういうことから私たちは論議を深めておるところであります。 特に、三段階制になっております今日の日本の協同組……
○柴田委員 漁業近代化資金助成法案について、同僚議員から融資対象なり金利の問題なり、また、その他関連していろいろ御質問があったわけでありますが、私は角度を変えて、これに関連してお尋ねを申し上げたいと思うのであります。 まず、こうした制度をつくるという構想が出る前に、もっと日本の漁業の実態、そして日本の漁業をどういう方向で発展さしていくのかというビジョンというものが必要だ、私たちはそう理解するわけでありまして、そういう立場から考えてまいりますと、こういう融資制度をつくったから直ちに日本の漁業がよくなるとは、水産庁のほうもまさかお考えではないと思うのであります。これも一つの方法としては、必要な制……
○柴田委員 食糧庁長官に、この前しり切れトンボのような質問をしてまことに失礼したのですが、この前御質問申し上げてお答えをいただいた中で、集荷登録の業者の実態を至急に報告するという約束をしていただいたのですが、その後、中に連休がございましたけれども、何ら音さたがないのですが、この点ひとつ報告を出していただきたいと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 いずれ文書で各委員にお配りを願いたいと思います。
今度自主流通という問題が提起されて、その反面、うまい米をつくれという宣伝が盛んになされておるわけですが、うまい米をつくるために農民は、いまどちらかというと打つ手がないという一つの不安がある。それ……
○柴田委員 農地法の改正について、逐次御質問を申し上げたいと思うのであります。 いろいろ今日まで私たちは法案の改正について審議してまいりましたが、今回の農地法の改正は、ほかの改正法案と違って目的を変えようとする。このような法の改正というものは私は初めてのような感じがするわけです。今度の農地法の改正の第一条というのは目的なんですが、この目的を改正するということになりますと、これはもうたいへんなことだと思う。要するに新しい法案をつくるといわざるを得ない、そういう解釈もわれわれはするわけでありまして、この第一条の目的を変える限りにおいては、基本的に構想というものを打ち出してもらいたい、こういう考え……
○柴田委員 先般に引き続いて質問を続行いたしたいと思います。 先般、農地法の改正の第一条について、途中で質問を保留しておるわけでありますが、大臣がお見えになりましたから、大臣にお尋ね申し上げたいのですが、離農対策というものをもっと考えなければならぬのではないか、こういう私たちの考え方もあるわけでありますが、大臣として、ただ事柄の上で離農対策というのでなくして、離農対策というものはどういう方法をとるべきかという考え方を明らかにしてもらいたい、こう思うわけであります。 ただことばの上の離農対策だけでは、今度農地法の改正をしてみたところでどうにもならないわけだ、こう私たちは理解するわけであります。……
○柴田委員 四点についてお尋ねをしたいと思うのですが、まず畜産局長からお尋ねしたいと思います。
今年度の予算で、家畜衛生強化ということで、この予算の中で、家畜保健衛生所の整備三十二カ所、解剖施設二十九カ所、診断機能向上促進機械設備三十五カ所、こういうことで十三億四千九百六十一万八千円という予算を組んでおられるのですが、この中で、保健衛生所の施設費一億百九十一万八千円という、この補助基準というものはどういうぐあいになっておるのか、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この保健所の施設費の補助の基準なんですが、いま聞きますと、一平米が二万五千五百何ぼということですが、たとえば、これは永久建……
○柴田委員 簡単にやらせていただきたいと思いますが、二点についてお尋ねしたいと思います。 まず第一点は、四十四年産米の米価据え置き決定に伴って、今度稲作対策事業費ということで、二百二十五億円が特別支出されるようなことになっておるようでありますが、農林大臣はこれについてテレビを通じ、あらゆるマスコミを通じて、農民に感謝の気持ちでこの金を出すのだという浪花節的な論理なんですが、われわれ聞いておるとまことに不明朗です。国民の納税者の立場からこれを聞くと、何か農民がだだをこねて、それに思いやりで大臣が出すような、どうも割り切れないような印象を国民全般に与えておる、私はこう理解しておるわけです。こうい……
○柴田委員 午前中あまり時間がないようですから、午後にわたり、本会議終了後にひとつ本格的に論戦をしてみたいと思うのです。 まず、大臣と長官にお尋ねしたいのですが、この法案の目的、定義というものは書いてあるのですけれども、どうも私よくわからないからもう一回、この法案の趣旨説明というのでなくして、この法案を出したほんとうのねらいは何か、この法案を実施した場合にどういう成果があがるのか、成果論を伺いたい。私は、自民党政府の農政の失敗をこの国有林のほうへ振り向けて、国の財産を使っていこうという、そういう何か範囲が狭い考え方だ、もっと総合的に基本的な問題を検討して、こうあるべきだという、そういうビジョ……
○柴田委員 時間がございませんから、簡単に要点だけお尋ねしたいと思います。 いろいろ芳賀委員から具体的に問題点を指摘されたのでありますが、まず第一点お尋ねしたいのは、対象団体の範囲の拡大ということで、関係団体からいろいろ陳情されておると思いますが、この対象団体の範囲の拡大は、われわれは当然認めるべきではないかという立場からお尋ね申し上げるわけであります。一部加入を認めるという意思が出たのでありますけれども、一部ではなくして、要望があるところは全部認めてもいいではないか、こういう考え方をわれわれは持っておるわけですが、いま、ぜひ加入させてくれ、こういう要望が出ておる団体は幾らあるのか、まずその……
○柴田委員 委員の出席が非常に悪いので、まことに残念なんですが、一応焦点をしぼって簡単にお尋ねを申し上げたいと思うのです。 今日、農政の転換ということで、米重点から畜産、果樹、蔬菜と、こういう方向へ大きく転換をさせようとする政府の考え方、そういう立場から判断をして、今後それに適応するようないろいろな措置を講じていかなければならぬ、これが農林省の一つの責任ではないかと思うわけであります。 そういう立場から、本日は、家畜の問題の中で養鶏、養豚、そういう小家畜でなしに、大家畜といわれる乳牛と和牛、この点に焦点をしぼってお尋ねをしたい、こう思います。 和牛でも乳牛でも動物でありますから、人間も動物……
○柴田委員 芳賀先輩が何ぶん長くやられましたので、時間がございませんし、参考人にはたいへん御迷惑だと思いますから、池田参考人に対してひとつ決意を聞いておきたい、こう思うのであります。 この法案について、先ほどいわゆる芳賀議員からも言われましたが、非常に熱心にこの国有林の活用法案の促進運動の先頭を切ってやられることは、農業会議所として当然のことだと思います。農業委員会法の第六条で、農業振興または営農というものの計画、指導、助長ということで任務を持っておるのですから、当然なことだと思いますけれども、私たちは今日の農業の行き詰まり、そういう立場から、問題は今日まで歩んできた農政に対する分析のしかた……
○柴田委員 三人の参考人から、それぞれの立場からいろいろ貴重な御意見を聞かせていただいたわけでありますが、高田参考人は十二時半でお帰りになる予定があるようでありますから、まず高田参考人から御意見を聞かせていただけたらと思います。 先ほど高田参考人は、反対の理由を五つあげられて、それぞれ各条文にわたっての御意見を申されたわけであります。逐一お尋ね申し上げる時間がございませんので、簡単に要点だけお尋ね申し上げたいと思います。 第一点は、この農林物資規格法の改正に伴って、農林省が一つの考え方として、国民生活審議会にも提出した文書があるわけです。この国民生活審議会に提出した文書の考え方というものの……
○柴田委員 時間が制約されておりますから、簡単に二点についてお尋ねしたいと思います。第一点は、水産庁の関係で漁業権の問題、二つ目は、専売公社に関連しての問題ですから、答弁者のほうも簡単にお願いしたいと思います。 まず、漁業権の問題でお尋ね申し上げたいのですが、兵庫県の姫路沖の家島漁業協同組合に関連いたしまして、いま訴訟事件が起きておることは御承知のとおりだと思います。この訴訟事件の起きる原因は、いろいろあると思いますが、こういう事件が起きるところに漁村の悲劇があろうかと思います。 それは別として、共同漁業権を持っておるその権利の上に、第一種区画漁業権、第二種区画漁業権という、その漁業権の免……
○柴田委員 時間がございませんから要点だけ簡単にお尋ね申し上げて、答弁もひとつ明快にお願いしたいと思います。
今度の専売公社の第一次の中期経営計画案を見ますと、今度低ニコチン政策をとるのだ、こういうことから、わが国の葉たばこ耕作についての考え方をある程度明らかにしておる。要するに、いままで奨励してまいりました葉たばこの中で黄色葉を減反をさせていくという考え方が出ておるようですが、この点について専売公社のほうは間違いのない考え方か、明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 どういう比率に変えるのですか。
【次の発言】 比率を六対四から五対五に変えるという考えのようですが、在来種は御承知……
○柴田委員 時間がございませんから簡単にお尋ね申し上げたいのですが、国営の笠岡干拓工事に関連いたしまして、いろいろ問題が地元に起きて、私たち大きな迷惑をしておるわけであります。この笠岡湾の国営干拓工事は、御承知のように四十四年度着工、五十年の完成を目ざして、百六億四千余万円の事業計画、今後どうなるかわかりませんが、いまのところでは百六億四千余万円の事業費をもって着工いたしておるわけであります。これに関連して、この埋め立てに必要な海砂利の問題であの工事を請け負っておるのは、たしか農林大臣との契約では三井建設という会社であろうか、こうわれわれ記憶いたしておるのですが、この点について間違いないですか……
○柴田分科員 時間がございませんから簡単に御質問申し上げますから、答弁のほうも簡潔にお願いしたいと思います。 まず、田中総務長官にお尋ねしたいのですが、災害対策基本法ができて、もう七年になるのです、三十六年に発足したわけですから。この災害対策基本法により、中央には中央防災会議ができ、都道府県には都道府県の防災会議がある。市町村には市町村の地域防災会議があって、それぞれ基本計画ができておると思うのです。いま都道府県においては、どこの都道府県も防災の基本計画ができておると思うのですが、市町村の地域防災基本計画は、いま全部できておるのか、何%くらいできておるのか、まずその点をお尋ねしたいと思います……
○柴田分科員 時間がございませんので、単刀直入に御質問を申し上げますから、答弁のほうも簡潔に要領よくお願いしたいと思います。 まず第一にお尋ねしたいのは、災害救助法に関連いたしまして、「災害救助法による救助の程度、方法及び期間並びに実費弁償について」の点についてお尋ねしたいのですが、全部一応目を通してまいりますと、この中で矛盾の点がたくさんございます。その中で、ぜひ善処していただきたいという点がございますので、見解をお尋ねしたいと思うのです。 まず、たき出しによる食品の給与という点でございますが、これは御承知のように昨年改正されたわけでありますが、いま一日当たり百円以内ということになってお……
○柴田分科員 自治大臣並びに消防庁長官、建設省、みな来ておりますね。 近ごろ新聞を見ると、汚職と火災と交通事故、この三つがはなばなしく新聞に出ております。その中で火災の関係につきまして、時間がございませんから簡単に質問を申し上げます。要点だけ申し上げます。お答え願うほうも簡潔にお願いしたいと思います。 われわれは消防施設を充実するということを長い間要求してまいったのでありますが、徐々にではございますけれども、だいぶよくなった。しかし、まだまだという感が強いのであります。特に消防施設に対する国庫補助に対して、現行三分の一の補助、それも最低価格を九十万という線に押えられている。いままでは低かっ……
○柴田分科員 時間がございませんから、演説は抜きにして簡単に御質問申し上げますから、答弁側のほうも簡潔にお願いしたいと思います。
幹線高速自動車道に関連してお尋ね申し上げたいのですが、私たちがいままで聞いてまいりましたその事業計画、またその事業費、これは概算でありますが、事業費または完成の年次計画というものから今年度予算の八百三十億というものをあわせ考えますと、計画を大幅に変更せなければいかぬのじゃないかというような考え方がわれわれの立場から理解できるのですが、その点について見解をお伺いしたい。
【次の発言】 まあ建設大臣の信念はわかりますが、財源の問題もあるようでありますから、今年度のよう……
○柴田分科員 二、三点についてお尋ねをしたいと思います。時間が制約されておりますから、簡潔に質問申し上げますので、御答弁願う側のほうもひとつ簡潔にお願いしたいと思います。 まず、今日の火災保険会社の運営のあり方というか、これは民間企業でありますからとやかくは言えないのでありますが、まず、大蔵省の保険部長においで願っておると思いますからお尋ねをしたいのです。今日、それぞれの火災保険会社、大体、私が記憶いたしておるところでは、十九社くらいあるのではないかと思いますが、この十九社は、一年間にどれくらい掛け金を集めておるのか、それを数字的にお願いしたいのが一点。そうして、その支払いの関係ですが、災害……
○柴田分科員 与えられた時間内で簡潔に終わりたいと思いますので、答弁者のほうも要領よく簡潔にお答えを願いたいと思います。 まず原因不明の奇病ということで、いま地方で、患者ももちろん、また患者でない地域の住民が戦々恐々としておる病気がはやっておるわけですが、それはいわゆるスモン病ということばで出ておるわけであります。スモン病というのはどういうところから名前がついたのか、いろいろ聞いてみますと、亜急性脊髄視神経神経症、これらの頭文字をとってスモン病といっているようであります。こういう病気がいつごろから出てきたのか。戦後これが出てきたようでありますが、昭和三十年ころから問題になり、その後学会におい……
○柴田分科員 時間がございませんから簡潔に質問申し上げますから、簡潔にお答え願いたいと思います。
警察庁の方が見えておりますが、警察庁の方にまずお尋ねしたいのですが、防犯灯の問題で前に島本君から御質問があったと思いますけれども、重ねて防犯灯に関してお尋ねしたいのですが、防犯灯というものはどういう意味を持っておるのか、同時にまた、あの施設は公共的施設であるかどうか、この二つの点で見解を警察庁にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 民間でやっておるのは公的な施設でない、市町村とか地方公共団体がやっているのが公的施設だ、こういう解釈ですか。
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