このページでは伊藤惣助丸衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○伊藤惣助丸君 私は、公明党を代表して、ただいま報告のありました日航機「よど号」乗っ取り事件に関し、総理並びに関係大臣に若干の質問をいたします。 質問の前に、今回の事件が、一人の犠牲者もなく、全員無事に帰国することができましたことを心から喜ぶとともに、乗客の安全を守り抜いた山村政務次官、阿部助哉代議士の犠牲的行為と、日航機石田機長以下乗務員の沈着かつ勇気ある行為に、深く敬意を表するものであります。(拍手) また、乗客の救出にあたっての大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国、ソビエト連邦共和国、アメリカなどの各国の協力並びに好意的な措置に対し、あわせて感謝の意を表するものであります。(拍手) か……
○伊藤惣助丸君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論をいたします。(拍手) 七〇年代は激動と転換の時代といわれ、今日の国際関係は、米ソ戦略兵器制限交渉や、また独ソ条約調印による緊張緩和など、従来の冷戦時代の軍事的性格のものから脱却し、新しく政治的な性格のものに移行しているのであります。 特に、今日、中国の国際的地位は高く評価されつつあり、米ソ中の核対決時代から共存する時代に、さらに米中和解等により国際緊張は急速に緩和される方向に進んでいるのであります。このような重大な歴史の転換期に立って、いまこそわが国が平……
○伊藤(惣)委員 私は、公明党を代表して、日本放送協会の昭和四十五年度収支予算並びに事業計画に対し、若干の希望意見を付して賛成の意を表するものであります。 希望の第一点は、受信契約に関することでありまして、先般、わが党の中野委員の質疑で明らかにされましたとおり、カラーテレビの契約は長期構想の当初の想定をはるかに上回り、契約に対応する受信収入も、見込みを大きく越えて伸びているわけであります。このような契約見込みの誤差は、予算承認の意義にもかかるものでありますから、NHKにおいては今後の予算編成にあたり、つとめて誤差を少なくするよう努力するとともに、予算を上回る収入の増加があった場合には、視聴者……
○伊藤(惣)委員 最近の報道によりますと、防衛庁は今後十年間の長期戦略見積もりに基づく長期防衛構想の骨子を固めたように報ぜられております。私は国民の一人として、平和憲法下におけるわが国の多面的な安全保障政策について、国民のすべてが参画しなければ実効はあげられない、なかんずく国土防衛に関しては、まず何よりもその国土防衛についての国民的合意をつくり上げることが先決である、このように考えます。そのためには政府が現在とっている政策の実態、そして今後とろうとしている構想を率直に国民に知らしめることが必要であります。もちろん国家の最高機密事項は別といたしましても、国民の判断の材料となる真実を積極的に国民の……
○伊藤(惣)委員 佐藤総理に、国連憲章改正の問題、また安保問題、基地問題、この三点について基本的な考え方を伺いたいと思います。 総理は去る三月、万博の開会式の前にあたりまして記者会見を行ない、そこで国連憲章改正の問題を発表しました。その内容は、国連憲章にある旧敵国条項の削除問題、また安保理事会の常任理事国に与えられております拒否権のあり方、もう一つは地域紛争解決のための国連軍創設などの問題、このような具体的な問題の提案がなされたわけであります。このことは、わが党としても以前から関心を持ち、さらにウ・タントの日本訪問において、佐藤総理が十五日にウ・タント事務総長と一時間二十分にわたって会談をし……
○伊藤(惣)委員 私は、公明党を代表して、今回提案されました防衛庁設置法の一部を改正する法律案等防衛三法に対し反対であります。以下その理由を明らかに申し述べます。 わが国の安全保障の終局の目標が戦争のない世界を目ざす以上、安全保障政策の最重点は国際緊張の緩和をはかる多面的な平和外交を最も重視しなければなりません。すなわち日本周辺に戦争が起こらないようにすること、かりに戦争が起こってもそれに巻き込まれないようにすること、敵対国をつくらないようにすること、等々を日本外交政策の基本政策とすべきであって、いたずらな装備の増強、隊員の数量増員という軍事力偏重の政策であってはならない。さらに安全保障力の……
○伊藤(惣)委員 昨日に引き続きまして、外務省設置法及び在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案等に関連しまして、私は本日は報償費の問題について、外務大臣及び関係の局長さんに質問したいと思います。
まず報償費についてでございますが、大蔵省に伺いたいのですが、この報償費という費用を使っている官庁はどことどこか、まず伺いたいと思います。そしてわかりますれば四十四年度、四十五年度の予算額でございますね、それについて伺いたいと思います。
【次の発言】 大ざっぱでけっこうですが、どの程度の予算を使っているか、その点についても伺いたいと思います。
○伊藤(惣)委員 関連して。この問題は三月十七日の予算委員会第一分科会でるるお尋ねしたことでございますが、そのときに要求しました資料が実はきのう午後になって私の手元に参りました。そこで、いただきました資料に基づいていろいろ検討したわけでございますが、検討の中で、ただいま会計課長がおっしゃったその決定について非常に問題があるのではないかという点がございますので、関連して質問いたします。 この新都市開発センターというのは、御存じのように、これは昭和四十一年の十月十四日に設立されたわけです。これを経過的に見ますと、その後、昭和四十一年十二月二十四日付で運輸省から自動車ターミナル事業としてバスターミ……
○伊藤(惣)委員 関連。ただいま大出委員からるるお話がございまして大体のことはわかったわけですが、実は私も地元におりまして、もう二十年から住んでおります。この問題については、私も区会議員もやり、当時予算委員長もやった経験もございますが、そういった中では話が全く不明であったわけであります。たまさかこの問題が出まして、黒羽移転の問題が出まして、もう少し事情を聞こうと思いまして、おたくにお電話したわけです。資料があったらいただきたいと申し上げましたら、特に資料はない、聞きたいことがあったら言うから言ってくれ、こういう取りつく島のないようなお話でございまして、私も一応前々から地元の区議会、あるいはまた……
○伊藤(惣)委員 この人事院の勧告は、毎年八月十五日前後にいつも勧告がありますが、今年度もおそらくそうであろうと言われております。その点の見通しについて総裁からひとつ伺いたいわけです。
【次の発言】 聞くところによりますと、現在、民間の七千の事業体の四月分の給与の実態調査を終わった。それが、今月ですかで終わるというふうに聞いておりますが、先ほど来から話を聞きましていろいろ考えておったわけですが、その点も、従来よりも早い勧告ができるのではないか、そう思うのですが、その点は……。
【次の発言】 この勧告の見通し、また予想というのは、先ほど来からの議論で大体わかるわけでありますが、特に高額、大幅、そ……
○伊藤(惣)委員 本年度の人事院勧告についてはいままでお話しありましたように一二・六七%、これはいままでにない高い勧告であります。これは物価の上昇やあるいは民間のベースから当然だと思うのですが、しかしこれは公労協の要求やらまた民間の要求のベースというものを下回っておることは事実であります。またこの勧告が完全に実施されたとしても、公務員労働者の大幅な生活改善というものは決して期待はできない、私はこのように思います。 そこで、いままで伺っておりましたが、人事院総裁にもう少し聞きたいことがございますので伺いたいと思います。 その第一は指定職についてであります。先ほどから伺っておりましたが、確かに……
○伊藤(惣)委員 まず防衛庁長官に伺いたいと思います。 先ほど来から中曽根長官は、来月の中ごろ七〇年代の日米間の安全保障問題についてレアード国防長官と話し合うために訪米すると言われております。現在、わが国の七〇年代の安全保障を見たときに、その安全保障の基本構想、また国防の基本方針、第四次防衛力整備計画、また防衛産業における兵器の購入、さらに基地問題、こういった問題が山積みされております。長官が今回訪米するにあたっては、当然これらの問題が聞かれることは間違いないと思いますし、また一部報道によりますと、ニクソン・ドクトリンに対する米国の七〇年代の新しい極東政策、また中国政策、インドシナ情勢、在韓……
○伊藤(惣)委員 中曽根防衛庁長官に伺います。
長官は明八日訪米なされるわけでありますが、本日はその前日にあたりまして、長官はすべて準備終わって、長官としての決意、そしてまた日本の防衛についてるる話し合いをしてくることと思います。まず初めに、そういった防衛庁長官の今回の訪米に対する目的、またスケジュール、米国で会う人たちの話の内容等について、簡単に伺いたいと思います。
【次の発言】 中曽根長官は、ある人の話によりますと、一種古風なナショナリストである、そのことは拓大の古風な教育から防衛構想まで一貫している、このように言う人がおります。またこういったことは、国内では反動的に見られると同時に、他……
○伊藤(惣)委員 防衛庁長官に伺います。 長官は九月八日から二十日までの間訪米されましたが、その訪米後の長官の報告を正式に聞いていないわけでありますが、一般の報道によりますと、定期的に閣僚会議を開くことをきめてきた、あるいはまた軍国主義の懸念また誤解を解いてくる、この委員会でもそのようなことを申して出発したわけであります。さらに、基地問題についても自衛隊管理というような面から話し合ってくるというようなことも言っておられました。さらに、これは先ほどもお話がありましたが、濃縮ウランの共同開発について話をしてきた、こういうことでございますが、そういった点について簡単に伺いたいと思います。
○伊藤(惣)委員 国際機関等に派遣される一般職の国家公務員の処遇改善について質問申し上げます。
これは、国家公務員法の規定に基づいて派遣職員の利益を保護するということを前提に出されたと聞いておりますが、現在国連本部等に派遣されている実態についてまず伺いたいと思います。
【次の発言】 その実態について資料を要求したいと思うのですが……。
いま国連本部を聞いたわけですが、そのほかに国際原子力機関であるとかILOであるとかアジ銀だとかいうのがあると思うのですね。当然日本に派遣要請があっての職員派遣であると思うのですが、結局派遣するにしてもなぜ充足率がいかないかということなんですが、その点はどうい……
○伊藤(惣)委員 私は中国問題について伺いたいと思います。
特に大陸だなの問題について最近問題になっておりますが、中国の尖閣列島に対する主張についてるる報道されておりますが、それを分析いたしますと、中国政府というのは尖閣列島の領有を主張しているのか、あるいはまたあの周辺の大陸だなを主張しているのか、または尖閣列島を含めてその周辺の大陸だなを主張しておるのか、その辺が非常にあいまいなわけですが、政府としてはどのような対策、またどういう情報を入手しているのか、その点から伺いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの外務大臣の答弁は、いままで答弁なさったことの繰り返しだと思うのですが、要するに中華……
○伊藤(惣)委員 私は法務省設置法の一部を改正する法律案、この法案についての質問を行ないたいと思います。きょうは主として実態面について伺いたいと思います。
これは前国会においてもたびたび取り上げた問題でございますが、まず東京拘置所が栃木県の黒羽町黒羽刑務所に移転する。また、同所の施設が完成すると宇都宮刑務所の施設が不要となるのでこれを廃止する。また精神障害受刑者に対する処遇の充実をはかるために岡崎市に岡崎医療刑務所を設置する、こういう一つの法案でありますが、現在の移転の進行状況について概略伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、それぞれの六施設についてはおおむね予定どおり進行し……
○伊藤(惣)委員 警察庁の方、来ておりますか、
【次の発言】 昨日は楯の会の問題について同僚議員からるる質問がございました。私は、その質問を聞いておりまして、いろいろ考えたわけでありますが、しかし国民の立場から考えますと、やはりあれだけの議論では納得のできない点もありますし、二、三聞きたいこともありますので、その点について防衛庁長官から明確な、国民に対する答弁をお願いしたいと思います。
まず第一に、体験入隊の仕組みでございますが、この体験入隊という一つの仕組みについてはどのような形で行なわれてきたか、その点について伺いたいと思います。
○伊藤(惣)委員 今回の大量解雇については、昭和三十二年の岸・アイク共同声明以来、通告によりまして三十四年に九千人解雇されまして以来の大量解雇でございまするけれども、いままでの答弁を聞いておりまして、運用上うまくいってなかったということでございますが、長官もいまおっしゃいますように、そういうことでは済まされない問題だ、私もそのとおりだと思います。 そこで、大事な問題でありますから伺っておきたいのですが、この中央離職者対策協議会でございますが、これの議長として、この問題を具体的にどのようなものを議題にしていつごろどうするのかという点ですね。少なくとも、ここにいらっしゃる以上は、そういうことで質……
○伊藤(惣)議員 兵器の輸出の禁止に関する法律案につきまして、提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。 近年におけるわが国経済の高度成長は、まことに目ざましいものがありますが、日米安保体制下での兵器産業の台頭もまたはなはだ顕著であります。ことに沖繩返還の日米首脳会談やベトナム撤退作戦を通じて、わが国に対する自主防衛力強化の要請はにわかに表面化し、これに伴って兵器産業は急速な膨張を続け、いまや日本の産業界に大きな地位を占めるに至っております。 一方、アジアにおける軍事情勢は、ますます緊張の一途をたどっておりますが、この中でアジア諸国の国民は、巨大な生産力と高度の科学技術を持つわが国において、……
○伊藤(惣)委員 総理府総務長官に質問いたしますが、二月十九日の閣議報告で「駐留軍関係離職者対策の大綱について」、こういう離職者の対策が発表になっておりますが、よく読んでいきますと、わからない点もたくさんございますし、また新たに、いままでにないことも含めてここに一つは載っているようでありますが、そういった点を中心として総務長官に質問したいと思います。 まず第一に、政府は、中央駐留軍関係離職者等対策協議会の決定をもって、駐留軍関係従業員の大量整理に対処する基本方針として、対策大綱を定めたというふうに伺っております。この対策の中で特に重点を置いたのはどこなのか、まずその点から伺いたいと思います。
○伊藤(惣)委員 運輸省設置法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、米軍基地の返還に伴うところの、その民間航空等の使用、また航空管制等について質問したいと思います。 御存じのように、昭和四十五年十二月二十一日の日米安保協議委員会第十二回会合で大幅な基地の縮小計画が発表されたわけであります。それによりますと、日本側から愛知外務大臣、中曽根防衛庁長官、米国側からはマイヤー駐日大使、マッケーン太平洋軍総司令官が出席して、大要次のような話し合いが行なわれたわけです。それはニクソン・ドクトリンというものに沿って日本及び他の極東地域に対する安全保障を果たすためのいわば米国の能力を最低限に残し、そして……
○伊藤(惣)委員 きょうは同僚委員から四次防に関して詳細な質問がありましたので、私も関連しまして四次防の構想に限ってのみ質問したいと思っております。 まず入る前に防衛庁長官に伺いたいのですが、国防の基本方針についてであります。 これは前国会ですか、長官はかつて四次防を策定する前に国防の基本方針を出す、このように前向きな姿勢で取り組まれておったようでありますが、その後自主防衛五原則あるいはまたその国防の基本方針の改定についていろいろな話があったようで現在なお流動的である、こういうふうに承っておるわけでありますが、最近の報道によりますと、長官が私案として、国防の基本方針は全面改定ではなくて部分……
○伊藤(惣)委員 関連で二、三問、佐藤総理並びに法制局長官に質問したいと思います。
先ほど来から質問を聞いておったわけですが、大出委員さらに鈴切委員に対しても、佐藤総理は、総裁として自主憲法の制定に関しての発言はそのとおりだ、こういうことでありますが、そうなりますと、今度の参議院選挙は憲法改正の是非を問う選挙である、このように考えていられるかどうか、明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 私はそのように感じて、その点もう一回念を押して、それならそのようにわれわれも参議院選挙で佐藤総理の考え方をまず国民の前に明らかにしながら、ともに参議院選挙にがんばろう、このように考えておったわけ……
○伊藤(惣)委員 ただいまの報告でありますが、もう一回確認しますけれども、だれが補給廠のだれに質問をして答弁を得たものですか。
【次の発言】 前に、昭和四十四年八月二十二日に、内閣総理大臣から衆議院議長あてに、質問主意書に対する答弁がありました。その中で、ただいま長官から報告ございましたと同じような報告があるわけでありますが、報告内容をさらにつけ加えたような現在の報告でありますが、この報告されました内容は変わっておりますか。
【次の発言】 その容量を大きくしたというのは、写真にも出ておりますように、三千ガロンのキャパシィティというのがありますが、その三千ガロンの容器にかえたということですか。
○伊藤(惣)委員 人事院総裁からただいま大出委員に詳細に答弁ございましたが、私も同じような質問になるかもしれませんが、さらに一歩進めて質問したいと思います。
まず初めに勧告でございますが、先ほどの答弁によりますと、八月十五日前後になるというお話のようでございますが、いいことは早いほうがいいわけでございますから、何も例年にならう必要は私はないと思う。もっと早くやるべきじゃないかと思うのですが、その点いかがですか。
【次の発言】 その点、要望しておきます。十五日前後といわず、十日前後でもけっこうでございます。もうすでに調査を終わりまして集計の段階だと聞いておりますので、例年によらなくても、こんな……
○伊藤(惣)委員 総務長官に伺いたいのです。きょうはたくさん聞きたいことがあったのですが、時間もありませんので、大事な問題二、三を質問したいと思います。 まず第一に、核兵器撤去の問題についてであります。すでに発表がありますように、沖繩返還協定の第七条に、施設買い取り等の予算として三億二千万ドルが計上されております。これは政府の説明によりますと、そのうちの七千万ドルは核撤去及び一部の特殊部隊の撤収費に充てられる、こういうふうに予算委員会等においても答弁をなされております。この折衝または予算の問題については外務省、大蔵省ではありますが、ただ、総務長官は、住民福祉の立場から、住民の生命と安全を守る……
○伊藤(惣)委員 人事院総裁にお伺いします。 ただいままで大出委員から細部にわたる質問がございましたので、私からはやはり同じような質問になると思いますが、老獪なる答弁でなくて、率直に、簡明にお願いしたいと思います。 やはり何といっても今回の勧告の内容についてでありますが、新聞の報道によりますと、五月勧告であるというようなことがいわれております。そこで、人事院総裁はこの内閣委員会で去る七月二十三日ですか、総裁みずからがおっしゃったことに、五月という理由は積極的にない、四月実施も一理ある、こうおっしゃったわけですが、四月実施も一理あるというそのことが、何らかの形で今回の勧告に表現されるお考えで……
○伊藤(惣)委員 いままで同僚委員からいろいろ質問がございましたが、私も角度を変えて防衛庁長官にいろいろ質問したいと思います。 初めに国防の基本方針ですが、この基本方針がきわめて大事であることは言うまでもないことでありますが、私たちは、前の中曽根防衛庁長官の当時、国防の基本方針は改定する、こういう話がありました。ところが増原前防衛庁長官になりましたときには、国防の基本方針は変えない、こういうことできたわけであります。そこで西村新防衛庁長官に伺いたいのですが、西村防衛庁長官は、いままでの国防の基本方針、四項目ございますけれども、この国防の基本方針についてはどのような見解なのか、まず初めに伺いた……
○伊藤(惣)委員 ただいま同僚委員からもお話ありましたように、基地の問題に関連いたしまして、核の問題について質問したいと思います。 いままで、この席上においても、また返還協定委員会においても、核の問題については政府がるる答弁をなさってきております。そこで、その答弁をもう一回この場において総理並びに外務大臣からも明確に再確認したい、こう私は思います。 御存じのように、岩国の基地には核がない、点検をやったけれどもなかったと言いながらも、なぜか国民は、この核の問題についてすっきりした感じを持たない、いわゆる核の疑惑についてはいまだに持ち続けております。その点について、まず初めに、岩国の基地の問題……
○伊藤(惣)委員 私はいま長官から答弁いただきましたが、その質問に入る前に、先ほどの質問の中で、防衛庁長官の発言が引き合いに出されました。この問題について、これが事実であれば、はなはだ遺憾であると思います。そのことを一言申し述べて質問に入りたいと思います。 そこで、長官は、ただいまの説明を伺いますと、シンボルは一から5まであるとおっしゃったのでございますか。――4ですね。それでは私が申し上げたとおりであります。そこにはクラス1からクラス7まで入っておる。それが一から4の中に分類されておる、こういうことでございますね。そういたしますと、きのうも写真でお示しいたしましたけれども、沖繩にあるメース……
○伊藤(惣)委員 最近の冷凍食品は火にかければその鮮度が戻る、こういわれております。西村防衛庁長官の発言がこのたぐいの発言であり、いままでの論議にもありますように、これが事実とすればたいへんな重大な失言であると私は思います。 そこで一番最初に、堀委員が確認した件について私も再度確認したいと思います。堀委員は、冒頭にあたりまして楢崎委員が指摘したこのメモについて、宍戸官房長はその点はどうなのか、こういう点について質問したわけでありますが、官房長は、そのような指摘が――指摘というよりもそのような発言があったということを明らかに認めております。その点についてもう一回官房長に、この指摘のあった点につ……
○伊藤(惣)委員 私は、この沖繩の国内関係法案の中で、いままで二回質問いたしました。それは在日米軍基地の核の問題でございます。 私が、この沖繩の法案の審議中に、なぜ日本にある在日米軍基地の核の疑惑について質問するか。すでにこの委員会または返還協定委員会において、あらゆる委員から詳細に核の問題については質疑がございます。私は、いまさらそのことを繰り返す考えはございませんけれども、いずれにいたしましても沖繩には核がある。そして、その核は一九七二年返還時にはなくなっている。そしてまた、その撤去費用は七千万ドルの中に入っておる。しかし、その中身は言えない。また、核の問題については、米国の最高の軍事機……
○伊藤(惣)委員 初めに、この法務省設置法の一部を改正する法律案の中身についてでありますが、千葉県の成田市に新東京国際空港が設置されることになっているわけでありますが、そこに羽田入国管理事務所が移転する、こういうことでありますが、成田の新東京国際空港の設置については、地元農民との間にたいへんな長い間の代執行をめぐるトラブルが続いているわけでありますが、まずその経過について、どうなっているのか。私が常にあの事件を通じて考えておりましたことは、行政あって政治なしだ、あのような対決ではなくて、何らかもう少しうまく話し合いができなかったものかというふうにいつも思っている一人でございますが、その経過につ……
○伊藤(惣)委員 いま同僚委員からいろいろ指摘がございました。この立川移駐の問題については、各新聞が一斉に大きく取り上げております。中でもある新聞は、「「立川移駐」国民の不信に拍車約束破って居直る」、またその下に、「そらぞらしい「沖繩は慎重に」」、こういうふうに大きな見出しがございます。それで結論的には、江崎防衛庁長官の大きな責任問題として取り扱っておるようです。「つまり、江崎長官はじめ防衛庁の責任者は、だれ一人として移駐を事前に地元に連絡する気持ちはなかったのだ。というより、これは、野党が指摘するように、移駐反対運動をかわすため計算された“奇襲攻撃”であったとすらいえる。これが、移駐に反対す……
○伊藤(惣)委員 佐藤総理にまず冒頭に申し上げますが、今回のたび重なる防衛庁の問題については、佐藤総理は、四次防予算の先取り問題で国会において陳謝いたしました。しかしながら、その後において、ただいま大出委員からも質問がございましたように、立川基地の自衛隊抜き打ち移駐、また衣笠統幕議長の極秘のサイゴン入り、さらに沖繩のあの装備品の独断搬入、こういうような問題については、私たちが今国会冒頭から指摘しておりますように、シビリアンコントロールというものは完全に形骸化している。このことは、昨日の予算委員会においても、三党書記長が質問したことであります。私は、このシビリアンコントロールの形骸化については、……
○伊藤(惣)委員 初めに立川問題について二、三聞きまして、沖繩問題についてまた二、三伺いたいと思います。 一つは、いま同僚委員からお話ありましたように、立川問題については、あの市民運動といいますか、たいへん強い反対があります。そこで、三月の十七日に、ばく徒である集団ですか、約五十人くらいが立川基地移駐賛成のために集まったということが問題になりまして、急遽、理事懇談会において、伊能委員長を先頭にして各党そろって立川に参ったわけであります。 そこで明らかになった点は、一つは、十二日の日ですか、私服の警官が、だいぶ集まっているので、どうしてそんなに集まっているのかと聞いたところ、防衛庁長官が来る……
○伊藤(惣)委員 沖繩開発庁設置法案並びに沖繩特別措置法案の二法案の審議が始まる前に、防衛庁長官は十時半までのようでありますから、それまで防衛庁長官に質問をし、さらに続けて法案の質疑に入りたいと思います。なお、防衛庁長官はまた十二時から一時まで出席なさるということでありますので、質問は残しておきましてまたやらしていただきたいと思います。 初めに沖繩の自衛隊の問題であります。このことは、久保・カーチス協定において、返還時にスムーズに事務引き継ぎができるように取りきめした。しかしながら、この久保・カーチス協定は単なる事務引き継ぎの取りきめでもある関係から、さらにまた国防会議にかけて変更もあり得る……
○伊藤(惣)委員 ただいま委員長から読み上げられました沖繩の二法案に関連いたしまして質問したいと思います。外務大臣、時間がないようでございますから、先に外務大臣から伺いたいと思います。 聞く問題は、一つは事前協議の問題、地位協定の問題、地位協定の問題、それから沖繩で毒ガス事故が起きました、その問題など伺いたいと思います。それで、きのうも外務委員会において外務大臣の答弁を聞いておりますので、それから議論を進めていきたいと思います。 まず第一に事前協議の問題でございます。一九六〇年の安保改定のときに取りきめられました事前協議制度でございますが、一つは、最近のベトナム戦争の激化に伴いまして、岩国……
○伊藤(惣)委員 私は、沖繩返還を目前にいたしまして、現在、沖繩基地から、ベトナムにB52及びKC135など出撃しているようでありますが、この北爆問題と事前協議、なかんずく岡崎・マーフィー大使の書簡について、それからシビリアンコントロールの問題について、もう一つは自衛隊の沖繩配備の問題について、三点について質問したいと思います。 その前に、いままで同僚委員から核問題についていろいろ質問がございました。私もこの問題については数年間取り組んできております。いまだに政府からは何の回答もないのが実情でございます。そこで一点だけ伺っておきたいわけでありますが、日本には核部隊あるいはまた管理部隊というも……
○伊藤(惣)委員 いま大出委員からも質問がありまして、総務長官もすばやく、議会に対し、国民に対して申しわけないと言われた。私も長官の発言について同僚委員と同じように思うわけであります。やはり一つは国民がいま憲法の問題についてはたいへん神経質であるということ、そして毎年五月の憲法記念日を前にしましていつも政府は憲法改正への方向の御発言がありました。去年もまた一昨年も問題になってきております。ことしは山中総務長官がやはり同じように発言をされた。そこを私たちは重視するわけであります。それはもう長官よく御存じのように、やはり憲法の第九十九条には明確に「天皇又は攝政及び國務大臣、國会議員、裁判官その他の……
○伊藤(惣)委員 私は外務大臣に、ベトナム戦争を中心として、日本の米軍基地の使用状況について地位協定の立場から、また沖繩問題について質問する予定でありますけれども、時間の関係で防衛庁長官に、二、三問伺っておきたいことがあります。
初めに、横浜市のノースドックについてはどういうような実態なのか、防衛施設庁からお答え願いたい。
【次の発言】 もっと明確に伺いたいのですけれども、鶴崎参事官でもいいですが、現在どういうふうに使われておるか。一つは、ノースピアというのは、米軍のLSTとか相模補給廠との関係において、先ほども同僚委員からいろいろ問題がありましたけれども、ベトナムの物資はすべてこの埠頭から……
○伊藤(惣)委員 最近のベトナム戦争のエスカレート、きのうはまたニクソン米大統領の重大な発表がありまして、北ベトナムのハイフォン港を機雷で封鎖する、しかもきょうは、その航空機による機雷封鎖が終わった、こういうような報道が出ているわけであります。 沖繩返還にからみまして、日米安保条約に基づいたわが国の施設、区域を米軍がベトナム戦争の直接の補給基地として使用していく。しかも北爆が、あるいはまたベトナム戦争がエスカレートすればするほど、その基地の役割りが重要となってきていることは政府もよく知っていることと思いますが、いままで私たちは、この米軍の基地使用について、戦争に巻き込まれないための何らかの歯ど……
○伊藤(惣)委員 庶民金融について、いまも少し話を聞いておりました。私は非常にいいことだと思っているのです。新聞紙上で見ましたけれども、ただ、その庶民金融について、大蔵省かどこかわかりませんけれども、そういう制度はつくるけれども、ある一定のワクでしばろうというような動きがあるように思えてならないわけです。そこでまず伺いますけれども、庶民金融問題について経過的な説明を私は聞いているわけですが、最初に郵政省の中でこれを省令でもってきめようとしたわけですね。そのときの原案、これはどのようなものであったか。
【次の発言】 要するに、原案と最後の庶民金融として構想がまとまった結果と、だいぶ違ってきている……
○伊藤(惣)委員 総理並びに外務大臣、また防衛庁長官に質問するわけですが、五月十五日に沖繩が返りまして、総理はその記念式典において三たび涙した、このようにいわれております。確かに沖繩が返還されて、二十数年間の異民族支配の中にあって、またたいへん差別のある生活をしてきた、そういう沖繩の皆さんにとってはたいへんよかったと思いますが、ただ問題は、返還になりますと、物価あるいはまた税金はすぐ直ちに本土並みになるけれども、基地の問題、または沖繩県民の生活の面から申し上げますと、まだまだ差別がある。そこで私は、佐藤総理なりが、子を思う親のような気持ちで沖繩返還を願い、そして実現した今日において、さらに総理……
○伊藤(惣)委員 私は、国家公務員災害補償法の一部を改正する法律案、この法案について質問します。また、この問題に関連する幾つかの問題を質問したいと思います。
初めに、人事院総裁に伺いたいのですが、昭和四十七年三月十六日に、「国家公務員災害補償法等の改正に関する意見の申出」、この意見書を衆議院議長船田中殿、参議院議長河野謙三殿、内閣総理大臣佐藤榮作殿あて提出されたわけですね。その意見書に基づいて今回の法改正があったわけですけれども、いかなる事由でこの法案の提出を行なったかということについて、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 だんだん浅間山荘についても聞いていきたいと思うのですが、この条文……
○伊藤(惣)委員 農林省設置法の一部を改正する法律案に関連しまして、次の問題について質問したいと思います。 一つは流通機構問題 一つは農業団地の問題一つは国有林及び国有農地の問題、米価問題、自由化の問題サケ、マス漁場におけるソ連軍演習計画についての問題、この点について個別に申し上げますと、みな非常に重大な問題をかかえているわけでありますけれども、私はその中で特に問題点をしぼって質問したいと思います。 初めに、逆に申し上げましたが、サケ、マス漁場における演習問題について伺いたいと思います。これは、ソ連軍がサケ、マスの漁場のA地区において演習をする、こういう計画があったわけでありますけれども、……
○伊藤(惣)委員 いまも同僚委員からベトナム戦争をめぐる日本の基地使用について、官房長官並びに外務省の見解、両大臣の見解をただしたわけでありますが、これと関連しまして質問したいと思います。 そこで、官房長官にまず初めに伺いたいのですが、外務省と何ら意見が違わないと言いますけれども、先ほど来からの答弁を外務省とあわせて聞いておりましたけれども、必ずしも一致していない、こういうふうに聞いていて私は思ったわけであります。 そこで、まず第一に聞きたいことは、外務省では、いままでの日本の基地使用については事前協議の対象にならない、こういうことを言ってきたわけでありますけれども、官房長官は、たとえそれ……
○伊藤(惣)委員 許可、認可等の整理に関する法律案に関連いたしまして、若干の質問をいたします。 初めに、日本住宅公団の理事の方、また日本道路公団の理事の方々には、お忙しいところたいへんに突然出頭をいただきまして、心から感謝いたします。許可、認可の整理に関する問題について若干の質問をしたいと思いますので、よろしくお願いします。 初めに大臣に伺いたいのですが、行政改革三カ年計画というものが実はあるわけですね。それがことしで終わることになっているわけですが、最初の計画では千六百四十一件、現在予定数を含めて措置された件数は千四百九十九件だといわれておりますね。最初計画があったのが千六百四十一件、そ……
○伊藤(惣)委員 外務大臣がおりませんので、いまの問題に対しまして私も質問したいと思います。 この国会は、御存じのように四次防の先取り問題から始まりまして、沖繩の自衛隊物資のもぐり輸送の問題、さらには立川の強行移駐の問題等々からみまして、今回のこの北村艦隊司令長官の発言は重大である、このようにただいまも発言があったわけでありますけれども、まず私もその点から伺いたいと思います。 この記者会見は実は二つあるのですね。三十日に佐世保の海上自衛隊佐世保総監部、ここでやったのが、現在まで質問のありました記者会見の内容ですね。もう一つあります。二十九日。これは鹿児島県の鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空隊を訪……
○伊藤(惣)委員 労働省設置法の一部を改正する法律案、その要綱を見てまいりますと、三点にわたって改正点があります。
その一は、大臣官房の労働統計調査部を統計情報部に改組する、このことでありますが、この中にあります「新しい需要に応ずる的確な情報を開発するため」とは、具体的にはどういうことなのか、簡単に伺いたいと思います。
【次の発言】 それから、この第二番目の雇用促進事業団監理官を廃止する、そしてこの四月一日から実施される労災保険と失業保険の保険料の徴収事務の一元化に関する事務その他の重要事項を総括整理する職として大臣官房に審議官を置く、こういうことですが、これもこの中ではよくわからないわけで……
○伊藤(惣)委員 私は、地方制度調査会設置法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、週休二日制の問題と定年制の問題について質問したいと思います。 まず、その前に、この法案の中身についてでありますが、この委員の任期を一年である現在の期間をさらに一年延ばす、いわゆる一年を二年の任期にするという法案でございますから、きわめて簡単明瞭で問題はないように思います。ただ、聞くところによりますと、地方制度調査会というものはきわめて重要な存在であって、これは地方自治あるいは地方自治体のすべてのものが決定されていくという問題を答申させる機関、また、そういうような意味から申しましても、委員の選定、その委員が審……
○伊藤(惣)委員 防衛庁長官に伺いますが、きのうの参議院内閣委員会において、あなたは四次防について構想の一端を明らかにしたように報道で私たちは知ったわけであります。そこでこの問題について、報道で知る限りはたいへん重要な意味を持つ発言かと思いますので、その幾つかについて質問したいと思います。
まず第一にこの四次防の問題でありますが、簡単に、長官が防衛庁内でまとめたいろいろな問題があると思いますけれども、そういう構想について伺いたいと思います。
【次の発言】 そうおっしゃいますが、だいぶ違うところがあるのですよ。というのは、あなたが表明した点は現内閣で決着をとおっしゃっておりますが、それは七月の……
○伊藤(惣)委員 人事院総裁に質問します。
いま同僚委員からいろいろ質問が出ておりましたのを聞いておりましたが、やはり一つは、八月の十五日ごろですか、勧告を出すその前であるので、なかなかほんとうのことが言えない苦しい答弁があったようでございますが、私は先ほど総裁の話を聞いておりまして、八月十五日ごろ、しかも例年のごとくというようなことでございますが、何か例年のように同じようなものが出るのではないかと感じられるわけです。八月十五日以前にもう少しすみやかに出せないものかどうか、それがまず第一点。その辺からひとつ……。
【次の発言】 一つはこの実施時期のことでございますけれども、この点については先……
○伊藤(惣)委員 いままで同僚委員から質問がございましたが、なるべく重複を避けて簡単に伺いたいと思います。 まず、人事院総裁に伺いたいのですけれども、今度の人事院勧告が予想どおり四月実施をうたい、そしていまも大出委員からお話ありましたように、低いとはいうものの、わりあいいままでにない前向きの勧告が出されたという点で私は評価いたしております。だから、全面的にいいというわけじゃありませんけれども、そういった問題について二、三、総裁に伺いたいわけです。 まず、四月実施に踏み切ったという基本的な理由、これについて総裁に伺いたいと思います。それから特別給ですね。これを段階的に支給するというふうに言わ……
○伊藤(惣)委員 外務大臣が二時半ごろにどうしても退出ということでありますので、関連して質問いたします。 一つは、相模補給廠の戦車の問題、ただいまも大出委員からいろいろお話がありました。私はこの問題は、外務省が、条約上の義務を遂行するために、何とか国内法と調整をして米側に戦車の輸送問題について協力したい、こういう立場ではなく、日本国民の生命と財産を守る立場から、国民の感情をよく踏まえた上でこの問題を一日も早くすみやかに解決するよう強くまず第一に要望しておきたいと思います。 そこで、具体的に申し上げますと、この問題については、閣議了承ですか、この内容は、相模総合補給廠における戦車の修理機能に……
○伊藤(惣)委員 官房長宮に御質問いたします。時間もあまりないようでありますので、シビリアンコントロールに限って質問をいたしたいと思います。 いまも同僚委員からいろいろ質問ございました。まず第一にこの国防会議の構成のメンバーでありますが、いままで出ておったメンバーだからそのまま今度は正式メンバーにしたい、こういうお話でありましたが、いままでのメンバーの中には、少なくとも国家公安委員長が入ってなかったことは事実ですね。ですから、その点でどういう考え方から国家公安委員長を構成委員のメンバーにするのか、この点についてまず伺いたいと思います。
○伊藤(惣)委員 給与問題で二、三の点について聞きたいのですが、ただいまもお話しございましたように、ハイジャックの問題について関連して質問したいと思います。
ただいま国家公安委員長からハイジャックの経過について伺ったわけでありますが、防衛庁長官にハイジャックの点についてお聞きします。
ただいま経過を国家公安委員長から聞きましたけれども、防衛庁としては、このハイジャックに対しまして、どういう形で対処されていらっしゃいますか。
【次の発言】 たいへん不幸な事件でございまして、私も、何よりも人質の人命を尊重して慎重な行動というものをとっていただきたい、こう思うわけであります。
やはりスクランブ……
○伊藤(惣)分科員 法務大臣及び関係省庁の方に伺いたいのですが、東京豊島区にある東京拘置所、通称巣鴨刑務所といわれておりますが、この移転問題について質問いたします。 御存じのように、あの東京拘置所は――現在新宿副都心とともに豊島副都心といわれておりまして、都市計画においては第二の都心になる。その中心にはこの巣鴨の刑務所のあと地に建つ超高層のビル、これを中心として発展する、このようにいわれております。ところが、この刑務所の移転をめぐりまして、現在いろいろなうわさがあるわけであります。私は、この機会に公式に大臣及び関係各省庁から、今回のこの移転に関する問題について明確に、正確に答弁を承りたい、こ……
○伊藤(惣)分科員 いまの質問に関連するかもしれませんが、私も新幹線網の建設と東京起点についてまず初めに伺いたいと思います。
去る十一日、運輸大臣の諮問機関であります鉄道建設審議会において、全国新幹線鉄道整備法案要綱を満場一致きめた、このように報じられております。その点について簡単にその概要を伺いたいと思います。
【次の発言】 非常に時間がありませんので、問題をしぼってお伺いします。
その中の、東京を始発とする東北一号線、あるいはまた常磐線、上越線、北陸線、これらの駅及び発着場所、これはそれぞれの地域において非常に関心のある問題でございます。そこで、ただいまのお話のように、すべて審議会にお……
○伊藤(惣)分科員 厚生大臣にお伺いいたします。 私は、社会福祉施設の整備と、そこに従事する職員の処遇改善について伺いたいわけです。 この特別国会の冒頭、佐藤総理も施政方針演説の中で、社会開発の推進と社会保障の充実をまず第一にして、特に具体的に、経済繁栄の恩典にあずかることの少ない老人、母子家庭など恵まれない人々に対して、あたたかい充実した援助の手を差し伸べる、また、この見地に立って生活保護基準及び福祉年金の引き上げを行ない、心身障害者に対する福祉施策の拡充を進める、このように述べられておるわけであります。 そこで厚生大臣に、その総理の施政方針にある具体的な方策を伺いたいわけです。その前……
○伊藤(惣)分科員 大蔵大臣に米軍基地、グラントハイツのあと地利用について質問いたします。 御存じのように、このグラントハイツは今年度から四年間で返還されることが決定しておりまして、今年度すでに五十億の予算がついております。そこで伺いたいわけですが、そうなりますと、一時大蔵省に戻るわけでございます。その戻り方でございますが、一括して戻るのか、あるいはグラントハイツというのは約六十万坪ございますので、またさらにいろいろな施設もある関係から、部分的に徐々に返還になるのではないかと思われますが、どのような形で返還になるか、伺いたいと思います。
○伊藤(惣)分科員 防衛庁長官に、時間がありませんので三点について簡単にお伺いします。
一つは、米軍基地の自衛隊管理について、さらに在日米軍に働く基地従業員について、またグラントハイツの返還の現況について伺いたいと思います。
いままで長官から、自衛隊管理についてるるお話がございました。この問題について、政治論ではなくして、法律的に説明願いたいと思うですが、防衛庁はこの基地の自衛隊管理というのは共同使用なのかあるいはまた共同管理なのか、その区分がはっきりしないわけであります。その点まず長官から伺いたいと思います。
【次の発言】 外務省に伺いたいのですが、ただいまの防衛庁長官のお話で、地位協定……
○伊藤(惣)分科員 私は、東京都豊島区にある郵便局の移転について質問をしたいと思います。
まず、池袋にある郵便局の現況について伺いたいと思います。
【次の発言】 この郵便局について最近移転の話を伺っているわけでありますが、その経過を伺いたいと思います。また、この郵便局はいつ設置されたか、おわかりになったらその点もあわせて伺いたいと思います。
【次の発言】 確かにいま局長がおっしゃったように、あの地域は豊島副都心でも最も中枢になるところであります。そういう都市計画も知っておりますけれども、その移転する候補地になったところは大塚だけではないと思うのですが、それはどの辺か、その点も伺いたいのです。
○伊藤(惣)分科員 限られた時間でございますので、要点のみ質問したいと思います。 佐藤総理も施政方針演説の中で「福祉なくして成長なし」このことは繰り返し強調されました。このことは裏を返せば、いわゆる経済は高度成長したけれども、福祉政策がなかったということを暴露しておるかと思います。確かに実態面を見ましても、欧州先進国の国家予算に対するパーセンテージは三〇%台の福祉関係の予算が取られているようでありますが、わが国はその五分の一に当たる六%台である、こういう実態面からも明らかであります。そこで私は、その福祉施設の実態と今後の計画というものについて伺いたいと思うのです。 まず第一にねたきり老人に……
○伊藤(惣)分科員 グラントハイツの件について、若干の質問をしたいと思います。
まず、本年度第二回分として七十三億円の予算がついておりますが、これはどういうふうに消化されるのか、その予定と現在までの進行状況の概要を簡単に御説明を願います。
【次の発言】 実は四年間で移転するということについては、調べてあるわけでありますけれども、特別会計で予算がついて、それでどのように進行し、経過がこうなんだということが、正式な場所ではっきりと言われていないというところに私はまず問題があると思うのです。
そこで移転費用の約三百五十億円でありますが、これは前施設庁長官の答弁にもありますように、グラントハイツだ……
○伊藤(惣)分科員 私は米軍基地グラントハイツの返還に伴うその計画と返還をめぐる国有地の扱い、さらに造幣局東京支局の移転問題について質問いたします。
初めに、御存じのように米軍基地グラントハイツが四年間という一つの期間を区切りまして返還されることは大臣御承知のとおりであります。今年は昨年に次ぐ二年度でありまして、七十三億円計上されております。まずその辺から伺いたいのですが、本年度の実施計画はどのようなものか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 このグラントハイツの返還についてはいろいろ経緯があるわけでありますが、それは別といたしまして、大蔵省にとって一般会計じゃなく特別会計で扱ったその理……
○伊藤(惣)委員 今回の全日空機と自衛隊機による衝突の事件は、史上最大の惨事となったわけでありますけれども、なくなられました百六十二名の方々の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、今回の事故は、本来国民の命を守るべき自衛隊機がこのような事件を起こしたということについて、航空史上類例のない事件であります。今回の事件は、起こるべくして起こった、国民軽視の政治、航空行政が招いた悲惨な人災である。ある人は、その行政の怠慢が殺人事件を引き起こした、このようにもいえる、このようなことを言っておりましたが、私もそのように思います。今後このような事件を再び起こしてはならない、こういう決意で取り組むことが根……
○伊藤(惣)分科員 私は、在日米軍基地、キャンプ朝霞並びに返還の決定しておりますグラントハイツの基地従業員の問題について、質問したいと思います。 初めに、キャンプ朝霞の件でございますが、御存じのように、このキャンプ朝霞は、その基地の広さ三百九十四万九千百八十六ヘクタールという、実に広大な地域を基地として現在使用しております。これは、すでに返還になりましたグラントハイツの約百八十万平米に比べまして、実に二倍以上であります。この地域は、埼玉県の主要な地域と東京都に現在またがっております。 そこで、第一に伺いたい点ですが、このキャンプ朝霞の使用状況について、ごく簡単に伺いたいと思います。特に、現……
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