このページでは田中栄一衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○田中榮一君 ただいま議題となりました両法案につきまして、地方行政委員会における審査の経過及び結果の概要を申し上げます。 まず、奄集群島復興特別措置法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本案は、奄美群島復興信用基金の融資業務に要する資金を二億六千万円に増額しようとするものであります。 奄美群島の復興事業は逐次推進を見つつあるのでありますが、御承知のように、同群島の経済ははなはだ脆弱でありますので、産業資金の融通が円滑を欠き、とのことが同群島復興の大きな隘路となっておりますことにかんがみ、さきに、その対策として、群島内の中小規模の事業者に対し小口の事業資金の貸付を行なわせるため、……
○田中榮一君 ただいま議題となりました計量法施行法の一部を改正する法律案について、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 わが国の計量単位は、計量法及び計量法施行法によりまして、昭和三十四年からメートル法に統一せられ、メートル法以外の計量単位は、原則として使用が禁止されておりますが、メートル法切りかえが困難な情勢にある部門については、例外的に切りかえの猶予が認められております。 この中でヤードポンド法につきましては、政令によって特定の部門が本年末までを限り、使用が認められておりますが、明年から直ちにメートル法に切りかえることに無理があると思われるものがなお若干残ってお……
○田中(榮)委員 動議を提出いたしたいと思います。理事はその数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○田中(榮)委員 今のそれに関連して、政府の民間の方々の任命のことなんですが、今、天野委員からもお話がありましたように、同一人が、多いのは十数委員会を兼務しておる、そうして出席率が非常に悪いわけなんです。よくよくその人でなくてはならぬという、たとえば、ある団体の会長をどうしても団体代表という形で任命する場合もあると思うのですが、そうでなくて、その人の学識経験を特に政府としても聴取したいという場合においては、必ずしも団体の長でなくてもいいと思うのです。そういう兼務の非常に多い人に限って出席率が常に悪い、そうして、ただ名前だけで、実際に委員としての職責を尽くし得ない場合が相当多いと思います。私も、……
○田中(榮)委員 去る三月九日、福岡県田川郡香春町上田鉱業上清炭鉱において起こりました炭鉱災害につきまして、田中榮一、岡田利春、大矢省三の三名は、商工委員会から派遣されまして、現地調査を行なって参りましたので、調査の結果を御報告申し上げたいと存じます。 まず調査の日程について申し上げますと、三月十一日午前十時十五分羽田を出発し、午後四時ごろ上清炭鉱に到着いたしました。直ちに、今回の災害で不幸にも死亡されました七十一名の霊に対して花輪を捧げ、遺家族の代表の方に対して心からお悔やみを申し上げたのであります。続いて、会社側から事故の原因、事故発生後の処置等について実情を聴取した後、坑内に入り、火災……
○田中(榮)委員 お手元にお配りしてあります案文につきましては、先般来自由民主党、日本社会党及び民主社会党の間においてそれぞれ検討を続けておりましたところ、このほど意見の一致を見るに至りましたので、便宜私からその立案の趣旨及び内容の概要を御説明いたします。 本案は、三党の合意による成案でありますので、各位の御賛同を得て、国会法第五十条の二の規定により、本委員会提出の法律案とし、その成立を希望いたす次等であります。 まず、法律案の全文でありますが、これはお手元に配布してあります印刷物によることとし、朗読を省略させていただきます。 次に、この法律案を立案いたしました理由を述べますと、その目的……
○田中(榮)委員長代理 それでは、次会は来たる二十八日開会することといたしまして、本日はこれにて散会いたします。 午後零時四十三分散会
○田中(榮)委員 ちょっと関連して。今の名張の毒酒事件につきまして警察庁長官にちょっと御質問したいと思うのですが、きょうの朝日新聞の十一面でございますが、そこに「毒性農薬野放し管理を再検討」という題でこういう記事が出ております。「警察庁の調べによると、農薬による最近の事件は、昨年八月埼玉県南埼玉郡の農村で牛乳にパラチオンを入れて近くの親子三人を殺した。また熊本県では、昨年中にタイミソやツケものにパラチオンを入れた毒殺事件が続いて四件もあり、本年一月には、広島県因島市で「チップ」入り青まんじゅうによる殺人があった。」おそらくチップその他の農薬によるところの犯罪というものが相当ほかにもあるのじゃな……
○田中委員長代理 それでは午後一時より再開することとしまして、これにて休憩いたします。 午後零時十五分休憩
○田中(榮)委員長代理 それでは、午後一時三十分より再開をして本案に対する質疑を続行することとし、これにて休憩いたします。 午後、零時四十七分休憩
○田中(榮)委員 ちょっと関連して。ただいま同僚の門司委員から警察官の拳銃の持ち帰りの問題が今問題になっておるようでございますが、警察庁長官にお伺いいたしますが、大都市の警察等においては、警察署に拳銃の保管の設備を作りまして、そうして警察署が帰宅する場合にはその拳銃、弾丸を全部警察署の保管施設に寄託して、そうして帰宅する。こういう制度になっておるように思うのですが、いかがでしょう。
【次の発言】 その制度が大都市だけの警察になっておりますでしょうか。たとえば駐在巡査、駐在所などはどうですか。
○田中(榮)委員 小平総務長官にちょっとお尋ねしたいと思いますが、私非常に経験のないものでございまして、あるいは質問が的をはずれておるかも存じません。一作々年の首都圏整備委員会、それから一昨年の首都圏整備委員会におきまして、首都圏整備委員会といたしましては、ワシントン・ハイツの一部に総合体育館を作るということはわれわれも大体承っておりました。その際に、その施設は、現在米軍の施設になっておるのだけれども、返還は可能であるかどうかということを一応確かめたところが、絶対に大丈夫だというような、これは首都圏整備委員会の方のお答えでございまして、われわれも実は安心しておったわけでありますが、本年になりま……
○田中(榮)委員 時間もだいぶおそくなりましたので、私は簡潔に質問をいたしたいと思います。 今回のオリンピックを東京都に招致したという意味は、私は三つあると思のであります 一つは、戦争後、日本の民族というものは真に平和を愛好する民族である、しかも、戦争によって全く廃墟に帰した日本の首都を初め各地の都市は、かくのごとく友邦の協力と援助によって目ざましく復興して、現在、極東における雄として、産業方面においても、あるいは文化方面においても、あらゆる方面において日本が活躍しているということをオリンピックを機会に日本のほんとうの姿を世界に十分に知らせたいというのが、私はオリンピックの唯一のほんとうの目……
○田中(榮)委員 去る十一月二十八日から十二月一日までの四日間にわたりまして、オリンピック東京大会開催に伴う地方公共団体等の協力体制及びスポーツ諸施設の整備等についての実情調査のため、京都府、大阪府及び兵庫県へ派遣せられました委員を代表いたしまして、私から調査の概略を御報告申し上げるとともに、所見の一端を申し述べさしていただきます。 御承知のごとく、昭和三十四年五月、ミュンヘンで行なわれました第五十五回国際オリンピック委員会総会の決定により、東京においてオリンピック競技大会が開催されることになり、同年九月オリンピック東京大会組織委員会が発足し、翌三十五年十月、政府にオリンピック東京大会準備対……
○田中(榮)委員 ただいまの臼井委員の資金調達の面に関連しまして、私からちょっとお尋ねしたいと思うのです。
組織委員会の事業収入の二十九億一千九百万円の内訳の中で、権利金収入八億六千三百万円というものがありますが、その権利金収入というものの内訳は大体どういうものになっておりましょうか。
【次の発言】 先ほどの田畑総長からの御説明によりますと、映画収入が五億のうち製作費その他で大体二、三億円くらいに減収になる、それから選手強化の経費で、五月ときまっておったものが大体十月になったので、これでまた少しはふくれて赤字になる、それから前年にリハーサルでもやるとすれば、これも相当経費がかかるであろう、か……
○田中(榮)委員 以下私は、オリンピックの準備対策の一環としてのいろいろな問題につきまして、こまかくお尋ねいたしますので、答弁はできるだけ簡単にしていただいてけっこうであります。 まず、高速道路公団の西畑さんにお伺いいたします。ただいま臼井委員からいろいろお話がございましたが、高速道路の建設状況を見ますると、道路公団は、進捗率は大へんいいのだということを言っていらっしゃるのですが、われわれが現場をずっと歩いてみますと、ちょうど寸断されたミミズみたいに、問題のないところはどしどしできておりまするが、肝心のところが補償の問題、用地買収の問題等でまだ全然手のついていないというようなところが、ところ……
○田中(榮)委員長代理 それではこれより会議を開きます。
高村委員長は所用のため、理事の私が委員長の職務を行ないます。
オリンピック東京大会準備促進に関する件について調査を進めます。
本日は、まずオリンピック東京大会開催に伴う地方公共団体等の協力態勢及びスポーツ施設の整備等についての実情調査のため、愛知県及び岐阜県の両県に派遣いたしました委員より報告を聴取することにいたします。阪上安太郎君。
【次の発言】 これにて阪上君からの報告は終わりました。
なお、同君の御要求の通り、詳細にわたる報告書についてはこれを会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○田中(榮)委員 関連いたしまして簡単に質問したいと思うのであります。かりに事前運動が百回できるといたしまして、東京都の場合と一応想像してみますと、現在区会議員の定員が、多分一千百名くらいだと思います。それが百回としますと、十万、それから都会議員、そのほか、現役の議員のほかに、新人がそれぞれその倍立つとしますと、参議院の地方区、全国区、これらを合算しますと、まず東京都の場合だけを想像しますと、三千五百名くらいの現役議員、それから新人候補というものがみんな入り乱れまして事前運動をやるといたします。その場合に、一人が平均一回二千枚としますと、七億枚のポスターが東京都内に一年間に張られることになりま……
○田中(榮)委員 私は、今回改正されます質屋営業法並びに古物営業法の条項につきまして、具体的に質問をいたしたいと存じます。 質屋営業並びに古物営業は、わが国といたしましては非常に由緒の古いものでございまして、特に質屋営業につきましては、江戸幕府時代から、いわゆる庶民の金融機関の一つとして、庶民の間にそれが大いに利用せられまして、いわゆる零細なる庶民の一時的金融難を緩和する方法として、とれが利用されておったのでございます。また一面、質屋並びに古物商に持ってこられる商品が、ややもいたしますと、盗難品または遺失品である場合が非常に多いのでありまして、さような点から、質屋並びに古物商につきましては、……
○田中(榮)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票を用いず、委員長に島村一郎君を推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事はその数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○田中(榮)委員 今回の東京で行なわれますオリンピックの外客に対するいろいろな収容施設につきましては、観光局長並びに関係の参考人の方々から詳細承りまして、一応了承いたしたのでございまするが、これに関連しまして二、三お尋ねいたしたいと思います。 観光局長にちょっとお尋ねいたしまするが、資料の九ページに、東京都二十三区内ホテル数四千百八十一とございますが、この東京都区内四千百八十一というホテルは、どういうホテルをおとりになっての計算でございましょうか。これは普通、外人は外人、そのれから国内の商用の方々あるいは観光方々、そのほかまた必要な泊まる方もあるのですが、これはどういうのですか。お知らせを願……
○田中(榮)委員 時間もございませんから、私は簡単に大臣に御質問申し上げたいと思います。 今回行なわれました参議院議員選挙の違反の実態でございますが、従来の選挙にあまり例のなかった大きな現象が数字の上に見えているわけであります。その一つは、公務員の地位利用の件数が三百三件、三百三十二人となっております。今回の公職選挙法の改正により公務員の地位利用を相当厳重に取り締まるという規定が新たに加えられまして、そういうような結果がこれに浮き彫りされたではないかと思っております。従来の選挙におきまして、官庁なり公共団体の役職員がその地位を利用して選挙活動をするということは、ありふれた現象であったのであり……
○田中(栄)委員 この際、動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票を用いず、委員長に島村一郎君を推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事はその数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○田中(榮)委員 ちょっと関連して。ただいま柔道試合場の問題で田原委員から御質問があったのですが、柔道の試合は、水泳が完了しましてから二十四時間たちまして、まる一日たって、翌日から柔道の国際試合が開始される予定になっております。そうしますと、大体時間が二十五、六時間くらいあるわけです。おそらく、水泳場を柔道場に予定しましたのは、なるべく多くの観覧者にこれを見てもらいたいという、収容力の上から当然そこが予定されたということは私どもよくわかるのですが、ただ、水泳を終わりましてすぐ工事に着手しまして、そして完全な試合場をつくるのに、まる一日しか余裕がないわけですが、この間のスポーツ新聞の記事に、建築……
○田中(榮)委員 川島大臣が御出席の問にちょっとお願い申し上げたいと思うのでありますが、実はただいま梶本観光局長から大体外人の宿泊に対する体制の説明がございまして、終局においては一万二千三百人ほどの収容施設がまだ十分でない、これについては、旅館を改造したり、あるいはそのほか民泊等も考え、いろいろ対策を練っておるという御説明で、よくわかったのでございますが、特に、ホテルを当てにいたしますだけではとうてい間に合わぬ、したがって、現在東京都内にあるところの政府登録の旅館はもちろんのこと、これに該当するところの旅館も相当あるので、これを早急に設備を改善して、その面でもひとつ収容さしたらどうかということ……
○田中(榮)委員 委員長にちょっと御了解を願っておきたいと思いますのは、私は、川島国務大臣、荒木文部大臣に質問をしたいと思いますので、いずれおいでになりましたら、一応中断いたしまして、あとでまた継続して発言を要求いたしますので、御許可を願いたいと思います。 私は、今回のオリンピックに際しまして、われわれが待望しておりました、日本の武道の一つである柔道というものが、国際競技の正式種目として採用せられまして、しかも古来の伝統と歴史を持っております日本におきまして第一回の公式試合が開催されることになりましたことは、われわれ日本人として、また武道を愛好する者といたしまして、まことに意義のあることであ……
○田中(榮)委員 関連して。ただいまのポスターの掲示の方法でございますが、今、堀委員からお話がありましたように、交通の非常にひんぱんな、困難な地域におきましては、どうしても現在のポスターのあの規模のものでは一般の通行人及び選挙民に目立ちにくいという欠点があるわけです。そこで前回の、昨年の夏に行なわれました参議院選挙におきましては、どの候補も、どの団体から選出された候補も、ポスターを縦に二枚並べるか、ポスターを横にいたしまして四枚並べるか、あるいはまたある特定の団体のごときは、ちょうど祭礼の万燈のようにポスターを千枚ぐらい並べたものを移動して歩いているわけなんですね。それで昨年の参議院選挙におい……
○田中(榮)委員 私は、政府提案にかかわりまする中小企業基本法案、社会党から提案にかかっておりまする中小企業基本法案、並びに政府提案の関連する諸法案の内容につきまして、逐次質問をいたしたいと存じます。時間がたいへん迫っておるようでありますので、勢い私の質問も多少急ぎますので、あるいは答弁のほうも、そのお含みでなるべく簡単明瞭にひとつお願いを申し上げたいと思います。 今日、わが国の中小企業というものは、非常に苦境におちいっております。しかしながら、今日、わが国の中小企業がまだ不完全ながらも存立をしておるということは、学者の説によりますると、わが国の中小企業の不完全競争性がその中小企業自体の中に……
○田中(榮)委員 前回の質問に引き続きまして、質問を行ないたいと思います。前回の質問で、私は、中小企業者に対する保護規定について、何か一般的な、抽象的な、道徳的な規定が基本法の中に一カ条くらいほしいと申し上げたのでありますが、それに対しまして、福田通産大臣から各条の規定をあげまして、これらはいずれも中小企業の保護のための規定であるという御説明がございまして、その点につきましては、私は了承いたしたのでございます。たとえば第三条、第六条の規定から申しましても、もちろん中小企業はこまかく保護されておるのでありまするが、ただ、取引の実態を見ますると、必ずしもいわゆる法律上の取引であるとか、形の上にあら……
○田中(榮)委員 それでは私から、派遣委員を代表して、今回の委員派遣について御報告申し上げます。 今回の委員派遣は、去る五月二十八日の理事会において取りきめました「委員派遣及び現地における会議開催要領」に基づき、内閣提出の中小企業基本法案、永井勝次郎君外三十名提出の中小企業基本法案及び中小企業組織法案、並びに予備審査中の向井長年君提出の中小企業基本法案の四法案審査に資するため、大阪及び名古屋において、いわゆる地方公聴会を開催したものであります。 まず、派遣委員としては、委員長の逢澤寛君、小川平二君、正示啓次郎君、私、田中榮一、板川正吾君、田中武夫君、松平忠久君、佐々木良作君、並びに商工委員……
○田中(榮)委員 午前中御質問を申し上げようと思ったのでございますが、いろいろの御都合で伊東さんと石田さんのお二人はお帰りになりましたので、やむを得ませんので、なお午後引き続いて御開陳をいただきました参考人の方々にお伺いしたいと思いますか、ただやはり委員の側にも時間の制限がございますので、各位の方々に逐一お伺いしたいと思うのでありますが、それができませんので、重点的にお伺いしたいと思いますから、その点を御了承願いたいと思います。 先ほど来、十人の方々の御意見をずっと伺っておったのでございますが、十人の方々、ほとんど全部の方々が、中小企業基本法案というものは、現在中小企業の置かれたこの現状から……
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