このページでは田中栄一衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○田中榮一君 ただいま議題となりました四案件につきまして、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、旅券法の一部を改正する法律案は、昭和二十六年に制定された現行法が、最近の海外渡航の実情に合致しなくなってまいりましたため、国際的な渡航自由化の時代に適合するよう現行旅券法を改正し、もって国民の便宜をはかるとともに、増大する旅券事務の合理化と旅券制度の適正な運用をはかろうとするものであります。 本法律案のおもな改正点を申し上げますと、 第一は、従来、一渡航ごとの旅券を原則としていたのを、五年間通用する数次往復旅券を発給することができることとし、また、渡航先を個別に記……
○田中榮一君 ただいま議題となりました六案件につきまして、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、民事訴訟手続に関する条約は、訴訟当事者の一方が外国人または外国に居所を有する場合、各締約国間において、民事または商事に関する裁判上の文書の送達及び証拠調べ等の司法共助について、相互に協力すること等を内容とするものであります。 次に、民事又は商事に関する裁判上及び裁判外の文書の外国における送達及び告知に関する条約は、国家間の裁判上の文書等の転達の方法及び経路の改善、並びに外国にいる訴訟当事者が文書の送達を受けなかった場合にこうむる不利益の救済等について定めております。……
○田中榮一君 ただいま議題となりました三案件につきまして、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 北西大西洋の漁業に関する国際条約及び関係諸議定書、全米熱帯まぐろ類委員会の設置に関するアメリカ合衆国とコスタ・リカ共和国との間の条約、及び南東大西洋の生物資源の保存に関する条約の三条約は、いずれも条約区域である北西大西洋水域、東太平洋水域及び南東大西洋水域における漁業資源をそれぞれ持続して、最大限の漁獲が維持できるよう、資源の調査、情報の収集、保護、保存及び合理的な利用について、締約国が相互に協力することを目的とするものであります。 この目的を達成し、かつ、実施するため、……
○田中榮一君 ただいま議題となりました五案件につきまして、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、航空機内で行なわれた犯罪その他ある種の行為に関する条約のおもな内容を申し上げますと、航空機内で行なわれた犯罪その他ある種の行為について、当該航空機の登録国が裁判権を設定すること。機長は、犯罪その他ある種の行為を行ないまたは行なおうとしていると信ずるに足りる相当な理由がある者に対して、拘束を含む妥当な措置をとり、それらの者を着陸国に降機させまたは権限のある当局に引き渡すことができること、着陸国は降機させることを容認し、引き渡された者を受け取ること。航空機の不法な奪取の場……
○田中榮一君 ただいま議題となりました窒息性ガス、毒性ガス又はこれらに類するガス及び細菌学的手段の戦争における使用の禁止に関する議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 一九二五年五月、ジュネーブで開催された兵器、弾薬及び軍用器材の国際取引取締会議において、毒ガス兵器の使用を禁止せよとの主張が生じたため、毒ガス兵器禁止に関する議定書案の審議が行なわれました結果、一九二五年六月十七日に本議定書が採択され、わが国は、同日これに署名を行なっております。 本議定書のおもな内容を申し上げますと、締約国は、すでに窒息性ガス、毒性ガス……
○田中榮一君 ただいま議題となりました三案件につきまして、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、千九百五十四年の油による海水の汚濁の防止のための国際条約の改正について申し上げます。 現行の条約は、適用対象が原則として特定海域における船舶の油または油性混合物の排出に限られていること等、その規制が必ずしも十分でないため、政府間海事協議機関において、この条約の改正について検討が行なわれた結果、一九六九年十月開催された同機関の第六回総会において、この改正を採択した次第であります。 本改正は、タンカー及びその他の船舶が、一定のきびしい条件を満たす場合以外は、いかなる海……
○田中榮一君 ただいま議題となりました航空機の不法な奪取の防止に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本条約は、一九七〇年にへーグで開催された国際民間航空機関の主催による航空法に関する国際会議において作成されたものでありまして、わが国は、一九七〇年十二月十六日に他の四十九カ国とともに本条約に署名しております。 本条約のおもな内容を申し上げますと、航空機の不法な奪取等を犯罪と定め、その犯罪行為につき重い刑罰を科し得るようにすることを約束するとともに、航空機の登録国、着陸国、運航国及び犯人の所在国は、航空機の不法な奪……
○田中榮一君 ただいま議題となりました二案件につきまして、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、コンテナーに関する通関条約について申し上げます。 欧州においては、貨物の国際運送のための輸送機器としてのコンテナの使用が活発化するに伴い、コンテナに対する免税一時輸入等を認めることにより、コンテナの反復使用の円滑化を行なう必要が生じてきたため、欧州経済委員会において、条約作成の審議が行なわれた結果、一九五六年五月十八日に本条約が採択されたものでありまして、一九五九年八月四日に効力を生じており、現在の加盟国は三十五カ国であります。 本条約は、輸送機器としてのコンテナ……
○田中榮一君 ただいま議題となりました第四次国際すず協定の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本協定は、わが国も当事国となっている第三次国際すず協定の有効期間が本年六月三十日に満了することになっているため、これにかわるものとして、昨年五月に国際連合すず会議において採択されたものでありまして、わが国は、本年一月二十六日、本協定に署名しております。 本協定は、大綱において第三次協定を踏襲したものであり、世界におけるすずの生産と消費の調整及び価格の安定をはかるとともに、開発途上にあるすずの生産国の経済の発展に寄与することを目的と……
○田中榮一君 ただいま議題となりました関税及び貿易に関する一般協定に附属する第三十八表(日本国の譲許表)に掲げる譲許を修正し又は撤回するためのアメリカ合衆国との交渉の結果に関する文書の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 わが国の貿易自由化の進展に対応して、これを促進する見地から、チューインガムについての従来のわが国のガット譲許を修正する必要が生じました。よって政府は、アメリカ合衆国とガット第二十八条の規定に基づいて交渉を行なった結果、合意に達しましたので、本年二月二十五日、交渉の結果を収録する文書に署名をいたしました。 本……
○田中榮一君 ただいま議題となりました核兵器及び他の大量破壊兵器の海底における設置の禁止に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本条約は、ジュネーブ軍縮委員会におきまして、一九六九年三月春の会期からその作成のための審議が重ねられ、同委員会参加各国の強力な支持を得て、第二十五回国連総会に提出されたものでありまして、同総会は、この条約を推奨する旨の決議を圧倒的多数をもって採択いたしました。その結果、本年二月十一日にワシントン、ロンドン及びモスクワで署名のため開放され、わが国は同日、上記三都市で署名を行なったのであります……
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
今回はからずも外務委員長の重責を負うように相なりました。まことに微力ではございますが、練達なる委員各位の御協力を得まして大過なきを期してまいりたいと存じます。何とぞ各位の御支援をお願い申し上げます。
簡単ではございますが、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
理事の員数は一月二十日の議院運営委員会決定の基準に従いまして、その数を八名とし、先例により委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
委……
○田中委員長 これより会議を開きます。
まず、理事の補欠選任に関する件についておはかりいたします。
理事正木君が委員を辞任されましたので、理事が一名欠員になっております。
その補欠選任につきましては、先例によりまして委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、委員長は理事に大久保直彦君を指名いたします。
【次の発言】 この際、愛知外務大臣及び竹内政務次官より、それぞれ発言の申し出がありますので、これを許します。外務大臣愛知揆一君。
【次の発言】 外務政務次官竹内黎一君。
【次の発言】 次に、去る二月二十日付託されました内閣提出、旅券法の一部を改正する法……
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松本七郎君。
【次の発言】 青木正久君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。青木正久君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。青木正久君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
戸叶里子君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後一時休憩
○田中委員長 これより会議を開きます。
旅券法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。
質疑の申し出がありますので順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 この際、愛知外務大臣より発言を求められておりますので、これを許します。愛知外務大臣。
【次の発言】 引き続き旅券法の一部を改正する法律案の質疑を続行いたします。大久保直彦君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後七時十三分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、愛知外務大臣より発言を求められておりますので、これを許します。愛知外務大臣。
【次の発言】 日本国とルーマニア社会主義共和国との間の通商航海条約の締結について承認を求めるの件、日本国とブルガリア人民共和国との間の通商航海条約の締結について承認を求めるの件及び教育的、科学的及び文化的資材の輸入に関する協定の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括して議題といたします。
【次の発言】 政府から提案理由の説明を聴取いたします。愛知外務大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
三件に対する質疑は後日に譲ることといたします。
○田中委員長 これより会議を開きます。
旅券法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松本七郎君。
【次の発言】 山本幸一君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 林百郎君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
林百郎君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回は来たる八日、午前十時より理事会、十時十五分より委員会を開会することとし、これにて散会いたします。
午後四時十九分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
旅券法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松本七郎君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 この際御報告申し上げます。
昨四月七日の外務委員会理事懇談会において、政府側から旅券法の一部改正案はいずれの地域に対しても渡航の制限をする目的に出たもので丸く、かつ、いずれの地域に対する渡航の自由についても善意をもって措置するなどの昨年第六十一回国会七月四日の当委員会理事懇談会における発言内容と同様の……
○田中委員長 これより会議を開きます。
民事訴訟手続に関する条約の締結について承認を求めるの件、民事又は商事に関する裁判上及び裁判外の文書の外国における送達及び告知に関する条約の締結について承認を求めるの件、及び外国公文書の認証を不要とする条約の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括して議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。愛知外務大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
三件に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石……
○田中委員長 これより会議を開きます。 窒息性ガス、毒性ガス又はこれらに類するガス及び細菌学的手段の戦争における使用の禁止に関する議定書の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とオーストラリア連邦との間の協定の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とイタリア共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国との間の条約の締結について承認を求めるの件及び所得に対する租税に関する二重……
○田中委員長 これより会議を開きます。 所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とマレイシア政府との間の協定の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国政府とオランダ王国政府との間の条約の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とザンビア共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件及び所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国と大韓民国との間の条約の締結について承認を求めるの件、以上四件を一括して議題といたします。
○田中委員長 これより会議を開きます。
航空機内で行なわれた犯罪その他ある種の行為に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
【次の発言】 政府から提案理由の説明を聴取いたします。愛知外務大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
本件に対する質疑は後刻に譲ります。
【次の発言】 次に、北西大西洋の漁業に関する国際条約及び関係諸議定書の締結について承認を求めるの件、全米熱帯まぐろ類委員会の設置に関するアメリカ合衆国とコスタ・リカ共和国との間の条約への加入について承認を求めるの件、及び南東大西洋の生物資源の保存に関する条約の締結について承認を求めるの件、……
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について、調査を進めます。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。曽祢益君。
【次の発言】 不破哲三君。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 中川嘉美君。
【次の発言】 この際、金沢参事官から発言を求められておりますので、金沢参事官に発言を許します。金沢参事官。
○田中委員長 これより会議を開きます。
航空機内で行なわれた犯罪その他ある種の行為に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題とし審査を進めます。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 この際、午後二時より再開することとし、暫時、休憩いたします。
午後一時六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
航空機内で行なわれた犯罪その他ある種の行為に関する条約の締結について承認を求めるの件について質疑を続行いたします。不破哲三君。
【次の発言】 本件に対する質疑はこれにて終了いたしました。
○田中委員長 これより会議を開きます。
窒息性ガス、毒性ガス又はこれらに類するガス及び細菌学的手段の戦争における使用の禁止に関する議定書の締結について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。楢崎弥之助君。
【次の発言】 この際、本会議散会後再開することとし、暫時休憩いたします。
午後三時五十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
窒息性ガス、毒性ガス又はこれらに類するガス及び細菌学的手段の戦争における使用の禁止に関する議定書の締結について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。
防衛庁島田官房長より発言を……
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、委員各位に申し上げます。
質疑時間は、理事会で協議いたしましたとおり、自由民主党三十分、日本社会党百六十分、公明党六十分、民社党五十分、日本共産党二十分といたします。
なお、関連質疑につきましては、各派の割り当て時間の範囲内におきましてこれを許すことといたしますので、各位の御協力をお願い申し上げます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。坂本三十次君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 楢崎弥之助君。
○田中委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についておはかりいたします。
理事曽祢益君が去る八日委員を辞任されましたので、理事が一名欠員になっております。この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じますが、先例により委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、委員長は、理事に曽祢益君を指名いたします。
【次の発言】 次に、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とマレイシア政府との間の協定の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国政府とオランダ王国政府との間の条約の締結について承……
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 石井一君。
【次の発言】 加藤清二君。
【次の発言】 中川嘉美君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 不破哲三君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後四時二十六分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山田久就君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 堂森芳夫君。
【次の発言】 正木良明君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後三時六分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。
本委員会といたしましては、国際情勢に関する事項について調査をいたしたいと存じますので、この旨議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。西銘順治君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 委員長として検討いたします。
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 石井一君。
【次の発言】 堂森芳夫君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 この際、申し上げます。
本委員会に付託になりました請願は百四件であります。
各請願の取り扱いについては、理事会において協議いたしましたが、いずれも採否の決定を保留することになりましたので、御了承願います。
次に、本委員会に参考のため送付されました陳情書は、お手元に配付してありますとおり、四件であります。この際、御報告……
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、外務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。外務大臣愛知揆一君。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。西銘順治君。
【次の発言】 安井吉典君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 東中光雄君。
速記をとめて。
【次の発言】 速記を初めて。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後零時四十三分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、理事辞任の件についておはかりいたします。
理事戸叶里子君から理事を辞任いたしたい旨の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
引き続き、理事の補欠選任を行なうのでありますが、先例によりまして委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に松本七郎君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。
本委員会といたしましては、国際情勢に関する事項について調査をいたしたいと存……
○田中委員長 これより会議を開きます。
千九百五十四年の油による海水汚濁の防止のための国際条約の改正の受諾について承認を求めるの件、油による汚染を伴う事故の場合における公海上の措置に関する国際条約の締結について承認を求めるの件、国際原子力機関憲章第六条の改正の受諾について承認を求めるの件、以上三件を一括議題として審査に入ります。質疑の申し出がありますので、順次、これを許します。村田敬次郎君
【次の発言】 後ほどまた事務当局に質問を続行していただきます。
中川嘉美君
【次の発言】 中川君に申し上げますが、後ほど事務当局に対する質問を続けてください。
曽祢益君。
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次、これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 村田敬次郎君。
【次の発言】 堂森芳夫君。
【次の発言】 中川嘉美君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 私語を禁じます。
【次の発言】 本日は、この程度にとどめ、次回は、来たる二十六日午前十時より理事会、午前十時三十分より委員会を開会することとし、これにて散会いたします。
午後五時十五分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
千九百五十四年の油による海水の汚濁の防止のための国際条約の改正の受諾について承認を求めるの件、油による汚染を伴う事故の場合における公海上の措置に関する国際条約の締結について承認を求めるの件及び国際原子力機関憲章第六条の改正の受諾について承認を求めるの件、以上三件を一括議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次、これを許します。曽祢益君。
【次の発言】 田宮原子力局次長。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 中川嘉美君。
【次の発言】 本日は、この程度にとどめ、次回は公報をもってお知らせすることとし、これにて散会いたします。
……
○田中委員長 これより会議を開きます。
コンテナーに関する通関条約の締結について承認を求めるの件、国際道路運送手帳による担保の下で行なう貨物の国際運送に関する通関条約(TIR条約)の締結について承認を求めるの件及び航空機の不法な奪取の防止に関する条約の締結について承認を求めるの件、以上三件を議題として、順次政府から提案理由の説明を聴取いたします。外務大臣、愛知揆一君。
【次の発言】 これにて以上三件の提案理由の説明は終わりました。
各件に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 引き続き、千九百五十四年の油による海水の汚濁の防止のための国際条約の改正の受諾について承認を求める……
○田中委員長 これより会議を開きます。 最低賃金決定制度の創設に関する条約の締結について承認を求めるの件、開発途上にある国を特に考慮した最低賃金の決定に関する条約の締結について承認を求めるの件及び国際労働機関の総会がその第三十二回までの会期において採択した諸条約の一部改正で条約の運用に関する報告の国際労働機関の理事会による作成に関する規定の統一を目的とするものに関する条約の締結について承認を求めるの件、以上三件を議題として、順次政府から提案理由の説明を聴取いたします。外務政務次官竹内黎一君。 最低賃金制度の創設に関する条約(第二十六号)の締結について承認を求めるの件開発途上にある国を特に考慮……
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。鯨岡兵輔君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 それじゃ始めてください。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 西中清君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 本日は、この程度にとどめ、次回は、明十二日午前十時より理事会、午前十時十五分より委員会を開会することとし、これにて散会いたします。
午後五時五十八分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
航空機の不法な奪取の防止に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題として、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。西中清君。
【次の発言】 山崎参事官から発言の要求がございますので、これを許可いたします。山崎参事官。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 中谷鉄也君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
これにて質疑は終了いたしました。
【次の発言】 別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
航空機の不法な奪取の防止に関する条約の締結について承認を求めるの件について、採決い……
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 永田亮一君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回は明十九日午前十時より理事会、午前十時十五分より委員会を開会することとし、これにて散会いたします。
午後六時三十五分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
コンテナーに関する通関条約の締結について承認を求めるの件、及び国際道路運送手帳による担保の下で行なう貨物の国際運送に関する通関条約(TIR条約)の締結について承認を求めるの件、以上両件を一括議題として、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 斉藤正男君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 久保三郎君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 これにて両件に対する質疑は終了いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
本会議散会後、直ちに再開いたします。
……
○田中委員長 これより会議を開きます。 最低賃金決定制度の創設に関する条約(第二十六号)の締結について承認を求めるの件、開発途上にある国を特に考慮した最低賃金の決定に関する条約(第百三十一号)の締結について承認を求めるの件及び国際労働機関の総会がその第三十二回までの会期において採択した諸条約の一部改正で条約の運用に関する報告の国際労働機関の理事会による作成に関する規定の統一を目的とするものに関する条約(第百十六号)の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括議題として審査に入ります。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。青木正久君。
【次の発言】 永田亮一君。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 勝間田清一君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回は公報をもってお知らせすることとし、これにて散会いたします。
午後五時四十一分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
第四次国際すず協定の締結について承認を求めるの件、核兵器及び他の大量破壊兵器の海底における設置の禁止に関する条約の締結について承認を求めるの件及び関税及び貿易に関する一般協定に附属する第三十八表(日本国の譲許表)に掲げる譲許を修正し又は撤回するためのアメリカ合衆国との交渉の結果に関する文書の締結について承認を求めるの件、以上三件を議題として、順次政府から提案理由の説明を聴取いたします。外務大臣愛知揆一君。
【次の発言】 これにて以上三件の提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 引き続き、国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出が……
○田中委員長 これより会議を開きます。 所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とスイスとの間の条約の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とシンガポール共和国政府との間の条約の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアメリカ合衆国との間の条約の締結について承認を求めるの件、千九百六十九年十一月十四日に東京で作成された万国郵便連合憲章の追加議定書、万国郵便連合一般規制、万国郵便条約及び関件諸約定の締結について承認を求めるの件及びアジア=オセアニア郵便条約の締結に……
○田中委員長 これより会議を開きます。
関税及び貿易に関する一般協定に附属する第三十八表(日本国の譲許表)に掲げる譲許を修正し又は撤回するためのアメリカ合衆国との交渉の結果に関する文書の締結について承認を求めるの件及び核兵器及び他の大量破壊兵器の海底における設置の禁止に関する条約の締結について承認を求めるの件、以上両件を一括議題として、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石井一君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 じゃ速記をお願いします。
【次の発言】 ちょっと速記をやめてください。
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、連合審査会開会に関する件について、おはかりいたします。
沖繩返還交渉に関する報告について、沖繩及び北方問題に関する特別委員会と連合審査会を開会することといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお連合審査会の開会日時は両委員長間で協議いたしますが、明十五日午前十時開会予定でありますから御了承願います。
次回は、来たる十九日午前十時から理事会、午前十時十五分より委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時一分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
核兵器及び他の大量破壊兵器の海底における設置の禁止に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題として、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。堂森芳夫君。
【次の発言】 曽祢君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 これにて、本件に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 この際、委員長から政府に一言申し上げます。
本条約における「海底」の用語の意味につきましては、本委員会において種々の角度から質疑が行なわれ、「海底」の用語が明確を欠くことが指摘された次第であります。ついては、政府としては今後海底軍縮のみな……
○田中委員長 これより会議を開きます。 所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とスイスとの間の条約の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とシンガポール共和国政府との間の条約の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアメリカ合衆国との間の条約の締結について承認を求めるの件、千九百六十九年十一月十四日に東京で作成された万国郵便連合憲章の追加議定書、万国郵便連合一般規則、万国郵便条約及び関係諸約定の締結について承認を求めるの件及びアジア=オセアニア郵便条約の締結に……
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について、調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します坂本三十次君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 楢崎弥之助君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 引き続き請願の審査を行ないます。
今国会において、本委員会に付託になりました請願は十九件であります。
これより日程第一から第十九までの各請願を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についておはかりいたします。
各請願の内容につきましては、請願文書表等によりましてすでに御承知のこ……
○田中国務大臣 大蔵大臣の声明には、事前に連絡はしておりません。おりませんが、課徴金の制度もなかなか目的が達成しないと廃止をしないようである。なお円平価の切り上げ等に対して強い要請はありますが、多国間交渉でなければならない。また、そうでなければ保証がないわけでございます。また、IMFの十カ国蔵相会議でこれをきめるとすれば、当然平価の調整の前提として、一部ドルの切り下げ、金価格の変更というものが議論せられておるわけでございます。アメリカはこれに対してはかたい姿勢をとっておりますので、それらの情勢から考えてみても、時間的にも相当長期が見込まれる。ですから、変動相場制の中で輸出を確保していくような状……
○田中委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 去る十月二十九日、再度外務委員長に選任されました。委員各位の御協力と御支援により、円満なる運営を期してまいる所存でございます。 簡単でございますが、これをもってごあいさつといたします。(拍手) この際暫時休憩いたします。 午前十時十八分休憩
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際御報告申し上げます。
二十数年にわたり、終始外務委員会の委員あるいは理事として委員会の審査のために尽力されてまいりました戸叶里子君が去る十一月七日逝去されました。まことに痛恨のきわみであります。
ここに哀悼の意を表し、御冥福をお祈りするために黙祷をささげたいと存じます。御起立をお願いいたします。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席を願います。
【次の発言】 請願の審査を行ないます。
今国会において、本委員会に付託になりました請願は三十三件であります。
これより日程第一から第三十三までの各請願を一括して議題といたします。
この際……
○田中(榮)委員 私は、北方領土の問題並びにそれに関連した問題につきまして、若干福田外務大臣に質問いたします。 まず劈頭に申し上げますが、沖繩の施政権返還ができまして、沖繩も祖国日本に復帰したのでありますけれども、残念ながら北方領土はいまだわが国に返還されていないのであります。したがいまして、まだ北方領土の返還されないうちは戦後は終わっていないのではないかという感じでございます。 先般、私は、自由民主党の北方領土対策委員長という資格におきまして各党の方と出まして、北方領土問題につきまして各党の立場を聴衆に話をして、非常に印象が深かったものであります。各党の意見等を承っておりますと、択捉、国……
○田中国務大臣 大阪万博におきましては関係閣僚協議会の設置、それから博覧会担当大臣の設置、次官クラスによる推進本部等を設けたわけでございますが、確かに大阪万博中は生鮮食料品の値上がり等がございまして、多少後手後手の問題もございました。今度は、大阪万博というような大きなものを経験しておりますから、経験しておって沖繩海洋博覧会に失敗を来たすというようなことでは、おしかりを受けることは当然でございますので、経験に徴して万全の処置をとってまいりたい、こういう考えでございます。調整センターというか、調査センターというか、そういうものが必要であればつくることにはやぶさかではありません。これから、きょう閣議……
○田中国務大臣 ただいま議決をいただきました法律案に対する附帯決議につきましては、政府はその趣旨に対して万遺憾なきを期する所存であります。
○田中国務大臣 チュメニ油田につきましては、たびたび申し上げておりますように、日ソ経済委員会で話し合いをいたしまして、初めてデータの提出を求めたわけでございます。いままでなかなかデータの提出もしないで、十億ドルということをいってもこちらが評価のしようもないわけであります。グロムイコ外務大臣が参りましたとき、またその後担当大臣が来日をしましたときに、詳しい図面及びデータ等の提出を求めたわけでございまして、これは提出をされ検討に入ったわけでございまして、その結果五月ないし六月には現地を調査するということになっております。ソ連としては初めてのことだと思いますが、日本の技術陣、関係者の調査によりまして……
○田中国務大臣 割賦販売法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 近年における国民所得の向上を背景といたしまして、割賦販売その他の消費者信用の多様化と量的拡大は著しいものがありますが、反面これにつれて金融知識や法律知識に乏しい一般消費者が不当に不利益を受ける事例が多々見られるに至っておるのでございます。 このような状況にかんがみ、政府といたしましては、昨年八月から割賦販売審議会に消費者利益の増進策について審議をお願いし、本年一月に答申を得て以来、その趣旨に沿って慎重に検討いたしました結果、割賦販売等における一般消費者の利益を保護するため、割賦販売の規……
○田中国務大臣 事務当局から御答弁を申し上げたと思いますが、二名の方々がOPEC事務局の派遣員として参っておるわけでございますが、石油事業の一般的予備調査ということが目的でございます。それは交渉の権限を持っておらないものでございますから、交渉し、交渉を妥結せしむるというようなことはできないわけであります。でありますから、日本の石油の需給状態、それから精製工場の視察、それから将来の見通しというようなものをまずつかんでということでございます。つかめばいろんな要求があることも事実でございますから、これらの国々との間にいろいろな折衝が後日開始をされるだろうということは当然のことでございます。これらの調……
○田中国務大臣 自動車の契約約款の中に法律違反のものや、法律違反でなくても、消費者にとって不当に不利益を受けるような条項が見られるということはそのとおりでございまして、これを是正するように通産省もつとめておるわけでございます。四十六年六月二十三日付企業局長通達というものを出して、通産省はそういうものを排除すべく一応の努力を続けてきたわけでございますが、なかなかうまくいかないので、今度の改正で、四条で契約書面の交付義務を課したということでございます。法律違反の条文が約款にあればそれは無効であるということは当然でございます。ですから、裁判提起をしたり補償要求したりという場合には契約者は義務を生じな……
○田中(榮)委員 これで質問を終わりますが、いまのお答えも、私の質問に対して全く当たらない答弁じゃないですよ、しかし、私がより根本的な問題と言っているのは、制度上の問題なんです。いいですか。ガス管を他工事によって移動したりなんかするというその場合、ガスの供給責任者は、当然これに対する監督権といったようなもの、もっと端的に言わしていただけば、工事の責任というようなものすら持たせる必要があるのではないかということです。供給者は保安上の責任を持っているのです。他工事において事故が発生をいたしましても、ガスの供給者というのはその責任を問われるわけです。ならば、制度上といたしまして、この供給業者を何らか……
○田中(榮)委員 ただいま今里委員長からも詳細の御説明があり、また、われわれの同僚からも質問がございまして、大体要領はわかったのでございまするが、簡単に御質問申し上げますので、要点だけお知らせ願えればけっこうでございます。 日本がソ連に与えるところのクレジットの方式はどういう方式をおとりになるか、まずそれが第一。 それから、先ほど橋口先生からも、政府の参加をぜひ前向きの姿勢でやってもらうように政府当局に希望いたしたのでありますが、やはりソ連側も日本政府のギャランティーを非常に必要と懇望しておるようでありますが、このような大きな仕事でありますから、やはり政府が積極的にこれにある程度援助を与え……
○田中委員長 これより外務委員会、沖繩及び北方問題に関する特別委員会連合審査会を開会いたします。
愛知外務大臣から、沖繩返還交渉に関する報告のため発言の申し出があります。これを許します。愛知外務大臣。
【次の発言】 ただいまの報告に対し質疑の申し出がありますので、順次これを許します。
この際、申し上げます。質疑時間につきましては、連合理事打ち合わせ会の協議により決定いたしました時間を厳守していただきますよう、特にお願いいたします。西銘順治君。
【次の発言】 田中六助君。
【次の発言】 安井吉典君。
【次の発言】 曽祢益者。
【次の発言】 松本善明君。
○田中国務大臣 二十五年に国土総合開発法ができましてから、御指摘のとおり、新産業都市建設法、その他山村振興法や離島振興法、地域振興法等々、いろいろなものができたわけでございますが、効果を十分にあげておらないというお話もございました。これは、そういう立法はできましたけれども、都市に集中をするというメリットのほうが多かったために、なかなかあのような法律制度では法律目的を十分達成できなかったと思います。しかし、明治百年を迎えてから、御承知のとおり、過密過疎の問題はたいへん大きな問題になってまいりました。それだけではなく、大都会に工場が集中するために、地価の値上がり、複合公害の問題、住宅の不足、物価の……
○田中(榮)小委員 私は、まず中内さんにちょっとお尋ねいたしたいのです。 今日の状況におきましてチェーンストア、大型スーパーマーケット、それから百貨店等が漸次拡大して、お互いに自由競争でやるということは、もう当然なことであると思うのです。最近におきましても、自由競争があってこそ産業、経済の発展があるということをわれわれは根本的には認識いたしております。したがって、大型スーパー並びにいろいろ疑似百貨店等ができてきて、お互いに自由競争をされて、同時に経済の発展を遂げられるという点はよくわかるのでありますが、中内さんのお説のように、すべて流通機構の改善は自由競争を進めることにあるというようなお考え……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。